JPH045157B2 - - Google Patents

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JPH045157B2
JPH045157B2 JP58110031A JP11003183A JPH045157B2 JP H045157 B2 JPH045157 B2 JP H045157B2 JP 58110031 A JP58110031 A JP 58110031A JP 11003183 A JP11003183 A JP 11003183A JP H045157 B2 JPH045157 B2 JP H045157B2
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radar
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/66Radar-tracking systems; Analogous systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/88Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
    • G01S13/89Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S13/90Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging using synthetic aperture techniques, e.g. synthetic aperture radar [SAR] techniques
    • G01S13/904SAR modes
    • G01S13/9092SAR modes combined with monopulse techniques

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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレーダ制御式兵器誘導システム、そし
て特定すれば機上プラツトフオームに装備した合
成開口レーダ(SAR)システムにより海の状態
に支配されて横揺れ、縦揺れ、及び振れ運動を生
じている並進中の船の高分解能イメージをリアル
タイムで発生するための方法及び装置に関するも
のである。
機上デイスプレー装置への高分解能による船舶
像はスタンドオフ指令誘導式ウエポンデリバリー
において船舶の特定部分に標的を絞ることを可能
にするものである。ここに本発明は海の状態に支
配された船舶標的のリアルタイム高分解能イメー
ジを発生するとともに、前記表示された標的エリ
ア内における指定された分解能セルの距離及び方
位角を正確に測定し、かつ追跡することにより
SAR搭載機から前記船舶標的に対して空対地ミ
サイル又は滑空爆弾を正確に投下するために用い
られる機上SARシステムに関するものである。
この兵器誘導の態様は、攻撃用兵器と指定された
標的分解能セルとの間の相対距離及び方位角をゼ
ロに向かつて減少させることにほかならない。
現存する機上合成開口レーダシステムは、静止
した地上標的についてはその標的フイールドに関
するSAR回転運動効果により高分解能な標的像
を生成することができる。距離方向及び交差距離
(方位)方向の双方における高い分解能は、距離
分解能については短パルスレーダ技術により、ま
た方位分解能についてはデイジタル信号のドツプ
ラ処理を用いて二次元像を生成することにより実
現される。しかしながら、このような周知の
SAR処理技術を、海洋上の船舶にそのまま適用
することはその船舶の海洋条件に応じた回転運動
のため、船舶像の歪みや不正確な形成を生じ易
く、船舶認識を困難にするものである。
船舶の回転運動に基づくこのような逆効果を改
善するためのシステムについては、本発明と同日
付でそれぞれ「兵器制御のための距離/方位角船
舶像表示を行う方法及び装置」及び「兵器制御の
ための距離/ドツプラ船舶像表示を行う方法及び
装置」と題して出願された同一発明者による第1
及び第2の関連発明に関する特許願において開示
されている。前記第1の発明は船舶を含む全ての
基本的な散乱体の距離対干渉計測定による方位角
の直接的な作図によつて歪みのない二次元船舶像
を形成するものである。一方、第2の発明は形成
された距離/ドツプラ像に固有の距離範囲の関数
としてのアイソドツプ型(isodop type)の歪み
を除去した後、距離対ドツプラ像を表示すること
により、比較的長距離においても改善されたイメ
ージ精細度を提供するものである。
上述した第1及び第2の発明はそれぞれ固有の
利益を有するものではあるが、ある種の適用にお
いては一定の動作的制約及び欠点を有することに
なる。たとえば上述した発明の各々は船舶標的を
含む基本散乱体の、分布した傾角または仰角
(elevantion angles)によつて解像度を制限され
ることになる。
本発明等の高分解能映像システムにおいて、分
解能セルはきわめて小さく、典型的には10×10ft
又は6×6ftである。また、なんらかの干渉又は
ノイズ(海洋条件から発せられるクラツタ信号)
は、対象信号と同じドツプラ周波数を持つにちが
いないというのが一般的に知られた原理である。
したがつて、各セルが小面積であれば、同一周波
数において受信されたクラツタはきわめて小さく
なるため、無視できる。これは高い信号/ノイズ
比が達せられることを意味している。
本発明は前記出願において記載された発明に関
するものではあるが、それらとは異なる独自の処
理装置を用いたことによりスケール設定(通常は
縮尺)された高分解能イメージの形成において、
船舶散乱体の傾角に基づくいくつかの制限を除去
するものである。この利益はSAR信号処理技術
に関連して干渉計技術を用いることにより、傾角
並びに方位角を測定することによつてもたらされ
る。
したがつて、本発明の1つの目的は、海の状態
に支配された船舶像のデイスプレーを機上プラツ
トフオームに装備した合成開口レーダにより高分
解能に発生するための方法および装置を提供する
ことである。
本発明の別の目的は、船舶標的からなる基本散
乱体の、分布した傾角によつてもたらされた船舶
表示像における固有の歪みを除去するための方法
及び装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、船舶標的の高分解
能像の形成により特定の標的分解能セルに対して
カーソル設定及び追跡を行い、その結果、前記標
的に対し正確なスタンドオフ指令誘導型ウエポン
デリバリーを実施しようとすることである。
本発明のいま1つの目的は、逆SARプロフイ
ールイメージの交差距離(ドツプラ)次元のスケ
ール設定を提供するための方法及び装置を提供す
ることである。
上述した、並びにその他の目的及び利点は好ま
しい実施例についての以下の詳細な説明、もしく
は本発明の実施において明らかになるであろう。
略述すれば、本発明は干渉計アンテナ及びデイス
プレー装置を有する機上合成開口レーダシステム
との関連において、海の状態に支配された船舶標
的の高分解能な合成開口レーダ像を形成するため
の方法及び装置を指向するものである。
本発明の技術によれば、海の状態に影響された
船舶標的の高分解能な合成レーダ像は、船舶標的
を含む散乱体から受信した信号を処理してレーダ
搭載機と船舶との総体的な運動から生じた総合ド
ツプラ値を算出するとともに、前記算出されたド
ツプラ速度から、船舶標的の高分解能像を形成す
る場合において、連続的な積分間隔中で予知的に
用いられるべき所定のシステムパラメータの値を
決定することにより達成される。
第1図を参照すると、航空機及び船舶標的の幾
何学的及び動的関係が、船舶標的から反射された
信号に関連するドツプラ周波数に影響を与える態
様を図解している。図において船舶回転の中心に
向かつて引かれた照準見通し線に関し、それぞれ
方位角の差をΔθとし、傾角の差をΔηとした場合
において、そのような位置にある散乱体から反射
された信号に関する総合ドツプラシフトfdは船舶
の並進(無回転)運動中において次のように与え
られる。
fd=2/λ(Vxx+VyyΔθ+VzzΔη) (1) ここにVxx,Vyy及びVzzは航空機及び船舶の並
進に基づく相対見通し線及び交差見通し線速度成
分を代表するものである。すなわち、 Vxx≡(Vxx)A/C−(VxxSHIP (2) Vyy≡(Vyy)A/C−(VyySHIP (3) Vzz≡(Vzz)A/C−(VzzSHIP (4) この場合、見通し線は船舶回転の中心に向かつ
て引かれたものである(はVxx及びVyyを含む
傾斜面における方位角である)。第1図において、
2本の基準軸のまわりにおける船舶回転Wzz及び
Wyyは、それぞれ(2/λ)(WzzRp)(Δθ)及び
(2/λ)(WyyRp)Δηという付加的なドツプラ
