JPH04506433A - カム駆動式電気コネクタ - Google Patents

カム駆動式電気コネクタ

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JPH04506433A
JPH04506433A JP2510144A JP51014490A JPH04506433A JP H04506433 A JPH04506433 A JP H04506433A JP 2510144 A JP2510144 A JP 2510144A JP 51014490 A JP51014490 A JP 51014490A JP H04506433 A JPH04506433 A JP H04506433A
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フォックス,ロイ・ダブリュ・ジュニア
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カム駆動式電気コネクタ 発明の背景 本発明は、電気コネクタに係り、特にコンピュータや同様の電子機器に使用され る型式の電気コネクタに係る。
種々の電子機器に於ては、回路板の如き一つ又は一群の構成部材と電源やデータ バスの如き一つ又は一群の他の構成部材との間に電気接続部を形成しなけばなら ない。一般にかかる接続部は構成部材の間に直接形成されるのではなく、構成部 材の間に中間コネクタが介在される。一般に構成部材とコネクタとの間の電気接 続は露呈された接点の間に穣械的ばね力を与えることによって達成される。
最近までかかるばね付勢される接点はコストの割りに育成部材及び関連するプリ ント回路導電体やエッチ回路導電体の大きさが減小しそれらの複雑さが増大する につれて、構成部材を相互に接続する接点の大きさも減小してきている。また導 電体の接点の幅や導電体の間の間隔が約0.0251nch (0,64+m) に低下し、現在では0.002〜0、 0051nch(0,051〜0. 1 3sII)の範囲に近付いているので、公知のばね付勢式のコネクタを効果的に 使用することはできない。マイクロチップや微小な回路板の間に機械的ばねを用 いて電気接続部を形成するに必要な力を小さい断面積の接点により与えることは できない。そのため回路や空間を拡張するために個々のチップをリードフレーム や同様の装置に装着し、しかる後他の装置や周辺機器と通信するに十分な間隔を 拡張すべく、拡張された回路を更に他の回路板に接続しなければならない。
小形のマルチ導電体に於てのみならず大形のマルチ導電体に於ても生じる他の一 つの間層は、ある与えられた接続部に関連する全ての個々の接点が効率的な通電 が可能であるよう適正に密に接触した状態に係合されることを確保することが困 難であるということである。公知のコネクタは一般にコネクタと導電体との間に 於ける剛固な機械的相互作用に依存している。そのため導電体に担持された個々 の接点を係合させるために使用可能な力は接点毎に大きく異ってしまうという問 題がある。
ジングルストランドの導電体の間の接続部に於ても、実際には使用可能な接触面 の一部のみが互いに係合され、一般に剛固な機械的コネクタは接触面全体が好ま しく密に係合するのではなく成る分布状態の点接触部や線接触部を形成する。
発明の概要 従って本発明の一つの目的は、互いに係合する接点構造体のばね特性に依存する 最低ラインや空間の制約を受けない電気接続部を構成部材や他の導電部材の間に 形成し維持する電気コネクタ及び方法を提供することである。
本発明の他の一つの目的は、締り嵌めコネクタや加圧力0の嵌合をなすコネクタ に於て導電体同士又はマルチ導電体同士の間に密な電気接続部を形成する装置及 び方法を提供することである。
一般的に言えば、本発明は二つの信号導電体を接続する方法であって、第一の導 電体を第一の支持部材に対し支持する工程と、第二の導電体を第一の導電体と低 加圧力にて接触した状態に支持する工程と、第二の導電体に対し柔軟な薄膜を位 置決めする工程と、薄膜に対し所定の流体圧を与え、これにより薄膜を経て圧力 を第二の導電体及び第一の導電体に対し伝達し、これにより二つの導電体の間に 高加圧力の柔軟な接続部を維持する工程とを含む方法に関するものである。
本発明の装置の実施例によれば、電気コネクタは第二の方向に沿って延在する溝 を有するシャシ−であって、第一の方向に沿って挿入可能なマルチ導電部材を溝 内に受入れるよう構成されたシャシ−の形態をなしている。シャシ−には支持部 材が装着されており、支持部材は第二の方向へ長手方向に延在している。シャシ −導電体及びマルチ導電部材に担持された導電体が第一の方向に配向され、第二 の方向に互いに隔置されている。シャシ−は、マルチ導電部材に担持された導電 体及び対応するシャシ−導電体が第一の方向に互いに整合されるようシャシ−内 にマルチ導電部材を受入れる位置決め手段を含んでいる。シャシ−導電体は少な くとも部分的に支持部材と溝との間に介装される。
アクチュエータがシャシ−と支持部材との間に接続されており、該アクチュエー タはマルチ導電部材に担持された導電体及びシャシ−導電体が互いに隔置される 第一の位置より二種類の導電体が低加圧力にて互いに接触した状態になる第二の 位置まで支持部材を第一の方向とは反対の方向へ変位させるようになっている。
流体にて充填された袋体がシャシ−導電体に隣接して支持部材に設けられたリセ スにより担持されている。シャシ−及びマルチ導電部材が互いに整合されると、 袋体が直接的に又は間接的にシャシ−導電体に当接し、これによりシャシ−導電 体をマルチ導電部材に担持された対応する導電体に対し付勢しその状態に固定す るよう、袋体内の流体が加圧される。
本発明の特に有用な一つの実施例に於ては、公差、温度差に起因する偏差的な膨 張や他の影響、摩耗や繰返し使用の累積的影響を補償する力の釣合いにより加圧 される。この実施例に於ては、第−及び第二の導電体を実質的に無加圧にて接触 した状態に相対的に位置決めする手段が設けられ、少なくとも一方の導電体は剛 固な支持部材により支持される。本明細書に於ける「実質的に無加圧の接触」は 二つの導電体の間に於て軽い加圧力にて行われる軽い接触及びワイピング接触を 意味する。かかる初期の無加圧接触状態より、流体にて充填された袋体の圧力が 増大されることにより釣合った力が他方の導電体に対し与えられる。かかる袋体 内の圧力上昇は他方の導電体へ伝達され、これにより二つの導電体の間に密にし て柔軟な接続部が形成される。
力の釣合いは袋体と一方の導電体との間の直接接触部又は間接接触部より離れた 位置にて袋体の外面に当接するばね構造体により達成される。
袋体内の圧力を上昇させる駆動機構の一部としてばねを使用することにより、袋 体に対し加圧板、即ちプラグを変位させる枢動ラッチ部材を使用することが可能 であり、ラッチ部材の移動量に拘らず実質的に所定の量にて袋体内の圧力を上昇 させることができる。この実施例は可撓性を有する複数個の回路接点が接合され た溝であって対応する複数個のマルチ導電体を担持するカードエツジが挿入され る溝を有するシャシ−に適用されるのに特に適している。本発明のかかる構造を 有する好ましい実施例に於ては、支持の接点をシャシ−内にて跨ぐ袋体を支持し ている。マルチ導電体を担持するカードエツジは対応するマルチ導電体がシャシ −導電体と整合するがそれらと接触しない状態になるようシャシ−の溝内へ挿入 される。支持部材にはガイド部材が接続されており、該ガイド部材はラッチの運 動の初期部分中に支持部材がシャシ−導電体を弾性変形させてカードエツジのマ ルチ導電体と低加圧力にてワイピング接触した状態にもたらすよう、カムラッチ 機構により駆動されるようになっている。ラッチ機構が更にその固定位置へ変位 されると、袋体が加圧され、これによりシャシ−導電体とマルチ導電体との間に 高加圧力の柔軟な接続部が形成さ諸表平4−506433 (6) れる。ラッチのエツジは袋体の外面に当接するばね面に対し加圧プラグを押付け 、これにより実質的にカム面の変位量に依存しない範囲内にて所定の圧力上昇を 創成するカム面を含んでいることが好ましい。
