JPH0450254B2 - - Google Patents

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JPH0450254B2
JPH0450254B2 JP59102444A JP10244484A JPH0450254B2 JP H0450254 B2 JPH0450254 B2 JP H0450254B2 JP 59102444 A JP59102444 A JP 59102444A JP 10244484 A JP10244484 A JP 10244484A JP H0450254 B2 JPH0450254 B2 JP H0450254B2
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JP
Japan
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cylinder
piston
parison
transfer device
rotation
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Application number
JP59102444A
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English (en)
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JPS59217628A (ja
Inventor
Hainritsuhi Kurisutofu Neberunku Heruman
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EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc
Original Assignee
EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc
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Publication date
Application filed by EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc filed Critical EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc
Publication of JPS59217628A publication Critical patent/JPS59217628A/ja
Publication of JPH0450254B2 publication Critical patent/JPH0450254B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/13Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines
    • C03B9/14Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines
    • C03B9/16Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines in machines with turn-over moulds
    • C03B9/165Details of such machines, e.g. guide funnels, turn-over mechanisms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガラスびん製造機に関する。特に本
発明は、ガラスびん製造機のパリソン成形用鋳型
内で形成されたパリソンを、ガラスびんに成形す
るための吹き込み鋳型に転送するためのパリソン
移送装置に関する。
〔従来技術〕
いわゆる「個別部門式」ガラスびん製造機に
は、該製造機内のパリソン成形部で形成されたパ
リソンを、ガラスびんに成形するための吹き込み
鋳型に移送するためのパリソン移送装置が設けら
れる。この形式のガラスびん製造機の代表的な構
造は、米国特許第3617233号明細書に開示されて
いる。
この米国特許に開示されたガラスびん製造機の
構造を第1図および第2図に示す。図において、
ガラスびん製造機はベースBを有し、このベース
B上にパリソン成形用鋳型組立11が取り付けら
れている。このパリソン成形用鋳型組立11は、
