JPH04506344A - 治療用ヌクレオシド - Google Patents

治療用ヌクレオシド

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JPH04506344A JP2508952A JP50895290A JPH04506344A JP H04506344 A JPH04506344 A JP H04506344A JP 2508952 A JP2508952 A JP 2508952A JP 50895290 A JP50895290 A JP 50895290A JP H04506344 A JPH04506344 A JP H04506344A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 治療用ヌクレオシド 本発明は糖残基の代りに不飽和炭素環を含むプリンヌクレオシド類縁体、製薬上 容認しうるその誘導体、および療法、とりわけある種のウィルス性感染症の治療 または予防におけるこれらの使用法に関する。
エイズは患者に時機を得た致命的感染症の素因を与える免疫抑制あるいは免疫破 壊の疾患である。特徴としてエイズはT−細胞、特にOKT’表面マーカーを有 するヘルパー誘導物質サブセットの進行性涸渇と関連がある。
ヒト免疫欠損ウィルス(HI V)はエイズをもつ患者、あるいはしばしばエイ ズに先行する症状をもつ患者から再現性よく単離されて来た。HIVは細胞変性 を起こし、OKT’マーカーをもつT−細胞に優先的に感染しこれを破壊するよ うである。現在このウィルスHIVがエイズの病因学的作用因子であると一般に 認識されている。
宇治療法剤に対して゛多数の提案が行なわれた。このようなわけで、たとえば欧 州特許第196185号明細書は3′−アジド−3′−デオキシチミジン(シト プシンという名前が承認されているン、その製薬上容認される誘導体ならびにエ イズおよび関連した臨床的諸症状を含めてヒトのレトロウィルス感染症の治療に 対しての使用を記載している。Vince等、AntiviralResear ch、9 (t/2)、120 (198B)は幾つかの炭素環式プリンヌクレ オシドおよびHIVに対するこれらの使用を述べている。1988年4月10日 〜14日に開かれた抗ウイルス剤研究に関する第2回国際会議(ウィリアムスブ ルグ、バージニア州)において、(±) −9−(c i s−4−(ヒドロキ シメチル)−2−シクロペンテニル)グアニン(NSC−614846)(カル ボビルとしても知られる)が開示された。
B型肝炎ウィルス(HBV)は世界的に非常に重大なウィルス病原体である。こ のものはアジア諸国では最もありふれた病気であり、プハラ砂漠以南のアフリカ で流行している。このウィルスは肝細胞原発癌と病因学的に関連があり、世界中 の肝臓癌の80%を起すと1えられている。合衆国においては毎年1万Å以上の 人々がHBV疾患のために入院させられ、平均250人が電撃性の病気で死亡し ている。現在合衆国は500,000人から100万人の感染性保菌者を抱えて いると見積られている。保菌者の25%以上に慢性進行性肝炎か出現し、しばし ば硬変に進む。U S Aにおいて毎年HBV関連肝硬変で5000人か死亡し 、そして恐ら<HBV関連癌で1000人が死亡していると見積られる。普遍的 なHB Vワクチンが手に入るとしても、有効な抗HBV化合物に対する要望は 続くであろう。永続的に感染した保菌者の大規模は集団(全世界で2億2千万人 と見積られる)は予防接種から得られる恩恵を受けず、HBVによって誘発され る肝疾患の高い危険にさらされ続けるであろう。この保菌者集団はとりわけ特定 地域での病気の事例を永続させる罹患しやすい個人の感染源として、あるいは第 四薬物濫用者や同性愛者といった危険性の高い集団の感染源として働く。従って 、慢性的感染を抑制し、肝細胞癌への進行を減退させるために有効な抗ウィルス 剤に対し大きい要望がある。
HBVウィルスによる感染の臨床的症状は頭痛から始まって発熱、倦怠感、悪心 、嘔吐、食欲不振および腹痛まで及ぶ。ウィルスの複製はヒトで数週間か数ケ月 間続く回復の経過の中で免疫反応により抑制されるのが普通であるが、感染は上 に概略を述べたように永続的な慢性肝臓病に至る重篤なことがある。rVira lInfections of HumansJ (第2版、Evans、A、 S、(1982)、PlenumPublishin、g Corporati on、=ニーヨーク)、第2章は、ウィルス性肝炎感染症の病因論をある程度詳 しく述べている。
B型肝炎ウィルス(HBV)はヒトに感染する小型のDNA含有ウィルスである 。このウィルスはヘパドナウィルスとして知られる密接に関係したウィルス群の 中の一員で、各ウィルスはウッドチャックやアヒルのような哺乳動物または鳥宿 主のいずれかに選択的に感染する。
RNA中間物質の逆転写によるヘパドナウィルスの複製の機構に関する最近の洞 察によれば、この逆転写が論理的化学療法の標的であることを示唆している。
不飽和炭素環を含むある種のプリンヌクレオシドa縁体は、後述するように、ウ ィルス感染症、例えばB型肝炎感染症、およびレトロウィルス感染症、特にエイ ズの治療または予防に対して有用であることがここに発見さ式中、R1は A B C 5を表わし、R1はC4〜、シクロアルケニルオキシを表わし:またはR2は0 4〜.シクロアルケニルチオを表わし;またはR′は1個以上のアミノ基または アルキルアミノ基により任意に置換されたC+−s分岐あるいは直鎖アルキルの いずれか一つによってモノ置換されたアミノl;C*〜、シクロアルケニル(例 えば、シクロペンテン−1−イル)二C6〜、ヒドロキシアルキル(例えば、ヒ ドロキシメチル):C1〜、シクロアルキルにより置換されたC+〜、アルキル を表わし;またはR2は1個以上のアミノ基、アルキルアミノ基または01〜. アルコキシ基により任意に置換されたC1〜。
分岐または直鎖のアルキルから選ばれるいずれか一つの置換基により二置換され たアミノ基;C4〜、シクロアルケニル、C8〜、ヒドロキシアルキル;C1〜 、シクロアルキルおよびC7〜、アルキル(例えば、メチルまたはエチル)から 選ばれるいずれか一つの置換基により置換されたC3〜.アルキル:C3〜1ヒ ドロキシアルキル(例えば、ヒドロキシエチル);C1〜、アルキルまたはアリ ールにより任意に置換されたC!〜、シクロアルキル(なるべくはC8〜、シク ロアルキル、例えば、シクロプロピル、シクロブチルまたはシクロペンチル)( 例えば、メチルシクロプロピルまたはフェニルシクロプロピル);アリール(例 えば、フェニル)またはアルアルキル(例えば、ベンジル)(このアリールはC 0〜4アルキル、ヒドロキシまたはハロゲンで任意に置換されることがある); モノ−またはジ−アルキルまたはアルコキシ基で任意に置換されたアリル、例え ばジメチルアリルを表わし;R1は水素、アミノ、01〜。
