JPH0452373A - パイプのケレン矯正装置 - Google Patents
パイプのケレン矯正装置Info
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- JPH0452373A JPH0452373A JP16231690A JP16231690A JPH0452373A JP H0452373 A JPH0452373 A JP H0452373A JP 16231690 A JP16231690 A JP 16231690A JP 16231690 A JP16231690 A JP 16231690A JP H0452373 A JPH0452373 A JP H0452373A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば建築用足場枠に用いる単管パイプを
直線状態にすると共に、外周面に付着したコンクリート
を除去するパイプのケレン矯正装置に関する。
直線状態にすると共に、外周面に付着したコンクリート
を除去するパイプのケレン矯正装置に関する。
建築用足場枠の組立てに用いられる単管パイプは、使用
時その取扱いが乱暴に行なわれるため、曲りの発生がは
なはだしく、次回使用のためには直線状態に修正しなけ
ればならない。
時その取扱いが乱暴に行なわれるため、曲りの発生がは
なはだしく、次回使用のためには直線状態に修正しなけ
ればならない。
また、単管パイプはその外面にコンクリートの付着が生
しるため、再使用時にはコンクリートを除去しなければ
ならない。
しるため、再使用時にはコンクリートを除去しなければ
ならない。
(発明が解決しようとする課題〕
従来、単管パイプを直線状にする矯正作業と、外周面に
付着したコンクリートを除去するケレン作業は、個々に
独立して行なっていたため、作業能率が悪く、単管パイ
プを再使用するために多くの経費を必要とした。
付着したコンクリートを除去するケレン作業は、個々に
独立して行なっていたため、作業能率が悪く、単管パイ
プを再使用するために多くの経費を必要とした。
そこで、この発明の課題は、単管パイプに対する矯正と
ケレンが連続して自動的に行なえ、単管パイプの再使用
に要する経費の大幅な削減を図ることができるパイプの
ケレン矯正装置を提供することにある。
ケレンが連続して自動的に行なえ、単管パイプの再使用
に要する経費の大幅な削減を図ることができるパイプの
ケレン矯正装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、パイプ
を軸方向に移動させる水平の移動ラインに沿って、パイ
プを上下の溝形ローラで挟んで軸方向に送る複数のピン
チローラを並べて配置し、前記移動ライン上に、ピンチ
ローラ間に位置するパイプの矯正機と、移動するパイプ
の外周面に付着した付着物を除去するケレン機とを配置
した構成を採用したものである。
を軸方向に移動させる水平の移動ラインに沿って、パイ
プを上下の溝形ローラで挟んで軸方向に送る複数のピン
チローラを並べて配置し、前記移動ライン上に、ピンチ
ローラ間に位置するパイプの矯正機と、移動するパイプ
の外周面に付着した付着物を除去するケレン機とを配置
した構成を採用したものである。
パイプを移動ラインに受取側から供給すると、移動ライ
ンに沿って配置した各ピンチローラスタンドの上下溝形
ローラで順次挟持されながら軸方向に送られ、パイプは
、ピンチローラスタンド間に配置した矯正機内を通過す
るとき、前後のピンチローラスタンドを支持点として径
方向への曲げが与えられ、曲りの矯正が行なわれる。
ンに沿って配置した各ピンチローラスタンドの上下溝形
ローラで順次挟持されながら軸方向に送られ、パイプは
、ピンチローラスタンド間に配置した矯正機内を通過す
るとき、前後のピンチローラスタンドを支持点として径
方向への曲げが与えられ、曲りの矯正が行なわれる。
また、パイプは、ケレン機内を通過することにより、外
周面に付着しているコンクリート等が除去されることに
なる。
周面に付着しているコンクリート等が除去されることに
なる。
以下、この発明の実施例を添付図に基づいて説明する。
第1図はケレン矯正装置の全体構造を示す正面図、第2
図は同上の平面図であり、同図において、ケレン矯正装
