JPH04506108A - 二重効果型空調システム - Google Patents

二重効果型空調システム

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JPH04506108A JP2506123A JP50612390A JPH04506108A JP H04506108 A JPH04506108 A JP H04506108A JP 2506123 A JP2506123 A JP 2506123A JP 50612390 A JP50612390 A JP 50612390A JP H04506108 A JPH04506108 A JP H04506108A
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クリステンセン,リチヤード エヌ
デブウノ、アンソニー シー
ウイルキンソン,ウイリイアム エイチ
ランドストローム,ディー カール
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ガス・リサーチ・インスティチュート
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空調、特に二重効果型の吸収冷凍サイクルを使用して空気を交互に冷 却又は加熱するための装置及び方法に関する。本発明のシステムは、特に住宅向 けの空調設備に有用である。
発明の背景 冷却又は加熱のどちらかを交互に行うため吸収冷凍サイクルを利用する住宅向け の空調システムはほぼ周知であるが、その−例は、直接膨張蒸発器と分離水ルー プを介しての吸収器熱の空中廃棄装置とを備えた単−効果型の吸収冷凍サイクル において、臭化リチウム/水冷凍液を使用するガス燃焼式アークラ サン バレ ー(Arkla−Sun Valley)吸収機である。又、交互の空気冷却及 び加熱を必要とする設備に二重効果型の吸収冷凍サイクルを利用することは、ウ ィリアム エイチ ウィルキンソン(William H,Wilkinson  )の名前で発行された米国特許第4441332号により教示されて周知であ る。
然しなから、代表的な住宅向冷暖房設備に適用されたかかる周知の空調システム は、最適のエネルギー交換効率が達成されず、施行や運転コストが高いことが分 かつており、且つ塩の結晶化への傾向や停電が持続した場合における塩の再結晶 からの回復能力が低いと言うような運転上の欠点がある。
我々は、このような従来技術の欠点が、住宅向冷暖房設備に対して特に育益な空 調システムの施行に、改良された二重効果型の吸収冷凍サイクルを使用する本発 明の実施により、克服され得ることを発見した。
発明の要約 本空調システムは、基本的に、二つの異なったループと圧力範囲で部分的に転換 可能の蒸発器/吸収器アッセンブリ内でシステム液を処理するため、従来の臭化 リチウム/水冷凍液の全体の流れが「分割」される改良されたガス燃焼式の二重 効果型吸収冷凍サイクルを利用している。これは、厳しい電力停止の場合におけ る如き塩の再結晶化の可能性を大いに回避する。このr分割」処理は、はぼ同一 の冷凍液濃度範囲を持つ複数の平行なサイクルを含んでいる。このシステムは、 二重効果構成の単一の蒸発器を利用しているので、成る種の進歩した多重効果型 の吸収システムに使用される二重の蒸発器及び吸収器要素の複雑化を必要としな い。
本空調システムは又、本発明のその他の特徴と共に冷却及び加熱の運転モードに おける全システムのエネルギー変換効率(性能計数)を大いに改善する回復性の 熱移送作用のための多数の新規なシステム配置をも利用している。この性能係数 は又、メニスカス状の内部螺旋コイルを使用する液状冷凍剤又は濃縮された冷凍 液で管体の垂直壁面を十分に濡らして、濃縮された冷凍液への冷凍剤蒸気の吸収 (加熱)又は液状冷凍剤からの冷凍剤蒸気の蒸発(冷却)を増進させる、新規の 転換可能な蒸気器/吸収器アッセンブリにより、部分的に更に改良されている。
この新規な構成は、空気流を蒸発中の冷凍液により直接冷やしたり、或いはフィ ンの設けられた管体表面側の同一空気を介して濃縮された冷凍液への冷凍剤蒸気 の吸収により空気流を直接暖めたりすることができる。
又、本発明の改良された空調システム構成においては、加熱能力は、含まれてい る追加の熱源の利用により容易且つ大いに増大せしめられて、空冷目的でシステ ム バーナーによって供給される熱量を実質上越えるシステム熱を迅速に提供す ることができる。
本発明の上記利点及びその他の利点は、本発明の好適実施例が詳細に記述され且 つ添付図面に示されている下記開示から明らかになるであろう。期待されること は、当業者にとって、請求の範囲に記述された範囲から逸脱することなしに或い は発明の如何なる利点をも犠牲にすることなしに、各種の変形及び構造的特徴及 び部品配置が明らかであると云うことである。
図面の説明 第1図は、本発明の二重効果型空調システムを含む原理的モジュール又は副シス テムを示すブロック線図である; 第2図は、第1図のシステムの一パッケージの構成を制御構成要素を図示するこ となしに示した斜視図である: 第3図は、第1図及び第2図の空調システムの部分破断概略正面図である; 第4図は、代表的な従来の二重効果型吸収冷凍サイクルに対するP/T、x特性 線図である;第5図は、本発明の二重効果型吸収冷凍サイクルに対する第4図と 類似のP/T、x特性線図である;第6図は、第1図乃至第3図の空調システム の低圧溶液熱交換モジュールの断面図である: 第7図は、第1図乃至第3図の空調システムの高圧溶液熱交換モジュールの断面 図である: 第8図は、第3図に示された蒸発器/吸収器モジュールに組み込まれた合成蒸発 器/吸収器管アッセンブリの断面図である: 第9図は、第3図の空調システムのための転換可能の蒸発器/吸収器モジュール の他の構成を示す斜視図である; 第1O図は、吸収冷凍システムの蒸発器/吸収器モジュールへ液状冷凍剤又は濃 縮冷凍溶液を給送するための冷凍液流制御要素の好適実施例の概略正面図である ;第10A図は、第10図の拡大部分図である;第11図は、本発明の諸特徴と 増大せしめられた加熱能力とを育する別の空調システムのための概略エネルギー 流れ線図である: 第12図は、第3図のシステムに容易に施行された増大した加熱能力を具備させ るための適宜の付加構成要素を備えた第3図の空調システムの一部の概略正面図 である;そして 第13図は、第3図の空調システムのための他の形状の蒸発器/吸収器管の横断 面である。
