JPH04504911A - 生物学的物質の分離及び採取様遠心分離管及び多孔性選択手段の組合せ - Google Patents

生物学的物質の分離及び採取様遠心分離管及び多孔性選択手段の組合せ

Info

Publication number
JPH04504911A
JPH04504911A JP3500454A JP50045491A JPH04504911A JP H04504911 A JPH04504911 A JP H04504911A JP 3500454 A JP3500454 A JP 3500454A JP 50045491 A JP50045491 A JP 50045491A JP H04504911 A JPH04504911 A JP H04504911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
centrifuge tube
selection means
membrane
binding
binding site
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3500454A
Other languages
English (en)
Inventor
ノーチャムソン,サミュエル
ゴールドバーグ,ブルース ソール
Original Assignee
エフ エム シー コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エフ エム シー コーポレーション filed Critical エフ エム シー コーポレーション
Publication of JPH04504911A publication Critical patent/JPH04504911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/502Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
    • B01L3/5021Test tubes specially adapted for centrifugation purposes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood
    • G01N33/491Blood by separating the blood components
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/25Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
    • Y10T436/25375Liberation or purification of sample or separation of material from a sample [e.g., filtering, centrifuging, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/25Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation
    • Y10T436/25375Liberation or purification of sample or separation of material from a sample [e.g., filtering, centrifuging, etc.]
    • Y10T436/255Liberation or purification of sample or separation of material from a sample [e.g., filtering, centrifuging, etc.] including use of a solid sorbent, semipermeable membrane, or liquid extraction

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ecology (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 生物学的物質の分離及び採取様遠心分離管及び多孔性選択手段の組合せ 技 術 分 野 本発明は、成る所望の生物学的物質を含む液体から、成る所望の生物学的物質を 分離且つ採取する方法、並びにこれら分離及び採取を達成する装置に関する。さ らに、特に本発明は、液体が浸透可能であるが、しかし選択手段に対して、デス オキシリボ核酸(DNA)又は他の生物学的物質について親和力を有する部位を 含有し、それ故選択的に結合する、ここで規定されるような多孔性選択手段を結 合させる本発明の遠心分離管を用いて、ブロス、ゲル等を含むDNAのような生 物学的物質を含有する液体から高密度の生物学的物質を採取することに関する。
結合した物質は、次に溶離によりこの多孔性物質から回収できる。
背 景 技 術 分子生物学及びこれに類似の学問における最近の進歩は、少量の生物学的物質、 例えばDNAセグメント及び蛋白の採取、精製、及び分析において、より早くし かもより正確な技術を要求している。
電気泳動及び他のクロマトグラフィ分離法のような方法は、必要な工程として、 種々のタイプの吸着カラム、例えばイオン交換カラムの使用、電気的溶離又は冷 凍スクイズ技術によるゲルスライスからの採取又は例えばアセトンによる選択的 沈澱の何れかを従来用いて、ゲル、ブロス或いは同様な媒体から、これら生物学 的物質の分離及び採取をすべて要求している。さらに最近では、電気泳動的分離 後ゲルからDNAを採取する別の方法がもたらされ、それは所望のゲルスライス をカオトロピック(chaotropic)塩、例えば沃化ナトリウム(Nal )に溶解し、次にガラスピーズ、即ち水中のシリカマトリックスの懸濁液へDN Aを選択的に結合し、次に遠心分離にかけることを含む。Proc、Natl、 Acad、Sci、USA、76、No、2. pp、615〜619(197 9)。
同様なやり方で、最近の採取法はDNA含有アガロースゲルの可溶化、次にDN Aのみを吸着するための溶液への「精製マトリックス」の添加を含む。洗浄緩衝 液による吸着したDNAの脱離、そして次に遠心分離は、この方法によりDNA を採取する。Bio−Radiations、NO,73,1989年夏、(B io−RadLabora tor ies、Ri chmond、VA)o又 、「Mo1ecular Cloning:A LaboratoryManu al、Maniatisら、pp、466〜467 (Cold Spring  Harbor Laboratory、1982)参照。これは又遠心分離管 を用いる。
さらに、積重ねフィルターと組合せた種々のタイプの試験管、ピペット、遠心分 離管、濃縮器及び同様な装置、並びに液体からの固体、特に生物学的物質の濾過 分離、他の液体からの液体の分離及び成る化学的及び生物学的テスト法における これら装置の使用は、既に記述されている。例えば、米国特許第4557902 号参照。それは、試薬を分離する積重ねフィルターディスクと組み合わされた気 体、蒸気及びエロゾルを検出するための種々の試薬を含む試験管に関する。又、 Bio−Rad Bulletin 1402(1987)(Bio−Rad  Laboratories、Richmond、VA)参照。それは、クロマト グラフィ・スピンカラム装置及びラジオラベルしたヌクレオチドを採取する技術 を記述している。さらに、米国特許第3732981号は、除去可能なキャップ 及び「スナップ・オフ(snap−off)Jチップを付けたカラムを開示して いる。非フィルター配置中の管の壁を有するフィルターペーパーフラッシュと組 み合わされた公知の装置も記述され、それではフィルターペーパーは、亜鉛粉末 、シリカゲル、不活性石英及びシリカゲル(塩化金を含浸させた)の組合せによ り含浸される。又従来のフィルター配置におけるよりも、管の軸に沿って置かれ たフィルター媒体を含む管の例は、米国特許第4600507号の遠心分離管で ある。
従来のフィルターとして機能する、管中で配置された多孔膜を有する遠心分離管 、ピペット及び同様なものの代表例は、遠心分離ピペットでは米国特許第448 3825号に示されたものであり、そして蛋白濃縮器では米国特許第43011 18号に示されたものである。米国特許第4632761及び4787971号 は、それに追加したものであり、そして米国特許第4832851号は、非常に 複雑なマルチ室装置に関する。又、Millipore News、No、12  (1989)(Millipore Corp、 。
Bedford、Mass、)並びにそれに相当する製品文献参照。
それらは、遠心分離管を通る濾過層の「低結合膜」を開示しており、それらは最 低の結合をするフィルターとして好ましく記載され、それにより遠心分離により 、所望の生体分子を選択的に結合する膜を教示していない。同様な装置は、5c hleicher及び5chuell刊行物rsequencesJ、l5su e 30.Spring、1989(Schleicher and 5hue 11、Keene、NH,U、S、A、)により示されたものを含み、それはそ れらのCentrexフィルター装置、モして又Kontesカタログ、198 3.11月1日、219ベ一ジHtemK−413900)(Kontes C o、、Vineland。
New Jerse)’+ U、S、A、)の濾過管を開示している。
前述の各装置において、膜は非常に複雑な精密に作動された装置にしばしば組み 込まれた、濾過装置としてのみ用いられ、それらの何れも成る生物学的物質を選 択的に結合し、それにより分離し、次に高濃度で結合部位から生物学的物質を溶 離する部位を含む多孔性選択手段を、簡単な遠心分離管の配置と組み合わせて用 いる概念を教示していない。
これらの方法及び装置は、種々の有効性があるが、カラムの組み立て、ガラス懸 濁物の場合のような特別な試薬のピペットによる採取、例えばゲルスライスによ るような一時に二、三のサンプルのみの処理、又は有毒な溶媒の使用及び/又は 所望の生成物の低い収率をもたらす種々の随伴する溶離技術のような複雑性を特 徴とする。
例えばrMolecular CloningJ (前出)、pp。
164〜172参照。その164ページで、アガロースゲルからDNAを採取す るために多くの方法が開発されたが、しかしその何れも全く満足されないことを 述べている。一般に分子生物学の研究並びに特に提案されたゲノムプロジェクト の増大と共に、これらの問題を避けるDNA又は他の生体分子のサンプルの多く を、選択的に分離し採取する便益の増大が、従って非常に望ましい。
発 明 の 開 示 本発明によれば、ブロス、ゲル又は同様物を含む、成る所望の生物学的物質、例 えばDNA又はそのヌクレオチドセグメント、ラジオラベルDNA又はリボ核酸 (RNA) 、ニック翻訳生成物、プラスミドDNA、蛋白又は同様物又はその 混合物を含有する液体から、高濃度で該物質を選択的に分離し、そして採取する ための新しい装置及びそれを用いる方法が提供され、それにより採取されるべき 生物学的物質を選択的に結合する部位をその中で一体的に組み込み、一方濾液を 遠心力の下で通過させる、一般に1枚以上の重合体状の多孔性のシート又は膜の 形の、多孔性の選択手段を管の中心軸に対して横切る、その中に組み込まれた一 般に円筒形の遠心分離管によりなる本発明の装置中で、液体は遠心分離される。
