JPH04503205A - 神経学的活性化合物 - Google Patents
神経学的活性化合物Info
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- JPH04503205A JPH04503205A JP1505968A JP50596889A JPH04503205A JP H04503205 A JPH04503205 A JP H04503205A JP 1505968 A JP1505968 A JP 1505968A JP 50596889 A JP50596889 A JP 50596889A JP H04503205 A JPH04503205 A JP H04503205A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
神経学的活性化合物
本出願は、1982年11月23日に出願された米国特許出Im第443.91
5号の継続出願であり現在は1988年5月3日発行の米国特許第4.742゜
054号である1985年1月16日出願の米国特許出願第691.830号の
分割出願である1988年2月1日出願の米国特許出V第150.767号の一
部継続出願である。
本発明は、アドレナリン作動性の一部の活性物質、中でも特にグアニジノ基を含
む物質に関するものである。
以前より様々なグアニジン誘導体が、in vlvaにおいてα2−アドレナリ
ン性アゴニストとしての活性をもつことが知られてきた。
種々のグアニジン誘導体がまた、臨床的に降圧剤としても用いられてきており、
その中にはクロニジン、グアナベンツ、グアナシジン、グアナシジン、グアナシ
ジン、グアナシジン、グアンファシン、そしてグアノクロル、グアノザベンツ、
グアノザンなどが含まれている。
近年重症を髄損傷の治療において、たとえその損傷が神経学的にを髄の完全な横
断という結果になった場合であっても、少なくとも続発する痙縮を軽減し、また
明らかに多くの症例にふいては損傷部位より下位の感覚・運動神経制御を結果的
に回復させるという問題に興味が持たれている。既知のα2−アドレナリン性レ
セプターのアゴニストであるクロニジンを用いた本発明者の実験結果を裏付ける
試験が個別になされており、それに関する本発明者及び他者の文献をいくつかあ
げると次のようになる。「クロニジンによるを髄損傷ネコの機能回復(Func
tional Re5toration of the Traumatica
llyInjured 5pinal Cord in Cats by C1
onidine) 、1 、ナフッチイ(Naftchi、 N、 E、)、5
CIENCE 217、1042−1044頁(1982) ; TIIB P
CSNEIISI、BTTER,1,986年5月、2〜3頁、「損傷を髄にお
ける神経伝達物質活性化による周期運動パターンの機能回復(Function
al Recoveryof Rhytba+ic Motor Patter
ns in the 5pinal Card Injured viaNeu
rotransmitter Activation)」、ニューハンプシャー
州ハノーバー、カドリック・メディカル・センター、協力ダートマス・メディカ
ル・スクール及び力ロリンス力・インスティテユート、 1984年8月、27
巻220頁、「を損ラットにおけるα2−アドレナリン性アゴニストの行動効果
の組織化学的相関関係(Histochemical Correlateso
f Behavioral Bffect of Alpha−2Adrene
rgigAgonist in 5pinalRats) 」、ナフッチイ(N
、 B、 N訂tchi)ら。より完全なテキストは、Medicine)の1
984年10月23日の61年次セツションで頒布されたナフッチイ(N、 B
r1c Naftchi)の「を髄損傷の最近の研究、急性を髄損傷のメカニズ
ムと予防(Newer Re5earch in 5pilIal Cord
Injury。
Mechanism and Prevention of Acute 5p
