JPH045235Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045235Y2 JPH045235Y2 JP1986129419U JP12941986U JPH045235Y2 JP H045235 Y2 JPH045235 Y2 JP H045235Y2 JP 1986129419 U JP1986129419 U JP 1986129419U JP 12941986 U JP12941986 U JP 12941986U JP H045235 Y2 JPH045235 Y2 JP H045235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- traverse
- swivel
- traverse table
- concave portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、研削盤におけるテーブル旋回調整装
置に関するものである。
置に関するものである。
<従来の技術>
一般に研削盤のテーブル部は、第4図で示すよ
うに(実公昭45−26865号で開示)ベツド1上に
トラバーステーブル2を摺動自在に案内し、この
トラバーステーブル2上に、中心位置に設けたピ
ボツトを旋回中心としてスイベルテーブル3を旋
回可能に載置し、工作物のテーパ面研削を可能に
している。
うに(実公昭45−26865号で開示)ベツド1上に
トラバーステーブル2を摺動自在に案内し、この
トラバーステーブル2上に、中心位置に設けたピ
ボツトを旋回中心としてスイベルテーブル3を旋
回可能に載置し、工作物のテーパ面研削を可能に
している。
このスイベルテーブル3の旋回調整装置は、ス
イベルテーブル3の端部に、前記トラバーステー
ブル2に操作ねじ13を回転のみ許容して軸架
し、スイベルテーブル3の下面に摺接して回り止
めされたナツト16を前記操作ねじ13に螺合
し、このナツト16にスイベルテーブル3を貫通
した伝導ピン21を係合した構成であり、前記操
作ねじ13を回転ハンドル15により正逆回転さ
せ、ナツト16を移動させることによつて伝導ピ
ン21によりスイベルテーブル3を旋回動するも
のである。
イベルテーブル3の端部に、前記トラバーステー
ブル2に操作ねじ13を回転のみ許容して軸架
し、スイベルテーブル3の下面に摺接して回り止
めされたナツト16を前記操作ねじ13に螺合
し、このナツト16にスイベルテーブル3を貫通
した伝導ピン21を係合した構成であり、前記操
作ねじ13を回転ハンドル15により正逆回転さ
せ、ナツト16を移動させることによつて伝導ピ
ン21によりスイベルテーブル3を旋回動するも
のである。
<考案が解決しようとする問題点>
上記従来の旋回調整装置では、操作ねじ13の
両端をトラバーステーブル2自体に軸承し、これ
に螺合するナツト16の上面をスイベルテーブル
3の下面に摺接させた構成であるから、ナツト1
6の移動を許容させるための凹部20がトラバー
ステーブル2側に開口を上向きにして設けられて
いる。従つて前記凹部20にクーラントや切粉が
溜まり操作ねじ13の回転が重くなつたりねじ部
の摩耗が大きいなどの不具合があつた。
両端をトラバーステーブル2自体に軸承し、これ
に螺合するナツト16の上面をスイベルテーブル
3の下面に摺接させた構成であるから、ナツト1
6の移動を許容させるための凹部20がトラバー
ステーブル2側に開口を上向きにして設けられて
いる。従つて前記凹部20にクーラントや切粉が
溜まり操作ねじ13の回転が重くなつたりねじ部
の摩耗が大きいなどの不具合があつた。
<問題点を解決するための手段>
本考案は、上記従来の問題点を解決したテーブ
ル旋回調整装置を提供するもので、その要旨は、
ベツド上に摺動自在に載置したトラバーステーブ
ル上に、中心位置に設けたピポツトを旋回中心と
してスイベルテーブルを旋回可能に載置した研削
盤において、前記スイベルテーブルの少なくとも
一端部のトラバーステーブルと摺接する下面に開
口を下向きにした凹部をトラバーステーブルの移
動方向と直交する方向に貫通して設け、この凹部
と対向するトラバーステーブルの上側の平坦な面
上に前記凹部の貫通方向と同方向にガイドキーを
固設し、このガイドキーにナツトを摺動可能に案
内し、前記トラバーステーブルの側面に固設した
軸受に回転のみ許容して軸架し一端に回転操作手
段を備えた操作ねじを前記ナツトに螺合させ、前
記スイベルテーブル端部を貫通して前記ナツトに
係合する伝導ピンを備えたものである。
ル旋回調整装置を提供するもので、その要旨は、
ベツド上に摺動自在に載置したトラバーステーブ
ル上に、中心位置に設けたピポツトを旋回中心と
してスイベルテーブルを旋回可能に載置した研削
盤において、前記スイベルテーブルの少なくとも
一端部のトラバーステーブルと摺接する下面に開
口を下向きにした凹部をトラバーステーブルの移
動方向と直交する方向に貫通して設け、この凹部
と対向するトラバーステーブルの上側の平坦な面
上に前記凹部の貫通方向と同方向にガイドキーを
固設し、このガイドキーにナツトを摺動可能に案
内し、前記トラバーステーブルの側面に固設した
軸受に回転のみ許容して軸架し一端に回転操作手
段を備えた操作ねじを前記ナツトに螺合させ、前
記スイベルテーブル端部を貫通して前記ナツトに
