JPH04504171A - チロシン燐酸化及び脱燐酸化活性を測定するための方法及びキツト - Google Patents

チロシン燐酸化及び脱燐酸化活性を測定するための方法及びキツト

Info

Publication number
JPH04504171A
JPH04504171A JP2504580A JP50458090A JPH04504171A JP H04504171 A JPH04504171 A JP H04504171A JP 2504580 A JP2504580 A JP 2504580A JP 50458090 A JP50458090 A JP 50458090A JP H04504171 A JPH04504171 A JP H04504171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polypeptide
phosphotyrosine
tyrosine
antibody
kit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2504580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3208668B2 (ja
Inventor
リークセン,ゲリト
Original Assignee
ロシユ・ダイアグノステイツクス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロシユ・ダイアグノステイツクス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング filed Critical ロシユ・ダイアグノステイツクス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Publication of JPH04504171A publication Critical patent/JPH04504171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3208668B2 publication Critical patent/JP3208668B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/573Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for enzymes or isoenzymes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チロシン燐酸化及び脱燐酸化活性を測定するための方法及びキット詳細な説明 ロジンを含むポリペプチド、及び夫々燐酸塩源又は燐酸受容体と接触させ、次い で燐酸化ポリペプチドを分析することにより、該物質のチロシン燐酸化又はホス ホチロシン脱燐酸化活性を測定するための方法に関する。
特に生物学的物質のチロシンの燐酸化又はホスホチロシンの脱燐酸化活性の測定 は、診断及び予防の目的に、更に研究の目的に極めて重要である。即ちチロシン の燐酸化は成長因子及び腫瘍遺伝子の作用のような多数の生物学的過程に対する 重要な応答機構である[Y、ヤーデン(Yarden)Ann、 Rev、 B iochem、 57% 443−478(1988);T、ハンター(Hun ter)、J、’A、クーパー(Cooper)、The Enzxyme(P 、 D、ボイヤー(Boyer)及びE、 G、クレーブス(Krebs)編、 17巻、191−246頁、アカデミツク・プレス(Academic Pre ss、オーランド(Orlando)、Fl、 (1986)所載]。例えば乳 癌細胞及び又他の堅い腫瘍においては、腫瘍遺伝子及び成長因子受容体の発現は 著しくチロシンキナーゼ活性の増大をもたらすようにみえるが、良性の腫瘍では それ程顕著な増大は認められない[H,ヘニプマン(Hennipman)等、 Cancer Re−5earchS49.516−521(1989)]、白 血病性貧血の場合にはチロシンホスファターゼ活性の減退、即ち、ホスホチロシ ンの脱燐酸化の減退が報告されている[D、^、フランク(Frank)及びA 、C,サルトレリ(Sartorelli)、Can−cer Res、 48 .52−58(1988)] 、実験された系において特異的なチロシンホスフ ァターゼ阻害剤の添加は細胞の悪性の退化を起こすことができることも示された [J、 K、クラ−ランド(Klarlund)、Ce1l 41.707−7 17(1従って細胞成長の偏異を検出し、そしてその性質を測定するために、チ ロシンキナーゼ活性又はチロシンホスファターゼ活性の測定のための信頼性のあ る、且つ有効な方法の必要性が存在する。
試料をチロシン含有ポリペプチド及び放射性燐(32P−ATP)で標識された アデノシン三燐酸と反応させ、次いでポリペプチド中に取り込まれた放射性標識 を測定することによる乳房組織画分のチロシンキナーゼ活性の測定は既知である [■、ヘニプマン、Cancer Re5earch、 49.516−512 (1989)]。