詳細な説明 第1図は、本発明の二重効果型空調システムの一好適実施例のブロック図である 。このシステムは全体が10で示されていて、典型的には、外部(大気式)水ル ープ熱交換器12を除いて、住宅又はビルディングの内部に据え付けられている 。内部の冷却と加熱は、機能的に転換可能な蒸発器/吸収器モジュール16を介 して分配戻り空気14を流すことにより達成されて、更に冷却又は加熱された分 配供給空気I8と成るようにする。システム10は更に、主として、蒸発器/吸 収器モジュール16から低圧液熱交換モジュール22と高圧液熱交換器24へ冷 凍剤溶液を流す二段ポンプシステム20から成っている。低圧溶液熱交換器22 は更に、低圧液化器アッセンブリ(34) 、低圧放出器アッセンブリ(36) 及び高圧液化器アッセンブリ(38)を含む溶液制御モジュール26と協働する 。高圧溶液熱交換器24は、ガス燃焼バーナーアッセンブリ(40)と高圧放出 器アッセンブリ(42)とを含むバーナー/放出器上ジュール28と協働する。
モジュール28は更に、溶液制御モジュール26と協働し、続いて蒸発器/吸収 器モジュール16と更に協働する。システム10は又、指令信号を発する普通の 多重モードサーモスタット30を備え、且つポンプシステム20を規制する制御 モジュール32とサーモスタット30からの指令に応答する後述の各種の弁とを 備えている。
第2図は、第1図の空調システムに含まれるモジュール用の一パッケージの構成 を示している。更に、第2図は、熱交換器22及び24への熱移送関係を適当に 邪魔した後、ガス燃焼式バーナー/放出器モジュール28によって作られた燃焼 生成物をビルディング又は住宅の外部へ導くために設けられた熱送気管アッセン ブリ35を示している。
第3図は、空調システム10の概略正面図を示していて、−パッケージの構造に おけるシステムモジュールの大よその垂直構造の縮尺を示すためフィート目盛を 端部に含んでいる。システム10の中央部は蒸発器/吸収器モジュール16で、 各対向端がヘッダー46.48.50及び52に接続された多数の隔置された垂 直なr管中管Jアッセンブリ44を含んでいる。分配戻り空気14は、冷却又は 加熱用の管アッセンブリ44間を水平方向へ流されて、分配供給空気18となる 。下側ヘッダー46は、配管54.循環ポンプ56及び入口58を介して水ルー プ熱交換器12から水性流体(例えば、エチレングリコールと水の溶液)を受け 入れる。下側ヘッダー46は又管アッセンブリ44から重力流により低圧の金線 冷凍剤溶液(弱い吸収剤)を受け入れて、その冷凍剤溶液は集められ、ヘッダー 出口60から配管62を通って、充填ポンプ21Aとブースターポンプ21Bか ら成るポンプ装置20へ流される。希挿冷凍剤溶液(弱い吸収剤)は、配管66 を通って受け入れられたバイパス溶液を含む下側ヘッダー46から流され、ポン プ21Aにより加圧された後「分割」されて、一部は配管68を通って低圧溶液 熱交換アッセンブリ22へ送られ、他部は配管70を通ってブースターポンプ2 1Bへ送られて更に加圧されて、配管72を通って高圧溶液熱交換アッセンブリ 24へ流される。水性流体の流れ方向、冷凍剤蒸気の流れ方向、冷凍剤溶液の流 れ方向及び冷却された溶液の流れ方向は、各種配管に重ねられた適宜の矢印によ り全図を通して表示されている。アッセンブリ16のヘッダー48及び50は、 各種の濃縮冷凍液、冷凍剤溶液又はシステム10に対して選択された運転モード (冷却又は加熱)によって溶液制御モジュール26からの冷凍剤蒸気を受け入れ る。冷却モードにおいては、濃縮された冷凍剤溶液は、四路切換え弁78にも接 続されている入ロア4と配管76を介してヘッダー50に受け入れられる。同じ システムモードにおいて、冷凍剤溶液は切換え弁78にも接続されている入口8 0と配管82を介してヘッダーアッセンブリ48に受け入れられる。冷却から加 熱及び加熱から冷却へのシステム10の運転モードの切換えは′、基本的には、 先づ切換え弁78を駆動することによってその出力流を配管76と82に切り換 え、そしてバイパス弁89と蒸気弁88を駆動することにより、達成される。ヘ ッダーアッセンブリ48は、入口84と配管86とを介して、システムの加熱運 転モードにある低圧液化器アッセンブリ34から、冷凍剤蒸気を受け入れる。配 管84を通る冷凍剤蒸気の流lは、システムが加熱モードにある時だけ、蒸気弁 88を開くことによって制御される。弁88は低圧放出器36内を所望の昇圧状 態に維持し得る大きさを有している。
蒸発器/吸収器アッセンブリ16のヘッダー52は、管アッセンブリ44を通っ て垂直方向上方へ流される水性流体を受け入れ、そしてこの流体は出口90から 配管92を介して、溶液調整器モジュール26の外側環状冷却ジャケット(熱交 換器)96の入口94へ流される。
冷却ジャケット(熱交換器)96を介して流れた後、この流体は水ループ熱交換 器12及び配管54へ戻すため出口100及び配管98を介して流される。
配管64から配管68及び70への金線冷凍剤溶液の「分割」は、基本的には、 ポンプ21Aと21Bのポンプ特性の選択によって制御される。その代わりに、 別々に制御される流量割り当て弁が配管64.68及び70の接続部に取付けら れてもよい。何れの場合も、金運冷凍剤溶液の全流量は分割されて、分離された 平行な放出/吸収ループの各々を通しての流量が実質上同じ冷凍剤蒸気濃度範囲 を持つようにされる。第5図とその関連説明を参照されたい。
空調システム10のもう一つの重要なモジュールは、28で指示されたガスバー ナー/高圧放出器上ジュールである。ガスバーナーアッセンブリ40は普通の構 造と作用のものである。然し、その燃焼生成物は、熱交換されて放出器アッセン ブリ42へ流され且つ適当な調節壁102により低圧及び高圧溶液熱交換器22 及び24へ流される。調節壁102は、矢印によって示された燃焼生成物の流れ を作り、その流れを、熱輸送する溶液調整器モジュール26へではなくて、ビル ディングの暖房管34へ向ける。バーナーアッセンブリ40は又、システムの能 力増大方法に関連して後述されるような二水準の熱出力を持つように構成されて いてもよい。
高圧放出器アッセンブリ42は、基本的には、濃縮された冷凍剤溶液のループを 保持し且つ配管+10によって高圧液熱交換器24の入口162(第7図)に接 続された出口106を持つ、底付きの円筒室である。配管lIOは、システムの 無抵抗の流れを制御する目的で、毛細管111の如き流量制限器を含んでいる。