係合する伝導ピンを備えたものである。
<作用>
本考案は、トラバーステーブルの上側の平坦な
面上に設けたガイドバーに案内されたナツトを、
トラバーステーブルの側面に固設した軸受に軸承
され、かつトラバーステーブルの上側の平坦な面
上に配置された操作ねじによつて移動させ、前記
操作ねじの配置並びにナツトの移動を許容させる
凹部をスイベルテーブルの下面に開口を下向きに
して設けたことによりクーラントや切粉など溜り
にくくしたものである。
面上に設けたガイドバーに案内されたナツトを、
トラバーステーブルの側面に固設した軸受に軸承
され、かつトラバーステーブルの上側の平坦な面
上に配置された操作ねじによつて移動させ、前記
操作ねじの配置並びにナツトの移動を許容させる
凹部をスイベルテーブルの下面に開口を下向きに
して設けたことによりクーラントや切粉など溜り
にくくしたものである。
<実施例>
以下本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づ
いて説明する。第1図において、1は研削盤のベ
ツド、2は前記ベツド1上に摺動自在に案内され
たトラバーステーブル、3は前記トラバーステー
ブル2上に、この中心位置に軸架されたピボツト
4を旋回中心として旋回可能に載置されたスイベ
ルテーブルである。このスイベルテーブル3上に
はピボツト4を中心にほぼ対称な位置に主軸台5
及び心押台6が設置され、この両センタ間に工作
物が支持される。7はベツド1上にトラバーステ
ーブル2の移動方向に対し直交する方向に進退可
能に載置された砥石台であり、砥石8が回転自在
に軸架されている。
いて説明する。第1図において、1は研削盤のベ
ツド、2は前記ベツド1上に摺動自在に案内され
たトラバーステーブル、3は前記トラバーステー
ブル2上に、この中心位置に軸架されたピボツト
4を旋回中心として旋回可能に載置されたスイベ
ルテーブルである。このスイベルテーブル3上に
はピボツト4を中心にほぼ対称な位置に主軸台5
及び心押台6が設置され、この両センタ間に工作
物が支持される。7はベツド1上にトラバーステ
ーブル2の移動方向に対し直交する方向に進退可
能に載置された砥石台であり、砥石8が回転自在
に軸架されている。
前記スイベルテーブル3の一端部(又は両端)
にはスイベルテーブル3の旋回調整装置が設置さ
れている。この旋回調整装置の構成を第2図及び
第3図によつて説明する。スイベルテーブル3の
一端部のトラバーステーブル2と摺接する側の
面、すなわち下面に開口側を下向きにした凹部3
0をトラバーステーブル2の移動方向と直交する
方向に貫通して設ける。
にはスイベルテーブル3の旋回調整装置が設置さ
れている。この旋回調整装置の構成を第2図及び
第3図によつて説明する。スイベルテーブル3の
一端部のトラバーステーブル2と摺接する側の
面、すなわち下面に開口側を下向きにした凹部3
0をトラバーステーブル2の移動方向と直交する
方向に貫通して設ける。
この凹部30と対向するトラバーステーブル2
の上側の平坦な面上にガイドキー31を前記凹部
30の貫通方向と同方向に固設し、このガイドキ
ー31にナツト32を摺動可能に案内する。ま
た、前記凹部30の側端位置のトラバーステーブ
ル2の側面に軸受33を固設し、これに操作ねじ
35をガイドキー31と平行な軸線で回転のみ許
容して軸承させ、この操作ねじ35のねじ部をナ
ツト32に螺合する。操作ねじ35の一端にはハ
ンドル34が固着される。尚ハンドル34に代え
て、第4図の従来例のようにT型トルクレンチ1
5を係脱可能に結合してもよい。
の上側の平坦な面上にガイドキー31を前記凹部
30の貫通方向と同方向に固設し、このガイドキ
ー31にナツト32を摺動可能に案内する。ま
た、前記凹部30の側端位置のトラバーステーブ
ル2の側面に軸受33を固設し、これに操作ねじ
35をガイドキー31と平行な軸線で回転のみ許
容して軸承させ、この操作ねじ35のねじ部をナ
ツト32に螺合する。操作ねじ35の一端にはハ
ンドル34が固着される。尚ハンドル34に代え
て、第4図の従来例のようにT型トルクレンチ1
5を係脱可能に結合してもよい。
さらに、前記ナツト32にはスイベルテーブル
3の端部を貫通する伝導ピン36が係合されてい
る。37はスイベルテーブル3の旋回角度を提示
するダイヤルインジケータである。
3の端部を貫通する伝導ピン36が係合されてい
る。37はスイベルテーブル3の旋回角度を提示
するダイヤルインジケータである。
本考案は上記の通りの構造であるから、ハンド
ル34により操作ねじ35を正逆回転するとナツ
ト32はトラバーステーブル2の平面上のガイド
キー31によつて回り止めされてガイドキー31
に沿つて進退移動する。このナツト32の進退移
動により伝導ピン36を介してスイベルテーブル
3をピボツト4を中心として旋回動する。
ル34により操作ねじ35を正逆回転するとナツ
ト32はトラバーステーブル2の平面上のガイド
キー31によつて回り止めされてガイドキー31
に沿つて進退移動する。このナツト32の進退移
動により伝導ピン36を介してスイベルテーブル
3をピボツト4を中心として旋回動する。
また、凹部30内に侵入するクーラントはトラ
バーステーブル2の上側の面上より直ちに外部に
流出する。
バーステーブル2の上側の面上より直ちに外部に
流出する。
<考案の効果>
