JPH0450799B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ 産業上の利用分野 本発明は、遠方監視制御装置における制御信号
の伝送装置に関する。

Ｂ 発明の概要 本発明は親局と子局間で制御信号を伝送する遠
方監視制御装置において、 制御符号と子局側から受信した各機器の状態符
号との一致・不一致を機器毎に判定し、この機器
毎の一致・不一致の判定信号と補助符号との一
致・不一致を機器毎に判定して前記制御信号の生
成処理系の正常・異常を検定すると共に、前記制
御符号を新たに生成伝送するときまでに前記機器
状態符号との一致・不一致を機器毎に判定し、前
記機器状態符号と制御符号の変化を機器毎に判定
して前記制御符号の生成処理系および機器状態符
号の記憶手段の正常・異常を検定することによ
り、 送信側の機器制御信号の生成および機器状態信
号処理を確実にして信頼性の高い制御を得るよう
にしたものである。

Ｃ 従来の技術 遠方監視制御装置は中央部の親局から機器類を
設備する子局に制御信号を伝送して該機器類を制
御し、子局からは監視機器の入，切状態を示す表
示信号を親局に伝送して親局又はその上位計算機
による監視及び制御の集中管理を可能にする。

この遠方監視制御装置によるシステム構成は、
監視と制御の信頼性やコスト等から各種方式が採
用され、親局と子局間のデータ伝送にも伝送路の
回線構成（マルチドロツプ、ループ等）や起動方
式（ランダム、サイクリツク伝送等）、さらに信
号形式（周波数式、パルス式）や誤り検定方式
（パリテイ検定等の単一伝送による検定方式や連
送照合、返信照合等の複数回伝送による検定方
式）など種々の方式、形式の組合せが採用され
る。

電気鉄道におけるき電線設備や配電線設備等の
遠方監視制御装置は、鉄道路に沿つて区間単位に
多数の子局が設けられ、中央の指令室になる親局
から各子局に制御信号の送信と、各子局から親局
に表示信号の受信を行うシステム構成になる。そ
して、親局と子局間の信号受信には子局内の複数
の制御対象機器がフループ化され、グループ単位
の信号授受によつて伝送効率の向上が図られる。

例えば、第４図に示すき電系統では鉄道沿線に
沿つて変電所、区分所、補助区分所が設けられ、
子局になる各所内のしや断器や開閉器（○印や□
印で示す）をグループ化した制御対象機器として
親局側からグループ単位で制御信号を一括送信
し、しや断器や開閉器等の入切制御によつて事故
区間や工事区間をき電系統から切り離し、また変
電所の停電時には給電迂回回路を形成する。ま
た、各子局内の制御対象機器の状態（例えば入切
状態）は子局側から親局側へ送信される。

第２図は遠方監視制御装置の従来の親局構成を
示す、デイスプレイ装置１は子局の各種機器の制
御状態を含めた系統図等をオペレータの操作によ
つて切換表示し、この表示図形中から制御を必要
とする機器グループ内の該当機器をライトペン２
等を使つて選択指定する。この指定された機器に
対する入切制御実行はオペレータが実行スイツチ
である入指令スイツチ３₁、切指令スイツチ３₂を
操作することで行う。例えば機器が開閉器、しや
断器等では実行スイツチ部３はその「入」、「切」
を指令する。デイスプレイ装置１による機器グル
ープ内の該当機器選択信号及び実行スイツチ部３
による制御実行信号はそれぞれインターフエース
４，５を介して符号変換部６に取込み、この変換
部６では機器選択制御信号に対しては指定機器に
対応する選択信号、制御信号に対しては選択、制
御信号への変換を行う。また、変換部６は、後述
するように、子局側からの表示データをデイスプ
レイ装置１の表示用データに変換する。

符号変換部６を経た選択制御データは制御命令
検出記憶部７に順次記憶する。この記憶データは
選別部８によつて優先度順に読出し、符号作成部
９によつて該当データに子局アドレス、グループ
ポジシヨン符号等を付加して所期の伝送フオーマ
ツト化した伝送データを作成し、インターフエー
ス１０，システムバス１１を介して送信部１２に
よる子局側への伝送を行う。