複数のパリソン成形用鋳型PMを有し、パリソン
形成位置に対して出し入れ可能に設けられる。軟
化されたガラス材料はシユートCからパリソン成
形用鋳型PMに供給される。
第2図に示すように、プランジヤPが、パリソ
ン成形用鋳型PMの下方から該鋳型PM内に押し
込まれて、ガラス材料をパリソンに形成する。第
2図に示すように、鋳型PMの下方には首部形成
用のリングRが配置され、パリソン成形時にガラ
スびんの首部になる部分が同時に成形される。首
部形成用のリングRは、2つ割れのリング部分
Ra,Rbからなつており、パリソン掴み手段を構
成する。
パリソンが成形されると、パリソン成形用鋳型
組立11が上方に動き、次いで横方向の退避位置
に動かされる。次に、パリソン掴み手段を構成す
るリングRが第1図に矢印で示すように180゜だけ
回転されて、パリソンを吹き込み成形用鋳型BM
に移送する。このとき、パリソンは、パリソン成
形位置で首部が下に位置していた状態から180゜反
転して首部を上にした状態になる。
このパリソン移送装置は、第1図に示すよう
に、リングRを支持するブラケツトBRに固定さ
れた回転軸Sを有する。この回転軸Sには歯車G
が固定される。さらに、パリソン移送装置は出力
軸にラツクGが取り付けられたモーターMoを備
える。ラツクRGは歯車Gと噛み合う。モーター
Moは、ラツクRGを上下方向に動かして歯車G
を回転させる。したがつて、第1図において、モ
ーターMoがラツクRGを上方向に動かしたとき
に、パリソンを把持するリングRが矢印で示す方
向に動かされる。このようにして、リングRに掴
まれたパリソンが吹き込み成形用鋳型BM内に位
置させられる。この状態で、吹き込み成形用鋳型
BMの上に吹き込みヘツドBHが移動させられ、
パリソン内に加圧ガスを注入して、吹き込み成形
を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来のガラスびん製造機では、パ
リソン掴み手段をパリソン成形位置からガラスび
ん成形位置に移送するための機構が嵩高になる、
という欠点がある。すなわち、この従来の機構で
は、モーターとラツクが垂直に配置されているた
め、垂直方向の寸法が大きくなり、また回転軸に
は歯車等の機械要素を設ける必要があるため、前
後方向の寸法も大きくなる。
本発明は、嵩高になる、という従来のパリソン
移送装置における欠点を解消し、コンパクトで作
動確実なパリソン移送装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によるパリソ
ン移送装置は、パリソンを掴むための掴み手段を
パリソン掴み位置とパリソン釈放位置との間で水
平回転軸のまわりに回転させるために、下記の構
成の転送手段を設ける。すなわち、この転送手段
は、回転軸線に沿つて延びている固定軸と、該回
転軸線のまわりで回転可能に該固定軸の端部に配
置され掴み手段を支持するシリンダと、該シリン
ダ内に導入された加圧流体により動かされるよう
に該シリンダ内に配置されたピストンとを備え
る。そして、ピストンとシリンダおよび固定軸
は、該ピストンが固定軸およびシリンダに対して
軸線方向に動かされたとき、回転軸線まわりのシ
リンダの回転を生じるように互いに連結され、こ
のシリンダの回転によつて、回転軸線まわりの掴
み手段の回転を生じるように構成される。
具体的には、ピストンに連結されたピストンロ
ツドに外ねじを形成し、この外ねじを、シリンダ
自体または該シリンダに固定された部材の内面に
形成された内ねじに係合させるようにすればよ
い。
〔作用〕
本発明によれば、シリンダ内に加圧流体を導入
してピストンを軸線方向に移動させることによ
り、シリンダに回転を生じる。このシリンダの回
転により、パリソン掴み装置がパリソン掴み位置
とパリソン釈放位置との間で動かされることにな
る。
〔実施例〕
以下、本発明の好ましい一実施例を第3図につ
いて説明する。第3図では、ガラスびん製造機全
体についての図示を省略し、パリソン移送装置の
作動にとつて必要な要部のみを示してある。すな
わち、第3図に示す機構は、第1図の回転軸まわ
りの部分に相当するものである。
この移送装置は、ガラスびん製造機のフレーム
10上に設けられたパリソン成形用鋳型(第1図
の鋳型PMに相当する)とガラスびん吹き込み成
形用鋳型(第1図の鋳型BMに相当する)との間
に設けられる。
この移送装置には、パリソン形成用鋳型中にあ
るパリソンをその把持位置において掴み、このパ
リソンを前記の別の鋳型中まで移送した後にこれ
を釈放するようになつている掴み装置が設けられ
ている。例示した移送装置も、上記の掴み装置を
水平回転軸12の周囲を廻して、その把持位置と
放釈位置との間で移送する転送装置を備えてい
る。
上記移送装置中の転送装置は、フレーム10上
に固定設置されて、回転軸線12に沿つて伸びて
いる軸14と、同じくフレーム10上に固定設置
されていて、回転軸線12に沿い、かつ軸線12
と1列を成して伸びている別の軸16とを備えて
いる。転送装置のシリンダ18は軸14の端部に
設けられていて、軸14の廻り、特にこの軸に設
けられたフランジ22の周囲のベアリング20上
で回転軸12の周囲を廻るようになつている。フ
ランジ22はシリンダ18内の凹所24内にはま
つていて、このシリンダは回転軸方向には動けな
くなつている。シリンダ18と同様な別のシリン
ダ26は軸16の端部にシリンダ18と同様に設
けられており、軸16上にはフランジ28とベア
リング30とがそれぞれ、フランジ22とベアリ
ング20と同様に設けられている。シリンダ18
とシリンダ26とはボルト32(1個だけが図示
されている)によつてハブ部材34にボルト締め
されて一体となつており、このハブ部材34は、
両軸14,16の末端部の間に位置している。
シリンダ18中では、ハブ部材34と内部フラ
ンジ部材38とによつて構成された停止部材の間
をピストン36が滑動するようになつており、こ
のピストン36は、シリンダ18の2つの出入口
を通して、このシリンダ内に導入される加圧液体
によつて滑動される。この出入口中の1つは、フ
レーム10中で下向きに設けられた通路40であ
り、この通路40は、軸14中に設けられた水平
通路42に通じており、この通路42は、軸14
とシリンダ18との間に設けた環状空間44に連
結していて、この空間44は、シリンダ18内に
設けられた放射状通路46に通じている。さら
に、シリンダ18内に作られた水平通路48が上
記通路46に連結し、2つの長さ方向に隔てられ
た、シリンダ18内への開口部50および52が
ピストン36の右側向き(図面参照)に設けられ
ている。開口部50はシリンダ18内に放射状に
通じていて、ピストン36が右方に動くと閉鎖さ
れるようになつている。他の開口部52も、フラ
ンジ部材38中を通つて放射状にシリンダ内に通
じており、この通路内にはボール弁が備えられて
いて、加圧液がシリンダ18から開口部52を通
つて出て行くのを防いでいる。また、こゝに図示
されてはいないが、通路48はハブ部材34を通
つて、シリンダ26内に通じている。この通路4
8はさらに、長さ方向に隔てられた2つの開口部
(それぞれ上記の各開口部50および54と同様
なもの)を通して(図示されていない)シリンダ
26内に連絡しており、この両開口部は共に、シ
リンダ26内を滑動するピストン56の左側に向
けられている。上記とは別の出入口は、フレーム
10中を上向き伸びている通路58であり、この
通路58は、軸14中に設けられた水平通路60
に通じ、この通路60は、軸14とシリンダ18
との間に設けられた環状空間62に通じており、
さらに、それぞれ通路46および48と同様な別
の両通路(図示されていない)を通つて、空間6
2を、各シリンダ18および26中のピストン3
6の左側およびピストン56の右側への各開口部
に連結している。通路58をシリンダ18の中の
ピストン36の左側およびシリンダ26の中のピ
ストン56の右側に接続するこの開口部は、前述
の開口部50および52と同様である。すなわ
ち、両開口部の一方は、開口部52の場合と同様
に、ハブ部材34から軸線方向にシリンダ18ま
たは26内に開放しており、他方は、開口部50
の場合と同様に、放射方向にシリンダ18または
26内に開放している。このような配置になつて
いるため、加圧作動液が通路40内に導入される
と、ピストン36は左方に、ピストン56は右方
に押し進められるが、加圧液が通路58を通して
導入されると、ピストン36は右方に、ピストン
56は左方に推進される。
ピストン36はシリンダ18と駆動連結してお
り、ピストン36が回転軸12の周囲を回転する
と、シリンダ18も、この軸まわりを回転するこ
とになる。この駆動連結は、ピストン36と一体
になつているピストンロツド64によるものであ
り、ハブ部材34中の内面ねじ立てされた凹所6
6内にねじ山に従つて嵌り込む外面が右巻きにね
じ立てられたピストンロツド64で形成されてい
る。このような配置により、ピストン36が軸線
12に沿つて滑動したとき、ハブ部材34に回転
を生じ、該ハブ部材34に固定されたシリンダ1
8および26にも回転を生じる。ピストン36
は、後述するように、該ピストン36が軸線12
の方向に移動したとき該ピストン36に回転を生
じるように、固定軸14に対して連結されている
ので、ピストン36の軸線12方向の移動により
シリンダ18および26に生じる回転は、ピスト