この方法は常時放射能分析と関連しているという欠点を有する、即ち放射能分析 は面倒であり、安全に対する注意が必要であり、且つ大量に連続して行うことは 容易ではない。更に放射性標識されたATPの使用は測定媒体中のATPの濃度 を最適状態に選択できないという欠点を有している。更に蛋白質中のセリン残基 のように、試料中に存在し、及び測定には不適当である他の物質の燐酸化により 形成されるかなりなバックグラウンド信号が認められ、そしてこのため結果が変 動し易く、且つしばしば不適切な検出限界をもたらす。
上記のような不都合及び欠点を持たない方法が新規に見出された。この方法は簡 単に及び安全上の危険を冒すことなく実行でき、著しくノイズ及びバックグラウ ンド信号が少なく、従ってそれに対する補正も殆ど必要とせず、既知の方法と全 く同じ感度及び活性、又はそれ以上の感度及び活性を有している。
本文の前段に記載されたチロシンの燐酸化又はホスホチロシンの脱燐酸化を測定 する方法は、ホスホチロシン含有ポリペプチドに対する抗体を使用することによ る燐酸化されたポリペプチドを測定することを特徴としている。
本発明による方法で使用されるホスホチロシンを含むポリペプチドに対する抗体 は、単クローン性又は多クローン性であることができる。単クローン性又は多ク ローン性抗体は記載されている[J、 Y、 J、ワンプ(fang)、Ana l、 Biochem、 172.1−7(1988)の綜説を参照のこと]。
既知のように多クローン性抗体は特異性が小さく再現性に乏しいという欠点を有 する。
しかし例えばチラミンカラムによるクロマトグラフィーを用いて多クローン性ホ スホチロシン抗体を精製することは可能であり、そのためその作用上挙クローン 性抗体の性質に近い特異的な抗体が得られる。使用される抗体は単一特異性であ ることが好ましい。例えばマウス中で増殖されたホスホチロシンに対する単クロ ーン性抗体、例えばIO2[バーン(Huhn)等、Proc、 Natl、^ cad、 Set、 USA、靭、4408−4412(1987)]が記載さ れており、こうした抗体は商業的に入手することができる。少なくとも5種の異 なった型の免疫原がこれまで単クローン性及び多クローン性抗体を誘発するのに 使用された。これらの型の3種はキャリャアー蛋白質に結合したホスホチロシン の同族体、即ち、p−アゾベンジルホスフェート、ブロモアセチル−〇−ホスホ チラミン及びホスホチロシンそれ自身である。四番目の型の免疫原はホスホチロ シンを含む合成ポリペプチドを含んでおり、及び二番目の型はチロシン残基に燐 酸化された天然源の蛋白質により形成されている。得られる抗体は例えば固定化 されたホスホチラミンによる免疫アフィニティクロマトグラフィーにより精製さ れ、そしていずれの場合も活性及び特異性に関しては同等である[J、 YJ、 ワンプ、Anal、 Biochem、172.1−7(1988)コ。
ホスホチロシンを含む蛋白質及び抗体との間のような免疫反応を行う方法はそれ 自身既知である[J、 Y、 J、ワンプ、Anal、 Biochet 17 2.1−7(1988)]。免疫複合体は抗体が例えば+251のような放射性 同位元素(RTA)、例えばセイヨウカラシペルオキシダーゼのような酵素(E LIZA)、発光物質、金粒子、ビオチン等のような標識を備えている場合に測 定できる。免疫複合体を検出する他の好適な方法は免疫原、即ち千ロジン残基を 含むポリペプチドに、抗体を標識する代わりに、上記のような標識、好適には酵 素を含む免疫原を与えることである。他方、免疫複合体は第一の抗体に対する第 二の抗体を用いて測定できる。第一の抗体がマウスの抗ホスホチロシンの場合は 、第二の抗体は例えば、山羊により産生された抗マウス抗体である。該第二の抗 体は類似の標識が付与されていることが好ましい。
既に述べたように酵素標識、放射性標識を有するビオチン、プロティンA等のよ うな既知の標識物質は総て原理的に標識として適当である。
金で標識された抗体はその検出が極めて高感度であるから、本発明による方法に おいて都合良(使用できることが見出された。更に銀で信号を増強することによ り一層の感度の増大が達成できる。免疫金(immunogold)測定方法及 び銀増強方法の使用はM、モアマンズ(Moeremans)等、J、 Imm −uno、 Meth、 74.353−360(1984)に記載されている 。適当な全標識抗体は商業的に入手することができ、増強に適当な銀試薬も同様 である。(銀)全信号はデンシトメトリーによって定量することができる。
本発明による方法は特に細胞成長の研究及び診断の体系内のチロシンキナーゼの 燐酸化活性を測定するのに都合良(使用することができる。
特に、本方法は蛋白質チロシンキナーゼ(PTK) 、即ち、蛋白質基質内のチ ロシンの燐酸化を触媒する酵素の活性の測定に関する。
チロシンを燐酸化するためには燐酸塩源、通常はアデノシン三燐酸塩(ATP) 又はグアノシン三燐酸塩(GTP)が必要である。これらの燐酸塩、特にATP は又本発明による方法に好適に使用される。ATPの量及び濃度は実際的な必要 量に適応することができ、”P−ATPを用いる既知の測定法で得られる量より もかなり高い(例えば1mM)。
燐酸化反応の基質はチロシン単位を含み、そしてそれに対して燐酸化された形態 で抗体が誘発される任意のポリペプチドであることができる。
