JPH04502351A - 加熱式広幅ニッププレス装置 - Google Patents

加熱式広幅ニッププレス装置

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JPH04502351A
JPH04502351A JP2508711A JP50871190A JPH04502351A JP H04502351 A JPH04502351 A JP H04502351A JP 2508711 A JP2508711 A JP 2508711A JP 50871190 A JP50871190 A JP 50871190A JP H04502351 A JPH04502351 A JP H04502351A
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パルコフスキー、ジェフリー・エイチ
ポーター、ロイ・ジェイ
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ベロイト・コーポレイション
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の名称〕 加熱式伸長ニンププレス装置〔技術分野〕 本発明は、プレスされたウェブの薄片裂を防ぎながら最適のウェブ特性を得る加 熱式伸長ニンププレス装置と方法に関する。
〔背景技術〕
伸長ニッププレス装置は、少くとも一対の共働ロールを備えてそれらの間にプレ スニップを有する従来のロールプレスに比べたとき、その形成ウェブがら一層多 くの分水を除去することを可能にした。
特に、そのような伸長ニッププレスは、ドライヤ部分で行われる次のプレスウェ ブの乾燥に要する費用を軽減させた。
伸長型ニッププレスは、基本的には、支持ロールと、凹面をもつプレスシューと を存し、このプレスシューの凹面は支持ロールと共働してそれらの間に伸長ニッ プを形成する。無端のループ状のブランケットは、フェルトと形成されたウェブ とに隣接しながら伸長ニップを通って移動し、前記ブランケットとシューとの間 の分間は潤滑されている。フェルトは湿った弱いウェブの支持体として作用し、 そこから水分を収集する。従って、一層長い時間、圧力をかけることによって滞 留時間を延ばすことにより、形成されたウェブからより多くの水分を除去するこ とができるばかりでな(、成る種の例では、ウェブの特性を改善することもでき る。
バスカー外(Busker et al)による米国特許第4.738,752 号に開示されるように、最近、伸長型ニッププレス装置は、支持ロールに熱を加 えることにより一段と効果を増すことが示されており、そのような熱は典型的に は、誘導ヒーターによって支持ロールに加えられる。
明らかに、誘導加熱を使用すると、形成ウェブ内の水分の濃度が低下するので、 そのウェブから一層多くの水分を除去することが可能となる。さらに、熱エネル ギーを加えると、伸長型ニップ内にスチームが発生するので、ウェブの内部のス チームがウェブから液相の水分を押し出すことになり、それによって、伸長型ニ ッププレスの水分除去効果が上昇する。
しかしながら、伸長型ニップ内にスチームが急激に発生すると、その伸長型ニン ブから送り出されるとき、ウェブが薄片裂を生しる傾向がある。従って、そのよ うな薄片裂の傾向を最小限におさえるために、滞留時間と圧力を種々変化させる と共に、種々の温度を使用してみた。
そのような実験中、シューの尾端縁へ向ってマシン方向へ圧力を漸減させること によって、プレスされ、送り出されるウェブからスチームが急激に噴出すること が回避できることがわかった。ウェブからスチームが急激に噴出することは、ウ ェブの薄片裂の主な原因になることもわかっている。
マシン方向にそってブランケットにかかる圧力を選択的に変化させることによっ て、薄片裂の問題を軽減することができるばかりでなく、プレスされたウェブの 特性を予期しないほどに改善することができた。
従って、本発明の第1の目的は、従来の装置のもつ前述の問題を克服し、高温プ レス技術に大いに貢献することができる加熱式伸長二2ブブレス装置を提供する ことである。
