JPH04506890A - テレビカメラまたは映画撮影機の動きの遠隔制御のための方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明の目的は、テレビカメラまたは映画撮影機の動きの遠隔制御のための方 法および関連装置である。

ビデオまたは映画フィルムの撮影の間、オペレータの近くに位置決めされた特別 なモニタにおけるフレーミング制御による遠隔制御がテレビカメラまたは映画撮 影機の動きに必要とされることが多い。

これより、同様のことが映画撮影機にも等しくあてはまるという理解のもとに、 テレビカメラについて主に述べられる。実際、理論および実践において、テレビ カメラ（電子記録画像）および映画撮影機（フィルム上の記録画像）の場合、こ れらの撮影システムのいずれもフレーミングされた画像が遠隔視覚の可能性を含 むため、その使用様式は全く同一である。実際、テレビカメラは電子画像を直接 作り出し、それが通常のモニタで視覚化され得るが、他方、映画撮影機では「電 子ルーペ（ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ　１ｏｕｐｅ）Ｊと呼ばれる装置を使用するこ とが可能であり、これは映画撮影機のファインダから撮ったフレーミングされた 画像を撮影する小型テレビカメラと全く同様である。

テレビカメラの遠隔制御のために特別な支持が存在し、これは遠隔制御された電 気モータによってカメラがＰＡＮ（水平方向）およびＴＩＬＴ（垂直方向）と呼 ばれる２つの撮影軸のそれぞれ回りを移動することを可能にする。

テレビカメラの遠隔操作は２つの方法で実行され得る。

１つはテレビカメラの運動速度に比例する角振幅を有するレバー（一般に「ジョ イスティック（ｊ　ｏｙｓ　ｔ　ｉ　ｃｋ）　Ｊと呼ばれる）によってであり、 もう１つはその回転速度に比例する速度でＰＡＮおよびＴＩＬＴのそれぞれの軸 の回りにテレビカメラを移動させる２つのハンドル車によってである。フレーミ ングされた画像は制御装置の近くの固定位置に置かれるモニタ上で制御される。

したがってこれらのどちらのシステムでも、オペレータによって行なわれたシフ トはテレビカメラの対応するシフトには変換されず、その移動速度に変換される 。すなわち、レバー（この場合レバーによって命令が与えられるところ）と、上 にテレビカメラが載置されるヘッドとの間には位置関係が存在しないということ であり、したがってこのためオペレータはたとえモニタでそのフレーミングを追 っていてもテレビカメラの動きを知覚することができない。

これらの遠隔制御システムは、これらの特定の制御に高度に専門的なオペレータ を必要とする。これは普通のオペレータでは今まで慣れている条件とは極めて異 なる条件のもとで作業するため、テレビカメラを正確に操作するのに大変な困難 を経験するであろうからである。実際、テレビカメラは通常「流体（ｆｌｕｉｄ ）Ｊまたは「ジャイロスコープ」と呼ばれる、テレビカメラの移動に適当なりラ ッチまたは回転買置を有するへ・リド上に載置され、オペレータによってより割 込まれないように、かつより円滑に全体を移動され、したがって動きに比例して ファインダシフトにおける画像が分は与えられる。

この発明の目的は、テレビカメラの直接命令に関して完全に不変なオペレータの 運転様式を保って、テレビカメラまたは映画撮影機の動きの遠隔制御を実現する ことである。

この目的は、オペレータによって操作され得るアクワイヤ（ａｃｑｕｉｒｅｒ） ヘッドの角移動と、上にテレビカメラまたは映画撮影機が載置されるアクチュエ ータヘッドの対応する角移動との間の直接比例を予知することによって達成され ている。

アクワイヤヘッドはレバーによって移動可能な通常の映画ヘッドであり、互いに 垂直な２つの回転軸上の調製可能なりラッチを設けられ、それによってヘッドそ のもののシフト抵抗を調節することができる。

テレビモニタはヘッド上に載置され、ヘッドのすべての動きを追い、かつオペレ ータがテレビカメラの制御モニタ上で見る、または映画撮影機のファインダがオ ペレータの操作しているヘッド上に載置されていれば映画撮影機のファインダ中 に見るであろうショットの画像がその上に写る。

したがって、オペレータの運転条件はテレビカメラまたは映画撮影機の直接操作 の場合と全く同じである。

アクワイヤヘッドのＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動はそれぞれのセンサによって読み 取られる。これらは・電気インパルスを中央制御装置に送り、それによってアク チュエータへラドモータを作動し、オペレータによって行なわれる移動を等しく 再現する。これらのモータは正しい位置で明確に制御され、ステップのあるまた はステップのないモータの両方であり得る。

より特定的には、オペレータによって行なわれるアクワイヤヘッドの水平移動（ ＰＡＮ）および垂直移動（Ｔ　Ｉ　ＬＴ）は、ヘッドの回転部分と対応するセン サとの間に置かれるはめ歯付ベルトまたはギアによって読み取られ、これはアク チュエータヘッドの対応するモータを制御する電気信号にこれらの移動を変換し 、そのＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動ははめ歯付ベルトまたはギアによっても得られ る。

好ましくは、アクワイヤヘッドの角移動とアクチュエータヘッドの対応する角移 動の比率は１：１であり、それゆえオペレータによって操作されるアクワイヤヘ ッドの位置とテレビカメラまたは映画撮影機がその上に載置される、モータを備 えたアクチュエータヘッドの位置とは完全に一致する。

しかし、この比率は例えば２：１または１：２に変化され、それによって、例え ば短いオプティクスを使用するとき写真伝送レンズのより円滑な動きまたはより 早い動作速度をそれぞれ得ることができる。１つの比率から別の比率への移行は 転換器によって得られる。

特別な反転によって、アクチュエータヘッドの動きをアクワイヤヘッドの動きに 関して反転することが可能であり、これは例えばアクチュエータヘッドが逆さま に載置されているときに役立つ。

この発明に従ったテレビカメラの動きのこの遠隔制御システムは、テレビカメラ にプロセッサによって前に記録された反復動作を実行させることが必要なときに 、いわゆる「運動制御ＥＩ（ｍｏｎｔｉｏｎ　ｃｏｎｔｒｏｌ）Ｊにおいて効果 をもたらすように使用される。この場合、トロリー上に数段階の自由度で通常取 付けられるテレビカメラのＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動は、記録の間前述と全く同 一の方法で分は与えられる。

この発明のさらなる特性は、添付の図面に示される完全に例示的であり、したが って限定的でない実施例を参照して詳細に説明されるであろう。

図１は、アクワイヤヘッド、アクチュエータヘッドおよび中央制御装置を示す、 全体的にこの発明に従った装置の図である。

図２は、図１に関して異なった角度から示されるアクワイヤヘッドのみの大規模 な不等角投影図である。

これらの図面を参照すると、アクワイヤヘッドは１に示され、参照数字３で示さ れるモータを備えたアクチュエータヘッド上に載置されるテレビカメラまたは映 画撮影機４への遠隔制御によって命令を分は与える。２は中央制御装置を示し、 ２つのヘッドの間の電気接続を確立し、モータの駆動を含む。

テレビカメラ４（これより映画撮影機にもあてはまることでもテレビカメラにつ いて通例述べられる。）が上に載置されるアクチュエータヘッドは、第１のし形 ブラケット６が回転可能に載置される自由端で、第２のし形ブラケット７が回転 可能に載置される自由フランジへの固定支持部５を含み、第２のブラケットは第 １のものより小さい。テレビカメラ４はＬ形ブラケットフの自由フランジへ固定 される。

電気モータはアクチュエータヘッド３におかれ、後に説明されるであろうような 方法で制御され、その結果はめ歯付ベルトおよび／またはギアからなる適当な運 動上の動作によって、ブラケット６が支持部５の回りを回転し、ブラケット７が ブラケット６に関して回転することを許容する。

アクチュエータヘッド３は図１に示される垂直方向に直立の位置にあり、図１に 文字Ｘ′で示される支持部５の軸の回りの回転はＰＡＮ　（水平方向の概観）と 呼ばれるテレビカメラ４の水平方向の移動を生じ、図１にＹ′で示されるサスペ ンションの水平方向の軸に関するブラケット７の回転はＴＩＬＴ（垂直方向の概 観）と呼ばれるテレビカメラ４の垂直方向の運動を生じる。

アクワイヤヘッド１は三脚８上に載置され、三脚８に関して固定される支持台９ と、文字Ｘで示される垂直方向の軸の回りを回転する部分１０と、Ｙで示される 水平方向の軸の回りを回転し、かつ特定的には上部プレート１２を含む部分１１ とを有し、テレビモニタ１３は図１の形式で示されるように急速結合手段によっ て上部プレート１２に固定される。

Ｐ　Ａ　ＮＩ［［ＩＸおよびＴＩＬＴＩＩＩＩＹの回りのアクワイヤヘッド１の 回転はヘッド１の回転部分１１、たとえば上部プレート１２に固定されるレバー １４によって、オペレータによって分は与えられる。

レバー１４が水平方向に移動されると、ヘッド１の移動可能なブロック全体がＰ ＡＮ紬Ｘの回りを回転するようにされ、レバー１４が垂直方向に移動されると、 移動可能な部分１１は、特定的には上部プレート１２およびしたがってモニタ１ ３がＴ　Ｉ　ＬＴＩＩＩＩＹの回りを回転するようにされる。ＰＡＮおよびＴＩ ＬＴ移動の流動性は、それぞれのクラッチ板１３および１４上で動作することに よって適当に調整され得る。

ＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動は固定支持部９および軸Ｘの回りを回転するヘッドの 部分１０にそれぞれ一体のそれぞれのセンサ１５および１６によって読み取られ る。特定的には小ピニオン１７および１８はそれぞれ記録器械から突出し、ＰＡ ＮおよびＴＩＬＴ移動のそれぞれの間、アクワイヤヘッドの移動可能部分１０お よび移動可能部分１１のそれぞれと一体の対応する歯車２１および２２の回りに 巻きつけられたそれぞれのはめ歯付ベルト１９および２０によって回転される。

対応する小ピニオン１７および１８の各角回転で、センサ１５および１６はそれ ぞれの電気ケーブル２３および２４によって、図１の形式に示されるように中央 制御装置２へ電気インパルスの形式で信号を送る。好ましくは、センサ１５およ び１６は両方向性の増分エンコーダであり、それらによって送られる信号は互い に９０°ずらされた２つの方形波である。制御装置２はアクワイヤヘッド１のセ ンサから受信される信号に基づいてアクチュエータヘッド３において予知される モータ（図１に図示されない）を作動し、軸Ｘ′およびＹ′の回りのＰＡＮおよ びＴＩＬＴ移動を再び起こす。制御装置２とアクチュエータヘッド３との間の電 気接続はケーブル２５によって図１に示される。

したがって、この発明に従い、オペレータによって分は与えられたアクワイヤヘ ッドの角Ｆ’ＡＮおよびＴＩＬＴ移動と、モータを備えたアクチュエータヘッド の対応する角ＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動との間には直接比例関係が存在する。

もし比率が１：１であれば、アクチュエータヘッドの同−角振幅はアクワイヤヘ ッド１の定められた角振幅に対応する。しかし、２つのヘッドの移動の間の比率 は、添付の図面に示される実施例に従ってＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動のセンサ１ ５および１６上にそれぞれ置かれる適当な転換器２６および２７によって変化さ れ得る。

センサ１５および１６上では、それぞれのリバース装置２８および２９は必要時 にアクワイヤヘッド１に分は与えられる回転移動に関するアクチュエータヘッド の回転移動を反転するために予知される。

この発明に従ったテレビカメラまたは映画撮影機の動きの遠隔操作のための方法 および装置では、作動レバー１４を操作するオペレータが、テレビカメラまたは 映画撮影機を直接操作するのと同一の条件で運転するということは明らかである 。なぜならば、オペレータはアクワイヤヘッドとともに対象物の画像、およびし たがってアクワイヤヘッド１に巻きつけられるとテレビカメラで見ることができ る画像を写すモニタ１３を動かすからであり、かつ分は与えられた移動がアクチ ュエータヘッド３によって正確にかつ直ちに実行されるからである。

好ましい実施例の１つにおいて説明されるこの発明が当業者によってその詳細を 変更され得ることは明らかである。

ＦＩ３．２ 補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成３年１０月１８日

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．互いに直角なＰＡＮおよびＴＩＬＴの２つの軸（Ｘ′、Ｙ′）のそれぞれの 回りを回転可能なように、モータを備えたアクチュエータヘッド（３）上に載置 され、オペレータによってアクワイヤヘッド（１）に分け与えられるＰＡＮおよ びＴＩＬＴ移動と、アクチュエータヘッド（３）の対応する移動との間の直接比 例を予知することを特徴とする、テレビカメラまたは映画撮影機（４）の動きの 遠隔制御のための方法。
2. ２．前記アクワイヤヘッド上のテレビモニタ（１３）を予知し、オペレータによ ってこのヘッドに分け与えられた移動を追うことを特徴とする、請求項１に記載 のテレビカメラまたは映画撮影機の動きの遠隔操作のための方法。
3. ３．アクワイヤヘッド（１）のＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動は、アクチュエータヘ ッド（３）のモータの即時動作のために対応する電気インパルスを送るそれぞれ のセンサ（１５、１６）によって読取られる、請求項１または２に記載の方法。
4. ４．センサ（１５、１６）は両方向性の増分エンコーダであり、それらによって 送られる信号は互いに９０°ずらされた２つの方形波である、請求項３に記載の 方法。
5. ５．アクワイヤヘッド（１）の移動とアクチュエータヘッド（３）の移動との間 の比率は変化可能である、請求項１ないし４のいずれか１つに記載の方法。
6. ６．互いに直角のＰＡＮおよびＴＩＬＴの２つの軸（Ｘ′、Ｙ′）のそれぞれの 周りを回転可能なように、モータを備えたアクチュエータヘッド（３）上に載置 され、ＰＡＮおよびＴＩＬＴの２つの互いに直角の軸（Ｘ、Ｙ）のそれぞれの間 で移動可能なアクワイヤヘッド（１）と、アクワイヤヘッド（１）の移動とアク チュエータヘッド（３）の対応する移動との間の直接比例を確立するための手段 を予知することを特徴とする、テレビカメラまたは映画撮影機（４）の動きの遠 隔操作のための装置。
7. ７．前記手段はアクワイヤヘッド（１）のＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動をそれぞれ 読み取るセンサ（１５、１６）からなり、アクチュエータヘッド（３）のモータ を作動するために、制御装置（２）によって電気信号を送る、請求項６に記載の 装置。
8. ８．前記モータはステップのあるまたはステップのないモータであり、正しい位 置で制御される、請求項７に記載の装置。
9. ９．前記センサ（１５、１６）はギアおよび／またははめ歯付ベルト（１７、１ ９、２１；１８、２０、２２）によってアクワイヤヘッド（１）のそれぞれ移動 可能な部分（１０、１１）に接続される、請求項７に記載の装置。
10. １０．テレビモニタ（１３）はアクワイヤヘッド（１）上に載置され、テレビカ メラまたは映画撮影機（４）によってフレーミングされる画像を再び生じ、かつ アクワイヤヘッド（１）によって分け与えられた移動を追う、請求項６ないし９ のいずれか１つに記載の装置。
11. １１．アクワイヤヘッド（１）はレバー（１４）または１対のハンドル車によっ て操作可能な、請求項６ないし１０のいずれか１つに記載の装置。
12. １２．クラッチ板（１３、１４）がアクワイヤヘッド（１）のＰＡＮおよびＴＩ ＬＴ移動の流動性をそれぞれ調整することを予知することを特徴とする、請求項 ６ないし１１のいずれか１つに記載の装置。
13. １３．アクワイヤヘッドのＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動と、アクチュエータヘッド の対応するＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動との間の比率を変化させるための転換器（ ２６、２７）を予知することを特徴とする、請求項６ないし１２のいずれか１つ に記載の装置。
14. １４．アクチュエータヘッド（３）のＰＡＮおよびＴＩＬＴ移動をアクワイヤヘ ッド（１）の対応する移動に関してそれぞれ反転するためのリバース装置（２８ 、２９）を予知することを特徴とする、請求項６ないし１３のいずれか１つに記 載の装置。
15. １５．プロセッサによってテレビカメラまたは映画撮影機が実行させられる反復 動作を記録するための「運動制御」に適応される、請求項１ないし５のいずれか １つに記載の方法および／または請求項６ないし１４のいずれか１つに記載の装 置。