JPH0450559Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0450559Y2
JPH0450559Y2 JP1983145923U JP14592383U JPH0450559Y2 JP H0450559 Y2 JPH0450559 Y2 JP H0450559Y2 JP 1983145923 U JP1983145923 U JP 1983145923U JP 14592383 U JP14592383 U JP 14592383U JP H0450559 Y2 JPH0450559 Y2 JP H0450559Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
liquid crystal
crystal display
heat
support substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983145923U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6054994U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14592383U priority Critical patent/JPS6054994U/ja
Publication of JPS6054994U publication Critical patent/JPS6054994U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0450559Y2 publication Critical patent/JPH0450559Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はラジオ等の周波数表示等に使用される
液晶表示機構に関するもので、特に、液晶表示板
や照射用の発光体を金属製のホルダー内に収納し
た液晶表示機構に係る。
[考案の技術的背景] 最近、カーラジオ、パーソナル無線等の車載用
機器、或いは屋内設置タイプのFM受信機等の周
波数を表示するに当たつて、液晶を使用したデジ
タルタイプのものが使用されている。この様な液
晶表示機構は、自然光の得られない夜間等におい
ては表示を確認することが不可能な為、ランプ等
の補助照明が付設されている。そして、これらの
表示板や補助照明用の発光体は、ホルダー内に収
納された状態で、表示機構の支持基板に固定され
ている。
[背景技術の問題点] ところで、従来から知られているホルダーは、
成型加工が容易で価格も安いことから、専ら合成
樹脂性のものが使用されていた。
しかし、この様な合成樹脂性のホルダーは、熱
の伝導性が低く、内部に熱がこもりやすいという
欠点があつた。すなわち、表示板を証明するラン
プ等の発光体は、その種類により量の多少はある
ものの発熱を伴うことは避けられず、その発熱作
用により液晶が劣化し、表示機構の寿命が短くな
るという欠点がある。これを防止するには、表示
板と発光体とを離す等の手段が考えられるが、そ
の様にすると機構全体の小型化が不可能となるば
かりか、表示板と発光体を周囲から覆つているホ
ルダーの熱伝導性が悪いと、その様な配慮も有効
な解決手段とは成り得ない。
その上、周波数表示等に使用される液晶表示機
構は、表示する数字の桁数も多く幅が広いことか
ら、合成樹脂製ホルダーの様に放熱性が悪いと、
ホルダー自体が熱で変形を生じ、単に両端を固定
しただけでは支持基板上から浮上つてしまう。そ
して、これを防止するには、ホルダーと支持基板
との固定箇所を増加しなければならず、表示機構
の組立てが複雑化する不都合を招くことになる。
[考案の目的] 本考案の目的は、ホルダー内部の発熱が速やか
に外部に放熱され、発光体等の発熱による液晶の
劣化やホルダーの変形がなく、表示機構の寿命が
長い利点を持ち、しかも全体の小型薄型化が達成
された金属製ホルダーを具えた液晶表示機構を提
供することにある。
[考案の概要] 本考案の液晶表示機構は、液晶表示板や発光体
を収納するホルダーを金属材料のダイキヤスト製
品から構成したことを特徴とするものであり、ホ
ルダーを熱伝導性の優れた金属製とすることで、
内部の発光体等から生ずる熱をホルダーに伝達さ
せて表示機構外部に速やかに放熱させる様にした
ものである。
[考案の実施例] 以下、本考案の一実施例を図面により具体的に
説明する。
液晶表示機構を支持する基板1の中央部には、
表示機構を装着するための開口部2が設けられ、
この開口部2のコーナーの近くにはホルダー固定
用のねじ挿入孔3,3が設けられている。この基
板1に装着されるホルダー4は、一例として亜鉛
ダイキヤスト製品から形成され、その上面開口部
ら液晶表示板5やその背面に設けられる発光体6
が挿入されている。
即ち、発光体6は、その基板7上に配列固定さ
れた複数個の発光ダイオードを合成樹脂材料でモ
ウルドしたもので、この発光体6は、その前面側
から被せた透明樹脂製のカバー8によつて覆われ
ている。このカバー8は、その両端に設けられた
係止爪9を発光体6の基板7に設けた係合孔10
に挿入することで、基板7に固定されている。カ
バー8の上部には、その前幅に亘つて延びる嵌合
部11がカバー8の前面から背面に貫通する様に
設けられており、ここに導電性ゴム12が嵌込ま
れている。この導電性ゴム12は、その肉厚の中
央部に前後方向に延びる多数の細い導体13を挟
み込んで成り、その背面側の端部は前記ホルダー
固定用基板1の開口部2の上縁に露出している多
数本の液晶の基板側端子14に接触している。一
方、導電性ゴム12の前面側の端部は、液晶表示
板5の上部背面に設けられた液晶側端子15に接
触している。ここで、液晶表示板5は、2枚のガ
ラス板の間に液晶を挟み込んだもので、背面側の
ガラス板の上縁部を一段低く形成しておき、ここ
に液晶側端子15を露出させたものである。
これらの発光体6、カバー8、導電性ゴム12
及び液晶表示板5は、重ね合わされた状態でホル
ダー4内に組込まれている。そして、ホルダー4
