JPH04503707A - 負荷指示 - Google Patents

負荷指示

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JPH04503707A
JPH04503707A JP1508481A JP50848189A JPH04503707A JP H04503707 A JPH04503707 A JP H04503707A JP 1508481 A JP1508481 A JP 1508481A JP 50848189 A JP50848189 A JP 50848189A JP H04503707 A JPH04503707 A JP H04503707A
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ウオルトン,ブライアン
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

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【発明の詳細な説明】 負荷指示 本発明は部材が受ける負荷を示す装置に係わる。
本発明は、本来、所定の負荷を受ける締めっけ具などの部材に使用され、るため のものであり、部材にはじめに負荷を掛ける際に、また必要な負荷が維持されて いることを次に確認するのに有効である。
本発明の第一の態様によれば、部材に備えた第一および第二の電導性素子は、該 部材に応力がかかると相対的に移動する該部材のそれぞれの部分に留められある いは固定されており、該部材が第一の負荷を受けると画素子は相互に電導接触あ るいはその他の第一の電気的関係に入り、該部材が第二の負荷を受けると画素子 は相互の電導的接触あるいはその他の第一の電気的関係から外れる。
電導性素子の少なくとも一方は部材と一体の部分であってよい。他の電導性素子 は部材の使用のための準備中には部材に対して調節可能であることが好ましい。
好ましい部材において、部材の準備中は、第一の電導性素子は該部材の第一の部 分に固定され該部材から電気的に絶縁されており、第二の電導性素子のためには 担持体を備え、この担持体は該部材の第二の部分に固定され、また第二の素子の 担持体に対する動きを制限するための保持手段が備わり、第二の素子は該部材の 第二の部分に留められている。
該部材の使用中、両型導性素子は、部材に掛かる負荷が所定の値を越えたときま たは以下になったときに電気的信号を出力するのに使用される。該部材は使用中 に引っ張り応力あるいは圧縮応力を受けることがある。
また本発明は部材が受ける負荷を示す信号を出力したり、あるいは部材が所定の 負荷を受けたときに信号を出力する負荷指示器を提供する。この負荷指示器は、 第一および第二の電導素子と、それぞれの素子の担持体と、該部材のそれぞれの 部分に対して定められている位置にこれらの担持体を保持する手段とを備えてい る。
電導性素子は、該部材が第一の負荷を受けたときには相互に電気的に接触し、該 部材が第二の負荷を受けたときには相互間の電気的接触から離れるよう配置され ていることが好ましい。画素子間の電気的接触の形成および遮断により、所定の 値が達成されたことを示す信号が出力される。
該部材が所定の範囲内の負荷を受けていることを示す連続的に変化する信号が必 要な場合、電導性素子間の容量の変化は、指示が必要な負荷範囲において、相互 接触しないよう配置されている。画素子はその範囲の一方の限界において相互接 触することができる。
締めつけ具の応力が所定の値をこえたことを示す機械的指示手段を提供すること が知られている。ボルトに使用するために提案されている機械的指示手段の一つ の形態は、ボルト本体の一方の端から形成された孔に沿って伸長するロッドであ る。ロッドは孔の内方端で本体に留められ、孔の外にある横部品を担持する。締 めつけ具を緩めると、横部品が本体から突出する。締めつけ具が締められると、 本体に応力が掛かり横部品は本体の端に形成された横方向溝に入る。本体の応力 が所定の値を越えると、横部品は全体が溝の内部に入り、本体から突出しない。
この指示手段の形態は、よく見えない場合あるいは横部品がボルトの縦方向に垂 直な方向では見えない場合の条件下では満足できるものではない。
本発明の第三の態様によると、使用中に増加する応力を受ける締めつけ具は、締 めつけ具の本体が受ける応力が所定の値を越えると、電気的信号を出力する指示 手段を備えている。電気的信号は、そのまま視覚的あるいは聴覚的信号を出力す るか、あるいはまたまた締めつけ具を締めつける機械の動作を制御するのに使用 することができる。この電気的信号は、可視光線源を含む電気回路を閉じるもの であって、それにより視覚的信号を出してもよい。
