JPH04503154A - 変型ヒト成長ホルモン - Google Patents

変型ヒト成長ホルモン

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JPH04503154A
JPH04503154A JP2500041A JP50004190A JPH04503154A JP H04503154 A JPH04503154 A JP H04503154A JP 2500041 A JP2500041 A JP 2500041A JP 50004190 A JP50004190 A JP 50004190A JP H04503154 A JPH04503154 A JP H04503154A
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マーシャル,ヨセフ
ルコート,コリーン
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ルニベルシー・ド・ルタ・ア・リージュ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 14ニーそのコンピテント宿主細胞のポリメラーゼにより認識されるプロモータ 、翻訳開始及び終止要素を特に含む調節要素の制御下にそれ自体置かれている前 記変型タンパク質に対してコード化するヌクレオチド配列を含む核酸で予め形質 転換されているコンピテント宿主細胞の培養段階、及び −二の宿主細胞の表現生成物から生成された変型タンパク質の回収段階、 を含む、請求項1乃至10のいずれか1項記載の変型ヒト成長ホルモンの生産方 法。
15、請求項1乃至10のいずれか1項記載の変型ヒト成長ホルモンを有効成分 として含む医薬組成物。
16、脳下垂体不全又は成長ホルモン欠乏症の治療、成長遅延又は成長不足の治 療、肥満症の治療、事故後又は術後の廠痕の処置、老化現象の治療を、特に悪液 質患者、老人又は新生児に対し、糖尿病誘発効果及び/又はインシュリン効果を 呈することなくほどこすことを目的とする薬の調製に対する、請求項1乃至10 のいずれか1項記載の成長ホルモンの利用。
17、脳下垂体不全又は成長ホルモン欠乏症の治療、成長遅延又は成長不足の治 療、肥満症の治療、事故後又は術後の廠痕の処置、老化現象の治療を、特に悪液 質患者、老人又は新生児に対し、糖尿病誘発効果及び/又はインシュリン効果を 呈することな(はどこすことを目的とする薬の調製に対する、天然ヒト成長ホル モンの最初の13個のN末端アミノ酸の欠失を含む成長ホルモンの利用。
明 細 書 パ ヒト ホルモン 本発明は、アミノ末端にもはや最初の2つのアミノ酸をもたず、骨及び体細胞の 成長の刺激というその生物学的主要活性は保持しているが、hGHの投与の際に 一般に見られる過渡的インシュリン効果及び糖尿病誘発性効果をもはや示さない ような、ヒト成長ホルモン(以下hGHという略語で記す)から誘導されたタン パク質に関する。
背景技術として、成長ホルモンが脳下垂体前葉の成長ホルモン産生細胞により合 成1分泌されるタンパク質であるということを喚起しておく。人間の成長におい てこのホルモンが果たす重要な役割については充分に知られており、治療学にお いてこのホルモンは、成る種の形態の小人症の原因である脳下垂体不全を補うこ とができる。ヒト成長ホルモンは、一方では残基53と165の間、他方では1 82と189の間(図1)に2つのジスルフィド架橋を有する分子量22000 ダルト・ンの、191個のアミノ酸のポリペプチド分子である。
ヒト成長ホルモンの特徴は、その生物学的活性の多さにある。その主要特性は、 軟骨形成、タンパク質合成及び細胞増殖の増加による骨及び体細胞の成長の刺激 にある。これらの体細胞原性効果は、基本的に肝臓レベルでhGHの影響下で分 泌される成長因子(ソマトメジン又はIGF因子「インシニリン様成長因子」) によって媒介される。その上、成長ホルモンは、以下のように要約できる一連の 代謝効果を及ぼす: r 1尿五笠1J効果。これは、炭水化物の代謝に作用する抗インシュリン効果 であり、インシュリンに対する感受性の減少に結びついたグルコース度同化の減 少に相応する。この効果は、hGHの過度の分泌(先端巨大症)の場合又はこの hGHがグルコースの過負荷の直前に或いは慢性的に糖尿病患者に投与された場 合に見られる( Levine及びLuft、 1964年)、hGHのこの抗 インシュリン効果は同様に脂質の代謝レベルでも現われ、脂肪分解の刺激(脂肪 分解効果)をもたらすことになる;実際、成長ホルモンは、(脂肪酸の形での) 肝臓への脂質の授動に有利に作用し、アミノ酸及び糖の酸化との関係においてそ の酸化を刺激する(Fain他、1965年; Good−man 、 196 8年)。
