JPH0451908A - 化粧用パフおよびその製造方法 - Google Patents
化粧用パフおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0451908A JPH0451908A JP15822990A JP15822990A JPH0451908A JP H0451908 A JPH0451908 A JP H0451908A JP 15822990 A JP15822990 A JP 15822990A JP 15822990 A JP15822990 A JP 15822990A JP H0451908 A JPH0451908 A JP H0451908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- pile fabric
- fusible
- layers
- cushioning material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 title claims description 40
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 18
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 62
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 58
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 claims description 17
- 239000003292 glue Substances 0.000 claims 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 abstract description 19
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 abstract description 19
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 8
- 238000005406 washing Methods 0.000 abstract description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000012775 heat-sealing material Substances 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、化粧用パフおよびその製造方法に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]従来より
、パイル生地を外被とし、偏平なクッション材を外被の
中に収容した、縦断面か三層構造の化粧用パフが知られ
ている。このような化粧用パフを製造するには、パイル
生地を適当な大きさに切断し、この切断片の2枚を起毛
面側を合せ、裏返すことが不可能とならないところまで
切断片の周囲を縫い合せた後に、裏返して起毛面を表側
に出し、その中に軟質スポンジ等のクッション材を挿入
し、縫い残しである部分を手縫いして製品とする。
、パイル生地を外被とし、偏平なクッション材を外被の
中に収容した、縦断面か三層構造の化粧用パフが知られ
ている。このような化粧用パフを製造するには、パイル
生地を適当な大きさに切断し、この切断片の2枚を起毛
面側を合せ、裏返すことが不可能とならないところまで
切断片の周囲を縫い合せた後に、裏返して起毛面を表側
に出し、その中に軟質スポンジ等のクッション材を挿入
し、縫い残しである部分を手縫いして製品とする。
このようにして製造される化粧用パフは著しく手間を要
するので生産性が悪く、消耗品でありながら相当コスト
高となる。また、この手縫い部分は水洗いによりほつれ
る場合がある。さらに、パイル生地とクッション材とが
接着されていないので、水洗いを繰り返すと、パイル生
地が伸びてクッション材から浮き上がりパフの表面に凹
凸が生じることがある。
するので生産性が悪く、消耗品でありながら相当コスト
高となる。また、この手縫い部分は水洗いによりほつれ
る場合がある。さらに、パイル生地とクッション材とが
接着されていないので、水洗いを繰り返すと、パイル生
地が伸びてクッション材から浮き上がりパフの表面に凹
凸が生じることがある。
そこで、本発明の課題は、水洗いを繰り返してもほつれ
ることやパフの表面に凹凸が生じることのない化粧用パ
フおよびその容易な製造方法を提供する処にある。
ることやパフの表面に凹凸が生じることのない化粧用パ
フおよびその容易な製造方法を提供する処にある。