シフトを起こすものである。ここにRpは焦点に
向かう照準線に沿つた傾斜距離である。式(1)はし
たがつて、船舶回転運動を含めて次のように記す
ことができる。
f′d=2/λ(V′xx+V′yyΔθ+V′zzΔη) (5) ここに V′xx≡Vxx (6) V′yy≡Vyy+WzzRp (7) V′zz≡Vzz+WyyRp (8) 運動補償システムは見通し線速度項Vxxに基づ
くドツプラシフトを除去しようとするものであ
る。これはεVxxを見通し線速度の誤差としてV〓′xx
=Vxx+εVxxとした場合の見通し線速度算定値
V〓′xxを用いるものである。したがつて、式(5)は運
動補償後において次のように定義される。
f′d=2/λ(−εvxx+V′yy+V′zzΔη)(
9) このあとさらに補正しない場合には、ドツプラ
処理された船舶像は見通し線速度誤差εvxxにおけ
る誤差に比例した表示中心合わせを欠くことにな
ろう。前記「兵器制御のための距離/ドツプラ船
舶像表示を行う方法及び装置」と題する関連出願
において記載した通り、この誤差源は通常かなり
の大きさを有するものである。式(9)は散乱体方位
角及び傾角Δηの項と運動補償速度誤差εvxx

及びそれ自体船舶回転速度Wzz及びWyyの関数で
ある速度V′yy及びV′zz項においてドツプラシフト
を表わし、これら3つの速度定数が各々ドツプラ
測定点、方位測定点及び傾角測定点のセツトから
(判定処理を通じて)確定することができる。こ
れを説明するために式(9)を次の通り書き換えるこ
とができる。
Δη=(λ/2V′zz)f′d−(V′yy/V′zz)+
(εvxx/V′zz)(10) ドツプラシフトf′dはデイジタル信号処理(フ
ーリエ変換)後におけるドツプラセル指数ifに関
連する。ここに if=f′d(Np/fr) (11) この場合、Npは合成開口を通じて積分された
パルス数であり、frはパルス繰返し周波数であ
る。また、式(10)及び(11)より Δη=(λ/2)(fr/Np)(1/V′zz
)if−(V′yy/V′zz)+(εvxx/V′zz)(12
) 方位角及び傾角はそれらの位相ずれ測定値φa
及びφeから干渉計により測定されることに留意
すべきである。ここに =sin-1[(λ/2πda)φa] (13) Δη=sin-1[(λ/2πde)φe] (14) da及びdeはそれぞれ方位及び傾角の干渉計基線
間隔である。
式(12)は次の形に属する。
z=ax+by+c (15) ここにx、y及びzはそれぞれドツプラセル指
数、方位角及び傾角を表わすものである。3定数
a、b、cは当代の数学的解法に基づく式を用い
てドツプラ値と、方位及び傾角座標値からなるデ
ータの本体に対し、重み付けされた最小二乗法に
よる多変量回帰適合を実行することにより決定さ
れるものである。したがつて、3定数a〓、b〓及びc〓
の決定は次の式に従つてなされる。
a〓=Σwixizi〔Σwiyi 2Σwi−(Σwiyi2〕−
Σwiyizi〔ΣwixiyiΣwi−ΣwiyiΣwixi〕/D※ ※+Σwizi〔ΣwixiyiΣwiyi−ΣwixiΣwiyi 2
〕/ (16) b〓=Σwixi 2〔ΣwiyiziΣwi−ΣwiyiΣwizi〕−
Σwixiyi〔ΣwixiziΣwi−ΣwixiΣwizi〕/D※ ※+Σwixi〔ΣwixiziΣwiyi−ΣwixiΣwiyizi
〕/ (17) c〓=Σwixi 2〔Σwiyi 2Σwizi−ΣwiyiΣwiyizi
〕−Σwixiyi〔ΣwixiyiΣwizi−/D※ ※−ΣwiyiΣwixizi〕+Σwixi〔ΣwixiyiΣwi
yizi−ΣwixiziΣwiyi 2〕/ (18) ここに、 D=Σwixi 2〔wiyi 2Σwi−(Σwiyi2〕−Σw
ixiyi〔ΣwixiyiΣwi−ΣwixiΣwiyi〕 +Σwixi〔ΣwixiyiΣwiyi−ΣwixiΣwiyi 2
〕 xi、yi、ziはi番目の測定点におけるドツプラ
セル指数、方位及び傾角の座標であり、wiはその
信号対雑音パワー比により容易に測定し得る各デ
ータ点の変量に比例した重み係数である。
式(16)〜(19)により与えられた回帰法を実
行するために不可欠な方位角及び傾角の測定値は
第2図を参照することにより得られる。この第2
図は方位角及び傾角を分離するための4つの位相
中心を有する受信用開口を示すものである。説明
の便宜上、位相中心2及び3において受信された
信号の和はコヒーレントパルス積分及び高速フー
リエ変換(FFT)デイジタル信号処理の後にお
いて、位相中心1及び4に受信された信号の和と
比較され、これによつて各距離区分毎に式(13)
に従つた同一指数のドツプラフイルタにおける方
位角が生成される。これと類似の態様で位相中心
1及び2で受信された信号の和−対−位相中心3
及び4で受信された信号の和の位相比較は、各距
離区分内での同様な指数を有するドツプラフイル
タについて式(14)に従つた傾角測定値を生成す
るものである。
式(12)及び(15)〜(19)より算出された速
度成分ε〓vxx,V〓′yy,V〓′zzは次のように表わ
され
る。
ε〓vxx=(c/a)(λfr/2Np) (20) V〓′yy=−(b/a)(λfr/2Np) (21) V〓′zz=(1/a)(λfr/2Np)(22) ε〓vxx,V〓′yy,V〓′zzについての回帰解法は
次の合
成開口の形成のために用いられる。システム見通
し線速度ε〓vxxにおける決定誤差はシステムV〓′xx

出値の連続的な(開口から開口にかけての)更新
を許容し、したがつて、航空機対船舶総合見通し
線速度のために正確な運動補償を提供することに
より、像方位中心設定誤差を除去することができ
る。同様に、V〓′yy及びV〓′zzにより指示された総合
相対回転速度の解は、所定の分解能を有する次の
開口の形成のためにドツプラフイルタ帯域幅及び
周波数分離を確率し、さらに、コヒーレント積分
時間を確立すべく用いられる。
第3図を参照すると、ここに示されたW〓′zz及び
W〓′yyはV〓′yy及びV〓′zzの回帰解法から導き出さ
れた
航空機及び船舶間の総合相対回転速度を表わして
いる。ここに、 W〓′zz=V′yy/Rp (23) W〓′yy=V′zz/Rp (24) そこで、回転W′Tの総合的な瞬間軸は次のよう
に表わされる。
W′T=√(′zz2+(′yy2=1
/Rp√(′yy2+(′zz2(25) さらに回転軸の方向から距離hに位置するW′zz
及びW′yyにより形成された面内への投影点に関
するドツプラシフト|Δf|は次式により与えら
れる。
|Δf|=(2/λ)W′Th (26) ドツプラ感応方向はW′Tに対する法線に沿つて
いるため、分解能はこの方向において規定され
る。式(26)より所定の分解能距離(d)resにより
分離された法線方向における2つの散乱体を識別
するために要求されるフイルタ帯域幅BWは、次
式により与えられる。
BW=(2/λ)W〓′T(d)res.=2(d)r
es
.√(V′yy2+(V′zz2/λRp(27) ドツプラフイルタ分離は帯域幅BWに等しく、
次の合成開口を形成すべくデータが収集されるコ
ヒーレント積分時間Tは次式により与えられる。
T=1/BW (28) W′Tの大きさ(及び方向)は周期的な船舶回転
運動の影響下において変化している。しかしなが
ら、式(25)を通じて得られたW′Tの解はすでに
説明したW′Tの点に対する法線方向における一定
の分解能を与えるものである。総合回転ベクトル
W′Tの解に従つて確立された信号フイルタ及び積
分時間は、コヒーレント積分間隔中の何らかの散
乱体加速効果を極小化するものである。
各合成開口の終端において処理されたデータ
は、船舶認識に対する補助として第4図に示した
ような陰極線管デイスプレー上で観察されるべき
レーダ見通し線に関する3つの縮尺像の投影を可
能にするものである。これらは距離/方位像、傾
角/方位角像及び距離/傾角像の投影である。多
くの場合、物理的な開口制限もしくは機上SAR
システムの設計に関する一般的動作要求に基づい
て、傾角測定値はアンテナ利得または干渉計基線
の見地において、方位角測定値より低い精度にな
りやすいものである。したがつて、平滑化された
回帰定数と比較的正確な周波数及び方位角測定値
を用いることにより、イメージデイスプレーのた
めの傾角精度を改善するという利益を得ることが
できる。これを理解するために式(12)を次のよ
うに書き換えることができる。
(Δη)=a〓(if)+b〓(θ)+c〓 (29) 決定された定数a〓、b〓及びc〓、並びに比較的精度
の高い周波数if及び方位角測定値を用いること
により、傾角の平滑化算出値は個々の傾角測定点
自体によるものよりも統計的手法においてきわめ
て精度よく獲得することができる。この傾角の平
滑化は本発明の別の特徴をなすものであり、実際
の傾角測定値を基準にして得られるものよりも精
度の高い傾角/方位角及び距離/傾角像の表示を
可能にするものである。
本発明はさらに海の状態に支配された船舶の距
離/ドツプラ像を生成するための技術としてU.S.