図面の簡単な説明 これより本発明の好ましい実施例を添付の図を参照しつつ説明する。
図1(a)及び図1(b)は第一の導電体が薄膜を介して流体静力学的圧力を与 えることにより隣接する第二の導電体に対し電気的に接続される本発明を理解す るための背景として有用なコネクタ構造をそれぞれ薄膜に対し圧力が与えられる 前及び与えられた後の状態にて示している。
図2は本発明による基板及び副基板用のコネクタの一つの実施例の端部を示す断 面図である。
図3は袋体を加圧することにより基板と副基板との間に形成された電気接続部を 示す図2のコネクタの端部の断面図である。
図4は図2のコネクタの一端を示す断面図であり、袋体を加圧するためのラッチ レバーの作動を示している。
図5はZIFカードエツジコネクタ用のシャシ−に適用された本発明の他の一つ の実施例であって、図2に示された型式のものと同様であるがシャシ−内の可撓 性を有する導電体とカードエツジに担持された対応する導電体との間に密にして 柔軟な接続部を形成する改良点を含む他の一つの実施例を含む断面図であり、カ ードエツジをその初期的に挿入された位置にて示し、シャシ−コネクタを開位置 にて示している。
図6は高加圧力の柔軟な接続部が形成されるようシャシ−コネクタが閉位置にあ る状態にて図5の実施例を示す図5と同様の断面図である。
図7は可撓性を有する回路導電体及びカードが当接する中央リブが明瞭化の目的 で省略された状態にて図5のコネクタをその中心線に沿って切断して示す断面図 である。
図8は図5に対応する開位置にて図7に示されたコネクタの一部を示す拡大部分 断面図である。
図9はコネクタの駆動レバーが部分的に枢動され、袋体にて上方へ移動された状 態を示す図8と同様の拡大部分断面図である。
5U10は駆動レバーがその枢動範囲の約4分の3枢動され、位置決めピンがカ ム溝のドエル領域へ移動され、これにより支持部材が図6に示された位置へ持上 げられた状態を示す図9と同様の拡大部分断面図である。
図11は駆動レバーが完全に固定された位置へ枢動され、これにより加圧プラグ が支持部材に設けられた窓を貫通して袋体の一部に対し押付けられ、袋体を加圧 してシャシ−導電体とカード導電体との間に高加圧力の密な接触部を形成した状 態にて駆動レバーを示す図9と同様の拡大部分断面図である。
図12は袋体を取囲み袋体が加圧される際の膨出を防止するフェンスを含む支持 部材及び袋体をそれらの一部を破断して示す斜視図である。
図13は袋体を取囲むフェンスの他の一つの実施例を示す断面図である。
図14は可撓性を有するシャシ−導電体を支持する他の一つの態様を示す図5と 同様の断面図である。
図15は図14の可撓性を有するシャシ−導電体を使用しない他の一つの実施例 に於ける支持部材及びカードを示す解図である。
図16はカム駆動式のコネクタの他の一つの実施例を開位置にて示す図8と同様 の断面図である。
図17は図16に示されたコネクタを中間位置にて示す断面図である。
図18は図16に示されたコネクタを完全に固定された位置にて示す断面図であ る。
好ましい実施例の説明 図1は本発明の好ましい実施例が基礎を置く一般概念を示す説明図である。図示 の装置及び方法は第一の導電体102と第二の導電体104との間に電気接続部 100を形成するためのものである。導電体102及び104は第二の導電体1 04が第一の導電体102とオーバラップした関係をなすよう互いに他に対し位 置決めされ整合される。
支持部材106が第二の導電体104より隔置された状態に配置され、柔軟な薄 膜108が支持部材と第二の導電体との間に配置される。図示の実施例に於ては 、薄膜108は流体袋体110の外壁部である。袋体は薄膜108が後述の如く 圧力を実質的に流体静力学的に伝達し得る限り覆々の材料にて形成されていてよ いが、薄い金属、ポリウレタンを含む適当なエラストマ、又は他の材料が好適で ある。
典型的には支持部材112が第一の導電体102に接触している。二つの導電体 が図1(a)に示されている如く互いにオーバラップした関係に配置される段階 に於ては、これらの導電体は電気的に接続されない。即ちこの図は挿入力が零の 実施例を示している。
る駆動工程後の接続部100を示している。支持部材106に対し下向きの力を 与え或いは支持部材112に対し上向の力を与えることにより流体の圧力を増大 させることができるよう、袋体は完全にシールされていることが好ましい。流体 を加圧することにより柔軟な薄膜108は第二の導電体104に押付けられ、こ れにより流体ばねとして作用する。薄膜108と導電体104との間の接触部1 14の面積は機械的ばねによる接触により一般に形成される線接触や多点接触の 場合に比して広く分配される。かくして広い接触面積にて圧力が第二の導電体1 04を経て伝達され、これにより第−及び第二の導電体の間に密な電気的接触部 116が形成される。本発明の流体ばね効果によれば、従来技術に比して二つの 導電体の間に大きく改善された電気的接触状態が達成される。
図2乃至図4は図1の実施例の具体的実施例であって好ましい実施例に非常に近 い具体的実施例を示している。基板120が接点ストリップ122を含んでおり 、該ストリップに一つ又はそれ以上のコネクタ124が固定されている。例えば 一つのかかるコネクタは典型的には同様の複数個の接点を有するカードエツジを 受入れる複数個の接点を有している。
図2のコネクタ124は垂直に延在する中心線に対し対称であり、互いに隔置さ れたL形のアングル部材の形態に形成されたステンレス鋼製又は剛固なプラスチ ック製のハウジング126を含んでいる。L形の長脚の自由端はストリップ12 2に当接しており、L形の短脚の自由端は互いに隔置された状態にて互いに対向 している。ハウジング126の短脚と長脚との間の内側の角部には非導電性のア ッパスペーサ128が配置されている。スペーサ128とストリップ122との 間には実質的に剛固な支持板130がハウジング126の長脚に当接した状態に て長手方向に延在している。実質的に一定体積の密閉流体134を収容する袋体 132がスペーサ128及び支持板130に当接した状態にて延在しており、両 袋体の最も内側の壁は互いに隔置された状態にて互いに対向している。ハウジン グの短脚、スペーサ128の対向面、袋体132の互いに対向する内壁は後述の 如く副基板、即ちカードエツジを受入れるエツジ溝136を郭定している。スト ッパ部材138がストリップ122と当接した状態にて袋体132の間に配置さ れており、カードのり−ディ゛ングエッジのためのストッパ若しくはガイドとし て機能するようになっている。ハウジング126、スペーサ128、支持板13 0、袋体132は適宜に互いに接合された細長い一体的な部材であることが好ま しい。