アルキル(例えば、メチル)またはC+〜、アルキルにより任意に置換されたチ オ基を表わすが、ただしR1がAそしてR3が水素または01〜.アルキルであ る場合には、R1は一つのCs−5シクロアルキルおよび水素により置換された アミノ基あるいは分枝または直鎖C6〜6アルキルではないことを条件とする、 を有する新規化合物あるいはその製薬上容認しつる誘導体を提供することにある 。
式(1)を有する化合物のうち特に適当な例はR1がAを表わすものを包含する 。
最も好ましい異性体は、式(1)の化合物においてそのヒドロキシメチル基がプ リンに対してcisであるものである。描かれている正確な構造は一つの鏡像体 を表わしているが、本発明は式(I)を有する化合物の個々の鏡像体ならびにこ のような鏡像体の完全ラセミ混合物あるいは部分的ラセ[合物をも包含すること は明らかな筈である。
上記式(1)の化合物およびそれらの製薬上容認しつる誘導体は以後本発明に係 る化合物と呼ぶ。
本発明の一つの面は、とりわけレトロウィルス性感染症およびB型肝炎感染症の 治療または予防に対する医学療法に使用するための本発明に係る化合物を提供す ることである。
特表平4−506344 (4) 本発明に従って治療または予防することのできるレトロウィルス感染症の例には ヒトのレトロウィルス感染症、例えばヒト免疫欠損ウィルス(HiV)、HIV −1またはHIV−2およびヒトT−細胞向リンパ球ウィルス(TL) 、例え ばHTLV−IまたハHT L V −II感染症が含まれる。本発明に係る化 合物は、エイズおよび関連する臨床的諸症状、例えばエイズ関連症候群(ARC )、進行性全身性リンパ節障害(PGL) 、エイズ関連神経学的諸症状、例え ば多発性硬化症または熱帯性不全対麻痺、抗HIV抗体陽性およびHIV陽性症 状、カポジ肉腫、および血小板減少性紫斑病の治療または予防に特にnmである 。本化合物はまた乾廖の治療または予防にも使用できる。
本発明化合物はヒトレトロウィルスにより起こる、あるいはこのウィルスと関連 があるヒトの無症候性感染症あるいは疾患の治療に対して特に応用できる。
本発明の更にもう一つの面には、 (イ)患者を治療上有効な量の本発明に係る化合物で処置することからなる、レ トロウィルス性感染症およびB型肝炎感染症の治療または予防のための方法、( ロ)上記感染症または諸症状のいずれかの治療または予防のための薬物の製造に おける本発明化合物の使用 か包含される。
[製薬上容認しつる誘導体」とは本発明に係る化合物の製薬上容認しうる塩、エ ステル、またはこのようなエステルの塩、またはエーテルのいずれか、あるいは 受薬者に投与したとき、本発明に係る化合物あるいはその抗ウイルス的に活性の ある代謝生成物あるいは残留物を与えつる(直接的または間接的に)他の化合物 を意味する。
本発明化合物の特に適当なエステルには、エステル基の非カルボニル部分が直鎖 または分枝鎖アルキル、例えばn−ブaビル、t−ブチル、n−ブチル、アルコ キシアルキル(例えば、メトキシメチル)、アルアルキル(例えば、ベンジル) 、アリールオキシアルキル(例えば、フェノキシメチル)、アリール(例えば、 ハロゲン、C+〜、アルキルまたはC1〜4アルコキシにより任意に置換された フェニル)から選ばれるカルボン酸エステル:スルホン酸エステル、例えばアル キル−またはアルアルキルスルホニル(例えば、メタンスルホニル);アミノ酸 エステル(例えば、L−バリルまたはL−イソロイシル);およびモノ−、ジー またはトリーホスフェートエステルが包含される。リン酸エステルは、例えばC +−*。アルコールまたはその反応性誘導体により、あるいは2.3−ジ(Cs 〜!4)アリールグリセリンにより更にエステル化されることがある。
上記エステルに関して特に断らない限り、存在するアルキル部分は1から18炭 素原子、特にlから4炭素原子を含むのが有利である。このようなエステルに存 在するどのアリール部分もフェニル基からなるのか有利である。
上記化合物のいずれを引用する場合でもその製薬上容認しつる塩の引用を包含す る。
本発明に係る化合物およびその製薬上容認しつる誘導体の製薬上容認しつる塩の 例には、塩基塩、例えば適当な塩基、例えばアルカリ金属(例えば、ナトリウム )、アルカリ土類金属(例えば、マグネシウム)から誘導される塩、アンモニウ ムおよびNW、”(Wは01〜4アルキルである)から誘導される塩が含まれる 。水素原子またはアミノ基の生理学上容認しつる塩には有機カルボン酸、例えば 酢酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、イセチオン酸、ラクトビオン酸、およびコハク 酸;有機スルホン酸、例えばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンス ルホン酸およびp−トルエンスルホン酸、および無機酸、例えば塩酸、硫酸、リ ン酸およびスルファミン酸の塩が含まれる。ヒドロキシ基をもつ化合物の生理学 上容認しつる塩には、前記化合物の陰イオンとNa’、NH,”およびNW、” (Wは01〜.アルキル基である)のような適当な陽イオンとの結合体が含まれ る。
本発明に係る上記化合物ならびにそれらの製薬上容認しつる誘導体は、上記感染 症または症状の治療または予防のための他の療法剤とのコンビネーションとして 使用できる。このような他の療法剤の例には、ウィルス性感染症または関連する 諸症状の治療または予防に有効な薬剤、例えば3′−アジド−3′−デオキシチ ミジン(ジドブジン)、2’、3’−ジデオキシヌクレオシド、例えば2’、3 ’−ジデオキシシチジン、2’、3’−ジデオキシアデノシンおよび2’、3’ −ジデオキシイノシン、非環式ヌクレオシド(例えば、アシクロビル)、インタ ーフェロン類、例えばα−インターフェロン、腎臓分泌抑制剤、例えばプロベニ シト、ヌクレオシド輸送抑制剤、例えばジビリダモル、ジアルゼプ、ミオ−、リ ドー亥たはフオルフラジンまたはヘキソベンジンならびに免疫調整剤、例えばイ ンターロイキン■および顆粒球大食細胞コロニー刺激因子、可溶性CD 4また はその遺伝工学処理した誘導体、およびホスホツギ酸が含まれる。
このようなコンビネーシコン療法の成分化合物は別個の製剤か合併製剤のいずれ かとして同時に投与してもよいし、あるいは異なる時間に、例えば合併効果が達 成されるように順次に投与してもよい。
本発明に係る化合物(本明細書中では活性成分とも呼ぶ)は経口、直腸、庫内、 局所(頬および舌下を含む)、膣および非経口(皮下、筋肉内、静脈内および陵 内を含む)を含めていずれかの適当な経路により治療のため投与できる。特に適 当な経路は受薬害の症状および年令、感染の種類および選ばれる活性成分により 変化するであろう。