[課題を解決するための手段]
本発明の化粧用パフは、熱融着性繊維のパイル生地を外
被とし、熱融着性のある偏平なクッション材を前記外被
の中に収容した、縦断面が三層構造の化粧用パフであっ
て、前記クッション材の一方の面が前記パイル生地と全
面にわたって接着されるとともに他方の面において前記
パイル生地との間に全面にわたって若干の隙間を有し、
パフの周縁において前記三層が一体に熱融着されてなる
ものである(請求項1)。
被とし、熱融着性のある偏平なクッション材を前記外被
の中に収容した、縦断面が三層構造の化粧用パフであっ
て、前記クッション材の一方の面が前記パイル生地と全
面にわたって接着されるとともに他方の面において前記
パイル生地との間に全面にわたって若干の隙間を有し、
パフの周縁において前記三層が一体に熱融着されてなる
ものである(請求項1)。
この化粧用パフの製造方法は、熱融着性繊維のパイル生
地と熱融着性のあるシート状のクッション材とを接着し
、さらにこのクッション材側に熱融着性繊維のパイル生
地を重ねて三層とし、この三層構造物を高周波ウェルダ
ーまたは超音波ウェルダーにより所定形状に切断および
融着することを特徴とする請求項2)。
地と熱融着性のあるシート状のクッション材とを接着し
、さらにこのクッション材側に熱融着性繊維のパイル生
地を重ねて三層とし、この三層構造物を高周波ウェルダ
ーまたは超音波ウェルダーにより所定形状に切断および
融着することを特徴とする請求項2)。
本発明の他の化粧用パフは、熱融着性繊維のパイル生地
および熱融着性の合成皮革を外被とし、熱融着性のある
偏平なクッション材を前記外被の中に収容した、縦断面
が前記パイル生地層と前記クッション材層と前記合成皮
革層の三層からなる化粧用パフであって、前記クッショ
ン材の一方の面が前記パイル生地と全面にわたって接着
されるとともに他方の面において前記合成皮革との間に
全面にわたって若干の隙間を有し、パフの周縁において
前記三層が一体に熱融着されてなるものである(請求項
3)。
および熱融着性の合成皮革を外被とし、熱融着性のある
偏平なクッション材を前記外被の中に収容した、縦断面
が前記パイル生地層と前記クッション材層と前記合成皮
革層の三層からなる化粧用パフであって、前記クッショ
ン材の一方の面が前記パイル生地と全面にわたって接着
されるとともに他方の面において前記合成皮革との間に
全面にわたって若干の隙間を有し、パフの周縁において
前記三層が一体に熱融着されてなるものである(請求項
3)。
この化粧用パフの製造方法は、熱融着性繊維のパイル生
地と熱融着性のあるシート状のクッション材とを接着し
、さらにこのクッション材側に熱融着性の合成皮革を重
ねて三層とし、この三層構造物を高周波ウェルダーまた
は超音波ウェルダーにより所定形状に切断および融着す
ることを特徴とする請求項4)。
地と熱融着性のあるシート状のクッション材とを接着し
、さらにこのクッション材側に熱融着性の合成皮革を重
ねて三層とし、この三層構造物を高周波ウェルダーまた
は超音波ウェルダーにより所定形状に切断および融着す
ることを特徴とする請求項4)。
本発明の他の化粧用パフは、熱融着性繊維のパイル生地
を外被とし、二層の熱融着性のある偏平なクッション材
を前記外被の中に収容した、縦断面が四層構造の化粧用
パフであって、前記二層のクッション材がその外面にお
いて前記パイル生地と全面にわたって接着されるととも
にその二層のクッション材の間に全面にわたって隙間を
有し、パフの周縁において前記四層が一体に熱融着され
てなるものである(請求項5)。
を外被とし、二層の熱融着性のある偏平なクッション材
を前記外被の中に収容した、縦断面が四層構造の化粧用
パフであって、前記二層のクッション材がその外面にお
いて前記パイル生地と全面にわたって接着されるととも
にその二層のクッション材の間に全面にわたって隙間を
有し、パフの周縁において前記四層が一体に熱融着され
てなるものである(請求項5)。
この化粧用パフの製造方法は、熱融着性繊維のパイル生
地と熱融着性のあるシート状のクッション材とを接着し
て二層とし、この二層構造物を前記クッション材同士が
向い合うように重ねて四層とし、゛この四層構造物を高
周波ウェルダーまたは超音波ウェルダーにより所定形状
に切断および融着することを特徴とする請求項6)。
地と熱融着性のあるシート状のクッション材とを接着し
て二層とし、この二層構造物を前記クッション材同士が
向い合うように重ねて四層とし、゛この四層構造物を高
周波ウェルダーまたは超音波ウェルダーにより所定形状
に切断および融着することを特徴とする請求項6)。
[作用]
本発明の化粧用パフは、熱融着性の素材からなる多層構
造であるが、その周縁において一体に熱融着されている
ので、パフの周縁がほつれることがない。
造であるが、その周縁において一体に熱融着されている