毛細管111の代わりに、オリフィスの如き一定値流量制限器の他の各種形式の ものが置換されてもよい。放出器アッセンブリ42の底部と出口106の一部に 、適当な渦破砕器112を設置して、アッセンブリ42の上部領域から出口10 6への通路に蒸気が発生しないようにする。放出器アッセンブリ42は又、バー ナー燃焼生成物の流路内に設置された予加熱コイル114を含んでいる。予加熱 コイル114内の好適な溶液通路は上方へ向かう螺旋をなしていて、単純構造で 通路長が最大となるようにされている。燃焼生成物は、予加熱コイル114と円 筒状の放出器モジュール28との間の環状空間内を予加熱コイル114の内側面 の上まで導かれ、その後、予加熱コイル114の外側面上を下方へ流される。予 加熱コイル114は、円筒状に展開されたプレートコイルであってもよいし、或 いは図示した如く、密接して積み重ねられたコイル配管であってもよい。
予め加熱された濃縮冷凍剤溶液は、予加熱コイル114の出口から放出器アッセ ンブリ42の入口116へ導かれる。好ましくは、入口116は、コイル114 から放出器アッセンブリ42の内部円筒表面に対しほぼ接線方向に内部室内へ予 加熱された冷凍剤溶液を向けるように方向が定められている。これは、放出され る蒸気から重い液体部分を分離するのを助ける渦又は遠心運動を作り出す。
冷凍剤蒸気発生の大部分は、放出器アッセンブリ42の垂直壁及び底壁を介して バーナーアッセンブリ40からの熱の熱交換によって達成される。放出器アッセ ンブリ42(及び更には高圧液化室38)内には、端部の開放された管状の調節 壁118が含まれていて、溶液蒸気と液体との分離達成を助けるようになってい る。基本的には、乾燥した冷凍剤蒸気が、調節壁118の下部内から溶液調整器 モジュール26の高圧液化室38の上方に設置された内部室へ直接通される。冷 凍剤蒸気は高圧液化室38の内側円筒表面上に凝結せしめられ、出口120を育 する環状室のカップ部へ排出されて、凝縮液として集められる。配管122は出 口120を低圧溶液熱交換器22の入口124(第6図)に接続されている。又 、配管122は、以下に説明する流量制御目的のために毛細管123の形で流量 制限手段を組み込んでいる。
溶液調整器モジュール26は、蒸発器/吸収器モジュール16から受け取った水 性流体を流し且つ循環させる周囲の環状熱交換器ジャケット96を存している。
環状熱交換器ジャケット96の内側には、直接、配管86に接続された上部出口 126と配管130により切換え弁78に接続された下部出口128とを有する 、独立した管状の低圧液化器アッセンブリ34がある。配管130は又流量制御 の目的で毛細管131を含んでいる。低圧液化器アッセンブリ34は、上部に接 続されたオリフィス通路即ち凝縮用開口132を介して内部に設置された同心の 環状低圧放出器室36から、冷凍剤蒸気を受け取る。
環状低圧放出器室36は、配管136に接続された上部入口134を存していて 、低圧溶液熱交換器22の出口(第6図)から予熱された金運冷凍剤溶液を受け 取るようになっている。放出器室36は又、配管142に接続され且つその配管 142を介して調整された濃縮冷凍剤溶液を更に流すため、低圧液熱交換器アッ センブリ22に入口144(第6図)の位置で接続された下部出口140を存し ている。溶液は、室38の外側表面の全長に亘って流れ落ちて、室38内に冷凍 剤蒸気を液化するのに必要な冷却作用を与え、オリフィス開口132を通って低 圧液化器アッセンブリ34内へ蒸気を流すようにする。
低圧溶液熱交換器アッセンブリ22は更に、入口146が配管68に接続されて ポンプ21Aから精秤溶液を受け取り、出口148(第6図)が配管150に接 続されてシステムの冷却モードにおいて切換え弁78へ温度調整された濃縮冷凍 溶液を流し、且つ出口152(第6図)が配管154に接続されて切換え弁78 へ濃縮された冷凍剤蒸気を流すようになっている。配管110,120及び13 0と同様に、配管150も又、後述するシステムの制御目的のために毛細管15 1を挿入した形で流量制限を行うようになっている。高圧液化器室38からの液 化物(液状冷凍剤)は管180内に流されて、補助の冷却用エネルギーが、低圧 放出器アッセンブリ36から管182を介して給送された精秤冷凍剤溶液を加熱 する過程で、再生され得るようになっている。
高圧溶液熱交換器24は、入口160(第7図)が配管72に接続されてブース ターポンプ21Bから高圧の精秤冷凍剤溶液(弱い吸収剤)を受け取り、且つ入 口162(第7図)が配管110に接続されて放出器室42の底部から濃縮冷凍 剤溶液を受け取るようになっている。
出口164(第7図)は配管166に接続され、且つ次に放出器モジュールの予 加熱コイル114の入口に接続されている。コイル114の出口は配管+67に より放出器室42の入口116に接続されている。高圧溶液熱交換器24の出口 16Bは配管170に接続されて、切換え弁78へ濃縮された冷凍剤溶液を流す ようになっている。
弁88は、システムの運転を冷却及び加熱モードに切り換えるため、切換え弁7 8の駆動に関連して駆動される。基本的には、弁88はシステムの運転が冷却モ ードにある時閉じられ、システムか加熱モードに切り換えられた時開かれる。バ イパス弁89はスタート時のみ開かれて、溶液が蒸発器/吸収器モジュール16 の頂部に在るヘッダーまで戻され得るようにスタート時に圧力が十分な値になる まで、低圧放出器の排出出口140から溶液が重力で戻され得るようにする。
第4図には、縦軸上に冷凍剤溶液蒸気圧(P)が、又横軸上に蒸気温度(T)と 低下する蒸気濃度(X)が夫々プロットされた、従来の二重効果型吸収冷凍サイ クルに対する特性線図が提供されている。この図は、空調システム10に利用さ れている二重効果型吸収冷凍サイクルに対する第5図の特性線図と比較されるべ きである。
第4図を参照して、点A及びBは従来の二重効果サイクルにおける吸収過程の境 界になっているが、点Aによって限定された濃度における濃縮溶液は、点Cによ って示された状態で蒸発する冷凍剤により、点Bで示された平衡出口状態まで薄 められる。蒸発の抑圧温度点Cは、吸収過程の温度A−Bが温度を周囲温度まで 戻す間に冷却を行う。点Bにある精秤溶液は、点Hにおける圧力よりも十分に高 い圧力まで押し上げられて、二段階の回復性の熱交換路を介して点B、!−Hと の間で流れることを可能にする。点Hに近付くように加熱された精秤溶液は、シ ステムを駆動する外部熱入力によって状態Iまで部分的に薄められる高い位置に ある放出器へ送られる。この部分的に薄められた溶液は、高い位置にある放出器 へ送られた濃縮溶液がWからN′まで加熱されると、■からEまで冷却される。