inal Cord Injury) Jに記載されている。
クロニジン及びグアナベンツは初期に用いられたα2−アドレナリン性レセプタ
ーアゴニストであるが、患者の治療の長期化に伴い、減感作、即ちいわゆる“慣
れ″の現象で効果が減ってくるのに加え、活動性と食欲をも減退させる傾向のあ
るこれら二つの薬剤の鎮静、即ち誘眠作用のゆえに、その用途は限られたもので
あった。それに加えて、これらの化合物はその副作用として激烈な降圧作用と失
神があるばかりでなく、半身片麻痺の患者においてはさらに著明な便秘をもたら
し、また時に逆の副作用として自律反射異常亢進として知られる重症高血圧を誘
発することもある。
発明の概要
本発明の目的は、外傷又は疾患によって中枢神経系に損傷が加えられ2w乳動物
に、感覚・運動神経反射を回復させ、全く健常な中枢神経系の神経機能を取り戻
すことが可能な、新規な薬剤を提供することにある。本発明のさらなる目的は、
上記の様な効果を有し、かつ中枢神経損傷のある哺乳動物の治療を妨げる可能性
のある望ましくない副作用をもたないような、新しい薬剤を提供することにある
。
本発明の別の目的としては、神経学的損傷の結果おこる痙縮のコントロールに用
いられる抗痙ψ剤、あるいは鎮痙剤として有効なものである新規な化合物を提供
することがある。これらの薬剤はまた、鎮静作用をほとんど、又は全く有しない
ものであり、かつ血圧を低下させることもない。
発明の詳細な説明
本発明によれば、外傷又は疾患を有する哺乳動物の神経学的機能傷害を回復させ
る効果をもつ、薬理学的に活性な化合物がいくつか提供される。これらの化合物
は、グアニジン、アミノグアニジン、2−イミダシリン、2−ヒドラジノイミダ
シリン、又は2−グアニジノベンズイミダゾリン化合物き、メチルキサンチン化
合物の反応生成物を含み、大きな中枢神経系障害があるにもかかわらず、脳及び
を髄にある適当な受容体を刺激し、ひいては運動神経を強く刺激するように仕向
ける、受容体活性の結合をもたらす。それらは脂肪親和性が強く、そのため血液
/脳関門を容易に通過することができる。これらの化合物の一般式は、好ましく
は次のとおりである。
R′
式中、g及びrはO又は1(合計lまで)、hは0又は11そしてnは0又は少
なくとも1、好ましくは2以下の整数である。Rは水素あるいは不活の有機基で
あり、R′、R′、R3は好ましくはアルキル基又は水素原子を含み、R1とR
2、また場合によってはPの少なくとも1つがアルキル基を含むのが最も好まし
い。R1とR3の両方又は一方は、括弧の外のグアニジンの一部と架橋すること
が可能であり、飽和ないし不飽和脂肪族となることも可能であり、その場合グア
ニジングループの窒素原子と二重結合で結ばれるカルボキシル基あるいはカルボ
ニル基、酸素、窒素、硫黄原子を含んでいるのが好ましい。このようにしてR1
とR3はアセチル基、アセトアルデヒド基、プロピオニル基、ヒドロキシアルキ
ル基を含むのが好ましい。R4とR’は各々水素原子であっても他のいかなる不
活の有機グループであってもよく、後者の場合低級アルキル基、アルコキシ基、
チオアルキル基、アルケニル基、アリル基、アラルキル基、アルカリル基、又は
ヌクレオシド、あるいは以上あげた中でNH,、OH,口CH,、ハロゲン、硫
黄、酸素、NO,によって置換されたものであってもよい。R@は、もし存在す
る場合には、グアニジノ基の二つの窒素原子と架橋して複素環をもつ閉環化合物
を形成し、他に窒素原子、ハロゲン原子、酸素原子を含むいかなる不活の有機グ
ループであってもよく、またイミダゾール、ベンズイミダゾール、トリアジン、
チオピリミジン、トリアゾールチオール、ジフェニル−2−イミダゾールチオー
ルなどを形成するような鎖式又は環式脂肪族、あるいは芳香族であってもよい。
本発明の新規化合物質は、α、−アドレナリン性レセプターアゴニストとしての
性格と、β−アドレノセプターアゴニストとしての性格を合わせもつものである
。β−レセプターアゴニストとしての性格は好ましくは、例えばフォスフオシエ
ステラーゼの作用を阻害することによってサイクリックアデノシン3°、5°−