置は、横長のベース台11上にパイプAを軸方向に移動
させる水平の移動ラインBを設定し、ベース台11上に
、移動ラインBの受取側から送り出し側へ順に、第1の
ピンチローラスタンド1と第2のピンチローラスタンド
2、第3のピンチローラスタンド3及び第4のピンチロ
ーラスタンド4を適当な間隔で順次差べて配置し、第2
のピンチローラスタンド2と第3のピンチローラスタン
ド3の間に矯正815を設け、第3のピンチローラスタ
ンド3と第4のピンチローラスタンド4の間にケレン機
6を設けると共に、第4のピンチローラスタンド4のパ
イプ移動方向前方に、パイプ送り出し機構7を配置して
構成されている。
図は同上の平面図であり、同図において、ケレン矯正装
置は、横長のベース台11上にパイプAを軸方向に移動
させる水平の移動ラインBを設定し、ベース台11上に
、移動ラインBの受取側から送り出し側へ順に、第1の
ピンチローラスタンド1と第2のピンチローラスタンド
2、第3のピンチローラスタンド3及び第4のピンチロ
ーラスタンド4を適当な間隔で順次差べて配置し、第2
のピンチローラスタンド2と第3のピンチローラスタン
ド3の間に矯正815を設け、第3のピンチローラスタ
ンド3と第4のピンチローラスタンド4の間にケレン機
6を設けると共に、第4のピンチローラスタンド4のパ
イプ移動方向前方に、パイプ送り出し機構7を配置して
構成されている。
第1乃至第4の各ピンチローラスタンド1.2.3.4
は基本的に等しく、第14図と第15図に具体的な構造
を示している。
は基本的に等しく、第14図と第15図に具体的な構造
を示している。
同図において、ベース台11上に、一対の支持壁12.
12を対向状に固定し、支持壁12.12間の上下に溝
形ローラ13.14を配置し、上位溝形ローラ13にば
ね15.15で下鋒位置への復帰弾性を付勢し、上下の
溝形ローラ13.14でパイプAを挾持して軸方向に送
り出すようになっている。
12を対向状に固定し、支持壁12.12間の上下に溝
形ローラ13.14を配置し、上位溝形ローラ13にば
ね15.15で下鋒位置への復帰弾性を付勢し、上下の
溝形ローラ13.14でパイプAを挾持して軸方向に送
り出すようになっている。
下位の溝形ローラ14は支持壁12.12に軸受16を
介して取付けた軸17に固定され、軸17の端部に取付
けたスプロケット18に介して駆動源により定位置での
回転が付与される。
介して取付けた軸17に固定され、軸17の端部に取付
けたスプロケット18に介して駆動源により定位置での
回転が付与される。
上位の溝形ローラ13は、支持壁12.12に設けた上
下方向の長孔19.19を貫通する軸20に回動自在と
なるよう取付けられている。
下方向の長孔19.19を貫通する軸20に回動自在と
なるよう取付けられている。
軸20は、両支持壁12.12間に位置して枢軸21を
中心に上下揺動自在となるアーム22によって支持され
ていると共に、両支持壁12.12の外側に配置した縦
軸23.23に軸20の両端部が上下動自在となるよう
遊嵌し、縦軸23.23に位置調整が可能となるよう固
定したストッパー24.24に軸20が当接する状態で
上位溝形ローラ13の下鋒限位置が設定され、縦軸23
.23に外嵌するばね15.15で上位溝形ローラ13
は下陣弾性が付勢されている。
中心に上下揺動自在となるアーム22によって支持され
ていると共に、両支持壁12.12の外側に配置した縦
軸23.23に軸20の両端部が上下動自在となるよう
遊嵌し、縦軸23.23に位置調整が可能となるよう固
定したストッパー24.24に軸20が当接する状態で
上位溝形ローラ13の下鋒限位置が設定され、縦軸23
.23に外嵌するばね15.15で上位溝形ローラ13
は下陣弾性が付勢されている。
上下の溝形ローラ13.13は、一方の端面に固定した
歯車25.26が互に噛合し、下位溝形ローラ14の回
転が上位溝形ローラ13に伝達され、上下のローラ13
.14でパイプAを移動ラインBに沿って軸方向に強制
送りするようになっている。
歯車25.26が互に噛合し、下位溝形ローラ14の回
転が上位溝形ローラ13に伝達され、上下のローラ13
.14でパイプAを移動ラインBに沿って軸方向に強制
送りするようになっている。
上下の溝形ローラ13.14は周面にパイプAが嵌合す