一般に適当な用量は患者の体重1キログラム当り3.0から12011g/日の 範囲内、なるべくは体重1キログラム当り6から90mg/日の範囲内、最も好 ましくは体重1キログラム当り15から60mg1日の範囲内にあるであろう。
望む用量を1日を通じ適当な間隔で2回、3回、4回、5回、6回またはそれ以 上に分割した少用量として投与するのがよい。これらの小分割用量は単位剤形と して、例えば単位剤形当り活性成分loから1500■g1なるべくは20から 1000mg、そして最も好ましくは50から700■gを含む単位剤形で投与 しうる。
理想的には活性成分を約1から約75μM、なるべくは約2から50μM、最も 好ましくは約3から約30μMの活性化合物ピーク血漿濃度が得られるように投 与すべきである。これは例えば活性成分のo、■から5%溶液(任意に食塩水中 )の静脈注射によるか、または活性成分的1から約1o o mg/kgを含む 巨粒丸剤として経口投与することにより達成できる。約0.01から約5゜On +g/kg/時を供給する連続点滴により、あるいは活性成分的0,4から約1 5 mg/ kgを含む間欠点滴により望む血中濃度を保つことができる。
活性成分を単独で投与することは可能であるが、活性成分を医薬品製剤として提 供することが好ましい。本発明製剤は前に定義された少なくとも1種の活性成分 を、1種以上の容認しうる担体および任意に他の療法剤と一緒に含有してなる。
各担体は製剤の他の成分と融和しかつ患者に対しUSでないという意味で「容認 しうる」ものでなければならない。製剤は経口、直腸、鼻、局所(頬および舌下 を含む)、膣または非経口(皮下、筋肉内、靜嘩内、および陵内を含む)投与に 適したものを含む。製剤は単位剤形で提供するのが便利であり、調剤分野でよく 知られた方法により!!!造できる。このような方法は1種以上の付属成分を構 成する担体ど活性成分とを合わせる工程を含む。一般に製剤は活性成分を液体担 体または微粉砕固体担体あるいはその両方と一様に均密に混合し7、次に必要に 応じ生成物を成形することによりつくられる。
経[]投与に適する本発明製剤は、各々が予定量の活性成分を含むカプセル、カ シェまたは錠剤といった個々の単位として、粉末または顆粒として、水性または 非水性液体中の溶液または懸濁系どして、あるいは水中油型乳濁液または油中水 型乳濁液として提供できる。活性成分はまた巨粒丸剤、舐剤あるいはペーストと して提供することもできる。
錠剤は任意に1種以上の活性成分と共に圧鯵または成形することによりつくりう る。圧縮錠剤は、粉末または顆粒といった自由流動形とした活性成分を、結合剤 (例えば、ポビドン、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース> 、+ VUt剤、不活性希釈剤、防腐剤、崩壊剤(例えば、ナトリウムデンプングリコ レート、架橋ボビドニ/、架橋カルボキシメチIレセルロースナトリウム)、界 面活性剤または分散剤と任意に混合し、適当な機械で圧縮することにより製造で きる。成形錠剤は不活性液体・ 希釈剤で湿らせた粉末化合物の混合物を適当な 機械で成形することにより製造できる。錠剤は任意被覆することも刻み目を入れ ることもでき、また例えばヒドロキシプロピルメチルセルロースを望む解放性が 得られるように種々な割合で使用することにより、錠剤中の活性成分の放出を遅 くしたり、あるいはaIWJシたりできるように処方することも可能である。錠 剤は任意に腸溶性被覆を与えることにより胃でなく腸の部分で解放されるように することができる。これはプリンヌクレオシド誘導体に対して特に育利であるが 、それはこのような化合物が酸加水分解を受け易いからである。
口内の局所投与に適した製剤には、フレーバ添加基剤、通常はショ糖とアラビア ゴムまたはトラガカントゴム中に活性成分を含有するトローチ錠:不活性基剤、 例えばゼラチンとグリセリン、あるいはショ糖とアラビアゴム中に活性成分を含 有するパスチル;および適当な液体担体中に活性成分を含有するうがい薬が包含 される。
直腸投与用の製剤は、例えばカカオ脂またはサリチレートからなる適当な基剤を 用いる生薬として提供できる。
膣投与に適した製剤は、活性成分の外にこの分野で適当であることが知られてい る担体を含有するペッサリー、タンポン、クリーム、ゲJし、ペースト、フオー ム、またはスプレー製剤として提供できる。
非経[J投与に適した製剤には水性および非水性等張無菌注射溶液(これら酸化 防止剤、緩衝剤、静菌剤および製剤を意図する受薬者の血液と等張による溶質を 含むことがある)および水性および非水性無菌懸濁系(これは懸濁剤および濃厚 化剤を含むことがある)が包含される。
これら製剤は単位用量または多回分用量のシールした容器、例えばアンプルおよ びびんに入れて提供でき、凍結乾燥した状態で貯蔵できる。後者は使石直前に無 菌液体担体、例えば注射用の水を添加するだけで済む。即座の注射溶液および懸 濁系は前述した種類の無菌粉末、顆粒および錠剤から調製できる。
特に適当な単位投与量製剤は前述した1日分量または1日分の単位小分割用量、 あるいはその適当な分割量の活性成分を含むものである。
本発明に係る化合物は獣医用製剤の形で使用するために提供することもでき、こ のものは、例えばこの分野で普通に用いられる方法により製造できる。
個々に前述した成分の外に、本発明製剤は問題とする製剤の型を顧慮してこの分 野で常用される他の薬剤を含むことは明らかであり、例えば経口投与に適した製 剤は甘味剤、シックナーおよびフレーバ剤といった更に他の薬剤を含むことがで きる。
本発明は本発明に係る化合物およびその製薬上容認しつる誘導体の製造法を更に 包含するものであり、拳法はA)式: %式%(6) 式中、R1は前に定義された通りであり、ZはR1基に対する前駆基を表わす、 を存する化合物を前駆基2から望むR2基への変換に役立つ作用剤であるいは条 件下で処理し、あるいは2基はチオ基を表わしてこの千才基上に適当な基を置換 することによりR1が置換チオ基である式(1)の化合物をつくるか、あるいは B) 式二 式中、R’およびR8は前に定義された通りである、を有する化合物またはその 製薬上容認しうる誘導体を、式(I)の望む化合物にイミダゾール環を形成させ るのに役立つ作用剤と反応させ、あるいは (i) 式(I)の化合物を生ずる場合には、前記化合物をその製薬上容認しう る誘導体に変換し、あるいは (ii) 式(I)の化合物の製薬上容認しつる誘導体を生ずる場合には、前記 誘導体を式(1)の親化合物にまたは更に池のこのような誘導体に変換する ことからなる。
上記方法A)は、通常の仕方で、例えば式(■)(式中、Zは脱離基、例えばハ ロ、例えばクロロ基を表わす)の化合物を、例えばアルカリ金属(例えば、ナト リウム)またはアルカリ金属水素化物(例えば、水素化ナトリウム)および適当 なアルコールで、なるべくは有機溶媒中還流温度または506Cより高い温度で 処理することにより実施できる。
