JPH0451677B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451677B2 JPH0451677B2 JP19341184A JP19341184A JPH0451677B2 JP H0451677 B2 JPH0451677 B2 JP H0451677B2 JP 19341184 A JP19341184 A JP 19341184A JP 19341184 A JP19341184 A JP 19341184A JP H0451677 B2 JPH0451677 B2 JP H0451677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- groove
- rotor
- resin
- vane groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 16
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 8
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は流体或いは気体を吸入しこれを圧縮し
て送出すベーンポンプにおけるロータに関する。
て送出すベーンポンプにおけるロータに関する。
（従来の技術）
ベーンポンプはシリンダの中心に対して偏位し
た箇所を回転中心としたロータを備え、ロータの
ベーン溝に装入したベーンをロータの回転に伴う
遠心力で外側へ飛び出させ、ベーン先端面をシリ
ンダに摺動させつつ、流体或いは気体の吸入、圧
縮、吐出を行うもので、カークーラー用コンプレ
ツサ、オイルポンプ、パワーステアリング用ポン
プ等に広く用いられている。
た箇所を回転中心としたロータを備え、ロータの
ベーン溝に装入したベーンをロータの回転に伴う
遠心力で外側へ飛び出させ、ベーン先端面をシリ
ンダに摺動させつつ、流体或いは気体の吸入、圧
縮、吐出を行うもので、カークーラー用コンプレ
ツサ、オイルポンプ、パワーステアリング用ポン
プ等に広く用いられている。
斯かるベーンポンプのロータにはベーンを装入
するベーン溝を形成する必要があり、そのためロ
ータ素材に先ずベーン溝の荒加工をメタルソー等
のフライスにより行い、ベーン溝仕上げは研削加
工により行つている。
するベーン溝を形成する必要があり、そのためロ
ータ素材に先ずベーン溝の荒加工をメタルソー等
のフライスにより行い、ベーン溝仕上げは研削加
工により行つている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、ベーン溝の切込み深さが大きい
ためメタルソー等の工具の剛性不足により良好な
寸法精度が得がたく、更にに、仕上げ研削時には
研削やけや砥石の早期摩耗等の問題を生じ量産に
は不適であつた。
ためメタルソー等の工具の剛性不足により良好な
寸法精度が得がたく、更にに、仕上げ研削時には
研削やけや砥石の早期摩耗等の問題を生じ量産に
は不適であつた。
本発明は前記不具合を解消すべく案出されたも
のであつて、本発明の目的とする処は、簡易にし
かも高精度に製造し得、量産に適するベーンポン
プのロータを提供するにある。
のであつて、本発明の目的とする処は、簡易にし
かも高精度に製造し得、量産に適するベーンポン
プのロータを提供するにある。
（問題点を解決するための手段）
本発明は前記目的を達成するため、ロータを、
ベーン溝成形用溝を有する基体と、前記ベーン溝
成形用溝に接合され型成形によりベーン溝が形成
された樹脂とで構成するようにしたことを特徴と
する。
ベーン溝成形用溝を有する基体と、前記ベーン溝
成形用溝に接合され型成形によりベーン溝が形成
された樹脂とで構成するようにしたことを特徴と
する。
（実施例）
以下、本発明の好適一実施例を添付図面に従つ
て説明する。
て説明する。
第１図はロータ１の斜視図を示し、ロータ１は
回転軸をなすシヤフト部材２を備え、シヤフト部
材２には金属製の円柱状基体３が接合一体化され
ている。前記基体３にはベーン溝成形用溝４，
４，４が形成され、斯かる溝４は研削加工、焼結
成形、押出成形等の適宜手段により組成形されて
いる。
回転軸をなすシヤフト部材２を備え、シヤフト部
材２には金属製の円柱状基体３が接合一体化され
ている。前記基体３にはベーン溝成形用溝４，
４，４が形成され、斯かる溝４は研削加工、焼結
成形、押出成形等の適宜手段により組成形されて
いる。
前記溝４には耐摩耗性を有する樹脂１１が型成
形により接合一体化され、樹脂１１によりベーン
溝１２が形成されている。
形により接合一体化され、樹脂１１によりベーン
溝１２が形成されている。
一般に樹脂の線膨張係数は金属に較べ大きく、
そのためベーンポンプの使用温度時、ベーンとベ
ーン溝とのクリアランスが問題となるが、成形時
の樹脂の収縮量と使用温度による膨張量を釣合わ
せる如く材料を選定すればこの場合を解決でき
る。実施例として採用した樹脂は成形時の収縮量
が１％、線膨張係数が５×10-5（mm／deg）、使用
最高温度が200℃のものを用いた。樹脂材として
は例えばフエノール樹脂、ポリイミド樹脂等が好
適である。樹脂１１の厚さ（ｔ）を約２mmとする
と収縮量と膨張量とは釣合う。実施例ではベーン
とベーン溝１２とのクリアランスを冷間時40μに
設定してあり、冷間時ににおけるクリアランスは
やや大きいが、運転開始後僅かな時間経過で通常
使用温度に達し、以後のクリアランスは所望値に
維持される。
そのためベーンポンプの使用温度時、ベーンとベ
ーン溝とのクリアランスが問題となるが、成形時
の樹脂の収縮量と使用温度による膨張量を釣合わ
せる如く材料を選定すればこの場合を解決でき
る。実施例として採用した樹脂は成形時の収縮量
が１％、線膨張係数が５×10-5（mm／deg）、使用
最高温度が200℃のものを用いた。樹脂材として
は例えばフエノール樹脂、ポリイミド樹脂等が好
適である。樹脂１１の厚さ（ｔ）を約２mmとする
と収縮量と膨張量とは釣合う。実施例ではベーン
とベーン溝１２とのクリアランスを冷間時40μに
設定してあり、冷間時ににおけるクリアランスは
やや大きいが、運転開始後僅かな時間経過で通常
使用温度に達し、以後のクリアランスは所望値に
維持される。
次に、第２図を参照してロータ１の製造方法を
説明する。