本発明の第四の態様によると、締めつけ具が受ける応力がしきい値を越えると電 気的信号が出力される締めつけ具の締めつけ方法が提供される。
本発明の更に別の態様によると、部材が所定の負荷を受ける方法においては、該 部材には該部材のそれぞれの部分に固定されるか留められている第一および第二 の電導性素子が備わっており、該素子は、素子間における電気抵抗または電気容 量の実質的変化に反応する信号手段を備えた電気回路と連動していること、また 、所定の負荷に応じて信号手段が信号を出力するまで該部材に掛かる負荷が増加 することを特徴とする。
本発明による方法によって所定の負荷を受ける部材を含む本発明の実施例の構造 を、以下に添付図面を参照しながら説明する。
図1は第一の構造を、該構造と連動する締めっけ具の回転軸を含む平面で切うた 部分断面図である。
図2は図1の締めつけ具の変形を示す。
図3は本発明の第二の実施例の構造を示す。
図4は本発明の第三の実施例の構造を示す。
図1に示された構造は、一体に締めつけられる部品を含む。例えば、これらの部 品は、一対の平坦部品10および11に代表される。そこでは、それぞれ締めつ け具を受け入れる開口部が相互に一直線上に備わっている。平坦部品10および 11は、締めつけ具が締めつけられ締めつけ具が引っ張り応力を受けるときに、 締めつけ具によって面と面が向かい合うように締めつけられる。
図1の例の締めつけ具は平坦部品10の外面に隣接し頭部13と、平坦部品11 の外面に隣接したナツト15とかんごうする螺子きり部14を備えたボルトであ る。頭部およびナツトは、それぞれワッシャを介して平坦部品10および11に 作用する。締めつけ具は別の形態を持つこともある。例えば、両端にそれぞれが ナツトとかんごうする螺子きり部をもつ植え込みボルトでもよい。更に、締めっ け具の螺子きり部は平坦部品11内に形成された螺子とかんごうしてもよい。頭 部13は中央の後退部16を規定し、その開口部はボルトの螺子きり部から離れ る方に面している。頭部の外側あるいは後退部16の周辺境界上には駆動具(図 示してない)とのかんごうのための平坦部が形成されてもよい。後退部16は除 いてもよく、螺子きり部17から離れた方に面した平坦部をもつ頭部も除いても よい。
ボルトの頭部13および螺子きり部17は、一体になって締めつけ具の中空の本 体を形成し、螺子きり部14の軸と一致する締めつけ具の長手方向の軸18を規 定する。脚部17から離れる方向に軸18に沿って面する頭部13の下方の底部 20から孔19が本体に伸長する。図の例では、この底面が後退部16の境界面 となつている。孔19は、締めつけ具の本体の長さの一部に沿って伸長する。一 般的に、孔の長さは25mmから100mmの範囲である。
締めつけ具は更に複数の電気的接触素子およびそれらの担持体21を備えている 。担持体はまっすぐのステム22およびステムの一端に頭部23をもつ。頭部2 3は、後退部16に配置され、本体の底部20から離れている。ステム22は、 頭部23から孔19に沿って伸長する。頭部23から離れたステムの末端部は、 脚部17の隣接部に対するステムの端部の移動を防止するよう本体に留められて いる。ステムの端部は孔19内で締まりばめする。あるいはまた、ステムの端部 は孔内に備えられた相補的螺子きりとかんごうした螺子をもって形成されてもよ い。ステムは、ステムの端部が圧力下にある孔の末端表面と接触するまでねじ込 むことができ、これによってステムの相互にかんごうする螺子きりと本体とが圧 力下でかんごうし、本体に対してステムが不用意に回転するのを防止する。ステ ム22の残部と孔19の境界との間にはわずかな間隙があることが好ましい。
頭部23上には少なくとも一つの電気的接触素子が備わっている。例えば、2個 の電気的接触素子24および25が図面では軸18の直径上で反対する位置に示 されている。
接触素子24および25はそれぞれ頭部23から本体の底面20に向かって突出 するが、締めつけ具が応力を受けない状態では、底面に接触しない。
接触素子24および25の相互間および頭部23に対する調節によって、各接触 素子と底部20との間の間隙が選択された値に設定できるようにな7ている。例 えば、接触素子24および25はそれぞれ図面では頭部23内に形成された螺子 きり孔に対応してかんごうする螺子の形態をもつものとして示されている。素子 24および25を、頭部23に対して選択された位置にロックするためのナツト がそれぞれ備わっている。あるいはまた、各接触素子は、頭部23内の螺子なし 孔を通って伸長し、その頭部に対して底面20に向かう方向にバネで動かされ、 ナツトは接触素子の上に備えられ、各接触素子が関連バネの作用下で動くのを制 限し、それによって接触素子の調節位置を規定する。
