JPH04504740A - 水切り織物 - Google Patents

水切り織物

Info

Publication number
JPH04504740A
JPH04504740A JP2513203A JP51320390A JPH04504740A JP H04504740 A JPH04504740 A JP H04504740A JP 2513203 A JP2513203 A JP 2513203A JP 51320390 A JP51320390 A JP 51320390A JP H04504740 A JPH04504740 A JP H04504740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
monofilament
draining
machine
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2513203A
Other languages
English (en)
Inventor
ジャクソン、グラハム ウイリアム、
Original Assignee
ジェイ ダブリュー アイ リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェイ ダブリュー アイ リミテッド filed Critical ジェイ ダブリュー アイ リミテッド
Publication of JPH04504740A publication Critical patent/JPH04504740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0054Seams thereof
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/08Felts
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • D21F1/0036Multi-layer screen-cloths
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/08Felts
    • D21F7/083Multi-layer felts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抄紙機の圧搾部に使用される水切り織物に関するものであり、特に、 水はけが向上するとともにペーパマーキングが減少するように形状を成す手延モ ノフィラメントを含む織物に関する。
抄紙機の圧搾部では、約15%からおよそ25%のコンシスチンシーを有する、 紙繊維で編まれた薄くて湿潤な自立式ウェッブ(即ち、約15%からおよそ25 %の繊維その他固形物と約75%から85%の水分とを含有する湿紙ウェッブ) が、透過性のフェルトによる一連のエンドレスベルトで支持されながら連続する 加圧ローラを通過する。各ローラ組では、前記湿紙中の水分の一部が、各プレス ロール間のニップ流路圧力の作用によって前記フェルトに移転する。前記湿紙ウ ェッブのコンシスチンシーは、圧搾部の出口で約30%からおよそ50%になる 。一般に、圧搾部ではプレスロールは対で使用する。通常、一方のロールは平滑 であり、エラストマー(一般にゴム)面を設けることがある。また、通常、他方 のロールの等高線面は、水分をプレスフェルトから運び入れることができる窪み を複数設けるのに適したエラストマー材で作られている。一般に、複数の溝がロ ール周辺にあるとともに前記溝がロール軸とほぼ直角を成す溝付き面を有するロ ールが使用される。
前記プレスフェルトは、上記溝(または送り穴などの栓受け)と湿紙ウェッブと の間の中間材の役目をする。フェルト上に載置された湿紙ウェッブがプレスロー ル間のニップに入ると、水分が前記平滑ロールによって湿紙ウェッブから絞り出 され、圧搾されたフェルトに押し込まれて最終的に前記ロール溝に入り込む。フ ェルトと湿紙ウェッブがニップから離れると、前記フェルト中に残留する水分の 一部が湿紙ウェッブにもう一度移転して再吸収することができる。
一般に、プレスフェルトは、基布とステーブルファイバのバットとの組み合わせ から成り、上記基布に前記バットがニードルパンチされている。プレスフェルト によっては、基布の低側にニードルパンチされた単層のバットが使用される。他 のプレスフェルトでは、基布の各側止に1層が載置されるとともに2層とも前記 基布にニードルパンチされた2層のバットが使用される。
前記バットの繊維は、バットが基布上に載置された方向に並ぶ傾向があることが 知られている。バットを幅方向に重合する、すなわち、はぼ機械の幅方向に載置 すると、機械の幅方向に配列されたバット繊維に加えて、幅方向重合線が一連の 各バット片間に現れる。上記交差領域によってプレスフェルトの質量に変化が生 じ、極端な場合、振動作用がロールスタンドに発生することがあり、したがって 機械が破損する。さらに最近の例では、例えば、米国特許3,508,307で Diloが説明した方法を使うとバットをほぼ機械方向に載置することができ、 したがって、機械の幅方向の質量変化が発生しなくなるとともに、前記バット中 の繊維配列が機械方向であることによって水はけが向上する。
最新のプレスフェルトの基布は、ピン継ぎ目を含むことができるので、米国特許 4,601,785でLi1jaが類別したように、通常、縦糸および横糸など のいずれも円形断面である合成モノフィラメントで織られている。
上記フェルトのピン嵌入ループを形成する機械方向の糸は、前記ループがその形 状を保持できるようにモノフィラメントでなければならず、これによって、前記 基布を抄紙機に取り付けた間にこの基布を容易に継ぎ合わせることが確実にでき る。ただし、すべて丸モノフィラメントで織られた織物にバットを確実にニード ルで突き刺すことは困難である。ニードルは、前記丸糸を貫通するよりもむしろ 撓ませがちである。したがって、機械側バットを用いて低側バットの接着を補強 する必要がある。さらに、すべて丸モノフィラメントで織られたプレスフェルト の基布には、縦糸と横糸の交差箇所で顕著な突起部が生じやすいという欠点があ る。また、さらに、縦糸と横糸の交差箇所の接触範囲が1箇所に限定される欠点 がある。したがい、前記基布は、斜めに歪んだり、あるいは、薄っぺらくなりゃ すい。