平衡点Hは便宜上の基準値として使用され、その温度は通常回復性の予加熱(熱 交換)によっては達成されない。
放出過程H−Tで放出される純粋な蒸気は、温度E−Fよりも高い温度Gにおい て濃縮されて、この濃縮エネルギーが点EとFの間の低放出過程における溶液を 更に濃縮することができるようにする。低放出過程(E−F)中に放出される蒸 気は、温度りにおいて液化せしめられる。低液化点りは、高液化点Gが低放出過 程E−Fまで温度を戻すのに対して、′周囲温度まで温度を戻す。
低放出過程における溶液の追加的な濃縮は、そのサイクルI’((Gにおける高 い濃縮過程)に放出される熱によって行われ、「第二効果」として引用される。
Fにおいて十分に濃縮された溶液は、BからWまでの過程で精秤溶液を加熱する ので、(はぼ)FからAまでの過程で冷却される。
このサイクルにおいて使用される平行な溶液の流れにおいて、Lにおける気化量 は(Dと同様の)M及び(Gと同様の)Qにおいて濃縮された冷凍剤を再気化さ せるCにおける気化量を等価である。然しなから、溶液ループは、二重効果サイ クルを創出するため協働作用可能に構成された二つの単一効果ループの如き作用 とは全く異なる。Kにおいて、精秤溶液は吸収器を出発して、溶液が濃縮される N−濾過径で、低位置にある放出器に入る前に、KからN′で熱交換に打ち勝つ のに十分な圧力高さまで押し上げられて、放出された蒸気はMにおいて液化せし められる。Pにおいて濃縮された溶液は、PからJまでの間で冷却されて、Kか らN′の間で精秤溶液を前述のように加熱するための熱を供給する。JからKに 至る吸収過程で単一の効果サイクルが完了する。
精秤溶液は、高圧サイクルのためにUにおいて吸収器を出発し、加圧後、Rの位 置に平衡温度がある高放出器に入る前に、約R′点まで回復可能に加熱される。
RかSまでの過程は、放出器アッセンブリ42と、バーナーアッセンブリ40に よって供給される熱による予加熱コイルと、106を出発する状態Sにある溶液 とに関連して記述された。高圧溶液熱交換824は、精秤溶液がKからR′の間 で呼び加熱される時、SからTの間で濃縮溶液を冷却する。高圧熱交換器241 点Tを出発した溶液の流れは、低圧溶液熱交換器221点Jからの溶液流と合流 し、そして合流した溶液流は蒸発器/吸収器16に入る。点には正確には点Uで あるが、点JとTはほぼ同じである。
このサイクルを使用する本発明の一つの特徴は、吸収能力に損失のない多(の従 来の二重効果サイクルにおいてはBからAへの濃度変化が大きいのに対して、蒸 発器/吸収器モジュール16を通過するUとTの間の濃度変化が小さいと言うこ とである。これは、第4図と第5図で点Zによって表示された結晶化限界に対し てより太きな実施余地を許容する。
このサイクルの追加的な特徴は、低圧熱交換においてQからMへの補助冷却エネ ルギーを回収できることである。このシステムの更なる利点は、溶液熱交換器2 2及び24に亘って流れる排気ガスから熱を回収できることである。これらの二 つの効果は、低圧溶液熱交換器22における多重熱交換の結果として、点N′を 点Nにより近付けることによってサイクル効率を改善する。同様に、高圧溶液熱 交換器24へ排気熱を加えることは、点R′を点Rにより近づけることになり、 従って、各放出過程によって要求される熱量を減らすことによってサイクル効率 を増大させることになる。
システムIOにおける上述の溶液熱交換器22及び24は、何れも螺旋構造のも のであり、且つバーナーの燃焼性生成物の流路内にあるガスバーナー/高圧放出 器上ジュール26を取り囲んでいる。熱交換器22と24の更に詳細な説明は第 6図及び第7図において夫々なされる。
低圧溶液熱交換器22(第6図)は、基本的には、管内に管かあり更にその管内 に管があるように構成されている。最も内側にある金属管180は、その対向端 が配管122と150に接続されて、切換え弁78を介して蒸発器/吸収器モジ ュール16へ向かう冷凍剤を冷却するようになっている。管180は、対向端か 配管68と136に接続されて低圧ポンプ21A(第6図上の点K)から低圧放 出器室36(第5図上の点N’)の上方内部へ流される精秤冷凍剤溶液を加熱す るようになっている表面の伸ばされた金属管182内に、同心的に配置されてい る。次に、管182は、対向端が配管142と150に接続されて低圧放出器室 36から蒸発器/吸収器モジュール16へ流される濃縮冷凍剤溶液を冷却するよ うになっている金属管184内に、同心的に配置されている。
高圧溶液熱交換器24(第7図)は、基本的には、管内に管があるように構成さ れている。最も内側の金属管186は、表面が延ばされた構成を有していて、対 向端が配管110と170(夫々第5図の点SとTにある)に接続されて、高圧 放出器室42の最下領域からシステムの運転モードに依存する蒸発器/吸収器モ ジュール16のヘッダー48又は50の何れかへ冷却後の精秤冷凍剤溶液を流す ようになっている。管186は、対向端が配管76と166に接続されてブース ターポンプ21Bから点R’ (第5図)にあるバーナー/高圧放出器28内の 予加熱コイル114へ流される希挿冷凍剤溶液を加熱するようになっている金属 管188内に、同心的に配置されている。
第8図は、蒸発器/吸収器管アッセンブリ44(第3図)の−構造を示す詳細断 面図である。各垂直アッセンブリは、金属の螺旋状フィン192又は外表面に接 合された他の表面熱伝達増大手段を備えた外部金属管190から成っている。管 190内には螺旋状に巻かれた分配スプリング194が挿入されており、スプリ ングは螺旋状の線に沿って管190の内表面に接触している。管190とスプリ ング194内には、普通の一体の外部針状突起198を有する最内側金属管19 6が同心的に配置されている。管196は蒸発器/吸収器アッセンブリ16を介 して水性液状の冷凍剤を流すように作用する。
