JPH0451921B2 - - Google Patents
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- JPH0451921B2 JPH0451921B2 JP15185984A JP15185984A JPH0451921B2 JP H0451921 B2 JPH0451921 B2 JP H0451921B2 JP 15185984 A JP15185984 A JP 15185984A JP 15185984 A JP15185984 A JP 15185984A JP H0451921 B2 JPH0451921 B2 JP H0451921B2
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- weft
- conductor
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- parallel
- weaving
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- Expired
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 claims description 20
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、電気的接続に用いられるフラツトケ
ーブル、特に、布地中に複数本の導体が並列して
配置した布テープ状のフラツトケーブルに関する
ものである。
ーブル、特に、布地中に複数本の導体が並列して
配置した布テープ状のフラツトケーブルに関する
ものである。
従来の技術
エレクトロニクス機器の電気的接続に用いるフ
ラツトケーブルとして、導体を数条並列に配置す
ると共に、これを絶縁フイルムでラミネートした
ものが広く使われているが、エレクトロニクス分
野においてはさらにこのフラツトケーブルの可撓
性を向上させることおよび軽量化を図ることが強
く要望されている。
ラツトケーブルとして、導体を数条並列に配置す
ると共に、これを絶縁フイルムでラミネートした
ものが広く使われているが、エレクトロニクス分
野においてはさらにこのフラツトケーブルの可撓
性を向上させることおよび軽量化を図ることが強
く要望されている。
発明が解決しようとする問題点
この要望に応えるべく、本発明者らは、上記ラ
ミネート方式に代え布地中に導体を織り込む方式
につき検討を行つた結果、第3図に参考平面図を
示したような布条のフラツトケーブルを得た。
ミネート方式に代え布地中に導体を織り込む方式
につき検討を行つた結果、第3図に参考平面図を
示したような布条のフラツトケーブルを得た。
すなわち、経糸11の一部に導体11aを使用
して一定間隔毎に導体11aを並列配置し、所定
のケーブル長さに緯糸12を織り込んだ後一旦緯
糸12の供給を止め、ついで若干間隔をあけて再
び緯糸12を織り込むという操作を繰り返して織
布を得、ついで上記緯糸12の欠けた部分におい
て巾方向にカツトすることにより、目的とする布
状のフラツトケーブルを製造した。
して一定間隔毎に導体11aを並列配置し、所定
のケーブル長さに緯糸12を織り込んだ後一旦緯
糸12の供給を止め、ついで若干間隔をあけて再
び緯糸12を織り込むという操作を繰り返して織
布を得、ついで上記緯糸12の欠けた部分におい
て巾方向にカツトすることにより、目的とする布
状のフラツトケーブルを製造した。
しかしながら、このようにして得られたフラツ
トケーブルは、緯糸12欠如個所においても導体
11a以外の経糸11bは走行しているため、カ
ツト後その緯糸12欠如個所から導体以外の経糸
11bを取り除く作業が極めて煩雑である上、緯
糸12もフラツトケーブルの端部から容易にほぐ
れていくという問題があつた。
トケーブルは、緯糸12欠如個所においても導体
11a以外の経糸11bは走行しているため、カ
ツト後その緯糸12欠如個所から導体以外の経糸
11bを取り除く作業が極めて煩雑である上、緯
糸12もフラツトケーブルの端部から容易にほぐ
れていくという問題があつた。
本発明は、このような布地に導体を織り込む方
式におけるほぐれおよび作業性の問題点を根本的
に解決しようとするものである。
式におけるほぐれおよび作業性の問題点を根本的
に解決しようとするものである。
問題点を解決するための手段
本発明のフラツトケーブルは、経糸1と緯糸2
とから製織された縦横の組織構造を有するフラツ
トケーブルであつて、経糸1は溶断可能な糸であ
り、ケーブルの巾方向に走行する組織は製織時の