の前面には窓16が設けられ、ここからホルダー
4内に挿入した液晶表示板5の前面が露出してい
る。なお、これらの部材のホルダー4内への組込
みは、まず液晶表示板5をホルダー4の前面側に
且つホルダー4と直接接触する様にして挿入し、
その上縁部をホルダー4の上縁部に後方に向かつ
て設けた係止縁17に係合させることで、ホルダ
ー4内出の上方への移動を防止する。次いで、発
光体6をカバー8で覆い、カバー8の嵌合部11
に導電性ゴム12を嵌込んだ状態で、これらをホ
ルダー4内に上方から挿入する。このとき、カバ
ー8の左右の側面に設けたガイド突起18をホル
ダー4の内面に設けた位置決め突起19の内側に
接触させることで、ホルダー4内におけるこれら
の部材の前後方向の位置決めを行う。
この様にして発光体6や液晶表示板5を組込ん
だホルダー4は、その両端に設けたねじ穴20を
支持基板1のねじ挿入孔3の位置に合せた状態
で、支持基板1に設けた開口部2内に嵌込まれ、
支持基板1の後方から挿入したねじ21により固
定される。この場合、ねじ穴20は、ホルダー4
の側面部のほぼ中央に設けられているため、ホル
ダー4におけるねじ穴20よりも後方の部分が支
持基板1の背面側に突出とすることになる。ま
た、ホルダー4内に組込んだカバー8には導電性
ゴム12が嵌込まれているが、この導電性ゴムの
後縁部は、カバー8の嵌合部11を通つてホルダ
ー4の後方に露出しているので、ホルダー4を支
持基板1に固定すると、導電性ゴム12の後縁部
が支持基板1に設けた基板側端子14に接触する
ので、支持基板1と液晶表示板5との電気的接続
がなされる。更に、支持基板1と液晶表示板5と
の間に挟持された導電性ゴム12は、両者によつ
て圧縮されるため、液晶表示板5を後方から弾力
的に押える作用を果し、ホルダー内での表示板の
がたつきを防止している。
この様に本実施例では、ホルダー4を亜鉛ダイ
キヤスト製品で形成しているので、発光体6や液
晶表示板5からの発熱が、金属製ホルダーを通つ
て外部に速やかに放熱され、ホルダー内に熱がこ
もることがないので、発熱による液晶の劣化を防
止できる。特に、熱の影響を受ける液晶表示板は
ホルダーと直接接触しているので、表示板の熱は
急速に放熱され、液晶には熱による悪影響が生ず
る恐れがない。また、ホルダーが金属製で剛性も
高く、しかも放熱作用により温度が上昇すること
がないので、ホルダーの変形がなく、長尺のホル
ダーをその両端の2箇所で固定するだけで、支持
基板に充分固定できる。
なお、本実施例の表示機構では、液晶表示板の
背面に発光ダイオードを複数個配列して成る発光
体が設けられているので、この発光体によつて表
示板全体が背後から均一に照明されることにな
り、表示の照明むらがなくなる。しかも、発光ダ
イオードによる照明は、従来のランプによる照明
手段に比較して発熱量が格段に少ないので発光体
を表示板に近接させることが可能であり、それだ
け表示機構全体の薄型化が可能となる。また、発
熱量が減少した結果、液晶に与える悪影響もなく
なり、表示板の寿命も長くなる利点もある。
[考案の効果] 以上の通り、本考案は、発光体や液晶表示板の
ホルダーとして金属製の部材を用いたので、ホル
ダーからの放熱が良好に行われ、その結果、発熱
による液晶への悪影響がなく、全体が小型化され
た寿命の長い液晶表示機構を得ることができる効
果がある。また、ホルダーの変形もないので、ホ
ルダーの固定箇所も少なくて済み、表示機構の組
立ても簡単になる利点もある。
特に、本考案によれば、発光体と液晶表示板と
の間に断熱性のある合成樹脂製カバーを配置し、
発光体の熱を液晶表示板に伝達することなく、直
接金属製ホルダーに逃がすようにしており、それ
でも更に液晶表示板に伝達された熱は液晶表示板
から直接金属製ホルダーに逃がすようにしている
ので、発光体及び液晶表示板の両者に熱が蓄積す
ることが効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金属製ホルダーを具えた液晶
表示機構の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同じく組立て状態の水平断面図、第3図は同じく
縦断面図である。 1……支持基板、2……開口部、4……金属製
ホルダー、5……液晶表示板、6……発光体、7
……発光体の基板、8……カバー、11……導電
性ゴムの嵌合部、12……導電性ゴム、13……
導体、14……支持基板側端子、15……液晶側
端子、16……窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液晶表示板の背面に合成樹脂製カバーを挟んで
    発光体を配置し、これら液晶表示板と発光体を熱
    伝導製に優れた材料から成る金属製ホルダー内に
    収納し、これら発光体と液晶表示板を金属製ホル
    ダーに直接接触させ、この金属製ホルダーを支持
    基板に対して固定したことを特徴とする金属製ホ
    ルダーを備えた液晶表示機構。
JP14592383U 1983-09-22 1983-09-22 金属製ホルダ−を具えた液晶表示機構 Granted JPS6054994U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14592383U JPS6054994U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 金属製ホルダ−を具えた液晶表示機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14592383U JPS6054994U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 金属製ホルダ−を具えた液晶表示機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6054994U JPS6054994U (ja) 1985-04-17
JPH0450559Y2 true JPH0450559Y2 (ja) 1992-11-27