カードのリーディングエツジに設けられた対応する複数個の接点を受けるよう、 複数個の接点部材140が図2の紙面に垂直な方向に互いに隔置された状態にて 配置されて122との間に挾持される足部142を含んでいることが好ましい。
下部湾曲部146がストッパ部材138にその下方部に近接した位置に於て接触 しており、中央部148が袋体132の内方へ面する表面に接触するよう逆方向 に湾曲した部分を有している。接点部材の上方部分はスペーサ128の内面に当 接する接点パッド150にて終っている。各接点部材140の足部142は基板 120と通信し得るようストリップ122に関連するリード線又は他の電子経路 と電気的に接触していてよい。副基板が基板120に電気的に接続される必要が ある場合には、副基板の先端が弁棒り嵌め嵌合を達成するに十分な空間を与える 溝136内へ挿入される。
図3に示されている如く、副基板、即ちカード152は紙面に垂直な方向に互い に隔置された複数個の接点154を有しており、各接点の間隔は接点部材140 の間隔と同一である。副基板152のリーディングエツジ156がストッパ部材 138に当接すると、各接点154は接点部材140の接点パッド150とオー バラップした状態になることが好ましい。かかるオーバラップにより僅かに縛り 嵌めの嵌合が達成される。副基板152がかくして位置決めされると、袋体13 2の壁が膨出するよう袋体内の流体が加圧される。かかる膨出は二つの重要な結 果をもたらす。
即ち各接点部材140は足部142をストリップ122へ向けて付勢し中間部1 48をリーディングエツジ156へ向けて付勢する力を受ける。これにより接点 部材の接点ノくラド150が副基板の接点154と密に係合した状態に付勢され る。かくして袋体132を加圧することにより足部142とストリップ122と の間の電気的接触状態が向上され、また接点パッド150と接点154との間に 密な接触状態が形成される。
図4に示されている如く、袋体132を加圧する一つの態様は枢動ラッチ164 を設けることによって達成される。
ストリップ122は袋体132の端部162を超えて延在していることが好まし い。同様にハウジング126の端部160は袋体の端部162を超えて延在して いる。ハウジング126の短脚の上面には切欠き158が形成されている。ラッ チ164も実質的にL形をなし、その長脚170の自由端166は枢軸168に 固定されており、枢軸168はハウジング126に固定的に支持されている。短 脚172は突起174を有しており、該突起はラッチ164が水平位置より垂直 位置へ90度枢動されると切欠き158に係合するようになっている。長脚17 0は枢軸168に近接した位置にカム面178を有しており、該カム面はラッチ 164が切欠き158と突起174とが互いに係合することによって固定される と袋体132の端部162を押圧するようになっている。ラッチには親指にてそ れを操作するための畝176が設けられていることが好ましい。力力学的力を伝 達し、これにより図3に示された接続状態を達成するに十分なほど袋体内に封入 された流体を加圧する。
均一に分配された力が全ての電気接点の表面に伝達され、これにより副基板及び 基板に設けられた接点が同時に乾燥状態にて接続される。
図2乃至図4に示されたコネクタは例えば4inch(102II11)の全パ ッケージ長さに設けられた合計で240個の接点パッド150に対し溝136の 各側にそれぞれ60個の接点部材140を二組ずつ有するよう設計されてよい。
接点パッド150は0. 013inchX O,025inch (0゜33 gIIXO,64■l)の大きさを有している。好ましい垂諸表千4−5064 33 (8) 直方向の力は例えば接点当り75gである。従ってかかる接点力を達成するに必 要な内圧は508psi (75g/(454g/1bxO,0131nchX 0.0251nch))(35,7kg/C52)である。液圧の性質から、袋 体132の端部162に適度の圧力を与えることにより力が倍増される。袋体の 端部162の面積が0. 060inchXO。
240inch (1,5+gwX6.1 +u)であり内圧が508ps1  (35,7kg/cm2)である場合には、ラッチレバー164は各袋体132 に対し7. 32 l b (3,32kg)の力を及ぼすだけでよい。コネク タのハウジング126は508psi (35,7kg/cm2)の圧力を担持 し得るよう厚さ0. 0401nch(1,0iIm)の鋼にて形成される。袋 体行われたポリマーチューブよりなっている。幾つかのスペーサ及びカムは成形 された部材、例えばダイキャスト部材である。かかる用途に於ては使用寿命が長 いことが必要とされることが多いので、コネクタの構造の全ての点は接着剤、更 にはハンダの必要性がないよう設計される。
図示の実施例との関連で示された構造は、リードフレームパッケージを要するこ となくソリッドステートデバイスの接合パッドに直接接触する(「レベル5の接 続」とも呼ばれる)ための低挿入力(L I F)型のフロントエントリ一式カ ードエツジ、PCBCラスキングコネクタ、ZIFピン及びソケット装置、チッ プオンボード(COB)ソケットに使用されるよう修正されてよい。
また本発明はワイパ接触や他の締り嵌め状態の接触を改善するために使用されて もよい。例えば図(a)に於て、第−及び第二の導電体は、それらが互いにオー バラップした関係に移動されると、僅かに締り嵌め状態になり、しかる後袋体が 駆動されて二つの導電体が密に係合した状態に固定されるよう配向されてもよい 。
図5及び図6は面取りされたリーディングエツジ184及び複数個のエツジ導電 体186を有するカード182のための他の一つの表面マウントエツジ接続部1 80を示している。参照の便宜上シャシ−コネクタ192内へのカード182の 挿入方向を第一の方向188と呼ぶこととする。
カードはそのエツジ184が非導電性の中央リブ196に設けられたV溝に着座 するまでシャシ−中心線190に沿って実質的にU形のハウジング194内へ挿 入される。コネクタ192は紙面を横切って長手方向に延在しており、この方向 は第二の方向200と呼ばれる(図7参照)。図5の紙面内にて第−及び第二の 方向に垂直な方向は第三の方向202と呼ばれる。かくして各エツジ導電体18 6は第一の方向188に沿って延在しており、第二の方向200に沿って互いに 隔置されている。
図5に於て、カード182はリブ196に完全に着座しているが、何れのエツジ 導電体186も対応するシャシ−導電体198に接触してはいない。シャシ−導 電体198も実質的に第一の方向に延在しており、第二の方向に互いに隔置され ているが、これらの導電体は非常に可撓性に優れているものであることが好まし い。導電体198はそれらの上端204に於て非導電性のバー206とハウジン グ194との間に固定されており、それらの下端208に於てリブ196のベー ス部のテーパ状をなす係合面210とハウジング194との間に固定されている 。
非導電性のスペーサバー212がバー206とハウジング194のベース部との 間にてハウジングの垂直脚部に沿って第二の方向へ延在している。袋体支持部材 214が第二の方向へ長手方向に延在しており、袋体218を支持部材内に収容 するためのリセスを郭定する壁216を形成している。袋体218はそれが支持 部材214内に保持されているときには作用面226を有し、該作用面は図示の 実施例に於ては各シャシ−導電体198と直接接触した状態にある。袋体218 は非圧縮性の流体220にて充填されている。