接触素子24および25のおのおのは金属で形成され、電導性である。締めつけ 具が応力を受けていないとき、両接触素子は、やはり金属で形成された締めつけ 具の本体から電気的に絶縁される。接触素子は頭部23とロックナツトとをかん ごうされる絶縁スリーブをそれぞれ含んでもよい。あるいはまた、頭部23は、 電気的絶縁物で形成されてもよい。ステム22は、締めつけ具の本体と同様の熱 膨張率をもつ金属から形成されるのが望ましい。
底部20を成す本体の部分は、更に構造体の電気的接触素子を成し、この素子は 更に締めつけ具の電導性本体と一体となっている。
指示手段は、更に、電気的エネルギーを受けることの1きる信号装置、および図 面でバッテリー26として示されている電位差源を備えている。信号装置は白熱 フィラメント電球27でよい。電球およびバッテリーは、接触素子24と25の うち選択された方と電気的接触を形成するのに具合のよいように電導性プローブ 28および29並びに締めつけ具本体と直列に接続される。締めつけ具に応力が 掛からないうちは、電気回路は開いたままで、電球27も適電されない。選択さ れた接触素子と締めつけ具の本体との間に電位差が保持されている間、プローブ 28および29は作動位置にある。締めつけ具が締めつけられると、脚部17は 、選択された接触素子が底面20とかんごうするまでステム22に対して引き伸 ばされる。それによって電気回路が閉じ、電球27に通電される。
締めつけ具は使用前に、選択された引っ張り応力を掛けて、接触素子24が底面 20とちょうど接触するように調節することができる。次に締めつけ具に異なっ た応力を掛けて接触素子25が底面20とちょうど接触するように底面を調節す ることができる。締めつけ具の締めつけ中、プローブ28を接触素子に接続して 、締めつけ具の本体の受ける二つの選択された応力が達成されたことを指示する 視覚的信号を得る。
単一の接触素子が備わっている場合、接触素子は頭部21に関して固定して、調 節はステム22を孔19にねじ込むか孔からねじ出すことによって行ってもよい 。
バッチ!J−26、電球27、プローブ28および29を多段式締めつけ具の接 続部で使用される工具と連動してもよい。あるいはまた、締めつけ具申の応力が 所定の値を越えたときにそれを示すための別個の工具を使用する必要がないよう に、電気的構成要素は各締めつけ具において構成されてもよい。
締めつけ具の締めつけ中を除いて、接触素子24および25並びに頭部23を覆 うカバーが備わってもよい。
図1に示された電気回路は変形して、電球その他の信号装置はプローブ28およ び29と直列に接続されるものでなくてもよい。例えば、これらのプローブと直 列に接続された電気的装置、すなわちプローブ間の容量の変化に反応し、プロー ブ間の容量に依存して一つまたはそれ以上の電気的出力信号を出力する電気的装 置が備わってもよい。これらの出力信号を使用してそれぞれの電球その他の信号 手段に通電するか、または締めつけ具を締めつける機械の操作を制御してもよい 。電気的接触素子24および25の一方と底面20との間のインターフェースの 電気的特性は、関係する接触素子が底面とかんどうする圧力の変化と共に変化す ることがわかるであろう。更に、接触素子が底面に近づくにつれて、プローブ間 の容量が変化する。電気回路には、この変化に反応する装置および締めつけ具に 掛かる応力を応力の範囲全体において指示するための手段を備えることによって 、この範囲内で選択された値に締めつけ具を締めつけることができるようにして もよい。
図1のボルトに替えて図2に示された変形締めつけ具を使用してもよい。図2の 締めつけ具は一部、上記図1、また図2に対応した部分があり、それらの対応部 分は、参照番号に前付数字1を付けである。上記は、以下に述べる異なる部分を 除いて、そのまま適用される。
図2に示された締めつけ具の第一の電気的接触素子124は電気的に絶縁された 担持体130に取りつける。電気的接点は、この担持体に固定されることが望ま しい。図に示されたように、担持体は電気的接点のステムが通り抜けできる孔を 中央にもち、接点は、両端に拡大頭部をもち、頭部間で担持体を挟むようにする ことができる。担持体130はボルトの孔119にかんごうして、ボルトの準備 中に、軸18に沿った接触素子124の位置が隣接するボルトの末端部に対して 調節できるようになっており、また接触素子がボルトの隣接する末端部分に対し て固定できるようになっている。これは、図面に示しであるように、孔119の 末端部分に螺子きりを成すことによって、担持体130を必要な位置まで孔にね じ込み、例えば、接着剤その他の結合剤を螺子きりに適用することによって担持 体をその位置にロックすることによって達成される。担持体130は、螺子きり の対抗する端部の間に位置した円筒形の溝を備え、適当な結合剤を含むことがで きる。