米国特許4,414,263では、Miller及びその他によって、基布の特 性を、手延断面の基布織りモノフィラメントに取り入れることによってこの特性 を高め、これによってプレスフェルトの特性を高めることが提唱された。彼らは 、自分達が改良したプレスフェルトを、「横と縦の両方向に伸びる多数の合成フ ィラメントで織られた開放編目織物とそれにニードルで突き刺した少なくとも1 つのステーブルファイバのバットとを含むプレスフェルトにおいて、横方向に伸 びるフィラメントの少なくとも一部が手延断面を有するモノフィラメントであり 、その長軸が前記織物と平行であることを特徴とするプレスフェルト」と規定し ている。Millerおよびその他は、上記手延モノフィラメントを従来の模様 織りに取り入れている。彼らの推奨によると、アスペクト比(すなわち、幅対厚 さの比率)を1.2:1がら3:1にする必要があり、上記手延モノフィラメン トり場合は約2=1の値が望ましい。
また、Johnson (米国特許4,815,499)とKos i tzk e(米国特許4,142,557)は、いずれも、同様の手延モノフィラメント を抄紙機の成形織物に使用することを提唱した。表面上、当該抄紙機の成形織物 は圧搾部に使用されるものと類似することがあるが、前記成形織物を使用する条 件に示されるように、実際はやはり相当異なっている。例えば、Kos i t zkeの主な関心は、平織物の連続流れとして織られるとともに所要のループが 得られるように継ぎ合わせる成形織物であって、使用される模様織りが4ハーネ スサテン織りである前記成形織物を改良することである。
Kos i tzkeは、当該成形織物を改良するために、幅対高さの比率が約 1.2:1から1.3:1である手延モノフィラメントの使用を主張している。
乾燥織物によって透気度が低下するように平モノフィラメントが提唱されたり( 米国特許4,290,209のBuchanan及びその他)、あるいは、乾燥 織物によって接触面が増すように平モノフィラメントが提唱された(米国特許4 ,621,683のMalmendi er及びその他)。
また、等高線面を有する当該率モノフィラメントを押出し形成することも知られ ている(米国特許4,643,119のLangston及びその他)。
この一般的な型の手延モノフィラメントは、他の織物に使用されている。
当該織物では、通常10:1よりもはるかに高いアスペクト比が、例えば、絨穂 の裏打ち(Thiokol化学株式会社に譲渡された英国特許1,382、68 4)と、模様織物また網容器やバルクコンテナ(米国特許4,643.119の Langs ton及びその他)と、縦糸と横糸などの繊維補強平紐を用いると ともにプラスチック補強材としての使用を対象にした織物(米国特許4,816 ,327のBinnersley及びその他)と、帆布(米国特許4,590, 121のMahr)とに使用されている。また、スラッジの水切りに使用するこ とを対象にしたろ過織物に手延モノフィラメントを用いることが提唱された(S candi afel tABに譲渡された欧州特許273892)。
また、バットを取り付けていない織物を使って圧搾部の紙ウェッブを水切りする ことが提唱された。当該実施要領は、西独特許3,426,2f34のKuff erathによって説明されている。ただし、Kufferathが説明した水 切り織物は、厚さの程度が比較的大きい紙を抄造する場合のみ仔効であることが 分かった。
Miller及びその他のプレスフェルトの重要な特徴は、手延モノフィラメン トの基布の使用にある。現在、同様の手延モノフィラメントを使って圧搾水切り 織物を改良することができ、前記水切り織物またはプレスロール溝によってウェ ッブの水切りが向上するとともにペーパマーキングに対する抵抗力が高まること が分かった。さらに、Miller及びその他か必要とする低側バットは、用途 によっては省略することができる。
本発明によると、手延モノフィラメントは、前記織物の低側止に長い浮糸面を設 ける模様織りに使用されるとともに高い充填係数で使用される。本発明による水 切り織物の上記特徴によって、比較的平坦で平滑なほぼプラットホーム状の表面 が前記織物の低側止に得られると考えられる。この比較的平坦な表面は、プレス ロールによって生じた機械負荷を圧力の均一性が良くなるように転移させると考 えられる。また、本発明の前記織物によって示された紙ウェッブの向上した水切 り能力とペーパマーキングに対する抵抗力とは、圧搾荷重下で上記織物の均一圧 力特性と正比例すると確信される。
したかって、本発明は、その最も広範囲な面において、対向する側端部を佇する 抄紙機の圧搾部用の水切り織物であって、前記側端部間を機械の幅方向に伸びる とともに機械の幅方向と直交する機械方向に伸び、アスペクト比か少なくとも1 .5+1で断面が手延べである七ノフィラメント縦糸の織物の低側−にに露出し た長い浮糸を設ける織物模様織りを有し、少なくとも45%の手延モノフィラメ ントの充填係数を有し、(i)raJは、手延モノフィラメント縦糸の単一循環 模様織り中の紙側表層の横糸であって、前記縦糸の真下に在るとともにこの縦糸 と接触する前記横糸の数を示し、 (ii)rbjは、前記単一循環模様織り中の紙側表層の横糸の総数を示し、さ らに、前記露出した長い浮糸の大部分では、(iii)raJは1よりも大きく 、 (iv)raJはrbJの半分よりも大きい、上記a/b式で表される前記手延 モノフィラメントの露出した浮糸の浮糸比を倚する水切り織物を提供する。
前記手延モノフィラメントの充填係数は少なくとも60%であることが望ましい 。さらにできれば、充填係数が少なくとも80%であることが良く、約85%で あれば非常に好ましい。
水切り織物は単層構造のものが望ましいが、本発明の利点は、さらに複雑な織物 の場合でも得ることができる。上記詳細のように算出された手延モノフィラメン トの浮糸比は、少なくとも578であることが望ましく、3/4から7/8であ ればさらに好ましい。