本発明によれば、カードエツジ184がリブ196上の所定の位置に配置された 後、支持部材214が矢印188とは反対の方向へ持上げられ、これにより可撓 性を有するシャシ−導電体198が図6に示された形状に変形される。
図6に於ては、シャシ−導電体198は符号222にて示されている如く対応す るエツジ導電体186と接触した状態になる。
図14は、シャシ−導電体198の下方部分294がその上方部分がバー206 と212との間に固定された態様と実質的に対称的にハウジング194に固定さ れた好ましい実施例を示している。導電体198の下方部分は符号296にて示 された部分に於てバー212の下方に延在しハウジング194の角部を貫通して 延在する状態にて固定されていることが好ましい。このことにより支持部材21 4の垂直方向の運動を受入れるに十分な可撓性が確保される。
支持部材214及び対応する袋体の垂直方向の移動は袋体が加圧される前に行わ れ、従って導電体186と198との互いに他に対する整合及びその結果生じる 低加圧力のワイピング作用によって導電体198が損傷を受けることに示された 状態への過渡段階に於ける第一の工程は、導電体186及び198が互いに接触 していない位置よりこれらの導電体が実質的に無加圧にて接触する位置まで支持 部材を所定距離変位させることである。
袋体218内に密閉された一定体積の流体220は、かくして二つの導電体が実 質的に無加圧にて接触する状態にて加圧され、これにより導電体18,6及び1 98が高加圧力にて柔軟に且密に互いに接触した状態に維持される。かかる加圧 は導電体より離れた袋体の外端に対し所定の範囲内の力を与えることによって好 ましく達成される。無加圧接触を達成する初期工程が存在し、加圧は袋体内に密 閉された流体の倍力作用に依存しているので、袋体内に於ける流体の移動量は非 常に小さい。
図12及び図13は袋体218の外面226が横方向へ、即ちカード182の表 面に対向する支持部材214の表面298に平行に膨出することを防止する二つ の構造を示している。一つの実施例に於ては、実質的に断面矩形の棒体の形態を なすフェンス280が支持部材のリセス216の開口部の周りのフレームとして 支持部材214の正面298に押出し接合等によって取付けられている。他の一 つの実施例に於ては、樋の形態をなすインサート282が袋体218を抱き抱え るようリセス216内に配置されており、そのリップ部284はフレームとして 正面298より突出延在している。フェンス280及びリップ部284は高強度 で可撓性を有する材料にて形成され、正面298より約0、 010inch  (0,25m5)突出していることが好ましい。袋体の正面226はフェンス2 80及びリップ部284と実質的に同一の距離支持部材の正面298より突出し ていなければならない。フェンスの突出量はカード182の厚さに関連する公差 にほぼ等しい。
図15は薄く柔軟な薄膜290が袋体218と可撓性を有するシャシ−導電体1 98との間に介装されるコネクタの他の一つの実施例を示している。薄膜290 は袋体を支持部材内に保持することを補助し、導電体198及び186に対し流 体静力学的力を伝達するに十分なほど薄い。この実施例に於ては、薄膜290は シャシ−導電体292を直接担持しており、従って可撓性を有する導電体198 が使用される必要はない。上述の実施例の場合と同様、まずワイピング作用が発 揮され、しかる後強固にして柔軟な加圧が行われる。
図7乃至図11は図5、図6、図14、図15との関連で上述した多段階の工程 を実施するための好ましい構造250を示している。好ましい駆動機構228は シャシ−232に対し第二の方向200へ運動可能なガイド部材230を含んで いる。シャシ−232はラッチレバー238E固定された枢軸ピン236を支持 するアンカ一部材234を含んでいる。ラッチレバ−238のレバーアーム24 0れるようになっている。ラッチレバーは図示の状態で見てアーム240とガイ ド部材230との間に延在する所定形状のカム面242を制御する。カム面24 2(又はそれに担持されたばね部材266)はアーム240とガイド部材230 との間に存在する支持部材214と相互作用するよう配置されている。ガイド部 材230はラッチレバー238より突出するピン248を受入れる切欠き246 を有する下部棚部244を有している。ピン248は切欠き246内に嵌込まれ ているが、ピン236の周りのラッチレバー238の枢動位置に応じて切欠き内 を遊動し得るようになっている。
図7に示されている如く、ガイド部材230はカードが第二の方向へ延在する距 離よりも長い距離に亘り第二の方向へ延在している。カードの長手方向の長さ、 特にカードに設けられたエツジ導電体の第二の方向の長さは図7に於て接点領域 250として示されている。図8乃至図11との関連で上述した駆動機構は図7 の左方部に於てカードを越えた位置に配置されている。またガイド部材230を 運動可能に支持する幾つかの関連する構造体が図7の右方部に於て作用領域を越 えた位置に配置されている。ガイド部材230に設けられた上部棚部252a、 252bはそれぞれカム溝256a、256bを含んでおり、谷溝は傾斜領域2 58と水平のドエル領域260とを含んでいる。各村214により担持されてい る。
次にラッチレバー238がまずガイド部材230を第二の方向へ変位させ、これ に対応して支持部材214を第一の方向188とは反対方向へ上昇させ、しかる 後袋体を加圧する要領について説明する。図8に示されたコネクタの開位置は図 5に示されたコネクタの開位置に対応している。
ラッチレバー238が図9に示された位置までその枢動範囲の約4分の1に亘り 枢動すると、ガイド部材230は図にて右方へ駆動される。これと同時に第一の カム面262より第二のカム面264へ駆動力が伝達されることにより支持部材 214がガイド部材230に対し相対的に持上げられる。ガイド部材230が図 にて右方へ移動することにより駆動ピン254がカム溝の傾斜領域258内にて 上方へ駆動されるが、カム面262.264は支持部材214に対し高い加圧力 を発生しない。
図10及び図12に示されている如く、支持部材214の一部は袋体218を加 圧するための加圧プラグ268として作用し、かかる加圧は早期に生じてはなら ない。即ち支持部材の上昇中に袋体に対する加圧が行われることは回避されなけ ばならない。かかる加圧は、図10に示された状態と図11に示された状態との 間の過渡段階、即ちばね面266を担持し或いはばね面として形成された第三の カム面242が支持部材214の壁に設けられた窓270を貫通し、これにより 加圧プラグ268の外面又はリセス216内に配置された袋体218の導電体接 点に当接する正面226とは離れた領域の外面に当接する過渡段階に於て行われ ることが好ましい。プラグ268は支持部材214の壁に設けられた窓270を 貫通して変位し得るよう装着されている。プラグ268が窓270を貫通して移 動することは位置決めピン254がカム溝のドエル領域260にある間に生じ、 従ってガイド部材230が第二の方向への移動を継続しても、支持部材は袋体が 加圧される間静止状態を維持する。
