JPH0452499A - パッケージ型エアコンの熱交換器の洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のｊ 本発明は天井吊支型、天井埋込型もしく壁面取付型のエ
アコンを洗浄する際に適用して有用なパッケージ型エア
コンの熱交換器の洗浄方法及び洗浄装置に関するもので
ある。

玄’ＪＬＱＪｕｌ札 近時エアコンは生活必需品であり、特にパッケージ型エ
アコンは家庭用、業務用を問わず広く普及している。

これらパッケージ型エアコンの設置手段としては、エア
コン本体を室内の床面に据付ける手段の外、天井に吊支
したり、天井もしくは壁面の内部に埋込む手段が採用さ
れている。特にエアコン本体を天井に吊支するか天井も
しくは壁面の内部に埋込んだ場合には、室内の有効スペ
ースを広げる上で有利であるとともに美観を高める効果
があるため、オフィスとか店舗等で多用されている。

一方、通常これらエアコン本体の熱交換器のエア吸入口
にはフィルターが取付けられて、熱交換器自体に塵や埃
が付着しないように工夫されており、定期的に上記フィ
ルターを洗浄するようにした手段が一般に用いられてい
る。

が　　しよ“　　る しかしながら、このような従来のパッケージ型エアコン
は、長期に亘たる使用中にパッケージ内の熱交換器自体
にも空気中の塵や埃、目に見えない無数の雑菌、もしく
は油脂類が付着して、エアの空調性能が低下してしまう
上、異臭が発生することがあるという課題があった。

即ち、前記したようにエア吸入口にフィルターを取付け
ても、長期使用後にカバーを外してみると想像以上に大
量の塵埃が「わたぼこり」として熱交換器に吸引されて
いるのが通例である。

上記に対処するためには、定期的にカバーを外して人手
によって熱交換器を清掃することが要求されるが、前記
した天井吊支型、天井埋込型のエアコンでは洗浄水の処
理が困難であるため、ブラシ等による水洗は事実上実施
することができない。

更に天井及び壁面からエアコン本体もしくは熱交換器を
取り外した後、屋外で水洗する手段も実施されているが
、重量が大きいエアコン本体もしくは熱交換器を取り外
すには少なくとも数人の人手が必要であるため、余分な
費用と時間がかかってしまうという問題点を有している
６ 尚、一部のエアコンメーカーから洗浄水の受皿を備えた
洗浄機として、使用時に洗浄機の受皿をエアコン本体の
直下に設置して、熱交換器に吹き付けられた洗浄水を受
皿で受は止めて、該受皿の下部からホースに導いて排水
するようにした装置も提案されているが、受皿とエアコ
ン本体とが一定長離反しているため、洗浄水の一部が室
内に散乱してしまう惧れがあり、しかもエアコン本体の
大きさが異なる場合には、その機種に合う洗浄装置を準
備しなければならないので、実質上使用することができ
ないという現状にある。

そこで本発明はこのような従来のパッケージ型エアコン
の洗浄手段が有している課題を解消して、特に天井吊り
型、天井埋込型のエアコンであっても該エアコン本体も
しくは熱交換器を取り外すことなく、効率良く洗浄する
ことができる洗浄方法及び洗浄装置を提供することを目
的とするものである。

るだめの 本発明は上記目的を達成するために、天井吊支型もしく
は天井、壁面埋込型のエアコン用パンケージの下部に取
付けられているカバーを取り外し、透明体で成る長尺状
の洗浄用カバーの長平方向に沿う一方側端部に挿通固定
されたロープ又はゴム等で成る締付具を、上記パッケー
ジの上辺部もしくは周囲に巻き回して水密状態に緊締し
、更に洗浄用カバーの下側部を緩く縛り付けて洗浄水の
流出通路を形成して、該流出通路を排水路に連結した後
、洗浄用カバーに開口された作業穴からこの作業穴に連
設された筒状体及び該筒状体の先端部に取付けられた手
袋部に作業者の手先を挿入して、エアコンを構成する熱
交換器のフィン及びその周辺部を水洗することを特徴と
するパンケージ型エアコンの熱交換器の洗浄方法を提供
する。また、前記パッケージの上辺部もしくは周囲に巻
き回された洗浄用カバーの合わせ目若しくは下側部から
洗浄用ホースを差し込んで洗浄作業を実施するパッケー
ジ型エアコンの熱交換器の洗浄方法を提供する。

更に上記洗浄方法を実施するために、透明な軟質膜体で
成り、予め設定された所定長の幅員及び長さを保持して
長尺状に形成された洗浄用カバーと、この洗浄用カバー
の適宜位置に開口された複数個の作業穴と、該作業穴に
連設された軟質性の筒状体及びこの筒状体の先端部に一
体に取付られた手袋部と、前記洗浄用カバーの長平方向
に沿う一方側端部に挿通固定されたロープ又はゴム等で
成る締付具とを具備して成るパッケージ型エアコンの熱
交換器の洗浄装置の構成にしである。