ので、パフの周縁がほつれることがない。
また、クッション材の一方の面とパイル生地とが接着さ
れているので、パフの使用中にクッション材が中で動く
ことがないだけでなく、水洗いを繰り返しても、パイル
生地が伸びてクッション材から浮き上がりパフの表面に
凹凸が生じることもない。
れているので、パフの使用中にクッション材が中で動く
ことがないだけでなく、水洗いを繰り返しても、パイル
生地が伸びてクッション材から浮き上がりパフの表面に
凹凸が生じることもない。
その一方で、クッション材の他方の面において、他のパ
イル生地、合成皮革または他のクッション材との間に全
面にわたって隙間を有しているので、パフ全体の弾力性
が大きくなっている。
イル生地、合成皮革または他のクッション材との間に全
面にわたって隙間を有しているので、パフ全体の弾力性
が大きくなっている。
本発明の化粧用パフは、熱融着性の素材からなる多層構
造物を高周波ウェルダーまたは超音波ウェルダーを用い
て所定形状に切断および融着することにより、容易に製
造できる。
造物を高周波ウェルダーまたは超音波ウェルダーを用い
て所定形状に切断および融着することにより、容易に製
造できる。
[実施例]
第1図および第2図において、12および14は熱融着
性繊維で経糸および緯糸が形成されたパイル生地からな
る外被であり、この外被の中に熱融着性のある偏平なク
ッション材1Bが収容されている。上側のパイル生地1
2とクッション材1Bとは接着剤18により全面にわた
って接着されているが、下側のパイル生地14とクッシ
ョン材1Bとの間には全面にわたって若干の隙間2oが
設けられている。上側のパイル生地12、クッション材
16および下側のパイル生地14の三層は、パフの周縁
部22において一体に熱融着されている。
性繊維で経糸および緯糸が形成されたパイル生地からな
る外被であり、この外被の中に熱融着性のある偏平なク
ッション材1Bが収容されている。上側のパイル生地1
2とクッション材1Bとは接着剤18により全面にわた
って接着されているが、下側のパイル生地14とクッシ
ョン材1Bとの間には全面にわたって若干の隙間2oが
設けられている。上側のパイル生地12、クッション材
16および下側のパイル生地14の三層は、パフの周縁
部22において一体に熱融着されている。
パイル生地12.14は、カットパイルで構成されてお
り、本実施例のパイルの長さは5 mmである。このパ
イル生地を形成する熱融着性繊維としては、ナイロン、
ポリエステル、アクリル等の熱融着性の合成繊維が好ま
しい。特に、ポリエステル繊維が好ましい。上側のパイ
ル生地12と下側のパイル生地14とは、同種のもので
も異種のものでもよい。
り、本実施例のパイルの長さは5 mmである。このパ
イル生地を形成する熱融着性繊維としては、ナイロン、
ポリエステル、アクリル等の熱融着性の合成繊維が好ま
しい。特に、ポリエステル繊維が好ましい。上側のパイ
ル生地12と下側のパイル生地14とは、同種のもので
も異種のものでもよい。
クッション材16としては、熱融着性繊維で形成された
不織布やポリウレタンスポンジ等が好ましい。本実施例
では、厚さ8 m+mのポリウレタンスポンジが用いら
れている。
不織布やポリウレタンスポンジ等が好ましい。本実施例
では、厚さ8 m+mのポリウレタンスポンジが用いら
れている。
上側のパイル生地12とクッション材16とを接着する
接着剤18としては、硬化後も柔軟性を失わない接着剤
が好ましく、本実施例ではゴム系の軟質接着剤が用いら
れている。
接着剤18としては、硬化後も柔軟性を失わない接着剤
が好ましく、本実施例ではゴム系の軟質接着剤が用いら
れている。
なお、この上側のパイル生地12とクッション材16と
の接着は、全面にわたってされてさえいればよく、接着
剤を点在させて全面にわたる点接着としてもよい。
の接着は、全面にわたってされてさえいればよく、接着
剤を点在させて全面にわたる点接着としてもよい。
本実施例の化粧用パフを製造するには、第3図に示すよ
うに、パイル生地12とポリウレタンスポンジ1Bとを
軟質接着剤で接着し、この二層構造物を他のパイル生地
14の上にポリウレタンスポンジ1Bが下側となるよう
に重ねて三層とする。この三層構造物24に、直径8c
mの円形の金属タガネを装着した高周波ウェルダーまた
は超音波ウェルダー(図示しない)を1〜3秒間作動さ
せ、三層構造物24を円形に切断および融着する。すな
わち、パイル生地12.14とポリウレタンスポンジ1
6の溶融温度には差があるので、ポリウレタンスポンジ
1Bの溶融部分はパイル生地12.14の生地組織の空
間部に溶流し、三層12、16.14は完全に融着した
状態となり、金属タガネの歯により同時に切断される。
うに、パイル生地12とポリウレタンスポンジ1Bとを
軟質接着剤で接着し、この二層構造物を他のパイル生地