多孔性の選択手段は、次に種々の溶離技術により、選択手段から採取された結合 した生物学的物質及び未結合の物質のすべてを洗い流すことができる。
用語「選択手段」により、クロマトグラフィのゲル又は他の媒体から又は生物学 的物質から採取、分離或いは分割されるべき成る所望の生物学的物質を選択する 手段を意味する。ここで用いられる時、これら手段は多孔性、即ち液体及び成る 望ましくない物質を透過するが、所望の生物学的物質を選択的(そして望ましく は離脱可能に)結合できる部位を与えるプラスチック重合体のウェブ、膜又は他 の物理的構造よりなるマトリックス又は担体よりなる。そして、上記の部位は、 プラスチック重合体それ自体と一体的な部分に存在するか、又は最も好ましくは プラスチック重合体内に物理的、又は化学的に組み込まれた有機又は無機の粒状 体中又は上に存在する。有機の粒状物の中で、疎水性及び親水性のものが含まれ る。例えばプラスチック重合体中に組み込まれた粒子を含む複合体の場合、これ らの部位は、粒状の物質それ自体、例えばセルロース例えば微結晶セルロース、 又はより好ましくはDNAと結合し、それ故DNA選択手段を提供するシリカの 表面を構成する。
他の態様では、部位はその活性化された部位が、例えば蛋白選択手段を提供する 、下記のようなゲルタールアルデヒド等が結合するシリカのような粒状物の化学 的活性化、又は変性の結果である。一方、より好ましくはないが、結合部位を提 供するための化学的活性化又は変性は、それら自体上の生物学的物質に結合する ように働く蛋白、又はDNAのような生物学的分子のそれへの付着の如き、多孔 性膜それ自体への付加の形であろう。これら蛋白結合部位の代表的なものは、抗 体、抗体結合蛋白、レクチン、酵素等である。
他の選択手段は、種々の他の生体分子を選択的に結合することについて当業者に より容易に認識され、そして粒状物質を含むが必ずしも制限されない、所望の生 物学的物質を結合できる他のタイプのセル状、サブセル状、生体分子状、有機又 は無機の物体をその中に組み込んだマトリックスを含む。
ここで用いられる時、用語「濾液」により、すべての未結合物質、即ちそれらの サイズのため選択手段の孔を通過できたが、それらの性質のため選択部位のすへ てに結合せず、従って遠心分離管の底に集められた物質を含む液体の濾過物を意 味する。逆に、用語「エキス(ex)濾液」は、ここで用いられる時、それらの サイズのため選択手段の孔を通過できず、そのため後の除去のため表面上に残っ た未結合物質に関する。
遠心分離に用いられるように適合され、そして選択手段特に大きな表面積を有す るものを含む、直に使用されるカートリ、ツジ状の装置を提供するのに、種々の 物質の早い採取のための順応性のある方法が得られる。有利には、この装置は極 めて少量の生物学的物質を採取するためのミクロフユージに非常に有効に用いら れるのに、大きくスケールダウンできる。その上、従来技術と比べて比較的低い コストで、ここで用いられる選択手段はそれらの高い保持能力のため、95%よ り大きく所望の物質を採取する方法を提供する。
用いられる温度は、厳密を要せず、広く変化できるが、有利には大多数の場合で は外界温度で行うことができる。
選択手段は、規定された方法の目的に一致する任意の所望の厚さのものであるが 、好ましい態様ではこの物質は比較的薄い膜の形である。この形では、膜はそれ に適用される遠心力に抵抗するのに十分な剛さでなければならないか、又は本発 明の装置内の多孔性支持体上に組み込まれなければならない。この記述の目的の ため、多孔性の選択手段はその好ましい形即ち多孔性の膜、そして最も好ましく は微孔性の膜として以下に例示され述べられるが、流体又は未結合物質に対して 多孔性であるが、物理的或いは化学的な手段により特定の生体分子と選択的に結 合するすべての選択手段が、ここで包含されることを意味することを理解するだ ろう。
膜に加えて、他の態様において液体を通過させつつ、又所望の生体分子をそれら に選択的に結合する、それら上又は内に電荷基を育する、さらに厚い固体状態の 多孔性選択手段が考えられる。これらのさらに剛い物質の代表例は、例えばイオ ン交換活性化有機シート例えばジエチルアミノエチル(DEAE)セルロース等 のようなセルロース性シートの如き物質である。
好適な多孔性の物質の他の例は、ナイロン、セルロース性誘導体或いは変性ポリ 弗化ビニリデン;樹脂により互いに結合したフィブリルから形成した微孔性の物 質、又は当業者に周知の同様な微孔性の物質のような物質から形成される注型重 合体状微孔性の膜を含む。
これら物質の例は、米国特許第4702840.4523995及び48001 90号に記載されたものを含む。
もち論、膜或いは同様な選択手段は、それを通過する成る所望の生物学的物質を 選択的に結合する能力を有することは、本発明にとり必須である。上述のマトリ ックス及び選択手段の中で、成る所定の生物学的物質の採取にどれが適切である かの選択は、物質等の性質及び本性に応じて、当業者により従来通り容易に決め られることのできるものである。
本発明を実施するのに、それ放物質の三相分別が提供され、その際第−相のさら に大きな生物学的又は他の物質がエキス濾液として膜の上面上に残り、すべての 残りの生物学的物質は選択手段に入り、そこで第二相として所望の生物学的物質 が選択的結合、或いはクロマトグラフィの何れかにより結合され、そして第三相 として多くの残りの生物学的物質は濾液として多孔性膜を通過する。本発明にお いて最も関心のあることは、第二相の結合した生物学的物質の分離であり、それ 故利用される選択手段は、すべての残りの生物学的物質を通過させつつ、所望の 物質のみを結合又はさもなければ保持する能力を有するものでなければならない 。
そのため、本発明の装置は、所望の物質が濾液中又はエキス濾液中の何れかに残 る二相分離だけを達成する、簡単な通過フィルターを利用する装置から区別され るべきである。本発明の濾液又はエキス濾液はさらに利用できるが、本発明の主 要且つ重大な目的は、膜の結合した又はさもなければ捕捉された生物学的物質を 除去することにある。膜の濾過の態様は、従って膜に結合しない生物学的物質を 通過させつつ、より大きな生物学的物質及び/又は混存物、例えば白血球、赤血 球等を上部で分離するように働く。
:、三の有用性は、選択的結合及び濾過の本発明の組合せから生ずる。特に有用 な態様は、DNA及び/又はDNAフラグメントが最初ゲル電気泳動、ゲル等電 点電気泳動又は他のゲルクロマトグラフィ法(その二、三のものはrMolec ular Cloning、pp、164〜174(前出)に記載されている) により分離された後のそれらの採取である。この態様では、DNAバンドを含む ゲルの部分(通常、アガロース又はポリアクリルアミドであるが、これら物質に 制限されない)は、取り出され、任意の周知の手段により液体にされ、そして遠 心分離管の頂部に置かれる。遠心分離中、ゲル並びにそれが含む任意の生物学的 物質は膜に入り、もしあればより大きな粒子をエキス濾液として表面上に残す。
ゲル中に存在するDNAは、シリカ又は微結晶セルロースのような膜の好適な選 択部位に結合し、そして残りの液体化したゲル及び未結合分子は、濾液として膜 を通過する。この方法は、一般にDNAセグメントに適用可能であるが、それは 約560塩基対(b p)〜23キロ塩基対(kb)のサイズに及ぶセグメント の採取に特に有効である。
結合した生物学的物質を有する膜又は同様な手段は、次に取り出され、そして洗 浄されてすべての残りの液体状のゲル又は他の非結合物質を除く。膜中に残るD NA又はDNAフラグメントは、次に周知のやり方で溶離される。この態様を助 けるために、膜は好ましくは遠心分離管から取り出し可能であるが、ここに参考 として引用される米国特許第3732981号に開示されたのと同様なやり方で 、膜の洗浄を助けるために、管の閉じた即ち底部が開けられて濾液を取り出し、 そして流れ出る通路をもたらすこともできるだろう。
特に好ましい態様では、遠心分離管は選択手段が設けられる分離可能な上部の容 器(この要素それ自体が一体化した管から除去可能であるが)、並びに濾液を集 めるための下部の容器よりなる二つの部分の管から構成される。
本発明の他の態様は、同じ三相分別分離、並びに特に好ましくは成る化学的に活 性化された、又は変性された粒状物、例えばシリカ或いはセルロース粒子、好ま しくは微結晶セルロースを用いるものに基づくアッセイよりなる。一つの特別な 態様では、例えば種々の蛋白、例えば全血又は好ましくは血清中の特定の抗原、 又は抗体の存在についてアッセイされるべき物質は、例えば対応する抗体がリガ ンドとしてシリカ結合化学基、例えばシリカに結合したポリエチレンイミン、ゲ ルタールアルデヒド、蛋白A又は蛋白G又は同様物、又はセルロース、例えば微 結晶セルロース等(そのすべては膜マトリックスと一体となっている)を通して 結合している、活性化シリカ含有膜を設けられた本発明の装置を用いて遠心分離 される。従って、例えば多孔性又は微孔性のマトリックス中のシリカに、酵素リ アクター研究のため又は抗体、抗原又は選択された基質に結合するために蛋白に 結合するゲルタールアルデヒド、蛋白を分離し、アルブミン或いはIgGと結合 するカルボキシメチル活性化した負に電荷したシリカ、又は弱アニオン性交換の ためのアミノ活性化した正に電荷したシリカのような化学基が結合できる。一方 、レクチンコンカナバリンA或いは水晶体処理アグルチニンのようなリガンドが 結合できる。コンカナバリンAの場合、これはアフィニティ電気泳動で用いられ て、双触角グリカンに結合する。
rElectrophoresisJ 1989. 10 (8〜9)。
pp、ses及び574゜さらに、シリカがスルホプロピル基により活性化され て、蛋白等を分離するために負に電荷した強力チオン性交換結合をもたらす、微 孔性プラスチック・シリカシートが使用できる。蛋白G又は蛋白Aは、同様にア ルブミン又は他の醗酵槽の上澄み液からrgGの分離に活性物として使用できる 。前述の活性化されたシリカ・微孔性シートは、例えばMPS (商標)シート のように周知であり市販されており、ACTI−MOD (商標)及びActi −Disk(商標)分離及び精製カートリッジに組み込まれ、これらのすべては FMCCorporation、Ph1ladelphia、Pa、U、S、A 、の製品である。もち論、アッセイにおける使用に加えて、これらの前述の活性 化された選択手段のそれぞれは、前述のように、本発明の他の分離及び採取法で 使用できる。
この「アッセイ」態様において、選択手段の重要な結合の態様は、それが注ぐに つれ濾液からそれを選択的に取り出し、選択手段内で結合するのに十分な量とし て、当業者に周知の任意のものである検出物質を活性化することにより、アッセ イされるべき物質を「濃縮する」。検出物質が色の変化を形成する時、アッセイ された物質の存在は、肉眼により認められる色の変化により示されるか、又は結 合酵素、放射性アイソトープ、スピン共鳴指示薬、核磁気指示薬、蛍光ラベル等 を含む任意の周知の生物学的アッセイ指示薬を用いて指示できる。指示薬の性質 及び結合により達成される濃度の程度に応じて、例えば膜を洗浄して正のアッセ イを達成することは、必要又は不必要である。膜を洗浄すること又はアッセイの 完了のため、結合した物質を取り出すことが必要又は望ましい時、除去可能な膜 を用いるのが好ましい。