正月 このようなパッケージ型エアコンの熱交換器の洗浄方法
及び洗浄装置によれば、先ず天井に吊支もしくは埋め込
まれたエアコン用パッケージの下部に取付けられている
カバーを取り外し、透明体で成る長尺状の洗浄用カバー
の一方側端部に挿通固定されたロープ又はゴムを、上記
パッケージの上辺部もしくは周囲に巻き回して水密状態
に緊締し、更に洗浄用カバーの下側部を緩く縛り付けて
洗浄水の流出通路を形成して、該流出通路を排水路に連
結ｌ−た後、作業者が洗浄用カバーに開口された作業穴
から筒状体及び手袋部に手先を挿入して、エアコンを構
成する熱交換器のフィン及びその周辺部を目視しながら
水洗することができる。

この時、作業時の洗浄水によって室内が汚されることが
ない上、作業者の目視によるきめ細かい洗浄作業を実施
することが可能となる。

なお、洗滌水は前記パッケージの上辺部もしくは周囲に
巻き回された洗浄用カバーの合わせ目若しくは下側部か
ら洗浄用ホースを差し込んで供給することにより、洗滌
水が外部に飛散することがなく、かつ、確実に作業を遂
行することができる。

災崖■ 以下図面を参照して本発明にかかるパッケージ型エアコ
ンの熱交換器の洗浄方法及び洗浄装置の一実施例を詳述
する。

第１図に示す１は透明な軟質膜体で成る洗浄用カバーで
あり、この洗浄用カバー１は予め設定された所定長の幅
員及び長さを保持した長尺状に形成されている。

上記洗浄用カバー１の適宜位置には作業穴３゜３．３が
開口されているとともに、該作業穴３゜３．３には第２
図に拡大して示した軟質性の筒状体５，５．５が連設さ
れており、該筒状体５，５゜５の先端部に作業者の手先
が挿入可能な手袋部５ａ、５ａ、５ａが一体に取付られ
ている。

更に洗浄用カバー１の長平方向に沿う一方側端部に、筒
状の折返し部７が形成されていて、該折返し部７の内方
にロープ又はゴム等で成る締付具９が挿通されている。

上記実施例の場合、寸法Ａ、Ｂは約７０ｃｍ。

寸法Ｃは約６０ｃｍ、寸法りは約５０ｃｍ、寸法Ｅは約
２０ｃｍ、寸法は３ｍ程度が適当である。

かかる洗浄用カバー１の使用方法を第３図に基づいて説
明する。

即ち、１３は天井に一部埋め込まれた状態に装着された
エアコン用パッケージであり、洗浄作業に先立って該パ
ッケージ１３の下部に取付けられているカバーを取り外
す。従って熱交換器のフィン１４が室内に露出された状
態になっている。

次に前記洗浄用カバー１の長平方向に沿う一方側端部に
形成された筒状の折返し部７の内方に挿通されているロ
ープ又はゴム等で成る締付具９を、上記パッケージ１３
の周囲に巻き回して水密状態に緊締する。この時、作業
穴３に連設された筒状体５，５．５が洗浄用カバー１の
内方にあるように設定する。次にパッケージ１３の上辺
部もしくは周囲に巻き回された洗浄用カバー１の合わせ
目若しくは下側部から洗浄用ホース（図示時）を差し込
んでおく。なお、この洗滌用ホースは、洗浄用カバー１
の適当な位置にホース挿入口を開口し、このホース挿入
口の周囲を水密状態に封止した構成としても良い。尚、
天井吊支型のエアコンの場合には、上記締付具９をパッ
ケージの上方まで移動して、該パッケージの上辺部が密
閉状態になるように締付具９を縛り付ければ良い。

更に洗浄用カバー１の下側部を、適宜な紐１７を利用し
て緩く縛り付けて洗浄水の流出通路１９を形成し、該流
出通路１９を床面に載置したガイド部材２１内に導入し
て排水路２３に連結する。

このようにしてパッケージ１３の下部に洗浄用カバー１
を取付けた後、作業者が適当な足場に立ち、任意の作業
穴３，３から筒状体５，５内に両手を差し込んで該筒状
体５．５の先端部に取付けられた手袋部５ａ、５ａに作
業者の手先を挿入する。そして洗浄用ホースを握持して
図外の水源から洗浄用ホースに供給される洗浄水を熱交
換器のフィン１４及びその周辺部に吹き付けて、目視に
よってフィン１４及び周辺部に付着した塵や埃を洗い落
す。この時にブラシ等を併用すれば効率的に洗浄するこ
とができる。

尚、洗浄水としては単に水道水でも良いが、別途に用意
した中性タイプの洗浄液を利用して、図外のポンプの駆
動力によって該洗浄液を吹き付ければ洗浄効果を高める
ことができる。

上記実施例では、洗浄用カバー１の合わせ目若しくは下
側部から洗浄用ホースを差し込んで洗浄作業を実施して
いるが、単にバケツとブラシのみを利用して洗浄作業を
実施することも可能である。