本発明のもうひとつの目的は、最適のウェブ特性が得られ、かつ、プレスされた ウェブの薄片裂を防ぐように、支持ロールに対してプレス手段を相対的に移動さ せるために作用する更なる圧力に対してマシン方向に沿ってブランケットにかか る圧力を選択的に変化させる手段を有するプレス手段を提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、支持ロールを加熱するため支持ロールのすぐ近く に誘導ヒーターを配置し、それによって、ウェブが伸長ニップを通過する間、形 成されたウェブから除去される水分量を増加させるようにした加熱式伸長ニップ プレス装置を提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、複数のクロスマシン方向の窪部が形成された流体 動力学的(hydrodynasic)シューを有する加熱式伸長ニッププレス 装置を提供することである。これらの窪部は、シューがピストンのまわりで回動 することができるようにピストンと選択的に共働する。そのシューは、ウェブの 特性を最適にし、かつ、プレスされたウェブの薄片裂を防ぐようにピストンに対 してマシン方向へ選択的に位置づけられる。
本発明のもうひとつの目的は、プレス手段がピストンにしっかりと取付けられた ロッドを有し、そのロッドがピストンとンユーとの間に配置されてる、加熱式伸 長ニッププレスを提供することである。ロッドは、それが複数の窪部の1つを回 動可能に支持し、かつ、その1つ内に選択的に配置されるようにクロスマシン方 向へ伸長する。
本発明のもうひとつの目的は、マシン方向へ配置された複数のポケットが形成さ れている流体静力学的(hydrostatlc)シューを有する加熱式伸長ニ ッププレス装置を提供することであり、その各ポケットは、ブランケットがシュ ーによって流体静力学的に支持されるように、また、最適のウェブ特性が得られ 、かつ、プレスされたウェブの薄片裂を防ぐように、液圧源に選択的に接続され る。
本発明のその他の目的及効果は、添付図面に関連して以下の詳細な説明の記載か らこの技術に熟達した人にとって容易に明らかとなるであろう。
〔発明の開示〕
本発明は形成ウェブから水分をプレスして押し出す加熱式伸長ニッププレス装置 と方法に関する。この装置は、プレス枠と、そのプレス枠によって回転可能に支 持された支持ロールとを有する。プレス手段は、プレス枠に接続されており、そ れは支持ロールに対して相対的に移動可能である。プレス手段は、支持ロールと 共働して、それらの間に、ウェブが通過する伸長ニップを形成する。ウェブがブ ランケットと支持ロールとの間に配置されるように、無端のループ状ブランケッ トが伸長ニップを通って伸長する。プレス手段は、また、最適のウェブ特性が得 らり、かつ、プレスウェブの薄片裂を防ぐように、支持ロールに対して相対的に プレス手段を移動させるために作用する更なる圧力しに対してマシン方向に沿っ てブランケットにかけられる圧力を選択的に変化させる手段を有する。
本発明の一つの実施態様においては、伸長型ニッププレス装置は、支持ロールを 加熱するため支持ロールのすぐ近くに配置された誘導ヒーターを有し、それによ って、ウェブが伸長ニップを通る間、形成されたウェブから除去される水分の量 を増加させる。
さらに、本発明は、プレス手段が、また、穴のあるプレス部材を有し、その穴が 液圧源に接続される加熱式伸長ニッププレス装置を有する。前記穴が液圧源に選 択的に接続される時、ピストンが支持ロールに対して相対的に移動するように、 ピストンは穴と密封状に、しかも、摺動可能に共働する。シューは、それがブラ ンケットと摺動自在に共働するようにピストンに接続される。
本発明の一つの実施態様においては、ソニーはピストンに枢着された流体動力学 的(hydrodynamic)シューである。
特に、その流体動力学的シューは複数のクロスマシン方向の窪部を有する。
それらの窪部は、シューがピストンのまわりで回動することができるようにピス トンと選択的に共働する。このシューは、ウェブの特性を最適にし、がっ、プレ スされたウェブの薄片裂を防ぐためにピストンに対してマシン方向へ選択的に配 置される。
特に、プレス手段は、また、ピストンにしっかりと取付られ、かつ、そのピスト ンとシューとの間に配置されたロフトを有する。このロッドはクロスマシン方向 へ伸長し、ロッドが複数の窪部の1つを回動可能に支持し、その1つ内に選択的 に配置される。
本発明のもうひとつの実施8様においては、シ1−はピストンにしっかりと取付 られる。シューはマシン方向に配置された複数のポケットを有し、それらの各ポ ケットは液圧源に選択的に接続することによって、ブランケットはシューにより 流体静力学的(hydrostatically)に支持され、さらに、最適の ウェブ特性が得られ、かつ、プレスされたウェブの薄片裂が防止される。