前記手延モノフィラメントのアスペクト比は、少なくとも1.6:1であること が望ましく、少なくとも約2=1であれば非常に好ましい。
ステーブルファイバの低側バットを使用する場合は、手延モノフィラメントとほ ぼ直角に当てることが望ましい。また、バット層は前記水切り織物のロール側に 当てることもできると考えられる。
圧搾水切り織物は様々な方法で織ることができる。前記水切り織物は、所望の長 さの閉エンドレスループとして織ることができると同時にピン継ぎ目を含めるこ とかできる。あるいは、前記織物は、平織物の連続流れとして織ることができ、 その適切な長さを、例えば、ピン継ぎ目で継ぎ合わせると所要のエンドレスルー プが得られる。
上記各方法の主な違いは、縦糸と横糸の織物ループの配向である。すなわち、 (a)閉エンドレスループとして織られた織物では(継ぎ目の有無に関係なく) 、縦糸は、機械の幅方向に在るとともに本発明の手延モノフィラメントを含み、 (b)閉エンドレスループを設けられるように継ぎ合わされる連続流れとして織 られた織物では、縦糸は、機械方向に在るとともに本発明の手延モノフィラメン トを含む。
また、横糸が手延モノフィラメントである織物を平織りすることが知られている 。ただし、手延モノフィラメントの浮糸を正しく露出させるには、特殊な織り方 と織り後の処理法が必要であろう。
前記水切り織物を、ニードルで突き刺したバットを前記織物の低側または両側に 当てて圧搾部で使用する場合は、閉エンドレスループとして織った織物が望まし い。また、前記エンドレスループはピン継ぎ目も含むことができる。
本発明で考慮したように、前記水切り織物を、ニードルで突き刺したバットを前 記織物に当てずに圧搾部で使用する場合は、前述の各織り方法のどれか1つを用 いることができる。前記水切り織物を抄紙機に容易に取り付けられるように継ぎ 合わせる場合は、ピン継ぎ目を使用すると都合がよい。
プレスフェルトにはポリエステルや他の材料が使用されてきたが、前記プレスフ ェルトは、一般に、ナイロン製のモノフィラメントで作られ、バットとしてナイ ロン製のステープルフを有する。本発明の場合は、ナイロン製のモノフィラメン トとステーブルファイバを使用することが望ましいが、本発明は当該材料に限定 されるものではない。
以下、添付の図面をもとに本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明による水切り織物の概略図、図2は、低側バットを有する図1の 水切り織物の図面、図3は、両側にバットを有する図1の水切り織物の図面、図 4は、代表的な手延モノフィラメントの断面図、図5は、単層織物と成層織物の 別の模様織り図、図6と図7は、各ピン継ぎ目構造の図、図8は、本実施例で使 用された各織り構造の図である。
図1は、本発明による水切り織物の1例をほぼ概略的に1で示したものである。
矢印2は機械の幅方向を示し、矢印3は機械方向を示す。したがって、前記織物 は、図に示すようにエンドレス織りによる閉ループとして作られたものである。
連続手渡れとして織られた織物の場合は、矢印2と3は入れ替わり、矢印2は機 械方向になり、矢印3は機械の幅方向になる。本図は、はぼ平行な各横糸4とほ ぼ平行な各手延縦糸フィラメント5とで構成される単層織物を示す。横糸4は、 モノフィラメント、紡ぎ糸、編み糸など、当該織物に一般に使用される横糸なら どれでもよい。
ニードルパンチされた繊維バットなどの多孔層を、図2と図3に示すように前記 織物に取り付けることができる。低側バットはほぼ8Aで示し、機械側バットは ほぼ6Bで示す。低側バッ)8Aは、手延モノフィラメント縦糸5とほぼ直角に 、すなわち、矢印3とほぼ平行に当てることが望ましい。
図4で示す手延フィラメント5の断面図のように、当該フィラメントは幅Wと厚 さTとを有する。上記フィラメントのアスベト比は、比率w:Tと規定される。
図示したフィラメントのアスペクト比は4:1である。前記アスペクト比は、本 発明の目的のためには2:1よりも大きいことが必要であり、約2=1から20 :1が望ましい。Tが小さすぎると、フィラメントは非常に薄くなるとともに余 りに撓みすぎて、横糸4のナックルパターンおよびプレスロール中の溝または別 のパターンの両方がプレスロールのニップ中の紙に転写するのを防ぐことができ ない。かかる紙面のマーキングは好ましくない。適切なTの下限は約0.1mm と考えられる。
前記アスペクト比の最低値は1:1であり、すなわち、はぼ正方形のモノフィラ メントである。本発明の織物では、前記手延モノフィラメントの露出した長い浮 糸が、湿紙ウェッブを支持する平面に近いものになることを目的としている。ア スペクト比が小さすぎると、現在利用できる機械類を使って当該織物を作り出す ことは、本発明で使用された手延モノフィラメントの高充填係数でも困難になる 。前記アスペクト比が約1.3:1を下回ると、前記手延モノフィラメントに好 ましくないねじれが生じると考えられる。これを考慮すると、2:1またはこれ より高いアスペクト比が望ましい。前記アスペクト比の上限は製織装置によって 定まると考えられるが、実用的な上限としては約100:1と考えられる。
あるバットを前記水切り織物にニードルパンチする場合は、多数のニードルが前 記手延モノフィラメントを穿孔することになる。本来、これが、穿孔されたモノ フィラメントに損傷をもたらす場合ですら、ニードリングが過度でない程度に行 われる限り、影響はないと思われる。さらに、ここで用いられる充填係数が高い と、縦糸または横糸と交わり損なうニードルが少ないほど前記水切り織物のバッ ト接着がそれだけ良くなると考えられる。またさらに、分離したモノフィラメン トは、少なくともある程度高充填係数によってバット繊維を締めつけて所定の位 置に保持する傾向がある。
また、ニードルが前記手延モノフィラメントを貫通する位置をある程度調整する こともできる。アスペクト比が4=1である図4(b)の7で全体を示したモノ フィラメントは、各側止の3つの溝9によって分離された平面8を4つ有する。
実際に、ニードルは、上記モノフィラメントの場合、面8よりもむしろ溝9中に 穿孔貫通する傾向があることが分かった。
前記手延モノフィラメントの配向は、ピン継ぎ目の前後関係において重要である ことは上述した。ニードルパンチの操作では、使用した横糸の断面がほぼ円形で あるため、ニードルによって穿孔された横糸はほとんど無く、たいていの場合、 横糸は、ニードルによって少し斜めに撓むだけである。したかって、未損傷の横 糸からピン継ぎ目を形成すると好都合である。閉ループとして織られた織物中の 横糸は機械方向に在るので、バットを当てる場合は当該織物を使用することが望 ましい。あるいは、バットを使用しない場合は、前記手延モノフィラメント縦糸 を使ってピン継ぎ目を形成すると都合がよいと言えよう。
図5、図8(b)、図7(b)、図8は、考えられる各種水切り織物構造の概略 断面図であり、この内の3つは、下記で詳細に説明するように本発明の範囲外で あるが(図5(dL図8(a)、図8(e))、比較のために記載している。
本発明の水切り織物の2つの特徴は特に重要であり、その1つは上記図面に示さ れている。1つは「浮糸比」で、もう1つは「充填係数」である。
前記浮糸比は、一連の上記図面の10に示すように、前記織物の低側止に露出し た長い浮糸を設けた手延モノフィラメント縦糸の部分を表す。前記浮糸比は、a とbが整数であるa/bの「比率」で表示され、(i)raJは、手延モノフィ ラメント縦糸の単一循環模様織り中の紙側表層の横糸であって、前記縦糸の真下 に在るとともにこの縦糸と接触する前記横糸の数を示し、 (i 1)rbJは、前記循環模様中の前記織物の表面中に在る紙側表層の横糸 の総数を示す。
露出した上記浮糸が本発明の諸要件を満たすには、上述の浮糸比は、さらに以下 の2つの制約条件を満たす必要がある。すなわち、(i i 1)raJは1よ りも大きく、(iv)raJはrbJの半分よりも大きい。
まず、上記原則を図5に当てはめてみると、図5 (a)、(bL (d)の浮 糸比は次のようになる。
−図5(a)の場合、a=4とb=5故、浮糸比は415である。すなわち、縦 糸12の真下に在るとともにこの縦糸と接触しているのは、4つの横糸IJの集 合であり、さらに循環模様X中には横糸13がもう1つ在る。
−図5(b)の場合、a=5とb=8故、浮糸比は5/8である。すなわち、縦 糸15下の5つの横糸14、および、縦糸15上の3つの横糸16だけが勘定に 入るが、上側の横糸17と下側の7つの横糸18は前記表層中に無いので、aま たはbを選定する場合勘定に入れない。
−図5(d)の場合、a=3とb=e故、浮糸比は3/6となる。したがい、表 層より下の層は勘定に入れないので、前記浮糸比は本発明の範囲外である。
同様にして、残りの全図面の各浮糸比は次のように算出することができる。
図6 (b) : a=5、b=8:浮糸比=5/8図8(a):a=4、b= 8:浮糸比:4/8(比較)図8(b):a=6、b=8:浮糸比:6/8図8  (c): a=5、b=6:浮糸比:5/6図8 (d): a=7、b=8 :浮糸比ニア/8図8 (e): a=3、b=6:浮糸比:3/6(比較)図 8 (f): a=5、b=8:浮糸比:5/8ある特定の織物における浮糸比 は、ある特定の手延モノフィラメントに沿って、あるいは、特定の織り中の全モ ノフィラメントに対して一定である必要はない。さらに、露出した前記浮糸の全 部が、本発明でaとbに設けた制約条件に一致する浮糸比を有する必要はない。
ただし、前記手延モノフィラメントのすべてが上記制約条件に一致する浮糸比を 確かに有する場合は、最高の利点が得られることになる。図5(c)は、様々な 浮糸比を育する織物を示しており、前記浮糸比は、一番上から下にそれぞれ、7 /8.5/8.6/8.1/8.4/8.6/8.3/8.5/8である。また 同様に、浮糸の長さを縦糸の長さに沿って周期的に変えて、例えば、順番に1/ 2単位にした後に5/6単位になるようにすることもできる。この場合の浮糸比 を設定するには最大循環模様の全長を使用する必要があり、前述の実施例では6 /8の浮糸比になる。ただし、前記手延モノフィラメント縦糸の部分が、aとb の数字が小さい、あるいは、aがbの半分に近い浮糸比で織られると、前記織物 の水切り特性が損なわれるので、前記織物によってナックルマークが紙に生じる 危険が増すことになる。
また、手延モノフィラメントではない縦糸を水切り織物中に含むこともできるが 、前記織物の水切り能力が損なわれる恐れがあるとともにペーパマーキングの危 険が増すので勧められない。
ただし、浮糸係数には限度があり、これを越えると織物の構造上の保全性が問題 となる。これを明確にすることは、考えられる織りの多様性を考慮すると困難で ある。この構造上の制限は、図1と図5(a)に示す単純な織物の場合、浮糸係 数が約9/10の時点で達すると考えられる。7/8の浮糸係数が適切な実用的 限度と思われる。
充填係数は、前記織物を構成する糸がこの織物の空間を占有している程度をほぼ ちょうど示す。前記充填係数は、以下のように縦糸と横糸の両方に対して計るこ とができる。
XW 充填係数%= −X 100 この場合、(i)Nは一定の距離り中の糸の数であり、(ii)Wは前記糸の横 方向の最大幅である。
上記式のNは番手としても知られる。
例えば、図1の横糸に使用されたような断面がほぼ円形の糸の場合、Wはこの糸 の直径である。前記手延七ノフィラメントの場合のWは、図4 (a)に示すよ うなモノフィラメント幅である。DとWは、いずれも同一単位で計られる。前記 手延モノフィラメントの充填係数は、本発明の目的のためには45%を越える必 要があり、できれば少なくとも60%、さらにできれば約80%、また、85% の値であれば非常に好ましい。上記充填係数は、前述のようにバットを使用する 場合このバット保持を増強する。
その他の糸の場合、露出した長い浮糸にあてがわれた支持の程度は、番手Nによ っである程度定まる。前記浮糸は、プレスロールニップ中の前記水切り織物に印 加された圧力下でほとんど撓むことがないように支持される必要がある。ある縦 糸中の手延モノフィラメントが比較的厚くて高い充填係数を有する場合は、プレ スロールの流路圧力は比較的低いので、横糸の番手を小さくすることができる。