ポリペプチドは又チロシン以外のアミノ酸残基、例えばグルタミン酸、アスパラ ギン酸、アラニン等の残基を含むことが好ましい。ランダムなアミノ酸配列を有 し、そしてチロシン残基以外にグルタミン酸残基を含むポリペプチドが容易に燐 酸化され、及び従って抗体により複合体化する(認識される)ことが見出された 。使用し易いポリペプチドは例えばランダム構造を有するポリGluNa/Ty r (4: 1)(PGT)である。
本発明による方法は、例えば白血病の場合の細胞成長の不規則性の発生に関連し ている可能性がある、チロシンホスファターゼの脱燐酸化活性を測定するために も使用できる。ホスホチロシンの脱燐酸化のための燐酸塩受容体は例えばアデノ シン三燐酸塩(ADP)又はグアノシン三燐酸塩(GDP)であってもよいが、 水又は他の物質も通常測定媒体中に存在する。燐酸化の場合に環境を維持する際 に、ホスファターゼ反応の基質はそれに対して抗体を誘発できる任意のホスホチ ロシンを含むポリペプチドであってもよい。この目的のためには、キナーゼ測定 に使用できるチロシンを含むポリペプチドで、そのチロシン残基の少なくとも幾 分かが燐酸化されているポリペプチド、例えばグルタミン酸及びホスホチロシン を含む合成ポリペプチドが使用できる。キナーゼ又はホスファターゼの測定は標 準的な媒体中で、及びこうした分析には標準的な条件下で行うことができる。燐 酸化反応は試料、基質及び培地成分の混合物にATPを添加することにより開始 できる。反応はエチレンジアミン四酢酸(EDTA)及び/又はエチレングリコ ールヒス−(2−アミノエチルエーテル)N、 N、 N” 、 N’−四酢酸 (EGTA)のような阻害剤を添加することにより停止することができる。
次いで燐酸化されたポリペプチドは膜のような固体キャリヤーに付着させること ができ、そして抗体と接触させることができ、その後で免疫複合体が定性的に又 は定I的に測定される。その代わりに、酵素反応が行われる前にポリペプチド基 質を固体キャリヤーに付着させ、その後で更に上記のような方法に従って測定が 行われる。燐酸化されたポリペプチドを含む混合物は固定化された抗体と接触さ せることができ、次いで第二の抗体で処理され、そして分析される。前述のよう に抗体の代わりにポリペプチドを標識して、固定化された抗体と反応させること も可能である。
本発明による方法を実行するために、追加的抗原配列を組み込んでいるポリペプ チドを利用することもできる。前記の追加抗原に対する追加抗体を使用すること により、免疫複合体のための他の固定法の可能性が得られる。
試験される試料の測定に先立って、既知の活性を有する酵素を用いて得られる結 果から、又はホスホチロシン含量が既知であるホスホチロシン含有ポリペプチド を標準として校正曲線を描くことができる。
本発明は上記の方法で使用するのに適当な試薬の組み合わせ(“キット”)に関 する。本発明によるキットは少なくとも一種のチロシン含有ポリペプチド又はホ スホチロシン含有ポリペプチド及びホスホチロシン抗体を含む蛋白質を含んでい る。該抗体は好適には単一特異性であり、そして例えば単クローン性のマウスの 抗ホスホチロシンである。抗体は例えば全標識により標識することもできる。キ ットは又第−の抗体に対する第二の抗体、及びでき得れば更に全標識の増強剤と しての銀等のような免疫複合体を測定するための試薬を含んでいてもよい。
更にキットはその中で測定を行うことができる緩衝媒体及び燐酸化(脱燐酸化) 反応の阻害剤をも含むことが好都合である。更にキットはポリペプチドを固定化 するためのキャリヤー、例えばポリ弗化ビニリデン膜を含むこともできる。
キットはキナーゼ活性を測定するために極めて適当であり、チロシン含有ポリペ プチド及び又ATPのような燐酸塩供与体を含んでいる。キットは又ホスファタ ーゼ活性の測定を目的としていてもよ(、その場合はホスホチロシン含有ポリペ プチドを含んでいる。
好適にはキットは上記の方法を実行するための取扱い説明書も含んでいる。
実施例1 物質: ポリ二弗化ビニリデン(PVDF)移動膜[インモビロン(Immobilon )コはミリポア(Millipore)[ベッドフォード(Bedford)、 M^、US^]から購入した:牛血清アルブミン(BSA)及び28,500の 平均分子量を有するポリグルタメート−チロシン(PGT)はシグマ(Sigm a)[セントルイス(St、 Louis)、MO1USA]から入手した。[ 7−32P] ATP (10−4QCi/mモル)はニューイングランド・ニ ュクレア(New EnglandNuclear) [バークレー(Bark eley)、CA、USA]製であり、未標識のATPはベーリンガ−(Boe hringer) [7ンハイム(Mannheim)、FRG]製であった。
銀増強法を用いる免疫全染色法の試薬はジャンセン(Janssen) [ベー ルス(Beerse)、ベルギー]製であった。ホスホチロシン残基に対する単 クローン性抗体(モノクロナールIG2)はオンコジーン・サイエンス(On− cogene 5cfence) [vンハセット(Manhasset)、N Y、 USA]製であった。
総ての他の試薬は分析用の純度のものであった。
