JPH0452472Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452472Y2 JPH0452472Y2 JP1984161719U JP16171984U JPH0452472Y2 JP H0452472 Y2 JPH0452472 Y2 JP H0452472Y2 JP 1984161719 U JP1984161719 U JP 1984161719U JP 16171984 U JP16171984 U JP 16171984U JP H0452472 Y2 JPH0452472 Y2 JP H0452472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder member
- hole
- discharge gas
- gas passage
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000011038 discontinuous diafiltration by volume reduction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は密閉ローリングピストン型ロータリ圧
縮機に関する。
縮機に関する。
例えば、従来の電動型密閉ロータリ圧縮機は第
３図部分縦断側面図に示すように、シリンダー部
材６の下面に下ベアリング４を介して吐出マフラ
ー２が取りつけられており、圧縮され吐出された
ガスは、吐出マフラー２から第４図斜視図に示す
ように、シリンダー部材６と上ベアリング５に貫
設された吐出ガス通路孔３を通つてハウジング１
内の空洞部に放出されるようになつている。
３図部分縦断側面図に示すように、シリンダー部
材６の下面に下ベアリング４を介して吐出マフラ
ー２が取りつけられており、圧縮され吐出された
ガスは、吐出マフラー２から第４図斜視図に示す
ように、シリンダー部材６と上ベアリング５に貫
設された吐出ガス通路孔３を通つてハウジング１
内の空洞部に放出されるようになつている。
しかしながら、この構造ではマフラーは１段の
マフラーとなつているので、吐出脈動の減音に限
界があり、脈動加振による騒音が発生する。
マフラーとなつているので、吐出脈動の減音に限
界があり、脈動加振による騒音が発生する。
騒音の発生を少なくするためには、大マフラー
を付設すればよいのであるが、小型軽量化の重要
な回転式圧縮機においては、スペース上の制約に
より、低損失かつ高減衰のマフラーの付設が困難
な事情にある。
を付設すればよいのであるが、小型軽量化の重要
な回転式圧縮機においては、スペース上の制約に
より、低損失かつ高減衰のマフラーの付設が困難
な事情にある。
なお、実公昭52−4967号に示されているよう
に、シリンダー部材に穿設された吐出ガス通路孔
に断面拡大部及び縮少部を設けて吐出ガスの脈動
を低減するようにした構造も知られているが、こ
のような構造は騒音低減はできるものゝ、圧力損
失が大きくなるために本命の圧縮機としての効率
が低下してしまう。
に、シリンダー部材に穿設された吐出ガス通路孔
に断面拡大部及び縮少部を設けて吐出ガスの脈動
を低減するようにした構造も知られているが、こ
のような構造は騒音低減はできるものゝ、圧力損
失が大きくなるために本命の圧縮機としての効率
が低下してしまう。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、ハウジング内に吐出されるガスの脈動を圧
力損失を生ずることなく低減して騒音の発生を減
少し静粛な密閉ローリングピストン型ロータリ圧
縮機を提供することを目的とする。
ので、ハウジング内に吐出されるガスの脈動を圧
力損失を生ずることなく低減して騒音の発生を減
少し静粛な密閉ローリングピストン型ロータリ圧
縮機を提供することを目的とする。
そのために本考案は、密閉ハウジング内にロー
リングピストン型圧縮機構を設け、同圧縮機構で
圧縮されたガスをそのシリンダー部材の両端を密
閉する１対のベアリング部材の一方に設けた吐出
マフラー内に吐出した後、同ベアリング部材、シ
リンダー部材及び前記他方のベアリング部材を貫
通して設けられた吐出ガス通路孔を通して前記密
閉ハウジング内に放出するようにした密閉ローリ
ングピストン型圧縮機において、前記シリンダー
部材に貫通穿設された前記吐出ガス通路孔に並設
して同シリンダー部材にその両端面に貫通する貫