14の上にポリウレタンスポンジ1Bが下側となるよう
に重ねて三層とする。この三層構造物24に、直径8c
mの円形の金属タガネを装着した高周波ウェルダーまた
は超音波ウェルダー(図示しない)を1〜3秒間作動さ
せ、三層構造物24を円形に切断および融着する。すな
わち、パイル生地12.14とポリウレタンスポンジ1
6の溶融温度には差があるので、ポリウレタンスポンジ
1Bの溶融部分はパイル生地12.14の生地組織の空
間部に溶流し、三層12、16.14は完全に融着した
状態となり、金属タガネの歯により同時に切断される。
なお、溶流して融着したポリウレタンにより融着部分は
柔らかくなるので、パフの周縁部22にはごつごつした
違和感はない。
柔らかくなるので、パフの周縁部22にはごつごつした
違和感はない。
また、周縁部22の付近のパイル生地をブラシ等により
毛羽立たせると、融着部分は目立たなくなる。
毛羽立たせると、融着部分は目立たなくなる。
第4図は他の実施例を示しており、下側の外被が熱融着
性の合成皮革26で形成されている。
性の合成皮革26で形成されている。
このように外被の一面を合成皮革26で形成すると、パ
フに腰を持たせることができるとともに、手触りが良く
なり高級感がでる。また、この合成皮革26に模様や社
名等を刻印できる。
フに腰を持たせることができるとともに、手触りが良く
なり高級感がでる。また、この合成皮革26に模様や社
名等を刻印できる。
なお、熱融着性の合成皮革としては、合成皮革自身が熱
融着性を有する素材により形成された場合だけでなく、
そのような素材で形成されてはいないが合成皮革の一面
(ポリウレタンスポンジ1Bの側の面)に熱融着性の接
着剤が塗布されて全体として熱融着性を有するに至った
場合も含まれる。
融着性を有する素材により形成された場合だけでなく、
そのような素材で形成されてはいないが合成皮革の一面
(ポリウレタンスポンジ1Bの側の面)に熱融着性の接
着剤が塗布されて全体として熱融着性を有するに至った
場合も含まれる。
第4図に示す化粧用パフを製造するには、第5図に示す
ように、パイル生地12とポリウレタンスポンジ16と
を軟質接着剤で接着し、この二層構造物を熱融着性の合
成皮革26の上にポリウレタンスポンジ16が下側とな
るように重ねて三層とする。この三層構造物28を、金
属タガネを装着した高周波ウェルダーまたは超音波ウエ
ルダ=(図示しない)により、所定形状に切断および融
着する。
ように、パイル生地12とポリウレタンスポンジ16と
を軟質接着剤で接着し、この二層構造物を熱融着性の合
成皮革26の上にポリウレタンスポンジ16が下側とな
るように重ねて三層とする。この三層構造物28を、金
属タガネを装着した高周波ウェルダーまたは超音波ウエ
ルダ=(図示しない)により、所定形状に切断および融
着する。
第6図はさらに他の実施例を示しており、パイル生地1
2.14で構成される外被の中に、二層のポリウレタン
スポンジ18.17が収容されている。ポリウレタンス
ポンジ16.17は、それぞれ、パイル生地12.14
と全面にわたって接着されているが、ポリウレタンスポ
ンジ16とポリウレタンスポンジ■7との間には全面に
わたる隙間20が設けられている。この隙間20は、特
にその中央において、先の二つの実施例(第2図、第4
図参照)の隙間よりも若干大きい。
2.14で構成される外被の中に、二層のポリウレタン
スポンジ18.17が収容されている。ポリウレタンス
ポンジ16.17は、それぞれ、パイル生地12.14
と全面にわたって接着されているが、ポリウレタンスポ
ンジ16とポリウレタンスポンジ■7との間には全面に
わたる隙間20が設けられている。この隙間20は、特
にその中央において、先の二つの実施例(第2図、第4
図参照)の隙間よりも若干大きい。
本実施例の化粧用パフは、ポリウレタンスポンジが二層
となっていることと、それらのポリウレタンスポンジの
間の隙間が大きいこととが相俟って、弾力性の大きな肌
触りの良いものとなっている。
となっていることと、それらのポリウレタンスポンジの
間の隙間が大きいこととが相俟って、弾力性の大きな肌
触りの良いものとなっている。
第6図に示す化粧用パフを製造するには、第7図に示す
ように、パイル生地12とポリウレタンスポンジ1Bと
を軟質接着剤で接着するとともに、パイル生地14とポ
リウレタンスポンジ17とを軟質接着剤で接着して、そ
れぞれ二層構造物30.32を用意し、これらの二層構
造物30.32をポリウレタンスポンジ16と17とが
向い合うように重ねて四層とする。この四層構造物34
を、金属タガネを装着した高周波ウェルダーまたは超音
波ウェルダー(図示しない)により、所定形状に切断お
よび融着する。
ように、パイル生地12とポリウレタンスポンジ1Bと
を軟質接着剤で接着するとともに、パイル生地14とポ
リウレタンスポンジ17とを軟質接着剤で接着して、そ
