JPH04506761A - ドレナージ管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドレナージ管 発明の分野 本発明は臨床検査学、特に、共通の胆汁管を有する横断毛細管の排液に使用され るドレナージ管に関する。

従、来技術 当技術分野の現状において弾性材（ラテックス）で形成したＴ型ドレーンが既知 であり、このドレーンは縦横部からなり、共通胆汁管の横断毛細管の排液に使用 されている（Ｔ−ＤＲＡＩＮ、Ｃａｔｔｅｌｌ、コードＮｉｌ　２５７５１　Ｕ Ｓ、Ｉｎｓ＋ｅｄ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ／２９５０　Ｐａｃｉｆｉｃ　Ｄｒ ｉｖｅ／Ｎｏｒｃｒｏｓｓ、　Ｇ＾、３００７１）。

上記管の横断部は共通胆汁管内で手術内部へ設置され、その１端部は胆汁の流出 を妨害しないために主要な十二指腸乳頭を介して十二指腸へ導入される。上記管 の横部の壁は膵臓管の入口の管腔を閉鎖して共通胆汁管への肝汁の逃げを阻止す る。膵臓分泌物の自由な流出を障害することは膵臓の管内の高血圧、その組織の 自己分解を引き起こし、ひいては急性膵炎に発展する。これは上記方法が最適な 排液を提供する方法であることを特徴としているにもかかわらず横断毛細血管の 排液についての指針を制限する。

当分野の現状において、また、そのワーキング端部に複数の孔を有する弾性の単 身管であるドレインが既知である。上配孔は長手凹部に形成されており、その管 それ自体は篩い伏の窓を有する外カバリングを有する（ＰＣＴ／ＥＰ８４１００ ２２０）。

上記管は創傷腔から分泌物を出すのに使用される。上記外カバリングの存在によ り、粘液および分泌物を含む内管孔の閉；：よ生じない。

しかし、かかるドレナージ管が横断毛細管の排液のために共通胆汁管内に設置さ れると、外カバリング窓間のブリッジまたは粘液を閉塞した窓が膵臓管の入口に 当接するのが知覚される。このことは膵臓管から分泌物が逃げるのを阻害して、 続く膵炎の発展に繋がる。

発明の開示 本発明の目的は上記共通胆汁管においてドレナージ管のいかなる位置においても 膵臓管の入口を妨害しないように構成されたワーキング端部を有するドレナージ 管を提供することにある。

本発明の上記目的は上記ドレナージ管をそのワーキング端部で複数の孔を有する 弾性の単身管として形成することにより達成され、本発明によれば、ドレナージ 管は高倦をつけて形成されたワーキング端部を有し、かつ凸部と凹部で構成され 、各上記凸部の頂点領域は膵臓管の入口の領域よりも小さい。

上記ドレナージ管のワーキング端部は直径が膵臓管の入口より小さい複数の繊維 の綱状交差部として形成され、かつ上記複数の繊維間距離は膵臓管の入口と同長 またはそれより大きいことが好ましい。

上記繊維の直径は膵臓管の入口の直径の０．３から０．５の範囲で選択されてよ い。

本発明により形成されたドレナージ管は横断毛細管の排液のために共通胆汁管へ ドレナージ管を挿入している間、ドレナージ管の表面で膵臓管入口を妨害する可 能性を防止する。

本発明によれば、上記ドレナージ管の製造コストは当業界の現状で既知の管の製 造コストを僅かに越える。

図面の簡単な説明 以下に、添付図面を参照して本発明を特定態様に関して説明する。図面において 、 図１は本発明によるドレナージ管の全体図（等角投影法）を示し、 図２は図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図を示し、図３は横断毛細管排液中の共 通胆汁管内に設置された本発明によるドレナージ管の位置を示す概略図を示す。

発明の好ましい態様 図１および２に示された本発明によるドレナージ管は弾性材、例えば、ラテック スにより形成された単身管１であり、その端部２は高低をもって形成され、凸部 ３と凹部４で構成され、凸部３の各々の頂点の表面積は膵臓管の入口の直径より も小さい。

上記本発明の態様において、ワーキング端部２上の凸部３ツシユ６を形成する。

繊維５の直径は膵臓管の管腔の直径の０．３から０．５であり、かつ共通して０ ．３−０．４に等しい。隣接繊維５間の距離、即ち、メツジュロの側部の直線面 は膵臓管の管腔の直径と等しいかまたはそれより大きく、かつ共通しテ１．２　 １．５　ｍ＋＊”ニ等シイ。

複数の繊維５の直径が膵臓管の入口の直径より小さいように選択されるので、上 記網状構造の凸部の頂点面積は膵臓管の入口の面積よりも小さい。

本発明によるドレナージ管は次のごとく使用される。

（図３）へ送られる。ドレナージ管１のソリッド部はドレナージ管１の入口の位 置まで延びるように共通胆汁管９を通って若干その先まで達するように位置決め される。これは、ドレナージ管１が共通胆汁管９内へ固定された時に、網状繊維 構造部が共通胆汁管９からドレナージ管１の出口領域へ達するのを防ぐために必 要である。さもないと、自由腹腔へ胆汁が洩れてしまう。ドレナージ管１の網状 部は膵臓管の入口１０の側を通過し、更に、主要十二指腸乳頭８を介して十二指 腸７へ達する。膵臓管分泌物の自由流出はドレナージ管１のいかなる位置におい ても確保される。これは、１つの繊維５（図２）のみを膵臓管の入口１０の領域 へ設置できることによるものであり、このことは複数繊維５間の距離の選択によ り確実になる。複数の繊維５は交差位置で異なる高さに設置されるので、該繊維 ５の交差により凸部３の表面積は増大されない。

複数の繊維５の交差により形成されたメツシュ部６を通過するときに、膵臓分泌 物は十二指腸７（図３）へ自由に流れる。本発明により提案されたドレナージ管 を使用する共通胆汁管の横断毛細管排液手術を受ける患者の術後管理に特定の管 理を必要としない。

上記提案されたドレナージ管は操作が簡単であり効果的に使用できる。上記ドレ ナージ管はその管のいずれの位置にお通の胆汁管の横断毛細管の排液に関し広範 囲の使用を可能にする。

産業上の利用性 提案された本発明は胆管路の外科的処置で特定された患者の体内セツティングに 使用できる。

ＦＣ，Ｊ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ワーキング端部に複数の孔を有する弾性材で形成されたドレナージ管であっ て、ワーキング端部（２）の表面が高低をもって形成されかつ複数の凸部（３） と複数の凹部（４）から成り、各凸部（３）は膵臓管の入口（１０）の面積より 小さい面積をその頂点に有することを特徴とするドレナージ管。 ２．上記ワーキング端部（２）は複数の繊維（５）の網状交差部により形放され 、上記複数の繊維の直径は膵臓管の入口の直径より小さく、かつ上記複数の繊維 （５）間の距離は少なくとも膵臓管の入口の直径と等しいことを特徴とする請求 項１のドレナージ管。 ３．上記複数の繊維（５）の直径は膵臓管の入口（１０）の直径の０．３から０ ．５であることを特徴とする請求項２のドレナージ管。