経糸1で形成され、一方、ケーブルの長手方向に
走行する組織は製織時の緯糸2で形成されると共
に、緯糸2の一部として交織した導体2aが間隔
をおいて並列に配置され、かつ、このケーブルの
長手方向に平行な両端部3,3は溶断による切口
で形成され、一方、巾方向に平行な両端部4,4
は製織時の導体以外の緯糸2bによる両耳端部で
形成されると共に、その両耳端部から緯糸2の一
部として交織した導体2aが突出した構造を有す
ることを特徴とするものである。
とから製織された縦横の組織構造を有するフラツ
トケーブルであつて、経糸1は溶断可能な糸であ
り、ケーブルの巾方向に走行する組織は製織時の
経糸1で形成され、一方、ケーブルの長手方向に
走行する組織は製織時の緯糸2で形成されると共
に、緯糸2の一部として交織した導体2aが間隔
をおいて並列に配置され、かつ、このケーブルの
長手方向に平行な両端部3,3は溶断による切口
で形成され、一方、巾方向に平行な両端部4,4
は製織時の導体以外の緯糸2bによる両耳端部で
形成されると共に、その両耳端部から緯糸2の一
部として交織した導体2aが突出した構造を有す
ることを特徴とするものである。
また、本発明のフラツトケーブルの製造法は、
経糸1として溶断可能な糸を用い、経糸1と緯糸
2とから縦横の組織構造を有する織布を製織し、
この際、緯糸2の一部として導体2aを交織する
ことにより、導体2aを緯糸2による緯糸組織中
間隔において並列に配置すると共に、この導体2
aをそれ以外の緯糸2bによる織巾より長くなる
ように織り込み、製織後の織布を緯糸2走行方向
と平行に所定の巾に溶断することを特徴とするも
のである。
経糸1として溶断可能な糸を用い、経糸1と緯糸
2とから縦横の組織構造を有する織布を製織し、
この際、緯糸2の一部として導体2aを交織する
ことにより、導体2aを緯糸2による緯糸組織中
間隔において並列に配置すると共に、この導体2
aをそれ以外の緯糸2bによる織巾より長くなる
ように織り込み、製織後の織布を緯糸2走行方向
と平行に所定の巾に溶断することを特徴とするも
のである。
本発明はこのような特定の構成を有するもので
あるため、上記の問題点を一挙に解決するに至つ
た。
あるため、上記の問題点を一挙に解決するに至つ
た。
実施例
以下本発明を実施例をあげて詳細に説明する。
第1図は本発明のフラツトケーブルの平面図を
示したものである。
示したものである。
第1図中、紙面の上下方向に走行する組織は経
糸1であつて、通常の合成繊維など溶断可能な糸
からなる。
糸1であつて、通常の合成繊維など溶断可能な糸
からなる。
一方、紙面の左右方向に走行する組織2は緯糸
である。このうち太線で示した組織2aは緯糸2
の一部として交織した導体であつて、銅線・銀
線・金線・銀メツキ銅線などの導線よりなる裸線
または絶縁線(被覆線、マグネツトワイヤ)が単
線状または撚線状で用いられ、そのほか炭素繊
維、金属メツキ繊維、金属蒸着繊維、銅吸着繊維
なども用いられる。細線で示した組織2bは上記
導体2a以外の緯糸であつて、通常の合成繊維、
半合成繊維、再生繊維、天然繊維、無機繊維など
からなる。
である。このうち太線で示した組織2aは緯糸2
の一部として交織した導体であつて、銅線・銀
線・金線・銀メツキ銅線などの導線よりなる裸線
または絶縁線(被覆線、マグネツトワイヤ)が単
線状または撚線状で用いられ、そのほか炭素繊
維、金属メツキ繊維、金属蒸着繊維、銅吸着繊維
なども用いられる。細線で示した組織2bは上記
導体2a以外の緯糸であつて、通常の合成繊維、
半合成繊維、再生繊維、天然繊維、無機繊維など
からなる。
すなわち、ケーブルの巾方向(紙面の上下方
向)に走行する組織は製織時の経糸1で形成さ
れ、一方、ケーブルの長手方向(紙面の左右方
向)に走行する組織は製織時の緯糸2で形成され
ると共に、緯糸2の一部として交織した導体2a
が間隔をおいて並列に配置されている。
向)に走行する組織は製織時の経糸1で形成さ
れ、一方、ケーブルの長手方向(紙面の左右方
向)に走行する組織は製織時の緯糸2で形成され
ると共に、緯糸2の一部として交織した導体2a
が間隔をおいて並列に配置されている。
そして、このケーブルの長手方向に平行な両端
部(紙面の上辺および下辺)3,3は、カツトに
よる切口で形成され、その形成は溶融と同時に切
断すること、つまり溶断により行われる。
部(紙面の上辺および下辺)3,3は、カツトに
よる切口で形成され、その形成は溶融と同時に切
断すること、つまり溶断により行われる。
一方、ケーブルの巾方向に平行な両端部(紙面
の左辺および右辺)4,4は、製織時の導体以外
の緯糸2bによる両耳端部で形成されると共に、