れぞれ二層構造物30.32を用意し、これらの二層構
造物30.32をポリウレタンスポンジ16と17とが
向い合うように重ねて四層とする。この四層構造物34
を、金属タガネを装着した高周波ウェルダーまたは超音
波ウェルダー(図示しない)により、所定形状に切断お
よび融着する。
[発明の効果コ
以上のように、本発明の化粧用パフは、熱融着性の素材
からなる多層構造であるが、その周縁において一体に熱
融着されているので、水洗いを繰り返してもパフの周縁
がほつれることがない。
からなる多層構造であるが、その周縁において一体に熱
融着されているので、水洗いを繰り返してもパフの周縁
がほつれることがない。
また、クッション材の一方の面と外被のパイル生地とが
接着されているので、化粧用パフとして適度の腰がある
だけでなく、パフの使用中にクッション材が中で動くこ
とがない。さらに、水洗いを繰り返しても、従来のよう
にパイル生地が伸びてクッション材から浮き上がりパフ
の表面に凹凸が生じる、ということもない。
接着されているので、化粧用パフとして適度の腰がある
だけでなく、パフの使用中にクッション材が中で動くこ
とがない。さらに、水洗いを繰り返しても、従来のよう
にパイル生地が伸びてクッション材から浮き上がりパフ
の表面に凹凸が生じる、ということもない。
また、クッション材は、他方の面において、他のパイル
生地(請求項1)、合成皮革(請求項3)または他のク
ッション材(請求項5)との間に全面にわたって隙間を
有しているので、パフ全体の弾力性が大きく肌触りが良
い。
生地(請求項1)、合成皮革(請求項3)または他のク
ッション材(請求項5)との間に全面にわたって隙間を
有しているので、パフ全体の弾力性が大きく肌触りが良
い。
本発明の化粧用パフの製造方法は、熱融着性の素材から
なる多層構造物を高周波ウェルダーまたは超音波ウェル
ダーを用いて所定形状に切断および融着するという、簡
単なものである。
なる多層構造物を高周波ウェルダーまたは超音波ウェル
ダーを用いて所定形状に切断および融着するという、簡
単なものである。
従って、従来の製造方法と比較して作業工程を大幅に減
少することができ、生産性が極めて高いので、コストを
著しく低減することができる。
少することができ、生産性が極めて高いので、コストを
著しく低減することができる。
32・・・・・
二層構造物、
34・・・・・・四層構造物
第1図は、本発明の化粧用パフの一実施例を示す一部欠
截斜視図、 第2図は、第1図の化粧用パフの縦断面図、第3図は、
第1図の化粧用パフを製造する際の三層構造物の縦断面
図、 第4図は、本発明の化粧用パフの他の実施例を示す縦断
面図、 第5図は、第4図の化粧用パフを製造する際の三層構造
物の縦断面図、 第6図は、本発明の化粧用パフの他の実施例を示す縦断
面図、 第7図は、第6図の化粧用パフを製造する際の四層構造
物の縦断面図である。 符号の説明
截斜視図、 第2図は、第1図の化粧用パフの縦断面図、第3図は、
第1図の化粧用パフを製造する際の三層構造物の縦断面
図、 第4図は、本発明の化粧用パフの他の実施例を示す縦断
面図、 第5図は、第4図の化粧用パフを製造する際の三層構造
物の縦断面図、 第6図は、本発明の化粧用パフの他の実施例を示す縦断
面図、 第7図は、第6図の化粧用パフを製造する際の四層構造
物の縦断面図である。 符号の説明
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱融着性繊維のパイル生地を外被とし、熱融着性の
ある偏平なクッション材を前記外被の中に収容した、縦
断面が三層構造の化粧用パフであって、前記クッション
材の一方の面が前記パイル生地と全面にわたって接着さ
れるとともに他方の面において前記パイル生地との間に
全面にわたって若干の隙間を有し、パフの周縁において
前記三層が一体に熱融着されてなる化粧用パフ。 2、熱融着性繊維のパイル生地と熱融着性のあるシート
状のクッション材とを接着し、さらにこのクッション材
側に熱融着性繊維のパイル生地を重ねて三層とし、この
三層構造物を高周波ウェルダーまたは超音波ウェルダー
により所定形状に切断および融着することを特徴とする
請求項1の化粧用パフの製造方法。 3、熱融着性繊維のパイル生地および熱融着性の合成皮
革を外被とし、熱融着性のある偏平なクッション材を前
記外被の中に収容した、縦断面が前記パイル生地層と前
記クッション材層と前記合成皮革層の三層からなる化粧
用パフであって、前記クッション材の一方の面が前記パ
イル生地と全面にわたって接着されるとともに他方の面
において前記合成皮革との間に全面にわたって若干の隙
間を有し、パフの周縁において前記三層が一体に熱融着
されてなる化粧用パフ。 4、熱融着性繊維のパイル生地と熱融着性のあるシート
状のクッション材とを接着し、さらにこのクッション材