1リン酸(C−AMP)の代謝効果を増強することが知られているキサンチン置
換体のように、間接的にβ−アドレナリン性の作用をもつ物質から得られたもの
である。これらのキサンチンは筋肉内で末梢の血管を拡張させることによって血
流改善をさらに促進する。
本発明は、一つの化合物又は複合体の中にα2及びβ−アゴニスト両者の作用を
合わせもたせることによって、本出願の親出願中に記した効果を引き出したこと
に基づくものである。
初期の研究にあるように、以前より知られているα、−アドレナリン性レセプタ
ーアゴニスト(α、−アゴニスト)は、治療中の哺乳動物に、を髄損傷などの外
傷後には禁忌とされる他の直接的生理作用、即ちクロニジン、グアナベンッにみ
られるような降圧作用を合わせもっている。その様な望ましくない副作用は、α
雪−アゴニストの作用を中和することが可能なアンギオテンシン11などの拮抗
剤や昇圧剤を同時に、あるいは後から投与することによって防止できることも知
られてきたが、通常はその様な降圧効果や、時に認められる激しい血圧上昇を未
然に防ぐことは極めて困難であった。本発明の化合物は、α、−アゴニストから
のグアニジノ、2−アミノーイミダゾリノ、2−ヒドラジノイミダゾイル、2−
グアニジノベンズイミダゾリル、又は2.3.5−s−)リアジノ部分と、これ
に加えてβ−アゴニストとしての部分も有するため降圧作用がなく、下行性のモ
ノアミン分離性の糸路と上行性の刺激反応性の糸路を結果的に再活性化・賦活し
、同時にα、−アゴニスト単独の場合のほとんど3分の1の所要時間で迅速に運
動・感覚機能を回復させることが可能である。
キサンチン置換体のような間接的なβ−アゴニストは、フォスフオシエステラー
ゼの酵素作用を阻害し、その結果c−AMPとC−GMP (サイクリックグア
ノシン3.5−モノリン酸)の比を高める作用がある。それに加えて、4−ヒド
ロキシ−3−メトキシマンデル酸、3.4−ジヒドロキシマンデルアルデヒド、
3.4−ジヒドロキシフェニル(β−ヒドロキシ)−アセトアルデヒドなど、β
−アゴニストとして直接作用する物質から得られる特性が、アルデヒド基又はカ
ルボキシル基を通してグアニジン、アミノグアニジンなどと結合し、同様の作用
をもつ内部的に中和された中和化合物が産生されるわけである。
式Iについてであるが、キサンチングループはグアニジンの窒素原子の一つを通
じてグアニジノ基と連絡している。
付は加えておくが、グアニジン部分において、式Iに示したグアニジノ基におけ
る窒素原子の一つを硫黄原子又は酸素原子で置換しても、同様の効果が保たれる
ことが示されている。
これらのアゴニストの混合物にはいくつかの代表的な種類があり、それに従って
実施例を後に述べるが、それらを列挙してみると次のようになる。
1、 グアニジノ−7−アセチルテオフィリン2.2−グアニジノベンズイミダ
ゾリル−7−アセチルテオフィリン
3、 3.4.5−)リメトキシペンジリデンー2−ヒドラジノイミダゾ−Jし
4.2−ヒドラジノイミダゾイル−7−アセチルテオフィリン5、 テオブロミ
ン−1−アセチルグアニジン6、 テオフィリン−7−アセチルアミドグアニジ
ン7、 テオブロミン−1−アセチルアミドグアニジン8、 テオフィリン−7
−アセチルアミノグアニジン9、 2.4.6−)リス(7−ア七ドアミドテオ
フイリン) −1,3,5−5−)リアジン
10、2.4−ビス(2,6−シクロロベンジリデンイミノ) −6−(7−ア
七ドアミドテオフイリン) −1,3,5−s−トリアジン11、 2.4−ビ
ス(1−ナフチルアセトアミド)−6−(7−アセトアミドテオフィリン)−3
,5−8−1リアジン12、 2.4−ビス(7−ア七ドアミドテオフイリン)
−6−(2,6−ジクロロベンジリデンアミノ) −1,3,5−s−トリア
ジン13、テオフィリン−7−ニチレンイミノグアニジンいくつかのアゴニスト
あるいはアゴニスト−アンタゴニストとしての特性を合わせもつ本発明の物質は
、哺乳動物のための薬物として使用されつるが、製薬学的投与方法としては経口
的あるいは非経口的、腹腔内、経静脈的、鼻腔的噴霧が可能である。それらは他
の望ましい有効な薬理学的活性成分とともに、又は単にそれにふされしい賦形剤
とともに、実質的に純度の高い形で投与されつる。水剤は一般に固体、結晶性で
一般的な有機塩に少なくとも部分的に融解する。それらはまた、水などの液体賦
形剤にも通常融解する。水剤は一般に、酢酸、リンゴ酸、ニチオン酸、マロン酸
、クエン酸、安息香酸、バモン酸(4,4°−メチレンビス(3−ヒドロキシ−
2−ナフタレンカルボン酸)などの有機酸だけでなく、塩酸、ヨウ化水素酸、硫
酸、リン酸などの無機酸とも生理学的に受け入れられ得る塩を形成する。一般に
これらの酸と塩を形成している方が、単独の状態よりも水に溶けやすい。剤型に
ついては、意図する投与の各々について、当業者にとっては完全に既知の方法と
賦形剤に従って実行することができる。
例えば、経口的投与の形式は水剤又は固形のどちらかであり、それらはシロップ
、エリキシル、粉末、カプセル、錠剤などを含む。
水剤は好ましくはその投薬単位として粉末として調製され、また好ましくはそれ
を錠剤、又は例えば従来からのゼラチンカプセルのように適当に詰めた形とされ
る。いかなる粉末も錠剤も、澱粉や乳糖、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシ
ウム、デキストリン、PVP(ポリビニルピロリドン)などの通常用いられる賦
形剤・希釈剤を一般に含有している。
他の適当な固形のキャリアーとしては、ステアリン酸マグネシウム、シカリルア
ルコール、タルク、植物油ないし植物脂肪、ベンジルアルコールなどのアルコー
ル、ゴム、臘、アルケン、プロピレングリコールやポリプロピレングリコールな
どのポリアルキレングリコール、及びその他の周知のキャリアーがあげられる。
非経口的投与、腹腔内や静脈内投与のために、適当な無菌溶液あるいは懸濁液が
調製され、それらは例えば水、生理学的な各種の塩、ベンジルアルコール、オレ
イン酸エチル、メチルセルロース、ジメチルスルフオキシド、ポリエチレングリ
コール液などの他に、製薬学的また獣医学的によく知られた他の液体賦形剤を含
有する。他に補助的に製薬に用いられるものには、防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳
化剤、浸透塩、緩衝剤などがあるが、それらはいずれも製薬学的また獣医学的に
よく知られたものである。これらの規定については一般によく知られており、定
型的なものなので、本発明の規定という目的についてはさらに特定することは必
要ない。
既に述べたように、α/β両方のレセプター活性をもつ本発明の化合物は、を髄
横断までも含む外傷性を髄損傷において認められる、望ましくない後遺症の治療
に対して最も有効なものである。少なくともいくらかの感覚、及び運動の制御の
回復が治療の結果得られ、それは特に受傷後比較的短時間内に治療が行われた場
合に顕著である。
本発明の化合物は、今までのα、−アドレナリン性アゴニストを使用した時にみ
られる好ましくない副作用の多くを有していないため、バイタルサインが安定し
て最初のショックから回復するまで、水剤による治療開始を待つ必要はない。実
際、水剤の多くは動脈の血圧を安定化もしくはやや上昇させ、障害部位における
ミクロプロフュージョン圧(sicroprofusion pressure
)を改善することによって、最初のショック状態を治療するのもまた有効といえ
る。このように水剤は神経学的効果ばかりでなく、血液動力学的効果も合わせ初
期の研究でも説明されているように、すべての場合において、必要ならばしかる
べき外科的処置をとることによって、とりわけ慢性化したを髄損傷を有する哺乳
動物においてしばしば認められる、破砕骨や廠痕組織、結合組織、あるいは他の
機械的原因などによって惹き起こされる機械的障害物や圧迫をすべて確実に取り
除くことが重要である。
本発明の混合拮抗体はまた、受傷部位における好ましからざる廠痕組織の形成を
阻止する作用も合わせもっていることが見出された。
これらの混合アゴニストはコラーゲン蛋白の合成における三次元らせん構造の形