ン36の回転に重畳されたものとなる。ピストン
56とシリンダ26との間においても、上記と同
様な駆動接合が存在しており、外表面に左巻きね
じ山を切られているピストンロツド68が、ハブ
部材34中の内面にねじ立てされた凹所70に嵌
つていて、ピストン56が軸線12の方向に移動
すると、シリンダ18および26も回転させられ
る。
ピストン36にはまた、これと一体となつたピ
ストンロツド72がつながつていて、ピストンロ
ツド64と反対の方向に延びている。ピストンロ
ツド72には、その外面に左巻きねじが切つてあ
り、軸14の端部にある内面にねじが切つてある
凹所74中に、ねじ山に従つて嵌つている。この
ように、ピストンロツド72と軸14とがねじ山
によつて結合しているため、ピストン36がシリ
ンダ18中で滑動すると、上記のねじ山結合によ
つて、ピストン36は回転軸12の周囲を回転
し、これによつて、シリンダ18も上記の駆動結
合のために、回転させられる。ピストン56に
も、ピストンロツドと同様なピストンロツド76
が結合していて、その外面に右巻きねじ山が切ら
れており、軸16端部にある内面がねじ切りされ
た凹所78中にねじ山に従つて嵌つている。かく
して、この第2のピストン56がシリンダ26内
で動くと、ねじ山結合によつて、回転軸12の周
囲を回転し、これによつて、シリンダ26も同様
に回転することになる。
例示された移送装置中の転動装置を作動する時
には、通路58中に加圧作動液を導入すると、ピ
ストン36がシリンダ18中での図示された位置
から右方に動く。ピストン36は、この動きと共
に、ピストンロツド72と軸14とのねじ山結合
によつて、回転軸12の周囲を廻らされる。ピス
トン36が回転するにつれて、ピストンロツド1
4とハブ部材34の間に駆動結合によつて、ハブ
部材34と各シリンダ18と26とを、ピストン
36の2倍の速さで回転軸12の周りを回転させ
る。ピストン36はシリンダ18に沿つて動く
が、ピストン56は同様には動くが、シリンダ2
6内を左方に進み、ピストンロツド76と軸16
との結合のために、回転軸12の周囲を回転させ
られる。ピストン56がこのように回転すると、
シリンダ26も、上に説明したように、回転軸1
2の周囲を回転させられる。このように、両ピス
トン36および56は協力して、両シリンダ18
および26を回転軸周囲に回転させる。ピストン
36がその滑動の終点に近付くと、開口部50を
次第に閉じて行き、これによつて、シリンダ18
から出て行く作動液には次第に大きな流動抵抗が
及ぼされて行つて、ピストン36の動きの終点に
おける衝撃が和げられる。これと時を同じくし
て、シリンダ20の前記の開口部が、ピストン5
6のストローク終点の衝撃を和らげる。この両ピ
ストン36および56のこのような動きによつ
て、パリソン掴み装置がその把持解放位置に移送
される。
掴み装置を、その把持解放位置から掴み位置に
移す場合には、加圧作動液を通路40中に導入す
る。これによつて、ピストン36は左方に動かさ
れ、ピストン56は右方に動かされる。この両ピ
ストンが動くにつれて、それぞれの前記の回転と
は反対方向に回転軸12の周囲を回転して、両シ
リンダ18および26を、それぞれまた前記の回
転とは逆方向に回転させる。この場合において
も、両ピストン36および56のストローク終点
では、開口部の漸次閉鎖によつて衝撃が緩和され
る。
次に、例示移送装置中の掴み装置を説明する。
この掴み装置は、互に協力してパリソンを掴む2
つのジヨー80および82から成つている。添付
図面では、各ジヨー80,82の軸14および1
6に近接した端部だけが示されているが、各ジヨ
ー80,82は回転軸12から放射状に突出して
いて、それぞれのパリソン把持表面(図示されて
いない)を持ち、これが協力してパリソンを把持
する。すなわち、ジヨー80のパリソン把持表面
がパリソン頚部の片側に接し、ジヨー82のパリ
ソン把持表面が、パリソンの他の側に接する。添
付図面中では、両ジヨー80,80は、パリソン
成形用鋳型中のパリソンを掴む、それぞれの作動
位置に在る。この位置では、両ジヨー80および
82は回転軸12から水平方向に(図面では下方
に)突出していて、回転軸12のまわりを180度
旋回され、再び水平方向に突出して、その掴んで
いるパリソンを製びん機中の吹込み鋳型中に入れ
る。次いで、各ジヨー80,82は相互から離れ
て、これにより、パリソンを掴みから解放する。
次に、この両ジヨーは前とは反対向きに180度回
転されて相互に近ずき、図示された状態に戻る。
ジヨー82とこれに附随した部品は、ジヨー80
とこれに附随した部品の鏡像的なものとなつてお
り、ジヨー80がシリンダ18に備えられてお
り、ジヨー82はシリンダ26に備えられてい
る。このため、ジヨー82に関連する部品には、
ジヨー80に関連する部品と同じ標示番号が付け
られており、これについては本説明中ではこの後
は特に述べないことにする。
ジヨー80はアーム84に取付けられ、このア
ーム84に設けられたT型溝孔86には、シリン
ダ92から放射状に突出ているブラケツト90の
この溝孔に嵌り合う突出部88が嵌つている。シ
リンダ92はシリンダ26の上に被さつていて、
その内面には、長さ方向に伸びるスプライン(図
示されていない)が付いていて、シリンダ26外
面の長さ方向の溝(図示されていない)にはまつ
ている。従つて、シリンダ92はシリンダ26の
上を滑動することができるが、シリンダ26が回
転軸12の周囲を回転すると、シリンダ92もま
た回転させられる。このため、両シリンダ18お
よび26が回転軸12周囲を回転すると、シリン
ダ92も回転して、両ジヨー80および82をそ
のパリソン把持位置と解放位置との間を往復させ
る。
シリンダ92は、フレーム10に近い端部で、
シリンダ26より更に伸びていて、その内側にピ
ストン94を内臓している。このピストン94は
軸16に滑り嵌められていて、スプリング96に
よつて、シリンダ26に押しつけられている。ス
プリング96はまた、同じく軸16に滑り嵌めら
れている端部キヤツプ98をも押し付けている。
ピストン94には外側フランジ100が付いてい
て、シリンダ92の端に隣接する所で、このシリ
ンダにボルト止めされている。このフランジ10
0に取付けられたピン102は、端部キヤツプ9
8中に設けられた長さ方向の溝104の中に差込
まれている。両ジヨー80および82がその作動
位置にある時(図示された状態)には、スプリン
グ96が端部キヤツプ98を、フレーム10の方
に押し付けているが、このスプリングの動きは、
溝104の端に差込まれたピン102によつて制
止されている。スプリング96はまた、ピストン
94を、従つてシリンダ92を、ピストン94の
シリンダ26との接合によつて定められる限界点
まで、フレーム10から遠ざけるように働いてい
る。このように、スプリング96は、ジヨー80
をジヨー82の方に押しつけて、パリソンを掴む
ための把持力を与えている。
ジヨー80をその作動位置に動かす時には、加
圧空気を、フレーム10内の通路106中に吹き
込む。通路106は、軸16中に水平に設けられ
た通路108に通じている。こゝで、通路108
は軸16中にだけ、また、通路42および60は
軸14中だけに設けられていることに留意された
い。通路108は、軸16とシリンダ26との間
の輪状空間110に通じており、この空間110
は、ハブ部材34を通して、両シリンダ26およ
び18中に伸びている通路112に通じている。
さらに、この通路112は開口部114を通つ
て、シリンダ26とピストン94との間、および
シリンダ18とこれに接するピストンとの間の両
空間に通じている。従つて、通路106内に加圧
空気を吹き込むと、ピストン94はその接してい
る各シリンダ26および18から遠ざかつて、ス
プリング96を圧縮する。
ピストン94が、その接しているシリンダ18
から遠ざかると、シリンダ92をもこれと一緒に
動かして、ジヨー80をジヨー82から遠ざけ
る。この動きによつて、ピン102が溝104内
を動いて、フランジ100を、端部キヤツプのね
じ切りされた部分に、ねじ咬み合いによつて設け
られた止めナツト116に咬み合わせる。止めナ
ツト116は、ブラケツト90上にねじ込まれた
掛け金118によつて、端部キヤツプ90周囲に
回転しないように押えられる。掛け金118はナ
ツト116中の溝120に咬み合つて、そのねじ
込み点周囲を回転しないように、ブラケツト90
に嵌められたスプリング付プランジヤー122に
押えられている。ナツト116の位置を調節する
時には、かけ金118を、プランジヤー122の
作用に反して溝120からねじ抜いて、ナツト1
16が回転されるようにする。なお、複雑を避け
るため、ジヨー80に関連する諸部品102,1
04,118,120および122は図面中は示
されていない。
この説明用パリソン移送装置にはまた、加圧作
動液のシリンダ18および26への供給を調整す
るようになつている調整装置(図示されていな
い)が備えられている。この調整装置はサーボ作
動バルブから成つており、製びん機運転中に必要
とされる場合にこのバルブを作動させると、適切
なタイミングでジヨー80および82を回転軸1
2の周囲で回転させることができる。このパリソ
ン移送装置には、その作動の正確を期するため
に、両シリンダ18および26の回転によつて駆
動されるフイードバツク装置が備えられていて、