側に熱融着性の合成皮革を重ねて三層とし、この三層構
造物を高周波ウェルダーまたは超音波ウェルダーにより
所定形状に切断および融着することを特徴とする請求項
3の化粧用パフの製造方法。 5、熱融着性繊維のパイル生地を外被とし、二層の熱融
着性のある偏平なクッション材を前記外被の中に収容し
た、縦断面が四層構造の化粧用パフであって、前記二層
のクッション材がその外面において前記パイル生地と全
面にわたって接着されるとともにその二層のクッション
材の間に全面にわたって隙間を有し、パフの周縁におい
て前記四層が一体に熱融着されてなる化粧用パフ。 6、熱融着性繊維のパイル生地と熱融着性のあるシート
状のクッション材とを接着して二層とし、この二層構造
物を前記クッション材同士が向い合うように重ねて四層
とし、この四層構造物を高周波ウェルダーまたは超音波
ウェルダーにより所定形状に切断および融着することを
特徴とする請求項5の化粧用パフの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15822990A JPH0451908A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 化粧用パフおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15822990A JPH0451908A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 化粧用パフおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451908A true JPH0451908A (ja) | 1992-02-20 |
JPH0560922B2 JPH0560922B2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=15667102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15822990A Granted JPH0451908A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 化粧用パフおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0451908A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06226853A (ja) * | 1993-02-02 | 1994-08-16 | Daiwa:Kk | 自動車用マットのマーク取付方法 |
WO2018174620A1 (ko) * | 2017-03-22 | 2018-09-27 | (주)에스엔피월드 | 액상 및 파우더 화장품 겸용 퍼프 및 이의 제조방법 |
US10874312B2 (en) | 2015-03-03 | 2020-12-29 | Nokia Technolgies Oy | User wearable apparatus with optical sensor |
JP2021069526A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 株式会社タイキ | パウダー化粧用パフおよび、その製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4724779U (ja) * | 1971-04-08 | 1972-11-20 | ||
JPS5142532A (ja) * | 1974-10-08 | 1976-04-10 | Copal Co Ltd | Puroguramudenkishatsuta |
JPS5423481U (ja) * | 1977-07-19 | 1979-02-15 | ||
JPS561508U (ja) * | 1979-06-18 | 1981-01-08 | ||
JPS5614724A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-13 | Hitachi Ltd | Switch circuit |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5334127A (en) * | 1976-09-13 | 1978-03-30 | Kubota Ltd | Quakeproof pipe joint of inside connection |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP15822990A patent/JPH0451908A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4724779U (ja) * | 1971-04-08 | 1972-11-20 | ||