図13に示された実施例に於ては、リセス216内に配置されたインサート28 2の一部は、横方向に互いに隔置され且袋体に沿って互いに隔置された幅の狭い ウェブの形態をなしており、これにより袋体の大部分は袋体を加圧するためにリ セス内へ進入するプラグ268に露呈された状態にある。図8に示された状態と 図9に示された状態との間の過渡段階に於ては、支持部材214がガイド部材2 30に対し相対的に上昇することは第二のカム面264によってプラグ268を 押し上げることにより行われる。支持部材214はかかる過渡段階中は垂直方向 に拘束された状態にはないので、袋体218内の圧力は極く僅かしか増大しない が、圧力が極く僅か増大することによってもシャシ−導電体と基板導電体との間 にワイピング接触が達成される。
図11は図6に示された状態に対応しており、ラッチレバーは完全に枢動され、 ばね面266は袋体の外面に直接的に又はプラグ268を介して間接的に当接し ている。アンカ一部材234及びそれに関連するノーズ部272、ラッチレバー 238及びノーズ部272に当接するスラスト面274の間に特定の関係が存在 し、ピン236及び248が枢動効果を発揮するので、図示の構造はトグルラッ チ、即ちオーバセンタラッチの如く作用し、従ってラッチレバーが図11に示さ れた位置へ枢動されると、該レバーはその位置に留まって袋体に対する加圧状態 を維持する。ラッチレバー238を図8乃至図10に示された他の位置へ戻すた めには所定の抵抗に打ち勝つ必要がある。特にラッチレバー238は該レバーが 図10に示された位置にあるときにプラグ268がリセス216内へ最も深く挿 入されるよう作動し、これによりレバー238が図11に示されたロック位置へ 更に枢動されると、袋体に対する加圧力が僅かに低下する。かかるトグル効果は 一部には枢軸ビン236と可動の切欠き246内を遊動するピン248との間の 関係が一定であることにより発揮される。切欠き246は最初のうちは枢軸ピン 236の上方且左方に存在する。レバー238が時計廻り方向へ枢動される場合 にも、枢軸ピン248及び236はアーム240に対し固定されているので、こ れらの枢軸ピン及びアームの間の関係は一定の状態を維持するが、枢軸ピン24 8及び236に対するガイド部材230及びこれに対応する切欠き246の関係 は変化する。図8に示された位置より図11に示された位置へのかかる過渡段階 中には、ガイド部材230、特に切欠き246は袋体が加圧される際に右方へ移 動し、切欠きは図9に示されたピン236より僅かに左方の位置より図11に示 されたピン236より右方の位置へ移動する。
このレバー作用はシャシ−232に対し溝内を垂直方向に移動可能であるが水平 方向には移動することができないピン254の運動を調整する。垂直方向の溝は シャシ−に対し固定的に設けられているが、ラッチレバー238に近接した位置 に水平のドエル領域を有しラッチレバーより離れた位置に下方へ傾斜した傾斜領 域258を有するカム溝256aはガイド部材230に形成されている。図8に 示されたレバー位置と図9に示されたレバー位置との間に於けるカム面262及 び264の垂直方向の高さの差は、ピン254が挿通されたシャシ−のカム溝の 垂直方向の長さにほぼ等しい。第三のカム面242若しくはこれに対応するばね 266の垂直上方への移動量は図11に示されている如くカム面264の垂直上 方への移動量よりも大きく、これによりカム面242又はばね面266はプラグ 268に当接してこれを持上げるが、支持部材214は溝260の水平部の上壁 に当接するピン254により更に垂直方向へ移動することが阻止される。
図5乃至図11に示された本発明の実施例に於ては、コネクタはその両側にエツ ジ導電体186を有するカードを受入れるよう構成されている。従ってシャシ− 導電体198、支持部材114、袋体1118はそれぞれ対にて設けられている が、かかる構造は一方の側にのみ導電体186を有するカードを受入れるよう必 要に応じて修正されてよい。
図7乃至図11に示されたカードエツジコネクタの実施例に於ては、ラッチレバ ーを駆動して240個の接点を閉じるためには約2. 51b (1,1kg) のユーザーの力が必要である。発生される液圧は5081b/in2 (35゜ 7 kg/ cm” )であり、接点当り80gの垂直方向の力を発生する。ま た液圧は図8に示された位置と図9に示された位置との間の過渡段階に於ては低 加圧力のワイピング作用を発生し、存在することがある異物の除去を補助する。
ポリマーチューブにて形成され一定体積の液圧流体が充填された袋体は部品の感 知し得るほどの劣化を生じることなく2万すイクル以上に亘り1000psf  (70,3kg/cm2)以上の圧力に加圧しその加圧状態を解除することがで きるものである。袋体内に於ける流体の移動量は非常に小さく、0.002in 3 (0,033cs3)よりも僅かに小さい。
カムは一定の力にて当接するばね面266により補充されると袋体当り7.4  l b (3,3kg>の力を発生し、レバーを機械的に枢動させることにより 全体で151b(6゜8 kg)の力が発生する。この好ましい実施例に於ては 、コネクタに可撓性を有する回路導電体を使用することによって挿入力Oにて低 加圧力のワイピング作用が得られることによりインピーダンスを絶対的に調整す ることができる。
可撓性を有する回路導電体はカードエツジ導電体とシャシ−導電体との間の全体 としての相対運動がこれらの導電体の間に過剰の摩擦や締り嵌め状態が生じるこ となく達成される点に於て保護される。かかる実質的に無加圧の接触が達成され た後、高加圧の駆動が袋体を移動させたり大きく膨出させたりすることなく達成 される。即ち高加圧は動的にではなく流体静力学的に達成される。袋体の膨出量 は微少である。何故ならば、袋体はそれに加圧力が与えられる前に完全に包囲さ れた状態にあり、これにより高い圧力が流体静力学的に導電体へ伝達されるから である。膨出は付随的なものであり、袋体を閉じ込めるリセスの壁に存在する非 常に小さい隅部を充填することにより生じる。かくして好ましい実施例による駆 動工程の第二の工程は支持部材及び袋体について見れば動的なものではなく静的 なものである。
袋体218とラッチレバーのカム面242との間にばね266を使用することに よって達成される力の釣合いがとれた駆動により、所定の十分にして過剰ではな い圧力上昇が袋体に対し与えられることが確保される。本発明の力の釣合いがと れた実施例は、ばねの変位量が袋体を十分に加圧することができる範囲内の値で あることによりコネクタ差やコネクタの使用中の他の変化を受入れることができ るという点に於て、純粋に変位駆動式の装置よりも優れている。力の釣合いはば ねに高い荷重が与えられる前に無加圧又は低加圧のワイピング接触を達成する初 期工程により容易にされる。
好ましい実施例は袋体を加圧することを含んでいるが、図5乃至図11、図14 、図15に示されたカム駆動用のキャリッジ組立体が袋体を加圧することなく多 数の用途に使用されてもよい。袋体を加圧する前にシャシ−導電体とカード導電 体との間に発生するワイピング作用は、新規にして効果的な態様にて行われ、ま た図14の可撓性を有するシャシ−導電体、図15に示されている如き支持部材 により担持された導電体、又は基板導電体やカード導電体に力を及ぼすことなく カードを挿入し、しかる後支持部材を基板に対し相対的に変位させることによっ て無加圧のワイピング作用を発生させるという本発明の基本原理を実現する他の 構造を用いて実現される。更に上述の実施例に於て袋体を加圧するために使用さ れているカム駆動が、低加圧のワイピングが行われた後にシャシ−導電体をカー ド導電体に対し固定された状態に付勢すべく、流体が充填された袋体を使用する ことなく採用されてもよい。