本発明のもうひとつの実施態様においては、流体静力学的シューはクロスマシン 方向の枢軸のまわりにピストンに対して回動可能に取付られる。この流体靜力を 選択的にかけるため、液圧源に選択的に接続される。
加熱式伸長ニッププレス装置において、形成されたウェブから水分をプレスする 方法は、以下の工程で成る。即ち、この方法は、ウェブがブランケットと支持ロ ールとの間に配置されるように、支持ロールと同支持ロールに対して相対的に移 動可能なプレス手段との間に形成される伸長ニップを通ってエンドレスループブ ランケットに隣接してウェブを移動させる工程と、最適のウェブ特性が得られ、 かつ、プレスされたウェブの薄片裂が生じないように、支持ロールGこ対してプ レス装置を移動させるために作用する更なる圧力に対してマシン方向に沿ってブ ランケットにかかる圧力を選択的に変化させる工程とで成る。
本発明の多くの変形や変更は後文の詳細な説明からこの技術に熟達した人にとっ て明らかとなるであろう。しかしながら、そのような変形や変更は、添付の請求 の範囲により規定される本発明の本旨と範囲内に包含されるものである。
そのような変形には、支持ロールの加熱手段として、ガスによる加熱や、輻射熱 による加熱など、種々の種類の加熱手段を使用できることも含まれる。
さらに、本発明の変形として、パルコツスキー氏外(Pulkowski et  al)の係属中の米国特許出願No、 071089,887及び米国特許N  o、4.738.752号に開示されるような多孔性表面を有する支持ロール も含まれる。米国特許N o、4.738,752号及び米国出1iJO710 89,887の開示は、全て、参考文献として本明細書に含まれるものとする。
〔図面の簡単な説明] 図1は本発明に従った加熱された伸長ニッププレス装置の部分正面図である。
図2は、本発明の流体動力学的(hydrodynasic)シューの拡大側面 図であって、そのシューが第2.第3.第4窪部のまわりを回動する時の圧力曲 線を示すグラフを共に示す。
図3は図1に示す装置に類似した装置の側面図であって、シューは7個の窪部を 有し、第1窪部にはロッドが配置さり、それに対応する圧力曲線が示されている 。
図4は、図3の類似図であるが、ロッドは第7窪部に配置され、それに対応する 圧力曲線が示されている。
図5は、図3の類似図であるが、ロッドは第4窪部に配置され、それに対応する 圧力曲線が示されている。
図6は、図1に示す流体動力学的シューが第1〜第5窪部のまわりを回動するこ とによって生じる種々の圧力曲線、即ち圧力プロファイルを示すグラフである。
図7は、7個の窪部を有する図3ないし図5に示す流体動力学的シューを使って 行ったテストの結果を示すグラフであり、同グラフはシューを第1及び第7窪部 のまわりで回動させることによって得られる圧力プロファイルを示す。
図8は、第4窪部のまわりで回動する流体動力学的ソニーの圧力プロファイルを 示すグラフである。
図9は、薄片裂を軽減し紙質特性を向上させるためのテストの結果を示す種々の 圧力プロファイルを示すグラフである。
図10は、シューがマシン方向へ配置された複数のポケットを画成する流体静力 学的(hydrostatic)シューである本発明のもうひとつの実施例の部 分側面図である。
図11は、本発明のもうひとつの実施例の側面図であって、流体静力学的シュー がピストンに枢着され、それによって得られる圧力プロファイルを示す。
図12は、図IOに示す装置の拡大図であるが、シューの尾端縁へ向って上昇圧 がかけられた場合を示す。
本発明の種々の実施例を通して同一符号は同一部品を示す。
〔発明を実施するための最良の形態3 図1は形成されたウェブWから水を押し出すために全体を符号10で示す加熱さ れた伸長ニッププレス装置の部分側面図である。装置10は、プレス枠12と、 そのプレス枠により回転可能に支持される支持ロール14とを有する。全体を符 号16で示すプレス手段は、プレス枠】2に接続され、支持ロール14に対して 相対的に移動可能である。プレス手段16は、支持ロール14と共働してそれか らの間にウェブWの通路のために伸長ニップNを形成する。ウェブWは、フェル トF上におかれて二ツブN内へ、またニップNを通って運ばれる。無端のループ 状のブランケット18は、伸長ニップNを通って伸長し、フェルトF上のウェブ Wはプランケノ目8と支持ロール14との間に配置される。ウェブは加熱された 支持ロール14に対して押圧され、フェルトFはブランケラ目8に対して押圧さ れる。プレス手段16は、また、適切なウェブ特性が得られ、かつ、プレスされ たウェブWの薄片裂を防止するように、支持ロール14に対してプレス手段】6 を移動させるため矢印Pで示す更なる圧力に対して矢印MDで示すマシン方向に 沿ってブランケット18にかかる圧力を選択的に変化させる手段20を有する。
図1は、また、支持ロール14を加熱するため支持ロール14のすぐそばに配置 された電気誘導ヒーター22を示し、それによって、ウェブWが伸長ニップNを 通って送られる間、形成されたウェブWから除去される水量が増加する。
図1に示すように、プレス手段16は、また、穴26を有するプレス部材24を 含む。
穴26は液圧源28に接続される。ピストン30は、穴26が液圧a28に選択 的に接続される時、ピストン30が支持ロール14に対して相対的に移動するよ うに、穴26と密封状に、かつ、摺動可能に共働する。
図1に示すように、加熱式伸長ニッププレス装置10は、符号34の所でピスト ン30に枢着された流体動力学的((hydrodynamic)シューである シュー32を有する。
図2に示すように、シュー32は複数のクロスマシン方向の窪部36.37.3 B、 39.40を有する。これらの窪部36〜40は、ソニー32がピストン 30のまわりで回動するようにピストン30と選択的に共働する。シュー32は 、ウェブの特性を最適にし、かつ、プレスされたウェブWの薄片裂を防ぐために 、ピストン30に対してマシン方向MDへ選択的に位置づけられる。
特に、図1に示すように、プレス手段16は、さらにピストン30にしっかりと 固定されたロッド42を有し、このロッド42はピストン30とシュー32との 間に配置される。ロッド42は、それが複数の窪部36〜40のいずれか1つを 回動可能に支持し、しかも、そのいずれか1つ内に選択的に配置されるようにク ロスマシン方向へ伸長する。
図2は図1に示すシュー32の拡大側面図であって、第1.第2.第3.第4゜ 第5窪部36〜40を示す。シュー32は凹面44を有し、この凹面44は支持 ロール14と共働してそれらの間に伸長ニップNを形成する。シュー32は、ま た、先端46と尾端48を有する。図2は、ロッド42が第2.第3.第4窪部 37.38.39内ムこ配置される時の圧力曲線50,51.52をそれぞれ示 す。 従って、シュー32の位置を、伸長二ンプN内の圧力プロファイルを変え るようにマシン方向MDへロッド42に対して相対的に動かすことができる。− 一般に、スチームがゑ、激に噴出する傾向を最少限に抑えることによってウェブ Wの薄片裂を防止するためには、ロッド42が第4窪部39内に配置された状態 での圧力プロファイル52に示すように、圧力を漸減させるのが好ましいことが 見出された。
閲3は図1及び図2に示す装置と類似する装置の側面図であるが、ソニーは7個 の窪部を有する。ロッド42′は第1窪部36′内に配置されており、この時の 圧力プロファイル49′は圧力がシュー32′の尾端縁48′へ向って急激に低 下する形をとる。
図4は図3の類憤図であるが、ロッド42′は第7窪部40′内に配置され、そ の時の圧力プロファイル53′は、圧力がプロファイル53′のピーク56′の 位置の最大値からシュー32′の尾端縁48′の位置の実質上ゼロ圧まで漸減す る形をとる。
図5は図3の類僚図であるが、口7ド42′は第4窪部39′内に配置され、そ の時の圧力プロファイル52′は、圧力がピーク58′の最大値からシュー32 ′の尾端縁48′の近くの出口位置60′まで次第に漸減する形をとる。
図6は、ロッド42を窪部36〜40のどれに位置づけるかによって異る圧力プ ロファイル49,50,51.52.53を示すグラフである。
図7は図3〜5に示す7個の窪部を有するシューを使って得られる結果を示すも うひとつのグラフであって、ロッド42′が第1と第7窪部に位置づけられた場 合の圧力プロファイル49’ 、 53’を示す。
図8は複数の窪部を有する他のひとつのシューを使用することによって生しる圧 力プロファイルを示すグラフであって、この圧力プロファイルはロット42ヲ第 4窪部に位置づけたことから生じたものである。