Naval Research Laboratoryにより開発され、
ISAR(Inverse Synthetic Aperture Radar;逆
合成開口レーダ)として知られた技術への適応性
を有するものである。この“Inverse”(逆)を冠
した名称“ISAR”の意味は、SARドツプラ分解
能が航空機運動よりもたらされた相対的な標的回
転を上回る顕著な、フイールド(海面)に関する
標的それ自体の回転から生ずることを示してい
る。第3図を再び参照すると、すでに見た通り、
レーダ見通し線に対する横断面内に横たわる瞬間
総合回転ベクトルW′Tが存在し、これはその横断
面上に投影されたP′のごとき何らかの散乱体1の
ドツプラ周波数を、式(26)に従いW′T軸から
P′までの距離hに比例して決定するものである。
したがつて、距離/ドツプラ処理(ISAR)像は
第5図に示すような投影面上にW′T方向に沿つて
投影された像となる。このような投影像は船舶標
的に関するプロフイール(輪郭)情報を傾斜距離
方向に沿つた対応長さに加えて提供するものであ
り、したがつて、船舶分類のために有効に利用さ
れる(船舶の輪郭は垂直方向及び傾斜距離水平方
向において作図され、これによつて船舶の立面が
CRTデイスプレーにおいて垂直方向に比較的近
いものとして作図される)。W′Tは大きさ及び方
向の双方において一定(直線的)変化を生ずる量
であるが、瞬間的な船舶回転運動に強く影響され
るため、観察された(ISAR)像は立面
(elevation)又はプロフイールにおいて変動し、
W′yyの符号が変化するときに像の逆転を生ずる。
プロフイール(交差距離)方向に沿つたドツプラ
の縮尺又はスケール設定は、それがW′Tの大きさ
の認識を要求する場合には未知の値となる。した
がつて、回転ベクトルW′Tの大きさの範囲に応じ
てドツプラ(プロフイール)のスケールを調整す
るためには、オペレータの介在が必要となる。同
様の理由により、ドツプラ次元における分解能
(開口時間)は任意にセツトされなければならな
い。第4図から明らかな通り、レーダ見通し線
(LOS)に沿つたその船舶の船首から船尾へのア
スペクト角は舷側観察により得られるものよりも
長さ及び輪郭識別の見地からより好ましいものと
なる。すなわち、ISARの効果はアスペクト角の
感度に現れる。
上記の制限によりISAR見通し像は船舶分類の
補助として有効に用いられる。適当なドツプラ像
は適当な信号対雑音比において得られるので、そ
れは比較的長い距離において有効である。しかし
ながら、標的を絞り、兵器投射を行う場合におい
て、船舶のなんらかのカーソル設定された距離/
ドツプラセルの、すでに変化した予知し得ないド
ツプラ履歴に基づき、兵器投射相の間に通常要求
される自立的なカーソル追跡はISARを用いては
達成できない。
本発明においては、W′zz及びW′yyの評価のため
の回帰解法及び総合回転ベクトルW′Tの大きさは
式(26)に指示された通り、ドツプラ感応交差距
離方向に沿つた目盛構成を提供する。すなわち、
各距離範囲において、そのドツプラシフト(Δf)
iは次式により与えられる。
hi=λ/2 (Δf)i/W′T、W〓′yy<0について(
30) hi=−λ/2 (Δf)i/W′T、W〓′yy>0について
(31) 交差距離方向に沿つた目盛構成を提供すること
に加えて、式(30)及び(31)は船舶の認識を容
易にするため、表示された像の逆転を除去するも
のである。これはW′yyの符号に従つた逆転に対
して適用される。付加適な特徴としてW′T方向に
沿つたISARの投影はW′yy方向に沿つた等価“伸
張”投影に変換される。これは船舶分類の補助と
して船舶標的の最大輪郭を提供し得るという利益
を持つている。第6図を参照してこの“伸張”さ
れた輪郭長さh′iはその測定された交差距離位置
がhiである各散乱体に関するものであり、次式よ
り与えられる。
h′i=hi/cosΨ (32) ここに Ψ=tan-1(W′zz/W′yy)=tan-1(−b〓) (33) したがつて、式(12)及び(15)より あるいは h′i=hi√1+2 (35) このいわゆる“伸張”されたISAR図は第4図
に示された分割スクリーンデイスプレーの第4象
限に表示され、その上に直接描かれた距離/傾角
像の投影と同様の投影像となる。この“伸張”投
影は値ψの有用な準プロフイール像を0〜約60°
の範囲内において(相対総合回転ベクトルW′yy
及びW′zzに従う)提供するものである。ψが60〜
90°の間にある場合、“伸張”ISAR像は歪みを形
成するものであり、したがつて、スケール設定さ
れた(伸張されていない)投影は平面(距離/方
位)投影をほぼ表わすものであり、もつとも効果
的に作図される。
“スケール設定”または“伸張”されたISAR
像の利益は、それらの縦座標値が傾角測定値から
引き出された値ではなく、直接ドツプラ表現を意
味するものであり、したがつて、縦座標位置の明
確なノイズは干渉計測定された角度測定値から得
られた像よりも実質的に少なくなる。この利益を
別の観点から定義すれば、“伸張”され、または
“スケール設定”されたISARの有効性が角度測
定値から導き出された像よりも明らかに大きい距
離範囲まで延長できるということである。
この2つの試みは相補的態様において用いられ
る。すなわち、干渉計により得られた距離/方
位、傾角/方位角及び距離/傾角からなる3つの
作図は船舶アクペクト角感度を伴わない3つの互
いに直交した船舶像の投影を提供する。この“伸
張”され、または“スケール設定”されたISAR
投影像は船首から船尾にかけてのアスペクト感度
を有するが、比較的長い範囲において表示された
映像における固有の低ノイズ性に基づき、比較的
広範囲の船舶分類を可能にする有効な像を提供す
るものである。
船舶並進運動は、アンテナの照準と距離区分の
開始(range swath start)が船舶に関して一定
の関係を有するように追跡されなければならな
い。有効な各船舶分解能セルから得られた干渉計
方位角データはアレーツーアレー法に基づいて平
均化される。航空機の相対距離速度の解は船舶及
び航空機の運動に従つて距離区分開始トリガーを
前進もしくは後退させるように追跡され、これに
対応する船舶距離増分がパルスからパルスにかけ
て対応することとなる。これに対応して距離速度
及び方位速度の補正がシステムコンピユータによ
り適用され、船舶及び航空機の並進運動に従つ
て、アンテナ照準が方位及び傾角の双方において
操作される。
高分解能の距離/方位船舶像の発生は指定され
た標的セルを構成する特定の分解能セルの像内に
おける位置にカーソル設定することを可能にす
る。その究極的な精度において指令兵器誘導を実
施するために、カーソル設定は連続した像を通じ
て追跡され、これによつて兵器投射の標的をカー
ソル位置に絞る限り、初期指定された分解能セル
の上に連続的に重なつてカーソル設定が行われる
ようにする。時間の進行に伴つて指定された標的
セルのカーソル追跡は、開口から開口にかけての
航空機及び船舶間の相対的な並進を導出すること
に基づき、SAR搭載機に与えられるその予報的
な距離/方位−位置設定において達せられる。こ
れは見通し線速度をε〓vxxとした場合の回帰法を基
礎とするものである。しかしながら、船舶回転成
分Wzzが基本的に船舶の振れ運動によつてもたら
される結果として、最初にカーソルの直下にあつ
て船舶の端部に近い標的セルは時間経過とともに
カーソルに関して回転するものとして表わされ、
これにより顕著なカーソル外れ及びそれに伴う兵
器誘導誤差を生ずることになる。付加的な追跡補
正をカーソル位置設定に適用することにより、こ