る略半円形や7字状の溝27.28が設けられ、溝27
.28の両側外周面は端部に向けて大径となる傾斜面に
形成されている。
る略半円形や7字状の溝27.28が設けられ、溝27
.28の両側外周面は端部に向けて大径となる傾斜面に
形成されている。
足場用の単管パイプは、図示省略したが、端部外周面の
両側にジヨイントとの結合用ピンの頭部が突出した構造
になっており、従って頭部が上下に位置した状態で上下
の溝形ローラ13と14間を通過するのは、上位溝形ロ
ーラ13の上方への逃げによって許容し、また頭部が横
向きの状態で通過するときは、上下溝形ローラ13.1
4の両側傾斜面間によって形成された空間を頭部が通過
することになる。
両側にジヨイントとの結合用ピンの頭部が突出した構造
になっており、従って頭部が上下に位置した状態で上下
の溝形ローラ13と14間を通過するのは、上位溝形ロ
ーラ13の上方への逃げによって許容し、また頭部が横
向きの状態で通過するときは、上下溝形ローラ13.1
4の両側傾斜面間によって形成された空間を頭部が通過
することになる。
前記第1乃至第4の各ピンチローラスタンド1.2.3
.4は第1図に示したように、下位溝形ローラ14がエ
ンドレスチェン29を介して一台のモータ30で駆動さ
れるようになっている。
.4は第1図に示したように、下位溝形ローラ14がエ
ンドレスチェン29を介して一台のモータ30で駆動さ
れるようになっている。
矯正機5を挟んで前後に位置する第2と第3のピンチロ
ーラスタンド2.3は、矯正機5によって曲げが与えら
れるパイプAの反力支持用となり、パイプAの上方への
曲げ時における反力はばね15.15によって支持する
ことになる。
ーラスタンド2.3は、矯正機5によって曲げが与えら
れるパイプAの反力支持用となり、パイプAの上方への
曲げ時における反力はばね15.15によって支持する
ことになる。
第2のピンチローラスタンド2には、矯正機5に向けて
突出する筒状ブラケット31を設け、このブラケット3
1内に固定したスリーブ32でパイプを支持することに
より、パイプの先端が矯正機5へ円滑に進入するよう誘
導している。
突出する筒状ブラケット31を設け、このブラケット3
1内に固定したスリーブ32でパイプを支持することに
より、パイプの先端が矯正機5へ円滑に進入するよう誘
導している。
また、第1と第2のピンチローラスタンド1と2間には
パイプを誘導するガイドローラ33を配置した例を示し
、このローラ33にケレン機能を付与してもよい。
パイプを誘導するガイドローラ33を配置した例を示し
、このローラ33にケレン機能を付与してもよい。
第3回乃至第7図は、矯正v15の具体的な構造を示し
ており、ベース台11上に載置した後部フレーム41と
前部フレーム42を複数のボルト43で前後に対向する
ように一体に結合し、前後のフレーム41と42はベー
ス台11上にボルト44で上下に可動となるよう取付け
、ばね45で下降位置に押圧保持されている。
ており、ベース台11上に載置した後部フレーム41と
前部フレーム42を複数のボルト43で前後に対向する
ように一体に結合し、前後のフレーム41と42はベー
ス台11上にボルト44で上下に可動となるよう取付け
、ばね45で下降位置に押圧保持されている。
前部のフレーム42に固定した保持筒体46内に、軸受
47を介して内筒48が移動ラインBと同軸心状の配置
で回転するように支持され、前後のフレーム41と42
間に臨む内筒48の後端外周に円形板49が固定され、
この円形板49に外側回転体50がボルトで固定されて
いる。
47を介して内筒48が移動ラインBと同軸心状の配置
で回転するように支持され、前後のフレーム41と42
間に臨む内筒48の後端外周に円形板49が固定され、
この円形板49に外側回転体50がボルトで固定されて
いる。
外側回転体50は、前後のフレーム41と42間に位置
し、軸心Oが移動ラインBと同軸心状となるよう外周面
に設けた■溝51を利用し、ベース台11に設置した正
逆可能なモータ52とベルト53を介して連動し、移動
ラインBを中心とする強制回転が付与される。
し、軸心Oが移動ラインBと同軸心状となるよう外周面
に設けた■溝51を利用し、ベース台11に設置した正
逆可能なモータ52とベルト53を介して連動し、移動