JPS5142532A (ja) * | 1974-10-08 | 1976-04-10 | Copal Co Ltd | Puroguramudenkishatsuta |
JPS5423481U (ja) * | 1977-07-19 | 1979-02-15 | ||
JPS561508U (ja) * | 1979-06-18 | 1981-01-08 | ||
JPS5614724A (en) * | 1979-07-18 | 1981-02-13 | Hitachi Ltd | Switch circuit |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06226853A (ja) * | 1993-02-02 | 1994-08-16 | Daiwa:Kk | 自動車用マットのマーク取付方法 |
US10874312B2 (en) | 2015-03-03 | 2020-12-29 | Nokia Technolgies Oy | User wearable apparatus with optical sensor |
WO2018174620A1 (ko) * | 2017-03-22 | 2018-09-27 | (주)에스엔피월드 | 액상 및 파우더 화장품 겸용 퍼프 및 이의 제조방법 |
KR20180107798A (ko) * | 2017-03-22 | 2018-10-04 | (주)에스엔피월드 | 액상 및 파우더 화장품 겸용 퍼프 및 이의 제조방법 |
JP2021069526A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 株式会社タイキ | パウダー化粧用パフおよび、その製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0560922B2 (ja) | 1993-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9012003B2 (en) | Reinforced fabric seam | |
EP0818569A2 (en) | Nonwoven fabric, and process for producing the same | |
MXPA01010478A (es) | Utensilio desechable para limpiar mugre y metodo de produccion del mismo. | |
JP2006526081A (ja) | 車両の内張用の音響的効果を有する不織布 | |
JPH0451908A (ja) | 化粧用パフおよびその製造方法 | |
JP2005179858A (ja) | 手袋の製造方法及び当該製造方法により得られた不織布を構成材料とする手袋 | |
GB2131684A (en) | Seats for vehicles | |
GB2433413A (en) | Glove liner made from laminated material | |
JP4014022B2 (ja) | 化粧用パフ及びその製造方法 | |
JPS5995134A (ja) | 立体的な装飾部を有する装飾積層材の製造方法 | |
GB2226488A (en) | Composite glove or mitten | |
JPH10243892A (ja) | 超音波により接合されたロールタオル | |
JP3244671U (ja) | 化粧用パフ | |
KR102618392B1 (ko) | 원단의 연결부위에 재봉되는 이음밴드 | |
JPS6255493B2 (ja) | ||
GB2433465A (en) | Manufacture of an article form non woven sheets | |
JPH0123805Y2 (ja) | ||
JP2023091947A (ja) | 化粧パフ及びその製造方法 | |
JPH035126Y2 (ja) | ||
CA1122854A (en) | Cream dispensing pouch | |
WO2001003529A1 (fr) | Vetement jetable | |
JPH068799Y2 (ja) | 自動車座席のトリムカバー | |
JP2022178111A (ja) | マスク | |
JPH08280954A (ja) | 自動車内装用表面材 | |
JPH07138869A (ja) | 腕カバー付防水手袋の腕カバーと手袋本体との接続方法 |