の顕著な誤差源を除去することができる。これは
船舶回転成分Wzzがすでに述べたV′yyについての
回帰法による解から得られることの認識にほかな
らない。前記「兵器制御のための距離/方位角船
舶像表示を行う方法及び装置」と題する関連出願
において開示した通り、距離及び方位間隔補正値
dy及びdxはそれぞれカーソル座標位置に適用さ
れるもので、dy=−x∫Wzzdt、dx=−y∫Wzzdtと
なる。ここにx及びyは初期カーソルの方位及び
距離位置設定であり、dt初期カーソル配置からの
時間増分を表わすものである。
式(20)、(21)及び(22)によつて与えられた
ような、速度定数のための式の成立は式(12)に
おける周波数(量子化)及び方位(測定値)角の
誤差が無視し得るものであり、すべての測定誤差
が立面においてのみ存在するという仮定に基づく
ものである。これらの仮定が十分に成立する範囲
内において標的距離、並びに無制限な標的サイズ
及びアスペクト角の定格条件設定について、前記
速度定数のための式は通常のランダム誤差見積り
値により、効果的に一般化されることが確認され
ている。標的への距離範囲拡大の条件が付加的に
測定されたノイズのみでなく、船舶標的に応じて
減少した立体角をも導入するものである場合、速
度定数の評価における比較的大きいバイアス誤差
は、特に不都合な船舶アスペクト角と結合したと
きの回帰法評価に対して、一般的に不都合な条件
となり、誤差が立面のみにおいて存在し、方位誤
差を無視し得るとの仮定に基づく解答をもたら
す。(周波数量子化誤差はすべての場合において、
典型的なSARデイジタル信号処理オペレーシヨ
ン中で無視することができる。)このようなバイ
アス誤差はその性質がここに呈示されたものと同
様の回帰方程式の公式化によつて復元可能であ
る。したがつて、この発明の技術によれば、オペ
レーシヨンのこのような可能な拡大条件により一
般的損失をなくするものと考えられる。
ここで干渉計を用いた方位角対フイルタドツプ
ラ周波数の対応関係についてのモノパルス技術に
よる一般的測定法を(1962年、アメルカ合衆国の
マクグローヒル社より発行されたメリルI.スコル
ミツク著「レーダシステム序説」に基づいて)説
明する。単一パルスによる、いわゆるモノパルス
技術は2又はそれ以上の同時ビームを用いたもの
である。いくつかのアンテナ位置における振幅の
差は角度誤差に比例している。到達角(一座標に
おいて)は、2個のセパレートアンテナから得ら
れた信号間の位相差を比較することにより決定す
ることができる。振幅比較トラツカーのアンテナ
と同様、位相比較システムにおいて用いられるア
ンテナは軸線からずれていない。アンテナの個々
の照準線は互いに平行して空間中の同じボリユー
ムを照射する(フアーフイールド)の放射線を生
ずる。標的エコー信号の振幅は基本的には各アン
テナビームから得られたものと同一であるが、位
相は異なつている。
高周波干渉計のセパレートアンテナから得られ
た信号間の位相関係を比較することからなる到達
角の測定は、電波星の位置の正確な測定のために
電波宇宙測定法によつて広く用いられている。電
波宇宙測定において用いられるような干渉計は受
動型であり、そのエネルギー源は標的それ自体か
ら放射されるものである。位相情報を用いて動作
する追跡レーダは能動型干渉計と同様であり、干
渉計レーダと呼ばれるべきものである。それはま
た、同時−位相比較レーダ、又は位相比較モノパ
ルスとも呼ばれている。ここでは後者の用語を用
いることとする。
第8図に示すように、2個のアンテナは距離d
だけ分離している。標的までの距離はRであり、
アンテナ間隔dとの比較において極めて大きいも
のとする。標的への見通し線は2個のアンテナを
結ぶ線の直角二等分線に対して角度θをなしてい
る。アンテナ1から標的までの距離は、 R1=R+d/2sinθ そして、アンテナ2から標的までの距離は、 R2=R−d/2sinθ 2アンテナにおけるエコー信号間の位相差はお
よそ Δφ=2π/λd sinθ ここに、θがsinθθという小角度であれば、
位相差は角度誤差の直線的な関数となり、サーボ
制御ループを介してアンテナを位置決めするため
に用いることができる。
位相比較モノパルスレーダの初期のバージヨン
においては、角度誤差は各アンテナに接続された
受信機の出力間の位相差を測定することにより決
定されていた。アンテナの一つからの出力は、送
信のために用いられるとともに、距離情報を提供
するためにも用いられていた。このような構成に
よれば、所望の開口照射を達成し、かつアンテナ
照準を維持することは困難であつた。レーダオペ
レーシレヨンのより満足すべき方法は、RFにお
ける和及び差パターンを形成するとともに、信号
を通常の振幅比較モノパルスレーダにおける場合
と同様に処理することからなつている。
ミサイル誘導のために適用されるような位相比
較原理の一つの具体化において、2個の固定アン
テナにおける信号間の位相差は、アームの一方に
配置されたサーボ制御型移相器によつて測定され
る。サーボループは2チヤネル間の位相差がゼロ
になるまでその移相器を調整する。ゼロ信号を形
成すべく導入されなければならない相シフト量は
角度誤差の測定値である。
位相及び振幅比較原理は4アンテナビームでは
なく、2アンテナビームによつて二次元角度追跡
を発生するために単一レーダ中に結合することが
できる。一平面内の角度情報(方位角)は位相比
較モノパルス方式におけると同様、2個の並置セ
パレートアンテナにより得られる。この場合、ビ
ームの一つは上向きにわずかに傾けられるが、他
方のビームはわずかに下向きに傾けられ、これに
よつて傾角における振幅比較モノパルスのために
必要な傾きを達成する。したがつて、アンテナパ
ターンの水平投影成分は位相比較方式のパターン
であり、垂直投影成分は振幅比較方式のパターン
である。
振幅比較モノパルストラツカー及び位相比較モ
ノパルストラツカーは、いずれも二つのアンテナ
ビームを(一つの座標追跡について)採用する。
二つのシステムによつて得られた測定値は同一で
はなく、アンテナビームの特性もまた異なつたも
のになる。振幅比較モノパルス方式において、二
つのビームはオフセツト状態、すなわちわずかに
異なつた方向を有する。このパターン型は並置さ
れた2個のフイードホーン(2座標データに対し
ては4個のフイードホーン)を備えた1個の反射
デイツシユを用いることにより発生される。フイ
ードは並置方式でよいため、それらは半波長まで
近接させることができる。このような近接間隔に
より、2個のフイードにおいて受信された信号間
の位相差は無視し得るほど小さくなる。振幅比較
方式における2アンテナ出力間の何等かの振幅差
は、振幅の差に基づくものであり、位相差に基づ
くものではない。他方、位相比較モノパルス方式
においては、振幅差には関知せず、位相差のみが
測定され、したがつて、アンテナビームはオフセ
ツト配置されず、空間中の共通ボリユームを照射
するように指向配置される。2以上のフイードに
より、単一の反射器を照射して空間中の同一ボリ
ユームを照射する各独立したアンテナパターンを
発生させることは困難であるため、セパレート型
のアンテナが必要とされる。
位相比較モノパルス原理に基づく追跡レーダは
以上により確立され、かつ動作するものである
が、この技術は他の角度追跡法などのように広く
用いられているものではない。和信号は比較的高
いサイドローブを有するが、これはセパレートア
ンテナの位相中心間の分離間隔が大きいからであ
る。(これらの高サイドローブは調相アレイにお
いて生成されたものと同様のグレーテイングロー