ラインBを中心とする強制回転が付与される。
外側回転体50に移動ラインBの軸心に対して偏心する
円形の偏心孔54が設けられ、この偏心孔54内に円形
の内側回転体55がボール59を介してフリー回動する
よう組込まれ、内側回転体55には偏心孔54の軸心0
1に対して偏心する円形の偏心孔56が設けられ、この
偏心孔56内にベアリング57を介して円筒状の接触部
材58がフリー回動し得るように組込まれている。
円形の偏心孔54が設けられ、この偏心孔54内に円形
の内側回転体55がボール59を介してフリー回動する
よう組込まれ、内側回転体55には偏心孔54の軸心0
1に対して偏心する円形の偏心孔56が設けられ、この
偏心孔56内にベアリング57を介して円筒状の接触部
材58がフリー回動し得るように組込まれている。
上記接触部材58の内径はパイプAの最大径よりも少し
大径に形成され、その軸心0□が移動ラインBに平行す
る水平になるよう配置されている。
大径に形成され、その軸心0□が移動ラインBに平行す
る水平になるよう配置されている。
従って、接触部材58は、外側回転体50の偏心孔54
と内側回転体55の偏心孔56で二段偏心的に支持され
、移動ラインBに対する接触部材58の偏心量が内外回
転体50.55の回転方向への相対的な位置の変化によ
って調整できるようになっている。
と内側回転体55の偏心孔56で二段偏心的に支持され
、移動ラインBに対する接触部材58の偏心量が内外回
転体50.55の回転方向への相対的な位置の変化によ
って調整できるようになっている。
即ち、第6図と第7図は内外回転体50.55の相対的
な位置と接触部材58の偏心量の関係を示している。
な位置と接触部材58の偏心量の関係を示している。
第6図は接触部材58の偏心量が大きい場合を示してお
り、外側回転体50の偏心孔54が移動ラインBに対し
て距HL+だけ偏心し、内側回転体55の偏心孔56は
移動ラインBと軸心01を結ぶ線に対して直角方向へ距
ML、たけ偏心するようになっている。
り、外側回転体50の偏心孔54が移動ラインBに対し
て距HL+だけ偏心し、内側回転体55の偏心孔56は
移動ラインBと軸心01を結ぶ線に対して直角方向へ距
ML、たけ偏心するようになっている。
上記の配置状態において、接触部材58の偏心量は移動
ラインBから軸心0□までの距離り、となり、内外回転
体50と55が一体となって回転するとき、接触部材5
8に距離り、だけの偏心運動を付与することになる。
ラインBから軸心0□までの距離り、となり、内外回転
体50と55が一体となって回転するとき、接触部材5
8に距離り、だけの偏心運動を付与することになる。
次に、第6図の状態にある内外回転体50と55におい
て、外側回転体50のみを同図反時計方向に略90°回
動させ、内側回転体55及び接触部材58の回転方向へ
の変位を規制すると、第7図に示すように、移動ライン
Bと偏心孔54の軸心O1との間に接触部材58の軸心
0□が移動し、この結果接触部材58の軸心0□と移動
ラインBの距ML、は短かくなり、偏心量が少なくなる
。
て、外側回転体50のみを同図反時計方向に略90°回
動させ、内側回転体55及び接触部材58の回転方向へ
の変位を規制すると、第7図に示すように、移動ライン
Bと偏心孔54の軸心O1との間に接触部材58の軸心
0□が移動し、この結果接触部材58の軸心0□と移動
ラインBの距ML、は短かくなり、偏心量が少なくなる
。
このように、外側回転体50と内側回転体55の相対的
な位置を回転方向に変位させることにより、接触部材5
8の移動ラインBに対する偏心量を変化させることがで
きる。
な位置を回転方向に変位させることにより、接触部材5
8の移動ラインBに対する偏心量を変化させることがで
きる。
上記外側回転体50と内側回転体55の相対的な変位を
行なうため、両回転体50.55に偏心量調整機構61
が設けられている。
行なうため、両回転体50.55に偏心量調整機構61
が設けられている。
図示の場合、調整機構61は、外側回転体50を駆動す
るモータ52の正逆転によって自動的に行なう例を示し
ており、外側回転体50にピン62と63を突設すると
共に、内側回転体55の外周にピン62.63と対応す
るアーム64.65を突設し、内外回転体50と55の
回転方向の変位を90°に制限している。