通孔を設け、同貫通孔の上下端をシリンダー部材
の上下面に刻設された溝で前記吐出ガス通路孔の
上下端にそれぞれ連通するとともにその両端を前
記１対のベアリング部材で閉塞して共鳴型マフラ
ーを形成したことを特徴とする。
リングピストン型圧縮機構を設け、同圧縮機構で
圧縮されたガスをそのシリンダー部材の両端を密
閉する１対のベアリング部材の一方に設けた吐出
マフラー内に吐出した後、同ベアリング部材、シ
リンダー部材及び前記他方のベアリング部材を貫
通して設けられた吐出ガス通路孔を通して前記密
閉ハウジング内に放出するようにした密閉ローリ
ングピストン型圧縮機において、前記シリンダー
部材に貫通穿設された前記吐出ガス通路孔に並設
して同シリンダー部材にその両端面に貫通する貫
通孔を設け、同貫通孔の上下端をシリンダー部材
の上下面に刻設された溝で前記吐出ガス通路孔の
上下端にそれぞれ連通するとともにその両端を前
記１対のベアリング部材で閉塞して共鳴型マフラ
ーを形成したことを特徴とする。
このような構成により、吐出ガスが共鳴孔と共
鳴することでハウジング内に吐出されるガスの脈
動を圧力損失を生ずることなく低減して騒音の発
生を減少する静粛な高効率の密閉ローリングピス
トン型ロータリ圧縮機を得ることができる。
鳴することでハウジング内に吐出されるガスの脈
動を圧力損失を生ずることなく低減して騒音の発
生を減少する静粛な高効率の密閉ローリングピス
トン型ロータリ圧縮機を得ることができる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第１図はそのシリンダー部材を示す斜視図、第２
図は第１図の変形例を示す同じく斜視図である。
第１図はそのシリンダー部材を示す斜視図、第２
図は第１図の変形例を示す同じく斜視図である。
まず、第１図において、６ａは本考案に係るシ
リンダーで、その吐出ガス通路孔３の横にこれに
平行する透孔８が穿設され、透孔８の上下端はそ
れぞれシリンダー部材６ａの上下面に刻設された
比較的浅い連通溝９で吐出ガス通路孔３の上下端
にそれぞれ連通している。
リンダーで、その吐出ガス通路孔３の横にこれに
平行する透孔８が穿設され、透孔８の上下端はそ
れぞれシリンダー部材６ａの上下面に刻設された
比較的浅い連通溝９で吐出ガス通路孔３の上下端
にそれぞれ連通している。
このような構造において、シリンダー部材６ａ
に下ベアリング４及び上ベアリング５を組みつけ
ると、透孔８の両端開口はそれぞれ下ベアリング
４及び上ベアリング５により閉塞され、透孔８自
体の容積と連通溝９とで共鳴型マフラーが構成さ
れる。
に下ベアリング４及び上ベアリング５を組みつけ
ると、透孔８の両端開口はそれぞれ下ベアリング
４及び上ベアリング５により閉塞され、透孔８自
体の容積と連通溝９とで共鳴型マフラーが構成さ
れる。
この共鳴型マフラーはその共鳴周波数を吐出脈
動の周波数成分の多い周波数に合わせることによ
り、ハウジング１内に放出される脈動成分を減少
させる。
動の周波数成分の多い周波数に合わせることによ
り、ハウジング１内に放出される脈動成分を減少
させる。
こゝで、減音量は次式で表される。
減音量＝20log―１−（2π／Ｃ）2Vl／Ｓ2―
たヾし：
Ｃ：音速
Ｖ：透孔８の容積
ｌ：連通溝９の長さ
Ｓ：連通溝９の断面積
：周波数
このような構造によれば、吐出脈動を低減する
ことにより、圧縮機より放射する騒音が低下す
る。
ことにより、圧縮機より放射する騒音が低下す
る。
次に、第２図において、吐出ガス通路孔３の両
側に透孔８，８′を穿設し、その上下端をそれぞ
れ連通溝９，９′により吐出ガス通路孔３の上下
端に連通することもできる。
側に透孔８，８′を穿設し、その上下端をそれぞ
れ連通溝９，９′により吐出ガス通路孔３の上下
端に連通することもできる。
このような構造においても、第１図の構造と実
質的に同一の作用効果を奏することができる。
質的に同一の作用効果を奏することができる。
要するに本考案によれば、
（） 透孔、吐出ガス通路孔の開口端同同士シ
リンダー部材の上下面でそれぞれ浅い連通溝で
互いに連通し、連通溝は透孔とともに鋳抜きに
より形成できるので、製作が非常に容易であ
る。
リンダー部材の上下面でそれぞれ浅い連通溝で
互いに連通し、連通溝は透孔とともに鋳抜きに
より形成できるので、製作が非常に容易であ
る。
（） 透孔の孔径を適宜選定することにより高
周波のみならず、低周波の範囲にわたつても、