その両耳端部から緯糸2の一部として交織した導
体2aが突き出た構造を有し、この突き出た部分
が電子機器接続時の端子となる。
の左辺および右辺)4,4は、製織時の導体以外
の緯糸2bによる両耳端部で形成されると共に、
その両耳端部から緯糸2の一部として交織した導
体2aが突き出た構造を有し、この突き出た部分
が電子機器接続時の端子となる。
そして、このような構造を有するフラツトケー
ブルは、次の方法により製造される。第2図はカ
ツト前の織布を示した平面図である。
ブルは、次の方法により製造される。第2図はカ
ツト前の織布を示した平面図である。
まず、通常の経糸1を準備すると共に、緯糸
2として導体2aと通常の緯糸2bとを準備す
る。
2として導体2aと通常の緯糸2bとを準備す
る。
上記経糸1と緯糸2とから縦横の組織構造を
有する織布を製織する。その際、通常の緯糸2
bを所定の織巾になるように所定本数織り込
み、ついで導体2aを1本織り込むという操作
を繰り返す。また、織り込んだ導体2aの長さ
は、それ以外の緯糸2bによる織巾よりも長く
なるようにする。この製織により第2図のよう
な織布が得られる。
有する織布を製織する。その際、通常の緯糸2
bを所定の織巾になるように所定本数織り込
み、ついで導体2aを1本織り込むという操作
を繰り返す。また、織り込んだ導体2aの長さ
は、それ以外の緯糸2bによる織巾よりも長く
なるようにする。この製織により第2図のよう
な織布が得られる。
なお、緯糸2aの交織にあたつては、その供
給時に撚りがかかると、製織後に緯糸2aにキ
ンクと呼ばれる撚りコブが周期的に現れるよう
になつて断線を起すので、緯糸2aの繰り出し
には撚りがかからない方法を採用することが必
要である。
給時に撚りがかかると、製織後に緯糸2aにキ
ンクと呼ばれる撚りコブが周期的に現れるよう
になつて断線を起すので、緯糸2aの繰り出し
には撚りがかからない方法を採用することが必
要である。
製織後の織布を、適当な溶断手段、たとえ
ば、レーザー、インパルスヒートシーラー等溶
融を伴なう切断機を用いて、緯糸2走行方向と
平行に所定の巾に溶断する。第2図のSの個所
が溶断個所である。この溶断操作により、第1
図に示したフラツトケーブルが一挙に得られ
る。
ば、レーザー、インパルスヒートシーラー等溶
融を伴なう切断機を用いて、緯糸2走行方向と
平行に所定の巾に溶断する。第2図のSの個所
が溶断個所である。この溶断操作により、第1
図に示したフラツトケーブルが一挙に得られ
る。
発明の効果
本発明のフラツトケーブルは、上記のように導
体が織布中に並列した配置された構成を有するの
で、全体が極めて柔軟で可撓性に富みかつ極めて
軽量である。
体が織布中に並列した配置された構成を有するの
で、全体が極めて柔軟で可撓性に富みかつ極めて
軽量である。
しかも、製織後単にカツトするだけで一挙に完
成品が得られるので生産性にすぐれている。
成品が得られるので生産性にすぐれている。
加えて、カツトにより得られたフラツトケーブ
ルの周囲4辺のうち両短辺は、導体以外の緯糸2
bによる両耳端部で形成されているので、何らの
端部処理を施さずとも、使用中端部から糸がほぐ
れてくるというようなトラブルがなく、また、両
長辺もカツトを溶融を伴なう切断方式で行つてい
るのでその端部から糸がほぐれてくるというよう
なトラブルがない。
ルの周囲4辺のうち両短辺は、導体以外の緯糸2
bによる両耳端部で形成されているので、何らの
端部処理を施さずとも、使用中端部から糸がほぐ
れてくるというようなトラブルがなく、また、両
長辺もカツトを溶融を伴なう切断方式で行つてい
るのでその端部から糸がほぐれてくるというよう
なトラブルがない。
さらに、経糸1や、緯糸2中導体以外の経糸2
bは、任意の物理的、化学的特性を有する糸で選
ぶことができ、かつ任意の色とすることができる
ので、使用目的に応じて対処が容易である。
bは、任意の物理的、化学的特性を有する糸で選
ぶことができ、かつ任意の色とすることができる
ので、使用目的に応じて対処が容易である。
第1図は本発明のフラツトケーブルの平面図、
第2図はカツト前の織布を示した平面図である。
第3図は導体を経糸の一部として用いたときの参
考平面図である。 1……経糸、2……緯糸、2a……導体、2b
……導体以外の緯糸、3……長手方向に平行な端
部、4……巾方向に平行な端部、S……スリツト
個所、11……経糸、11a……導体、11b…
…導体以外の経糸、12……緯糸。
第2図はカツト前の織布を示した平面図である。
第3図は導体を経糸の一部として用いたときの参
考平面図である。 1……経糸、2……緯糸、2a……導体、2b
……導体以外の緯糸、3……長手方向に平行な端
