JPH0450722A - プラントの運転監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラントの運転監視装置に係り、特にＣＲＴと
ハードコピーの視認性を同時に高め、運転状態の変化を
把握するに好適な監視装置に関する。

〔従来の技術〕

従来技術における実施の例を第４図に示すと、ＣＲＴの
データ表示装置からハードコピーをとる際、一般的に白
から黒、黒から白へ反転表示するように考慮され実施さ
れていた。

ＣＲＴ上は黒地に白ぬきのため、このままハードコピー
をとると非常に不自然な感じとなる。そこで、白と黒と
をハードコピー上反転させることにより、ハードコピー
では白地に黒となり、一般的な文書と同じ感じの文書と
なる。しかし、その他の発色については配慮されていな
いため、例えば黄色などは、ハードコピー上は見えにく
く、また、コピー、ファクシミリ等のプリントアウトし
た成果物では無表示となるため、ＣＲＴ上視認性は高く
ても、ＣＲＴ上の配色としては事実上、全く不適格とさ
れていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、白黒を反転させることのみにとどまり
、他色のＣＲＴ上、ハードコピー上の視認性について配
慮がされておらず、ＣＲＴ上視認性が高くてもハードコ
ピー上低い場合、使用出来ないという表示色に制約があ
る点が問題であった。

そのために、例えば黄色などのように、ＣＲＴ上では注
意表示などにきわめて有効な色を、事実上使用する事が
できず、表示画面全体の表示効果を低下させる原因とな
っていた。またもし使用した場合でも、ハードコピー上
はとんど見えず、そればかりか、また一般に普及してい
るカラーまたは白黒複写機においても、複写ができなか
った。

そこで計算から出力された帳表であるにもかかわらず、
黄色の部分のみ上から手書きで１重ね書きをする必要が
あり、大量のデータ処理には多大な人手がかかっていた
。

本発明の目的は、ＣＲＴ上視認性が高いが、ハードコピ
ー上では低い色（例えば黄色）について、発色あるいは
表示を変換することによりＣＲＴ上最も視認性の高い色
を使用可能にすることで、プラント運転状態をより判断
しやすくするプラント監視装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、プラントの運転
状況をディスプレイの画面上で監視すると共に、該ディ
スプレイ画面上の表示を複写するハードコピー装置を備
えたプラントの運転監視装置において、前記ディスプレ
イ画面上の特定の表示をハードコピー上では異なった色
相の発色に変換する手段、あるいは、ハードコピー上に
異なった表示を付加することにより該特定の表示の視認
性を向上させる手段を有することを特徴とするものであ
る。

〔作用〕

上記構成によれば、この変換機能は、ＣＲＴ上の表示色
をハードコピー上においても、視認性の高い色もしくは
表示に変換させるように動作する。

それによって、ＣＲＴ上は視認性が高いが、ハードコピ
ー上低いため、使用できなかった表示色について、ハー
ドコピー上も視認性が向上するようになるので、ＣＲＴ
上使用可能な表示色を制約することがなくなる。また、
ＣＲＴ上の表示色の制約がなくなるため、より視認性の
高い色（例えば、黄色）が使用可能となり、運転状態の
変化がより判断しやすく、プラントの運転監視が容易に
なる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

本実施例は第１図に示すように、合計６つの装置からな
り、各々の相互関係及び動作は下記のとおりとなる。

プラントデータを入力し、これを読み込む装置１、読み
込んだデータを格納する格納装置２、格納されたデータ
から抽出する抽出装置３、抽呂されたデータをＣＲＴ上
へ表示する表示装置４、ＣＲＴ表示されたデータをハー
ドコピー用データに変換する変換装Ｎ５、変換されたデ
ータをハードコピーする表示装置６、より構成される。

第２図に変換装置の処理フローの例を示す。

本実施例では、ハードコピー表示の際に、各色の視認性
により配色可否を判断、配色できない色であれば、他の
予め予約しておいた配色に変換してハードコピー出力す
るようにしである。

第２図から明らかなように、本実施例ではＣＲＴ上の表
示色に関係なく、ハードコピー上の視認性の高低により
表示色の変換を行うため、ＣＲＴ上表示色の制約を行な
わず、自由に使用できることとなる。

第３図に変換装置をとりつける前後のハードコピーの比
較を示す。

第３図からも明らかなように、実施後は実施前に比べは
るかに視認性が向上し、従ってオペレータにとっては、
運転状態を容易に判断することが可能となる。

先の実施例では表示変換処理において、視認性の低い配
色を、高い配色に変換していたが、他の実施例として下
記がある。

第２図の表示変換処理において、配色を変更しないで、
表示部分をスクリーントーン（いわゆる網かけ表示）あ
るいはふち取りを上書きすることにより、同じような効
果を実現することが可能である。

本実施例では専らＣＲＴについて説明したが、液晶表示
によるディスプレイ等についても同様に適用できる。

〔発明の効果〕

本実施例によれば、ＣＲＴ上、及びハードコピー上の視
認性が向上し、特にＣＲＴ上においては、従来使用しに
くかった（例えば、黄色などの）視認性の高い表示色が
使用可能となり、状態変化が判断しやすくなるというメ
リットがある。

この為、プラント異常などのアラーム表示など早期検品
を必要とする場合に使用でき、事故の未然防止などの監
視に効果がある。またそのまま複写可能であるため、人
手による重ね書き処理が不要となり、多量のデータ処理
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は本実
施例における変換装置の処理フローを示す図、第３図は
本実施例における実施前後の比較を示す図、第４図は従
来例の構成図である。 １・・・データ読み込み装置、 ２・・・データ格納装置、 ３・・・データ抽出装置、 ４・・データ表示装置（ＣＲＴ） ５・・・表示変換装置、 ６・・・データ表示装置 （ハードコピー）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プラントの運転状況をディスプレイの画面上で監視
   すると共に、該ディスプレイ画面上の表示を複写するハ
   ードコピー装置を備えたプラントの運転監視装置におい
   て、 前記ディスプレイ画面上の特定の表示をハードコピー上
   では異なった色相の発色に変換する手段、あるいは、ハ
   ードコピー上に異なった表示を付加することにより該特
   定の表示の視認性を向上させる手段を有することを特徴
   とするプラントの運転監視装置。