−脳下垂体不全又は成長ホルモン欠乏症の患者において、ヒトhGHの投与は、 一時的低血糖症をひき起こすインシュリンタイプの過渡的効果を及ぼす(Mer imee、 1972年; Goodman 、 1981年)。インシュリン と同様に、hGHはこの場合筋肉内(Park他、1952年)及び脂肪細胞内 (Goodman、 1967年)へのグルコースの進入及びそこでの利用を増 大させることができると同様に、重大な抗脂肪分解効果を示す(Birnbau m及びGoodman、 1976年)、これらの効果全体はそれでも数時間し か持続せず、その後組織は、成長ホルモンのこのインシュリン効果に対して反応 しな(なり、逆に前述のその抗インシュリン効果に対して敏感になる。
糖尿病誘発性効果及びインシュリン効果は異なる形で発現するものの、これらが 生物学的及び分子的に共通点を有すると想定することが可能である。図2には、 hGHの作用様式ならびに、下垂体前葉からのその分泌の包括的調節システムが まとめられている。
現在のところ、さまざまな形態の脳下垂体欠乏症の治療のために、微生物内でク ローニングされ表現された遺伝子から生成された2つのタイプの組換え型成長ホ ルモンが、治療学にて利用されている。すなわち、脳下垂体抽出物から分離され た天然ホルモンと同じである真正組換え型ホルモンhGH5ならびにそのアミノ 末端に付加的メチオニンを1つ有する組換え型ホルモンmet−h G Hであ る。これら2つの組換え型タンパク質は、天然ホルモンと全(同じ特性を有し、 このことはすなわち、脂質分解及び糖尿病誘発活性及び過渡的インシュリン効果 がヒト成長ホルモンの固有の特性であることを示している。糖尿病誘発活性が備 わっていない成長ホルモンの開発は、炭水化物耐性に対するhGHの代謝効果を 避けな(てはならないような成る種の臨床例の治療(悪液質患者、新生児、高齢 者)にとって治療学的に極めて重要な利点を有することになろう。
本発明では、特に遺伝子によるhGHの一次構造の変更が、天然ホルモンや組換 え型ホルモンに比べ改善された特性及びさまざまな生物学的活性を示す変型hG Hを結果としてもたらすということが立証されている。
本発明の目的は、体成長刺激活性を示す変型ヒト成長ホルモンにおいて、 一天然ヒト成長ホルモンの最初のn個のN末端アミノ酸の欠失を含んでいること (なおここでnは2以上で、天然ヒト成長ホルモンとの関係における体成長刺激 活性の変更をひきおこす値を超えない);−及び、nが13でないことを条件と して、炭水化物の代謝レベルで作用するインシュリン活性又は糖尿病誘発活性又 は両方の活性が備わっていないこと、を特徴とする変型ヒト成長ホルモン、にあ る。
本発明の好ましい一実施態様によると、成長ホルモンは、欠失したアミノ酸の数 nが、天然ヒト成長ホルモンとの関係における天然三次元構造の変更をひきおこ す値を超えないことを特徴とする。
本発明の目的は、nが13ではない2から24までの任意の値をとるものとして ヒト成長ホルモンの最初のn個のN末端アミノ酸の欠失を含んでいることを特徴 とする変型ヒト成長ホルモンにある。
本発明の好ましい一実施態様に従うと、ヒト成長ホルモンは、nが2から15ま での任意の値例えば15をとることを特徴とする。
本発明のもう1つの好ましい実施態様に従うと、ヒト成長ホルモンは、nが2か ら14までの任意の値例えば14をとることを特徴とする。
本発明のもう1つの好ましい実施態様に従うと、ヒト成長ホルモンは、nが2か ら12までの任意の値例えば12をとることを特徴とする。
本発明のもう1つの好ましい実施態様に従うと、ヒト成長ホルモンは、nが2か ら9までの任意の値例えば9をとることを特徴とする。
本発明のもう1つの好ましい実施態様に従うと、ヒト成長ホルモンは、nが2か ら7までの任意の値例えば7をとることを特徴とする。
本発明のもう1つの好ましい実施態様に従うと、ヒト成長ホルモンは、nが2か ら5までの任意の値例えば5をとることを特徴とする。
本発明のもう1つの好ましい実施態様に従うと、ヒト成長ホルモンは、nが2に 等しいことを特徴とする。
本発明の好ましい実施態様においては、天然hGH遺伝子の2つのアミノ酸の除 去は、hGH遺伝子の最初の2つのコドンを削ることにより遺伝子工学によって 行なわれた。その結果、その成長刺激活性を全て保持しながらしかも炭水化物代 謝に対する二次的効果を備えていない変型hGHタンパク質が得られる。
本発明は同様に、上述の本発明に基づく変型成長ホルモンに対してコード化する 組換え型DNAにも関する。