るモータ52の正逆転によって自動的に行なう例を示し
ており、外側回転体50にピン62と63を突設すると
共に、内側回転体55の外周にピン62.63と対応す
るアーム64.65を突設し、内外回転体50と55の
回転方向の変位を90°に制限している。
第6図は、接触部材58の偏心量が大きいときの状態で
あり、外側回転体50が同図時計方向に回転し、ピン6
2がアーム64に当接している。
あり、外側回転体50が同図時計方向に回転し、ピン6
2がアーム64に当接している。
また、第7図は接触部材58の偏心量が小さいときの状
態を示しており、外側回転体50が同図反時計方向に回
転し、もう一方のピン63がアーム65に当接している
。
態を示しており、外側回転体50が同図反時計方向に回
転し、もう一方のピン63がアーム65に当接している
。
このように、外側回転体50の回転方向を切換えること
により接触部材58の偏心量を変化させることができる
。
により接触部材58の偏心量を変化させることができる
。
上記調整機構61は図示のような正逆回転により自動的
に行なう構造に限定されるものではなく、内外両回転体
50と55をボルトの締付によって所望する位置で固定
化させたり、ボルト、ナツトを使用した送り機構等を採
用するようにしてもよい。
に行なう構造に限定されるものではなく、内外両回転体
50と55をボルトの締付によって所望する位置で固定
化させたり、ボルト、ナツトを使用した送り機構等を採
用するようにしてもよい。
また、外側回転体50を逆転させて偏心量を変化させる
場合、内外回転体50と55の間に確実な変位が生じる
よう、後部フレーム51に設けたブレーキ装置71を内
側回転体55の端面に圧接させ、内側回転体55に制動
力を与えるようになっている。
場合、内外回転体50と55の間に確実な変位が生じる
よう、後部フレーム51に設けたブレーキ装置71を内
側回転体55の端面に圧接させ、内側回転体55に制動
力を与えるようになっている。
上記ブレーキ装置71は第3図と第4図に示すように、
後部フレーム51に複数のピン72を突設し、接触部材
58の外側に位置する円筒体73のti囲に複数のアー
ム74を突設し、このアーム74をピン72で軸方向に
移動可能となるように支持し、円筒体73の内側回転体
55と対向する端部にブレーキリング75を固定し、ピ
ン72にアーム74と円筒体73を介してブレーキリン
グ75を常時内側回転体55に押圧させるばね76を組
込んで構成され、内側回転体55に一定の負荷を与えて
いる。
後部フレーム51に複数のピン72を突設し、接触部材
58の外側に位置する円筒体73のti囲に複数のアー
ム74を突設し、このアーム74をピン72で軸方向に
移動可能となるように支持し、円筒体73の内側回転体
55と対向する端部にブレーキリング75を固定し、ピ
ン72にアーム74と円筒体73を介してブレーキリン
グ75を常時内側回転体55に押圧させるばね76を組
込んで構成され、内側回転体55に一定の負荷を与えて
いる。
なお、前部フレーム42で支持した内筒48の先端には
、第3図に示すように、円筒ブラケット77を介してス
リーブ78を移動ラインBと同軸心状で回転するように
配置し、矯正機5に向けてパイプAが円滑に移行するよ
うにしている。
、第3図に示すように、円筒ブラケット77を介してス
リーブ78を移動ラインBと同軸心状で回転するように
配置し、矯正機5に向けてパイプAが円滑に移行するよ
うにしている。
上記矯正機5は移動ラインBに沿って移動するパイプA
が接触部材58内を貫通通過するとき、接触部材58の
内周で偏心量だけ押圧され、この押圧位置が外側回転体
50の回転により円周方向に移動する。
が接触部材58内を貫通通過するとき、接触部材58の
内周で偏心量だけ押圧され、この押圧位置が外側回転体
50の回転により円周方向に移動する。
このため、パイプAは移動ラインBに同軸心となるよう
前後のピンチローラスタンド2.3で保持された部分の
中間が接触部材58によって曲げられ、これにより曲り
の矯正が行なわれることになる。
前後のピンチローラスタンド2.3で保持された部分の
中間が接触部材58によって曲げられ、これにより曲り
の矯正が行なわれることになる。
上記接触部材58によってパイプAに曲げを与えるとき