本発明の更に他の一つの利点は、コネクタのハウジング内に於ける接点のピッチ が異る場合にもそれに対応する回路を形成するだけでよいということである。ま た本発明の技術によれば、電源接点及び信号接点を混在させたり、システムの必 要に応じて接点のインピーダンスを調整したり、注文設計に於て考慮すべき他の 種々の点を受入れることができる。
図16乃至図18は基板の方向や形態の如き理由から駆動ラッチを図8の紙面内 にて枢動させることができない場合にも図7乃至図15に示された構造と同一の 構造の接続部を形成するためのカム駆動式のコネクタの他の一つの実施例を示し ている。特に図16はコネクタ300をその初期の開位置にて示しており、図1 7はコネクタを中間位置にて示しており、図18はコネクタを完全に固定された 位置にて示している。シャシ−302及び対応するガイド部材304を含む多数 の構成部材は上述の実施例に於ける構成部材と同様であり、シャシ−302及び ガイド部材304内に支持部材306及び袋体308が配置されている。
ガイド部材304は支持部材306のビン314が配置されたカム溝310を有 しており、ビン314はシャシ−に設けられた溝312内を垂直方向にも移動す ることができる。駆動アーム316は図面の紙面内にて枢動することはできない が紙面に沿って左右方向又は紙面を横切る方向へ直線運動し得るよう装着されて いる。
アーム316はローラ318に直接的に又は間接的に接続されており、従ってア ーム316に接続されたベルクランクリンク機構(図示せず)によりアーム31 6が図にて左方へ駆動されると、或いはガイド部材304が図にて右方へ変位せ しめられると、ローラ318は第一のカム面320上へ上昇する。アーム316 より支持部材306のフロントエツジ322までの距離はフロントエツジ322 よリローラ318までの距離と同様一定であるのに対し、ガイド部材304はア ーム316及びローラ318の両方に対し横方向に運動可能である。またビン3 14はリンク332によりローラ318に対し効果的に固定されているので、ア ーム316が図にて左方へ移動されると、ビン314は溝312内にて上方へ移 動しつつレース310上へ斜め上方へ移動し、ローラ318は第一のカム面32 0上を上昇し、これによりビン314を剛固に担持する支持部材322が持上げ られる。第一のカム面320はガイド部材304に設けられており、リンクセグ メント332はローラ318及び支持部材306に担持されたビン314に枢着 されている。
図18に最もよく示されている如く、第二のカム面324はビン314へ向けて 下方へ傾斜しているのに対し、第一のカム面320はビン314へ向けて上方へ 傾斜している。レバー328がその一端に於てビン314に枢着され、その他方 の自由端に於て支持部材306上に載置されている。レバー328は下部カム面 330を含み、該カム面は袋体の部分308又は図12に示されたプラグ268 に直接当接している。
一般に、支持部材306がガイド部材304に対し相対的に上昇すると、レバー 328はビン314が図17に示されている如くレース310のドエル領域に到 達するまで支持部材306と共に実質的に抵抗を受けることなく上昇する。アー ム316が更に駆動されるとローラ318がカム面320と324との間の最高 地点へ持上げられるが、ビン314はカム溝310内にて更に上昇することはで きないので、カム面330は袋体の部分308(又は支持部材に関連するプラグ )に力を増大させながら当接し、これによりシャシ−導電体及び基板導電体を流 体静力学的に加圧し固定する。
上述の実施例の場合と同様、面330は整合が不正確であったり公差が存在して も所望の範囲内の合計の力を袋体の部分308に及ぼすばね手段を有しているこ とが好ましい。この実施例の種々の修正は当業者にとって明らかであろう。
独立の柔軟な薄膜や流体アクチュエータを設けることが有利である場合にそれら を設けることも本発明の範囲内に属するものである。しかし本発明の一つの重要 な利点は、流体の圧力を薄膜を介して柔軟に伝達し、これにより流体の静圧を第 二の導電体に理想的に与えることに近づけることに関連している。本発明の多く の用途に於ては、第−及び第二の導電体の接点の間の係合面に必要な圧力は約4 00〜1600psi (28〜112kg/c■2)の範囲内である。接点に 於てかかる特定の圧力を発生するに必要な袋体内の流体圧は、上述の材料又はこ れと等価な物質よりなる薄膜の柔軟な挙動を行わせるに十分なほど高い値である 。
Fig、 1(a) Fig、 l(b)補正書の翻訳文提出書(特許法第18 4条の8)平成3年12月26−絣

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第二の方向に沿って延在する溝を有し前記溝内へ第一の方向に沿って挿入 可能なマルチ導電部材を受入れるよう構成されたシャシーと、 前記シャシー内に配置され前記長手方向に延在する支持部材と、 前記マルチ導電部材に担持された導電体にそれぞれ対応する複数個のシャシー導 電体であって、少なくとも部分的に前記支持部材と前記溝との間に介装された複 数個のシャシー導電体と、 前記シャシーと前記支持部材との間に接続され、前記マルチ導電部材に担持され た前記導電体及び前記シャシー導電体が互いに隔置される第一の位置より前記二 種類の導電体が互いに低加圧力にて接触する第二の位置へ前記支持部材を変位さ せる変位手段と、 非圧縮性流体にて充填され前記支持部材により支持された袋部材であって、前記 支持部材が前記第二の位置にあるとには前記袋部材が前記シャシー導電体と低加 圧力にて接触した状態になるよう前記支持部材と共に移動可能な袋部材と、 前記支持部材が前記第二の位置へ移動された後に前記袋部材の所定の外方部に対 し所定の力を与え、これにより前記袋部材により互いに整合された各導電体を所 定の高加圧力にて柔軟に接触した状態に維持するよう構成された力付与手段と、 を含む電気コネクタ。
  2. (2)請求項1のコネクタに於て、前記変位手段は前記支持部材を所定の距離変 位させるよう構成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. (3)請求項2のコネクタに於て、前記変位手段は前記第一の方向とは反対の方 向又は前記第一及び第二の方向に垂直な第三の方向へ前記支持部材を変位させる よう構成されていることを特徴とするコネクタ。
  4. (4)請求項1のコネクタに於て、前記変位手段は前記支持部材に担持されたカ ムピンに係合するカムレースを有するカムガイドと、前記シャシーと前記カムガ イドとの間に枢着された駆動部材とを含んでいることを特徴とするコネクタ。
  5. (5)請求項4のコネクタに於て、前記カムガイドは前記支持部材に平行な第二 の方向へ延在しており、前記カムピン及び前記カムレースは前記駆動部材が初期 位置より中間位置へ枢動されると前記カムガイドが前記第二の方向へ移動し前記 支持部いが前記第一の方向とは反対の方向へ移動するよう互いに共働するよう構 成されていることを特徴とするコネクタ。
  6. (6)請求項5のコネクタに於て、前記力付与手段は前記駆動部材にカム面を含 み、前記駆動部材が前記中間位置より固定位置へ移動されると前記カム面が前記 袋部材の前記外方部に当接して前記袋部材に対する高い加圧力を発生するよう構 成されていることを特徴とするコネクタ。