回転軸12周囲における両シリンダ18と26の
状態をフイードバツクするようになつている。こ
のフイードバツク装置は、ハブ部材34に固定さ
れていて、これと共に回転する円筒状ギア124
から成つていて、このギア124は、フレーム1
0に設けられていて、ハブ部材34の周りを囲ん
でいるハウジング126の中に有る。ハウジング
126は、ギア124、および調整機134の軸
に固定されたギア130と噛み合つている。ハブ
部材34が軸12の廻りを回転すると、各ギア1
24,128および130が回転されて、調整機
134の軸を回転し、これによつて調整機134
が、両シリンダ18および26の角度位置を示す
信号を調整装置に伝達する。
例示されたこのパリソン移送装置は、上記のよ
うに、垂直方向に伸びるピストンとラツク付シリ
ンダ組合せを包含していないため、従来のパリソ
ン移送装置よりはるかにその作動幅が小さくなつ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガラスびん製造機の一例を示す
端面図、第2図は第1図に示すガラスびん製造機
におけるパリソン形成装置の構造の詳細を示す拡
大断面図、第3図は本発明によるパリソン移送装
置の一例を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パリソン掴み位置でパリソンを掴み、パリソ
    ン釈放位置で該パリソンを釈放するようになつた
    掴み手段と、 前記掴み手段を前記掴み位置と前記釈放位置と
    の間で水平回転軸のまわりに回転させる転送手段
    と、 を備えた、ガラスびん製造機中のパリソン成形用
    鋳型からのガラスパリソンを、該パリソンをびん
    に成形するための鋳型に移送するための移送装置
    において、 前記転送手段が、 回転軸線12に沿つて延びている固定軸14
    と、 前記回転軸線のまわりで回転可能に前記固定軸
    14の端部に配置され前記掴み手段80を支持す
    るシリンダ18と、 前記シリンダ18内に導入された加圧流体によ
    り動かされるように前記シリンダ内に配置された
    ピストン36と、 を備え、 前記ピストンと前記シリンダと前記固定軸と
    は、前記ピストンが前記固定軸および前記シリン
    ダに対して軸線方向に動かされたとき、前記回転
    軸線まわりの前記シリンダの回転を生じるように
    互いに連結され、このシリンダの回転によつて、
    前記回転軸線まわりの前記掴み手段の回転を生じ
    るようになつたことを特徴とする、パリソン移送
    装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載したパリソン移
    送装置において、 前記ピストン36と前記シリンダ18との間の
    連結は、 前記ピストン36に固定されたピストンロツド
    64に形成された外ねじと、 前記シリンダ18の内部に形成され前記ピスト
    ンロツドの前記外ねじの係合する内ねじと、 からなることを特徴とするパリソン移送装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載し
    たパリソン移送装置において、 前記ピストンと前記固定軸との間の連結は、 前記ピストンに固定されたピストンロツドに形
    成された外ねじと、 前記固定軸に形成され前記ピストンロツドの前
    記外ねじに係合する内ねじと、 からなることを特徴とするパリソン移送装置。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    か1項に記載したパリソン移送装置において、 前記シリンダ18は前記回転軸線12のまわり
    で回転可能な第2のシリンダ26と一体に形成さ
    れ、 該第2のシリンダ26は前記固定軸14に対し
    て軸線方向に並んで配置された第2の固定軸16
    の端部に配置され、 前記第2のシリンダ26内に導入された加圧流
    体により動かされる第2のピストン56が設けら
    れ、 前記第2のピストン56と前記第2のシリンダ
    26とは、前記第2のピストンが前記第2のシリ
    ンダに対して軸線方向に動かされたとき、前記回
    転軸線まわりの前記第2のシリンダの回転を生じ
    るように互いに連結されたことを特徴とする、パ
    リソン移送装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載したパリソン移
    送装置において、 前記2つのピストン36,56と前記2つのシ
    リンダ18,26との間の連結は、 それぞれのピストンに固定されたピストンロツ