Family

ID=30324971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14592383U Granted JPS6054994U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 金属製ホルダ−を具えた液晶表示機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6054994U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11852241B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11852244B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component and method of manufacturing sliding member

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078625A (ja) * 2008-09-23 2010-04-08 Nippon Seiki Co Ltd 液晶表示装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016703U (ja) * 1973-06-11 1975-02-22
JPS5341948B2 (ja) * 1972-02-21 1978-11-08
JPS5420686B2 (ja) * 1972-11-11 1979-07-25

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4991588U (ja) * 1972-11-28 1974-08-08
JPS5018596U (ja) * 1973-06-14 1975-03-01
JPS5738583Y2 (ja) * 1976-09-13 1982-08-25
JPS5369247U (ja) * 1976-11-12 1978-06-10
JPS5420686U (ja) * 1977-07-13 1979-02-09
JPS57179849U (ja) * 1981-05-11 1982-11-15

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341948B2 (ja) * 1972-02-21 1978-11-08
JPS5420686B2 (ja) * 1972-11-11 1979-07-25
JPS5016703U (ja) * 1973-06-11 1975-02-22

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11852241B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component
US11852244B2 (en) 2019-02-04 2023-12-26 Eagle Industry Co., Ltd. Sliding component and method of manufacturing sliding member

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6054994U (ja) 1985-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950006994B1 (ko) 배너티 미러의 조명부
US5390093A (en) Illuminating display device for use with a mosaic panel
US10690322B2 (en) Lamp assembly with improved assembly convenience and waterproof performance
JPH0450559Y2 (ja)
CN112995397B (zh) 一种电子产品
JPH07114813A (ja) 車輌用灯具
JP3567272B2 (ja) 液晶素子用照光装置
CN213177869U (zh) 照明装置主体、led照明装置及家用电器
JP3150337B2 (ja) 光源装置及び液晶装置
CN216897163U (zh) 智能型行车记录仪
CN219125879U (zh) 一种具有灯光照射的镜子
JPH1078579A (ja) 液晶表示装置
JP3896593B2 (ja) 表示装置
CN212005317U (zh) 无边框面板灯
JPH08313307A (ja) 車両用表示ユニット
CN218268868U (zh) 高位刹车灯及车辆
JP2000227594A (ja) 液晶表示装置
JPH0422364Y2 (ja)
CN219891112U (zh) 一种弧形发光面的转角同轴光源
JPH0432636Y2 (ja)
CN117377241A (zh) 壳体结构及电子设备
JPS609830Y2 (ja) 発光表示装置
JPH10319397A (ja) 液晶表示装置
JPS5841576Y2 (ja) 液晶表示板の取付装置
JPH035853Y2 (ja)