  7. (7)請求項5のコネクタに於て、前記袋部材内の圧力の上昇が前記第三の方向 へ前記二種類の導電体に対し伝達されるよう構成されていることを特徴とするコ ネクタ。
  8. (8)請求項6のコネクタに於て、前記カム面と前記袋部材の前記外方部との間 に介装されたばねを含み、前記ばねは前記駆動部材が前記固定位置にあるときに は前記カム面により与えられる所定範囲内の力を前記袋部材の前記外方部に対し 及ぼすよう構成されていることを特徴とするコネクタ。
  9. (9)請求項1のコネクタに於て、前記シャシー導電体及び前記マルチ導電部材 に担持された前記導電体は前記第一の方向に配向され且前記第二の方向に互いに 隔置されており、前記シャシーは前記二種類の導電体が前記第一の方向に互いに 整合されるよう前記マルチ導電部材を前記シャシー内に受入れる位置決め手段を 含んでいることを特徴とするコネクタ。
  10. (10)請求項9のコネクタに於て、前記シャシー導電体は両端にて前記シャシ ーに接続された可撓性を有するセグメントの形態をなしており、前記支持部材は 各セグメントの少なくとも一部を前記マルチ導電部材に担持された対応する前記 導電体と接触した状態に付勢するよう前記第一の方向に平行な方向へ変位される よう構成されていることを特徴とするコネクタ。
  11. (11)請求項1のコネクタに於て、前記変位手段及び前記力付与手段は前記支 持部材に担持されたカムピンに係合する第一のカムレースを有するカムガイドと 、前記カムガイドを前記第二の方向へ移動させる手により変位可能な駆動部材と 、前記シャシーに設けられた静止状態の第二のカムレースと、レバー手段とを含 み、前記レバー手段は前記第二のカムレースに従動ずるローラと、前記第二のカ ムレースに従う前記ローラの運動及び前記第一のカムレース内に於ける前記カム ピンの連動に応答して前記袋部材に当接するレバーとを含んでいることを特徴と するコネクタ。
  12. (12)請求項11のコネクタに於て、前記レバー手段は前記ローラ及び前記カ ムピンに枢着された剛固なリンク部分と、前記カムピンに枢着された一端及び前 記袋部材に当接する自由端を有するレバー部分とを含んでいることを特徴とする コネクタ。
  13. (13)請求項1のコネクタに於て、前記支持部材は前記袋部材を囲繞し前記力 が前記袋部材に対し与えられる場合に前記袋部材の横方向への膨出を防止する膨 出防止手段を含んでいることを特徴とするコネクタ。
  14. (14)請求項13のコネクタに於て、前記膨出防止手段は実質的に0.010 icmh(0.25mm)までの距離だけ前記支持部材より外方へ突出するフレ ームを含んでいることを特徴とするコネクタ。
  15. (15)請求項13のコネクタに於て、前記袋部材は前記膨出防止手段が前記支 持部材より突出する距離に実質的に等しい距離だけ前記支持部材より突出してい ることを特徴とするコネクタ。
  16. (16)二つの信号導電体を接続する方法にして、第一の導電体を第一の支持部 材に対し支持する工程と、第二の導電体を前記第一の導電体と低加圧力にて接触 した状態に支持する工程と、 実質的に一定体積の流体にて充填され柔軟な薄膜を有する袋体を含む支持部材を 前記第二の導電体に当接した状態に位置決めする工程と、 前記位置決め工程が行われた後であって前記第二の導電体が前記第一の導電体と 低加圧力にて接触した状態にある間に前記袋体の外面に所定の圧力を与え、これ により前記薄膜を介して前記第二の導電体に対し加圧力を伝達して前記第二の導 電体を前記第一の導電体に対し押圧し、前記二つの導電体を高加圧力にて柔軟に 接続された状態に維持する工程と、 を含む方法。
  17. (17)請求項16の方法に於て、前記第二の導電体を支持する工程は前記第二 の導電体を前記第一の導電体より隔置され且これに整合された状態に支持するこ とと、かくして支持された前記第二の導電体を前記第一の導電体と低加圧力にて ワイピング接触した状態に移動させることとを含んでいることを特徴とする方法 。
  18. (18)請求項17の方法に於て、前記第二の導電体を支持する工程は前記第二 の導電体を前記支持部材にて支持することを含んでいることを特徴とする方法。
  19. (19)請求項17の方法に於て、前記第二の導電体は両端にて固定された可撓 性を有する直線的に延在する導電セグメントであり、前記第二の導電体を支持す る工程は前記第二の導電体が前記第一の導電体より前記第二の導電体の延在方向 に隔置され且これと整合された状態にある間に前記第二の導電体を前記支持部材 にて支持することと、前記支持部材が前記第二の導電体に対し位置決めされた状 態で前記支持部材を前記第二の導電体の延在方向へ変位させて前記第二の導電体 を前記第一の導電体と低加圧力にてワイピング接触した状態にもたらすこととを 含んでいることを特徴とする方法。
  20. (20)請求項17の方法に於て、前記第二の導電体を移動させる工程は駆動ア ームを第一の位置より第二の位置へ手によって変位させる工程を含み、前記所定 の圧力を付与する工程は前記駆動アームを前記第二の位置より第三の位置へ更に 変位させる工程を含んでいることを特徴とする方法。
  21. (21)二つのマルチ導電体の間の電気接続構造にして、複数個の第一の電気接 点を含む第一の側と実質的に剛固に支持された他方の側とを有する第一のマルチ 導電体と、前記第一の電気接点にオーバラップする複数個の第二の電気接点を有 する第二のマルチ導電体と、全ての前記第二の導電体より隔置されたりセスを郭 定し全ての前記第二の導電体を跨ぐ剛固な支持手段と、実質的に一定体積の非圧 縮性流体にて充填された袋手段であって、前記リセスを充填し前記支持手段と前 記第二のマルチ導電体との間に収容された袋手引と、前記支持手段に対し所定の 固定位置に固定されるよう構成されたラッチレバーであって、前記袋手段の外面 に作用して前記袋手段の一部を前記第二のマルチ導電体に対し付勢し、これによ り全ての前記第一及び第二の導電体の間に密な電気接続部を形成するカム面を有 するラッチレバーと、を含む電気接続構造。
  22. (22)請求項21の電気接続構造に於て、前記カム面は前記ラッチレバーが前 記固定位置にあるときには前記袋手段に対しばね付勢されるよう構成されている ことを特徴とする電気接続構造。
  23. (23)溝を郭定する互いに対向する内端を有し互いに隔置された剛固なハウジ ングシェルを含むハウジングと、実質的に一定体積の非圧縮性流体にて充填され 各シェル内に配置された袋部材と、 前記溝の両側にて各袋部材に接触した状態に配列された複数個の接点部材と、 前記シェルと共働して対応する前記袋部材を収容する剛固な支持手段と、 前記ハウジングに対し所定の固定位置に固定可能に構成されたラッチ手段であっ て、コネクタ固定力を前記袋部材の外方部に対し選択的に伝達し維持し、これに より前記ラッチ手段が前記固定位置にあるときには前記袋部材の少なくとも一部 が前記接点部材を前記溝内へ向けて付勢するよう前記袋部材内の前記流体を加圧 するカム面を有するラッチ手段と、 を含む電気コネクタ。
  24. (24)請求項23の電気コネクタに於て、前記カム面は前記ラッチ手段が前記 固定位置にあるときには前記袋部材に対しばね付勢されるよう構成されているこ とを特徴とする電気コネクタ。