、上下方向の曲げに対する反力支持を矯正機5の上方へ
の移動によって均一化している。
、上下方向の曲げに対する反力支持を矯正機5の上方へ
の移動によって均一化している。
即ち、パイプAを接触部材58で上方に押圧して曲げる
とき、第2と第3のピンチローラスタンド2.3の上位
溝形ローラ13がばね15によって弾力的に支持し、逆
にパイプAが下方に曲げられるときは下位溝形ローラ1
4で固定的に支持するため、上下方向の反力支持に差が
生しる。
とき、第2と第3のピンチローラスタンド2.3の上位
溝形ローラ13がばね15によって弾力的に支持し、逆
にパイプAが下方に曲げられるときは下位溝形ローラ1
4で固定的に支持するため、上下方向の反力支持に差が
生しる。
これに対して矯正機5は、パイプAを上方に曲げるとき
ばばね15に抗して上方に逃げが可能となり、上下方向
の反力支持条件を等しくすることにより、パイプAの矯
正精度を向上させていることになる。
ばばね15に抗して上方に逃げが可能となり、上下方向
の反力支持条件を等しくすることにより、パイプAの矯
正精度を向上させていることになる。
次に、第8図乃至第10図は、ケレン816の第1の実
施例を、第11図乃至第13図は同第2の実施例を示し
ている。
施例を、第11図乃至第13図は同第2の実施例を示し
ている。
第1実施例のケレン機6は、三枚のリング状円板81.
82.83を等間隔で同軸心状となるよう複数のボルト
84で結合し、両端の円板81.83に固定した円筒体
85.86を第3のピンチローラスタンド3及び第4の
ピンチローラスタンド4で移動ラインBと同軸心状の配
置となるよう回動自在に支持し、各円板81と82間及
び82と83間にパイプへの外周面を加圧転勤する複数
の転輪87を配置し、先端側の円筒体86に固定しプー
リ88とベース台11上に設置したモータ89を連動し
、転輪87にパイプA、の外周に沿う公転を与えるよう
になっている。
82.83を等間隔で同軸心状となるよう複数のボルト
84で結合し、両端の円板81.83に固定した円筒体
85.86を第3のピンチローラスタンド3及び第4の
ピンチローラスタンド4で移動ラインBと同軸心状の配
置となるよう回動自在に支持し、各円板81と82間及
び82と83間にパイプへの外周面を加圧転勤する複数
の転輪87を配置し、先端側の円筒体86に固定しプー
リ88とベース台11上に設置したモータ89を連動し
、転輪87にパイプA、の外周に沿う公転を与えるよう
になっている。
各円板81と82及び82と83間に配置する転輪87
の取付構造は共に等しく、第9図と第10図は円板82
と83間の取付構造を示している。
の取付構造は共に等しく、第9図と第10図は円板82
と83間の取付構造を示している。
同図において、円板82.83間の外周部に三本の軸9
0を円周方向に等間隔の配置で架設し、各軸90に二叉
状となるアーム91を揺動自在となるよう框止し、各ア
ーム91の中間に転輪87を回動自在に軸92で取付け
、円板82と83間で内周寄りの位置にアーム91の先
端を受けるストッパー杆93を架設し、アーム91の先
端に設けた切欠94を貫通するようストッパー杆93に
取付けたボルト95に、アーム91を常時ストッパー杆
93に押圧するばね96が縮設されている。
0を円周方向に等間隔の配置で架設し、各軸90に二叉
状となるアーム91を揺動自在となるよう框止し、各ア
ーム91の中間に転輪87を回動自在に軸92で取付け
、円板82と83間で内周寄りの位置にアーム91の先
端を受けるストッパー杆93を架設し、アーム91の先
端に設けた切欠94を貫通するようストッパー杆93に
取付けたボルト95に、アーム91を常時ストッパー杆
93に押圧するばね96が縮設されている。
各転輪87は、移動ラインBの周囲に円状の配置となり
、移動ラインBに沿って走行するパイプAの外周にばね
96の弾性で圧接しながら転勤し、パイプAの外面に付
着しているコンクリートを加圧破壊して除去することに
なる。
、移動ラインBに沿って走行するパイプAの外周にばね
96の弾性で圧接しながら転勤し、パイプAの外面に付
着しているコンクリートを加圧破壊して除去することに
なる。
上記各転輪87は、外周面が粗面になっていると共に、
転輪87群間にパイプAの先端が円滑に進入するよう、