上記の作業時において、吹き付けられた洗浄水は洗浄用
カバー１の下側部に集中して、流出通路１９から排水路
２３を介して外部に排水される。

このようにして洗浄水による洗浄が終了した後、締付具
９を緩めて洗浄用カバー１をパッケージ１３から取外し
、この洗浄用カバー１をガイド部材２１とともに室外に
搬出した後、パッケージ１３の下部にカバーを取付ける
ことにより、洗浄作業が終了する。

以上の説明で明らかなように、本実施例では洗浄時にパ
ッケージ型エアコンのカバーのみ取り外せば良く、エア
コン本体を取り外す必要がない。

しかも作業時の洗浄水によって室内が汚される心配がな
い上、作業者の目視によるきめ細かい洗浄作業を実施す
ることが可能になるという特徴を有している。

尚、上記実施例では天井埋込型もしくは天井吊支型のパ
ッケージ型エアコンに適用した例を開示したが、壁面埋
込型のエアコンに対しても適用することが可能である。

茅里二玄米 以上詳細に説明した如く、本発明にかかるパンケージ型
エアコンの熱交換器の洗浄方法及び洗浄装置によれば、
以下に記す作用効果がもたらされる。

即ち、天井に吊支もしくは埋め込まれたエアコン用パッ
ケージの下部に取付けられているカバーのみを取り外し
た後、本発明にかかる洗浄用カバーを用いて洗浄作業を
実施することができるので、天井及び壁面から重量が大
きいエアコン本体もしくは熱交換器を取り外す必要がな
く、最小の作業員のみで洗浄作業を実施することができ
る。従って余分な費用と時間が節約されるという効果が
得られる。

また、透明体で成る長尺状の洗浄用カバーの一方側端部
に挿通固定されたロープ又はゴムをパッケージの上辺部
もしくは周囲に巻き回して水密状態に緊締し、更に洗浄
用カバーの下側部を緩く縛り付けて洗浄水の流出通路を
形成しであるので、作業時の洗浄水によって室内が汚さ
れることがない上、作業者自身も濡れることがなくなり
、かつ、洗浄用カバーが透明の膜体で構成されているの
で、目視によるきめ細かい洗浄作業を実施することがで
きる。

しかもエアコン本体の大きさが異なる場合にあっても本
洗浄用カバーが適用可能であって、機種に合う洗浄装置
を別途に準備する必要がなく、汎用性が向上するという
利点が発揮される。

更に洗浄用カバーの合わせ目若しくは下側部から洗浄用
ホースを挿入することにより、洗滌水が外部に飛散する
ことなく、かつ、より確実に作業を遂行することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるパッケージ型エアコンの熱交換
器の洗浄方法を実施する際に用いる洗浄用カバーの要部
を示す平面図、第２図は同要部拡大図、第３図は本発明
の使用時の状態を示す下方からの斜視図である。 １・・・洗浄用カバー ５・・・筒状体 ３・・・作業穴 ５ａ・・・手袋部 特 ・・・折返し部 ３・・・パッケージ ７・・・紐 １・・・ガイド部材 許 出 願 人 ・・・締付具 ・・・フィン ９・・・流出通路 ３・・・排水路 増 田 第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）天井吊支型もしくは天井、壁面埋込型のエアコン
   用パッケージの下部に取付けられているカバーを取り外
   し、透明体で成る長尺状の洗浄用カバーの長手方向に沿
   う一方側端部に挿通固定されたロープ又はゴム等で成る
   締付具を、上記パッケージの上辺部もしくは周囲に巻き
   回して水密状態に緊締し、更に洗浄用カバーの下側部を
   緩く縛り付けて洗浄水の流出通路を形成して、該流出通
   路を排水路に連結した後、洗浄用カバーに開口された作
   業穴からこの作業穴に連設された筒状体及び該筒状体の
   先端部に取付けられた手袋部に作業者の手先を挿入して
   、エアコンを構成する熱交換器のフィン及びその周辺部
   を水洗することを特徴とするパッケージ型エアコンの熱
   交換器の洗浄方法。
2. （２）前記パッケージの上辺部もしくは周囲に巻き回さ
   れた洗浄用カバーの合わせ目若しくは下側部から洗浄用
   ホースを差し込んで洗浄作業を実施することを特徴とす
   る請求項１記載のパッケージ型エアコンの熱交換器の洗
   浄方法。
3. （３）透明な軟質膜体で成り、予め設定された所定長の
   幅員及び長さを保持して長尺状に形成された洗浄用カバ
   ーと、この洗浄用カバーの適宜位置に開口された複数個
   の作業穴と、該作業穴に連設された軟質性の筒状体及び
   この筒状体の先端部に一体に取付られた手袋部と、前記
   洗浄用カバーの長手方向に沿う一方側端部に挿通固定さ
   れたロープ又はゴム等で成る締付具とを具備して成るこ
   とを特徴とするパッケージ型エアコンの熱交換器の洗浄
   装置。