    ド64,68に形成された外ねじと、 それぞれのシリンダに形成され前記ピストンロ
    ツドの前記外ねじにそれぞれ係合する内ねじと、 からなり、 前記2つのピストン36,56と前記2つの固
    定軸14,16との間の連結は、 それぞれのピストンに固定されたピストンロツ
    ド72,76に形成された外ねじと、 それぞれの固定軸に形成され前記ピストンロツ
    ドの前記外ねじにそれぞれ係合する内ねじからな
    り、 前記2つのピストン36,56が互いに離れる
    方向に動いたとき前記シリンダ18,26と前記
    固定軸14,16との間の一方向の相対的な回転
    を生じ、 前記2つのピストン36,56が互いに接近す
    る方向に動いたときそれぞれのシリンダ18,2
    6と前記固定軸14,16との間の反対方向の相
    対的な回転を生じるようになつたことを特徴とす
    る、パリソン移送装置。 6 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    か1項に記載したパリソン移送装置において、 前記シリンダ18への加圧流体の出入り口4
    0,42,44,48,50,52,58,6
    0,62が前記固定軸を通つて前記シリンダと前
    記固定軸との間の環状空間44,62に連通し、
    この空間から前記シリンダの内部に達しているこ
    とを特徴とする、パリソン移送装置。 7 特許請求の範囲第5項に記載したパリソン移
    送装置において、前記2つのシリンダ18,26
    の各々は、それぞれが対応する前記ピストン3
    6,56がストロークの終端部に近づいたとき該
    ピストンにより閉じられる開口部を備え、前記ピ
    ストンの動きの終わりでクツシヨン効果が与えら
    れるようになつたことを特徴とするパリソン移送
    装置。 8 特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれ
    か1項に記載したパリソン移送装置において、 前記シリンダ18,26の回転により動かされ
    前記回転軸線まわりの前記シリンダ18,26の
    位置を伝達する手段124,126,128,1
    30,134が設けられ、前記シリンダへの加圧
    流体の供給を制御する手段がこの伝達された前記
    手段の位置に応じて制御されるようになつたこと
    を特徴とする、パリソン移送装置。
JP59102444A 1983-05-21 1984-05-21 パリソン移送装置 Granted JPS59217628A (ja)

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GB08314143A GB2139998B (en) 1983-05-21 1983-05-21 Parison transferring means
GB8314143 1983-05-21

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JPS59217628A JPS59217628A (ja) 1984-12-07
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EP (1) EP0127403B1 (ja)
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DE (1) DE3470520D1 (ja)
GB (1) GB2139998B (ja)

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Publication number Publication date
JPS59217628A (ja) 1984-12-07
EP0127403A3 (en) 1985-07-10
EP0127403A2 (en) 1984-12-05
AU2842584A (en) 1984-11-22
GB2139998B (en) 1986-07-23
AU563638B2 (en) 1987-07-16
US4588068A (en) 1986-05-13
GB8314143D0 (en) 1983-06-29
DE3470520D1 (en) 1988-05-26
EP0127403B1 (en) 1988-04-20
GB2139998A (en) 1984-11-21

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