図示しない子局側では受信した制御データから
当該機器に対する制御を実行する。そして、状態
変化時やサイクリツクに又は親局からの要求によ
り、各機器の入切状態の表示データを親局に伝送
する。親局は受信部１３で受信したデータをシス
テムバス１１を通して上位計算機に転送、さらに
インターフエース１４を介して表示内容検出記憶
部１５に順次記憶し、この記憶データはオペレー
タからの要求等に応じて符号変換部６を通してデ
イスプレイ装置１に表示する。

Ｄ 発明が解決しようとする問題点 従来の遠方監視制御装置においては、オペレー
タが選択スイツチで任意のグループとグループ内
機器を選択し、実行スイツチを操作して実行命令
を得る場合、選択したスイツチを記憶し表示する
ものは従来より行われている。かかる方式であれ
ば、誤つた選択スイツチを操作した場合オペレー
タの注意を喚起し操作ミスを防止する点でよい
が、しかしながら、実行スイツチを操作して実行
命令を記憶部７に書込んだデータがノイズ等によ
つて変化し、誤つた制御命令が子局側へ伝送され
る場合がある。特に同一グループ内の各機器毎に
実行内容を指定する制御符号が割り当てられてい
るので同一グループ内であれば選択していない機
器に対する制御符号も現在の機器状態に対応した
内容で共に伝送される。したがつて、選択されて
いない機器に対応する制御符号にノイズ等により
誤りが発生すれば誤つた制御が実行される。この
ように、誤つた制御命令が出されると、重大な事
故を招きやすく、このため高い信頼性が要求され
る。例えば、変電所の監視制御に送受信系や信号
処理に誤動作が発生したり、オペレータの操作ミ
スがあると、開閉器の「切」、「入」制御に誤りが
発生して整備焼損や人身事故を招く虞れがある。
そこで、従来から制御信号の伝送の信頼性を高め
るよう種々の方式、形式の組合せが採られている
が、これは装置を複雑化してコストアツプになる
こと及び誤り検定数を多くして伝送効率の低下を
招く問題があつた。

従来の問題点を解消するものとして、制御信号
には制御内容を指示する制御符号のほかに補助符
号を設け、この補助符号は制御符号が制御しよう
とする機器の実行可否を指示するものとし、制御
符号と補助符号との論理状態から誤つた制御を防
止する伝送方法を本願出願人は提案している。こ
の伝送方法を第２図の従来の親局構成図及び第３
図に示す伝送フオーマツトを参照して説明する。
符号作成部９による制御系（下り系）伝送フオー
マツト作成には第３図ａに示すように同期信号、
局アドレス等によつて制御機器が属する子局（例
えば第４図に示す変電所）を指定し、グループポ
ジシヨン（例えば第４図の変電所内のき電用しや
断器４個）を一括指定し、制御データによつて
夫々グループ化した一例として４つの制御機器毎
の制御実行符号（４ビツト）に加えて、制御機器
の実行可否を指定する補助符号（４ビツト）に割
当て構成する。同図ｂは表示系（上り系）の伝送
フオーマツトを示す。

このうち、制御符号はデイスプレイ装置１でで
選択された機器とこれに対する実行スイツチ３₁，
３₂による「入」、「切」指令との組合せで制御命
令検出記憶部７がデータ作成し、補助符号はデイ
スプレイ装置１上で選択された機器を抽出して制
御命令検出記憶部７がデータ作成する。すなわ
ち、同一のグループポジシヨンに属する４ケの機
器中１ケのみ状態を変化させた場合、さらには２
ケ、３ケ、４ケ全て状態を変化させたい場合、 等多くの組合せがある。その場合、デイスプレ
イ装置１上でオペレータが指定した制御実行機器
に対してのみ補助符号が実行可否を指定する。例
えばグループ内の４ケの被制御機器の現在の状態
が「入」、「切」、「入」、「入」の状態にあつて、こ
れら機器状態を「切」、「切」、「入」、「入」の実行
命令とする場合は、制御符号は「０」、「０」、
「１」、「１」とし、補助符号は「１」、「０」、
「０」、「０」に設定されて第１番目の機器の入状
態を切状態に制御し、他の機器には制御実行を行
わないことを指示する。