ブ(grating lobes)よるものである。)この高サ
イドローブの問題は、アンテナ開口を重複させる
ことにより減少し得る。反射器アンテナによれ
ば、これは角度感応性及びアンテナ利得の損失を
もたらすものである。
ここで第7図を参照すると、本発明を実施する
ために用いられるシステムの好ましい実施例にお
けるブロツク線図が示されている。ここに示す通
り、エキサイタ/周波数合成器12において引き
出された基準信号に基づいて、コヒーレント送信
機11により発生した電磁エネルギーパルスは送
信アンテナ9から放射され、海面を航行する船舶
標的を最適に照射するようになつている。船舶標
的から反射した信号は干渉計アンテナ10によつ
て受信される。このアンテナの共通照準方向が送
信アンテナ9の照準方向に対応する4つのセパレ
ート型受信素子からなつている。汎用コンピユー
タ17において発生したシステムパルス繰返し周
波数におけるスイツチング信号は、4つのアンテ
ナ開口により受信された信号を結合するための方
位及び傾角アレースイツチングユニツト8に加え
られる。これにより干渉計角度処理を行うために
2つの受信チヤネル(受信機13及び14)を介
して方位及び傾角信号対が形成される。
したがつて、奇数のパルス繰返し間隔(pri′s)
において、アンテナアレー1及び2からの信号は
方位及び傾角アレースイツチングユニツト8内に
配置されたマイクロウエーブハイブリツド3回路
中でコヒーレント(同調的)に加えられる。これ
はアンテナアレー3及び4からの信号の場合と同
様であり、その後、2つの加算値がそれぞれ受信
機13及び14に分離して入力される。これらは
傾角干渉計位相比較のための2つの分離した合成
アレーへの入力を代表するものである。同様に、
偶数pri′sにおいてアンテナアレー1及び4、並
びにアンテナアレー2及び3からの信号は受信機
13及び14の個々に入力され、かつ加算され
る。これらの受信機は方位干渉計位相比較のため
の2つの分離した合成アレーへの入力を代表する
ものである。
送信信号と同調したエキサイタ/周波数合成器
12からの基準信号は受信機13及び14に加え
られ、これによつて交互的な方位及び傾角干渉計
加算値を4象限のI及びQからなるドツプラシフ
ト成分へと復調するものである。これらのドツプ
ラシフト成分は、受信機からの瞬時アナログ信号
ベクトル部の実数部及び虚数部を表わしている。
これらのアナログ信号成分はシステム距離分解能
の要求によつて決定されたサンプリング速度にお
いて、A/D変換器15及び16でデイジタル化
される。これらのデイジタルサンプルはパルスツ
ーパルス法において交互に分類され、4つの距
離/ドツプラマトリクスの連続的な処理のために
バルクメモリー19内にストアされる。これらマ
トリクスのうちの2つはセルバイセル法(cell
by cell basis)における傾角決定に不可欠なも
のであり、他の2つは方位決定のために不可欠な
ものである。アンテナ位相中心の並進及び回転運
動、並びに船舶の並進運動に対する運動補償用補
正は、同時に演算され、運動補償ユニツト20に
おいてストアされる。この処理の順序は汎用コン
ピユータ17におけるアンテナ位相中心と船舶の
追跡重心との間の2路見通し線変位における変化
の演算順序に従つたものであり、速度コンピユー
タ27において実行された見通し速度誤差ε〓vxx
ついて得られた回帰評定に基づいて定められる。
データが収集されているコヒーレント積分間隔
の終端において、運動補償ユニツト20にストア
された補正値はベクトル回転の形においてバルク
メモリー19にストアされたタイムシーケンスに
加えられる。このベクトル回転は、バルクメモリ
ー19内にストアされた4つのシーケンスの各パ
ルスにおける各距離サンプルに対する2路運動補
償用位相補正を表わすものである。運動補償用補
正の後、データはフーリエ変換デイジタル信号処
理のためのバルクメモリー19から(これに新た
なデータが入れられたとき)読み出され、このデ
イジタル信号処理は必要なフイルタリングを生成
して、式(25)及び(26)に従つて各距離区分に
おいてドツプラ感応方向に沿つた所望の分解能を
提供するものである。この場合、V〓′yy及びV〓′zz
についての解は汎用コンピユータ17から獲得さ
れる。フイルタリングはFFTプロセツサ21〜
24において遂行される。これらのプロセツサは
高速フーリエ変換デイジタル処理を実行して各距
離区分の各フイルタにおけるドツプラ分解された
コヒーレント合成ベクトル和を生成するものであ
る。
FFTプロセツサ21〜24の処理出力は、そ
れぞれ上部(アレー1及び2)、下部(アレー3
及び4)、左側部(アレー1及び4)及び右側部
(アレー2及び3)アンテナシーケンスにおける
それらの各サンプル間隔を通じた総信号パワーを
表わす距離/ドツプラ分解ベクトルを意味してい
る。FFTプロセツサ21及び22からの距離/
ドツプラ分解ベクトルは距離/傾角マツプ発生器
25に入力され、ここで各分解能セルについてセ
ルバイセル法により、対応する距離/ドツプラセ
ル出力間の位相比較がなされる。これにより周知
の干渉計原理に従つて式(14)、すなわちΔη=
sin-1[(λ/2πde)φe]によつて指定された、こ
のような各分解能セルにおいて受信された信号の
干渉計傾角が生成される。ここにΔηはアンテナ
照準線に関する傾角であり、deは傾角干渉計基
線、そしてφeは測定された電気的位相である。
同時に、同様な方法でFFTプロセツサ23及び
24の出力が距離/方位マツプ発生器26内に読
みだされ、そこで干渉計空間方位角は=
sin-1[(λ/2πda)φa]に従つて各分解された距
離/ドツプラセルに関連するものである。ここに
da及びφaはそれぞれ干渉計基線の長さ及び各分解
能セルの測定された電気的位相である。
距離/傾角マツプ発生器25からの距離/ドツ
プラ/傾角座標、及び距離/方位角マツプ発生器
26からの(各距離/ドツプラ分解されたセル毎
の)距離/ドツプラ/方位角座標は速度コンピユ
ータ27に読み込まれ、ここでドツプラ及び傾
角、並びに方位角変数を用いた重み付多変量回帰
値が式(16)〜(19)に従つて回帰定数a〓、b〓及
びc〓について実行され、ここから式(20)〜(22)
により特性された速度定数ε〓vxxとV〓′yy及びV〓
zz
汎用コンピユータ17において演算される。回帰
解法に入れられる各座標xi、yi及びziに適用され
た重みwiはFFTプロセツサ21〜24のいずれ
かから距離/傾角マツプ発生器25または距離/
方位角マツプ発生器26を介して速度コンピユー
タ27に読み込まれる。式(20)〜(22)の評価
において用いられた値λとfr及びNpは汎用コンピ
ユータ17において利用可能な演算データであ
り、ここにfrは挿入された方位及び傾角合成開口
の形成を支配するパルス繰返し周波数を表わし、
各開口はパルスを送り出すパルス繰返し周波数の
半分の割合で生ずるものである。
汎用コンピユータ17における回帰解ε〓vzzは見
通し線速度計算のための−ε〓Vxxの補正値として
作用するものである。更新された見通し線速度は
運動補償用ユニツト20に加えられ、そこでは、
バルクメモリー19内にストアされたデータに対
する運動補償用補正が行われる。このデータはデ
イスプレー装置においてイメージを結像するとと
もに、船舶の回転中心に整合されたものとして、
照準方向における残留ドツプラをゼロとなるよう
に駆動するためのものであり、これによつて分析
のために速度コンピユータ27に提出されるドツ
プラ/方位角/傾角座標データに混乱を与えるよ
うな何らかのドツプラ折返し効果(ドツプラホー