  25. (25)二つの導電体のための電気コネクタであって、前記コネクタ内にて第一 の部材により担持された第一の導電体と前記コネクタ内に挿入される第二の部材 により担持された第二の導電体とを含む電気コネクタにして、前記第一の導電体 が前記第二の導電体より隔置されるよう前記コネクタ内の所定の位置に前記第二 の部材を受入れるストッパ手段と、 前記第二の導電体を前記第一の導電体と実質的に無加圧にて接触した状態に相対 的に位置決めする位置決め手段と、前記第一の導電体の背後に支持された剛固な 支持部材であって、前記第一の導電体より隔置されたりセスを郭定する壁手段を 含む剛固な支持部材と、 前記リセス内に配置された袋体であって、前記第一の導電体と接触する作用外面 を除き前記壁手段により包囲されており、実質的に一定体積の非圧縮性流体が第 一の圧力にて充填された袋体と、 前記袋体に対し所定の圧力上昇を与える圧力上昇手段であって、前記第一の導電 体が前記実質的に無加圧にて接触した位置に於て前記第二の導電体に対し付勢さ れ、これにより密にして柔軟なコネクタを形成するよう前記外面が前記圧力上昇 を前記第一の導電体へ伝達するよう構成された圧力上昇手段と、 を含む電気コネクタ。
  26. (26)請求項25の電気コネクタに於て、前記圧力上昇手段は前記作用外面よ り離れた前記袋体の外方部に対し相対的に前記壁手段を貫通して所定の開位置と 閉位置との間に変位可能なプラグ部材を含んでいることを特徴とする電気コネク タ。
  27. (27)請求項25の電気コネクタに於て、前記第一の導電体は両端にて前記コ ネクタ内に於て前記第一の部材に固定された可撓性を有するワイヤセグメントで あり、前記第二の導電体は前記第二の部材を郭定するカードのエッジに隣接する 接点であることを特徴とする電気コネクタ。
  28. (28)請求項26の電気コネクタに於て、前記圧力上昇手段は前記プラグ部材 に対応して設けられたばねと、前記プラグ部材により前記作用外面に対し与えら れる合計のカが前記ばねによって決定されるよう前記ばねを前記プラグ部材に対 し付勢する手段とを含んでいることを特徴とする電気コネクタ。
  29. (29)二つの導電体のための電気コネクタであって、前記コネクタ内にて第一 の部材により担持された第一の導電体と前記コネクタ内に挿入される第二の部材 により担持された第二の導電体とを含む電気コネクタにして、前記第一の導電体 が前記第二の導電体より隔置されるよう前記コネクタ内の所定の位置に前記第二 の部材を受入れるストッパ手段と、 前記第二の導電体を前記第一の導電体と実質的に無加圧にて接触した状態に相対 的に位置決めする位置決め手段と、前記第一の部材の背後に支持された剛固な支 持部材であって、前記第一の部材より隔置されたりセスを郭定する壁手段を含む 剛固な支持部材と、 前記リセス内に配置された袋体であって、前記第一の部材と接触する作用外面を 除き前記壁手段により包囲されており、実質的に一定体積の非圧縮性流体が第一 の圧力にて充填された袋体と、 前記袋体に対し所定の圧力上昇を与える圧力上昇手段であって、前記第一の導電 体が前記実質的に無加圧にて接触した位置に於て前記第二の導電体に対し付勢さ れ、これにより密にして柔軟な接続部を形成するよう前記外面が前記圧力上昇を 前記第一の部材及び前記第一の導電体へ伝達するよう構成された圧力上昇手段と 、 を含む電気コネクタ。
  30. (30)請求項29の電気コネクタに於て、前記圧力上昇手段は前記作用外面よ り離れた前記袋体の外方部に対し相対的に前記壁手段を貫通して所定の開位置と 閉位置との間に変位可能なプラグ部材を含んでいることを特徴とする電気コネク タ。
  31. (31)請求項30の電気コネクタに於て、前記圧力上昇手段は前記プラグ部材 に対応して設けられたばねと、前記プラグ部材により前記作用外面に対し与えら れる合計のカが前記ばねによって決定されるよう前記ばねを前記プラグ部材に対 し付勢する手段とを含んでいることを特徴とする電気コネクタ。
  32. (32)請求項29の電気コネクタに於て、前記第一の導電体は両端にて前記コ ネクタ内に於て前記第一の部材に固定された可撓性を有するワイヤセグメントで あり、前記第二の導電体はカード部材のエッジに隣接する接点であることを特徴 とする電気コネクタ。
  33. (33)二つの信号導電体を接続する方法にして、第一の導電体を第一の支持部 材に対し支持する工程と、第二の導電体を前記第一の導電体と低加圧力にて接触 した状態に支持する工程と、 柔軟な薄膜を前記第二の導電体に当接した状態に位置決めする工程と、 前記薄膜に対し所定の流体圧を与え、これにより薄膜を介して前記第二の導電体 に対し前記流体圧を伝達して前記第二の導電体を前記第一の導電体に対し押圧し 、前記二つの導電体を高加圧力にて柔軟に接続された状態に維持する工程と、 を含む方法。
  34. (34)二つの導電体のための電気コネクタであって、前記コネクタ内にて第一 の部材により担持された第一の導電体と前記コネクタ内に挿入される第二の部材 により担持された第二の導電体とを含む電気コネクタにして、前記第二の導電体 が前記第一の導電体と実質的に無加圧にて接触した状態になるよう前記第二の部 材を前記第一の部材の前方に相対的に位置決めする位置決め手段と、前記第一の 導電体の背後の一定位置に支持された剛固な支持部材であって、前記第一の導電 体より隔置されたリセスを郭定する壁手段を含む剛固な支持部材と、前記リセス 内に配置された袋体であって、前記第一の導電体と接触する作用外面を除き前記 壁手段により包囲されており、実質的に非圧縮性の流体が第一の圧力にて充填さ れた袋体と、 前記袋体に対し所定の圧力上昇を与える圧力上昇手段であって、前記第一の導電 体が前記第二の導電体に対し付勢されることにより密にして柔軟なコネクタが形 成されるよう前記外面が前記圧力上昇を前記第一の導電体へ伝達するよう構成さ れた圧力上昇手段と、 を含み、前記圧力上昇手段は前記作用外面より離れた位置にて前記袋体の外方部 に対し前記壁手段を貫通して作用するばね手段を含み、前記圧力上昇の合計が前 記ばね手段により決定されるよう構成されていることを特徴とする電気コネクタ 。
  35. (35)二つの導電体のための電気コネクタであって、前記コネクタ内にて第一 の部材により担持された第一の導電体と前記コネクタ内に挿入される第二の部材 により担持された第二の導電体とを含む電気コネクタにして、前記第二の導電体 が前記第一の導電体と実質的に無加圧にて接触した状態になるよう前記第二の部 材を前記第一の部材の前方に相対的に位置決めする位置決め手段と、前記第一の 部材の背後の一定位置に支持された剛固な支持部材であって、前記第一の部材よ り隔置されたリセスを郭定する壁手段を含む剛固な支持部材と、前記リセス内に 配置された袋体であって、前記第一の部材と接触する作用外面を除き前記壁手段 により包囲されており、実質的に非圧縮性の流体が第一の圧力にて充填された袋 体と、 前記袋体に対し所定の圧力上昇を与える圧力上昇手段であって、前記第一の導電 体が前記第二の導電体に対し付勢されることにより密にして柔軟な接読部が形成 されるよう前記外面が前記圧力上昇を前記第一の部材及び前記第一の導電体へ伝 達するよう構成された圧力上昇手段と、を含み、前記圧力上昇手段は前記作用外 面より離れた位置にて前記袋体の外方部に対し前記壁手段を貫通して作用するば ね手段を含み、前記圧力上昇の合計が前記ばね手段により決定されるよう構成さ れていることを特徴とする電気コネクタ。
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