プロティンキナーゼ(PTK)活性の原料:正常なヒトの乳房組織、良性の乳房 腫瘍及び悪性の乳癌の細胞質ゾル抽出物をPTK活性の原料として使用した。肥 大を有する若い患者からの乳房組織試料は、乳房縮小形成術を行う際に得られた 。組織学的検査と見なされた。手術後に得られた生検材料は直ちに一80℃に冷 却され、使用されるまで貯蔵された。細胞質ゾル抽出物は0.25Mスクロース 、10mMMgCl□、1mM EDTA、1mMジイソプロピルフルオロホス フェート、1mMフェニルメタンスルホニルフルオライド、1mMジチオトレイ トール及び0.5mg/mIアプロチニンを含むpH7,4の10mMトリス− HCl中で、腫瘍細胞をホモゲナイズすることにより製造された。砕片及び核は 4℃で10分間800gで遠心することにより除去された。細胞質ゾルは超遠心 (150,000g、30分間4℃)により単離されて、分析の際にPTK活性 の原料として使用された。
トリクロロ酢酸(TCA)を用いる濾紙分析によるPTK活性の測定:は50m M)リス/HCL pH7,5,20mM酢酸Mg、5mMNaF、0.2mM  EDTA、0.8mM xチレンジオキシービス(エチレンニトリロ)四酢酸 (EGTA) 、30μm Na5VO4,1mMジチオトレイトール、167 μmPGT (5mMチロシン残基に相当)及び3μgの試料蛋白質を含む合計 64μmの容積中で20℃で測定された。反応は0.75Ci/mモルの比放射 能を有する50μMの[32P] ATPを添加することにより開始された。1 2分後に17.5mMAtP及び70mM EDTAを含む25μmの溶液を添 加することにより反応を停止させた。反応の停止後、混合物のアリコートをワッ トマン(Whatmann) 3 MM濾紙上に置き、TCAで沈澱させ、10 %のTCA及び100mM PP、で徹底的に洗浄した。濾紙円板をエタノール /エーテル(1/1) 、及び次いでエーテル中で洗浄し、空気中で乾燥した。
標識の取り込みは液体シチレーション計数により定量的に測定された。
チロシンキナーゼ活性は、PGT基質の不存在の時に上記のようにして測定され た内因性(endogenous)蛋白質のバックグラウンド燐酸化を差し引く ことにより計算された。PTK活性はpモルATP/分/mg蛋白質として表示 された。蛋白質含量はローリ−(Lovry)等[J、 Biol、 CheI ll。
燐酸化されたPGT標準物は1.6mgPGT及び500gMATPを含む乳癌 から得られた細胞質ゾル蛋白質200μgを、1.2m]の容積のチロシンキナ ーゼ緩衝液(上記参照)中で4℃で22時間インキュベートすることにより製造 された。燐酸化は25mMのEDTA/EGTA (最終濃度)を添加すること により停止させた。混合物を小さいアリコートに分割し、標準物として使用され る時まで一70℃で貯蔵された。
[γ−32P] ATPでの燐酸化反応は、TCA濾紙測定法(上記参照)に従 って取り込まれた燐酸塩を定量的に測定するために、同一条件下で平行して行わ れた。取り込みは1モルのチロシル残基当たり3.5mモルとして計算された。
本発明によるPTK活性の測定[斑点プロット(dat−blot)分析:PT K活性は、50mM トリス/MCI、pH7,5,20mM酢酸Mg、5mM  NaF、0.2mM EDTA、0.8mM EGTA。
30 am N a 3VOa、300gM ATP、50μmPGT (1, 8mMTyr残基に相当)及び3μgの試料蛋白質を含む30μmの混合物中で 測定された。37℃で1時間インキュベート後、175mMEDTA及び175 mM EGTAの溶液を5μm添加して反応を停止させた。混合物を140μl の水で希釈し、その後25μlの量の混合物を斑点プロット装置[バイオ−ドツ ト(Bio−Dot)装置、バイオラド(Bio−rad)、リッチモンド、C A、 USA]を利用してPVDF膜上に置いた。次いでホスホチロシン残基が 免疫金−銀染色法を用いて検出された。占有されなかった膜の結合部位をブロッ クし、第一抗体(IG2抗ホスホチロシン、2μg/ml)で精査し、夫々の試 薬の製造者(ジャンセン、ベルギー)の説明書に従って全標識第二抗体(山羊抗 マウスIgG)の銀増強が行われた。膜を空気中で乾燥し、ベックマン(Bec kman) CD S 200デンントメーター中で520gmで斑点を走査す ることにより、免疫金−銀信号を定量的に測定した。PTK活性は燐酸化された PGTの標準校正曲線から計算された。活性はpモルATP/分/mg蛋白質と して表示された。
結果: ホスホチロシル残基校正曲線は、燐酸化されていないPGT及び燐酸化されたP GTを種々の比率で混合することによって得られた。合計で5.7μgの(P) −PGTを含む5μIの量がPvDF膜上に置かれるが、これらの量はPKT測 定に使用された量と対応するものである。
免疫全標識の銀染色及びデンシトメトリーによる定量的測定は、少な(とも20 μモルのホスホチロシンまでは直線的な対応を与えている(図1)。燐酸化され ていないPGTのバックグラウンド信号は認められなかった。本方法の感度は1 .0μモル以下のホスホチロシンの定量的測定が可能な程度である。
図1に示された校正曲線は時間及び試料蛋白質の関数として乳癌の細胞質ゾル画 分のPTK活性を定量的に測定するために使用された。図2は反応が2.5時間 までは直線的な変化を有することを示している。対照試験では、EDTA/EG TA (各々25mM)の存在において試験が行われた。実際に何等の信号も得 られず、燐酸化反応がこれらの試薬の添加によって完全に遮断されることを示し た。