本発明は同様に、本発明に従って変型hGHタンパク質の生産方法にも関する。
この方法は特に、そのコンピテント宿主細胞のポリメラーゼにより認識されるプ ロモータ、翻訳開始及び終止要素を特に含む調節要素の制御下にそれ自体置かれ ている変型hGHタンパク質に対してコード化するヌクレオチド配列を含む核酸 で予め形質転換されているコンピテント宿主細胞の培養段階、及びこの宿主細胞 の表現生成物から生成された変型タンパク質の回収段階を含んでいる。
同様に、変型hGH遺伝子の配列の転写を制御するプロモータ、翻訳開始及び終 止要素を含む調節要素を含んで成る1つのヌクレオチド配列が前にあるような上 述の核酸も、本発明に属している。
本発明は同様に、複製にとって可欠的なその部位の1つで変更されたhGHに対 してコード化する核酸によって変更されたファージ、プラスミド、コスミドとい ったこの種の組換え型ベクターにも関する。
さらに限定的に言うと、本発明は、前記組換え型ベクターによって形質転換され たコンピテント宿主細胞の中での組換え型DNAの表現を可能にする適当な調節 要素及びプロモータの制御下にある、上述の組換え型DNAのうちの1つから成 る挿入体により変更されたベクターに関する。
本発明の特定の一実施態様によると、上述の組換え型ベクターは、その複製にと って可欠なその部位の1つに、本発明の変型hGHについてコード化する核酸の 宿主細胞内での表現を促進するのに必要な要素、この宿主細胞と相容性あるプロ モータ特に誘導性プロモータを含む表現ベクターである。
本発明はさらに、前記微生物内で複製でき、宿主内での本発明の変型タンパク質 に対してコード化する核酸配列の表現を可能にする調節要素を含むベクターであ る上述のとおりの組換え型ベクターによって形質転換された宿主細胞にも関する 。
好ましい第1の宿主細胞は、以下の実施例において記述するような組換え型ベク ターにより形質転換されたE、 coli(大腸菌)により構成されている。
本発明はさらに限定的に言って、上述の条件下で形質転換され、本発明に基づき 変更されたhGHを合成することのできる細胞培養にも関する。
本発明は、有効成分として本発明の変型ヒト成長ホルモンを含む薬剤化合物に関 する。
本発明の医薬組成物は、次の治療に適しているニー 脳下垂体不全又は成長ホル モン欠乏症の治療、−成長遅延又は成長不足の治療 −肥満症の治療 −事故後又は術後の痔痕の処置、 −老化現象の治療、 本発明は、同様に、脳下垂体不全又は成長ホルモン欠乏症の治療、成長遅延又は 成長不足の治療、肥満症の治療、事故後又は術後の廠痕の処置、老化現象の治療 を、特に悪液質患者、老人又は新生児に対し、糖尿病誘発効果及び/又はインシ ュリン効果を呈することなくほどこすことを目的とする薬の調製に対する、本発 明の成長ホルモンの利用にも関する。
本発明は同様に、脳下垂体不全又は成長ホルモン欠乏症に治療、成長遅延又は成 長不足の治療、肥満症の治療、事故後又は術後の層痕の処置、老化現象の治療を 、特に悪液質患者、老人又は新生児に対し、糖尿病誘発効果及び/又はインシュ リン効果を呈することなくほどこすことを目的とする薬の調製に対する、天然ヒ ト成長ホルモンの最初の13個のN末端アミノ酸の欠失を含む成長ホルモンの利 用にも関する。
本発明は同様に、組織を再生するのに適した量での本発明の成長ホルモンの投与 及び廠痕が減弱又は消滅して患者の外観が改良されるまでの投与用量の更新を含 む、廠痕を有する人間の身体の様相を改善するための方法にも関する。
本発明はさらに、本発明に基づ(成長ホルモンの化粧品としての利用にも関する 。
本発明は同様に、本発明の成長ホルモンを含む化粧品化合物にも関する。
本発明の生成物の化粧品への利用は、癲痕の減弱又は消滅においてであれ又はし わといったような老化作用の防止においてであれ、本発明に基づく変型成長ホル モンの組織再生特性の結果として得られることである。
■ 刑hGHンバク に・してコード る hGH゛ のクローニング び hGHの伝令RNAが豊富に含まれている先端巨大症患者の脳下垂体腸瘍からヒ ト成長ホルモン(hGH)に対しコード化する遺伝子をクローニングする。個々 の腫瘍の全RNAを抽出した後、オリゴ−[dT]−セルロース上でのアフィニ テイ・クロマトグラフィにより伝令RNAを純化した。無細胞性の翻訳試験によ り識別された、hGHに対してコード化する伝令RNAを最も豊富に含む試料を 次に、Goodman及びMac Donnaldの方法(1979年)に従っ て相補性DNA (cDNA)の合成のために使用した。セファロース4B上で 分割された2重連鎖cDNAを、EcoRI部位を含む合成オリゴヌクレオチド を用いることによってラムダ641ベクターのEcoRI部位の中に挿入した。
組換え型DNAのb (L’ vi”’)カプシド化の後、cDNAのライブラ リを、hGH遺伝子を含むプラスミドpch G H800から得たプローブを 用いてスクリーニングした( Martial他、1979年)。
陽性クローンのcDNAを次にプラスミドp B R322の中でクローニング し、cDNAのヌクレオチド配列を決定した。無傷の天然成長ホルモンに対して コード化する、図3に配列を示したプラスミドp D M 100hGHのcD NAを、変型hGH遺伝子の構造内において用いた。
変型hGH遺伝子を表現するために用いた表現システムは、2つのシストロンの 原核生物システムである。ここで第1のシストロンは、Cu/Znヒトスーパー オキシドジスムターゼ(hsOD)についてコード化するcDNAで構成され、 第2のシストロンはcDNA−hGHから成る。これら2つの遺伝子は唯一のプ ロモータこの場合はtacプロモータに依存した状態にある。
図4aは、使用されたベクターpsODを表わしている。このプラスミドはCu /Znヒトスーパーオキシドジスムターゼ又はhsODに対してコード化するc DNAが中でクローニングされたベクターp tac5から誘導されたものであ る(Hallewell他、1985年)。このプラスミドは、tacプロモー タに依存した状態でのこのタンパク質hsODの表現を可能にする(de Bo er他、1983年)、cDNA−hsODのもとの配列はその端部3′におい て、ベクターpsODにおけるcDNA hGHのクローニングのために用いら れることになる制限部位N co I及び5alIを含み図4bに配列が示され ているポリリンカーの挿入によって、変更された。
プラスミドpDM100−hGHから分離させたcDNA hGHのフラグメン トXbaI−SalIから変型hGH遺伝子を構築した。cDNAのこのフラグ メントは、長さがsgobpであり、その5′末端はhGHのアミノ酸7のコド ンの第2のヌクレオチドに相応する。これは図5の部分すに示されている。変型 hGH遺伝子は、5′の側でこのフラグメントに対して図5の部分aに表わされ ている合成オリゴヌクレオチドを付加することによって構築された。なおこの合 成オリゴヌクレオチドの配列には、NcoI末端と相容性のある5′末端; S hine−DalgarnoのAGGA配列;第1のシストロンの終を決定する 翻訳終止コドンTAA 、第2の伝令RNAの翻訳開始コドンATG 。
hGHのアミノ酸3.4.5及び6に対するコドン;末端XbaIと相容性ある 末端3′が含まれている。
従って、結果として得られた変型hGH遺伝子は、天然hGH遺伝子の最初の2 つのコドンの欠失、及び5′末端の付加的なメチオニン開始コドンを呈する。
図5に示されている合成りNAとフラグメントcDNA−hGHの結紮の後、最 初の2つのアミノ酸が欠失しNH,末端に付加的なメチオニン1個を有するhG Hタンパク質についてコード化する配列を含む長さ610bpのcDNAフラグ メントをNcoI−SalI末端に得た。cDNAのこのフラグメントを、T4 −DNAリガーゼを用いてベクターpsODの部位N co Iと5alIの間 に挿入した(図6)。L匹旦D 1210の形質転換後に得られた組換え型クロ ーンを、カットトランスファによりsapで標識付けされたcDNA−hGHか ら誘導された放射性の特異的プローブを用いた雑種形成によって検出した。
tacプロモータの誘導の後SDSが存在する中で、ポリアクリルアミドゲル電 気泳動により、形質転換された細菌内で表現された全タンパク質を分析した。
プラスミドpSOD−hGHを含む細菌の抽出物中には、誘導されていない試料 と比較して、2つの補足的タンパク質の出現が観察できる。すなわち、hSOD と、変型hGHに対して予想されたものと同じサイズをもつ第2のタンパク質で ある。
変型hGHの表現ベクターの構築における第2に段階は、変型hGHの表現レベ ルに影響を及ぼさないよう、末端5′及び3′を無傷のままに保ちながら、hS OD遺伝子の内部領域を欠失させることから成る。そのため、cDNA−hsO Dの配列内に、リーディングフレームを変更することなくこのcDNAの一部分 を欠失できるようにする頻繁でない又は独自の制限部位2つをめた。すなわち、 cDNA−hSODのコドン41のレベルの部位5tuI及びcDNA−hのコ ドン153のレベルの部位N co Iである。酵素NcoIでのプラスミドp sOD−hGHの消化及びそれに続<DNAポリメラーゼのKlenowフラグ メントでの処理の後、プラスミドをDNAリガーゼの作用によって円形にし、E 、 coli D 1210内で形質転換させた(図7)、形質転換させた細菌 のクローンの中に存在するプラスミドを分析したところ、無作為にとり上げた1 2のクローンのうち、10がpSCHDと呼ばれる欠失プラスミドを含んでいた 。
これらのクローン内で表現された全タンパク質の電気泳動によりプラスミドpS GHDを含むクローン内で表現されたタンパク質を分析した。この電気泳動試験 は、プラスミドpSGHDを有する細菌が、以前に誘導された2つのタンパク質 のうちの1つだけ、すなわち変型ヒト成長ホルモンに対して予想されたサイズに 一致するサイズを有するもの(図88)しか生成しないことを、はっきりと示し ている。このホルモンの表現率は、全細菌タンパク質の8%であると評価された 。この高い表現効率により、表現されたタンパク質を純化するため単純化された 手順を用いることが可能になるだろう。
プラスミドpSGHDにより表現された変更hGHタンパク質の部分的純化は、 一方では封入体の分離と可溶化及び他方ではHPLCクロマトグラフィによるそ の純化という2段階で行なわれた。実際、I PTGでの誘導の後に生成された 変型hGHタンパク質は可溶性をもたず、封入体の中に沈殿物の形で存在してい るということが観察された。これらの封入体は基本的に、pH7,0のリン酸塩 緩衝液50m M内に溶解させられた尿素溶液8Mの中で大気温に保温すること によって可溶化された成長ホルモンから成る(図8b)0次にこの溶液を、大量 のN H−HCOs 50 m Mに対して透析し、次に凍結乾燥させる。第2 の純化段階は、陰イオン交換樹脂DEAE上のHPLCクロマトグラフィである 。このクロマトグラフィは、抽出物起源のhGHに対して設定された条件に従っ て行なわれた。
図9に示されている結果を見るとわかるように、この手順により、充分に純化さ れた変型hGHタンパク質の分画を得ることができる。
パ斧hGHの づ番 最初の2個のアミノ酸の欠失が変型hGHタンパク質の三次元構造及び体細胞原 性成長刺激という主要な生物学的活性に対して影響を及ぼさなかったことを実証 するため、(1)脳下垂体hGH22にの特異的なボリクローナル又はモノクロ ーナル抗体の存在する中での放射性免疫測定、(2)妊娠した雌ウサギの肝臓か ら分離した肝受容体の調製剤に対する結合実験、及び(3)! (in ViV O)体細胞原性活性試験を行なった。
=’1RIA。
使用された抗体の性質が異なる3回のRI A、、測定を行なった:すなわち使 用された抗体は、天然ホルモンに対し導かれたウサギの血清、そのNH,末端に 対し導かれたモノクローナル抗体、そしてホルモンの内部領域に対して導かれた 第2にモノクローナル抗体である。測定は、変型hGHタンパク質と(”’I− hGH)で標識づけされた脳下垂体成長ホルモンの間の競合に基づいて実施され た。
抗体トレーサー(E D 50)の固定を50%だけ変位させるために必要な変 型hGHホルモンの用量を、同じ変位を誘発する脳下垂体ホルモン用量と比較し た。こうして各々の抗体について、脳下垂体ホルモンの競合能力の百分率の単位 で表わした、トレーサー12J−hGHに対する変型hGHタンパク質の競合能 力を評価した。
これらのRIA測定は、純化された変型hGHが、脳下垂体ホルモンに対して導 かれた抗血−清特にこのホルモンの一内部領域に対して導かれたモノクローナル 抗体について脳下垂体トレーサの優れた競合者であることを示している。モノク ローナル抗体の場合、変型hGHタンパク質は、標準的hGHのものの80%に 相当するトレーサに対する競合能力を実際有している。
これに対して、変型hGHは、NH,末端モノクローナル抗体についてのトレー サとは全(競合しない。この結果は、変型hGHタンパク質が天然ホルモンのア ミノ酸1及び2を欠失したものであることから見て、驚くべきものである。
1!1生立二旦塗: 成長ホルモンが基本的に、このホルモンがソマトメジンの合成を刺激しグルコー ス新酸や脂肪酸代謝といった代謝システムの調節に関与する肝臓のレベルにおい て作用する、ということは充分に立証されている。従って、肝臓は、成長ホルモ ンの特異的受容体がうである( Po5ner他、1974年)。従って、結合 実験に用いられる肝受容体は、妊娠した雌ウサギの肝臓の小胞体及び原形質膜が 濃厚に含まれる分画から調製される。一定の与えられたホルモンの放射レセプタ 測定は、秤量すべき低温ホルモン濃度が増大してい(、標識づけされたホルモン (トレーサ)を一定量保温することから成る。受容体に結合されたトレーサの量 は、平衡状態で測定され、低温ホルモンの濃度及び親和力が高くなればなるほど 少な(なる。得られた結果を見ると、hGHは、肝受容体に対するトレーサー1 2J−hGHの初期結合を50%変位させることに関して(ED50.)国際標 準hGHの能力との関係において125%の相対的能力を有するということがわ かる。
従って変型hGHは、標準脳下垂体ホルモンの変位能力を土建る変位能力を示し ている。
′ : 通常肝臓の体細胞原性ホルモンの受容体に結びつく変型hGHタンパク質が体細 胞原性刺激というその主要な生物学的活性を充分に保持していることを確認する ため、1つの試験すなわち(1)脛骨試験(Green−span他、1974 年)を用いた。
この脛骨試験においては、下垂体切除した若いラットで変型hGH及び国際hG H標準により誘導された前端軟骨の肥厚を、量的に比較した。得られた結果は、 2つのホルモンについてのホルモン用量の対数とスプライスの間の同じ直線的関 係を実証している。
″パドゞ : 細胞試験NB2(タナ力T、、 5hiu R,P、C,、Gout P。
W、Beer C,T、Noble R,L、、Fr1esen H,G、19 80年−「臨床的内分泌学及び代謝ジャーナル(Journal ofClin ical Endocrinology and metabolism)、5 1巻、p1058−1063)において、変型hGH及びhGH国際櫃準の影響 下で血清の無い状態でラットのNB2細胞の成長刺激を測定した。結果は、変形 hGHが、国際hGH標準に全く匹敵する12時間、24時間及び36時間後の NB2細胞の増殖を誘発したことを明らかに実証していた。
結論として、これらの試験は、変型hGHタンパク質が標準脳下垂体hGHホル モンのものときわめて類似する3次元立体配座を有するだけでなく、つねにその 体細胞原性成長刺激という主要な生物学的活性を100%保持していることを実 証している。
・・Ff′hGHのインシュリンゞ ヒト成長ホルモンの過渡的なインシュリン活性は、hGHが欠乏した組織からと ったラットの脂肪細胞について行なわれた、脂質生成刺激試験により!生3で測 定することができる。内因性成長ホルモンの存在は実際、hGHのインシュリン 効果に対する脂肪組織の耐性を誘発する。組換え型変型hGHのインシュリン活 性試験は、hGHの増大していく用量の付加に応じての脂質内のトリチウム標識 グルコースの取り込みの測定をベースとしており、インシュリンによる脂質生成 の刺激については記述された試験(Moody他、1975年)に基づいている 。インシュリン活性は以下のようにして測定された。
i級皿凰立且l: 頚椎の脱臼によりラットを安楽死させ、腎臓及び精巣上体の脂肪組織を採取した 。小片に切断したこの組織を直ちに、透析済みB S A 35mg/mlとグ ルコース0、27m Mを含むpH7,4のKRH緩衝液の中で、1匹あたりK RH緩衝液を3a+1用いて、激しく撹拌しながら37℃で30分間コラゲナー ゼ(1mg/ml)で消化させた。
ガーゼでのろ過の後、細胞懸濁液を30秒間600gで遠心分離すると、緩衝液 よりも低い密度の脂肪細胞が表面に浮かび上がって(る。下澄液を、長い針の備 わった注射器で吸引し、新鮮な緩衝液内で細胞を再度懸濁状態に置く。細胞を5 回、1%のBSAを含むpH7,4の37℃のKRH緩衝液中で洗浄する。
11工威、lIJ: インシュリン活性を測定するために用いられたプロトコールは、Moody他( 1975年)のインシュリンによる脂質生成刺激試験に適合されたものである。
ラットの脂肪細胞をまず10mg/mlのBSA濃度のKRH緩衝液の中で37 ℃で4時間再度保温し、次に洗浄し、0.8 XIO’細胞/細胞7濃lで再度 懸濁状態にお(。この試験は、ポリエチレン製で用量10m1のフラスコ中で3 回行なわれる。このときこのフラスコ内には、続々と、−400μρの脂肪細胞 懸濁液、−増大する用量のh G H(0,1−110000n/ml)又はイ ンシュリン(0,05〜1100n/ml)を含むKRH緩衝液50μfi、− 総量0.5ml中に50000dpiから100.000dpiを含む、トリチ ウム標識グルコース(D = [3−”Hlグルコース)50μ2が付加される 。脂肪細胞の最終的濃度は、正常なラットの脂肪細胞についての実験の場合1% (V/V)であり、低酸素血症のラットの脂肪細胞については2%(V/V)で ある。この濃度はインシュリンについて0.5%(V/V)に戻される。フラス コを、穏やかに撹拌しながら37℃で2時間保温する。この保温は、閃輝(sc intillante)有機相を試験管1本あたり5n+1付加することにより (1リツトルのトルエン+0.3グラムのジメチルPOPOP+5グラムのPP 0)中断させ、フラスコを閉じ30秒間激しく撹拌して細胞を破壊する。有機相 中の脂質の抽出を可能にするため1時間放置する。有機相中で抽出された放射能 は、ベータ計数器(Beckman L S 1880)内にて測定する。計数 効率は、トリチウム標識づけされた標準上で較正された内部標準化プログラムに より各試料について個々に測定され、結果はdpm単位で与えられる。基礎脂質 生成は、試験管内にhGH又はインシュリンを付加することな(全試験を行なう ことによって得られる。非特異的な放射能は、脂肪細胞無しで全試験を行なうこ とにより得られ、全ての結果から控除される。
