JPH0451321B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0451321B2 JPH0451321B2 JP13225486A JP13225486A JPH0451321B2 JP H0451321 B2 JPH0451321 B2 JP H0451321B2 JP 13225486 A JP13225486 A JP 13225486A JP 13225486 A JP13225486 A JP 13225486A JP H0451321 B2 JPH0451321 B2 JP H0451321B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- waterproofing
- waterproofing agent
- cushion material
- decorative
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、建築材料や家具材料に使用される
板材の木口防水処理方法に関する。特に、この発
明は、店舗用の床板として用いる板材の木口防水
処理方法に関する。
板材の木口防水処理方法に関する。特に、この発
明は、店舗用の床板として用いる板材の木口防水
処理方法に関する。
[従来技術]
従来、板材の木口に防水処理を施すには、板材
の木口に一枚一枚防水剤をはけやロールやスプレ
ー等で塗布する方法がとられていた。
の木口に一枚一枚防水剤をはけやロールやスプレ
ー等で塗布する方法がとられていた。
しかし、この方法では、例えコンベアで板材を
搬送しながら作業を行なつても非常に手順がかか
る欠点があるうえ、板材の木口が一般に塗料の吸
い込みが激しいため、充分に防水層を形成するこ
とができなかつた。また、板材の表面や裏面に防
水剤が付着して表面を汚損したり、この板材を後
から接着施工する時に、防水剤の種類によつては
接着しにくいという欠点もあつた。さらに防水剤
に安価なパラフインを利用する場合には、パラフ
インを140〜150℃に熱して溶かした状態で行なう
ため、板材の表面に化粧が施されていると、その
化粧層に発泡等の欠点が生じる恐れもあつた。
搬送しながら作業を行なつても非常に手順がかか
る欠点があるうえ、板材の木口が一般に塗料の吸
い込みが激しいため、充分に防水層を形成するこ
とができなかつた。また、板材の表面や裏面に防
水剤が付着して表面を汚損したり、この板材を後
から接着施工する時に、防水剤の種類によつては
接着しにくいという欠点もあつた。さらに防水剤
に安価なパラフインを利用する場合には、パラフ
インを140〜150℃に熱して溶かした状態で行なう
ため、板材の表面に化粧が施されていると、その
化粧層に発泡等の欠点が生じる恐れもあつた。
[発明が解決しようとする問題点]
この発明は、板材の木口防水処理を従来方法よ
りも効率よく行ない、かつ板材の表裏面に防水剤
が付着しないような板材の木口防水処理方法を提
供することを目的とする。
りも効率よく行ない、かつ板材の表裏面に防水剤
が付着しないような板材の木口防水処理方法を提
供することを目的とする。
[問題を解決するための手段]
この発明は、板材の木口に防水処理を施すに際
し、板材の裏面にクツシヨン材を貼着し、このク
ツシヨン材付板材を複数枚積層して圧締後、防水
処理を施したい部分を防水剤中に浸すことを特徴
とする板材の木口防水処理方法に係るものであ
る。
し、板材の裏面にクツシヨン材を貼着し、このク
ツシヨン材付板材を複数枚積層して圧締後、防水
処理を施したい部分を防水剤中に浸すことを特徴
とする板材の木口防水処理方法に係るものであ
る。
この発明中、板材とは、合板、パーテイクルボ
ード、ハードボード、中比重繊維板等が挙げられ
るが、このうち合板が最も一般的である。この板
材は表面に化粧層を有していてもよい。化粧層と
しては、銘木単板、模様シート等を接着して構成
してもよいし、塗装を施してもよい。銘木単板や
模様シートの表面に透明上塗塗料を塗装してもも
ちろんよいものである。また、板材の木口には本
実加工や合決り加工が施されていてもよい。
ード、ハードボード、中比重繊維板等が挙げられ
るが、このうち合板が最も一般的である。この板
材は表面に化粧層を有していてもよい。化粧層と
しては、銘木単板、模様シート等を接着して構成
してもよいし、塗装を施してもよい。銘木単板や
模様シートの表面に透明上塗塗料を塗装してもも
ちろんよいものである。また、板材の木口には本
実加工や合決り加工が施されていてもよい。
また、この発明中、クツシヨン材とは、ポリエ
チレン・ポリプロピレン・ポリスチレン・ポリウ
レタン・ポリ塩化ビニル等の合成樹脂発泡体が望
ましい。これらの合成樹脂発泡体には、必要あれ
ばその発泡組成物中に、炭酸カルシウムやクレー
等の増量剤を添加してもよい。また、発泡体とし
ては、連続気泡よりも独立気泡の発泡体が望まし
い。
チレン・ポリプロピレン・ポリスチレン・ポリウ
レタン・ポリ塩化ビニル等の合成樹脂発泡体が望
ましい。これらの合成樹脂発泡体には、必要あれ
ばその発泡組成物中に、炭酸カルシウムやクレー
等の増量剤を添加してもよい。また、発泡体とし
ては、連続気泡よりも独立気泡の発泡体が望まし
い。
また、この発明中、防水剤としてはパラフイン
が最も安価な材料として有効であるが、それ以外
にポリウレタン等の合成樹脂でも使用できる。
が最も安価な材料として有効であるが、それ以外
にポリウレタン等の合成樹脂でも使用できる。
[発明の効果]
この発明は、板剤の裏面にクツシヨン材を貼着
し、このクツシヨン材付板材を複数枚積層して圧
締後、防水処理を施したい部分を防水剤中に浸す