試料蛋白質の量の変化は一回の分析光たり最高的5μgの試料蛋白質までは酵素 活性と直線的な変化を有することを示した(図3)。試料の量がそれより多いと 、信号は横ばい状態になり始める。信号が添加されたPGTの燐酸化から発する ものか、又はチロシンが燐酸化された内因性蛋白質から出るものか、又は免疫金 −銀染色中の非特異的吸着によるかを決定するために、PGTの不存在において 平行して対照試験が行われた。大量の試料蛋白質を用いた場合(−回の分析当た り〉10μg)のみ顕著なバックグラウンド染色が認められており、これは信号 における内因性蛋白質の燐酸化及び非特異的吸着の双方の寄与が定量的に無視で きることを示している。
乳癌に由来する酵素による動力学的研究を基礎として最適な基質濃度が測定され た。Kmを測定するために、PGT校正曲線が:未燐酸化PGTと共に合計の( P)−PGT量を調節することなく燐酸化されたPGT標準物の量のみを変える :という他の方式で描かれた。この方法で得られた校正曲線は本質的に図1に示 された曲線と同一であり、このことから基質に対する膜の結合的性質はこれらの 試験において決定的な影響を与えるものではないことが明らかである。酵素はA TP及びPGTの両者に対して、ATPの場合に、=75±13μm及びPGT の場合に、=175±39μm(チロゾル残基の濃度として表示)を有し、通常 のミカエリス−メンテン(Michaelis−Menten)動力学を示した 。従って分析の場合、300μM ATP及び1.8mM Tyr (50μM のPGTに相当)が最適な濃度として選択された。
引き続く一連の実験において、慣用の濾紙分析を本発明による新斑点プロット分 析と比較した。細胞質ゾル画分を正常な乳房組織(r+=2)、良性の乳房腫瘍 (n=3)及び悪性の乳癌(n=5)から調製し、PTK活性について研究した 。二種の測定方法の比較は図6に示されている。
0.98の相関係数を有する直線的相関が得られた。本発明の方法により測定さ れた活性は濾紙分析の場合よりも約4倍高かった。この差は主としてインキュベ ーション温度の差によるものであり、基質濃度の差には僅かしかよらない(結果 は示されていない)。実際的な理由として[32Pl ATPを用いるインキュ ベーションは20℃で行われ、−力木発明の方法によるインキュベーションは3 7℃で行われた。両分析法の低濃度検出限界は同程度である。しかし濾紙分析法 の感度は内因性蛋白質の(恐らく主としてセリン残基による)バックグラウンド 燐酸化の程度に大きく依存した。上記のように、本発明による測定においてはバ ックグラウンド信号は認められなかった。
実施例2 チロシンホスファターゼ活性の測定 ヒトの顆粒球から得られた200μgの細胞質ゾル蛋白質を0.5mgのPGT 及びQ、5mMのATPと共に1.2mlの容積のチロシンキナーゼ緩衝液(実 施例1参照)中で20℃で22時間インキュベートした。110μlの6M T CAを添加することにより燐酸化を停止させた。4℃で1時間後、生成した蛋白 質の沈澱を遠心して(5分間、12、 OOOX g)除去した。ペレットを更 に0.6M TCAで三回洗浄した。最終的なペレットを100μlのlN N aOH中に溶解し、その後25mMのβ−メルカプトエタノールを含む50mM のヘペス(Hepes)、pH7,0、で2mlとした。取り込まれた燐酸塩を 測定するために、[”P] ATPを用いる燐酸化反応がTCA濾紙法(実施例 1参照)に従って同一の条件下で平行して行われた。取り込みはチロシル残基1 モル当たり0.8mモルと計算された。
試料のチロシンホスファターゼ活性(例えば白血病細胞の全体的な細胞抽出物) は50mMのヘベス、pH7,0,25mMβ−メルカプトエタノール、及び1 5μgの燐酸化されたPGT (20μモルホスホチロシル残基に相当)を含む 30μmの混合物中で測定された。反応は37℃で30分間内に利用可能なホス ホチロシル残基の量の3/4以内を脱燐酸化できる量の試料蛋白質を添加するこ とによって開始された。
37°Cで30分間インキュベーション後、0.25mMのNa3VO4の溶液 5μmを添加することによって反応を停止させた。5μIの量の混合物をPVD F膜に移し、実施例1によるPTK測定法に記載されたようにしてホスホチロシ ン残基の量を定量した。
ホスホナロシン (pモーfし) 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成3年9月2日

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.被検物質を夫々チロシン又はホスホチロシンを含むポリペプチド及び夫々燐 酸塩源又は燐酸塩受容体と接触させ、次いで燐酸化されたポリペプチドを分析す ることによる物質のチロシン燐酸化又はホスホチロシン脱燐酸化活性を測定する 方法において、燐酸化されたポリペプチドがホスホチロシンを含むポリペプチド に対する抗体を使用することにより測定されることを特徴とする方法。