一般に、前記手延モノフィラメント以外の糸の場合、番手は比較的高くなければ ならないことが分かっている。
また、前述の増強水切り能力の各長所も、閉ループまたは連続流れとして織られ たピン継ぎ目付き織物で実現される。
図6と図7は、はぼ従来の構造による代表的なピン継ぎ目を示す。図6の織物は 閉ループとして織られたものであり、露出した浮縦糸10が機械の幅方向に在る 。図7の織物は連続手渡れとして織られたものであり、露出した浮縦糸10が機 械方向に在る。図6では、明瞭化のためバット6Aを図6(C)たけに示す。ま ず、図6では、図6(a)の表面図に示された織物のI−I線の断面を図6(b )で示し、図6(c)では同上図のI I−I I線の断面を示す。5/8の浮 糸比を有する前記織物は、手延縦糸20と、2層の横糸21.22と、単面バッ ト6Aと、ピン継ぎ目ピン23とを備える。前記ピン継ぎ目は、前記横糸に24 のようなループを設けて構成しており、前記ループは、簡単な曲げ(図6 (c ) )または多少完璧なループ(図6(d))で良い。抄紙機への取付を段取り する場合は、前記ピンを取り外し、織物を送って圧搾部を通過させ、前記織物の 各バット端ループを再度絡めるとともに前記ピンを再挿入して前記ループを閉じ る。
図7の構造はほぼ同一であり、織物の織り方はほぼ同一で、手延モノフィラメン ト縦糸20と、2層の横糸21.22と、ピン継ぎ目ピン23とを備える。図7 (a)では、明瞭化のため前記継ぎ目の片側だけを示す。前記継ぎ目を作る場合 、はぼ同じ手順が用いられるが、ただし、この場合、波形を成す手延モノフィラ メントが前記ピン継ぎ目のループを形成しているので、ゆとりを持たせる必要が ある。したがって、25のようなループを縦糸中に形成するために使用する当該 縦糸中のねじれを、26のようなループにするためには使用しないで、各織り端 部中に再度組み込むことが望ましい。このようにして、縦糸端部27を前記織り 中に再入すると、波形を成して現存の模様織りと一致するので、重合接点を技術 上周知の方法で形成することができる。
いずれの形状でも手延モノフィラメントは、低側バットの接着が優れている表面 が得られ、機械側バットを不要にすることができる。これは、平モノフィラメン トは、ニードルで突き刺すと分離してバット繊維を封じこの繊維を基布中に固定 するからである。前記縦糸と横糸の交差箇所は、すべて丸モノフィラメントで形 成される交差箇所はど目立たないので、手延モノフィラメントによってペーパマ ーキングが減少する。また、平モノフィラメントと丸モノフィラメントとの交差 箇所における接触面積が2つの丸糸の交差箇所で見られる接触面積よりも広いの で、本発明にしたがって織られたピン継ぎ目付き織物は、斜め歪みに対する抵抗 力がさらに強い。
浮糸比の下限を設定するために、比較試験を単層織りと成層織りを使って様々な 浮糸比で行った。紙が圧搾部を通過する時のこの紙のコンチンシーの変化を水切 り効果の尺度として使った。「コンチンシー」は、湿紙ウニ、ツブ中の転紙固形 物(繊維や填料など)の割合と定義される。圧搾部に入るときの通常のコンチン シーは22%である。通常、排出時のコンチンシーは、圧搾部の最低ニップ圧で 約38%からおよそ41%になる。
水切りに関する浮糸比の効果を、実験用プレスを使用するとともにJackso n#4ユBi9+ニナ乞、72(9)、103−107で説明した方法に ほぼ従って試験をした。この実験実施要領によって、プレスフェルト機能の優れ た相対示度が得られると思われる。表Iでは、同一の公称/イツト設計と横糸型 ではあるが浮糸比が異なる、4つの単層フェルトのデータを記載している。表I Iでは、2つの成層フェルトの同様なデータを記載している。図8は、各模様織 りの概略図である。この8の各図の横糸30は、より縛った6つのモノフィラメ ントであり、横糸31は多重フィラメント糸である。
表」 横糸: 1.1mmのピッチで織られて縛った0、2mm/2/3のモノフィラ メント。
縦糸二 0.2mmX 0.4mm5溝無し、充填係数:80%番号図旦9慄壁 撒り 浮糸よ ′のコンシスチンシーMA3 (a) 4/8 (0,5) 5 3.3%MA2 (b) 6/8 (0,75) 54.2%MA26 (c)  5/6 (0,83) 55.6%MAI (d) 7/8 (0,875)  55.9%表」」 横糸: 上層(31): 1.1mmのビ・ソチで織られた350織り多重フィ ラメント。
下層(30): 表工の通り。
縦糸: 0.2mmX 0.4mm1溝無し、充填係数=80%番号 図旦Ω櫟 壁暖り 浮糸比 ′のコンシスチンシーMA25 (e) 3/8 (0,50 ) 56.1%MA1.5 (f) 5/8 (0,625) 56.9%各組 の試験では、紙の挿入時のコンシスチンシーは35%であった。MA3とMA2 5のデータは比較のために記載しているが、いずれの場合も、これら浮糸比は、 aがbの半分である浮糸比のため本発明の範囲外である。
上記結果によると、aとbがいずれも増加する時およびaがbに近似する時に水 切りが良くなることが明白である。一般に、抄紙業界では、コンシスチンシーの 1%上昇は産業上相当なものであると考えられている。
上述のように、本発明の水切り織物は、低側面上にバットなどの有孔構造体を不 要にすることができる。また、バットを使用する場合は、そのバットを載置する 方向についである程度の考慮を要する。前記水切り織物が、機械の幅方向に手延 モノフィラメント縦糸を有するエンドレス織ループである場合は、前記バットを 、例えばDi lo法(米国特許3,508.307参照)を使って、機械方向 に載置する必要がある。前記水切り織物が、縦糸が手延モノフィラメントである 平織物である場合は、幅方向重合バット構造が好ましい。たたし、前記水切り織 物が、横糸が手延モノフィラメントである平織物である場合は、バットを機械方 向に載置することが望ましい。この場合も、Dilo法を用いることができる。