図面は、選択手段として多孔性の膜を組み込んだ、lOとして全体的に示された 二つの部分の遠心分離管を示す、本発明の一つの態様の断面図である。
操作する例における以外で、又は他に示された時以外で、ここで用いられる成分 、パラメーター又は反応条件の量を表すすべての数字は、用語「約」によりすべ ての場合に修飾されるものと理解されるべきである。
本発明の装置は、好ましくは二つの部分よりなる遠心分離機で用いられるように 適合された管状の容器であり、その上部は下部に或いはその中に組み合わされて 、単一の液密の遠心分離管を形成する。
さらに詳しくは、この新規な装置の上部は、採取されるべき生物学的物質を含む 流体サンプルを受容する容器を形成する。本発明の必須な特徴として、この上部 の底部は、前記の多孔性の選択手段によりなり、そして最も好ましくは採取され るべき生物学的物質を選択的に結合できる成る部位を、その中に一体的に組合せ た、取り出し可能な多孔性或いは微孔性の膜又は複数の膜よりなり、しかしその 膜は、二つの組み合わされたシールされた部分の底部に集められる、望ましくな い浸透可能な濾液を通す。好ましくは、そして特に滅菌物質の場合には、上部容 器の頂部は周知の手段によりシールされて汚染を防ぐ。浸透可能な液体が集めら れる装置の底部は、前述のように、任意のシール手段と組み合わされて、上部の 容器と脱着可能な液体が浸透できないジヨイントを形成する。このシタインドは 、上部の容器の膜を形成する底部の丁度下の点である。しかし、さらに好ましく は、図面に画かれているように、上部の容器は下部の容器より狭い直径を有して 、上部の容器は下方のものの中に入り、そして任意の上記の液体が浸透しない継 ぎ目手段等によりそれに付着される。上部は、当業者において周知である任意の 手段、例えばガスケット或いは0−リング、あり継ぎ、テーパー付ジヨイント、 クリック止めはめあい、ペイヨネットはめあい、ねじ付ニップル等を用いるか、 又は超音波溶接のような溶接手段により、下部と除去可能であるがシール可能な ように接合すべきであるか、又は上部と一体的に形成されるが、ただし多孔性の 選択手段、例えば環状の溝の下で円周状の折点を設けられる。
接合された時、全装置は遠心分離で分離物質中に従来から用いられているタイプ の管を形成するが、しかしそれは1個以上の前記の多孔性の選択手段、例えば膜 等により管の軸を横切って分割される。
遠心分離管の正確なサイズ及び形状は、本発明の重要な特徴ではない。しかし、 非常に少量の生物学的物質が一般に処理されるので、ミクロフユージに用いられ る「ミクロプレパラティブ(m i c r 。
preparat 1ve)Jスケールの管が、非常に有利に利用できるだろう 。
図に示されているのは、上部(要素20〜25)及び下部(要素30〜34)よ りなる、本発明による二部の遠心分離管(包括的に要素lOと名付けられる)で ある。
上部は、一般に円筒状である上部容器20、好ましくは上部容器20の頂部に除 去可能に付着し、最も好ましくはそれと一体となったキャップ25、上部容器2 0の頂部の環状のリップ22、下部に対して一方に片寄るように適合されたフラ ンジ26、流体を通過させるように適合された孔又はスリット24を有する、好 ましくは下部容器30と好ましくは一体となった支持部材よりなる底部23、そ して多孔性の選択手段、例えば膜21(底部23を完全に覆って、流体が先ず選 択手段21を通過しなければ、孔又はスリット24を通って上部容器20の内部 から通ることができない)よりなる。
下部は、上部容器20を受容するように適合された下部容器30及び、上部容器 20のフランジ26と係合するように適合された上部フランジ32よりなる。下 部容器30は、その丸い底部34に向う内方向のテーパー33よりなる。内方向 のテーパー33は、上部容器20の底部23が、摩擦はめあいを与えるように、 それに対して一方に片寄るように、位置した円周31で始まる。上部容器2゜は 、第一にフランジ26.32の互いに一方に片寄ることにより支持され、そして 第二に円周31の摩擦はめあいにより支持される。
円周31の摩擦はめあいは、さらに溶接手段、例えば超音波溶接により確実にさ れるが、又実質的に流体が浸透しないシールとして働き、それは遠心分離管10 が遠心分離を行った後にそれを取り扱うのに有用である。選択手段21が好まし くは微孔性のため、上部容器20に入れられた流体は、一般に遠心分離により生 ずる力にかけられる前に、それを通過せず、そして上部容器2oはそのキャップ 25が閉じられた時、上部及び下部の間のより強いはめあいに頼ることなく取り 扱われる。所望ならば、上部及び下部の間のはめあいは、ねじ付ニップル、クリ ック止めジヨイント等を含む任意の他の周知のはめあい手段により行うことがで きる。
管IO全全体、遠心分離機の受容孔に対して、フランジ32の底部を一方に片寄 せることにより、その操作中遠心分離機内に支持されるか、又はスペーサー及び /又は相補的な形状のホルダーを含む任意の他の周知の手段により、遠心分離機 内に確保される。
別の態様において、図に示されていないが、上部容器2o及び下部容器30は、 同じ直径のものでもよく、その場合それらは同じ中心軸に沿って互いに確実に、 しかし除去可能に固定されなければならない。
操作中、以下に詳述されるように、分離且つ採取又はアッセイされるへきDNA 又は他の生物学的物質を含むゲル、ブロス又は溶液は、これら流体を液化するの に必要な物質(もしあるならば)と共に、上部容器20に加えられ、それは次に 又は前辺って下部容器30にはめあわされる。遠心分離管lO全全体、次に周知 のやり方で遠心分離にかけられ、それは選択手段21の孔を通過できるすべての 物質を拡散させる。分離又はアッセイされるべき所望の生物学的物質は、選択手 段21内の結合部位に結合するようになり、一方残りの濾液、他の生物学的物質 及び分子(もしあるならば)は、下部容器30の底部34に集められる。遠心分 離後、選択手段21及び結合した生物学的物質を含む上部容器20は、下部容器 3oから分離され、そして結合した生物学的物質は、下達するように周知のやり 方で溶離される。結合した生物学的物質の溶離前、例えば膜の洗浄は、余りに大 きくて膜21を通ることができない物質の、すべての相の除去を生じさせるだろ う。
重要ではないが、選択手段以外の装置を形成するのに用いられる材料は、採取さ れるべき生物学的物質と反応又は結合しないもので必ずなければならず、そして ガラス又は金属、又はさらに望ましくはプラスチック、例えばポリエチレン(特 に高密度)、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリテトラフ ルオロエチレン、メチル或いはポリメチルメタクリレート又は同様物(例えばK ontes Co、、Vineland、New Jersey。
U、S、A、により市販されている、市販の遠心分離又はミクロ遠心分離管の製 造に用いられている)から製造される。ガラスに結合するDNAの能力のため、 目的とする用途がシリカに結合するDNA又は他の同様な物質と一緒の時、この 物質から作られないことが望ましい。
本発明の好ましい態様において、生物学的物質が結合されるべき選択手段のマト リックス又はウェブは、最も好ましくは適切な厚さの膜の形の多孔性、望ましく は微孔性の物質であり、全体に一体的に分散した、好ましくは粒状の結合部位の 形の有機又は無機物を有する重合体状樹脂様のマトリックス、並びに孔のサイズ 分布が比較的不均一である、粒子と樹脂状マトリックスとの間、及び隣接する粒 子の間、並びに該樹脂状マトリックス内に形成された孔のネットワークよりなる 。本発明は、重合体マトリックスそれ自体が一体化した活性結合部位を含む選択 手段を含むが、この好ましい態様では、樹脂状マトリックスは望ましくは生物学 的物質又はそれらを含む液体混合物に対して、本質的に不活性でなければならず 、−刃孔は、採取される生物学的物質を保持するサイズでなければならないと同 時に、濾液を装置の脱着可能な下部に集めるように通過させるものでなければな らない。
この態様で用いられる膜のマトリックスを形成する重合体は、広く変化できるが 、望ましくは市販のポリ塩化ビニル、又はそれと少量のモノエチレン性単量体、 例えば酢酸ビニル、塩化ビニリデン、プロピレン、エチレン或いはこれらの混合 物との共重合体から製造される熱可塑性樹脂である。一方、マトリックスはポリ テトラフルオロエチレン(PTFE) 、酢酸セルロース又は三酢酸セルロース 、ポリアミド例えばナイロン、ポリスルホン、硝酸セルロース、これらの混合物 或いはアロイ等のような材料から形成できる。しかし、一般に溶媒により容易に 可塑化されるか、又は熱又は圧力によりシンター可能であるか、又は前記のマト リックスから容易に得ることができ、そして本発明で用いられる条件下で化学的 、且つ物理的に安定な任意の熱可塑性樹脂も使用できる。
分散した粒状物は、好ましくは前述のようなシリカ又は、化学的に活性化された シリカ(望ましくは市販のシリカヒドロゲル又は沈降水和シリカの形)、又はセ ルロース、例えば微結晶セルロースであるか、所望の生物学的物質を総合且つ分 離するように働く、有機及び無機の他の選択された物質を含む。又、使用できる 粒状物の中に、無機の物質例えば水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、二酸 化チタン、水酸化第一鉄、水和吸収粘土又はけい操上、ボラックス及びヒドロキ シアパタイト(これらの全てはDNAと結合するのに用いられる)が含まれる。
一方、親水性及び疎水性の物質の両方を含む有機の物質、例えばヒドロキシエチ ルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、デキストラン、アルギン酸、アセ チルサリチル酸、ポリアクリレート/セルロースグラフト重合体、橋かけ結合ポ リアクリレート、コラーゲン、アガロース、キトサン、ヒドロキシ含有ガム、例 えばガラクトマンナン、グルコマンナン、β−1゜3−カードラン、コンニャク 及びこれらの混合物等の粒子が使用できる。
この記述の目的のために、DNAと結合する好ましい粒状物、即ちシリカは、特 にゲル例えばアガロースからのDNAの採取を記述する時、以下に使用される。
例えばProc、Natl、Acad。
Sc i、USA (前出)参照。
選択手段の全重量に対する粒状物質の量は、重要ではないが、望ましくは10− 90%W/W、好ましくは40−60%W/Wの範囲である。
本発明の装置及び方法において、膜として使用できるその中に配合された好適な 粒子を有する一つの多孔性の物質は、1975年1月21日にBruce S、 Goldbergに付与された米国特許第3862030号に記載され、その特 許は参考としてこの記述に引用される。その中に記載されたように、孔はマトリ ックスと粒子との間、そして粒子それ自体の間で樹脂状マトリックス内に形成さ れる。