液化した冷凍剤溶液は、分配空気の空気流中で内部の熱移動表面上を重力により 垂直方向下方へ流される(冷却モード)2次に、気化された冷凍剤は、針状突起 198により作られた拡大表面を濡らす濃縮された溶液によって吸収された管1 90と196との間の垂直な環状通路を放射方向に流れる。(濃縮された冷凍剤 溶液は、管196の外部とヘッダー50の底部の下方へ曲げられた出口開口縁と の間に形成された環状ギヤ・ツブ197から管196の外表面上に流される。) 管190の直接対向した表面と環状通路を画成する針状突起198との間の半径 方向最小間隔(例えば、1/8インチ(約3.2mm)は、一方の過程から他方 の過程への液体流の交差を防止するために必要である。管アッセンブリ44の廉 価な別の構成としては、管190/フィン192の代わりに普通の垂直溝付きで 且つ螺旋状の管300(第13図)か管196/針状突起198の代わりに同様 に捩じられた縦溝付きの管の、何れか又は両方を含んでいてもよい。
第13図で注意すべきことは、溝付きの内管302は軸線303により示された ように横断面において下方且つ外方へ傾斜していて、システムの冷却モード運転 及び加熱モード運転の何れかにおいても濡らされている熱移動表面を増大させる ようにすることが好ましい、と言うことである。加熱モードにおいて、濃縮され た溶液は管190(300)の内部全体に亘って流され、且つ吸収熱は外部フィ ン192又はその均等物を含んだ管190(300)の外部熱移動表面との気体 接触によって空気流中へ移動せしめられる。加熱モードにおける蒸気は、前述に ようにヘッダー人口84を介して供給されて、管190と196との間の環状空 間を通って軸方向へ移動しなければならない。加熱を増大させることなしに、液 化した冷凍剤は、大きな変化なしに管196の外部熱移動表面を下方へ流れて、 ヘッダー46の精秤冷凍剤溶液と混合せしめられる。加熱を増大させるために( 第11図と、第12図についての説明を参照)、液状の冷凍剤は管196の内部 を流れる加熱された水性流体により気化せしめられ、生成された蒸気は管190 の内部熱移動表面上にある溶液に吸収されるように環状ギャップを横切って放射 方向に流れる。かくして、管190によって移送される追加の熱が周囲の空気流 中へ放出される。
蒸発器/吸収器モジュール16の別の構成が、第9図に略示され且つ全体が20 0として指示されている。モジュール200は、上部及び下部冷凍剤蒸気へラダ ーアッセンブリ206及び208により独立した吸収器アッセンブリ204に結 合された独立した蒸発器アッセンブリ202から成っている。入口58.74及 び80と出口60及び90は、第3図に略示したシステムにおける同一符号の付 された入口と出口に対応している。モジュール200は第3図及び第8図のモジ ュール16よりも廉価に製作できるように思われる。
第9図の蒸発器/吸収器構成においては、隔置されたフィン付き管190はアッ センブリ202内において垂直方向に向けられている。分配空気は、この管の外 部のフィン付き熱移動表面全体に旦って通過する。液状冷凍剤は、システムの冷 却モードで入ロア4を介して流され、そして(図示しない)適当な点滴装置21 0により管190の内部へ導入されて、分配空気からの熱によって気化せしめら れる。生成された冷凍剤蒸気は、そのように図示されてはいないが好ましくは短 い(例えば、4−5インチ(約10−110−l3密結合連結ヘッダー206゜ 208を介して、吸収器アッセンブリ204へ循環せしめられる。システムの冷 却モードにおいて人口80を介して導入された濃縮冷凍剤溶液は、適当なヘッダ ー(図示せず)から管196を含んだアッセンブリの外部熱移動表面全体に亘っ て流されて、管196を通って流される水性液によりアッセンブリ204内で冷 却される。蒸気の吸収から濃縮された溶液への結果物である金縛冷凍溶液は、下 部吸収器アブセンブリ管シート(図示せず)の下にあるヘッダーに集められて、 出口60及び配管62を介してポンプ21Aへ流される。出口60は、ヘッダー 208の蒸気通路の僅か下方で且つヘッダー又は管196のための下部管シート の上方の位置に、配置されている。
システムの加熱運転モードにおいては、既述の如き適当な弁切換えにより、アッ センブリ204はシステムの蒸発器として作用し、又アッセンブリ202はシス テムの吸収器として作用する。この運転モードにおいては、冷凍剤蒸気は、入口 84を介して(及びヘッダー206と208から)導入されて入ロア4において 濃縮された溶液入力内へ吸収されて、垂直管190全体に亘って流れる空気流へ 熱を移送する。
第1θ図は、冷却剤液又は濃縮された冷凍剤溶液212を、ヘッダー48から隣 接した蒸発器管190内へその垂直内部表面の位置でほぼ接線方向へ存利に給送 するための、改良された流量制置要素210が略示されている。第1θ図に略示 された管!90は更に、第8図に示された流体分配スプリング194を含んでい る。(第8図の同心的に配置された内部水性液管196は図示を明瞭にするため 第1O図では省略されている。)一実施例においては、はぼU字形をしていて転 倒状態に置かれた流量制御要素210は、直径が3/16インチ(約4.8−) で壁厚が0.053インチ(約1. 3M)の管で構成された。ここで注意すべ きことは、蒸発器/吸収器へラダーアッセンブリ48に冷凍剤液又は濃縮された 冷凍剤溶液の本体を構成し且つこれを収容するヘッダー仕切り箱の壁214に配 属された如き点滴管210は、サイフオン管又は毛細管のようには作用しなかっ たと言うことである。然しなから、管210を介しての管190への一回の溶液 の僅かな流れは、システムの運転中ポンプ作用と点滴作用との組合せによって開 始され、その流れは、流体212の上面水位かへ・ラダーアッセンブリ48内の 管の開口の位置よりも僅かに下っても表面張力とメニスカス効果とにより、続い た。管210は公知の吸収冷凍システムの点滴流及び毛細管制御装置のおける代 表的なものよりも大きい内径を存しているため、管210は、液状冷凍剤又は冷 却剤溶液中に偶然に含まれる汁物により妨害され易くはなかった。
第10A図は、管190内の流量分配要素194(螺旋スプリング)により達成 される表面「洗浄」効果を示す第1O図の拡大部分図である。この図に示された 如く、管210によって管190内へ流れる液体は、管190の内表面と分配要 素194との接触線の上下のメニスカスを形成する。このメニスカスは、r波の うねり」のように分配液が管内表面全体に亘って流れるのを大いに助けて、管の 外部と共に熱の移動を改善し且つ環状の蒸気空間へ多量の熱を移送させることが できる。
第11図は、加熱運転モードにおける空調システム10の運転能力を大いに増大 するために実施され得る方法と変形を理解するのに助けとなるエネルギーの流れ 線図を示している。第12図はその一変形例を略示している。