所望の周波数の消音効果を奏し、その際の共振
周波数は＝〔ｃ／（2π）〕√（1）とな
る。
周波のみならず、低周波の範囲にわたつても、
所望の周波数の消音効果を奏し、その際の共振
周波数は＝〔ｃ／（2π）〕√（1）とな
る。
（） 本考案による消音作用は拡張室型による
ものではなく、共鳴室型によるものであるの
で、シリンダー部材からハウジング内に吐出す
るガスの脈動の圧力損失を生ずることなく、騒
音及び振動の発生を防止することができる。
ものではなく、共鳴室型によるものであるの
で、シリンダー部材からハウジング内に吐出す
るガスの脈動の圧力損失を生ずることなく、騒
音及び振動の発生を防止することができる。
したがつて、本考案は産業上極めて有益なもの
である。
である。
第１図は本考案の一実施例のシリンダー部材を
示す斜視図、第２図は第１図の変形例を示す同じ
く斜視図、第３図は公知の電動型密閉ロータリ圧
縮機を示す部分縦断側面図、第４図は第３図のシ
リンダー部材を示す斜視図である。 １……ハウジング、２……吐出マフラー、３…
…吐出ガス通路孔、４……下ベアリング、５……
上ベアリング、６ａ，６a′……シリンダー部材、
８，８′……透孔、９，９′……連通溝。
示す斜視図、第２図は第１図の変形例を示す同じ
く斜視図、第３図は公知の電動型密閉ロータリ圧
縮機を示す部分縦断側面図、第４図は第３図のシ
リンダー部材を示す斜視図である。 １……ハウジング、２……吐出マフラー、３…
…吐出ガス通路孔、４……下ベアリング、５……
上ベアリング、６ａ，６a′……シリンダー部材、
８，８′……透孔、９，９′……連通溝。
Claims (1)
- 密閉ハウジング内にローリングピストン型圧縮
機構を設け、同圧縮機構で圧縮されたガスをその
シリンダー部材の両端を密閉する１対のベアリン
グ部材の一方に設けた吐出マフラー内に吐出した
後、同ベアリング部材、シリンダー部材及び前記
他方のベアリング部材を貫通して設けられた吐出
ガス通路孔を通して前記密閉ハウジング内に放出
するようにした密閉ローリングピストン型圧縮機
において、前記シリンダー部材に貫通穿設された
前記吐出ガス通路孔に並設して同シリンダー部材
にその両端面に貫通する貫通孔を設け、同貫通孔
の上下端をシリンダー部材の上下面に刻設された
溝で前記吐出ガス通路孔の上下端にそれぞれ連通
するとともにその両端を前記１対のベアリング部
材で閉塞して共鳴型マフラーを形成したことを特
徴とする密閉ローリングピストン型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984161719U JPH0452472Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984161719U JPH0452472Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6176179U JPS6176179U (ja) | 1986-05-22 |
| JPH0452472Y2 true JPH0452472Y2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=30719617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984161719U Expired JPH0452472Y2 (ja) | 1984-10-25 | 1984-10-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0452472Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS524967U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-13 |
-
1984
- 1984-10-25 JP JP1984161719U patent/JPH0452472Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS524967U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6176179U (ja) | 1986-05-22 |
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