別法として、式(I[)の化合物を、なるべくは1rm溶媒、例えばメタノール 、エタノールの存在下に還流温度で、あるいは50℃より高い温度で適当なアミ ンまたはアミン塩酸塩で処理することにより前に定義したような置換アミノ基を 導入することもできる。他方、2がチオ基である式CM>の化合物は窒素下に適 当なハロゲン比倫またはハロで処理することもできる。
方法B)は式(I[)の化合物をギ酸または反応性ギ酸誘導体、オルトギ酸トリ エチルまたは酢酸ジェトキシメチルと、ジメチルアセトアミドまたはアセトニト リルのような溶媒中高温で、なるべくは75〜90℃で反応させることにより実 施できる。この反応は1当量よりやや多い無水強#(式(Ilr)の化合物1当 量当り1.1当量のエタンスルホン酸を添加)を添加して行なうのが便利であり 、この場合にはもっと低い温度(25℃)が使用される。
方法A)における式(I[)の出発原料は、例えば上記方法B)に対して述べた 仕方と同様にして式(I[)の化合物を先ず環化することによりつくられる。別 法として、例えば参考としてここに取り入れたオーストラリア特許第A−286 71/89号明細書記載のようにしてアリステロマイシンからつくられた(±) −9−(cia−4−(ヒドロキシメチル)−2−シクロペンテニル)グアニン を式(I)の化合物へ変換することもできる。
式(I[)の化合物を環化して式(I)(式中、R3は水素でない)の化合物を 得るために池の試薬がnmなことがある。例えば、トリエステルまたはトリメチ ルオルトアセテートを無水酢酸と共に70〜120℃で数時間用いるとR” = CHIの化合物が得られ(H,C。
KoppelおよびR,に、Robins、J、Org。
Chem、1958.1457参照)、エトキシカルボニル イソチオシアネー トで環化するとR’ =CH5となる(R,Esma i 1およびF、Kur zer。
Towsend等、J、Heterocycl icChem、19B4.21 .1245参照)。これは最初にR’ =NHC! Etを与え、次にこれを塩 基(例えば、水酸化ナトリウム水溶液)中で加水分解してR″二N(、とする。
エタノール中80℃でカリウムエチルアンチ−1−により環化すると(W、T、 5tol Ic。
J、C,Sih、R,S、P、Hs i、J、Lable。
Compound Radiopharm、1988゜891)R”=SHが得 られる。このSHをハロゲン化アルキルおよび塩基(例えば、DMF中炭酸カリ ウム)でアルギル化するとR’ =SMe、SEtが得られる。
式(I)の化合物は適当なエステル化剤、例えば酸ハロゲン化物または無水物と の反応により製薬上容認しうるエステルに変換できる。式(1)の化合物は、そ のエステルを含めて、常法により、例えば適当な酸で処理することF、二より、 製薬上容認しつる塩に変換できる。式(1)の化合物のエステルまたは塩は、例 えば加水分解により親化合物に変換できる。
式(I)の化合物の鏡像体は常法により、例えばシクロベンゾニル部分のヒドロ キシルを適当な光学活性カルボン酸誘導体で、例えばナプロキセン(J、Org 。
Chem、、5i、1287 (1986))でアシル化1 することによりa UC+されるジアスデレオマーエステルのクロマトグラフィー分離によって分割 あるいは単離することができる。式(I[)の化合物のシクロペンテニル前駆物 質はまた光学活性カルボン酸(例えば、ジ−ベンゾイル−D−酒石酸およびその 誘導体)によりつくられる塩の分別結晶化によっても分割できる。別法として、 J。
Med、Chem、、30.746 (1987)およびJ、Med、Chem 、28.1385(1985)に下記の例は例示を意図するだけであって、如何 なる仕方においても本発明の範囲を制限する意図はない。これら例中で用いた「 活性成分」という用語は式(I)の化合物またはその製薬上容認しつる誘導体を 意味する。
例I (±) −c i s−4−((2−アミノ−4−クロロ−〇−ピリミジニル) アミノゴー2−シクロペンテン−1−メタノール cis−4−アセトアミド−2−シクロペンテンメチルアセテート(S、Dal uge and R,Vince、J、Org、Chern、1978.43. 2311)(14,88g、0.73モルンおよび水酸化バリウム8水和物(4 6,19g、0.146モル)を窒素Fに水(300ml)中で18時間遠流し た。得られた溶液を二酸化炭素で中和した。沈殿を水、次にエタノールで洗浄し た。合わせた濾液と洗液を蒸発させてシロップ(11,16g)とし、これを還 流しているI−ブタノール(100+nl)中で2−アミノ−4,6−ジクロロ ピリミジン(23,91g、0.146モル)およびトリエチルアミン(30, 5+11.0. 219モルンと1. 5時間線合させた。IN NaOH(7 3sil)の添加後、得られた混合物を蒸発乾固し、残留固体をCHCl?(2 00ml)中にスラリー化し、た。未反応2−アミノ−4,6−ジクロロピリミ ジンを濾別し、クロロホルム(100ml)で洗浄した。このクロロホルム濾液 −洗液を濃縮し、シリカゲルカラム上でクロマトグラフィーを行なった。2.5 %メタノール−クロロホルムにより更(ごピリミジン出発原料が溶離された。表 題化合物は3゜5%メタノール〜クロロホルムにより灰色の固体フオーム(15 ,90g、91%)として溶離された。
’HNMR(Mes 5O−da )l、X 5−1.28と2.26 2.  41 (2m、2. CH* )、 2. 602.7] (m、l、I’ H )、J、4 (m+ Hz ON)、5.67−5.87 (m、2.CH=C H)。
6.38 (br s、1.NHl)、7.12 (brs、!+ NH);M S (CP)M+1.241,243゜分析 C5゜H+*Ns OCl、0. 2H,Oに対する計算値・C,48,99:H,5,55;N、22.85゜C I、14.46゜ 実測値:C,49,10; H,5,57;N、22. 81; C1,14, 40゜例2 (±) −c i s−4−((2−アミノ−6−クロロ−5−〔(4−クロロ フェニル)アゾ〕4−ピリミジニル)アミノゴー2−シクロペンテン−1−メタ ノール例1から得られる(±) −c 1s−4−((2−アミノ−4−クロロ −6−ピリミジニル)アミノ)−2−シクロペンテン−1−メタノール(11, 58g、48゜1ミリモル)および酢酸ナトリウム3水和物(97g)を氷酢酸 (225ml)および水(225ml)に溶かした。