第5a図 第5b図 第6b図 第6c図 手続補正書 1、事件の表示 PCT/CA90100304平成2年特許願第513203 号 2、発明の名称 水切り織物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 カナダ国、ケー 2 ヶ−1エックス 2オンタリオ州、カナダ、リチ ャードソン ロード48番地 名 称 ジェイ ダブリュー アイ リミテッド代表者 オー、ビー、ジャンセ ン 国 籍 カナダ国 4、代理人 〒101 置:03−3292−4411 (代表)住 所 東京 都千代田区神田小川町2丁目8番地6、補正の対象 (1)請求の範囲 7、補正の内容 (1)、請求の範囲を別紙のとおり補正をする。
請求の範囲 1、 対向する側端部を有する抄紙機の圧搾部用の水切り織物であって、前記側 端部間を幅方向に延びるとともに剪記幅方向壁対コニ直交する流チ方向に旦び、 アスペクト比が少なくとも1.5:1で断面がUμモノフィラメント縦糸の織物 の低側に露出した長い浮糸を設ける織物模様織りを有し、少なくとも45%の前 記手延pモノフィラメントの充填係数を有丈工煎記水切立織物爬豊公工・ (i) raJは、手延モノフィラメント縦糸の単一循環模様織り中の紙側表層 の横糸であって、上記縦糸の真下に皇るとともにこの縦糸と接触する前記横糸の 数を示し、 (ii) rbJは、前記単一循環模様織り中の紙側表層の横糸の総数を示し、 さらに、前記露出した長い浮糸の大部分では、 (i 1i)raJは1よりも大きく、C1v) raJはrbJの半分よりも 大きい、上記a/b式で表される昆糸比ヲ前記手延モノフィラメントの露出した 浮糸が ることを ′と る水切り織物。
2、 前記織物が、単層の織物または成層の のいずれかであることを特徴とす る請求項1に記載の水切り織物。
1する あ いは ある jJがl の 7.1に取り・けられたことを ′と  る 5・ 1または2に記 のノ リ物工 4、F記 層または 孔層がステープルファイバのバットであることを ′と  る 9・(3に言 の75、797プルフアイバの1記バツトあるいは各バット が1記 に縫 されたことを ′と る 5 4に言 の旦職物社 6、 小なくとも1つのステープルファイバのバットがU惣控畿看立芥玉上上土 茎 i゛記バットの 元が前言率 モノフィラメントの 口に・してほぼ官 る  口に配口されたこと炙笠jは」j云」1求 5に記゛の) を7、 少友区匙 」−二と2五九ニブルフアイバのバットがIMIに縫゛されるとともに 1記バ ットの 1.が、I記\l モノフィラメントの“口に・してほぼ受行望方劇茎 況包皇れ穴二上炙竺寸7−ち二亙求項5に言 の2 ・8、Er織 における7 糸比が5/8から9/10であることを ′と る 8・ 1または2に記 の 29、aJ における1糸 が3/4から7/8であることを ′と る 5  1または2に記 の710、va\ 正モノフィラメントの 、がノ」なくとも 60%であることを ′と る 8 1または2に記 の7立織物え 11、 1記−I モノフィラメントの 係 が85%であることを ′と る  請1または2に言 の712、苅記平正モノフィラメントのアスペクト比が2 :1から10:1未゛の範囲であることを ′と る 5 1または2に言11 のノ リ、゛ 。
13、i″記・ が 平毫モノフィラメント ブ、の した−いiブ、が幅 口 に 山された際エンドレスループであることを′と る Wまたは2に記 の7  ・ 14、[が、\ 正モノフィラメント 糸q鳳出旦亙長四温糸が流芥方何但μ血 立艶な淳続゛1.れであることを ′と6 ArL21 マタ!t 2 ニ言( ’)7 。
15、ざZ1涛止しW虹五請求互U」Σ末女遵、18&目已■p水切友描物ユ 16、 前記織惣凶抵」壁ゴ出したグ、の 部 が平 モノフィラメントで る こと ′と る ; または2に。 の水切友猶物t 17、!Ii の に露 したゞ、が べて\ モノフィラメントであること  ′と る 、l 1または2に。 の切立臓セ1 よ きいンゞ、を ることを ′と る 1または2に言 の2 。
19.1言ン7、が− ではないことを ′と る 。・1または2に3 の  」 国際調査報告 国際調査報告

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.対向する側端部を有する抄紙機の圧搾部用の水切り織物であって、前記側端 部間を機械の幅方向に伸びるとともに機械の幅方向と直交する機械方向に伸び、 アスペクト比が少なくとも1.5:1で断面が平延べであるモノフィラメント縦 糸の織物の紙側上に露出した長い浮糸を設ける織物模様織りを有し、少なくとも 45%の前記平延モノフィラメントの充填係数を有し、(i)「a」は、平延モ ノフィラメント縦糸の単一循環模様織り中の紙側表層の横糸であって、前記縦糸 の真下に在るとともにこの縦糸と接触する前記横糸の数を示し、 (ii)「b」は、前記単一循環模様織り中の紙側表層の横糸の総数を示し、 さらに、前記露出した長い浮糸の大部分では(iii)「a」は1よりも大きく 、 (iv)「a」は「b」の半分よりも大きい、以上のa/b式で表される前記平 延モノフィラメントの露出した浮糸の浮糸比を有する水切り織物。
  2. 2.前記織物が単層の織物である、請求項1に記載の水切り織物。
  3. 3.前記織物が双層の織物である、請求項1に記載の水切り織物。
  4. 4.さらに、前記織物の紙側に取り付けられた有孔層を具備する、請求項1に記 載の水切り織物。
  5. 5.さらに、前記織物の両側に取り付けられた有孔層を具備する、請求項1に記 載の水切り織物。
  6. 6.さらに、前記織物の紙側に取り付けられたステーブルファイバの単一バット を具備する請求項1に記載の水切り織物。
  7. 7.さらに、前記織物の紙側にニードルで突き刺されたステーブルファイバの単 一バットを具備する請求項6に記載の水切り織物。
  8. 8.さらに、前記織物の紙側と機械側の両方に取り付けられたステーブルファイ バのバットを具備する、請求項1に記載の水切り織物。
  9. 9.さらに、前記織物の紙側と機械側の両方にニードルで突き刺されたステーブ ルファイバのバットを具備する請求項8に記載の水切り織物。
  10. 10.ステーブルファイバのバットが前記織物にニードルで突き刺されるととも に前記平延モノフィラメントの方向とほぼ直交する方向に載置された、請求項7 に記載の水切り織物。
  11. 11.ステーブルファイバのバットが前記織物にニードルで突き刺されるととも に前記年延モノフィラメントの方向とほぼ平行な方向に載置された、請求項7に 記載の水切り織物。
  12. 12.ステーブルファイバの紙側バットが前記織物にニードルで突き刺されると ともに前記平延モノフィラメントの方向とほぼ直交する方向に載置された、請求 項9に記載の水切り織物。
  13. 13.ステーブルファイバの紙面バットが前記織物にニードルで突き刺されると ともに前記平延モノフィラメントの方向とほぼ平行な方向に載置された、請求項 9に記載の水切り織物。
  14. 14.前記織物中の浮糸比が5/8から9/10である、請求項1に記載の水切 り織物。
  15. 15.前記織物中の浮糸比が3/4から7/8である、請求項1に記載の水切り 織物。
  16. 16.前記中延モノフィラメントの充填係数が少なくとも60%である、請求項 1に記載の水切り織物。
  17. 17.前記平延モノフィラメントの充填係数が少なくとも80%である、請求項 1に記載の水切り織物。
  18. 18.前記中延モノフィラメントの充填係数が約85%である、請求項1に記載 の水切り織物。
  19. 19.前記年延モノフィラメントのアスペクト比が少なくとも約2:1である、 請求項1に記載の水切り織物。
  20. 20.前記中延モノフィラメントのアスペクト比が約4:1から10:1未満の 範囲にある、請求項1に記載の水切り織物。
  21. 21.前記織物が、機械の幅方向に在る平延モノフィラメント縦糸の露出した長 い浮糸を設けられるように閉エンドレスループとして織られた、請求項1に記載 の水切り織物。
  22. 22.ピン継ぎ目を具備する請求項21に記載の水切り織物。
  23. 23.前記織物が、機械方向に在る中延モノフィラメント縦糸の露出した長い浮 糸を設けられるように連続流れとして織られた、請求項1に記載の水切り織物。
  24. 24.ピン継ぎ目を具備する請求項23に記載の水切り織物。
  25. 25.前記織物の紙側上に露出した糸の大部分が中延モノフィラメントである、 請求項1に記載の水切り織物。
  26. 26.前記織物の紙側上に露出した糸のほぼ全部が平延モノフィラメントである 、請求項1に記載の水切り織物。
  27. 27.前記織物の紙側上に露出した糸が全部平延モノフィラメントである、請求 項1に記載の水切り織物。
  28. 28.平延モノフィラメント縦糸の露出した長い浮糸のほぼ全部が、aが1より も大きいとともにaがbの半分よりも大きい浮糸比を有する、請求項1に記載の 水切り織物。
  29. 29.前記浮糸比が前記織物の機械方向において一定ではない、請求項1に記載 の水切り織物。
  30. 30.前記浮糸比が前記織物の機械の幅方向において一定ではない、請求項1に 記載の水切り織物。
  31. 31.前記浮糸比が前記織物の機械方向と機械の幅方向のいずれにおいても一定 ではない、請求項1に記載の水切り織物。
JP2513203A 1989-09-19 1990-09-18 水切り織物 Pending JPH04504740A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US40916389A 1989-09-19 1989-09-19
US409,163 1989-09-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04504740A true JPH04504740A (ja) 1992-08-20

Family

ID=23619308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2513203A Pending JPH04504740A (ja) 1989-09-19 1990-09-18 水切り織物

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP0493458B1 (ja)
JP (1) JPH04504740A (ja)
KR (1) KR950014794B1 (ja)
AU (1) AU628669B2 (ja)
BR (1) BR9007653A (ja)
CA (1) CA2066256C (ja)
DD (1) DD295886A5 (ja)
DE (1) DE69003246T2 (ja)
FI (1) FI96047C (ja)
MX (1) MX172727B (ja)
WO (1) WO1991004374A1 (ja)
ZA (1) ZA907421B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012032957A1 (ja) * 2010-09-07 2012-03-15 東洋紡スペシャルティズトレーディング株式会社 高密度織物
KR20180100635A (ko) * 2016-02-26 2018-09-11 발메트 테크놀로지스, 인코포레이티드 산업용 직물 및 그 용도

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713396A (en) 1990-06-06 1998-02-03 Asten, Inc. Papermakers fabric with stacked machine and cross machine direction yarns
US5199467A (en) * 1990-06-06 1993-04-06 Asten Group, Inc. Papermakers fabric with stacked machine direction yarns
ES2063504T3 (es) * 1990-06-06 1995-01-01 Asten Group Tejidos para sistemas de fabricacion de papel con hilos planos en la direccion de la maquina.