部、4……巾方向に平行な端部、S……スリツト
個所、11……経糸、11a……導体、11b…
…導体以外の経糸、12……緯糸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 経糸1と緯糸2とから製織された縦横の組織
構造を有するフラツトケーブルであつて、 経糸1は溶断可能な糸であり、 ケーブルの巾方向に走行する組織は製織時の経
糸1で形成され、一方、ケーブルの長手方向に走
行する組織は製織時の緯糸2で形成されると共
に、緯糸2の一部として交織した導体2aが間隔
をおいて並列に配置され、 かつ、このケーブルの長手方向に平行な両端部
3,3は溶断による切口で形成され、一方、巾方
向に平行な両端部4,4は製織時の導体以外の緯
糸2bによる両耳端部で形成されると共に、その
両耳端部から緯糸2の一部として交織した導体2
aが突出した構造を有する、 ことを特徴とするフラトケーブル。 2 経糸1として溶断可能な糸を用い、経糸1と
緯糸2とから縦横の組織構造を有する織布を製織
し、 この際、緯糸2の一部として導体2aを交織す
ることにより、導体2aを緯糸2による緯糸組織
中間隔をおいて並列に配置すると共に、この導体
2aをそれ以外の緯糸2bによる織巾より長くな
るように織り込み、 製織後の織布を緯糸2走行方向と平行に所定の
巾に溶断する、 ことを特徴とするフラツトケーブルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15185984A JPS6132309A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | フラットケ−ブルおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15185984A JPS6132309A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | フラットケ−ブルおよびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6132309A JPS6132309A (ja) | 1986-02-15 |
JPH0451921B2 true JPH0451921B2 (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=15527806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15185984A Granted JPS6132309A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | フラットケ−ブルおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132309A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63318010A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-26 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | フレキシブル配線板 |
JP2007257889A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Junkosha Co Ltd | 平型ケーブル、及び該平型ケーブルの集合ケーブル |
WO2012120640A1 (ja) * | 2011-03-08 | 2012-09-13 | 矢崎総業株式会社 | フラットケーブル及びワイヤハーネス |
EP2518736A1 (en) * | 2011-04-29 | 2012-10-31 | Tyco Electronics Nederland B.V. | Cable assembly comprising a flexible support made from a textile material |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP15185984A patent/JPS6132309A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6132309A (ja) | 1986-02-15 |
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