  2. 2.抗体が単一特異性であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.抗体が標識されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 4.燐酸化されたポリペプチドを分析するために、第二の標識された抗体も使用 されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  5. 5.標識された抗体が金で標識され、その除金標識抗体の信号が随意銀で増強さ れることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6. 6.チロシン又はホスホチロシンを含むポリペプチドが好適には酵素で標識され ることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  7. 7.一種又は多種の蛋白質のチロシンキナーゼの燐酸化活性が測定されることを 特徴とする請求項1−6に記載の方法。
  8. 8.アデノシン三燐酸塩が燐酸源として使用されていることを特徴とする請求項 1−7に記載の方法。
  9. 9.チロシン含有ポリペプチドが合成ポリペプチドであることを特徴とする請求 項7又は8に記載の方法。
  10. 10.ポリペプチドが又グルタミン酸残基を含むことを特徴とする請求項9に記 載の方法。
  11. 11.ポリペプチドがランダムなアミノ酸配列を有することを特徴とする請求項 9又は10に記載の方法。
  12. 12.一種又は多種のチロシンホスファターゼの脱燐酸化活性が測定されること を特徴とする請求項1−6のいずれかの項に記載の方法。
  13. 13.少なくとも一つのチロシン含有ポリペプチド及び/又はホスホチロシン含 有ポリペプチド、及びホスホチロシンを含むポリペプチドに対する抗体を含む、 被検物質のチロシン燐酸化又はホスホチロシン脱燐酸化活性を測定するためのキ ット。
  14. 14.抗体が単一特異性であることを特徴とする請求項13に記載のキット。
  15. 15.ポリペプチド又は抗体のいずれかが標識物質を備えていることを特徴とす る請求項13又は14に記載のキット。
  16. 16.ホスホチロシンを含むポリペプチドヘの抗体に対する標識された抗体をも 含むことを特徴とする請求項13又は14に記載のキット。
  17. 17.チロシン又はホスホチロシンを含有するポリペプチドが合成ポリペプチド であることを特徴とする請求項13−16のいずれかの項に記載のキット。
  18. 18.ポリペプチドが又グルタミン酸を含むことを特徴とする請求項17に記載 のキット。
  19. 19.ポリペプチドがランダムなアミノ酸配列を有することを特徴とする請求項 17又は18に記載のキット。
  20. 20.ポリペプチド及び/又は抗体を固定化するためのキャリヤーをも含んでい ることを特徴とする請求項11−19のいずれかの項に記載のキット。
  21. 21.チロシン含有ポリペプチド及び又ATPのような燐酸塩源をも含んでいる ことを特徴とする請求項11−20のいずれかの項に記載のキット。
  22. 22.測定を行うのに適当な培地及び阻害剤のような他の成分をも含んでいるこ とを特徴とする請求項11−21のいずれかの項に記載のキット。
  23. 23.請求項1−12のいずれかの項に記載の方法を実行するための説明書をも 含んでいることを特徴とする請求項11−22のいずれかの項に記載のキット。
JP50458090A 1989-03-03 1990-03-02 チロシン燐酸化及び脱燐酸化活性を測定するための方法及びキツト Expired - Lifetime JP3208668B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8900529A NL8900529A (nl) 1989-03-03 1989-03-03 Werkwijze en kit voor het bepalen van tyrosine fosforylerende en defosforylerende activiteit.
NL8900529 1989-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04504171A true JPH04504171A (ja) 1992-07-23
JP3208668B2 JP3208668B2 (ja) 2001-09-17

Family

ID=19854240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50458090A Expired - Lifetime JP3208668B2 (ja) 1989-03-03 1990-03-02 チロシン燐酸化及び脱燐酸化活性を測定するための方法及びキツト

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0461174B1 (ja)
JP (1) JP3208668B2 (ja)
AT (1) ATE114193T1 (ja)
AU (1) AU5263190A (ja)
CA (1) CA2050317C (ja)
DE (1) DE69014201T2 (ja)
DK (1) DK0461174T3 (ja)
ES (1) ES2067024T3 (ja)
NL (1) NL8900529A (ja)
WO (1) WO1990010234A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000072011A1 (fr) * 1999-05-21 2000-11-30 Medical & Biological Laboratories Co., Ltd. Methode pour mesurer une activite enzymatique de phosphorylation