説明する。
上型２１と下型２２に夫々シヤフト部材２をセ
ツトし、上型２１と、下型２２と、中間の型２３
で画成される空間内に基体３をセツトする。次い
で基体３の溝４内に下型２２側からベーンと同一
寸法の差込み型２４を挿入セツトする。次いで溝
４と差込み型２４との間の空間に上型２１側の供
給部２５から耐摩耗性の樹脂１１を充填し、樹脂
１１の凝固後差込み型２４を抜き取りロータ１を
得る。
ツトし、上型２１と、下型２２と、中間の型２３
で画成される空間内に基体３をセツトする。次い
で基体３の溝４内に下型２２側からベーンと同一
寸法の差込み型２４を挿入セツトする。次いで溝
４と差込み型２４との間の空間に上型２１側の供
給部２５から耐摩耗性の樹脂１１を充填し、樹脂
１１の凝固後差込み型２４を抜き取りロータ１を
得る。
本実施例によれば樹脂１１によりベーン溝１２
を形成するようにしたので、基体３に設ける溝４
の寸法精度は従来の如く要求されず粗成形で足
り、基体３を効率良く製造し得る。
を形成するようにしたので、基体３に設ける溝４
の寸法精度は従来の如く要求されず粗成形で足
り、基体３を効率良く製造し得る。
また、樹脂１１を型成形してベーン溝１２を形
成するようにしたので、成形時における樹脂１１
の収縮量と使用時における温度の膨張量を考慮し
た樹脂１１を決定することにより高精度なベーン
溝１２を簡易に得ることができ、従来の研削仕上
加工を軽減化し或いは省くことも可能となる。
成するようにしたので、成形時における樹脂１１
の収縮量と使用時における温度の膨張量を考慮し
た樹脂１１を決定することにより高精度なベーン
溝１２を簡易に得ることができ、従来の研削仕上
加工を軽減化し或いは省くことも可能となる。
また、ロータ１のベーン溝１２部分を樹脂１１
で構成するようにしたので、ロータ１の軽量化を
図ることもできる。
で構成するようにしたので、ロータ１の軽量化を
図ることもできる。
（発明の効果）
以上の説明で明らかなように、本発明によれば
ロータを簡易にしかも高精度に製造し得、量産に
用いられて好適である。
ロータを簡易にしかも高精度に製造し得、量産に
用いられて好適である。
第１図はロータの斜視図、第２図はロータの製
造装置の断面図である。 尚図面中１はロータ、２はシヤフト部材、３は
基体、４はベーン溝成形用溝、１１は樹脂、１２
はベーン溝である。
造装置の断面図である。 尚図面中１はロータ、２はシヤフト部材、３は
基体、４はベーン溝成形用溝、１１は樹脂、１２
はベーン溝である。
Claims (1)
- １ ベーンを装入するベーンが溝が設けられたベ
ーンポンプのロータにおいて、前記ロータを、ベ
ーン溝成形用溝を有する基体と、前記ベーン溝成
形用溝に接合され型成形によりベーン溝が形成さ
れた樹脂とで構成するようにしたことを特徴とす
るベーンポンプのロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19341184A JPS6181591A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | ベ−ンポンプのロ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19341184A JPS6181591A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | ベ−ンポンプのロ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6181591A JPS6181591A (ja) | 1986-04-25 |
| JPH0451677B2 true JPH0451677B2 (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=16307510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19341184A Granted JPS6181591A (ja) | 1984-09-13 | 1984-09-13 | ベ−ンポンプのロ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6181591A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000014411A1 (fr) * | 1998-09-08 | 2000-03-16 | Ebara Corporation | Machine rotative a aubes |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4859163A (en) * | 1987-06-25 | 1989-08-22 | Steven Schuller Performance Inc. | Rotary pump having vanes guided by bearing blocks |
| US5402569A (en) * | 1994-02-28 | 1995-04-04 | Hypro Corporation | Method of manufacturing a pump with a modular cam profile liner |
| JP2008133985A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Nikkei Panel System Kk | 冷凍庫等における除霜用電熱器 |
-
1984
- 1984-09-13 JP JP19341184A patent/JPS6181591A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000014411A1 (fr) * | 1998-09-08 | 2000-03-16 | Ebara Corporation | Machine rotative a aubes |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6181591A (ja) | 1986-04-25 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |