JPH04503032A - 紙ウエブを接合する方法およびテープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 紙ウェブを接合する方法およびテープ 本発明は保護フィルムを設けたテープで紙ウェブな接合する方法でありて第１テ ープの接着面を露出し、このテープを第１ウエブにその端縁からある距離の所で 実質的に横方向に取付けてこのテープを該ウェブの一方の長手方向縁から他方へ 延ばし、このテープとこのウェブとの間のウェブ端部分を除去し、これらと同じ 段階を第２ウエブについても繰返し、そして両ウェブの接合点を第２テープで覆 うという紙ウェブを接合する方法に関する０本発明はまた本発明の方法に用いる テープにも関する。

紙ウェブを製造してからは例えば穴や不純物を紙から除くという再検査を直ちに おこなうのが二股的である。これによって紙ウェブの欠陥箇所は除去され、製造 された端縁は少なくとも一つの実質的に横方向の自己接着テープによって接合さ れる。

最も多く用いられる方法によれば、この接合は二面テープでおこなわれる。従っ て、−面を覆う保護フィルムを備えた二面テープは第１紙ウェブにその端縁に隣 接して固着されてからテープとこのテープの端縁との間にウェブ部分、所謂テー ルがテープの縁に沿って手で剥離される。

この後で、テープ上の保護フィルムは取除かれ他方の紙ウェブはテープの上面に 固着され端部分は剥離される。

この公知の方法の欠点は紙ウェブの剥離された端縁がテープの接着面の縁に必ず しも正確に追随せず、このためテープの接着面のどこかに現われる剥離の不正確 から生ずるくぼみが縁部にできることである。この結果、ロールに巻かれた紙ウ ェブの接合点が上面の層と下側の層に対し接着する。これは接合を一層テープで 覆うことによって接合点の外側に対しては防止できるが接合点の裏側ではこれと 同じことはできない、それはロールの直前の層に対してもたれかかるからである 。

このように叙上の公知方法は紙ウェブが接合点において少なくとも裏側での紙ウ ェブの層に接着することが少なくないために紙ウェブはこれをロールから取除い た場合破れるという欠点がある。さらに、接合点が比較的厚い、これはそこで二 層の紙と一層または二層のテープが重ね合されるからであや、従って、ウェブの 厚さはこの箇所で突然変化し、このため印刷ロールもこれに加わる衝撃の結果、 破れることすらある。

本発明の目的は紙ウェブの接合方法において、紙層間に接着の恐れがなくしかも 公知の方法で造られた接合と同じ厚さか、あるいはもっと薄い接合を造りだすウ ェブ接合方法を提供することにある９本発明の方法は両方の紙ウェブが第１テー プの同一の側止べ突き合せ固定され、このテープの接着面を、テープを第１紙ウ ェブに固定する前にこのテープの接着面の幅よりも小さな幅の長手方向の帯域が 露出され、そして第１ウエブの端部分を除去した後で、このテープを第２ウエブ に固定する前に接着面の残余部が露出されるようにした諸段階において、露出す ることを特徴としている。

本発明の方法の場合、接着面を紙に向けた各側が一側面テープで覆われた突き合 せ接合が造られるので、ロールの他の層に接着する可能性のあるような外側に露 出する接着面が接合点において造りだされる。さらに、紙ウエブ間が突き合せ接 合になっているため、接合は先行技術の方法により造られた接合と同じ厚さか、 あるいはこれより薄く、接合の構造は厚さが次第に拡大しているので、接合点は 印刷ロール内にゆるやかにはいりゆるやかに出てゆく。

この突き合せ接合を造るためには、好ましき手順は第１紙ウェブの端縁から遠い 方のテープの長手方向縁に隣接して配置された接着帯域が初めに露出され、次い で対向の長手方向縁に隣接する接着帯域が露出される。

本発明はまたテープの一側面を除去可能な保護フィルムで被覆した接着面を有す る紙ウェブを接合するためのテープに関する１本発明のテープは保護フィルムが 接着面から別々に除去できる二つの長手方向部分よりなることを特徴としている 。

テープ用のこの保護フィルムが二段階において簡単に除去できるためには、本発 明の一実施例では保護フィルムにはその具なる部分を分離する長手方向のみぞ孔 または弱体化線（ｗｅａｋｅｎｉｎｇ　１ｉｎｅ）が設けられている０両方の紙 ウェブがテープに等しく強力に接着するためには、フィルムの部分が実質的に等 しい幅を持ち、これを組合せた幅がテープの幅に対応することが好ましい。

本発明の一好適実施例を添付の図面を参考に以下にさらに詳しく説明する。

第１図乃至第６図は本発明の方法の各異なる工程を示す説明図であり第７図は造 られた接合部の断面図であり、第８図は本方法に使用されるテープの上面図であ り、第９図はテープの中央部の拡大横断面図である。

穴またはウェブの他の部分から色ではずれる箇所などの欠陥点が取扱うとする紙 ウェブに発見されると、欠陥点はこの欠陥点の両側面において紙ウェブを切断す ることで取除かれ、その後に紙ウェブはテープで再び接合される。

本発明の方法を第１図乃至第６図について以下に説明する。第１図によれば、第 ８ｒｌ：Ｊおよび第９図に示すごとく一側面フイルムｌを持ってきて接着面２の 長手方向帯域を露出し、この帯域の幅はテープの幅のほぼ半分で第１紙ウェブ３ の端縁４から遠い方の縁で範囲が限られている。

テープｌが紙テープ３に接着帯域２によって付着されると、端縁４とこの端縁に 最も近い接着帯域２の縁との間に配置される紙ウェブの端部分は紙ウェブからち ぎり取られ、これによって第２図に示す状況が生れる、この剥ぎ取りは手でおこ なわれ、なお一部分テープを覆っている保護フィルムの部分５によって可能にな りている。保護フィルムの取除かれた部分は参照番号６で示す。

紙ウェブ３がテープ１に固定されると、保護フィルムの部分５がテープの接着面 ２から取除かれるので接着面の第２の長手方向帯域が露出される。その後に、第 ２紙ウェブ７はウェブ３と同様にテープの第２接着帯域に固定され、さらにこの 場合もウェブの端部分は第４図に示すごとくはがし取られる。この端部分の正確 なはがし取り、即ち、トリミングは第１のはがし取られたウェブの縁によって今 や可能になっている。このようにして、両方の端部はその間に隙間ができたり紙 に一部が重なり合ったりすることなく端と端とを突き合せに配置される。その結 果は第５図に示すごとく紙ウェブ３．７との間に突き合せ接合となり、ウェブの 端縁は同じ一側面づけテープ１に端と端と突き合せて固定される。最後に、接合 はテープ１に対向する側から一側面づけテープ８によって覆われる。テープ８は テープ１より実質的に狭くなっていることが好ましい、テープを切断し終わると 、第７図に示す接合が用意される。

本発明の方法に用いられるテープを第８図および第９図にさらに詳しく示した。

−側面づけテープの接着面は保護フィルムの部分５．６によって覆われていて、 この部分は図示の実施例では同じ厚さに造られておりその糾合せた幅はテープｌ の幅に対応する。保護フィルムの部分５゜６間にはみぞ孔９があり、このため部 分５．６はテープから独立的に且つ別々の時点で取除くことができる。保護フィ ルムのみぞ孔と部分５゜６とはテープの長手方向に連続していてテープの縁部に 延びている。テープの支承層は第９図に参照符号ｌＯで示されている。

上記説明は本発明の方法およびこれに用いられたテープの好適の実施例を提供す るものであるが本発明はその細部が上記の提供とは著しく相違することは明白で ある。従って、みぞ孔９は例えば弱体化線またはテープから段をつけた状態で保 護フィルムを取除くことを可能にするその他何等かの装置に代替することもでき る。さらに、テープは紙ウェブに正確に横方向に固定しなくともよいが、各図に 示されたごとく、テープをウェブにやや斜めに固定することによって印刷ロール に対する衝撃を質および厚い紙質に関して使用するのに特に適しているので、テ ープの支承層１０に対する最適の厚さは必要な引張強度および接合部の全体の厚 さに鑑みてｉＨばれるが、さらにその他の等しい材料に関しても使用することが できる。保護フィルムの部分５．６の幅は必要に従って変化できる。

ＦＩＧ、’＋ 平成３年７月１８日

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．保護フイルムを備えたテープで紙ウエブを接合する方法であって、第１テー プ（１）の接着面（２）を露出し、該テープを第１ウエブ（３）にその端縁（４ ）から或る距離の所で実質的に横断方向に取り付けて該テープを該ウエブの一方 の長手方向縁から他方へ延ばし、該テープ（１）と該ウエブの該端縁（４）との 間のウエブの端部分を除去し、これらと同じ段階を第２ウエブ（７）についても 繰り返し、そして両ウエブの接合点を第２テープ（８）で覆うという紙ウエブを 接合する方法において、両紙ウエブ（３，７）は第１テープ（１）の同じ側上へ 端と端とが突き合せに取り付けられ、第１テープの該接着面（２）を、該テープ を第１紙ウエブ（３）に固定する前に該テープの接着面（２）の幅よりも小さな 幅の長手方向接着帯域が露出され、そして第１ウエブ（３）の該端部分を除去し た後で、該テープを第２ウエブ（７）に固定する前に該接着面の残余部が露出さ れるという段階にて、露出することを特徴とする紙ウエブを接合する方法。
2. ２．前記第１紙ウエブ（３）の端縁（４）から遠い方のテープ（１）の長手方向 縁に隣接して配置された接着帯域が最初に露出され、その後に対向する長手方向 縁に隣接する接着帯域が配置されたことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の 方法。
3. ３．取りはがし可能は保護フイルム（５，６）で覆われた接着面（２）を有する 前記テープ（１）の一側に紙ウエブを接合するためのテープにおいて該保護フイ ルムが該接着面から別々に除去可能とした二つの長手方向部分（５，６）よりな ることを特徴とする紙ウエブ接合用テープ。
4. ４．前記保護フイルムが該フイルムの各異なる部分（５，６）を相互に分離する 長手方向みぞ孔（９）または弱体化線を有することを特徴とする請求の範囲第３ 項に記載のテープ。
5. ５．前記フイルムの部分（５，６）がほぼ等しい幅を有しその組合せた幅がテー プ（１）の幅に対応することを特徴とする請求の範囲第３項に記載のテープ。