図10に示されている得られた結果は、天然脳下垂体成長ホルモン及び変型hG Hについて得られるインシュリン効果を示している。脳下垂体成長ホルモンとは 異なり、変型hGHは、lOμg/mlにまで及ぶ濃度においてさえ基礎脂質生 成のいかなる増大も誘発しない。換言すると、変型hGHは、内因性hGHが欠 乏したシステムの場合であるにもかかわらず、いかなる過渡的インシュリン効果 も明らかにしていない。
インシュリンタイプのこの生物学的活性は、その他の組換え型hGH特にMet −h G Hrソマトノルム」(Kabi Vitrum報告書、1985年;  Goodman %1984年)及び天然ホルモンと同じ配列をもつ「ゲノト ロビン」(Kabi Vitrumの医学情報速報、1987年)についても立 証されているため、インシュリン活性の不在は、最初の2つのアミノ酸の欠失の 直接的結果であるという結論を出すことができる。
パ刑hGHの # ・ 変型hGHが糖尿病誘発活性を示さないか否かを確認するため、試験を行なった 。使用した試験は、ADER他、1987年に記されているように変型hGHホ ルモンで処置されたイタにおけるインシュリン耐性を測定することから成る。結 果は、国際hGH標準で見られたインシュリン耐性の効果とは異なり、変型hG Hが、低用量(0,025mg/kg/日)での15日の慢性的注入の間にイン シュリンに対する感受性の低減を全く誘発しなかったことを実証した。このこと はすなわち、変型hGHが糖尿病誘発活性を全(もたないことを証明している。
変型hGHの糖尿病誘発活性を、ラットの脂肪細胞についても試験した。変型h GHが存在する中又は不在の状態でのインシュリンによるグルコースの輸送の刺 激を測定し、天然のものに比較した。変型hGHは、天然hGHと異なり、この 試験においてインシュリンの作用を抑制せず、このことは再度、変型hGHが糖 尿病誘発活性をもたないことを表している。
11Ω呈!皇且朋 一区ユ: ヒト成長ホルモン(hGH)のペプチド配列。
NHz二アミノ末端 C0OH:カルボキシ末端 一匡ユ: ヒト成長ホルモンの生物学的活性及び調節の図式。
−皿且: プラスミドpDM100−hGH内でクローニングされたcDNA hGHの配 列。成熟hGHのアミノ酸のコドンには番号がふられている。
−L41!1: 表現プラスミドpsoDの遺伝子構造及び物理的地図の図式である。
SOD :ヒトスーパーオシキドジスムターゼに対してコード化するDNA。
一区A」江− ベクターpsOD内で遺伝子hsODの3′末端に挿入されたポリリンカーの配 列である。
−L: 変型hGH遺伝子の構成を示す図式である。
(a)hGH遺伝子のアミノ末端配列を変更するために用いられる合成オリゴヌ クレオチド配列。
(b)cDNA hGHのフラグメントXbaI−Sailの末端の配列。
(c)変型hGH遺伝子を含むフラグメントNcoI −3al Iの末端の配 列。
cDNA−hsOD :ヒトスーパーオキシドジスムターゼの遺伝子に属する配 列。
S D : Shine−De1garno配列。
−匡旦: 変型hGH遺伝子を含む表現プラスミドpsoD−hGHの構成を示す図式であ る。
hGHM:変型hGHタンパク質に対してコード化するDNA。
cDNA−hsOP :ヒトスーパーオキシドシスムターゼに対してコード化す るDNA。
−区l: 欠失したhsOD遺伝子を含む表現プラスミドの構成を示す図式である。
hGHM:変型hGHタンパク質に対してコード化するDNA。
cDNA−hsOD :ヒトスーパーオキシドジスムターゼに対してコード化す るDNA。
−区玉二蛙: E、 con菌株D1210(pSGHD)内(7)hGHM遺伝子の表現のr PTGでの誘発の後[+]又は誘発無し[−]の全タンパク質の15%のPAG E−SDSによる分析。矢印は、hGHMタンパク質を示す。
−皿上ユ凱: E、 coli D1210 (pSGHD)のIPTGでの誘発の後得られた 封入体内に含まれているタンパク質のPAGE−SDSによる分析。矢印は、h GHMタンパク質を示す。