図2のボルトは、第二の電気的接触素子131および接触素子のための担持体1 32を備えている。第二の素子およびその担持体は孔119内に配置されている 。担持体132は長細く孔の長さの大部分を占める。
コイル状圧縮バネ133が備わり、孔119の閉じた端部にて脚部117の軸方 向に面する底面134に担持体132を留める。図面に示されたように、担持体 はボールを仲介してこの底面とかんごうしてもよい。あるいはまた、担持体はこ の底面に直接的に接触してもよい。バネ133は、担持体132と担持体130 との間で作用して担持体132が孔の閉じた端部にて底面134としっかり接触 するように保持する。
第二の担持体132は中空で、第二の電気的接触素子131は、その担持体の内 部に少なくとも部分的に配置され、担持体の開いた端部から電気的接触素子12 4に向かって突出力するる。保持手段135は、接触素子131がその担持体の 外に向かう移動を制限すべく備わっている。図の例では、保持手段は担持体の開 いた端部の周囲に備えられたリップであり、軸118に向かって突出して接触素 子131より小さい直径をもつ開口部を規定する。図の例において、接触素子は ボールである。あるいはまた、接触素子は頭部つきのピンの形態で、頭部は担持 体132の内部に収納され、ピンは担持体から接触素子124に向かって突出す る。
第二の接触素子131をその担持体132に対して接触素子124に向かう方向 にバイアスを掛けるバイアス手段が備わっている。図2に示された例では、バイ アス手段は担持体132と共に含まれるコイル状圧縮バネ136である。他の形 態のバネ、例えば、エラストマ材のブロックでもよい。
第二の担持体132によって第二の電気的接触素子131から締めつけ具の本体 まで電導性経路が形成される。電導性経路は底面134を含むことが望ましい。
担持体132と孔119の円周上の面には間隙があってもよい。
ボルトの製作は、ドリルで孔119をあけて孔の外側の端部に隣接して雌螺子を 切ることによって行う。第二の担持体132は、もし使用するなら、ボールと一 緒に孔に挿入して、次に第一の担持体130を孔にねじ込む。プローブ28およ び29に対応する第一の接触素子124およびボルト頭部113とそれぞれ接触 させることによって、接触素子124と接触素子131との間に電気的接触を形 成する。担持体130は、接触素子との間に電気的接触が生じるまでねじ込む。
次に締めつけ具が受けるべき負荷および締めつけ具の弾性の率に従ってあらかじ め決めた所定の距離だけ担持体を更に孔にねじ込む。接触素子124と131と の間に接触が形成されると、接触素子131は、接触素子124を備えた孔に沿 って第二の担持体132に対して移動する。この相対的移動は、バネ135の圧 縮によって埋め合わされ。第一の担持体130およびその接触素子が、電気的接 触が形成された後に動く距離は、ボルトに必要な負荷を掛けて担持体130の位 置を調整することによって電気的接触を保持するのにちょうど充分な程度に経験 的に決めてよい。この決定は一度なされたあとは、同様のボルトの部材の製作に 使用することができる。
図2のように出来上がったボルトに応力が掛かっていないとき、第一の接触素子 124から第二の接触素子131、担持体132、ボルトの脚部117およびボ ルトの頭部113を介して電気回路が形成される。閉じた回路の存在は、図1を 参照して説明したのと同様に検出することができる。
次にボルトを締めつけると、ボルトの脚部に引っ張り応力が掛かり、底面134 がボルトの頭部113から離れる方に移動し、それによって、第一の電気的接触 素子124から離れる。担持体132は底面134の動きにに追随し、バネ13 5が再び伸長できるようになる。第二の電気的接触素子131が保持手段135 と接触した後にボルトの引き延ばしが続くと、回路が開き、それが電気的に検出 される。
図3では、ボルトを締めつけるときに圧縮応力を受ける脚部217をもつボルト を含む構造が示されている。図3に示された構造のある部分は、図2を参照しな がら上に述べた部分と対応する。そのような部分は図3においては、図2で使用 されている参照番号の前付数字1に代わって、前付数字2がついている。前記説 明は、以下に述べる差異を除いて、対応部分にも当てはまるものとする。
図3に示されたボルトは、例えばケーブルの一部を座202に固定して部材20 1をクランプするために使用される。部材201は、座とサドル203との間で クランプする。座はボルトをも担持するフレーム204上に担持される。ボルト の脚部217の螺子きり部はフレームの螺子きり開口部とかんごうし、脚部の自 由端部はサドル203と対抗する。
図3のボルトは第一および第二の電気的接触素子224および231を備え、ま た第一および第二の担持体230および232を備えている。それらは、図2を 参照して上で説明したものと同様であってよい。図3のボルトの準備中、第一の 担持体は、接触素子224と接触素子231との間に電気的接触が形成されるぎ りぎりまで、ボルトの孔にねじ込む。次に担持体230を引き抜き、接触素子間 に所定の間隙を形成する。この間隙は、ボルトに形成されるべき負荷、およびボ ルトの弾性率に従って決定される。
図3のボルトに応力が掛かっていないとき、電気的接触素子224および231 は相互に離れてボルトを通る回路が開く。ボルトを使用してサドル203を座2 02に向かって駆動し、部材201をクランプすると、ボルトの脚部217が縮 み、接触素子224と231との間に電気的接触が形成されるまで、担持体23 2が担持体230に向かって駆動される。図1を参照して上に述べたと同様に、 この状態になると信号が出力される。ボルトが何かの拍子にさらに締めつけられ ても、第二の電気的接触素子231は担持体232の内部に駆動され、ボルトの 内部構成要素に破損を招くことはない。ボルトの回転を逆にして、回路の開くの にちょうどよいところになるまで、接触素子224を接触素子231から引き抜 けばよい。
図1に示された信号手段の代わりに、図2のボルトおよび図3のボルトと共に、 先に述べたものより複雑な信号手段、例えば、負荷範囲全体を通じて瞬間的負荷 を示す連続的に変化する信号、または負荷のデジタル表示を行う信号手段を使用 してもよい。信号はマイクロプロセッサを通して、例えば負荷の記録を取ること もできる。信号が負荷の範囲を示す必要がある場合には、容量の変化を利用して 信号を出力することもでる。また電導性素子の間の容量の変化を利用する場合、 これらの素子の間の接触は避けることができることが理解できるであろう。誘電 体の層を両型導性素子の間に備えることもできる。
図4に示された構造は、流体圧シリンダ303とそのシリンダのための支持体3 04との間に挟まれた部材317を含む。シリンダが伸びると、部材317は圧 縮され、部材の受ける応力はシリンダ内の流体圧と共に変化する。シリンダを使 用して、例えば、ケーブル201を座2021:クランプするのと同様の方法で 、部材を座にクランプすることもできる。
部材317は、シリンダ状になっていると都合がよい。
あるいはまた、図4に示されたように、部材は環状であってもよい。部材317 の一端から一部の盲孔319をドリルで開ける。これらの孔は、ピストンおよび シリンダユニット303と同軸である部材の軸の回りに均等に配置する。
部材317がシリンダである場合、軸に単一の孔を備えてもよい。これらの孔は それぞれ電導性素子および素子の担特休を含む。電導性素子は図2を参照しなが ら、あるいはまた図3を参照しながら先に述べたと同様の方法で配置してよい。
更に別の電導性素子の配置を図4に示す。
図4に示された部材の各孔319内には、第一の実質的に剛体である電気的接触 素子324が取りつけられている。
この素子は、孔の外側端部に螺子その他の方法で留められている担持体330に 固定されている。第二の電気的接点の中空の担持体332は、バネ333によっ て孔の内部を占める孔の閉じた端部に向けて動かされる。第二の電気的接触素子 331はそれ自体が弾力性があるため、バネ163(ママ)に対応するバネは必 要としない。接触素子331は担持体332の内部全体を占め、リップ335に よって担持体内に保持される。
電導線329は第一の接触素子324から支持体304の開口部を介して、先に 述べた代替信号手段のいずれかの信号手段の他の回路構成要素(図示してない) に伸びている。信号手段はまた支持体304、更に電導線328を介して電気的 に部材31(ママ)と接続される。
図4に示された構造の配置は次の通りである。即ち、シリンダ303に実質的流 体圧がなく、各孔内の接触素子324は関連接触素子331と電気的に接触して いない。シリンダ内の流体圧が上昇すると共に、部材317は弾力的に縮む。そ れによって電気的接触素子間の間隔が縮小して、電気的接触が形成される。
流体圧シリンダ内の引っ張り負荷を表す出力信号が必要な場合、部材317を流 体圧シリンダおよび支持体304と組み合わせて、流体圧が上昇したときに張力 に応力が掛かるようにすればよいことがわかるであろう。電気的接触素子は、図 2を参照しながら先に述べたような方法で使用すればよい。
前記部材117.217、および317は、スチール製であることが望ましい。
電気的絶縁性担持体はプラスチック材で鋳造したものが便利である。電気的接触 素子はプラスチック材基質中に電導性粒子を含む組成から鋳造してもよい。担持 体および接触素子は、寸法が安定した材料から形成する必要がある。但し、電導 性素子331は例外であり、これはプラスチック材基質中に電導性粒子を含む組 成を利用して比較的弾力性に富んだ組成から構成される装補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8)平成4年1月17日

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.部材に備えた第一および第二の電導性素子は、該部材に応力がかかると相対 的に移動する該部材のそれぞれの部分に留められあるいは固定されており、該部 材が第一の負荷を受けると両素子は相互に電導接触あるいはその他の第一の電気 的関係に入り、該部材が第二の負荷を受けると両素子は相互の電導的接触あるい はその他の第一の電気的関係から外れる部材。
  2. 2.前記両素子相互の電気的接触を形成および遮断する部材の変形が、該部材の 弾性限界内である請求項1に記載の部材。
  3. 3.前記第一の電導性素子が前記部材の第一の部分に固定され、第二の電導性素 子のために備えた担持体が該部材の第二の部分に固定され、また第二の素子が担 持体に対して移動する範囲を制限する保持手段を備えた請求項1または請求項2 に記載の部材。
  4. 4.前記第二の素子をその担持体に対して第一の部材に向かう方向にバイアスを 掛けるバイアス手段を備えた請求項3に記載の部材。
  5. 5.前記部材は中空で軸を規定し、前記第一の電導性素子が該部材の表面に軸方 向に面し、前記担持体が軸の長手方向に部材内に伸長し、部材に応力が掛かって いない場合、該担持体は第二の素子から離れる方向に、前記表面から離れた位置 で該部材に留められ、該第二の素子が該第一の素子と電導性接触をもたず部材か ら電気的に絶縁され、また、該部材が所定の値を越える引っ張り応力を受けた場 合は、第二の素子は第一の素子と電導性接触をする請求項3に記載の部材。
  6. 6.使用中に増加する応力を受ける本体と、該応力が所定の値を越えたことを示 す指示手段を含み、該指示手段が電気的信号を出力することを特徴とする締めつ け具。
  7. 7.前記指示手段が、前記本体の軸方向の面に隣接する接触素子と、該接触素子 と該面との間に電気的接触がない場合に該接触素子と本体との間に電位差を掛け る手段と、接触素子と面との間に電気的接触により電気的に励起されて使用者に 信号を与える信号手段とを含み、前記面から離れた本体の一部分に対する所定の 位置に前記電気的接触素子を保持するための手段を備えた請求項6に記載の締め つけ具。
  8. 8.相対的に調節可能な複数の電気的接触素子を備えた締めつけ具において、各 素子が、前記本体の軸方向の面に隣接し、該面から離れた本体の前記部分に対す る所定の位置に保持された請求項7に記載の締めつけ具。
  9. 9.締めつけ具に掛かる応力がしきい値を越えると電気的信号が発生する締めつ け具しめつけ方法。
  10. 10.部材に所定の負荷を掛ける方法において、該部材が、該部材のそれぞれの 位置に固定あるいは留められている第一および第二の電導性素子を備え、両素子 が該両素子の間の電気的抵抗あるいは電気的容量の実質的変化に対応する信号手 段を備えた電気回路に含まれ、前記信号手段が所定の値に対応する信号を出すま で該部材への負荷を増加する、部材に所定の負荷を掛ける方法。
  11. 11.前記信号手段が、前記両素子の間の抵抗または容量が第一の値に達すると 第一の出力信号を出力し、前記両素子の間の抵抗または容量が第二の値に達する と第二の出力信号を出力するよう構成さた請求項10に記載の部材に所定の負荷 を掛ける方法。
JP1508481A 1987-11-10 1989-07-17 負荷指示 Pending JPH04503707A (ja)

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NO920188L (no) 1992-01-15
GB8726339D0 (en) 1987-12-16
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NO920188D0 (no) 1992-01-15
HK121993A (en) 1993-11-19
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