このような補助符号を付加した伝送により、子
局側では機器制御を補助符号ビツト“１”に対応
する機器にのみ出力することで、伝送系での誤動
作、外乱により制御符号で第２〜第４ビツトの制
御符号が誤つても補助符号が「1000」であるため
実行されず、誤制御にならない。逆に補助符号が
「０」から「１」に誤つても制御符号に誤りがな
ければ、従来状態と同じ方向の制御であるから誤
つた制御にならず、同様に補助符号が「１」から
「０」に誤つても実行されないため誤制御とはな
らない。

しかしながら、親局側での制御符号及び補助符
号作成時に、制御命令検出記憶部７の誤動作やオ
ペレータの誤操作によつて補助符号及び制御符号
自体が誤つて作成される虞れがある。この場合、
誤つた補助符号及び制御符号がそのまま伝送さ
れ、誤つた機器制御になつてしまう問題がある。

Ｅ 問題点を解決するための手段と作用 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、
機器選択符号、機器選択制御指令、補助符号、制
御符号等の制御信号を当該機器又は機器グループ
毎に特定したアドレスメモリに記憶する制御命令
検出記憶部と、前記メモリから選択読出しされた
機器選択制御指令のアドレスから当該機器選択制
御指令が制御対象とする機器又は機器グループが
属する子局符号、機器ポジシヨンの特定符号を発
生して当該制御信号との合成に供する符号作成部
と、前記制御符号と子局側から受信した各機器の
状態符号との一致・不一致を機器毎に判定し、こ
の機器毎の一致・不一致の判定信号と前記補助符
号ビツトとの一致・不一致を機器毎に判定して前
記制御信号の生成処理系の正常・異常を検定する
と共に、前記制御符号を新たに生成伝送するとき
までに前記機器状態符号との一致・不一致を機器
毎に判定し、前記機器状態符号と制御符号の変化
を機器毎に判定して前記制御符号の生成処理系お
よび機器状態符号の記憶手段の正常・異常を検定
する検定手段と、前記制御指令検出記憶部からの
選択中記憶信号と補助符号記憶部からの補助符号
により選択した機器を示する表示駆動手段を備
え、選択中記憶部や補助号記憶部の障害や、操作
ミスをオペレータにわからせ、確実に制御を行う
ものである。

Ｆ 実施例 第１図は本発明の実施例を示す親局構成を示
し、符号変換部６は指令内容変換部６ａと表示信
号変換部６ｂによつて構成される。指令内容変換
部６ａはライトペン２で選択したデイスプレイ装
置１上の位置が子局のどの機器に対応するかを翻
訳する。制御命令検出記憶部７は機器選択信号記
憶部７ａ、補助符号記憶部７ｂ、機器選択制御指
令記憶部７ｃ、分配部７ｄ、制御実行指令記憶部
７ｅとによつて構成される。例えば選択信号記憶
部７ａは、指令内容変換部６ａで翻訳された結果
が子局側のどのグループの被制御機器に対応する
ものであるかの機器選択信号を記憶する。補助符
号記憶部７ｂは、指令内容変換部６ａの出力信号
のうちグループ内の機器に対応する補助符号を記
憶し、機器選択制御指令記憶部７ｃは選択信号記
憶部７ａと後述する総合検定部１６の出力信号を
入力とし、所定の条件が整つたとき選択された子
局の該当するグループポジシヨンの機器に対応す
る機器選択制御指令信号を記憶し選別部８に出力
する。選別部８は機器選択制御指令記憶部７ｃか
らの指令信号のうち優先順位の高いアドレスを放
出する。