塩化4−クロロベンゼンジアゾニウムの冷(0,5℃)溶液を4−クロロアニリ ン(6,74g、52.8モル)、濃塩酸(14,7a+l)、水(52ml) および亜硝酸ナトリウム(水47m+1中4.01g、58.2ミリモル)から 調製し、た。この冷溶液を最初の溶液へ5分間にわたり滴加した。生じた黄色沈 殿を18時間後に濾過し、水洗し、エタノールで抽出して表題の化合物を#黄色 粉末(12,56g、69%)、融点2i8〜220°C分NH)、7.69と 7.54(両者ともJ=8.9゜C,H,)、7.eと重なる(b r、6+  NHt ) 。
5.80−5.95 (m、2.CH=CH)5.24(m、1.CHN) 2 4.75 ct、1.CH! OH)。
CHt OH) 、 2. 75 (m、 1. CH) 、 2. 4 1( m、1. CH)、1. 44−1゜ 53(m、I。
CH) 。
分析: C+*H+sNs C1* 0に対する計算値:C,50,67;H, 4,25;N、22.16;C1,18゜70゜ 実測値:C,50,49,H,4,29;N、22.10; C1,18,66 ゜例3 (±) −c i s−4−((2,5−ジアミノ−4−クロロ−6−ピリミジ ニル)−丁ミノ)−2−シクロペンテン−1−メタノール 例2の表題化合物(11,67g)をエタノール(235m+1)、氷酢酸(3 0ml)および水(235i+1)に懸濁させた。混合物を窒素下で還流加熱し た。亜鉛末(13,5g)を少しずつ30分にわたり加えるとこの時間中に化合 物は溶けた。反応物を更に20分加熱し、次に過剰の亜鉛を熱溶液から濾別し、 これをエタノールで洗浄した。濾液を蒸発させ、残留物をクロロホルム(ljF )およびクロロホルム:メタノール、/4:I(1゜81)で溶離するシリカゲ ルカラム上で精製した。生成物を含むフラクションを合わせ、溶媒を減圧下で除 去することにより表題化合物を赤−橙色の油状物(11,2g、収率>100% )として得た。別の小規模反応で純粋な試料が淡黄色固体として収率76%で得 られた。
特表平4−501;344 (8) ’H−NMR(Met 5o−ds )1.29と2.39(m、2.CHt  L 2.69 (lli、1.1’ −H)+3.37 (d、2.CHt O H)、3.91 (br、2゜NHt )、4.e o (br、t、CHt  OH)。
5、 02 (m、1.CHNH)、5. 56 (br、s。
2、NHt)−5,74(m、 1− =CH)、5.86(m、l、=CH) 、6.36 (d、l、CHNH)。
例4 (±) −c 1s−4−(2−アミノ−6−クロロ−9H−プリン−9−イル )−2−シクロペンテン−1−メタノール 例3の表題化合物(約9.7g)をジェトキシメチルアセテ−)(100g)に 溶かし、2日間還流した。溶媒を高真空下に50℃で除去し、ジオキサン(40 ml)と0.5N HCI (60s+1)を加えた。反応物を室温で1.25 時間かきまぜてから冷却した。反応物を冷5N水酸化ナトリウムでpH7まで中 和した。次にこれをクロロホルム:メタノール/3:1で数回抽出した。有機層 を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、蒸発させた。
残留物をCHCl*:2%M e OH/ CHCl sで溶離するシリカゲル カラム上でのクロマトグラフィーにより精製し、3.7g(収率46%)の表題 化合物、融点I38〜139℃を得た。
’H−NMR(Met 3O−ds )1.63と2.61(m、L cH,) t 2.87 (m、L 1’−H)+3.44 (d、2.CHt OH)、 5. 44’(m、 1゜CH−N)、5. 89 (m、1. =CH)、6 . 1 4(m、1=CH)、6.82 (br s、2.NHt)。
8.02 CB、1.8−H)。(CH,0HitH,0ビ、−りに隠れて見え ない)uv:pH1λgoax315(7370)、21B (26200);  λ5h239.5(5650)、pH7,4λwax 307 (8000) 。
245、 5 (4600)、223 (26400)。MS(El)265, 267 (m) (CI)266.268(m+1) 。
分析: C++H+tNs C10,2H* Oに対する計算値:C,43,7 9;H,5,35;N、 23.21 。
C1,11,75゜ 実測値:C,43,67、H,5,29゜N、23. 05; C1,11,7 0゜例5 (±)−cis−2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9=〔(4−ヒドロキシメチ ル)−2−シクロペンテン−1ペンテン−1−メタノール(4,18g、15. 7ミリモル)と千オ尿素(1,32g、17.3ミリモル)をn−プロパツール 中で17時間還流した。生じた混合物を濾過し、固体をn−プロパツールで洗浄 して(±)−cis−2−アミノ−1,9−ジヒドロ−9−((4−ヒドロキシ メチル)−2−シクロペンテン−1−イル)−6H−プリン−6−千オンを黄色 粉末(2,19g153%)、融点235〜238℃として得た。
’H−NMR(DMS O−d * )δ; 11.85(5゜1、NH);7 .77 (s、1.H−8)、6.76(b r 81 2. NHt ) 、 e、1 Bと5.86(両者ともm、2.CH=CH)、S、35 (m、1. CH−N)、4.70 (m、1.0H)、3.42 (br m。
H,Oと重なる、CHt −0) + 2. 85 (b r m。
1、CH)、2.30 (m、溶媒と重なる、0.5CHt )−1,60(m 、1.0.5.CB寓)。
分析; C0HIsNIO8に対する計算値:C950−18;H,4,98; N、26.60;S、12.18゜ 実測値:C,50,10,H,5,oo;N、26.50; St 12.10 ゜例6 (±) −c 1s−4−(2−アミノ−6−(2−シクロヘキセン−!−イル )千オ)−9H−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール例 5から得られる(±)−cis−2−アミノ−1゜9−ジヒドロ−9−((4− ヒドロキシメチル)−2−シクロペンテン−1−イル)−6H−プリン−6−チ オン(0,50g、1.89ミリモル)のIN NaOH(1,89■I)中の 溶液へ、3−ブロモシクロヘキセン(0,305g、1.89ミリモル)および ジオキサン(211)を加えた。溶液を窒素下に2時間かきまぜ、CHo 1  g (3X 50m1)で抽出した。CHC1m抽出液を乾燥しくMg S O a ) 、濃縮して黄色油状物を得た。
シリカゲル上のクロマトグラフィーにより表題の化合物を10%M e OHC HCI mで溶離して得た。このものはCHsCN中で黄色粉末に固化した、融 点138〜1、H8)6.46 (br S、2.NHり、6゜15と5.85 (両方ともm+ 5. 90−5. 70と重なる2m1合計4.2’、3’お よびシクロヘキセンCH=CH)、5.40 (m、1.(H−N)、4.90  (br m、l、5−CH)、4.70 (t、J=5゜3Hz、1.OH) 、3.45 (m、2.CHt−0)。
