JPH04503395A - 傾斜可能な取付ヘッドのための制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は傾斜可能な取付ヘッドのための制御装置に関する。

先行技術 傾斜可能な取付ヘッドのためのパンタグラフの制御装置、たとえばカメラまたは アンテナのための取付ヘッドは、イギリス明細書第１４５１０８８号から既知で あり、パンタグラフの傾斜制御機構の基本的な理解のためにこの明細書を参照す ることが可能である。この明細書に説明される制御装置は以下の実質的な利点を 提供する、つまりそれは傾斜している間に、取付ヘッド上に取付けられた装置の 部材の重心は水平経路に沿って移動することを強要されるので、部材の重量は傾 斜作用に対して可変の効果を存しないということである。

既知の配列は約４０度の限度までの傾斜角度に対して有効である。この傾斜角度 を超えると、配列は不安定になり得る。

傾斜作用から可変の重量要因を取除くために、より大きい傾斜角度まで存効であ り続ける改良されたパンタグラフの制御装置を提供することはこの発明の目的で ある。

発明 この発明に従って、傾斜可能な取付ヘッドのための制御装置が提供され、この装 置は３つの要素からなるパンタグラフのリンク装置を含み、このリンク装置は中 心要素によって固定された２つの外部要素を存し、２つの外部要素の相対的な角 度位置は外部要素に接合された少なくとも２つの中間リンクによって制御され、 その結果前記２つの外部要素の相対的な角度位置に関係なく、中間リンクの少な くとも１つは、たとえもう１つの中間リンクが中心要素と整列されていても、中 心要素から常に横方向に距離をおいて設けられ、さらに中心要素の点に水平軸に 沿って移動することを強要する手段を育する。

したがって、上に説明された既知の制御装置についての主要な問題は、許容でき る傾斜角度はパンタグラフのリンク装置にリンクが整列するようになる位置を通 り抜けることを許容することによってのみ増加させることが可能であるというこ とである。しかしながら、この結果は次のような問題になる、それはリンクが直 列の状態で、装置はカメラまたは装置の他の部材の重量がその重心を介して完全 に平衡するという事実のために不安定になるので、パンタグラフは傾斜運動が続 けば、直列の状態からどちらかの方向に折れるかもしれないということである。

この発明に従って、この問題は安定性がそれらのうちの少なくとも１つによって 、他方が実際に不安定性を生じさせる状態を通り抜けるときでさえ、常に維持さ れるように配列された２つの中間リンクの使用によって解決される。

１つの実施例において、中間リンクは２つの外部部材の間に各々が旋回できるよ うに接続して、共通の中心要素を育し、範囲内の任意の傾斜角度ごとに異なる折 れ角度をもつ２つの平行四辺形のリンク装置を効果的に形成する剛性部材である 。この範囲は３６０度まで可能であるが、通常は１８０度の範囲が要求される最 大値である。

同一の結果は、ギア車または滑車の歯のある配列が好まれる形態で、外部要素の 周りを通過するチェーンまたはベルトの向かい合った並行の走行部によって構成 された中間リンクによる他の実施例で達成可能である。この２番目の実施例にお いて、中心要素は２つの外部要素の回転軸を相互接続させる剛性要素である。

実施例の説明 この発明はそれぞれ添付の図面の図１および図２に略図的に示される２つの実施 例の以下の説明でさらに説明される。

この発明の双方の実施例において、制御装置は中心要素と２つの外部要素とを有 するパンタグラフ型リンク装置システムである。

図１の実施例において外部要素は三脚のような構成の３本の脚の剛性配列、つま り一方の外部要素のための脚１０．１２および１４と他方の外部要素のための脚 １６．１８および２０を各々含む。中心要素はその両端部でそれぞれの３本脚の 外部要素の頂点または接合点２４．２６に旋回できるように接続する剛性アーム ２２を含む。

１つの外部要素の脚ＩＯは、頂点２４から離れた端部で、固定支持構造２８への 旋回的な接続部を有し、一方他方の外部要素の対応する脚１６は、頂点２６から 離れた端部で、通常は部材に直接与えられる手動の作用力によって、制御できる ように傾斜可能であるべきカメラまたは装置の他の部材のための取付プレート２ ９（または他の取付ヘッド）を固定的に支える。