既述の如く、ガスバーナーアッセンブリ40は、選択的に運転可能の二つのレベ ルの熱出力能力を適宜装備することができる。基本の燃焼レベルを選択すれば、 冷却運転モードにある第3図のシステム構成を使用して冷却モードの諸口的を達 成することができる。基本レベルよりも上の補助バーナー能力レベルは、第11 図に示されたエネルギーの流れの「特別燃焼」区分にある。
より重要なことは、第3のシステムlOは又、第12図に示したように変形して 、第11図の「増加」区分に示したエネルギーの流れ能力を含むようにすること もできる。これは、水性流体加熱コイル222.二つの三路バイパス弁224及 び226並びに相互接続配管228及び230と図示のように協働する補助バー ナーアッセンブリ220を設けることにより、達成されることができる。
弁224と226が加熱モードの能力を増大させるように駆動されると、熱交換 器ジャケット96へ循環せしめられる水性流体は熱交換器12に対しバイパスの 関係でコイル222へ流れるように向けられて、それにより、蒸発器/吸収器モ ジュール16へ流される水性流体の温度は大いに高められる。
溶液制御モジュール26の構成と、各種冷凍剤蒸気。
冷凍剤液及び冷凍剤溶液の該モジュールへの流れ制御。
該モジュール内部での流れ制御及び該モジュールからの流れ制御とに関して、幾 つかのコメントがある。基本的にはモジュール28をモジュール26に接続する 調整管118は高圧液化器38を画成する熱移動シェル(壁)内に同心的に配置 される。高圧放出器モジュール28内で放出されて調節管118を介して流され る冷凍剤蒸気は、(低圧放出器室36内の精秤溶液の冷却効果によって)高圧液 化室38の外表面上で液化せしめられ、液化物として、出口120を有する下部 液化器の環状カップ部内に集められる。高圧液化室38は、代表的には、約30  psia (約2. 1 kg/an’ )から約60 psia (約4゜ 2kg/an’)の圧力範囲の蒸気圧を得ることができる。
低圧放出器室36は、高圧液化室38を同心的に取り組んでいて、入口134を 経て重力により液化室38の壁の外表面全体に亘って流されるべき精秤冷凍剤溶 液を受け取り、その壁を介して高圧液化室38内の蒸気からの熱の移動によって 加熱される。精秤溶液から分離された蒸気は、オリフィス132を通って低圧液 化室34内へ入り、残りの濃縮された冷凍剤溶液は、出口140を通って配管1 42へ流されるように、放出器室36の下部環状カップ部に集められる。低圧溶 液熱交換器22において更に冷却された後、その濃縮された冷凍剤溶液は流量制 限器+51を経て配管150内へ流し込まれ、そこから切換え弁78へ流される 。
低圧溶液熱交換器22の入口142と出口154との間の通路の流れ抵抗は、濃 縮冷凍剤溶液の流れに対し大きな制御となり、かくして、ヘッダー48.50は 熱交換過程において有用な流れの利用可能性を最大にする。
低圧液化器アッセンブリ34は、低圧放出器室36を同心的に取り囲んでいて、 オリフィス132を介して低圧放出器室36から蒸気を受け取る。この蒸気は、 部分的に冷却ジャケットをも画成している液化器室の円筒表面上で液化され、集 取用の出口128を育する下部環状液化器アッセンブリのカップ部へ重力により 流れる。液化物配管130内の流量制限器+31の影響と、液化器アッセンブリ の熱移動表面(壁)と集取カップの自由表面との相互作用により、蒸気液化圧力 が下がると、液化物ループの自由表面は上昇して、液化器アッセンブリの熱移動 表面の下部に液化されるべき蒸気が出入りするのを阻止する。この作用は熱移動 に有用な表面積を減らし、従って、大きな平均温度差ができることを必要とする 。
成る量の蒸気は液化しないままで残り、平衡状態になるまで液化圧力を上昇させ る。この圧力効果は、環状の集取カップ内の液化物ループの自由表面が長い程、 高さによる効果よりも可成り強く、周囲条件の大きな変化はシステムの上方運転 圧力における適度の変化を生ぜしめるに過ぎない。
低圧液化器アッセンブリ34内の過剰圧力が集められた液化物(液状冷凍剤)の 自由表面を環状集成カップより下方へ移動されると、液体が飽和状態に達して気 泡が溢れ始める毛細管装置131内の点も又下方へ動く。流量制限装置(管挿入 部131)内または該装置の位置での気泡の存在は、部分的な速度を増大させ、 管の流れ抵抗を根本的に変える。これら二つの上下変化は又、周囲条件の変動に 対する応答性を増大させて、システム全体における実際の圧力変動が相対的に小 さくなるようにする。
同様に、高圧液化室38の(出口120を備えた)液化物集取カップの変位及び 配管122内への毛細管123の装備によって、液状冷凍剤の流れ及び高圧液化 室38に関連する液化圧力の点で、システムの制御機能が改善される。又、配管 154に取り付けられた毛細管要素155は、低圧放出器室36からの濃縮され た冷凍溶液の流れ及び低圧放出器室36内の圧力のための制御機能を同様に改善 する。
流体の流量制御についてのこれらのモードを実行するに際して、高圧液化室38 内の液化物の表面水位は、常に、低圧放出器室36内の液化物の表面水位よりも 遥に高い位置に維持される。
最後に、高圧放出器室42が作動する圧力レベルは相対的に高い(例えば30− 60 psia)ため、精秤溶液のループ104の水位の変化は、配管110内 の吐出流量を配管72,166及び161を介しての流入量と均衡させるのに余 り効果はない。配管110に挿入された毛細管111は、所望の流量を得るため の速度ヘッドが106への開口上方のループ104の所望の表面高さヘッドに丁 度調和するように、直径寸法が限定される。放出器室42内の圧力が増大してル ープから溶液が吹き出るようにされると、その結果生じる高さヘッドの損失は毛 細管111内に蒸気を溢出させて、蒸気と液体の混合流が高圧溶液熱交換器24 内に入るようになってしまう。
一度この状態が起きると、熱交換器24内へ冷凍剤溶液を流入させるため飽和圧 力を下げるように温度を変化させても、流れ抵抗の増大と上方に向うコイル通路 とのために、蒸気含有量はそのまま維持されてしまう。この構成は、実際には、 配管110を流れる排出流量を制限して、総ゆる運動条件において溶液の適正在 庫品が放出器室42において役立てられるようにする。
高圧放出器室42と高圧液化室38は、代表的には、30乃至60 psiaの 範囲の高い運転圧力を持っているのに対して、システム10の低圧構成要素の代 表的な運動圧力は2.5乃至4 psia (約175.5g/alt乃至28 0.9g/aりの範囲にある。