2.85 (br m、I、CH)、2.70−2.55(m、1,0.5CH り、2.10−1.50 (m。
7.3CH! +〇、5CH! )。
分析:C1□H!IN S OSに対する計算値:C,59゜45、H,6,1 6;N、20.39;S、9.34゜実測値:C,59,17,H,6,18゜ N、20.31; S、9.25゜ 例7 (±) −c i s−4−(2−アミノ−6−(2−シクロペンテン−1−イ ルアミノ)−9H−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール 例4から得られる(±) −c 1s−4−(2−アミノ−6−クロロ−9H− プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール水和物(0,53g 、1.87ミリモル)、トリエチルアミン(2,’ 00g、20ミリモル)お よび3−アミノシクロペンテン塩酸塩(46311g、 3. 87ミリモル) のエタノール10g+1中の溶液を還流下に17時間かきまぜた。溶液を室温ま で冷却した後2mlの1.ON NaOHを添加した。溶液を濃縮して粗製生成 物を得、これをクロロホルム95%メタノールを用いてシリカゲルカラムから溶 離することにより精製した(0.30g、48.0%)。この試料をエタノール −アセトニトリルから結晶化させ灰色の粉末、融点143〜146℃を得た。
宜H−NMR(Met 5o−ds ) δ 7. 58 (s。
IH,プリンH8)、6.97 (br d J=12Hz、LH,NH)、6 .10 (m、IH,=CH)。
5.89−5.72 (m、5.86のbr s と重なる。5H,3=CH, NHl )、5.37 (m、5.2のbr mと重なる;4.73(分解され ないt、IH。
OH) 、3.42 (m、2H,0CR1) 、2.84(br m、IH, CH)2゜6B−2,14(m。
DMSOと重なる。3XO,5CHt)、1.80〜1.48 (m、2H,2 x0.5CHt)。
分析: C1*Ht。N、0に対する計算値:C,61,52:H,6,45; N、26.9゜ 実測値:C,61,62,H,6,47;N、26.88゜ 例8 (±) −c i s−4−(2−アミノ−6((cis−3−(ヒドロキシメ チル)−1−シクロペンテルンアミノ)−98−プリン−9−イル)−2−シク ロペンテン−1−メタノール 例4から得られる(±) −c 1s−4−(2−アミノ−6−クロロ−9H− プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−I−メタノール(530a+g12 . 00ミリモル)、3−アミノ−シクロペンテルー1−メタノール(276m g、24ミリモル)、トリエチルアミン(1,12g、10.98ミリモル)お よびエタノール(20■I)からなる溶液を還流下に5時間かきまぜた。
次に、更にトリエチルアミン(1,17g)を追加し、をシリカゲルカラム上に 充填し、10%メタノール−クロロホルムで溶離した(0.36g、52%)。
この試料をエタノール−アセトニトリルから再結晶して表題化合物を白色粉末、 融点177〜180℃として得た。
’H−NMR(M e t S Od * )δ 7.59 (s。
IH,プリンH,8)、7.06 (br s IH。
NH)、6.12と5.87 (m、2H,HC=CH)。
5.78(br s、 2H,NHl)、5.38(br m、IH,NCH, シクロペンテン)4.76(t、J=5.3.OHシクロペンテン)、4.59 (t、J=6. 6. IH,OH)、4.47 (br m。
IH,NCR)、3.44 (m、2H,OCH,シクロペンテン)、3.35  (m、Hz Oと重なる。 OCHxシクロペンタン)2.87 (br r n、IH,CHシクロペンテン) 、2.58 (m、I HO,5CHt シ クロペンテン)、2.05.1.85.1.68−1.43と1.25 (br  m、合計8H,3CHlシクロペンタン、ICHシクロペンテン、0.52C HIシクロペンテン)。
分析: C+vH!4N @ O*に対する計算値:C,59゜29;H,7, 02;N、24.40゜実測値:C,59,12,H,6,97゜N、24.3 2゜ 例9 (±) −c i s−4−(2−アミノ−6−((8−アミノオクチル)アミ ノ)−9H−プリン−9−イル)−2=シクロペンテン−1−メタノール 例4から得られる(±)−(c fs)−4−(2−アクロペンテン−1−メタ ノール(272mg、1.00ミリモル)および1.8−ジアミノオクタン(1 ,44g、lOミリモル)の無水エタノール(15+al)中の溶液を窒素下に 1.5時間還流した。溶液を濃縮し、冷却し、生じた沈殿を濾過し、i−プロパ ツールから結晶化させることにより表題化合物を白色固体(160mg、42% )、融点125〜127℃として得た。
’H−NMR(DMSO−d@ )67.57 (s、Lプリン H−8)、  7. 10 (br s 1. NH)。
6、lOと5.85(両方ともm、2.CH=CH)。
5.74 (br st 1.NHt)+ 5.40 (m、1゜CH−N)、 4.75 (br m、1.OH)、3.7−3.0 (br m、Hz Oと 重なる。CH,−0,28GHz NH,)、2.85 (br m、1.8− 4’ )、2.7−2.4 (m、da −DMSOと重なる。
(b r ml B 、4 CHt )。
分析: C+sHs+Nv O,0,3Ht Oに対する計算値:C,60,2 3;H,s、 41:N、 25.88゜実測値:C,60,42,H,8,g e;N、25.78゜ 例IO (±) −c 1s−4−(2−アミノ−6−((シクロプロピルメチル)アミ ノ)−9H−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール 例4から得られる(±)−(cis)−(2−アミノ−6−クロロ−9H−プリ ン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール(0,544g、2ミリ モル)、アミノメチルシクロプロパン塩酸塩(0,323g、3ミリモル)、ト リエチルアミン(0,607g。
6ミリモル)およびメタノール(15ml)をPaarボンベ中で12時間加熱 した。この時間中に更にアミノメチルシクロプロパン塩酸塩(01108g、1 ミリモル)およびトリエチルアミン(0,101g、1ミリモル)を追加した。
IN NaOH(2ml)を加え、溶液を真空下で濃縮し、エタノールを蒸発さ せて乾燥し、シリカゲル上でクロマトグラフィーを行なった。表題化合物を5% メタノール−クロロホルムで溶離し、アセトニトリルからの結晶化後に白色粉末 (0,425g、71%)、 融点182〜183℃を得た。
’ H−N M R(D M S O= d * )δ 7.58 (s、l。
H−8)、6.10と5.85 (2m、 5.77の6と重なる2合計4.C H=CHとNHt )、5.40(br m、1.CH−N)、4.73 ct 、J=5.3+ L OH)+ 3.45 (m、21 CHt−0)+3、  40−3. 20 (m、Hz Oと重なる一CHt−NH)、2.85 (b r m、1.CH)、2.70−2.50 (m、溶媒と重なる。0.5CH2 )、1.70−1.50 (m、1,0.5CH! 、1.20−0.20 ( m、2.CHt−CH*シクロプロピル)。
分析: C+sH2゜N、Oに対する計算値:C,59,98,H,6,71; N、27.9B。
実測値:C,59,90,59,83;H,6,72,6,76、N、27.9 10例A 錠剤製剤 成分をポビドン溶液で湿式粒化し、続いてステアリン酸マグネシウムを加え、圧 縮することにより次の製剤A。
BおよびCを調製する。
製剤A mg/錠 mg/錠 (イ)活性成分 250 250 (ロ)乳糖(英国薬局方) 210 26(ハ)ポビドン(英国薬局方) 15  9(ニ)グリコール酸デンプン 20 12ナトリウム (ホ)ステアリン酸マグネシウム 53製剤B mg/錠 mg/錠 (イ)活性成分 250 250 (ロ)乳糖 150 − (ハ)Avicel PHIOI 60 26(ニ)ポビドン(英国薬局方)5 9 (へ)ステアリン酸マグネシウム 53活性成分 100 乳 糖 200 ステアリン酸マグネシウム 4 混合した成分を直接圧縮することにより下記製剤りおもの(Dairy Cre st″Zeparox” )で活性成分 250 前フ化デンプンNF15 150 活性成分 250 乳 糖 150 アビセル 100 製剤F(徐放性製剤) この製剤は下記成分をポビドン溶液で湿式粒化し、続いてステアリン酸マグネシ ウムを加え、圧縮することによりつくられる。
187錠 (イ)活性成分 500 (ハ)乳糖(英国薬局方)53 (ニ)ポビドン(英国薬局方)28 (ホ)ステアリン酸マグネシウム 7 薬物放出は約6〜8時間にわたって起こり、12時間後に終了する。
例B 上記の例Aにおける製剤りの成分を混合し、2部分硬質ゼラチンカプセル中に詰 めることによりカプセル製剤を調製する。下記製剤Bも同様にしてつくられる。
製剤B mg/カプセル (イ)活性成分 250 (ロ)乳糖(英国薬局方) 143 (ハ)グリコール酸デンプンナトリウム 25(ニ)ステアリン酸マグネシウム  2 製剤C (イ)活性成分 250 (0) Macrogol 4000 (英国薬局方) 350製剤Cのカプセ ルは Macrogol 4000 (英国薬局方)を融解し、この融解物中に 活性成分を分散させ、融解物を2部分硬質ゼラチンカプセルに詰めることにより っ(る。
活性成分 250 レシチン 100 落花生油 100 製剤りのカプセルは活性成分をレシチンおよび落花生油の中に分散させ、この分 散系を軟質弾力性ゼラチンカプセルに詰めることによりつくる。
製剤E(徐放性カプセル) 下記の徐放性カプセル製剤は押出機を用いて成分(イ)、(ロ)および(ハ)を 押し出し、続いて押出品を球形化し、乾燥することによりつくる。次に乾燥ペレ ットを放出調整膜(ニ)で被覆し、2部分硬質ゼラチンカプセルに詰める。
mg/カプセル (イ)活性成分 250 (ロ)ミクロクリスタリンセルロース 125(ハ)乳糖(英国薬局方) 12 5 (ニ)エチルセルロース 13 例C 活性成分 0.200g 無菌水 十分量を用いて 10m1とする活性成分を水(35°〜40℃)の大 部分に溶解し、必要に応じPHを塩酸か水酸化ナトリウムで4.0から7.0に 調節する。次にバッチを水で規定体積とし、無菌ミクロボアフィルターを通して 無菌10m+1こはく色ガラスびん(l型)中に入れ、無菌のふたとオーバーシ ールを用いて封じる。
製剤B 活性成分 0.125g 無菌の発熱物質を含まないpH7 リン酸塩緩衝液の七分量で 251とする例り 筋肉内注射液 活性成分 0.20g ベンジルアルコール 0.10g Glycofurol 75 1 、 45 g注射用水 3.00a+1とす る量 活性成分をグリコフロールに溶かす。次にベンジルアルコールを加えて溶かし、 水を加えて31とする。次に混合物を無菌ミクロボアフィルターに通して濾過し 、無菌の3mlこはく色ガラスびん(l型)中に封じる。
例E シロップ 活性成分 0.25g ソルビトール溶液 1.50g グリセリン 2.00g 安息香酸ナトリウム 0.005g フレーバ、Peach 17.42.3169 0 、、0125 ml純水  5.00m1とする量 活性成分を純水の大部分とグリセリンとの混合物に溶かす。次に、この溶液へ安 息香酸ナトリウムの水溶液を加え、次にソルビトール溶液、そして最後にフレー バを加える。純水で指定体積としよく混合する。
例F 活性成分(63μm)” 250 硬質脂肪、英国薬局方(Witepsol H15−Dynaa+it Nov el ) I 7700活性成分はその粒子の少なくとも99%が直径63μm 未満である粉末として使用する。
胃1tepsol Hl 5の五分の−をスチームジャケット付き浅なべの中で 最高45℃で融かす。活性成分を200mふるいを通してふるい、なめらかな分 散系ができるまでカッティングヘッドを具えたシルバーソンを用いて、混合しな がら融解ベースへ加える。混合物を45℃に保ちつつ残りのWitepsol  H2Sをこの懸濁系に加え、かきまぜて均質混合物とする。懸濁系全体を250 mステンレス鋼のふるいに通過させ、絶えずかきまぜながら、40°Cまで冷却 する。38℃から40″Cの温度で混合物2.02gを適当な2mlプラスチッ ク型に充填する。生薬を室温まで冷却する。
例G ペッサリー mg/ペッサリー 活性成分(63μm) 250 無水ブドウ糖 380 ポテトデンプン パ 363 ステアリン酸マグネシウム 、 7 上記成分を直接混合し、得られた混合物の直接圧縮によりペッサリーをつくる。
抗ウィルス活性 Averett、D、R,、Journal ofVirological M ethods;23,1989.263〜276頁に記載の方法に従い、化合物 をMT、細胞における抗HIV活性について試験する。活性はIC,。値として μMで表示する。
抗HBV活性の測定は、Tuttleman。
PughおよびSummer (J、Vi rology。
58:17〜25.1986)により記述された方法で化合物が容器内でアヒル HBVの複製を防止する能力を試験することにより行なう。アヒルの肝細胞を培 養中に置き、アヒルHBVで感染させる。感染の3日後に、感染細胞を種々な濃 度の試験化合物に更に8日間暴露する。
この暴露後、感染細胞および化合物の各培養からDNAを抽出し、ウィルス性D NAの量を特異的に定量し、試験化合物を欠く同様な培養から得た量と比較する 。
毒性データ 未感染哺乳動物細胞の発育抑制の測定 D98細胞(ヒト)およびL細胞(ネズミ)の発育を抑制する候補化合物の可能 性は標準数の細胞を化合物の種々な希釈液に3日間暴露後の細胞数を決定するこ とにより測定される(Rideout、J、L、。
Krenitsky、’r、A、、Koszalka、G。
W、、Cohn、N、に、+ Chao+ E、Y。
El ion、G、B、、Latter、W、S、、およびWi 11 jam s、R,B、(1982)J、Med。
のトリプシン処理後に直接粒子を数えるか、または細胞に起こる生体染色の量を 分光光度計で測定することにより行なわれる。両方法により同程度の結果が得ら れる。
データ分析 抑制値の50%を生ずる化合物濃度(ICI。)は化合物濃度の対数対抑制値の パーセントのグラフから直接内挿法により、あるいは同じアルゴリズムに従いデ ータを分析するコンピュータープログラムから計算される。これらの計算には2 0%から80%の抑制の範囲内のデータを使用する。化合物をD98細胞で試験 したところ、100μMより大きいIC5e値を有することが分かった。
補正書の翻訳文提出書 (特許法484条)8)平成3年12月268

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I): ;▲数式、化学式、表等があります▼(I)式中、R1は ▲数式、化学式、表等があります▼A▲数式、化学式、表等があります▼B▲数 式、化学式、表等があります▼Cを表わし、R2はC4〜8シクロアルケニルオ キシを表わし;またはR2はC4〜8シクロアルケニルチオを表わし;またはR 2は1個以上のアミノ基またはアルキルアミノ基により任意に置換されたC1〜 ■分枝あるいは直鎖アルキルのいずれか一つによってモノ置換されたアミノ基: C3〜8シクロアルケニル;C1〜6ヒドロキシアルキル;C2〜8シクロアル キルにより置換されたC1〜6アルキルを表わし;またはR2は1個以上のアミ ノ基、アルキルアミノ基またはC1〜6アルコキシ基により任意に置換されたC 1〜8分枝または直鎖のアルキルから選ばれるいずれか一つの置換基により二置 換されたアミノ基;C4〜8シクロアルケニル;C1〜6ヒドロキシアルキル; C3〜8シクロアルキルおよびC1〜8アルキルから選ばれるいずれか一つの置 換基により置換されたC1〜6アルキル;C1〜6ヒドロキシアルキル;C1〜 6アルキルまたはアリールにより任意に置換されたC2〜4シクロアルキル;ア リールまたはアルアルキル(このアリールはC1〜4アルキル、ヒドロキシまた はハロゲンで任意に置換されることがある);モノ−またはジアルキルまたはア ルコキシ基で任意に置換されたアリルを表わし;R2は水素、アミノ、C1〜6 アルキル、またはC1〜4アルキルにより任意に置換されたチオ基を表わすが、 ただしR1がAそしてR2が水素またはC1〜6アルキルである場合には、R2 は一つのC2〜8シクロアルキルおよび水素により置換されたアミノ基あるいは 分枝または直鎖C1〜6アルキルではないことを条件とする、 を有する化合物あるいはその製薬上容認しうる誘導体。
  2. 2.R1はAである、請求項1記載の化合物。
  3. 3.ヒドロキシメチル基はプリンに対してcisである、請求項1または請求項 2記載の化合物。
  4. 4. (±)−cis−4−(2−アミノ−6−(2−シクロヘキセン−1−イル)チ オ)−9H−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール(±) −cis−4−(2−アミノ−6−(2−シクロペンテン−1−イルアミノ)− 9H−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール(±)−ci s−4−〔2−アミノ−6−〔〔cis−3−(ヒドロキシメチル)−1−シク ロペンチル〕−アミノ〕−9H−プリン−9−イル〕−2−シクロペンテン−1 −メタノール (±)−cis−4−〔2−アミノ−6−(8−アミノオクチル)アミノ)−9 H−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール (±)−cis−4−(2−アミノ−6−((シクロプロピルメチル)アミノ) −9H−プリン−9−イル)−2−シクロペンテン−1−メタノール から選ばれる化合物。
  5. 5.医学療法に使用するための請求項1あるいはその従属項のいずれかに記載の 化合物。
  6. 6.ウィルス感染症の治療または予防用の薬物を製造する際の、請求項1に定義 された式(I)の化合物あるいはその製薬上容認しうる誘導体の使用法。
  7. 7.レトロウィルスまたはB型肝炎ウィルス感染症の治療または予防用の薬物を 製造する際の、請求項1に定義された式(I)の化合物あるいはその製薬上容認 しうる誘導体の使用法。
  8. 8.HIV感染症の治療または予防用の薬物を製造する際の、請求項1に定義さ れた式(I)の化合物あるいはその製薬上容認しうる誘導体の使用法。
  9. 9.請求項1に定義された式(I)の化合物あるいはその製薬上容認しうる誘導 体の製造法において、A)式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、R1は請求項1に定義され た通りであり、ZはR2基に対する前駆基を表わす、 を有する化合物を前駆基Zから望むR2基への変換に役立つ作用剤であるいは条 件下で処理し、あるいはZ基はチオ基を表わしてこのチオ基上に適当な基を置換 することによりR2が置換チオ基である式(I)の化合物をつくるか、あるいは B)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)式中、R1およびR2は請求項1 に定義された通りである、 を有する化合物またはその製薬上容認しうる誘導体を、式(I)の望む化合物に イミダゾール環を形成させるのに役立つ作用剤と反応させ、あるいは (i)式(I)の化合物を生ずる場合には、前記化合物をその製薬上容認しうる 誘導体に変換し、あるいは (ii)式(I)の化合物の製薬上容認しうる誘導体を生ずる場合には、前記誘 導体を式(I)の親化合物にまたは更に他のこのような誘導体に変換する ことからなる上記方法。
  10. 10.請求項1に定義された式(I)の化合物あるいはその製薬上容認しうる塩 と製薬上容認しうる担体とからなる医薬品製剤。
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