CA2112124A1 (en) * 1991-07-12 1993-01-21 Graham William Jackson Multi-plane dewatering fabric
GB9210066D0 (en) * 1992-05-09 1992-06-24 Scapa Group Plc Paper machine clothing
FI88059C (fi) * 1992-06-03 1993-03-25 Valmet Paper Machinery Inc Foerfarande i ett torkningsparti med enkelt viradrag och viragrupp foer ifraogavarande torkningsparti
FR2693747B1 (fr) * 1992-07-15 1994-08-19 Feutres Papeteries Tissus Indl Toile de papeterie dissymétrique et dispositif de fabrication de papier utilisant une telle toile.
BR9404656A (pt) * 1993-03-19 1999-06-15 Jwi Ltd Costura por agulha com alta densidade de laçada
DE60032020T2 (de) * 1999-12-29 2007-03-29 Kimberly-Clark Worldwide, Inc., Neenah Dekoratives gewebe zum nassformen von tissuepapier
DE102005056618A1 (de) * 2005-11-25 2007-05-31 Voith Patent Gmbh Gewebegefüge
CA2773501A1 (en) * 2012-04-02 2013-10-02 Derek Chaplin Single layer through-air dryer fabrics
FI128025B (en) 2017-03-24 2019-08-15 Valmet Technologies Oy industrial Textiles
EP3604669B1 (en) 2018-08-01 2023-09-20 Voith Patent GmbH A fabric for a web-producing machine and such a machine with a corresponding fabric

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930989A (ja) * 1982-07-09 1984-02-18 アトランタ・フエルト・コンパニ−・インコ−ポレ−テツド プレスフエルト
US4438788A (en) * 1980-09-30 1984-03-27 Scapa Inc. Papermakers belt formed from warp yarns of non-circular cross section
JPS6141394A (ja) * 1984-07-17 1986-02-27 フランツ エフ.クフェラト 製紙機械のウエツトセクシヨンに使用するプレス用排水ベルト

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4290209A (en) * 1978-05-17 1981-09-22 Jwi Ltd. Dryer fabric
SE455380B (sv) * 1986-12-12 1988-07-11 Scandiafelt Ab Vevt filtermedia for slamavvattning
CA1311400C (en) * 1987-02-13 1992-12-15 Scapa Inc. Low stretch papermakers fabric
FI92738C (fi) * 1989-09-08 1994-12-27 Albany Int Corp Hihna

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4438788A (en) * 1980-09-30 1984-03-27 Scapa Inc. Papermakers belt formed from warp yarns of non-circular cross section
JPS5930989A (ja) * 1982-07-09 1984-02-18 アトランタ・フエルト・コンパニ−・インコ−ポレ−テツド プレスフエルト
JPS6141394A (ja) * 1984-07-17 1986-02-27 フランツ エフ.クフェラト 製紙機械のウエツトセクシヨンに使用するプレス用排水ベルト

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012032957A1 (ja) * 2010-09-07 2012-03-15 東洋紡スペシャルティズトレーディング株式会社 高密度織物
JP2012057265A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Toyobo Specialties Trading Co Ltd 高密度織物
US9670605B2 (en) 2010-09-07 2017-06-06 Toyobo Specialties Trading Co., Ltd. High-density fabric
KR20180100635A (ko) * 2016-02-26 2018-09-11 발메트 테크놀로지스, 인코포레이티드 산업용 직물 및 그 용도
JP2019504937A (ja) * 2016-02-26 2019-02-21 バルメット テクノロジーズ オサケユキチュア 工業用テキスタイル及びその使用
US10633793B2 (en) 2016-02-26 2020-04-28 Valmet Technologies Oy Industrial textile and use of the same

Also Published As

Publication number Publication date
KR920703926A (ko) 1992-12-18
EP0493458B1 (en) 1993-09-08
FI96047C (fi) 1996-04-25
CA2066256A1 (en) 1991-03-20
EP0493458A1 (en) 1992-07-08
FI921165A (fi) 1992-03-18
DE69003246T2 (de) 1994-01-05
MX172727B (es) 1994-01-10
ZA907421B (en) 1991-08-28
AU6423490A (en) 1991-04-18
AU628669B2 (en) 1992-09-17
WO1991004374A1 (en) 1991-04-04
FI921165A0 (fi) 1992-03-18
CA2066256C (en) 1996-03-05
DD295886A5 (de) 1991-11-14
KR950014794B1 (ko) 1995-12-14
FI96047B (fi) 1996-01-15
DE69003246D1 (de) 1993-10-14
BR9007653A (pt) 1992-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4987929A (en) Forming fabric with interposing cross machine direction yarns
US4290209A (en) Dryer fabric
CA2429305C (en) Industrial two-layer fabric
US4909284A (en) Double layered papermaker's fabric
KR100271914B1 (ko) 제지기의 형성 직물
AU712722B2 (en) A papermaker's fabric with additional cross machine direction yarns positioned in saddles
US4863786A (en) Papermachine clothing
JP4243740B2 (ja) 細糸を含むベースファブリックを有するプレスフェルト
JPS63175192A (ja) 抄紙機用複合すき網
US5089324A (en) Press section dewatering fabric
JPH04504740A (ja) 水切り織物
JP3900037B2 (ja) 工業用二層織物
EP0033662A2 (en) Papermakers felt and method of manufacture
RU2397280C2 (ru) Формовочная ткань с устойчивой структурой и улучшенной поддержкой волокна
JPH0335436B2 (ja)
JPS5825798B2 (ja) 平板状に繊成された製紙機用ファブリク
JPS6338467B2 (ja)
JP3900029B2 (ja) 工業用二層織物
US5525410A (en) Press fabric
JP2007297768A (ja) 製紙業者用三層地合構成織物及び紙の製造方法
US8961742B2 (en) Multiaxial press felt base fabric including cabled monofilaments
US4892781A (en) Base fabric structures for seamed wet press felts
EP0594617A1 (en) Multi-plane dewatering fabric
US3279504A (en) Fabric
US6077397A (en) High support papermakers fabric