ルドオーバー)を排除するものである。残り2つ
の速度計算値V〓′yy及びV〓′zzは汎用コンピユータ1
7においてドツプラ帯域幅BW及び積分時間Tを
演算すべく用いられる。これらの値は式(27)及
び(28)に従つて次の開口を形成し、これによつ
てドツプラ感応方向に沿つた所定の分解能dres
達成するために用いられる。ここに式(27)にお
ける傾斜距離Rは、汎用コンピユータ17におい
て慣性航行システム18からの入力による既知デ
ータとして処理される(式(20)〜(22)におい
て用いるための値Np及びfrは、Np=T frの関係
において得られるものであり、Npは方位及び傾
角アレーにおけるパルス数を表わし、frはそれら
の収集速度を表わすものである。システムパルス
の繰返し周波数はfrの2倍であり、これは傾角及
び方位角アレーが挿入される方法に基づくもので
ある)。
方位角及び傾角データは汎用コンピユータ17
から得られた傾斜距離Rを掛けることにより、そ
れらの各方向に沿つたフイート目盛において直接
縮尺される。この縮尺計算は速度コンピユータ2
7において行われる。船舶散乱体の位置を特定す
る座標データの3つのセツトは速度コンピユータ
27からスキヤンコンバータ28に伝達され、こ
れによつてCRTデイスプレー装置29における
4象限に分割されたスプリツトスクリーンへの表
示が形成される。これらは船舶標的の3つの直交
した像投影を表わす距離/方位角と、方位角/傾
角、及び距離/傾角の値である。仮定された船舶
標的のためのそのような像投影の例は第4図に示
す通りである。
ISAR像の表示のための“縮尺”または“拡
大”は式(30)及び(31)または式(35)に従つ
て処理される。これらの式においてはいずれも速
度コンピユータ27に受入られる距離/ドツプラ
データと、汎用コンピユータ17からのW〓′Tにつ
いての解及び波長λ、並びに速度コンピユータ2
7における回帰計算の解b〓を基準とするものであ
る。汎用コンピユータ17から得られた角度ψに
ついての解に応じた“縮尺”または“拡大”
ISARデータは速度コンピユータ27から読み出
されてスキヤンコンバータ28に入れられ、これ
によつて第4図に示したようなCRTデイスプレ
ー29のスプリツトスクリーンの第4象限におけ
る表示が形成される。
より長い距離において、干渉計角度設定値には
一定の送信機及びアンテナパラメータについての
通常の受信機熱撹乱雑音からもたらされ、それら
の測定値に伴う角度グリント誤差によるノイズが
出始める。開口数の制限が、ここに述べたシステ
ムにおける傾角測定精度を支配することに基づ
き、予想される測定ノイズによる長距離での表示
像における傾角設定誤差は実質的に減少する。し
かしながら、有効な像を表示するためのシステム
距離能力は、式(29)において Δη=a〓(if)b〓()+cとして定義された空
間角
度ドツプラ周波数及び回帰定数の関係式に基づい
て平滑化された傾角設定値を求めることにより、
具体的に延長することができる。式(29)に回帰
定数a、b及びcの値、並びにドツプラセル指数
if、方位角の比較的正確な値を代入することに
より、平滑値Δηはこのような各座標点について
得られることになる。速度コンピユータ27にお
いてこの態様で導き出された平滑化傾角値Δηは
スキヤンコンバータ28内に読み込まれ、これに
よつて初期傾角測定値自体を表示する場合よりも
十分な精度の高い方位/傾角及び距離/傾角の像
投影を形成することができる。
アンテナ方位操縦命令は、慣性航行システム1
8からの航空機航行データ入力及び距離/方位マ
ツプ発生器26により供給された種々の船舶散乱
体からの干渉計方位角測定値の平均を基準として
汎用コンピユータ17において生成される。これ
は連続した開口を通じて汎用コンピユータ17に
おける追跡フイルタにより平滑化されたときのす
べての干渉計方位角の平均値を(その電気的照準
に関して)ゼロに維持しようとするものである。
運動補償のために汎用コンピユータ17において
演算された航空機及び船舶間の相対的並進運動に
基づくパルスからパルスにかけての総合的な見通
し線移動の変化は、A/D変換器15及び16に
おける距離サンプリングを開始すべく正確なタイ
ミング制御を行うための基準となるものである。
これによりコヒーレント積分時間を通じ、パルス
からパルスにかけて対応するサンプルが船舶の等
しい距離増分を表わすことになる。他の機上セン
サーから汎用コンピユータ17に受け入れられる
航空機高度に関連した見通し線の総合的な時間的
変化は送信及び受信用干渉計アンテナ9及び10
に対する傾角操縦のために用いられる。
船舶像の所望の距離/方位分解能セルに対する
カーソル設定は、オペレータが汎用コンピユータ
17を通じてビデオ信号の指定を行い、これをス
キヤンコンバータ28に適用することにより達せ
られる。ウエポンデリバリー相の間において、指
定された船舶標的分解能セルのカーソル追跡は、
汎用コンピユータ17により同様に制御される。
これは航空機及び船舶間の並進運動についての、
その航法的解法から導き出された標的セル距離及
び方位角の時間的変化の演算を基礎とするもので
ある。この場合、前記カーソルビデオ信号は時間
経過に伴つて妥当な距離/方位分解能セルに導入
される。指定された船舶標的セルのカーソル追跡
について第2の命令による補正を行つて、船舶回
転(振れ)運動に基づく実体的な追跡誤差を排除
することは前記「兵器制御のための距離/方位角
船舶像表示を行う方法及び装置」と題する特許願
において、すでに述べた通りに行われる。スタン
ドオフ指令誘導型ウエポンデリバリーのための船
舶における標的部分の距離/方位/傾角座標は汎
用コンピユータ17において追跡されたカーソル
位置によつて指示される。
アンテナ9及び10を位置決めし、かつコヒー
レント送信機11のパルス繰返し周波数(prf)
を制御するための制御信号は、汎用コンピユータ
17から得られる。サブルーチンシーケンスのデ
ータ伝送及び開始などのようなすべてのタスク管
理はレーダデータプロセツサ30によつて実行さ
れる。
システムの有効な距離は複数の開口にわたつて
引き出された速度データε〓vxxとV〓′yy及びV〓′z
z
に対
し、汎用コンピユータ17において具体化された
曲線適合技術を用いて平滑化することにより延長
することができる。
2つの受信機を用いた方位角及び傾角決定のた
めの個々のアレー構成においてパルスを挿入した
ことは、方位角及び傾角データを生成するための
可能ないくつかの態様のうちの1つのすぎないた
め、これは本発明を制限するものではない。
第7図のブロツク線図においてはセパレート型
の送信及び受信アンテナを示したが、これらのア
ンテナの機能を単一の開口アンテナに結合するこ
とも可能である。ブロツク線図におけるすべての
要素は当業者によつて容易に製造されるか、また
は個々に購入することにより本発明の具体化に用
いることができる。さらに、第7図に個々に示し
た機能単位の多くは設計経済上の見地において結
合することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は船舶標的から反射された信号に関連す
るドツプラ周波数に影響する航空機及び船舶標的
の幾何学的及び動的関係を示す図、第2図は方位
角及び傾角の測定値を得るために用いられる4素
子干渉計アンテナを示す図、第3図は回転の総合
的な瞬間軸W′Tの形成に関する幾何学を示す図、
第4図は仮想船舶標的の3つの直交した次元の投
影を示すスプリツトスクリーンCRTの正面図、
第5図はISAR像の投影を示す図、第6図は拡大
されたISAR投影像の形成に関する幾何学を示す