以上のように本考案によると、操作ねじ並びに
ナツトをトラバーステーブルの上側の平坦な面上
に設け、この操作ねじの設置並びにナツトの移動
を許容させるための凹部をスイベルテーブルの下
面に開口を下向きにして形成した構成であるか
ら、トラバーステーブルの上にクーラントや切粉
などの溜りを防止し、操作ねじの回転を常に軽く
でき、ねじ部の摩耗が少なくなる。またスイベル
テーブルを旋回する時にトラバーステーブルの上
面にクーラントや切粉が落下しても、トラバース
テーブルの上側は凹部が形成されていない平坦な
面からなつているため、容易に掃除することがで
き、クーラントや切粉の付着による不具合を防止
することができる。
ナツトをトラバーステーブルの上側の平坦な面上
に設け、この操作ねじの設置並びにナツトの移動
を許容させるための凹部をスイベルテーブルの下
面に開口を下向きにして形成した構成であるか
ら、トラバーステーブルの上にクーラントや切粉
などの溜りを防止し、操作ねじの回転を常に軽く
でき、ねじ部の摩耗が少なくなる。またスイベル
テーブルを旋回する時にトラバーステーブルの上
面にクーラントや切粉が落下しても、トラバース
テーブルの上側は凹部が形成されていない平坦な
面からなつているため、容易に掃除することがで
き、クーラントや切粉の付着による不具合を防止
することができる。
第1図は本考案装置を備えた研削盤の平面図、
第2図は第1図−線断面図、第3図は第2図
−線断面図、第4図は従来装置の断面図であ
る。 1……ベツド、2……トラバーステーブル、3
……スイベルテーブル、30……凹部、31……
ガイドキー、32……ナツト、33……軸受、3
4……ハンドル、35……操作ねじ、36……伝
導ピン。
第2図は第1図−線断面図、第3図は第2図
−線断面図、第4図は従来装置の断面図であ
る。 1……ベツド、2……トラバーステーブル、3
……スイベルテーブル、30……凹部、31……
ガイドキー、32……ナツト、33……軸受、3
4……ハンドル、35……操作ねじ、36……伝
導ピン。
Claims (1)
- ベツド上に摺動自在に載置したトラバーステー
ブル上に、中心位置に設けたピポツトを旋回中心
としてスイベルテーブルを旋回可能に載置した研
削盤において、前記スイベルテーブルの少なくと
も一端部のトラバーステーブルと摺接する下面に
開口を下向きにした凹部をトラバーステーブルの
移動方向と直交する方向に貫通して設け、この凹
部と対向するトラバーステーブルの上側の平坦な
面上に前記凹部の貫通方向と同方向にガイドキー
を固設し、このガイドキーにナツトを摺動可能に
案内し、前記トラバーステーブルの側面に固設し
た軸受に回転のみ許容して軸架し一端に回転操作
手段を備えた操作ねじを前記ナツトに螺合させ、
前記スイベルテーブル端部を貫通して前記ナツト
に係合する伝導ピンを備えたことを特徴とするテ
ーブル旋回調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986129419U JPH045235Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986129419U JPH045235Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335565U JPS6335565U (ja) | 1988-03-07 |
JPH045235Y2 true JPH045235Y2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=31025972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986129419U Expired JPH045235Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH045235Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578060A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-16 | Shigiya Seiki Seisakusho:Kk | Automatic pivoting device for work table of cylindrical grinder |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP1986129419U patent/JPH045235Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578060A (en) * | 1980-06-16 | 1982-01-16 | Shigiya Seiki Seisakusho:Kk | Automatic pivoting device for work table of cylindrical grinder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6335565U (ja) | 1988-03-07 |
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