蒸発器/吸収器モジュール16は、代表的には、O8■乃至0.2psia(約 7.0g/al乃至14.0g/d)程度の低い運転圧力で機能する。
ここで理解されるべきことは、本発明は特に好適実施例と幾つかの構成例とを以 て開示されたが、ここに開示された概念の各種の修正及び変形が当業者によりな され得る、と言うことである。かかる修正及び変形は、総て本発明の範囲並びに 請求の範囲内にあるものと考えられる。
国際調査報告

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.空気冷却運転モードと空気加熱運転モードとを有するビル内空調用吸収冷凍 システムにおいて、a)外側空気熱移動表面と内側液状冷凍剤/濃縮冷凍剤溶液 熱移動表面とを夫々有するほぼ垂直な複数の第一管部材と; b)内側水性流体熱移動表面と外側液状冷凍剤/濃縮冷凍剤溶液熱移動表面とを 夫々有していて上記第一管部材と協働するほぼ垂直な複数の第二管部材と; c)システムの空気冷却運転モードと空気加熱運転モードの何れにおいても上記 第一管部材の外側空気熱移動表面間とその周りにほぼ水平方向のビル内空気を流 す空気分配手段と、 d)システムの空気冷却運転モードにおいて上記第二部材の内側表面に熱移動を 行わせて該第二管部材を介して水性流体を冷却し且つ流し、又システムの空気加 熱運転モードにおいて上記第二管部材の内側表面に熱移動を行わせて該第二部材 を介して水性流体を加熱し且つ流す、水性流体ループ手段と、e)システムの空 気冷却運動モードと空気加熱運転モードとにおいて、液体冷凍割き濃縮された冷 凍剤溶液とを、上記第一管部材の内側熱移動表面と上記第二管部材の外側熱移動 表面とに別々に且つ同時に流す吸収冷凍流体分配手段と; の組合せを含み、上記吸収冷凍流体分配手段は、空気冷却運転モードにおいて、 上記第一管部材の内側熱移動表面へ液状冷凍剤を垂直方向の重力流としてながす と共に、上記第二管部材の外側熱移動表面へ濃縮された冷凍剤溶液を垂直方向の 重力流として流し、且つシステムの空気加熱運動モードにおいて、上記第二管部 材の外側熱移動表面へ液状冷凍剤を垂直方向の重力流として流すと共に、上記第 一部材の内側表面へ濃縮された冷凍剤溶液を垂直方向の重力流として流すように した、ビル内空調吸収冷凍システム。
  2. 2.上記第二箸部材の外側熱移動表面は上記第一管部材の内側熱移動表面の内部 に同心的に配置されており、該外側及び内側熱移動表面は、ほぼ垂直な環状通路 を形成し、且つ液体冷凍剤と濃縮された冷凍剤溶液とが横方向へ流れるのを排除 する最小距離だけ互いに離れている、請求の範囲1に記載の空調システム。
  3. 3.上記各第一管部材の内部には螺旋状の流体分配手段が含まれていて、該螺旋 状流体分配手段は、上記第一管部材の内側熱移動表面と接触し且つ上記吸収冷凍 流体分配手段から吸収冷凍流体を受け取った時上記第一管部材の内側熱移動表面 上に液体のメニスカスを形成するようになっている、請求の範囲1に記載の空調 システム。
  4. 4.上記第一管部材の内側熱移動表面と一体に形成された螺旋状の流体分配手段 を更に含んでいて、該螺旋状流体分配手段は、上記吸収冷凍流体分配手段から吸 収冷凍流体を受け取って重力によって流す螺旋溝から成っている、請求の範囲1 に記載の空調システム。
  5. 5.上記第二管部材の外側熱移動表面と一体に形成された流体分配突起手段を更 に含んでいて、該突起手段は、上記吸収冷凍流体分配手段と上記第二管部材の外 側熱移動表面から吸収冷凍流体を受け取って重力によって垂直方向下方へ流すよ うになっている、請求の範囲1に記載の空調システム。
  6. 6.上記第二管部材の外側熱移動表面と一体に形成された流体分配突起手段を更 に含んでいて、該突起手段は、上記第一管部材の内側熱移動表面と対向して半径 方向外側に該内側熱移動表面とは接触していないように配置されている、請求の 範囲2に記載の空調システム。
  7. 7.上記第二管部材の外側熱移動表面と一体に形成された流体分配突起手段を更 に含んでいて、該突起手段は、上記螺旋状流体分配突起手段又は上記第一管部材 の内側熱移動表面の何れかに対向して半径方向外側にそれと接触することのない ように配置されている、請求の範囲3に記載の空調システム。
  8. 8.冷凍剤蒸気ヘッダー手段を更に含んでいて、該冷凍剤蒸気ヘッダー手段、上 記第一管部材を上記第二管部材に、蒸気を循環させることができるような関係に 密に結合させている、請求の範囲1に記載の空調システム。
  9. 9.上記吸収冷凍流体分配手段と協働し且つ上記第一及び第二管部材に対して液 状冷凍剤と濃縮された冷凍剤溶液を交換するように作動し得る切換え弁手段を更 に含んでいて、該切換え弁手段は、システムの運転モードを空気冷却から空気加 熱へ又は空気加熱から空気冷却へ変更する時作動せしめられるようになっている 、請求の範囲1に記載の空調システム。
  10. 10.上記螺旋状流体分配手段は更に隔置された複数の刻み目を更に含んでいて 、該刻み目は、上記螺旋状流体分配手段と上記第一管部材の内側熱移動表面との 間の螺旋状の接触線に沿って而も該接触線から離間せしめられている、請求の範 囲3に記載の空調システム。
  11. 11.上記水性流体ループ手段と協働する増加熱源を更に含んでいて、該増加熱 源は、ビルディングの外部にあって且つ上記外側熱移動表面を介して流れる液体 冷凍剤の温度よりも高い温度において役立つ熱を有する大気を含み、該大気は、 上記システムが空気加熱運転モードで運転される時、上記水性流体ループ手段を 介して流れる水性流体と上記第二管部材へ流される液状冷凍剤を加熱するように なっている、請求の範囲1に記載の空調システム。
  12. 12.バイパス弁手段を介して上記水性流体ループ手段と協働する補助熱源を更 に含んでいて、該補助熱源は、上記システムが上記第二管部材へ流された液状冷 凍剤を加熱するため加熱運転モードへ切り換えられた時、上記バイパス弁手段の 駆動により上記水性流体ループ手段へ移送される熱の貯蔵器を含んでいる、請求 の範囲1に記載の空調システム。
  13. 13.上記水性流体ループ手段と協働する増加熱源を更に含んでいて、該増加熱 源は、上記システムが空気加熱運転モードへ切り換えられた時、上記第二管部材 へ流された水性流体と液状冷凍剤を加熱するように選択的に作動せしめられる補 助バーナーとこれに協働するコイルとを含んでいる、請求の範囲1に記載の空調 システム。