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5677421A (en) * 1991-01-18 1997-10-14 New York University Target proteins for eukaryotic tyrosine kinases
PT100037B (pt) * 1991-01-18 1999-06-30 Univ New York Processo de expressao-clonacao para detectar proteinas alvo para tirosina-quinases de receptores sonda polipeptidica e proteinas grb humanas
US5889150A (en) 1991-01-18 1999-03-30 New York University Medical Center Expression-cloning method for identifying target proteins for eukaryotic tyrosine kinases and novel target protiens
WO1993003377A1 (en) * 1991-07-31 1993-02-18 Ziltener Hermann J Method for the detection of phosphotyrosine residues
EP0614530B1 (en) * 1991-11-15 1998-03-04 Cornell Research Foundation, Inc. Indirect immunoassay for dioxinlike compounds
GB9314271D0 (en) * 1993-07-09 1993-08-18 Inst Of Cancer The Research Cell growth factor receptors
US6051397A (en) 1993-11-16 2000-04-18 Max Planck Gesellschaft Zur Forderung Der Wissenschaften DNA encoding MCK-10, a novel receptor tyrosine kinase
US5763198A (en) * 1994-07-22 1998-06-09 Sugen, Inc. Screening assays for compounds
EP0873142A4 (en) * 1995-06-07 2001-08-08 Sugen Inc CONNECTION TESTING TESTS
CA2564609C (en) 2003-12-31 2014-02-11 President And Fellows Of Harvard College Assay device and method
EP1662258A1 (en) * 2004-11-25 2006-05-31 Sirenade Pharmaceuticals AG A substrate free in vitro protein kinase assay
CA2912526C (en) * 2013-05-16 2021-09-14 Kyoto University Method for determining prognosis of cancer

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4543439A (en) * 1982-12-13 1985-09-24 Massachusetts Institute Of Technology Production and use of monoclonal antibodies to phosphotyrosine-containing proteins

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4543439A (en) * 1982-12-13 1985-09-24 Massachusetts Institute Of Technology Production and use of monoclonal antibodies to phosphotyrosine-containing proteins

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000072011A1 (fr) * 1999-05-21 2000-11-30 Medical & Biological Laboratories Co., Ltd. Methode pour mesurer une activite enzymatique de phosphorylation

Also Published As

Publication number Publication date
DK0461174T3 (da) 1995-05-01
CA2050317C (en) 2002-05-07
EP0461174B1 (en) 1994-11-17
WO1990010234A1 (en) 1990-09-07