成を阻害することによって、受傷部位での強固な耀痕組織の形成を妨げ、あるい
は減少させるものと考えられる。
さて、本発明の化合物を用いる治療期間中は、治療対象となる哺乳動物における
水剤の血流中血漿濃度を、可能な限り一定に保つことが強く望まれる。このこと
はを髄損傷に関して、治療中の自律的異常反射及び痙縮を軽減ないし実質的に除
去し、ついには感覚・運動神経機能を永久的に回復させるために極めて重要なこ
とである。
水剤は一般に、体重当たり少なくとも約10mcg/kg、望むらくは最低15
mcg/kg、そして好ましくは100mcg/kg以下、できれば70mcg
/kg以下の割合で投与するべきである。しかしながら、血液中の至適濃度は直
接体重とは比例せず、むしろ体重と体表面積を含むいくつかの要因の組み合わせ
に比例することが示されている。
本薬剤の投与方法として、例えば定型的な徐放カプセルや皮下徐放剤などのよう
な、徐放剤を用いるのもまた一法である。もしも徐放剤としての投与が不可能な
場合には、その代案として、本薬剤を定期的に例えば1日2回から4回というよ
うに比較的短い間隔で投与するのも有効と考えられる。慢性化した症例の長期に
わたる治療には適さないが、水剤を外傷後の少なくとも初期に腹腔内や静脈内に
、一定の強壮的効果を維持する目的で少量ずつ、あるいは間隔的に一回の注射で
注入するという形で投与するのも可能であろう。
外傷性損傷及びショックにすぐ引き続いて起こることについて、特に重要と思わ
れる水剤の効果についてもう一つ付は加えると、を髄運動神経ニューロンを直ち
に刺激し、そうすることによって筋肉の衰弱を妨げ、また重症を髄損傷後によく
みられる体重減少や骨脱灰を阻止することがあげられよう。さらに、すべてのα
2−アゴニストにしばしば共通してみられる便秘をもたらすことはなく、同様に
極度の高血圧や自律的な反射異常亢進を惹起することもない。またさらに本薬剤
は、c−AMPとc−GMPに関して相対的に中和された形になっているので、
α−レセプター感受性は最小限に抑えられている。
先にあげた式■に従う本発明の新規化合物の大部分は、第一の反応物質である“
化合物A”と第二の反応物質である“化合物B′とを反応させることによって生
成される。前者は、例えばアミノトリアジン基のような複素環式基、例えばアミ
ノベンジルイミダゾールのようなアミノアリルイミダゾール、アミノイミダシリ
ン基、あるいは上記のいずれかの化合物の一つの窒素原子が硫黄原子で置換され
た等価のチオ化合物、などの一部分として存在するグアニジノ基を含み、後者は
キサンチン置換体、β−ヒドロキシフェニル酢酸、アルデヒド又はアミンなどの
同族体のように、直接あるいは間接的β−アドレナリン性レセプターアゴニスト
を含んでいる。好ましくは、”化合物A”も“化合物B′″も各々カルボキシル
基又はアルデヒド(カルボニル)基、ヒドロキシル基、アミノ基(−NH*)を
含んでおり、相互に反応する。最も好ましくは0化合物A”はグアニジノ又はア
ミノグアニジノ部分の一部を形成している第−又は第二アミノ窒素原子を介して
伸長する。
適当な“化合物A”に含まれるものには、グアニジン、塩酸グアニジン、酢酸グ
アニジン、アミノグアニジン(又はその塩)、2−グアニジノベンズイミダゾー
ル臭化水素酸付加塩、2−アミノイミダシリン、2−アミノジヒドロチアジン、
2−ヒドラジノイミダシリン臭化水素酸付加塩、2.4.6−)リアミノ−1,
3,5−s −)リアジン、2,4−ジアミノ−6−フェニル−1,3,5−s
−)リアジン、2.4−ビス(ジエチルアミノ)−6−ヒドラジノ−1,3,
5−s−トリアジン、4−メチル−4H−1,2,4−)リアゾル−3−チオー
ル、4.5−ジフェニル−2−イミダゾールチオール、2− (4−アミノフェ
ニル−6−メチル−ベンゾチアゾール及びこれらの酸付加塩などがある。
一方、“化合物B″としてよく用いられる、好ましくは直接又は間接のβ−アゴ
ニストとしては、テオフィリン、エトフィリン、テオフィリン−7−酢酸、テオ
フィリン−7−アセトアルデヒド、7− (2,3−ジヒドロキシ)−プロピル
テオフィリン、■−テオブロミン酢酸、l−テオブロミンアセトアルデヒドなど
があげられる。
以下にあげる例は、本発明を構成しているいくつかの同種の化合物の中で活性の
高いものを調製する通常の手順を示したものである。
これらの手順は、複雑な有機化合物を一般に調製する際に用いられる方法と同様
であり、水剤は勿論、他の糸路によっても調製され得るものである。
各々の例にふいて、その最終産物を大文字で示し、以下の本文において簡便のた
めにそれらを用いるものとする。
7−テオフィリン酢酸(0,42モル、100グラム)を過剰の塩化チオニル(
SOCl、)と混合し、徐々に45℃まで加熱し、2時間還流する。
反応終了後、余剰の5oc1*はベンゼン(80グラム)の存在下で50℃にて
真空蒸発させる。ベンゼンでの蒸発は、SOClオ残渣が完全に消失するまで3
回にわたって繰り返す。その結果得られる7−テオフィリン酢酸クロライド(T
hAc)を塩酸グアニジン溶液(0,25モル、60グラム)に加え、さらに5
等量の2規定の水酸化ナトリウムを0℃にて添加する。
こうして得られた混合物は、沈澱が完全に生じるまで30分間激しく攪拌する。
生じた黄色の沈澱はワットマンの濾紙No、1によって濾過する。濾過された固
体は水と混合し、塩酸を添加してpH8に下げる。その水溶液を25℃にて再び
真空蒸発させ、残った黄色の乾燥固形物を80%エタノールのアルコール溶液中
に溶解させ、再結晶させる。
得られた物質は分子量280.26で、その化学式は表IIに示しである。
THAAの塩化アシルを上の例1の方法に従って調製した。それからベンゼンと
ピリジン(触媒としての活性をもち、また副生物である塩化水素を中和する作用
がある)の混合液中で、ThAc(100グラム)を2−グアニジン−ベンズイ
ミダゾール(GBI)(74グラム)溶液に滴下して加える。
反応混合物は室温(21tl”)にて−夜そのまま放置した後、ベンゼン層をデ
カンテーションにより分離し、2規定の塩酸水溶液で洗浄(過剰のピリジンを除
く)、次にやはり2規定の水酸化ナトリウム溶液にて洗浄後、さらにおよそ中性
(pH6,8〜7.2)になるまで純水にて洗浄する。
ベンゼン溶液は25℃にて真空乾燥させ、残った固形物を80%エタノール水溶
液で溶解し、再結晶させる。得られた物質は分子量394.4で、その化学式は
表!Iに示しである。
例1及び2と同じ手順に従って試薬を反応させることにより、表Iに示すような
いくつかの他の化合物もまた調製することができる。
生物学的活性
本発明の新規化合物は、試験の結果、重症を髄損傷などの外傷性のものや、多発
性硬化症などの全身性疾患に起因する重症の神経学的傷害を治療する上で、極め
て有効であることが認められたものである。これらの物質は、いくつかの部位で
受容体に作用するものと考えられる。を髄にある受容体を直接的、あるいは間接
的に刺激することによって運動神経ニューロンを強く刺激し、その結果筋肉の衰
弱を防ぐことができる。本発明の薬剤は、一般に長期改善効果をもたらすもので
あり、明らかに中枢神経系内に再編成をもたらし、中枢から離れた部位やを髄の
損傷部位より下位の各部位における、失われた機能に対する中枢神経系コントロ
ールを回復させることに貢献する。さらに例えば、尿路や下肢などの遠位の部位
での痙拳を軽減あるいはコントロール可能にすることができる。またそれに加え
て重要なことは、それらの効果が哺乳動物に不要な鎮静作用や血圧降下を伴うこ
となく得られることである。
以下に述べる実施例では特定の投与方法を用いている。しかし他に特記しない限
り、他の投与方法に従っても同様の効果が得られるものと考えられる。
ベンドパルビタール(30醋g/kg)を静注してネコを麻酔し、その徒歩なく
とも2時間にわたって持続的に動脈血圧のモニターを行った。
血圧が安定した後、胸背部TsからT、にかけて、背側ラミネクトミ−(を切椎
弓除術)を施行した。血圧回復後、露出した第4を椎の硬膜の上に25cmの高
さから20gの重りを落下させ(500g−CI)外傷を与えた。
それ以後このを損ネコに対しては、創傷治癒を目的とした外傷部位の外科的処置
以外、特に治療を行わなかった。
を損ネコは、4力月以上の期間にわたって定期的に観察した。
このを損ネコについて、を髄損傷の直前、損傷後10分後、20分後、30分後
そして2時間後、さらに30日後にもう一度、体性感覚誘起電位(SEP)を測
定、記録した。SPEは大腿後面に埋め込まれた針電極を通して、坐骨神経を刺
激することにより発生させた。下肢を刺激することにより生じる、体性感覚神経
線維の皮質がらのSEPを記録することは、無傷な上行路が存在するかどうかを
知る上で重要であることが知られている。SEPが認められないということは、
を髄神経伝導路が完全に破壊されていることを示すが、このを損ネコの場合、刺
激開始後10分にてSEPは実質上完全に消失した。
を損ネコの下肢の機能は回復せず、またその尿路、消化管のコントロールも元に
は戻らなかった。を損ネコは急性期の弛緩性麻痺の状態から、次第に慢性期の自
律的な異常反射亢進を伴う痙縮性麻痺の状態に進展していった。
比較例 B
一部のラットのを髄に完全な横断を加えた。外科的処置後、ラットにグアベンツ
(デキストロース5%水溶液11あたり4. On+g)を、外傷後72時間経
過後より投与開始した。薬剤(0,4+ol)は1日2回、腹腔内に注入した。
グアナベンツを投与するたびに、を損ラットには少なくとも2時間から4時間、
鎮静効果が認められた。各ラットの眼球粘膜及び鼻粘膜には、外傷後5目から7
日の間、充血がみられた。
グアナベンッの投与はI B 2回、5 mg/kHの用量で腹腔内に注入する
形で行った。最初の2週間は、適正な足底配置、後脚立ち、そして歩行の制御な
どの回復は実質上何も認められなかった。
しかしながら治療開始3週後までには、適正な足底配置、後脚立ち、そして前脚
と後脚を協調させての歩行運動がほとんどすべてのを損ラットにおいて、かなり
の程度まで認められた。だがを損ラットの後脚の筋肉はかなりの量が失われ、以
前よりも明らかに衰弱し先に述べた比較例と同様の方法で別のグループのラット
のを髄を横断した。創傷部に対して同様の洗浄や他の機械的外科釣部Wを施した
後、グアニジノ−7−アセチルテオフィリン(化合物C)を5.0mg/kgの
用量で、を髄横断から24時間後より腹腔内に注入開始した。
7日目から9日目には、6匹のすべてのを損ラットが適正な足底配置と完全な後
脚立ちはもとより、前脚と後脚を用いての協調歩行運動を営むまでに改善が認め
られた。
を髄横断後36時間以内に、即ち薬剤Cを投与開始後わずか12時間以内に、当
初みられた眼球粘膜及び鼻粘膜の充血は実質的に消失した。筋肉重量及び後脚の
力は実質的に減退することなく、またを損ラットは治療全期間を通じていかなる
鎮静効果や嗜眠状態を呈することもなく、通常の活動状態を維持していた。さら
にを損ラットの食欲はずっと旺盛で、はぼ正常量を維持していた。
を髄横断後24時間及び48時間目に、つまり各自の最初の薬剤Cの腹腔的投与
直後に(即ち注入後12分以内に)テイル・フリック、クロス・エクステンショ
ンなどの反射の回復が認められた。この短いが強い反応は、各注入徒歩なくとも
1時間から半時間の聞込められ、それに引き続く次の薬剤C1グアンフイリンの
再投与まで徐々に減衰した。8日目から111日目はこの反応は明らかに永久的
なものとなり、協調運動や足底配置、そして後脚立らなども可能になって、明ら
かな治療効果が認められた。
薬剤Cの投与を受けたこれらのを損ラットは、を髄横断後6カ月間、いかなる痙
縮を招来することもなかった。
ネコ及びヒツジに対する薬剤Cの投与では、投与直後にわずかな血圧上昇が認め
られたが、10分以内に実質的に正常に復した。
薬剤Cによる治療中止後3週間、を損ラットは極めて安定した状態を保ら、グア
ナベフッ治療群と比較して明らかに優れた運動制御能力を示したが、比較例Aに
示した対照群のラットの運動能力は著しく妨げられ、革具同然となった。
実施例 2
先に示したように、比較例Aにおける無治療のラットでは、を髄横断後3週間以
内に激しい痙縮をきたした。これら無治療の対照群のうちの3匹に対し、外傷後
3週経過してから、薬剤Cを腹腔内に4、 Omg/kgの割合で1日2回、計
7日間注入投与したところ、投与後4日以内に痙縮は著明に低下し、7日後以降
は完全な消失をみるに至った。なお、当初より薬剤Cにて加療したラットでは、
いかなる時も痙縮を招来することはなかった。
実施例 3
先の比較例へにおいてラットに関して示した手順に従って10匹のネコにを髄損
傷を加えた。これらを損ネコの5匹に対しては外傷後3時間経過してから薬剤C
投与を開始し、他の5匹に対しては同時にグアナベンツの投与を開始した。グア
ナベフッ投与群<4mg/kg。
1日2回)では、治療開始後4ないし5週間にて尿路動態検査において尿道括約
筋の収縮と筋失調が認められた。同時期にほとんど同じ用量の薬剤Cを投与した
を損ネコ群では、治療から僅か7日後から21日後までにその膀胱機構は実質的
に完全に回復し、筋失調はほとんど、あるいは全く認められなかった。
グアナベンツで治療したを損ネコ群では、はぼ正常の排尿が可能になるまでに8
週間の治療を要した。薬剤C投与群ではわずか3週から5週間の治療で同じ結果
が得られた。
本発明の新薬が小畦乳動物だけでなく、霊長類を含めた大きな晴乳類に対しても
有効であることは明白である。
表Iに記した他の物質についても、上と同じ方法に従って効果を調べてみると、
おおよそ同様の結果が得られた。
h
COOIIIN/
表11
■
CH3
Hs
4゜
CH1
CI。
CH。
CH3
■
CH3
Nl+
C11゜
「
C=O
■
CI+。
Hs
国際調査報告
11111−1喝1−一^−1−m1−・・!−!電)/1111117101
910−1□1−11 ヮm朋嗜l。1□す
Claims (3)
- 1.外傷又は疾患を有する哺乳動物の神経学的機能障害を回復させる効果を有す る薬理学的活性化合物であって、グアニジノ、アミノグアニジノ、2−イミダゾ リソ、2−ヒドラジノイミダゾリソ、又は2−グアニジノベンズイミダゾリソ基 と、メチルキサンチン化合物の反応生成物を含み、大きな中枢神経系障害がある にもかかわらず、脳及び脊髄にある適当な受容体を刺激し、ひいては運動神経を 強く刺激するように仕向けられた受容体活性の結合をもたらす化合物。
- 2.外傷又は疾患を有する哺乳動物の神経学的機能障害を回復させる効果を有す る薬理学的活性化合物であって、次の一般式を有し、▲数式、化学式、表等があ ります▼ 式中、g及びrは0又は1(合計1まで)、hは0又は1、nは0又は少なくと も1、好ましくは2以下の整数であり、R基は水素あるいは不活の有機基である ことからなる化合物。
- 3.R1、R2、R3が好ましくはアルキル基又は水素原子を含み、R1とR2 、及び/又はR3の少なくとも1つがアルキル基を含み、R1とR3の両方又は 一方が、括弧の外のグアニジノ部分と架橋する基であってよく、また飽和又は不 飽和脂肪族基となることも可能であり、或いはグアニジノ基の窒素原子と二重結 合で結ばれるカルボキシル基あるいはカルボニル基、酸素、窒素、硫黄原子を含 み、R4とR5が各々水素原子又は低級アルキル基、アルコキシ基、チオアルキ ル基、アルケニル基、アリル基、アラルキル基、アルカリル基、又はヌクレオシ ド基、あるいはこれらがNH2、OH、OCH3、ハロゲン、硫黄、酸素又はN O2によって置換を受けた基であり、R6がグアニジノ基の二つの窒素原子と複 素環式閉環化合物を形成する架橋有機基であり、他に窒素原子、ハロゲン原子、 酸素原子を含みうることからなる、請求項2の化合物。
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-
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- 1989-05-02 WO PCT/US1989/001909 patent/WO1989010744A1/en not_active Application Discontinuation
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