図、第7図は本発明の具体的実施例を示すブロツ
ク線図、第8図は位相比較モノパルスレーダにお
ける波面の位相関係を示す線図である。 V……航空機速度、θp……方位角、F……標点
焦点、Rp……傾斜距離、Wzz,Wyy……船舶回転
成分、ηp……傾角。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 干渉計アンテナ及びデイスプレー装置を有す
    る機上合成開口レーダシステムとの関連におい
    て、海の状態に支配された船舶標的の合成開口レ
    ーダ像を高分解能に形成し、かつ表示するための
    方法であつて、 (a) 前記干渉計アンテナの照準設定機構を操縦す
    ることにより、前記船舶標的へのレーダ照射を
    形成する段階と、 (b) 距離サンプリング時間を制御することによ
    り、積分時間を通じてパルスからパルスにかけ
    て抽出された対応するサンプリング値を船舶標
    的の同一の距離増分に対応させる段階と、 (c) 船舶に関するレーダ搭載機の総合ドツプラ生
    成による見通し線速度の計算値を用いることに
    より、レーダ搭載機及び船舶のそれぞれの運動
    に基づいて船舶標的を含む散乱体より受信され
    た信号の位相変動を補償する段階と、 (d) 各距離区分内における各ドツプラフイルタに
    おいて補償された受信信号の方位角及び傾角を
    干渉計において測定する段階と、 (e) ドツプラ処理された方位角及び傾角測定デー
    タに対し重み付の最小二乗法−多変量回帰適合
    法を適用して得られた選択的な回帰定数より、
    (1)船舶に関するレーダ搭載機の総合ドツプラ生
    成に基づく見通し線速度の評価値における誤
    差、(2)前記船舶に関するレーダ搭載機の総合ド
    ツプラ生成による交差見通し線速度、及び、(3)
    船舶の回転中心追跡点に対する交差見通し線相
    対速度及びレーダ見通し線に直交する方向にお
    ける総合ドツプラ生成速度を評価獲得する段階
    と、 (f) 前記評価された交差見通し線相対速度及び前
    記計算された直交方向の速度から、船舶標的の
    高分解能像の形成において連続した積分間隔内
    で予知的に用いられるべき所定のシステムパラ
    メータの値を決定する段階、及び (g) 船舶標的の距離/方位角投影像、方位角/傾
    角プロフイール投影像及び距離/傾角プロフイ
    ール投影像を含むように形成された像を表示す
    るための段階、 を含むことを特徴とする船舶標的の合成開口レー
    ダ像を形成する方法。 2 前記方法がさらに、船舶標的の表示像におい
    て指定された分解能セルにカーソルを設定する段
    階、及び開口から開口にかけて、前記指定された
    分解能標的セルの距離及び干渉計方位角を追跡す
    る段階を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 前記方法がさらに、開口から開口にかけての
    カーソル設定に対して補正を適用することによ
    り、水平な船舶回転軸、及び前記船舶の回転中心
    追跡点に対するレーダ見通し線の双方に直交した
    軸のまわりにおける船舶の回転を補償する段階を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の方法。 4 前記方法がさらに、船舶標的の方位/傾角プ
    ロフイール像及び距離/傾角プロフイール像の投
    影表示を形成する際において平滑化された傾角設
    定値を獲得し、かつ使用する段階を含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 前記方法がさらに、 (a) 複数の開口を通じて得られたドツプラ生成に
    よる方位角及び傾角測定データを用いることに
    より、(1)船舶に関するレータ搭載機の総合ドツ
    プラ生成に基づく見通し線速度の評価値におけ
    る誤差、(2)前記船舶に関するレーダ搭載機の総
    合ドツプラ生成による交差見通し線速度、及
    び、(3)船舶の回転中心追跡点に対する交差見通
    し線相対速度及びレーダ見通し線に直交する方
    向における総合ドツプラ生成速度、について得
    られた評価値を平滑化する段階と、 (b) 前記平滑化された交差見通し線相対速度の評
    価値、及び前記平滑化された直交方向速度評価
    値から、合成開口レーダの積分時間及びパルス
    繰り返し周波数、並びにドツプラフイルタ帯域
    幅及び間隔を含む所定のシステムパラメータの
    値を、船舶標的の高分解能像の形成における連
    続した積分間隔内で予知的に用いるべく決定す
    る段階、及び (c) 船舶標的の形成像を表示する段階、 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第4項記
    載の方法。 6 前記方法がさらに、船舶標的の逆合成開口レ
    ーダによるプロフイール像投影を形成し、かつ表
    示する段階を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第5項記載の方法。 7 前記方法がさらに、船舶標的の逆合成開口レ
    ーダによるプロフイール像投影の交差距離次元の
    スケール設定を行う段階を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第6項記載の装置。 8 前記方法がさらに、船舶標的の逆合成開口レ
    ーダによる前記スケール設定されたプロフイール
    像投影を、逆合成開口レーダの伸張されたプロフ
    イール像投影に変換する段階を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 前記方法がさらに、 (a) 複数の開口を通じて得られたドツプラ処理に
    よる方位角及び傾角測定データを用いることに
    より、(1)船舶に関するレーダ搭載機の総合ドツ
    プラ生成に基づく見通し線速度の評価値におけ
    る誤差、(2)前記船舶に関するレーダ搭載機の総
    合ドツプラ生成による交差見通し線速度、そし
    て、(3)船舶の回転中心追跡点に対する交差見通
    し線相対速度及びレーダ見通し線に直交する方
    向における総合ドツプラ生成速度、より得られ
    た評価値を平滑化する段階と、 (b) 前記平滑化された交差見通し線相対速度の評
    価値及び前記平滑化された直交方向の速度の評
    価値から合成開口レーダの積分時間及びパルス
    繰り返し周波数、並びにドツプラフイルタ帯域
    幅及び間隔を含む所定のシステムパラメータの
    値を、船舶標的の高分解能像の形成における連
    続した積分間隔中で予知的に用いるべく決定す
    る段階、及び (c) 船舶標的の形成像を表示する段階、 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第8項記
    載の方法。 10 2チヤネル受信機及びドツプラ処理システ
    ムへの入力に接続された多素子型干渉計アンテ
    ナ、並びに前記2チヤネル受信機及びドツプラ処
    理システムの出力に接続されたデイスプレー装置
    を含む機上搭載型−合成開口レーダシステムとの
    組合せにおいて、海の状態に支配された船舶標的
    の合成開口レーダによる高分解能像を形成し、か