後端側は円錐形面になっている。
転輪87群間にパイプAの先端が円滑に進入するよう、
後端側は円錐形面になっている。
次に、第11図乃至第13図に示す第2実施例のケレン
機6は、二枚のリング状円板101と102間に四枚の
帯状取付は板103を、パイプAに対して接線方向に向
く配置となるよう等間隔で固定し、両円板101.10
2に固定した円筒体104.105を第3及び第4のピ
ンチローラスタンド3.4で移動ラインBと同軸心状と
なるよう回動自在に支持し、各取付は板103に弾性プ
レート106を押え板107とボルト108で固定し、
円板102に固定したプーリ109をモータと連動して
いる。
機6は、二枚のリング状円板101と102間に四枚の
帯状取付は板103を、パイプAに対して接線方向に向
く配置となるよう等間隔で固定し、両円板101.10
2に固定した円筒体104.105を第3及び第4のピ
ンチローラスタンド3.4で移動ラインBと同軸心状と
なるよう回動自在に支持し、各取付は板103に弾性プ
レート106を押え板107とボルト108で固定し、
円板102に固定したプーリ109をモータと連動して
いる。
各弾性プレート106の内端側は、移動ラインBに沿っ
て走行するパイプAの外周面に屈曲状で圧接し、回転に
よりパイプA外周面を揺動してコンクリートを除去する
ことになる。
て走行するパイプAの外周面に屈曲状で圧接し、回転に
よりパイプA外周面を揺動してコンクリートを除去する
ことになる。
各弾性プレート106は、ゴム板の内部にワイヤ110
や鋼線等を埋込んで形成され、内端線はパイプAの移動
方向前方に向けて集合する傾斜状となり、パイプAの先
端が弾性プレート群内へ円滑に進入するようにしている
。
や鋼線等を埋込んで形成され、内端線はパイプAの移動
方向前方に向けて集合する傾斜状となり、パイプAの先
端が弾性プレート群内へ円滑に進入するようにしている
。
前記したパイプ送り出し機構7は、第1図に示すように
、第4のピンチローラスタンド4にアーム111を突設
し、このアーム111の先端に下位溝形ローラ14と連
動した駆動ローラ112と、このローラ112の直上に
位置する押えローラ113とで構成されている。
、第4のピンチローラスタンド4にアーム111を突設
し、このアーム111の先端に下位溝形ローラ14と連
動した駆動ローラ112と、このローラ112の直上に
位置する押えローラ113とで構成されている。
この発明のケレン矯正装置は上記のような構成であり、
第1ピンチローラスタンド1側からパイプAを移動ライ
ンBに沿って供給し、第1乃至第4の各ピンチローラス
タンド1.2.3.4によって軸方向に強制送りされる
パイプAは、矯正機5を通過することによって曲りが除
去され、またケレン816を通過することによって外周
面に付着したコンクリートが除去される。
第1ピンチローラスタンド1側からパイプAを移動ライ
ンBに沿って供給し、第1乃至第4の各ピンチローラス
タンド1.2.3.4によって軸方向に強制送りされる
パイプAは、矯正機5を通過することによって曲りが除
去され、またケレン816を通過することによって外周
面に付着したコンクリートが除去される。
矯正機5においては、モータ52の起動により外側回転
体50が強制駆動され、接触部材58は偏心運動を行な
い、パイプAの第2と第3のピンチローラスタンド2と
3に位置する部分に全径方向への強制的な曲げを与え、
これによって、パイプAに生じていた曲りを除去し、直
線状態に矯正する。
体50が強制駆動され、接触部材58は偏心運動を行な
い、パイプAの第2と第3のピンチローラスタンド2と
3に位置する部分に全径方向への強制的な曲げを与え、
これによって、パイプAに生じていた曲りを除去し、直
線状態に矯正する。
また、ケレン機6はパイプAの外周面を加圧し、付着コ
ンクリートを剥離除去することになる。
ンクリートを剥離除去することになる。
以上のように、この発明によると、パイプを軸方向に送
るピンチローラスタンド間に矯正機を配置し、更にパイ
プの移動途中にケレン機を配置したので、パイプに対す
る曲りの除去と付着物の除去とが連続的に行なえ、パイ
プの矯正とケレン作業の能率が向上し、作業コストの削
減が可能になる。
るピンチローラスタンド間に矯正機を配置し、更にパイ