これらの膜は、当業者に周知の種々のやり方で製造できる。従って、一つの好ま しい態様に従って、微孔性のミクロン以下の膜を形成する方法が前記の米国特許 第3862030号に開示され、それは以下の工程よりなる。
a1重合体状樹脂、無機又は有機の粒子(粒子は、重合体1部当り約1部〜重合 体1部当り約2部に及ぶ重量で存在する)、溶媒例えばシクロヘキサノン(重合 体1部当り約1.5部〜重合体1部当り約3部に及ぶ重量で存在する)、並びに 非溶媒(好ましくは水)(溶媒の量の約1〜約1.3倍に及ぶ重量で存在する) の混合物を含む組成物(溶媒は、全組成物の少なくとも30重量%を占める)を 形成する工程。
b、実質的に平らなシートよりなる膜を形成するために、室温又はそれ以上で該 組成物を押出し又は成形する工程。
C,シート中の溶媒を抽出媒体により置換するために、抽出媒体中に平らなシー トを通す工程。
d、該シートから該抽出媒体を除く工程。
この方法により製造される一つの代表的な膜は、MPS (商標)膜(FMCC orporation、 Ph1ladelphia。
Pa、、U、S、A、)であり、それは70〜80%の範囲の多孔度容積を有す る微孔性のポリ塩化ビニル・シリカシートである。水銀侵入孔度測定により測っ て、孔のサイズは0.2μm〜2.0μmの範囲にある。支持体は、非常に親水 性であり、正に変化できる負の電荷を有し、そして80m2/Hの表面積を有す る。この物質は通常の条件下で非圧縮性であり、水蒸気で滅菌可能であり、そし て0.45g/cm’の低い乾燥密度を有する。活性部位は、シリカ付着化学的 作用を経て有機官能性を付与する多孔性のマトリックス内に含まれるシリカに帰 因する。その上、このMPS膜は、例えば少な(とも約260μg/cm”のD NA総合能力を有することが分かった。
上記の膜に加えて、本発明では又ここに参考として引用される米国特許第437 3519号(3−M Corp、Minneap。
1 is、Minn、U、S、A、)に記載されたようなポリテトラフルオロエ チレン(PTFE)フィブリルマトリックスを有する成る膜も又使用できる。
シートの形のこれらの膜は、以下よりなる。
a、ポリテトラフルオロエチレンフィブリルマトリックス及びす、該マトリック スの網目にからませたPTFEI重量部当り0.5〜10部の親水性の吸収性粒 子(吸収性粒子は、乾燥粒子1g当り0.5gより多い水の吸収性容量を有する )。
この膜を製造するのに親水性の粒子は、PTFEエマルションに配合されてペー ストを形成し、それは大きな応力にかけられて、PTFEをフィブリル化し、そ して粒子をフィブリルマトリックスの網目にからませる。PTFEをフィブリル 化する多くの方法があり、そして殆ど全ての非シンター法が本発明の複合体を製 造する方法に適用可能である。しかし、最も好適なのは、Reeらの米国特許第 4152661号に記載されたものである。
基本的にフィブリル化は、水膨潤粒状物質及びPTFE粒子のペーストの形成、 50°C以上の緊密な混合、二軸カレンダー及び乾燥工程を含む。これは、約0 .025〜0.5ミクロmの範囲の厚さを有するPTFEフィブリルを有する膜 をもたらす。
吸収剤タイプの粒子のサイズは、乾燥した時o、1〜300ミクロmの広い範囲 内にある。好ましくは、親水性の重合体吸収剤の粒子のサイズの範囲は、1.0 〜8oミクロmである。粒子は、乾燥粒子1g当り0.5(即ち0.5〜40g の範囲)の水の吸収容量を有する。
PTFE膜用の親水性吸収剤は、アルギン酸、ポリアクリレート・セルロースグ ラフト共重合体、コラーゲン、キチン、キトサン、粘土、カゼイン、ツエイン。
デキストラン、カルボキシメチルデキストラン、澱粉、変性澱粉、ヒドロキシエ チル澱粉、加水分解ポリアクリロニトリル、酸析・メタクリロニトリル重合体、 ポリアクリルアミド、加水分解ポリアクリルアミド(Dow ChemicaI  Co、、Midland、Mich、、U、S、A、がらの5eparan  (商りAP−30)、セルロース、カルボキシメチルセルロース、並びに前記の 物質の誘導体又は混合物よりなる粒子である。一つの好ましい物質は、乾燥物質 1g当り2〜10gの水の水吸収容量を有する橋かけ結合デキストラン誘導体で ある。満足しうる容積吸収は、0.1〜10mmの範囲、好ましくは0825、  〜5mmの範囲にある。
親水性の吸収剤粒子は、複合体の処理特性を改善し、そしてそれらの製造を助け るために、0.1〜100ミクロmのサイズに及ぶ不活性のより吸収性の低い希 釈粒状物と混合できる。希釈粒子の例は、粉末状重合体、例えばポリエチレン、 ポリプロピレン及びポリスチレン、並びに無機物例えばカオリン、タルク、シリ カ、ペンナイト及びバーミキュライトを含む。
このPTFE膜中の粒状物質は、全組成物(その50%以内は不活性希釈粒子で ある)の40〜90重量%、そして好ましくは80〜90重量%に当たる。全粒 状物の最も好ましい量は、約85重量%である。
選択的にDNA等と結合する部位を含む追加の多孔性の膜は、J。
T、Baker Co、(Sargent−Welch 5cientific  Company、5kokie、111.、U、S。
A、により販売)により製造されたシリカに基づくマトリックスを含む。マトリ ックス、例えばこれらシリカゲルを含むE−DScientific 5pec ialties(Carlisle。
Pa、 、 U、 S、 A、 )からのボロシリケートガラスミクロフィルタ ーも又本発明の装置及び方法にうまく使用できる。
前述のように、本発明は一つの好ましい態様において、好ましくはシリカ含有膜 である前述の多孔性の選択手段を含む背中で液体化したゲル又は同様な物質を遠 心分離し、それによりDNAを膜に結合し、一方残りの濾液は膜を通過し、そし て溶離により膜から濃縮したDNAを採取することにより、ゲルからDNAを採 取する方法を含む。さらに特に、電気泳動クロマトグラフィ法からのDNA含有 ゲルが前記のように処理される時、方法か1種以上のカオトロピック塩、即ちア ガロース又は同様な媒体への水の結合を切断し、従って結合部位へのDNAの結 合を増大する塩(Nar、ベルクロレート、5CN−塩等のような塩、好ましく はNaIを含む)の存在下で行うのが必須である。
もし重要でな+3れば、用いられる塩の量は、塩及びその溶解度に依存して広く 変化できるが、望ましくは処理されるゲル又は溶液の量に対して、一般に飽和に 近い、当業者に周知の高濃度で存在すべきである。
遠心分離後、その時DNAが膜に選択的に結合しているが、濾過可能な液体は、 捨てるために下部の容器中に膜に加圧下通過させ、そして全ての濾過できない不 溶性の物質が、膜の表面及び孔の上及び/又は中に集められ、膜は次に洗浄され てNaI及び/又は濾過不可能物質を除き、そしてDNAは水又は好適な低イオ ン度溶液、例えばトリス−(ヒドロキシメチル)アミノメタン(rTrisJ) により膜から溶離し、それからDNAは次に例えば沈澱により、濃縮した形で採 取される。
溶離前NaI又は他のカオトロピック塩を除く洗浄工程を行うのに、洗浄溶液中 の塩の量は、結合したDNAを洗浄して取り去らないように調節されるのが重要 なことである。これは、アルコール濃度の低い、しかも例えばNaC1を用いる 高い十分なイオン度の緩衝溶液を用いることにより、容易に達成できる。この洗 浄工程後、DNAは次に望ましくは塩の濃度の低い分離緩衝溶液により溶離され る。いずれにせよ、これらの二つの段階のそれぞれにおいて、緩衝溶液の正確な 性質は、DNA又は他の結合した生体分子の採取を最大にするために、当業者に より周知のやり方でpH1塩濃度、アルコール濃度等について従来通り変化でき る。それ故、例えば実施例に示されるように、試薬の濃度における小さな変化は 、採取されるDNAの量に顕著に影響する。
上記の結合、洗浄、溶離及び濃縮工程のそれぞれは、当業者に周知の技術を用い て行うことができる。一つの好ましい態様では、方法は前記の本発明の装置を用 いて、以下のプロトコールにより行うことができる。
1)DNAサンプルに飽和沃化ナトリウム2倍量(20μりを加える(採取の研 究のため、概して10μlの容量で2μgのDNAが存在する)。もしサンプル が溶液のサンプルならば、それは一時にユニットに適用され、そしてもしサンプ ルがゲルのスライスならば、それは望ましくは2容量の飽和NaI溶液をゲルス ライスに加えること(もしTris−硼酸項−EDTA (TBE)緩衝液が3 倍容積の8 M N a C104を用いるならば、EDTAはエチレンジアミ ン四酢酸である)により、先ず溶解されなければならない。
5分間55〜60℃に加温することは、溶解を早める。(これは、Tris−酢 酸塩緩衝液系に働くが、もしTris−硼酸塩緩衝液系が用いられるならば、ゲ ルは同様には溶解しない)。
2)サンプルを本発明の装置(ミクロ遠心分離管)に導入し、そしてそれを約6 0秒間室温でそれをインキュベートさせる。
3)約15〜30秒間、ミクロ遠分離機中でスピンする。(ミクロ遠心分離管の 底部で通過物を集める)。
4)ユニットに各緩衝液を加え、そして工程3におけるようにそれをスピンする ことにより、水冷洗浄緩衝液(結合部位に結合したDNAを保つのを助けるのに 用いられる、10mM Tris、pH8,0,50%エタノール、及び200 mM NaC1)100μlずつで3回洗浄。(他の溶液、例えば80%エタノ ールも又かなりうまく働く)。結合したDNAを洗い流すのを避けるために、高 い十分なイオン度を保つのが重要である。
5)55℃で真空デシケータ−又はインキュベーター中でインキュベートするこ とにより残存エタノールを除く。多くの用途にとり残存エタノールは問題ではな く、酵素系によるサンプルの次の処理を含む使用では、全ての残存エタノールの 完全な除去は重要である。
6)20μfのTE(即ち10mM Tris、1mM EDTA、pH8,0 )を加え、1分間インキュベートし、次に新しい遠心分離管中でスピンする。第 二の20μlで方法を繰り返す。最初の溶離は、サンプルの約70〜80%を取 り出すように見え、一方採取は第二の溶離により約90%に改善される。ここで 述べた容積は、最低の値であり、高いサンプルの濃度が重要でない時、さらに大 きな容積が使用できる。もし必要ならば、サンプルは次の処理前に、この点でエ タノールの沈#(標準法)により濃縮できる。
実 施 例 以下の実施例は、本発明を説明する。
実施例1 3″PdCTPにより末端ラベルされ、そしてHindllI制限エンドヌクレ アーゼにより切断されたバクテリオファージラムダDNAに、2倍量の飽和(8 ,0M)Na I溶液を加え、得られた溶液をシリカ充填ポリ塩化ビニルMPS (商標)膜を含む、本発明による1、5ml容(SP INB IND (商標 ))遠心分離管中で13000gで2分間室温で遠心分離し、シリカ対膜の重量 比は約50=50である(SP INB IND及びMPSは、FMCCorp 。
rat ion、Phi Iadelphia、PA、、U、S、A。
の商標である)。
採取した膜を次に50%エタノール、10mM Tris、100mM NaC 1及び1.0mMのEDTAの洗浄緩衝液(pH7,2)により洗った。任意に この洗浄前に、膜は先ず膜の表面又は孔からすべての蛋白、ヌクレオチド又は同 様な不溶性性質を除くために、周知のやり方で逆洗浄される。