２つの外部要素の他の脚１２．１４および１８．２０は２つの外部要素の間に２ つの中間リンク３０．３２の旋回的な相互接続部を備え、その態様は非共面の平 行四辺形のリンク装置配列が形成されるような態様であり、２つの配列は共通の 剛性アーム２２を有する。したがって、１方の平行四辺形のリンク装置配列は要 素２２．１２．３０および１８を含み、他方は要素２２．１４．３２および２０ を含む。

剛性アーム２２の点３４は固定構造２８、つまりビンおよびスロット配列によっ て規定された水平経路または軌跡３６に沿って移動することを強要される。

上述の配列で、取付プレート２９上に取付けられたカメラまたは他の部材の重心 は、取付プレートが傾斜するにつれて水平経路で移動することを強要されるので 、部材の重量は傾斜作用に可変の効果を存しない。

したがって、上述の２つの平行四辺形のリンク装置配列２２．１２．３０．１８ と２２．１４．３２．２０とはまた、１８０度までの傾斜範囲にわたるいずれの 所与の傾斜角度でも（３６０度まで理論的には実行可能であるカリ、２つの配列 の折れ状態は異なるように配列される。したがって、１つのかかるリンク装置配 列が潜在的に不安定性を生じさせる直列状態を通り抜けるとき、安定性は他の配 列の非直列状態によって事実上維持される。傾斜角度の定まった広い範囲を達成 可能にするのはこの特徴である。

図２に示される第２の実施例は、全く違った配列のように見えるが、実際は図１ の配列の修正であり、この図において２つの剛性中間アームはチェーンまたは歯 のあるベルトの向かい合った走行部４０．４２によってとって代わられ、図１の ２つの外部要素の２つのアーム１２．１４と１８．２０は、それぞれ２つのギア 車または滑車４４．４６の半径として実施される。再び２２の参照符がつけられ た中心要素は２つのギア車の軸の間を接続し、その点３４は図１の配列と類似の 態様で水平経路または軌跡で移動することを強要される。

！方のギア車４４と一体的に形成されるアームＩＯは、その遠端で固定構造２８ に旋回できるように接続され、他方のギア車４６と一体的に形成されるアーム１ ６は取付プレート２９を固定的に支える。

したがって、図２の実施例は図１の実施例に類似した態様で動作可能である。

様々なペイロードの重心の位置の違いのための変化を補償する調節は、ローラ３ ４の位置を中間支柱２２の長さに沿って変えることによって影響される。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．傾斜可能な取付ヘッドのための制御装置であって、３つの要素からなるパン タグラフリンク装置を含み、この装置は２つの外部要素（１０、１６）の相対的 な角度位置は外部要素に接続された少なくとも２つの中間リンク（３０、３２： ４０、４２）によって制御されるので、前記２つの外部要素の相対的な角度位置 に関係なく、中間リンクの少なくとも１つは、たとえ他の中間リンクが中心要素 と整列していても中心要素（２２）から常に横方向に距離をおいて設けられるこ とを特徴とする、中心要素によって固定された２つの外部要素を有し、中心要素 （２２）の点（３４）に水平軸に沿って移動することを強要する手段とを有する 、制御装置。 ２．中間リンクは２つの外部部材（１０，１６）の間に各々が旋回できるように 接続している剛性部材（３０、３２）であり、共通の中心要素（２２）を有し、 範囲内の任意の傾斜角度ごとに異なる折れ角度をもつ２つの平行四辺形のリンク 装置を効果的に形成することを特徴とする、請求項１に記載の装置。 ３．傾斜角度は１８０度の範囲であることを特徴とする、請求項１または２に記 載の装置。 ４．中間リンクはギア車（４４、４６）または滑車の形態で外部要素の周りを通 過するチェーンまたはベルトの向かい合った並行の走行部（４０、４２）によっ て構成されることを特徴とする、請求項１に記載の装置。 ５．中心要素は２つの外部要素（４４、４６）の回転軸を相互接続する剛性要素 （２２）であることを特徴とする、請求項４に記載の装置。