JPH045244B2 - - Google Patents

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JPH045244B2
JPH045244B2 JP57153254A JP15325482A JPH045244B2 JP H045244 B2 JPH045244 B2 JP H045244B2 JP 57153254 A JP57153254 A JP 57153254A JP 15325482 A JP15325482 A JP 15325482A JP H045244 B2 JPH045244 B2 JP H045244B2
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flow
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temperature
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JP57153254A
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は超電導装置における電流リードに関
するものである。
従来この種の装置として、第1図に示すものが
あつた。図において、1は超電導コイル、2は超
電導コイル1をフランジ3に吊るサポート、4は
クライオスタツト、5は電流リード、6はブスバ
ー、7は励磁電源、8は超電導コイル1と電流リ
ード5を接続するつなぎ、9は冷媒(通常液体ヘ
リウム)、11は電流の向きを示す矢印である。
電流リード5は、常温に設置された電源から、極
低温部に設置された超電導コイル1に電流を流し
込む為の装置である。電流リード5の原理を示し
たものが第2図である。図中、10は電流通流導
体、12は冷媒流を示す矢印である。電流通流導
体10には、図中に矢印11で示した電流による
オーム損失が発生する。この損失は冷媒流12に
より電流リード5から外部に持ち出される。即
ち、電流通流導体10は冷媒流12により冷却さ
れる。従つて、この様な電流リードでは、電流通
流導体10の断面積を比較的小さくできる。その
結果、電流通流導体10を通つて常温から極低温
部に流入する伝導熱を小さくでき、超電導コイル
1の冷媒9の消費量が少なくなる。なお、一般に
は、電流通流導体10と冷媒流12との熱伝達を
良くする為に、電流通流導体10をフイン構造に
する場合が多い。
ところで、第1図に示した様に、超電導コイル
1を励磁する為には、普通2本の電流リード5が
必要である。場合によつては、3本以上必要な時
もある。ここでは、2本の場合について説明す
る。2本の電流リード5に流れる電流は絶対値が
同じで、方向が逆である。従つて、電流通流導体
10に発生するオーム損失は、2本の電流リード
5において等しい。その為、冷媒流12の流量も
等しくする必要がある。冷媒流12の流量はクラ
イオスタツト4内の圧力と外部の圧力の差及び流
路の抵抗によつて決まる。今、電流リード5内の
流路の抵抗について考えてみる。冷媒は、電流リ
ード5の低温端(つなぎ8の側)から流入し、電
流通流導体10中のオーム発熱を吸収して、それ
自身温度上昇し、外部に出て行く。冷媒流12は
通常ガス流であるから、温度上昇と共にガスの体
積が膨張する。たとえば、電流リード5の低温端
における冷媒の温度を10K、電流リード5の出口
における冷媒の温度を250Kとすると、冷媒ガス
の体積膨張は25倍である。これは、同一質量の冷
媒を流す為には、流速を25倍にする必要があるこ
とを意味する。流路の圧力損失は流速のほぼ2乗
に比例して増加するから、電流リードの温度が高
くなる程、ある一定の圧力差で電流リード中を流
し得る冷媒の質量が減る。その結果、電流通流導
体10の冷却が悪くなり、温度が更に上昇する。
この悪循環により、電流リード5が焼損すること
になる。この様に、電流リード5は不安定な平衡
点で使用されている。一方、温度上昇しない電流
リードには、温度上昇した電流リードに流す筈の
冷媒も流れ込み、温度上昇しなかつた電流リード
は益々良く冷却され、益々冷媒が流れ易くなる。
以上の様に、2本の電流リードの一方が極度に加
熱され、他方が極度に冷却されるというアンバラ
ンスが生じる。このアンバランスは、自然に消滅
することはない。
この発明は、上記のような従来の欠点を除去す
るためになされたもので、複数個の電流流通導体
のそれぞれが内周壁を構成するとともに絶縁材料
を介して互いに電気的の絶縁されるように、複数
個の電流流通導体からなる中空体構造をとり、中
空体構造の中空部を冷媒の流路としているので、
従来の欠点を除去できる電流リードを提供するこ
とを目的としている。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第3図はこの発明の一実施例を示し、同図に
おいて、第1図、第2図と同符号は同一の機能を
もつものを示し、13は絶縁物である。第4図は
第3図を断面図で表示したものである。同図に示
した様に、絶縁物13を介して2個の電流流通導
体10を対向配置し、2本の電流リードが一体化
された中空体構造を形成している。電流流通導体
10のそれぞれは、中空体構造の内周壁を構成
し、中空部を流れる冷媒流12により同時に冷却
されるようになつている。本電流リードの動作を
説明する。電流通流導体10の冷却回路は1回路
であるから、電流通流導体10の温度が上昇し、
冷媒ガスが流れにくくなつた場合、クライオスタ
ツト内に冷媒ガスが溜ることになる。その結果、
クライオスタツト内の圧力が上昇し、クライオス
タツト内部と外部の間の圧力差が増加する。この
圧力差の増加は、電流リード中を流れる冷媒ガス
流を増加させ、電流通流導体10の冷却を良く
し、電流通流導体10の温度を下げる。かくし
て、本発明の電流リードは安定な平衡点で運転で
きる。なお、第3図、第4図には、パイプ状の電
流通流導体10を示しているが、フイン構造にす
れば、電流通流導体10と冷媒流12間の熱伝達
が向上するので好ましい。
以上のように、この発明によれば、複数個の電
流流通導体のそれぞれが内周壁を構成するととも
に絶縁材料を介して互いに電気的の絶縁されるよ
うに、複数個の電流流通導体からなる中空体構造
をとり、中空体構造の中空部を冷媒の流路として
いるので、構造がコンパクトとなるとともに、安
定に動作する電流リードが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電流リードを用いた超電導装置
を示す原理図、第2図は従来の電流リードの断面
図、第3図はこの発明の一実施例を示す斜視図、
第4図は第3図の縦断面図である。 10…電流通流導体、12…冷媒流。なお、図
中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の電流流通導体からなり、前記電流流
    通導体のそれぞれが、内周壁を構成するとともに
    絶縁材料を介して互いに電気的に絶縁されてなる
    中空体構造をとり、前記中空体構造の中空部を前
    記電流流通導体を冷却する冷媒の流路としたこと
    を特徴とする電流リード。
JP57153254A 1982-08-31 1982-08-31 電流リ−ド Granted JPS5942707A (ja)

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JP57153254A JPS5942707A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 電流リ−ド

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JP57153254A JPS5942707A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 電流リ−ド

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JPS5942707A JPS5942707A (ja) 1984-03-09
JPH045244B2 true JPH045244B2 (ja) 1992-01-30

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ID=15558432

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242209U (ja) * 1985-09-02 1987-03-13
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JPS5942707A (ja) 1984-03-09

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