膜からの結合したDNAの採取は、10mM Tris−HCI(pH8)及び 1mM EDTAを含む低塩緩衝液50μlによりそれを溶離することにより達 成された。適用した放射能の測定は、以下の表に示されるように、DNAの95 %の採取を示した。
サンプル 288750 100 未 結 合 4150 1. 4 洗浄(4X100) 13000 4.5溶離(250μII> 274300  95’CPM=1分当りのカウント。
前記のやり方により、しかし上記の32p末端ラベルしたDNAの代わりに31 S末端ラベルDNA (Amersham Corp、ArliArlln H eights、Illからの市販物)を用い、S−ラベル物質の約35〜40% しか採取されなかった。採取におけるこの低下は、3″Sラベルそれ自体の存在 によるものと考えられる。これは、実施例1と同じやり方で283−及び32p −末端ラベルDNAの混合物を実験し、21p−ラベルDNAが90〜95%採 取されたことにより立証された。
実施例2 実施例1の5PINB IND遠心分離管を用いて、線状化pBR322DNA を結合し、溶離した。一度DNAが結合すると、下記の表に示されるようにNa C1濃度及びエタノールの%を変えた緩衝液を用いて、遠心分離管の膜からNa  I (DNA結合緩衝液)を洗い流した。
DNA結合及び溶離について以下のプロトコールを用いた。
2μgの線状化pBR322DNAをユニット当りに加えた。DNAを25μl !ずつの10mM Tris (pH7,5)により2回溶離し、そして採取し たDNAを凍結乾燥し、501tl!の10mM Tris (pH7,5)に 再懸濁した。次に再懸濁したDNAを電気泳動し、そして標準ホトによるエチジ ウムプロミド染色ゲルの写真の比較により定量した。ニック翻訳を1反応当り5 0μCi(ミクロキュリー)のアルファー(”P)dCTP (シチジントリホ スフェート)、400Ci/mモルを用いてBRLのN1ckTranslat ion Kit(BRL Corp、Gaithersburg、MO,、U、 S、A、)を使用し、周知の酵素ラベル化法により行った。
以下の表は、支持されたNaC1及びエタノールの濃度を含む10mM Tri sによる残存Nalの洗い流し後、SP INB INDユニットからの線状化 pBR322DNAの採取をリストしている。又、ニック翻訳されたDNAにつ いて、コントロールの%としてzipの相対的挿入がリストされている。
表 ■ 10mM Tris洗浄緩衝液 相対的挿入3tpmM NaC1%EtOH溶 離したDNA% (コントロールの%)′50 50 25 xx’ a、コントロールは、8xlO’cpm/μgにラベルされたニック翻訳線状化 pBR322DNAであった。
b2ニック翻訳を行うには、不十分なりNAが採取された。
上述から最良の採取は、NaC1を含まず80%及び70%のEtOHを含む緩 衝液を用いる洗浄により得られ(それぞれ100%及び75%の回収率)、次に 良い溶離は、200mM NaC] (60%)より100mM NaC1(7 5%)について得られ、即ち洗浄緩衝液として50%EtOHを用い、モしてN aC1濃度を半分にすることにより、ラベルしたDNAの特異的活性において顕 著な増大が得られ、200mM NaC1によるコントロールの18%対100 mM NaC1によるコントロールの54%。
実施例3(比較) それらが本発明で規定された選択手段の代わりに、濾過膜を用いた以外は、その 物理的構造が実施例1及び2で用いたものと非常に似ていた2本の市販の遠心分 離管を、本発明の装置と比べて、DNAを含む溶液からDNAを採取する際のそ れぞれの有効性をめた。
以下の例において、微孔性膜含有管(0,45μm Durapore膜を有す るMillipore ULTRAFREE(商標)−MC,Mi 111po re Corp、、Bedford、MaSS、)及び超濾過膜含有管(300 ONMWL (ノミナル分子量)PTTKポリスルホン膜を有するMillip ore ULTRAFREE (商標)−MC,Millipore Corp 、)を、実施例IのMPS膜含有装置(SP INB IND)と比較した。
2倍量(20μりの飽和沃化ナトリウムを、制限エンドヌクレアーゼBstE  IFにより消化した、バクテリオファージラムダDれている三つのユニットのそ れぞれに加え、1分間室温でインキュベートした後、ユニットを30秒間ミクロ 遠心分離機中でスピンした。通過物の10μlをゲル電気泳動による次の分析に 採った。膜をI00μfずつの水冷洗浄緩衝液(10mM Tris pH8, 0,200mM NaC1,50%エタノール)により2回洗った。第一の洗浄 液の15μlを、後のゲル分析に保存した。残存エタノールを55℃のインキュ ベーションにより除いた。40μlの低塩緩衝液(10mM Tris、1mM  EDTA pH8,0)を次にユニットに加えた。1分間のインキュベート後 、ユニットを遠心分離して、ユニットから(少なくともSP INB INDユ ニットから)DNAを溶離した。2μlを後のゲル分析のために採った。
サンプルをIV/cmの電圧勾配で1%Sea Kem(商標)LEアガロース ゲルで一晩処理した。ゲルの分析は、SP INB INDユニット及び超フィ ルターを有するユニットの両者は、添加からの通過物中の物質が非常に少ないこ とを示すことを明らかにした。
微孔性の膜を有するユニットは、殆ど全てのDNAが最初のスピンで通過するこ とを示した。洗浄工程からのサンプルは、検出可能な量のDNAを含んだ洗浄液 のみが、微孔性膜からのものであったことを示した。溶離工程からのサンプルは 、5PINBINDユニツトに結合していたDNAが事実溶離し、そして少量の DNAが超濾過膜の回りに漏れたことを示した。基本的に結果は予想された通り であり、従来の技術の装置では、DNAは一度に膜を通過したか、又は膜により ブロックされたかの何れかであった。何れの場合でもDNAは、SP INB  INDユニットの場合におけるようには、DNAは特異的に結合していなかうた 。
m Am””” ”’ PCr/LIS90106286

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.閉じた底部を有する円筒状のハウジング、並びにハウジングの中心軸を横切 る内部の平面を完全に充たすその中に位置する、所望の生物学的物質を結合可能 な多孔性の選択手段を特徴とする遠心分離管。
  2. 2.該ハウジングは、離脱可能に下部の容器に結合した上部の容器よりなり、そ して前記の多孔性の選択手段は、上部の容器の底部よりなることを特徴とする請 求項1の遠心分離管。
  3. 3.前記の上部の容器は、前記の下部の容器と同軸であって、しかも少なくとも 一部その中に位置することを特徴とする遠心分離管。
  4. 4.該ハウジングは、所望の生物学的物質と非反応性の物質よりなることを特徴 とする請求項1の遠心分離管。
  5. 5.前記の多孔性選択手段は、所望の生物学的物質を結合できる部位を含む多孔 性膜よりなることを特徴とする、請求項1の遠心分離管。
  6. 6.選択手段は、注型重合体状微孔性膜であることを特徴とする、請求項5の遠 心分離管。
  7. 7.選択手段は、粒状物を含む多孔性の膜よりなる複合体であることを特徴とす る、請求項5の遠心分離管。
  8. 8.結合部位は、化学的に変性された結合部位であることを特徴とする、請求項 5の遠心分離管。
  9. 9.化学的変性は、該粒状物ヘの生物学的分子の付着を含むことを特徴とする請 求項8の遠心分離管。
  10. 10.分子は、蛋白分子又はデスオキシリボ核酸であることを特徴とする、請求 項9の遠心分離管。
  11. 11.蛋白は、抗体、抗体結合蛋白、レクチン又は酵素であることを特徴とする 、請求項10の遠心分離管。
  12. 12.該膜は、少なくとも1種の重合体状プラスチックのマトリックスよりなる ことを特徴とする請求項5の遠心分離管。
  13. 13.該プラスチックは、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルとそれより少ない量の酢 酸ビニル、塩化ビニリデン、プロピレン、エチレン又はこれらの混合物との重合 体、ポリテトラフルオロエチレン、酢酸セルロース、三酢酸セルロース、硝酸セ ルロース、ポリスルホン、ポリアミド又はこれらの混合物又はアロイであること を特徴とする、請求項12の遠心分離管。
  14. 14.結合部位は、該プラスチックと化学的に一体となっていることを特徴とす る、請求項13の遠心分離管。
  15. 15.該結合部位は、膜内に固定的に配合された無機物又は有機物よりなること を特徴とする、請求項5の遠心分離管。
  16. 16.有機物は、親水性又は疎水性の有機粒状物であることを特徴とする、請求 項15の遠心分離管。
  17. 17.粒状物は、化学的に変性されて、該結合部位を生成することを特徴とする 、請求項15の遠心分離管。
  18. 18.化学的変性は、該粒状物ヘの生物学的分子の付着を含むことを特徴とする 、請求項17の遠心分離管。
  19. 19.分子は、蛋白分子又はデスオキシリボ核酸であることを特徴とする、請求 項18の遠心分離管。
  20. 20.蛋白は、抗体、抗体結合蛋白、レクチン又は酵素であることを特徴とする 、請求項19の遠心分離管。
  21. 21.前記の変性は、粒状物ヘのイオン性基又は親水性基の付加よりなることを 特徴とする、請求項17の遠心分離管。
  22. 22.該結合部位は、シリカ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、二酸化 チタン、水酸化第一鉄、水和吸収粘土、珪藻土、ボラックス、ヒドロキシアバタ イト又はこれらの混合物よりなる無機の粒状物であることを特徴とする、請求項 15の遠心分離管。
  23. 23.該結合部位は、徴結晶セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ キシメチルセルロース、デキストラン、アルギン酸、アセチルサリチル酸、ポリ アクリレート/セルロースグラフト共重合体、橋かけ結合ポリアクリレート、コ ラーゲン、アガロース、キトサン、ヒドロキシ含有ガム又はこれらの混合物より なる有機の粒状物であることを特徴とする、請求項15の遠心分離管。
  24. 24.該結合部位は、リガンド又はそれに結合したリガンドで終わるスペーサー を有し、該リガンドは、所望の生物学的物質を結合できる1個以上の部位を有す ることを特徴とする、請求項8の遠心分離管。
  25. 25.該結合部位は、それに結合した少なくとも1種のイオン交換樹脂を有し、 該樹脂は所望の生物学的物質と結合できることを特徴とする、請求項8の遠心分 離管。
  26. 26.該結合部位は、該生物学的物質を離脱可能に結合できる分離及び精製装置 を特徴とする、請求項5の遠心分離管。
  27. 27.該結合部位は、所望の生物学的物質がそれに結合した時、活性化される指 示ラベルをさらに含むことを特徴とする、請求項5の遠心分離管。
  28. 28.選択手段は、その中にシリカを一体的に組合せた徴孔性ポリ塩化ビニル膜 よりなるデスオキシリボ核酸選択手段であることを特徴とする、請求項1又は2 の遠心分離管。
  29. 29.シリカは、それヘ所望の生物学的物質を結合させるように、化学的に活性 化されていることを特徴とする、請求項28の遠心分離管。
  30. 30.選択手段は、親水性の吸収性粒子を含むポリテトラフルオロエチレンフィ ブリルマトリックスであることを特徴とする、請求項1の遠心分離管。
  31. 31.所望の生物学的物質を含む液体から、所望の生物学的物質を選択的に分離 し、且つ採取する方法において、該液体を請求項1で規定した遠心分離管中で遠 心分離し、該管の選択手段から該生物学的物質を採取することを特徴とする方法 。
  32. 32.所望の生物学的物質を含む液体から、所望の生物学的物質を選択的に分離 し、且つ採取する方法において、該液体を遠心分離管中で遠心分離し、該管は分 離可能な上部の容器及び底部の容器に分けられ、該上部容器の底部は、濾液を通 過させつつそれヘ所望の生物学的物質を選択的に結合できる多孔性の選択手段よ りなり、それにより該生物学的物質を選択手段に結合させ、そして結合した生物 学的物質を溶離により選択手段から採取することを特徴とする方法。
  33. 33.所望の生物学的物質を含む液体から、所望の生物学的物質を選択的に分離 し、且つ採取する方法において、該液体を遠心分離管中で遠心分離し、該管は分 離可能な上部の容器及び底部の容器に分けられ、該上部容器の底部は濾波を通過 させつつ、それヘ所望の生物学的物質を選択的に結合できる多孔性の選択手段よ りなり、それにより選択手段の表面の上又はその孔中に未結合生物学的物質より なる第一の相、選択手段に結合した生物学的物質よりなる、第二の相及び下部の 容器中の全ての濾液よりなる第三の相を形成し、そして結合した生物学的物質を 溶離により、選択手段から採取することを特徴とする方法。
  34. 34.遠心分離管は、請求項5に規定されているようなものであることを特徴と する請求項31の方法。
  35. 35.遠心分離管は、請求項5に規定されているようなものであることを特徴と する請求項32の方法。
  36. 36.遠心分離管は、請求項5に規定されているようなものであることを特徴と する請求項33の方法。
  37. 37.遠心分離管は、請求項8に規定されているようなものであることを特徴と する請求項31の方法。
  38. 38.遠心分離管は、請求項8に規定されているようなものであることを特徴と する請求項32の方法。
  39. 39.遠心分離管は、請求項8に規定されているようなものであることを特徴と する請求項33の方法。
  40. 40.該液体は、デスオキシリボ核酸を含む液体化アガロースゲルよりなり、方 法はカオトロピック塩の存在下で行われることを特徴とする、請求項31の方法 。
  41. 41.カオトロピック塩は、沃化ナトリウムであることを特徴とする請求項40 の方法。
  42. 42.選択手段は、デスオキシリボ核酸、ラジオラベルしたデスオキシリボ核酸 又はリボ核酸、蛋白又はニッタ翻訳生成物を選択的に結合できる結合部位をその 中に一体的に組合せた多孔性の膜であることを特徴とする、請求項31の方法。
  43. 43.結合部位は、シリカ、水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、二酸化チ タン、水酸化第一鉄、水和吸収粘土、珪藻土、ボラックス、ヒドロキシアパタイ ト又はこれらの混合物よりなる無機の粒状物であることを特徴とする、請求項4 2の方法。
  44. 44.結合部位は、微結晶セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ シメチルセルロース、デキストラン、アルギン酸、アセチルサリチル酸、ポリア クリレート/セルロースグラフト共重合体、橋かけ結合ポリアクリレート、コラ ーゲン、アガロース、キトサン、ヒドロキシ含有ガム又はこれらの混合物よりな る有機の粒状物であることを特徴とする、請求項42の方法。
  45. 45.選択手段は、注型重合体状微孔性膜であることを特徴とする請求項31の 方法。
  46. 46.結合部位は、化学的に変性された結合部位であることを特徴とする請求項 42の方法。
  47. 47.選択手段は、その中にシリカを一体的に組合せた微孔性ポリ塩化ビニル膜 よりなるデスオキシリボ核酸選択手段であることを特徴とする、請求項31の方 法。
  48. 48.シリカは、それへ所望の生物学的物質を結合させるように、化学的に活性 化されていることを特徴とする請求項47の方法。
  49. 49.生物学的物質は、未ラベル又は22P−ラベルDNAであり、選択手段は シリカ充填ポリ塩化ビニル膜であることを特徴とする、請求項31又は32の方 法。
JP3500454A 1989-11-08 1990-10-30 生物学的物質の分離及び採取様遠心分離管及び多孔性選択手段の組合せ Pending JPH04504911A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US43325989A 1989-11-08 1989-11-08
US433,259 1989-11-08

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04504911A true JPH04504911A (ja) 1992-08-27

Family

ID=23719470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3500454A Pending JPH04504911A (ja) 1989-11-08 1990-10-30 生物学的物質の分離及び採取様遠心分離管及び多孔性選択手段の組合せ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5552325A (ja)
EP (1) EP0558473A1 (ja)
JP (1) JPH04504911A (ja)
AU (1) AU6870091A (ja)
CA (1) CA2068220A1 (ja)
WO (1) WO1991007648A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004325412A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Sekisui Chem Co Ltd 血液検査用容器
JP2005176716A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Fuji Photo Film Co Ltd 核酸の分離精製方法
JP2006513835A (ja) * 2002-07-05 2006-04-27 アベンティス・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテツド 固相化学合成に用いられる装置および方法
JP2010131405A (ja) * 1997-09-12 2010-06-17 Becton Dickinson & Co 採集容器アッセンブリ
JP2012058256A (ja) * 2007-01-25 2012-03-22 F Hoffmann-La Roche Ag 血液サンプルの液状成分を分離する装置および方法、ならびにそのような装置を備える分析装置

Families Citing this family (94)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2055095C (en) * 1990-11-09 2003-05-13 Johnna B. Hawk Column agglutination assay and device
DE4143639C2 (de) * 1991-12-02 2002-10-24 Qiagen Gmbh Verfahren zur Isolierung und Reinigung von Nukleinsäuren
WO1995027561A1 (en) * 1994-04-08 1995-10-19 Amicon, Inc. Apparatus for isolation and purification of biologically active compounds
WO1995027546A1 (en) * 1994-04-08 1995-10-19 Amicon, Inc. Method and apparatus for isolation and purification of biologically active complexes
US5741423A (en) * 1994-08-23 1998-04-21 Bates; John Liquid-liquid extraction
EP0778841A1 (en) * 1994-08-29 1997-06-18 Akzo Nobel N.V. Device for use in the isolation of a biological material such as nucleic acid
EP0709132A1 (en) * 1994-10-28 1996-05-01 MEMBRANE SEPARATION TECHNOLOGIES S.r.L. Fluid filtration device
DE19512369A1 (de) * 1995-04-01 1996-10-02 Boehringer Mannheim Gmbh Vorrichtung zur Isolierung von Nukleinsäuren
DE59609585D1 (de) * 1995-04-01 2002-10-02 Roche Diagnostics Gmbh Verfahren zur Bindung eines biologischen Materials
GB2332157A (en) * 1995-08-28 1999-06-16 Millipore Investment Holdings Limited Fabric reinforced adsorptive membrane
US5833860A (en) * 1995-08-28 1998-11-10 Millipore Investment Holdings Limited Centrifugal adsorptive sample preparation device and method
US5667754A (en) * 1995-09-25 1997-09-16 Hach Company Device for chloride ion removal prior to chemical oxygen demand analysis
US6117394A (en) * 1996-04-10 2000-09-12 Smith; James C. Membrane filtered pipette tip
NL1003570C2 (nl) * 1996-07-11 1998-01-15 Stichting Centraal Lab Methode voor antigeen- en antistofbepaling in de bloedgroepserologie.
US6145688A (en) * 1996-07-17 2000-11-14 Smith; James C. Closure device for containers
US5882943A (en) * 1996-07-31 1999-03-16 Aldeen; William Erick Filtration apparatus, kit and method for processing parasite samples
US5785925A (en) * 1996-08-29 1998-07-28 Saigene Corporation Centrifuge tube phase separation plug
US5824272A (en) * 1996-12-16 1998-10-20 Uchida; Toshiki Compound centrifuge tube
DE19702907A1 (de) 1997-01-28 1998-07-30 Boehringer Mannheim Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Reinigung von Nukleinsäuren
US6998047B1 (en) 1997-02-26 2006-02-14 Millipore Corporation Cast membrane structures for sample preparation
US6048457A (en) 1997-02-26 2000-04-11 Millipore Corporation Cast membrane structures for sample preparation
US5942442A (en) * 1997-04-02 1999-08-24 The Perkin-Elmer Corporation Detection of low level analytes in samples using agglutination reaction capillary slide test and apparatus therefor
US6004822A (en) * 1997-04-04 1999-12-21 Alfred LaGreca Device and method for measuring solubility and for performing titration studies of submilliliter quantities
US6171869B1 (en) * 1997-04-08 2001-01-09 Beckman Coulter, Inc. Process for desalting and concentrating protein-containing solutions
US5958677A (en) 1997-07-28 1999-09-28 The New York Blood Center, Inc. Method for purifying viral nucleic acids
DE19734135A1 (de) 1997-08-07 1999-02-11 Boehringer Mannheim Gmbh System zum Zurverfügungstellen biologischer Materialien
US6667177B1 (en) * 1997-11-11 2003-12-23 Kowa Company, Ltd. Method for counting leukocytes and apparatus for counting leukocytes
US7569342B2 (en) 1997-12-10 2009-08-04 Sierra Molecular Corp. Removal of molecular assay interferences
US6066257A (en) * 1998-08-04 2000-05-23 Calgon Carbon Corporation Process for the removal and destruction of perchlorate and nitrate from aqueous streams
DE19856064C2 (de) * 1998-12-04 2000-11-30 Invitek Gmbh Universelles Verfahren zur Isolierung von DNA aus beliebigen Ausgangsmaterialien
GB9909630D0 (en) 1999-04-28 1999-06-23 Zeneca Ltd Reactor
WO2001007138A1 (en) * 1999-07-26 2001-02-01 Harvard Apparatus, Inc. Filtration/separation container without an in-built filter
US7947236B2 (en) 1999-12-03 2011-05-24 Becton, Dickinson And Company Device for separating components of a fluid sample
JP2003521689A (ja) * 2000-01-31 2003-07-15 エモリー・ユニバーシティ 免疫学的なアッセイシステム及び方法
AT414209B (de) * 2000-03-17 2006-10-15 Greiner Bio One Gmbh Sammelgefäss für flüssigkeiten
US20080260593A1 (en) * 2000-03-22 2008-10-23 Dewalch Norman Binz Method and apparatus for processing substances in a single container
AU2001272085B2 (en) 2000-04-28 2006-03-02 Harvest Technologies Corporation Blood components separator disk
NZ524065A (en) * 2000-07-18 2005-02-25 Invitrogen Corp Device and methods for subdividing and filtering gel material and extracting molecules therefrom
US6537502B1 (en) * 2000-07-25 2003-03-25 Harvard Apparatus, Inc. Surface coated housing for sample preparation
GB2372464B (en) * 2001-02-22 2003-05-14 Vivascience Ltd Method of isolating a charged compound
US6808908B2 (en) 2001-05-30 2004-10-26 Porex Technologies Corporation Functionalized porous substrate for binding chemical and biological moieties
US20030211970A1 (en) * 2001-06-01 2003-11-13 Samuel Nochumson Processing of plasmid-containing fluids
US20030007897A1 (en) * 2001-07-06 2003-01-09 Andrew Creasey Pipette tips
US20030098271A1 (en) * 2001-11-26 2003-05-29 Ralph Somack Capsule and tray systems for combined sample collection, archiving, purification, and PCR
DE10222133A1 (de) * 2002-05-17 2003-12-04 Gl Biotech Gmbh Verfahren zur Nukleinsäure-Extraktion und Nukleinsäure-Reinigung
GB0225631D0 (en) * 2002-07-05 2002-12-11 Aventis Pharma Inc Apparatus and method for use in solid phase chemical synthesis
AU2003251972A1 (en) * 2002-07-18 2004-02-09 Consolidated Engineering Company, Inc. Method and system for processing castings
JP4025135B2 (ja) * 2002-07-19 2007-12-19 富士フイルム株式会社 核酸の分離精製方法
US20040236083A1 (en) * 2003-05-14 2004-11-25 Libert Sharon Ann Protein separation column
DE10331678A1 (de) * 2003-07-14 2005-02-10 Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg Verschlussvorrichtung für ein Zentrifugenröhrchen
US20050042660A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-24 Hall Gerald Edward Devices and methods for isolating RNA
US20050026175A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-03 John Link Devices and methods for isolating RNA
US20050037331A1 (en) * 2003-08-13 2005-02-17 William Galbraith Apparatuses and methods for reducing albumin in samples
GB2406641B (en) * 2003-08-19 2007-09-12 Wicken Technology Ltd Materials analysis
US7846333B2 (en) * 2003-11-24 2010-12-07 Effendorf AG Porous media
JP4522105B2 (ja) * 2004-02-02 2010-08-11 キヤノン株式会社 物質の液体からの分離方法
US7897378B2 (en) 2004-03-18 2011-03-01 Roche Molecular Systems, Inc. Method and device for purifying nucleic acids
US20050254995A1 (en) * 2004-05-12 2005-11-17 Harvard Apparatus, Inc. Devices and methods to immobilize analytes of interest
KR20070026645A (ko) * 2004-05-27 2007-03-08 에이껜 가가꾸 가부시끼가이샤 생체 시료 채취 용구 및 생체 시료의 채취 방법
US20060099605A1 (en) * 2004-11-11 2006-05-11 Hall Gerald E Jr Devices and methods for isolating RNA
JP4406344B2 (ja) * 2004-09-27 2010-01-27 富士フイルム株式会社 多孔質膜カートリッジ及びその製造方法
US7811530B2 (en) * 2004-10-29 2010-10-12 Ethicon, Inc. Sterilization cassette and packaging
US20060094865A1 (en) * 2004-10-29 2006-05-04 Kapur Terri A Intraoperative method for isolating and concentrating autologous growth factors and for forming residual autologous growth factor compositions
US7854343B2 (en) * 2005-03-10 2010-12-21 Labcyte Inc. Fluid containers with reservoirs in their closures and methods of use
US20060223072A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Boyes Barry E Methods of using a DNase I-like enzyme
US20060223073A1 (en) * 2005-03-31 2006-10-05 Boyes Barry E Methods of using a DNase I-like enzyme
US20060269929A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Hall Gerald E Jr Methods and kits for DNA purification on polymeric membranes at low ionic strength
US20060270843A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Hall Gerald E Jr Methods for isolation of nucleic acids
US20090011506A1 (en) * 2007-07-02 2009-01-08 Industrial Technology Research Institute Apparatus and process for washing tissue and/or cell
US8357296B2 (en) 2007-09-24 2013-01-22 Emd Millipore Corporation Centrifugal filter
US9409166B2 (en) * 2007-12-10 2016-08-09 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Integrated PCR reactor for cell lysis, nucleic acid isolation and purification, and nucleic acid amplication related applications
TWI349579B (en) * 2007-12-17 2011-10-01 Agricultural Res Inst Cover assembly and container set for tissue culture using the same
KR101006562B1 (ko) 2008-06-27 2011-01-07 포항공과대학교 산학협력단 핵산 추출 방법
US9333445B2 (en) 2008-07-21 2016-05-10 Becton, Dickinson And Company Density phase separation device
CA2662546A1 (en) * 2009-04-15 2010-10-15 Spartan Bioscience Inc. Tube for dna reactions
CA2949745C (en) 2009-05-15 2019-03-26 Becton, Dickinson And Company Density phase separation device
EP2260943A1 (en) 2009-06-11 2010-12-15 Innosieve Diagnostics B.V. Microfilter centrifuge tube
WO2011041703A2 (en) * 2009-10-02 2011-04-07 Life Technologies Corporation Sample preparation devices and methods
KR101878749B1 (ko) * 2010-03-05 2018-07-17 삼성전자주식회사 표적 세포의 분리 방법 및 키트
EP3399036B1 (en) * 2010-04-08 2023-01-25 QIAGEN GmbH Chromatographic device and method for isolating and purifying nucleic acids
JP2013523143A (ja) 2010-04-08 2013-06-17 キアゲン ゲーエムベーハー 核酸を単離および精製するための方法
US10094749B2 (en) 2010-07-14 2018-10-09 Qiagen Gmbh Storage, collection or isolation device
CN103168222A (zh) * 2010-07-14 2013-06-19 恰根有限公司 用于分离和/或纯化生物分子的装置
US9304070B2 (en) 2011-07-13 2016-04-05 Emd Millipore Corporation All-in-one sample preparation device and method
TR201109999A2 (tr) * 2011-10-10 2012-07-23 Akman Serhan Trombositten zengin fibrin yapımı için tüp.
