JPH0450684Y2 - - Google Patents

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JPH0450684Y2
JPH0450684Y2 JP2890087U JP2890087U JPH0450684Y2 JP H0450684 Y2 JPH0450684 Y2 JP H0450684Y2 JP 2890087 U JP2890087 U JP 2890087U JP 2890087 U JP2890087 U JP 2890087U JP H0450684 Y2 JPH0450684 Y2 JP H0450684Y2
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JP
Japan
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weight
handset
cord
attachment part
microphone
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JP2890087U
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JPS63138749U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、重りを内蔵した送受話器に関し、特
に重りとコード止め金具の取付けを一度で行える
ようにし、組立作業性を向上させるようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
最近の電話機用送受話器は、従来の炭素形のマ
イクロホンおよびスピーカに代えて小型、軽量の
圧電型、エレクトレツトコンデンサ型など種々の
ものが使用されている。そのため、送受話器自体
が軽量化しているが、あまり軽量化しすぎると、
オンフツク機構が確実に動作しなかつたり、把持
した時重量感がなく、何となく頼りないなどの理
由から重りを送受話器内に組込み適当な重量を付
与している。このような重りの組込み構造として
は、加工しやすいこともあつて(板状でよいた
め)、握り部内に組込まれるのが通常であつた
(例実開昭61−119451号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、送受器の握り部は両端部のスピ
ーカ収納部およびマイクロホン収納部に比して厚
みが小さく、したがつて難聴者用、騒音防止用等
の回路基板を握り部内に組込んだ特殊な仕様の送
受器の場合は、重りまでも握り部内に配置するこ
とが困難となる。このため、かかる特殊仕様の送
受器は、一般の送受器とはまつたく別に設計され
ていた。例えば、スピーカ収納部とマイクロホン
収納部に分けて組込むことも考慮されるが、その
ため、重りの取付け作業が煩しいという問題があ
つた。また、送受話器の組立てに際してはカール
コードの一端を送受器内にコード止め金具によつ
て固定しなければならないため、その作業も面倒
であるばかりか、重りの取付部とコード止め金具
の取付部を送受器内面にそれぞれ設ける必要があ
り、送受器の内部構造が複雑化するという問題も
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る送受話器は上述したような問題点
を解決すべくなされたもので、送受話器の内面に
設けられた金具取付部と、カールコードの一端に
取付けられ取付部を有するコード止め金具とから
なり、重りを前記コード止め金具の取付部に重ね
合わせて結合手段により前記金具取付部に取付
け、この重りを金具取付部とコード止め金具とで
挟持固定したものである。
〔作用〕
本考案においては金具取付部が重りとコード止
め金具の取付部を兼用し、これら両部材を共締め
固定するようにしているので、1度の操作で重り
とコード止め金具を同時に固定できる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る送受話器の要部拡大断面
図、第2図は同送受話器の一部破断正面図、第3
図はコード止め金具の斜視図である。これらの図
において、送受器1は、長手方向両端部内側面に
設けられた複数個の係合突部4と係合凹部5とに
よつて一体的に結合され、かつ中央部が図示を省
略した止めねじにより結合された上ケース2と下
ケース3とで構成され、その両端部にはスピーカ
収納部6およびマイクロホン収納部7がそれぞれ
凹設され、中央部は握り部8を形成している。ス
ピーカ収納部6の底壁には音孔11が形成される
と共に複数個の取付スタツド9が立設され、この
スタツド9とブラケツト10を利用してダイナミ
ツク型スピーカ12がこの収納部6に組付け収納
されている。また、スピーカ12の上面には円板
状の重り13が載置固定されており、この重り1
3と後述する重り14とで送受器1に適当な重量
を付与し、電話機本体のフツクスイツチの開閉操
作を円滑かつ確実に行えるようにしている。
前記マイクロホン収納部7の底壁には同じく複
数個の音孔15が形成されると共に複数個の取付
スタツド16が立設され、このスタツド16を利
用してダイナミツク型マイクロホン17が該収納
部7に固定されている。マイクロホン17はゴム
等の弾性材料によつて形成されたマイクロホンカ
バー18によつて被冠されており、このカバー1
8の下端フランジ部18Aをブラケツト20によ
つて押圧固定している。ブラケツト20は前記ス
タツド16の上面に止めねじ21によつて固定さ
れている。
前記握り部8の内部および前記スピーカ収納部
6の上方部分には、難聴者用、騒音防止用等の特
殊仕様のための回路基板23と、そのスイツチ基
板24とが組込まれており、これらの基板23,
24、前記スピーカ12およびマイクロホン17
はカールコード25の一端25Aにそれぞれ接続
されている。前記カールコード25の一端25A
は前記送受器1に設けられたコード挿通孔26に
よりこの送受器1内に挿入されてコード止め金具
27を有し、この金具27は前記送受器1の内面
に設けられた金具取付部28に1本の止めねじ2
9により前記重り14と共に共締め固定されてい
る。前記コード挿通孔26は上ケース2のマイク
ロホン収納部7側の側端面2aに開設されてい
る。
コード止め金具27は周知のもので、第3図に
示すようにカールコード25の一端25Aが挿通
されるC字状の抱持部27Aと、抱持部27Aの
一側端面に延設された舌片状の固定片27Bとで
構成され、前記抱持部27Aの両端面にはこの抱
持部27Aを押し潰した際互いに噛合する歯30
がそれぞれ設けられている。そして、固定片27
Bには前記止めねじ29が挿通されるねじ取付用
孔31が形成されている。
前記金具取付部28は前記上ケース2のマイク
ロホン収納部7側の内面で前記マイクロホン17
と対向する位置に設けられた矩形の環状壁35
と、この環状壁35の内部中央に設けられたスタ
ツド36とで構成されている。前記重り14は上
面に開口する直方体に形成されて金具取付部28
の環状壁35内に下方より嵌合され、この重り1
4の上面中央に設けられた凹部37に前記スタツ
ド36が嵌合される。また、重り14の下面中央
には前記凹部37に連通する孔39が形成されて
おり、この孔39を通つて前記止めねじ29がス
タツド36の孔にねじ込まれる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、送受話器の
内面に設けられた金具取付部と、カールコードの
一端に取付けられ取付部を有するコード止め金具
とからなり、重りを前記コード止め金具の取付部
に重ね合わせて結合手段により前記金具取付部に
取付け、この重りを金具取付部とコード止め金具
とで挟持固定したので、従来のものと比較してコ
ード止め金具と重りを一度に同時に固定すること
ができ、送受話器の組立作業性を向上させる。ま
た、1つの金具取付部がコード止め金具と重りの
取付部を兼用しているため、送受器内面の構造を
簡素化でき、安価に製作し得るなど、その実用上
の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部拡大断面
図、第2図は一部破断正面図、第3図はコード止
め金具の斜視図である。 1……送受器、2……上ケース、3……下ケー
ス、6……スピーカ収納部、7……マイクロホン
収納部、13,14……重り、25……カールコ
ード、27……コード止め金具、28……金具取
付部、29……止めねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重りを内蔵した送受話器において、この送受話
    器の内面に設けられた金具取付部と、カールコー
    ドの一端に取付けられ取付部を有するコード止め
    金具とからなり、重りを前記コード止め金具の取
    付部に重ね合わせて結合手段により前記金具取付
    部に取付け、この重りを金具取付部とコード止め
    金具とで挟持固定したことを特徴とする送受話
    器。
JP2890087U 1987-03-02 1987-03-02 Expired JPH0450684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2890087U JPH0450684Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

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JP2890087U JPH0450684Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63138749U JPS63138749U (ja) 1988-09-13
JPH0450684Y2 true JPH0450684Y2 (ja) 1992-11-30

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ID=30832292

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JP2890087U Expired JPH0450684Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

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JPS63138749U (ja) 1988-09-13

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