DE69014201T2 (de) 1995-06-14
DE69014201D1 (de) 1994-12-22
AU5263190A (en) 1990-09-26
JP3208668B2 (ja) 2001-09-17
NL8900529A (nl) 1990-10-01
EP0461174A1 (en) 1991-12-18
CA2050317A1 (en) 1990-09-04
ES2067024T3 (es) 1995-03-16
ATE114193T1 (de) 1994-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kowluru et al. Localization and characterization of the mitochondrial isoform of the nucleoside diphosphate kinase in the pancreatic β cell: evidence for its complexation with mitochondrial succinyl-CoA synthetase
JP3101323B2 (ja) Scプロフィールによる被分析物の分類方法
US6406869B1 (en) Fluorescent capture assay for kinase activity employing anti-phosphotyrosine antibodies as capture and detection agents
JPH04504171A (ja) チロシン燐酸化及び脱燐酸化活性を測定するための方法及びキツト
US20030190688A1 (en) Methods for detecting BCR-ABL signaling activity in tissues using phospho-specific antibodies
EA004880B1 (ru) Набор для анализа обратной транскриптазы и его применение
US6235466B1 (en) Method for the early detection of HIV infection
CN106461662B (zh) 肌酸激酶mb同工酶的测定方法以及其中使用的试剂盒
TW201802472A (zh) 抗人類血紅素單株抗體或抗體套組、抗人類血紅素單株抗體固定化不可溶性載體粒子、及使用其等之測定試劑或測定方法
EP0124366A2 (en) Method of measuring biological ligands
EP1385005B1 (en) Method for determination of thymidine kinase 1 activity and the use thereof
CN113549673B (zh) 涉及测试溶酶体贮积紊乱的方法
Karapitta et al. A new homogeneous enzyme immunoassay for thyroxine using glycogen phosphorylase b–thyroxine conjugates
AU610281B2 (en) Solid-phase non-separation enzyme assay
US5369006A (en) Determination of CK isoenzymes and CK isoforms
CN106872698A (zh) 一种定量免疫抑制法测定脂蛋白相关磷脂酶a2的检测试剂盒及应用
JPH06507314A (ja) ヒトチミジル酸シンターゼに特異的なモノクローナル抗体
US20240044903A1 (en) Determination of canine tk1 protein levels
Janckila et al. Characterization of monoclonal antibodies specific to human tartrate-resistant acid phosphatase
WO2018064237A1 (en) An elisa-like assay for quantifying enzymatic activities of mono-adp-ribosyltransferases
CN112415196A (zh) 一种分析分子活力的系统和应用
JPS61502350A (ja) アルカリ性ホスフアタ−ゼのイソ酵素を鑑別して測定する方法及び試薬並びにこのために適当なモノクロナ−ル抗体
WO2000013023A1 (fr) Methode d'analyse de la thymidylate synthase d'origine humaine et trousse d'analyse correspondante
JP2896931B2 (ja) モノクローナル抗体、それを用いた測定法、試薬キット、検索法及び薬剤ミサイル
JP2000502182A (ja) ドナー臓器由来分析物に基づく異種移植後のドナー臓器損傷の確認または検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070713

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 9