JP6076360B2 (ja) * 2011-10-18 2017-02-08 ザ・トラスティーズ・オブ・コロンビア・ユニバーシティ・イン・ザ・シティ・オブ・ニューヨーク 生体試料を収集するための医療装置および方法
CN105122031B (zh) 2012-11-20 2019-02-01 纽约哥伦比亚大学董事会 医疗设备以及用于收集生物样本的方法
WO2014181896A1 (ko) * 2013-05-06 2014-11-13 (주)실리콘화일 막 기반 다중튜브를 포함하는 생체 물질 분석 장치
US9895665B2 (en) 2014-02-21 2018-02-20 Takara Bio Usa, Inc. Spin columns comprising poly(acid) membrane separation matrices, and methods of making and using the same
US9694359B2 (en) 2014-11-13 2017-07-04 Becton, Dickinson And Company Mechanical separator for a biological fluid
DE102015102350B3 (de) * 2015-02-19 2016-05-04 Sartorius Stedim Biotech Gmbh Filtrationsvorrichtung für flüssige Proben
CN105886387B (zh) * 2016-05-30 2018-08-07 北京安洁优科技有限公司 诊断试剂的一管化包装方法及一管化包装诊断试剂瓶
WO2022157366A1 (en) 2021-01-22 2022-07-28 Paul Charles Reardon Filter
EP4032603A1 (en) 2021-01-22 2022-07-27 Paul Charles Reardon Filter

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3862030A (en) * 1972-12-13 1975-01-21 Amerace Esna Corp Microporous sub-micron filter media
CA1056746A (en) * 1974-09-06 1979-06-19 Chung J. Lai Biologically active membrane material
JPS5221393A (en) * 1975-08-12 1977-02-17 Mitsubishi Petrochem Co Ltd Process for preparing polysaccharides containing amino sugars
US4142858A (en) * 1977-12-02 1979-03-06 Isolab, Incorporated Method to determine a diagnostic indicator of blood sugar condition, and, a liquid chromatographic microcolumn therefor
US4244694A (en) * 1978-03-31 1981-01-13 Union Carbide Corporation Reactor/separator device for use in automated solid phase immunoassay
US4254082A (en) * 1978-06-12 1981-03-03 Miles Laboratories, Inc. Specific binding-adsorbent assay test means
US4270921A (en) * 1979-09-24 1981-06-02 Graas Joseph E Microchromatographic device and method for rapid determination of a desired substance
US4301118A (en) * 1980-03-06 1981-11-17 Spectrum Medical Industries, Inc. Protein concentrator
US4422941A (en) * 1980-09-08 1983-12-27 University Of Pittsburgh Apparatus for liquid-solid column centrifugation chromatography and method
DE3118878C2 (de) * 1981-05-13 1985-02-14 Drägerwerk AG, 2400 Lübeck Prüfröhrchen
US4373519A (en) * 1981-06-26 1983-02-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Composite wound dressing
US4523995A (en) * 1981-10-19 1985-06-18 Pall Corporation Charge-modified microfiber filter sheets
DE3149360A1 (de) * 1981-12-12 1983-06-16 Biotest-Serum-Institut Gmbh, 6000 Frankfurt "verfahren zur reinigung und/oder phytohaemagglutinin-abtrennung von human-interleukin-2"
US4436820A (en) * 1982-02-01 1984-03-13 Reiter Paul C Method and apparatus for glycosylated hemoglobin separating and measuring fractions
US4702840A (en) * 1982-02-05 1987-10-27 Pall Corporation Charge modified polyamide membrane
US4483825A (en) * 1982-07-09 1984-11-20 Fatches Keith R Pipette and filter combination
US4496654A (en) * 1983-04-08 1985-01-29 Quidel Detection of HCG with solid phase support having avidin coating
US4632761A (en) * 1983-08-15 1986-12-30 W. R. Grace & Co. Centrifugal microconcentrator and methods for its use
JPS6077768A (ja) * 1983-10-06 1985-05-02 テルモ株式会社 液体濾過装置
JPS60196667A (ja) * 1984-03-21 1985-10-05 Kikkoman Corp 分離用試験器
DE3446636A1 (de) * 1984-12-20 1986-06-26 Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim Verfahren zur herstellung eines immunreaktiven poroesen traegermaterials
DE3608883C1 (de) * 1986-03-17 1987-08-13 Armin Dipl-Chem Dr Rer N Gilak Chromatographische Saeule fuer immunologische Untersuchungsverfahren
US4787971A (en) * 1987-01-23 1988-11-29 Alan Donald Miniaturized column chromatography separation apparatus and method of assaying biomolecules employing the same
US4832851A (en) * 1987-02-02 1989-05-23 W. R. Grace & Co. Centrifugal force-enhanced filtration of fluids
DE3719418C1 (de) * 1987-06-11 1988-07-21 Sandler Helmut Helsa Werke Verfahren zur Herstellung eines Filtermaterials
WO1989004874A1 (en) * 1987-11-03 1989-06-01 Molecular Biosystems, Inc. Method and apparatus for fixation of biopolymers to a solid support by centrifugation
US4810381A (en) * 1987-12-28 1989-03-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Composite chromatographic article

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131405A (ja) * 1997-09-12 2010-06-17 Becton Dickinson & Co 採集容器アッセンブリ
JP2006513835A (ja) * 2002-07-05 2006-04-27 アベンティス・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテツド 固相化学合成に用いられる装置および方法
JP2004325412A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Sekisui Chem Co Ltd 血液検査用容器
JP2005176716A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Fuji Photo Film Co Ltd 核酸の分離精製方法
JP2012058256A (ja) * 2007-01-25 2012-03-22 F Hoffmann-La Roche Ag 血液サンプルの液状成分を分離する装置および方法、ならびにそのような装置を備える分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU6870091A (en) 1991-06-13
US5552325A (en) 1996-09-03
EP0558473A1 (en) 1993-09-08
CA2068220A1 (en) 1991-05-09
EP0558473A4 (en) 1992-09-10
WO1991007648A1 (en) 1991-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04504911A (ja) 生物学的物質の分離及び採取様遠心分離管及び多孔性選択手段の組合せ
US10514330B2 (en) Device for isolation and/or purification of biomolecules
JP4320140B2 (ja) 試料調製のための注型膜構造物
JP4334012B2 (ja) 核酸精製の方法および装置
JP5863699B2 (ja) 不純物を含有する混合物から得た生体分子の精製方法
JPH07501222A (ja) 天然原料から核酸のような細胞成分を単離する方法及び装置
US20050178216A1 (en) Vacuum assisted affinity chromatography device and method
EP2593768B1 (en) New storage, collection or isolation device
WO2001093979A1 (en) Multi-well equilibrium dialysis systems
JP2003521689A (ja) 免疫学的なアッセイシステム及び方法
EP2434906B1 (en) Multi-media affinity column to prevent leaching of ligands
US5783087A (en) Method and apparatus for isolation and purification of immune complexes
EP2055385A1 (en) Method and device for purifying nucleic acids
EP2593769B2 (en) New liquid processing device
US20030213740A1 (en) Multi-well equilibrium dialysis systems
WO1995027561A1 (en) Apparatus for isolation and purification of biologically active compounds
JPH11285607A (ja) 血漿または血清分離フィルター
CA2136432A1 (en) Deproteinization with azlactone-functional supports
WO2024079611A1 (en) Vacuum driven gel filtration method
Bansal et al. Laboratory Dialysis-Past, Present and Future
US20120045788A1 (en) Device for sample preparation
JPS6339895A (ja) 液体支持体を用いるバイオアフイニテイ−およびイオン交換分離