1、細菌性タンパク質の全抽出物。
2、純化された封入体のタンパク質の抽a物。
−1旦: HPLCクロマトグラフィにより純化された封入体から可溶化されたhGHMタ ンパク質の純化。
(a) 0.02から0.4MのNH,HCOsの直線勾配を伴う、得られた溶 離曲線。
(b)クロマトグラフィにより溶離されたピーク各々の15%のPAGE−5D S、矢印はhGHMタンパク質な示す。
一1旦: 国際hGH標準及び変型hGHのインシュリン活性の比較。成長ホルモンを含ま ない媒質内で4時間予備保温されD −[3−”Hlグルコース及び増大する濃 度の変型hGH(★)又は脳下垂体hGH(・)が存在する中で37℃で2時間 保温されたラットの脂肪細胞内でのhGHによる脂質生成の刺激の測定。トリチ ウム標識グルコースの取込み(基礎脂質生成の百分率単位で表されたもの)は、 付加されたホルモンの用量に応じて測定されている。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.体成長刺激活性を示す変型ヒト成長ホルモンにおいて、 −天然ヒト成長ホルモンの最初のn個のN末端アミノ酸の欠失を含んでいること (なおここでnは2以上で、天然ヒト成長ホルモンとの関係における体成長刺激 活性の変更をひきおこす値を超えない);−及びnが13でないことを条件とし て、炭水化物の代謝レベルで作用するインシュリン活性又は糖尿病誘発活性又は 両方の活性が備わっていないこと、を特徴とする変型ヒト成長ホルモン。 2.欠失したアミノ酸の数nは、天然ヒト成長ホルモンとの関係における天然三 次元構造の変更をひきおこす値を超えないことを特徴とする、請求項1の変型ヒ ト成長ホルモン。 3.nが13ではない2から24までの任意の値をとるものとしてヒト成長ホル モンの最初のn個のN末端アミノ酸の欠失を含んでいることを特徴とする変型成 長ホルモン。 4.nは2から15までの任意の値をとることを特徴とする、請求項3の変型ヒ ト成長ホルモン。 5.nは2から14までの任意の値をとることを特徴とする、請求項3の変型ヒ ト成長ホルモン。 6.nは2から12までの任意の値をとることを特徴とする、請求項3の変型ヒ ト成長ホルモン。 7.nは2から9までの任意の値をとることを特徴とする、請求項3の変型ヒト 成長ホルモン。 8.nは2から7までの任意の値をとることを特徴とする、請求項3の変型ヒト 成長ホルモン。 9.nは2から5までの任意の値をとることを特徴とする、請求項3の変型ヒト 成長ホルモン。 10.nは2に等しいことを特徴とする、請求項3の変型ヒト成長ホルモン。 11.請求項1乃至3のいずれかの変型タンパク質に対しコード化する組換え型 DNA。 12.その組換え型ベクターによって形質転換されたコンピテント宿主細胞の中 での組換え型DNAの表現を可能にする適当な調節要素及びプロモータの制御下 にある、請求項11の組換え型DNAから成る挿入体により変更されたベクター 。 13.請求項12の組換え型ベクターによって形質転換された細胞培養。 14:−そのコンピテント宿主細胞のポリメラーゼにより認識されるプロモータ 、翻訳開始及び終止要素を特に含む調節要素の制御下にそれ自体置かれている前 記変型タンパク質に対してコード化するヌクレオチド配列を含む核酸で予め形質 転換されているコンピテント宿主細胞の培養段階、及び −この宿主細胞の表現生成物から生成された変型タンパク質の回収段階、 を含む、請求項1乃至10のいずれか1項記載の変型ヒト成長ホルモンの生産方 法。 15.請求項1乃至10のいずれか1項記載の変型ヒト成長ホルモンを有効成分 として含む医薬組成物。 16.脳下垂体不全又は成長ホルモン欠乏症の治療、成長遅延又は成長不足の治 療、肥満症の治療、事故後又は術後の瘢痕の処置、老化現象の治療を、特に悪液 質患者、老人又は新生児に対し、糖尿病誘発効果及び/又はインシュリン効果を 呈することなくほどこすことを目的とする薬の調製に対する、請求項1乃至10 のいずれか1項記載の成長ホルモンの利用。 17.脳下垂体不全又は成長ホルモン欠乏症の治療、成長遅延又は成長不足の治 療、肥満症の治療、事故後又は術後の瘢痕の処置、老化現象の治療を、特に悪液 質患者、老人又は新生児に対し、糖尿病誘発効果及び/又はインシュリン効果を 呈することなくほどこすことを目的とする薬の調製に対する、天然ヒト成長ホル モンの最初の13個のN末端アミノ酸の欠失を含む成長ホルモンの利用。
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