ので、板材の木口に確実に防水層を形成すること
ができるうえ、クツシヨン材が、隣接する板材の
表面に密接して、防水剤がその隣接する板材の表
面に付着して表面を汚損したり、クツシヨン材の
裏面に付着して板材の接着施工時に接着剤の接着
性能を低下させたりすることがないという効果も
ある。
し、このクツシヨン材付板材を複数枚積層して圧
締後、防水処理を施したい部分を防水剤中に浸す
ので、板材の木口に確実に防水層を形成すること
ができるうえ、クツシヨン材が、隣接する板材の
表面に密接して、防水剤がその隣接する板材の表
面に付着して表面を汚損したり、クツシヨン材の
裏面に付着して板材の接着施工時に接着剤の接着
性能を低下させたりすることがないという効果も
ある。
[実施例]
厚み12mmの合板1の表面にナラの銘木単板2を
貼着し、ウレタン樹脂透明塗料3を塗布硬化させ
た化粧板材4の四側面の対向する側面にそれぞれ
雄実5と雌実6を形成した。次に、この化粧板材
の裏面に厚み4mm、発泡倍率10〜30倍のポリエチ
レン系発泡体7を接着剤で粘着(第1図−a)し
た。このものを10枚積層し、その両側に捨板8を
当接(第1図−b)してターンバツクルで圧締し
た後、140〜150℃に熱せられたパラフイン溶液中
に防水処理を施したい部分を10秒〜3分間浸して
取り出し、空気中に放置した後圧縮を解いて木口
に防水処理層9が形成された化粧板材(第1図−
c)を得た。
貼着し、ウレタン樹脂透明塗料3を塗布硬化させ
た化粧板材4の四側面の対向する側面にそれぞれ
雄実5と雌実6を形成した。次に、この化粧板材
の裏面に厚み4mm、発泡倍率10〜30倍のポリエチ
レン系発泡体7を接着剤で粘着(第1図−a)し
た。このものを10枚積層し、その両側に捨板8を
当接(第1図−b)してターンバツクルで圧締し
た後、140〜150℃に熱せられたパラフイン溶液中
に防水処理を施したい部分を10秒〜3分間浸して
取り出し、空気中に放置した後圧縮を解いて木口
に防水処理層9が形成された化粧板材(第1図−
c)を得た。
実施例 2
厚み15mmのパーテイクルボードの表面にプレコ
ート化粧紙を粘着した化粧板材の裏面に厚み3
mm、発泡倍率10〜20倍のポリスチレン系発泡体を
接着剤で貼着した。このものを10枚積層し、その
両側に捨板を当接してターンバツクルで圧縮した
後、ポリウレタン液中に10〜1分間浸して取り出
し、130℃で10分間乾燥後、圧締を解いて木口に
防水処理層が形成された化粧板材を得た。
ート化粧紙を粘着した化粧板材の裏面に厚み3
mm、発泡倍率10〜20倍のポリスチレン系発泡体を
接着剤で貼着した。このものを10枚積層し、その
両側に捨板を当接してターンバツクルで圧縮した
後、ポリウレタン液中に10〜1分間浸して取り出
し、130℃で10分間乾燥後、圧締を解いて木口に
防水処理層が形成された化粧板材を得た。
第1図はこの発明の製造工程を示す側断面図で
ある。 図面中、4は化粧板材、7はクツシヨン材、9
は防水処理層を示す。
ある。 図面中、4は化粧板材、7はクツシヨン材、9
は防水処理層を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 板材の木口に防水処理を施すに際し、板材の
裏面にクツシヨン材を貼着し、このクツシヨン材
付板材を複数枚積層して圧締後、防水処理を施し
たい部分を防水剤中に浸すことを特徴とする板材
の木口防水処理方法。 2 板材が表面に化粧層を有している特許請求の
範囲第1項記載の板材の木口防水処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13225486A JPS6311301A (ja) | 1986-06-07 | 1986-06-07 | 板材の木口防水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13225486A JPS6311301A (ja) | 1986-06-07 | 1986-06-07 | 板材の木口防水処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6311301A JPS6311301A (ja) | 1988-01-18 |
JPH0451321B2 true JPH0451321B2 (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=15076973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13225486A Granted JPS6311301A (ja) | 1986-06-07 | 1986-06-07 | 板材の木口防水処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6311301A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4345728B2 (ja) | 2005-08-31 | 2009-10-14 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
-
1986
- 1986-06-07 JP JP13225486A patent/JPS6311301A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6311301A (ja) | 1988-01-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |