JPH04506174A - 液体用塗布装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液体用塗布装置 技術分野 本発明は液体用の自己内蔵型の手動塗布装置の分野に片手で任意の向きに使用で き液体を表面に塗布するようにした非加圧式装置に関する。

背景技術 多くの種類の液体自己内蔵型の塗布装置が従来記載されている。一方では加圧煙 霧質及び手動塗布装置の組合せが述べられている。手動塗布装置組合せには基本 的に２種類ある。すなわち、液体内容物が成る種の弁機構を経て重力により流れ るように倒立させなければならない装置と、直立またはほぼ直立位置から操作す るようにしたポンプ浸漬管型分与装置とである。

重力送給弁式塗布装置の例は、グリースン（Ｇｌｅａｓｏｎ）を発明者とする米 国特許第３，１４７，５１２号明細書「靴磨き剤分与装置１に記載しである。

液体を容器の底部から浸漬管を経て吸い上げこの液体をスプレーまたは霧の状態 で放出するノズルから送出す手動ポンプ容器の組合せはよ（知られている。この ような組合せは、ヘアスプレー、コロン、清掃剤又は除草剤のようなものを塗布 するのに最も頻繁に使われる。

カーライナ（Ｋａｒｌｉｎｅｒ）等を発明者とする米国特許第４．６５２．１６ ３号明細書「スクレーバを備えた液体塗布装置及びその使用法１には、重力流れ 式塗布装置について開示しである。この塗布装置は、付属の塗布器の取外し自在 の、かき取り、覆いキャップ及び別個の保護カバーを持つ液体容器を備えている 。容器と外面にスポンジを設けた塗布装置との間の液体の移送は、容器内に位置 させたノズルとばね弁組合せにより調整する。ばねは、ノズルを容器の首部の内 側に保持し容器に当てがっである。塗布装置に力を加えると、塗布装置パッドの 下側に直交して位置させたノズルが容器に押し戻されノズルと容器の首部穴との 間の溝を開き液体を塗布装置内に流出させる。

容器、泡剤塗布器及びポール弁分与手段を持つ液体用塗布装置はシュワーツマン （Ｓ　ｃｈｗａｒｔｚ＊ａｎ）を発明者とする米国特許第３，１９２，５５３号 明細書ｒ球形弁ヘッドを持つ塗布器１に記載しである。靴磨き剤の塗布を主要な 用途とするこの塗布装置は、容器の頂部に中空のテーバ付きの穴を形成しである 。つる巻コイルにより形成したばねに支えた受けに当てかったボールは、この大 向に位置し押圧しである。このボールに押圧力を加えるときは、ボールは、ばね に逆らって容器穴内に押し戻され、この容器からボール弁のまわりを通りスポン ジ付き塗布装置に液体を逃がす。この塗布装置は容器穴ボール弁構造を備えてい る。明らかにこの塗布装置を逆さにして開いた弁から重力の作用により液体が流 れ出すようにしなければ液体は容器から漏れ出さない。

ローライー（Ｌａａｗｅ）を発明者とする米国特許第４．０９１．９６６号明細 書ｒ粉末状製品を収納し直立でも倒立でも操作できる締付けびん１には、びんの 締付けにより粉末を放出することのできる可撓性のびんで、この場合分与オリフ ィスに連結された、びん内のＵ字形管に先ず粉末が入るようにしたびんについて 記載しである。この管は、このびんを直立させたときにこの管に粉末が入る、Ｕ 字状の底部の開口と、びんを倒立させたときに０字管を通ってこの管に粉末が入 るＵ字状の頂部の穴とを持つ。

非加圧溜めを持つ従来の手動の塗布装置組合せに伴う問題は、前記したように２ つの主要な方式に対する作動位置が反対であるだけでなく互いに排他的であるこ とである０重力送り装置は、直立位置では作用しないし、また従来の浸漬管及び 手動ポンプは倒立位置では作用しない（その理由は、倒立では通常浸漬管の端部 が液体の表面の上方に残るからである）、この場合、この表面への液体の塗布法 及び塗布方向が制限され、使用者の側で角度法めをする必要がある。すなわち直 立位置又は倒立位置のいずれでも液体を塗布することのできる手動液体塗布装置 により１種々の向きの表面への液体の塗布が容易になる。さらにこのような装置 は液体の流量を計量する若干の手段を持たなければならない。これは全部のポン プ作動装置に組み込まれているが多（の重力送り装置には欠けている機能である 。

塗布しようとする液体が生類の抑制用のものであるときは、互いに異なる向きの 表面に殺虫液又は駆虫液を適切な帯状に塗布することのできる装置の利点がなお 一層大きくなる。

現用の殺虫法を簡潔に要約すると、ごきぶり及び蟻を招き寄せ又はその他の主用 の殺虫剤を成る区域に導入する方法は、この区域にわたって殺虫剤を分散させ通 常この区域から食料品を取り除（必要のあるくん蒸剤の使用から、選定した区域 に殺虫泡剤を塗布するまでの範囲にわたり、また泡剤が露出区域に塗布されると 望ましくない残留物を残すような場合を除いて１区域内の餌場所の様な主用のし かけを設けるのに隙間や割れ目に対し特に有効な方法がある。

殺虫剤、を塗布するための加圧缶は虫集団を抑制するのに使われることが多い、 しかし成行き任せではな（、殺虫剤の位置決めを正確に制御できることが望まし いときがある。

種々の殺虫剤で殺虫する問題に対するこのような種々の解決法があるが、選定し た区域にこの区域が戸棚の底部であっても又は棚の下側であっても、使用者が殺 虫剤に直接触れる必要がな（液体殺虫剤を直接局部的に塗布することのできる方 法又は装置は得られていない。このような方法及び装置は容器に一体に連結した 塗布器を使い、使用者が内容物を手動かつ片手で塗布することができる。このよ うな方法及び装置により使用者は、予知される虫の移動の区域を横切って最も有 効に虫に対してのｒ防壁１をすし状に、使用殺虫剤の組成に従って目に見えない しかも比較的長（続くすし状に形成することができる。

このような方法及び装置では、区域内に別個の餌場所を位置させる必要がなくな り、しかもペット動物や幼児が食物を取ったりなめたりする区域で使用してはな らないのは明かである。

すなわち本発明の目的は、内蔵され手動で操作でき、ポンプ機構に入るのに十分 な液体が溜め内に残っている限りは、計量した量の液体を任意の向きに塗布する ことのできる液体塗布装置を提供することにある。

さらに本発明の目的は、殺虫剤塗布装置として使うようにしたこのような装置を 提供し、主群を抑制し虫が区域に達しないようにするこのような装置を使用する 方法について述べるものである。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の第一実施例を部分的に展開して示す斜視図である。

第２図は本発明の第二実施例を部分的に展開して示すＩ４＃１図である。

第３図は第１図の実施例を直立位置にして示す３−３線に沿う断面図で液体移送 機構を代表的な図面で示す。

第４図及び第５図は本発明塗布装置の使用法を倒立状態にして示す側面図である 。

第６図は直立状態にした本発明液体移送機構の縦断面図である。

第７図は倒立状態にした本発明液体移送機構の縦断面図である。

第８図は第一実施例の塗布装置キャップ面の平面図である。

第９図は第１図の塗布装置キャップ、パッド及び液体移送手段部分の３−３線に 沿う拡大断面図である。

好適な実施例の説明 好適な実施例の説明で添付各図面において同様な部品に同様な参照数字を使用し である。

第１図及び第２図は、機能的には同様であるが塗布装置キャップ３０の上面２０ と多孔質材料から成るパッド４０との向きが廁なる液体塗布装置１０の２つの実 施例の部分的展開図である。第１図及び第２図はまた、液体溜め５０と、保護上 部キャップ５４と、液体溜め５０の首部５２のまわりに当てがう閉鎖キャップ６ ０と、閉鎖キャップ６０から出る液体出ロア０（第１図及び第２図には示してな い液体移送手段８０の一部である）とを示しである。

第３図に示すように、液体移送手段８０は、ポンピング機構８２と、ポール式逆 止弁装置８４と、組合せたポンピング機構及びボール式逆止弁装置の底部から液 体溜め５０の底部に向かって延びている浸漬管８６と、下端部に液体人口８７を 持つ浸漬管８６と、ポンピング機構８２の頂部に位置し閉鎖キャップ６０を貫い て延びる流体出口手段７０とを備えている０本装置の製造工程で液体移送手段は このようにして液体溜めの首部にかしめて。

再充填はできないが内容物に触れる機会を最少にして装置に幼児に対する保護機 能を付与する。或いは、液体溜め５０の首部５２と閉鎖キャップ６０とは、この 装置を再充填できるように開くことのできる結合ねじな持つ構成にしである。ポ ール弐逆止弁８４の好適とする実施例の詳細はさらに第６図及び第７図に示しで ある。

第３図は液体塗布装置を直立位置で示す、この位置では本装置は戸棚の下側又は 類似の表面に殺虫剤を帯状に塗布する方向に向いている。この塗布装置には液体 ９０が充填される（第６図及び第７図だけに例示しである）。

本装置を表面に押付けると、多孔質材料のパッド４０と塗布装置キャップ３０に 押圧力が加わる。この押圧力により、塗布装置キャップ３０が液体溜め５０の滑 動区域９２に沿い液体溜め５０の主要部分に向かい滑動して戻るので、塗布装置 キャップ３０及び液体溜め５０を相互に伸縮させている。

この伸縮作用とポンプ作用（後述）は第４図及び第５図に例示しである。第４図 及び第５図は１本装置を床、戸棚の内側下面又は類似表面に沿い殺虫剤を帯状に 塗布するように向けた際の実質的に倒立位置におかれた本装置を示す。第４図は 本装置を、液体溜め５０及び塗布装置キャップ３０を液体溜め５０の滑動区域９ ２（第５図に示しである）に沿い、相互に差込んだ状態で示す。前記したこの位 置により、液体をポンピング機構８２から多孔質材料のパッド４０の中に押込む 。第５図は液体溜め５ｏ及び塗布装置キャップ３０を伸張した位置で示す。

この位置では所定の体積の液体が液体入口１００を経てポンピング機構８２に吸 引される０本装置を移送及び取扱中に保護し液体移送手段８０が不用意に作動し たりしないようにする保護上部キャップ５４を本塗布装置の使用に先立ってはず しておくのは明かである。

第６図及び第７図は、ポンピング及びボール式逆止弁機構の詳細を浸漬管８６を 先端を切断して示す、ポンプ及び浸漬管の組合せは、多くの変型があり本発明に 使われる。好適なポンピング機構は、本発明に参照した米国特許第４．２３０， ２４２号明細書に記載しである。このポンピング機構の独自のｒ任意の配向１機 能を生ずるこの基本的ポンピング機構及びボール式逆止弁の組合せは、米国特許 願第３０５．２８８号明細書に記載しである。塗布装置キャップ３０を液体溜め ５０の本体に対し伸縮させる（第４図及び第５図に示すように）ときは、液体比 ロア０はポンピング機構８２内に押し戻され付勢ばね９４を圧縮する。塗布装置 キャップ３０への押圧力が本装置の表面からのわずかな持ち上げにより除かれる と、ばね９４が解放され、ポンピング機構８２の室９６内の圧力が低下し浸漬管 ８６を経て室９６内部に液体９０を吸上げる。塗布装置キャップ３０に圧力が再 び加わると、室内の液体が液体比ロア０を経て押し出され多孔質材料のパッド４ ０内に入る。

本装置が直立の向きにあるときは、液体移送機構は第６図に示すように次のよう に作動する。ボール９８は第一の液体入口１００に当たりこれを塞ぎ、その結果 液体９０は浸漬管８６の端部の第二の液体人口８７を経てポンピング機構８２内 に吸引されるだけである。

本装置を第７図に示すように実質的に倒立の傾斜した向きに保持するときに液体 移送機構は次のように作動する。ボール９８は、本装置を傾けると、溝１０２に 沿って転動し、このようにして第一液体入口１００を開（。

この向きでは、ポンピング機構８２を前記したように作動すると、液体が室９６ 内に第一液体人口１００を経て吸引される。この向きでは第二液体人口８７は液 体９０の液位の上方にあることが多い。

２つの液体入口つまり一方の入口８７が液体溜めの底部の近くに位置し、他方の 入口１００が液体溜の頂部の近くに位置すると、液体は任意の向きで吸引される 。制限事項としては本装置を浅い角度で保持し不適当な液体が液体人口８７を覆 ったままになっている場合だけである。このような場合には使用者は残留液体を 吸出すことができるように角度を急にするだけでよい。

第８図及び第９図は塗布装置キャップ３０と多孔質材料のパッド４０との構造及 び組合せの詳細を示す。第８図に示すように塗布装置キャップ３０は、その上面 ２０内に多孔質材料のパッド４０を受入れるようにしたくぼみ１０６と、中心穴 １０２と、穴１０２から外向きに延びる満１０４とを形成しである。液体出口９ ０は受入れ区域１０８内に嵌合して密封部を形成しである。第９図に示すように 本装置を組立てると、液体比ロア０は、穴１０２を形成した塗布装置キャップ表 面２０の部分のすぐ下方に位置しこの部分に接触するようになる。多孔質材料の パッドは穴１０２及び溝１０４の上方でくぼみ１０６内に位置する。液体移送手 段８０を作動すると、前記したように、液体が液体比ロア０から放出され、次い で穴１０２を通過する。この場合溝１０４は、穴１０２から放出された液体を多 孔質材料のパッド４０の下側に沿って広げる作用をする。

本発明では他の種類の分散手段を使ってもよい。例えば布又は不規則な表面に清 掃するための液体を塗布するのにこの液体塗布装置を使う場合には、多孔質材料 のパッドに対しはけ形の塗布装置が好適である。

前記の説明及び図面から当業者には明らかなように本発明液体塗布装置はなお種 々の応用例を行なうことができる。従って本発明のその他の応用例が本発明の範 囲内にあるのはもちろんである。

国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．一端部に首部穴を持ち塗布しようとする液体を保持するようにした液体溜め と、 液体塗布手段と、 前記液体溜めの首部穴の上部に又その内部に位置し前記液体溜めから前記塗布手 段に液体の計量した移送を行う液体移送手段とを備え、 この液体移送手段にさらに、第１及び第２の液体入口と、これらの第１及び第２ の両液体入口から間隔を隔てた液体出口とを持つ伸縮自在なばね付勢液体放出手 段を設け、前記第一液体入口を前記液体放出手段に隣接して位置させ、前記第二 液体入口を前記液体放出手段に取付けられこの液体放出手段に連通する中空の管 部材の末端部の近くに位置させ、 前記液体塗布手段にさらに、外面に分散手段を持つ穴あきの塗布キャップを設け 、この塗布キャップの穴を前記液体放出手段の液体出口を受入れるようにし、前 記塗布装置キャップを、この塗布装置キャップに加わる所定の力により前記液体 放出手段を後退させ、次いで伸長させ、このようにして液体を前記液体溜めから 前記放出手段に移送させるように前記液体溜めに対して移動できるように構成さ れた液体塗布装置。
2. ２．前記液体放出手段にさらに、ポンプ室内にばね付勢ピストンを備えたポンピ ング機構を設け、このポンピング機構により、前記ピストンが前記上部キャップ に加わる所定の力により後退したときに液体を前記液体出口から押出し、前記分 散手段内に押込み、又前記の力を除いて前記ピストンが伸長したときに前記液体 溜めから前記液体入口のいずれかを経て前記ポンプ室内に液体を吸引するように した請求項１記載の液体塗布装置。
3. ３．前記液体出口を前記塗布装置キャップの内部のくぼみ内に嵌合した請求項２ 記載の液体塗布装置。
4. ４．前記ポンピング機構に連結され、これに連通する液体移送手段にさらにボー ル式逆止弁を設け、このボール式逆止弁に溝内で可動なボールを設けて、装置直 立位置にあって液体を前記第一入口を経て前記ポンピング機構内に吸引するとき は、前記第二の液体入口を閉じ、また装置が倒立位置にあるときに前記第二液体 入口を露出し前記ポンピング機構内に前記第二入口を経て液体を吸引するように した請求項２記載の液体塗布装置。
5. ５．前記塗布装置キャップの上面を、前記液体溜めの縦方向軸線に対して水平方 向と或る角度をなしている向きにした請求項１記載の液体塗布装置。
6. ６．前記分散手段として多孔質材料から形成した部材を使った請求項１記載の液 体塗布装置。
7. ７．多孔質材料から形成した前記部材を、前記穴付き塗布装置キャップの上面の 前記くぼみ内にはめた多孔質材料のパッドとし、前記くぼみに前記塗布装置キャ ップの穴から延び前記液体出口を経て放出される液体を前記の多孔質材料のパッ ド部分の実質的な部分に配分するようにした溝状の液体配分手段を設けた請求項 ５記載の液体塗布装置。
8. ８．前記液体移送手段を前記液体溜めの首部穴内にかしめた請求項１記載の液体 塗布装置。
9. ９．前記塗布装置キャップにはまり、前記液体溜めの上部部分に取外し自在に連 結する保護上部キャップをさらに備えた請求項１記載の液体塗布装置。
10. １０．請求項１記載の液体塗布装置をこの装置に入れた殺虫液が前記容器から前 記塗布装置キャップの多孔質材料に移送されるように操作し、 この多孔質材料を表面の一部分に押し付け、前記塗布装置を前記表面に殺虫液を 帯状に塗布するような方向に移動させ、所望の区域を覆うのに必要に応じて一層 多くの殺虫液を移送するように必要なだけ圧力をさらに増して、有効な量の殺虫 液被膜を塗布し所望の殺虫効果が生ずるようにする ことから成る虫の繁殖を抑制する方法。