符号作成部９は第１の送信符号作成処理部９
ａ、第２の送信符号作成処理部９ｂおよび第３の
送信符号作成処理部９ｃからなり、第１の送信符
号作成処理部９ａは選別部８で選別したアドレス
から子局のポストとグループポジシヨンに対応す
る局アドレス符号とグループポジシヨン符号を作
成し、第２の送信符号作成処理部９ｂは同じく選
別部８からのアドレスにより補助符号記憶部から
該当グループポジシヨンの補助符号をとり出す。
第３の送信符号作成処理部９ｃは同じく選別部８
からのアドレスにより制御実行指令記憶部から該
当グループポジシヨンの制御符号をとり出す。

表示内容検出記憶部１誤は分配部１５ａ、機器
状態記憶部１５ｂおよび転送部１５ｃによつて構
成されている。分配部１５ａは子局側から受信部
１３、インタフエース１４を通して供給される機
器状態データ、局アドレスおよびポジシヨン符
号、グループ内詳細表示データに対応する補助符
号を入力とし、これらのデータ信号を機器状態記
憶部内に分配する。機器状態記憶部１５ｂは分配
部１５ａからの各データ信号を記憶しておき記憶
データを転送部１５ｃと後述する不一致表示部１
７ａ及び機器状態表示部１７ｄ、総合検定部１６
に導く。転送部１５ｃは機器状態記憶部１５ｂか
らの記憶データを子局から受信したとき制御実行
指令記憶部７ｅに転送する。

総合検定部１６は制御実行指令記憶部７ｅに記
憶されている制御符号と補助符号記憶部７ｂに記
憶されている補助符号及び機器状態記憶部１５ｂ
に記憶されている子局側から受信した当該機器の
状態符号から制御符号及び補助符号の正当性を判
定し、機器選択制御指令記憶部７ｃの選別制御を
行い、誤りを検出すれば選別部８の選別動作を禁
止すなわち当該機器選択制御指令信号の選別によ
る送信を禁止する。

表示部１７は不一致表示部１７ａ、選択中表示
部１７ｂ、制御実行表示部１７ｃおよび機器状態
表示部１７ｄによつて構成されている。即ち、不
一致表示部１７ａは、制御実行指令記憶部７ｅに
記憶された制御符号と機器状態記憶部１５ｂに記
憶された子局側の当該機器の状態表示ビツトとの
一致、不一致を判定し表示する。この不一致表示
された機器は、オペレータが選択した機器で実行
スイツチ操作で生成された制御符号で制御しよう
とする「入」、「切」状態と実際の機器の状態表示
とが不一致であれば、当該制御符号により当該機
器の状態を変化させようとする正常動作である
が、それ以外の機器が点灯したり点灯すべき機器
が点灯しない場合は何らかの誤りがあつたことを
オペレータに表示していることになる。

選択中表示部１７ｂは、制御命令検出記憶部７
の選択信号記憶部７ａに記憶した機器選別信号
と、補助符号記憶部７ｂに記憶した補助符号をア
ンド条件とし、その出力信号は、信号変換部６ｂ
を通してデイスプレイ装置１にオペレータによる
機器選択が行われた旨を表示する。

制御実行表示部１７ｃは、機器選択制御指令記
憶部７ｃに記憶した機器選択制御指令信号と補助
符号記憶部７ｂに記憶した補助符号をアンド条件
とし、機器グループ中のいずれの機器の制御が有
効であるかを補助符号で選別してデイスプレイ装
置１に表示させる。

機器状態表示部１７ｄは子局か送られてきた機
器状態符号の内容をそのまま表示し、子局側の各
機器の状態をオペレータに表示する。

符号変換部６の表示信号変換部６ｂは、不一致
表示部１７ａ、選択中表示部１７ｂ制御実行表示
部１７ｃおよび機器状態表示部１７ｄの内容をデ
イスプレイ装置１に連絡し、表示する。

第１図の親局構成図において、制御命令検出記
憶部７の分配部７ｄは、実行指令部３からの制御
実行信号を選択信号記憶部７ａからの機器選択信
号から指定されるアドレスにより制御実行指令記
憶部７ｅ内の該当アドレスに分配する。制御実行
指令記憶部７ｅは、分配部７ｄから指定された番
地に制御符号を１ワードとして特定アドレスに記
憶する。選別部８は機器選択制御指令記憶部７ｃ
に選択制御指令信号がセツトされているワードを
あらかじめ定められた順序に探索し、すなわち優
先順位を判定して当該機器選択制御指令信号を持
つワードとそのアドレスを選別読出す。

符号作成処理部９においては、第１の送信符号
作成部９ａで機器選択制御指令信号記憶部７ｃか
ら選別読出した機器選択制御指令信号の制御アド
レスから制御対象機器を特定するための子局符
号、グループポジシヨン符号を作成する。第２の
送信符号作成部９ｂでは補助符号記憶部７ｂから
該当するアドレスの補助符号を読み出す。第３の
送信符号作成部９ｃでは制御実行指令記憶部７ｅ
から該当するアドレスの制御符号を読み出す。以
上第１〜第３の送信部で作成及び読み出した送信
信号を合成してインタフエース１０、システムバ
ス１１を介して送信部１２に送り、送信部１２で
はさらに同期信号を付加し、所期の伝送フオーマ
ツトを作り、子局側へ伝送を行う。

Ｇ 発明の効果 以上の通り、本発明によれば、制御符号に加え
て補助符号を持つ制御信号を生成して一括伝送す
るに際して、補助符号と子局側から受信した機器
状態信号との間で制御符号も含めた両者の正当性
を検定し、さらに新たな制御信号伝送に際して制
御状態信号の記憶データが破壊がないことを監視
するため、オペレータの操作ミスや信号生成回路
の誤動作等による制御信号生成処理系の誤りをオ
ペレータに表示すると共に機器状態の記憶データ
監視によつてその破壊で誤つた制御をすることが
なくなり、信頼性の高い制御を行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す親局構成図、
第２図は従来の親局構成図、第３図は本発明に係
る制御信号の伝送フオーマツトを示す図、第４図
は本発明の適用例であるき電線の系統図である。 １……デイスプレイ装置、２……ライトペン、
３……実行スイツチ部、６……符号変換部、７…
…制御命令検出記憶部、８……選別部、９……符
号作成部、１２……送信部、１３……受信部、１
５……表示内容検出記憶部、１６……総合検定
部、１７……表示駆動部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ グループ化された子局内の制御対象機器を親
   局内の符号変換部にて選択し、この選択された制
   御信号を、制御命令検出記憶部にて順次記憶し、
   符号変換部において優先度の高い順に子局内グル
   ープポジシヨン符号を付加して子局側に送信する
   と共に、子局側は前記制御信号に基づいて制御対
   象機器をグループ単位で制御し、前記制御対象機
   器の状態を表示する機器符号を親局側の表示内容
   検出記憶部および符号変換部を介して送信し、表
   示器で表示する遠方監視装置において、 前記符号変換部６よりの制御信号には制御対象
   機器別に制御実行可否をビツトで指示する補助符
   号を設け、 前記制御命令検出記憶部７に前記符号変換部に
   て選択された制御信号のうちグループ内の機器に
   対応した補助符号を記憶する補助符号記憶部７ｂ
   を設け、 前記符号作成部９には前記補助信号記憶部７ｂ
   からの該当するアドレスの補助符号ビツトを読み
   出す送信符号作成部９ｂを設け、 かつ前記親局には、前記表示内容記憶検出部１
   ５の出力側に不一致表示部１７ａ、選択中表示部
   １７ｂ、制御実行表示部１７ｃおよび機器状態表
   示部１７ｄを有する表示部１７と、総合検定部１
   ６とを設け、 前記総合検定部１６は、前記制御命令検出記憶
   部７の制御実行指令部７ｃに記憶された制御符号
   と、前記補助符号記憶部７ｂに記憶されている補
   助符号、および前記表示内容検出記憶部１５に記
   憶されている子局側からの該当機器状態符号から
   制御実行符号と補助符号の正当性を判断して、前
   記表示部１７に表示信号を出力させるとともに、
   誤り検出時には前記符号作成部９への選別による
   送信を禁止するように構成したことを特徴とす
   る、 遠方監視制御装置の信号伝送装置。