  14. 14.希釋冷凍剤溶液から冷凍剤蒸気を生成する放出器ユニットと、該放出器ユ ニットにより生成された冷凍剤蒸気から液化された液状冷凍剤を生成する液化ユ ニットと、を有する吸収冷凍システムにおいて、a)放出器室の底部に隣接配置 されたほぼ環状のバーナー手段からの希釋冷凍剤溶液に含まれる冷凍剤蒸気の放 熱を受け取る、ほぼ垂直な細長いほぼ円筒状の放出器室と; b)上部から上記放出器室内へ同心的に延びていて該放出器室を上記液化ユニッ トに協働するように接続された、ほぼ垂直な細長いほぼ円筒状の開放管状調整部 材と; c)希釋冷却剤溶液を上記管状調整部材の領域内にある上記放出器室へ向ける入 口手段と;の組合せを含み、上記入口手段は、放出器室の垂直円筒壁に対しほぼ 接線方向に希釋冷凍剤溶液を向け、該溶液に渦巻き運動を与えて上記管状調整部 材の垂直範囲において蒸気から液体を分離するようになっている、吸収冷凍シス テム。
  15. 15.上記放出器室を包囲するように配置された溶液予備加熱コイルを更に含ん でいて、該予備加熱コイルは、上記バーナー手段からの燃焼生成ガスによって加 熱されて、上記溶液が上記管状調整部材の領域内にある上記放出器室内へ向けら れた時希釋冷凍剤溶液から加熱された冷凍剤蒸気を分離させるようになっている 、請求の範囲14に記載の空調システム。
  16. 16.冷凍剤液の流れから濃縮された冷凍剤溶液の流れの中へ蒸発した冷凍剤蒸 気の吸収により希釋冷凍剤溶液の流れを作るようにした吸収冷凍システムであっ て、a)冷凍剤蒸気と濃縮された冷凍剤溶液内への放出のために希釋冷凍剤溶液 の流れの一部を受け取る高圧放出手段と; b)上記高圧放出器手段の放出冷凍剤蒸気を冷凍剤該内へ液化させる高圧液化手 段と; c)冷凍剤蒸気と濃縮された冷凍剤溶液内への放出のために希釋冷凍剤溶液の流 れの残部を受け取る低圧放出手段と; d)上記低圧放出器手段の放出冷凍剤蒸気を冷凍前液内へ液化させる低圧液化手 段と; c)組合わされた高圧放出器と低圧放出器内の濃縮された冷凍剤溶液内への蒸発 吸収のために、高圧放出器と低圧放出器の濃縮された冷凍剤溶液を組合わせて、 又高圧液化器と低圧液化器の冷凍剤波を組合わせて受け取る吸収器及び蒸発器吸 収手段と;の組合せを含み、上記高圧放出器の冷凍剤溶液と上記低圧放出器の冷 凍剤溶液が、放出中ほぼ同一の溶液濃度範囲を有している、吸収冷凍システム。
  17. 17.一対のポンプ手段を更に含んでいて、該一対のポンプ手段は、上記高圧放 出手段と上記低圧放出手段へ流れるシステムの希釋冷凍剤溶液の割合を決定する ポンプ特性を有している、請求の範囲16に記載の吸収冷凍システム。
  18. 18.上記一対のポンプ手段の一方は、上記吸収器及び蒸発器吸収手段から受け 取られた希釋冷凍剤溶液の総ての流れを、該希釋冷凍剤溶液の流れの残部を上記 低圧放出器手段へ流すのに十分なレベルまで加圧する充填ポンプであり、又上記 一対のポンプ手段の他方は、システムの希釋冷凍剤溶液の流れの一部を上記高圧 放出器手段へ流すのに十分なように、該希釋剤冷凍溶液の流れの一部を該充填ポ ンプ手段の吐出圧レベルから加圧するブースターポンプ手段である、請求の範囲 17に記載の吸収冷凍システム。
  19. 19.冷凍剤の放出を行うため上記高圧放出器手段へ熱を流し且つ残留熱を含む 燃焼物排気ガスを生成するガス燃焼バーナー手段と、上記残留熱によって加熱さ れる高圧熱交換器手段と、上記残留熱によって加熱される低圧熱交換器手段とを 更に含んでいて、該低圧熱交換器手段は上記低圧放出器手段で濃縮された冷凍剤 溶液を加熱し、又上記高圧熱交換器手段は上記高圧放出器手段へ流される上記希 釋冷凍剤溶液部分を追加的に加熱するようになっている、請求の範囲16に記載 の吸収冷凍システム。
  20. 20.周囲の大気中へ廃棄熱を流すため水性流体を冷却する水性流体ループ手段 を更に含んでいて、該水性流体ループ手段は、冷凍剤蒸気を上記低圧液化器手段 の冷凍剤液へ液化するため冷却するようになっている、請求の範囲16に記載の 吸収冷凍システム。
  21. 21.上記低圧熱交換器手段は、上記高圧熱交換器手段へ流れる上記希釋冷凍剤 溶液部分を追加的に加熱し、又上記高圧熱交換器手段は、上記高圧放出器手段へ 流れる上記希釋冷凍剤溶液部分を加熱するようになっている、請求の範囲19に 記載の吸収冷凍システム。
  22. 22.上記残留熱により加熱される予加熱熱交換器手段を更に含んでいて、該予 加熱熱交換器手段は、上記高圧放出器手段へ流れる上記希釋冷凍剤溶液部分を加 熱するようになっている、請求の範囲19に記載の吸収冷凍システム。
  23. 23.上記残留熱により加熱される予加熱熱交換器手段を更に含んでいて、該子 加熱熱交換器手段は、上記高圧熱交換器手段により加熱された希釋冷凍剤溶液を 更に加熱するようになっている、請求の範囲21に記載の吸収冷凍システム。
  24. 24.上記吸収冷凍剤流体分配手段と協働する蒸気弁手段を更に含んでいて、該 流体分配手段は、吸収される冷凍剤蒸気を、空気加熱運動モードにある上記第二 管部材の外側熱移動表面へ流される濃縮冷凍剤溶液中へ流し、又上記蒸気弁手段 は、上記切換え弁手段がシステムの運転モードを空気冷却から空気加熱へ切り換 えられた時、開弁状態へ作動せしめられるようになっている、請求の範囲9に記 載の空調システム。
  25. 25.冷却運動モードと加熱運動モードを有する二重効果型吸収冷凍システムに おいて、 a)冷凍剤蒸気を生成する垂直方向に細長く,ほぼ円筒状の低圧放出器室手段と ; b)上記低圧放出器室手段を熱移動可能の関係にほぼ同心的に包囲し、上部領域 において上記低圧放出器室手段から冷凍剤蒸気を受け取り、且つ上端部に蒸気出 口を持っている垂直方向に細長く、ほぼ円筒状の低圧液化器室手段と; c)上記低圧液化器室手段を実質包囲していて熱移動媒体を選択的に受け取る垂 直方向に細長くほぼ円筒状のジャケット手段と; の組合せを含み、該ジャケット手段は、システムが冷却運動モードにある間のみ 再循環せしめられる熱移動媒体を受け取り、上記低圧液化室手段はシステム冷却 運転モードにある間のみ液状冷凍剤を生成し、且つ上記低圧液化室手段の蒸気出 口からはシステムが加熱モードにある間のみ冷凍剤蒸気が流されるようになって いる、二重効果型吸収冷凍システム。
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