プの移動途中にケレン機を配置したので、パイプに対す
る曲りの除去と付着物の除去とが連続的に行なえ、パイ
プの矯正とケレン作業の能率が向上し、作業コストの削
減が可能になる。
第1図はこの発明に係るケレン矯正装置の正面図、第2
図は同平面図、第3図は矯正機部分を拡大した縦断正面
図、第4図は同上の縦断側面図、第5図乃至第7図の各
々は同上における偏心量調整部分の説明図、第8図はケ
レン機の第1実施例を示す拡大縦断正面図、第9図は同
上の縦断側面図、第10図は同上の要部を示す斜視図、
第11図は同第2の実施例を示す縦断正面図、第12図
と第13図は同上の縦断側面図、第14図はピンチロー
ラ部分の縦断側面図、第15図は同縦断正面図である。 1.2.3.4・・・・・・ピンチローラスタンド、5
・・・・・・矯正機、 6・・・・・・ケレン機
、11・・・・・・ベース台、 13.14・・・・・・溝形ローラ、 15・・・・・・ばね、 50・・・・・・外側
回転体、55・・・・・・内側回転体、 58・・・・
・・接触部材。 特許出願人 野 村 裕 晴間
図は同平面図、第3図は矯正機部分を拡大した縦断正面
図、第4図は同上の縦断側面図、第5図乃至第7図の各
々は同上における偏心量調整部分の説明図、第8図はケ
レン機の第1実施例を示す拡大縦断正面図、第9図は同
上の縦断側面図、第10図は同上の要部を示す斜視図、
第11図は同第2の実施例を示す縦断正面図、第12図
と第13図は同上の縦断側面図、第14図はピンチロー
ラ部分の縦断側面図、第15図は同縦断正面図である。 1.2.3.4・・・・・・ピンチローラスタンド、5
・・・・・・矯正機、 6・・・・・・ケレン機
、11・・・・・・ベース台、 13.14・・・・・・溝形ローラ、 15・・・・・・ばね、 50・・・・・・外側
回転体、55・・・・・・内側回転体、 58・・・・
・・接触部材。 特許出願人 野 村 裕 晴間
Claims (1)
- (1)パイプを軸方向に移動させる水平の移動ラインに
沿って、パイプを上下の溝形ローラで挟んで軸方向に送
る複数のピンチローラを並べて配置し、前記移動ライン
上に、ピンチローラ間に位置するパイプの矯正機と、移
動するパイプの外周面に付着した付着物を除去するケレ
ン機とを配置したパイプのケレン矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16231690A JPH089915B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | パイプのケレン矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16231690A JPH089915B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | パイプのケレン矯正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452373A true JPH0452373A (ja) | 1992-02-20 |
JPH089915B2 JPH089915B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=15752210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16231690A Expired - Fee Related JPH089915B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | パイプのケレン矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089915B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP16231690A patent/JPH089915B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH089915B2 (ja) | 1996-01-31 |
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