    つ表示するための像信号処理装置であつて、 (a) 前記干渉計アンテナの照準設定機構を操縦す
    るための手段と、 (b) 距離サンプリング時間を制御することによ
    り、積分間隔を通じてパルスからパルスにかけ
    て抽出された対応するサンプリング値を船舶標
    的の同一の距離増分に対応させるようにするた
    めの手段と、 (c) 船舶に関するレーダ搭載機の総合ドツプラ生
    成による見通し線速度の評価値を用いることに
    より、レーダ搭載機及び船舶のそれぞれの運動
    に基づいて発生した船舶標的を含む散乱体から
    の受信信号における位相変動を補償するための
    手段と、 (d) 各距離区分内における各ドツプラフイルタに
    おいて、前記補償された受信信号の方位及び傾
    角を干渉計的に測定するための手段と、 (e) 前記ドツプラ生成された方位角及び傾角測定
    データに対し重み付最小二乗法−多変量回帰適
    合法を適用して得られた選択的な回帰定数か
    ら、(1)船舶に関するレーダ搭載機の総合ドツプ
    ラ生成に基づく見通し線速度の評価値における
    誤差、(2)前記船舶に関するレーダ搭載機の総合
    ドツプラ生成による交差見通し線速度、及び、
    (3)船舶の回転中心追跡点に対する交差見通し線
    相対速度及びレーダ見通し線に直交する方向に
    おける総合ドツプラ生成速度、の評価値を得る
    ための手段と、 (f) 前記評価された交差見通し線相対速度及び前
    記評価された直交方向の速度から、船舶標的の
    高分解能像の形成において連続した積分間隔内
    で予知的に用いられるべき所定のシステムパラ
    メータの値を決定するための手段と、 (g) 船舶標的の距離/方位角投影像、方位角/傾
    角プロフイール投影像及び距離/傾角プロフイ
    ール投影像を含む形成像を表示するための手
    段、及び (h) 前記評価された見通し線相対速度における誤
    差評価値を用いて船舶標的の表示像の中心設定
    を行なうための手段、 を備えたことを特徴とする合成開口レーダによる
    船舶標的像を形成し、かつ表示するための像信号
    処理装置。 11 前記像信号処理装置がさらに、船舶標的の
    表示像における指定された分解能セルをカーソル
    設定するための手段、並びに前記指定された標的
    分解能セルの距離及び干渉計方位角を開口から開
    口にかけて追跡するための手段を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第10項記載の装置。 12 前記像信号処理手段がさらに、開口から開
    口にかけての前記カーソル設定に対し追跡補正を
    適用することより船舶回転中心追跡点へのレーダ
    身通し線及び交差見通し線相対速度の双方に直交
    した軸のまわりにおける船舶の回転を補償するた
    めの手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第11項記載の装置。 13 前記像信号処理装置がさらに、船舶標的に
    ついて表示される方位角/傾角プロフイール像及
    び距離/傾角プロフイール像の投影を形成する際
    に平滑化された傾角設定値を獲得し、かつ用いる
    ための手段を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第12項記載の装置。 14 前記像信号処理装置がさらに、 (a) 複数の開口を通じて得られたドツプラ生成に
    よる方位角及び傾角測定データを用いることに
    より、(1)船舶に関するデータ搭載機の総合ドツ
    プラ生成に基づく見通し線速度の評価値におけ
    る誤差、(2)前記船舶に関するレーダ搭載機の総
    合ドツプラ生成による交差見通し線速度、及
    び、(3)船舶の回転中心追跡点に対する交差見通
    し線相対速度及びレーダ見通し線に直交する方
    向の総合ドツプラ生成速度、について得られた
    評価値を平滑化するための手段と、 (b) 前記平滑化された交差見通し線相対速度の評
    価値及び前記平滑化された直交方向の速度評価
    値から、合成開口レーダの積分時間及びパルス
    繰り返し周波数、並びにドツプラフイルタ帯域
    幅及び間隔を含む所定のシステムパラメータの
    値を、船舶標的の高分解能像の形成において連
    続した積分間隔内で予知的に用いるべく決定す
    るための手段と、 (c) 船舶標的の形成像を表示するための手段、及
    び (d) 前記評価された見通し線相対速度における前
    記平滑化された誤差評価値を用いて前記船舶標
    的の表示像の中心設定を行なうための手段、 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第13項
    記載の装置。 15 前記像信号処理装置がさらに、船舶標的の
    逆合成開口レーダによるプロフイール投影像を形
    成し、かつ表示するための手段を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第13項記載の装置。 16 前記像信号処理装置がさらに、船舶標的の
    逆合成開口レーダによる前記表示されたプロフイ
    ール投影像の交差距離次元のスケール設定を行う
    ための手段を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第15項記載の装置。 17 前記像信号処理装置がさらに、船舶標的の
    逆合成開口レーダによる前記スケール設定を伴つ
    て表示されたプロフイール投影像を逆合成開口レ
    ーダによる伸張されたプロフイール投影像に変換
    することを特徴とする特許請求の範囲第16項記
    載の装置。 18 前記像信号処理装置がさらに、 (a) (1)船舶に関するレーダ搭載機の総合ドツプラ
    生成に基づく見通し線速度の評価値における誤
    差、(2)前記船舶に関するレーダ搭載機の総合ド
    ツプラ生成による交差見通し線速度、及び、(3)
    船舶の回転中心追跡点に対する交差見通し線相
    対速度及びレーダ見通し線に直交する方向の総
    合ドツプラ生成速度、について得られた評価値
    を平滑化するための手段と、 (b) 前記平滑化された交差見通し線相対速度の評
    価値及び前記平滑化された直交方向の速度の評
    価値から合成開口レーダの積分時間及びパルス
    繰り返し周波数、並びにドツプラフイルタ帯域
    幅及び間隔を含む所定のシステムパラメータの
    値を、船舶標的の高分解能像の形成において連
    続した積分間隔内で予知的に用いるべく決定す
    るための手段と、 (c) 船舶標的の形成像を表示するための手段、及
    び (d) 前記計算された見通し線相対速度における前
    記平滑化された誤差計算値を用いて前記船舶標
    的の表示像の中心設定を行なうための手段 を含むことを特徴とする特許請求の範囲第17項
    記載の装置。
JP58110031A 1982-06-17 1983-06-17 船舶標的の合成開口レーダ像を形成する方法及びそのための像信号処理装置 Granted JPS5927281A (ja)

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