図9は薄片裂を軽減し、かつ、紙質特性を改善するためにテストした種々の圧力 プロファイルを示すグラフである。成るプロファイルは流体動力学的シューによ り行われ、他のものは流体静力学的シューにより行われたものである。圧力プロ ファイル50はロッド42を窪部37内に位置させた状態で流体動力学的シュー 32により達成されたものである。圧力プロファイルは、薄片裂を生じさせ易い 程度や所望の紙質特性によって選択される。
図10は本発明のもうひとつの実施例の部分側面図であって、シュー32Aは全 体を符号62で示す複数のポケットを有する流体静力学的(hydrostat ic)シューである。特に、第1ポケント64はシュー32Aの先端縁46Aの 近くに配置され、第2ポケツト66はシュー32Aの後端縁48Aの近くに配置 される。液圧ライン68.70を通ってポケット64.66にかけられる液圧は 、図10に示すような最適の圧力プロファイル58Aを得るために選択的に制御 される。
図11は本発明のもうひとつの実施例σ側面図であって、流体静力学的シュー3 2Bが符号34Bの所でピストン30Bに枢着されている。
図12は図10に示す実施例の拡大図であって、その圧力プロファイル58Aを 第1及第2ポケツト64 、66内の圧力差を変化させることによって変化させ ることができる。
流体動力学的シューを使って図1ないし図9に示す装置を操作する際、穴26内 の液圧が遮断されると、ピストン30とその上に支持されたシューは支持ロール 14から下降する。このシューは、それからマシン方向MDへ移動するので、ロ ッド42は別の異る窪部にはまり、当該用途にとって最適の圧力プロファイルを 得ることができる。
図10ないし図12に示す装置の操作においては、ウェブの特性を最適にし、し かも、支持ロールに対してシューを降下させることなしに薄片裂を防ぐことがで きるように、ポケット64.66内の圧力差を制御し、変化させることができる 。
本発明を実施する際、薄片裂を防止するために、圧力プロフィルの形状の入口部 と出口部が滑らかとなることは非常に重要である。さらに、流体静力学的圧力ポ ケットがマシン方向の位置とクロスマシン方向の位置の両方において個々に制御 されるようにすることを考慮することが重要である。
高温でプレスされる間においては、プレスされるシートが送り出される時の乾燥 特性、密度特性及び強度特性は、温度やニップにおける滞留時間や圧力によって 影響されることがわかった。これらの特性は、圧力プロファイルの形状を種々組 合わせることによって調整することができる。はとんどの場合、シートの特性は 前記の全変数を種々組合わせることによって改善される。シート特性を形成する のには、温度とニップにおける滞留時間が最も影響力が大きいことが判明した。
さらに、テストの結果、シート特性を確立する上で、圧力プロファイルの形状も 使用しうることがわかった。特に、送り出される際の乾燥度が改善される。また 、強度や嵩も影響されると思われる。例えば、圧力プロファイル54では、図6 に示すようなプロファイル52の場合と同じ嵩をもった一層強度のあるシートを つくることができる。図7の輪郭53′ として示される位置ナンバー7は、図 6に示すプロファイルナンバー52又は図8のプロファイルナンバー52Aより 一層シートを濃密度にするので、強度が改善される。
本発明は、ウェブ特性を最適にし、かつ、ウェブが薄片裂する傾向を防止するた め加熱式伸長ニッププレス内でマシン方向への圧力プロファイルを変化させる比 較的安価な手段を提供する。
”3.05095 VS、 29.55 psi−sec”4.04992 V S、 28.95 psi−sea補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第1 84条の8)平成3年12月12日

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プレス枠(12); 前記プレス枠(12)によって回転可能に支持された支持ロール(14);前記 プレス枠(12)に接続され前記支持ロール(14)に対して相対的に移動可能 であって、前記支持ロール(14)と共働してその間にウェブ(W)を通過させ る伸長ニップ(N)を形成するプレス手段(16);及びウェブ(W)が前記ブ ランケット(18)と前記支持ロール(14)との間に配置されるように、前記 伸長ニップ(N)を通って伸長する無端のループ状ブランケット(18); とで成り; 前記プレス手段(16)は、最適のウェブ特性が得られ、かつ、プレスされたウ ェブ(W)の薄片裂を防止するように、前記支持ロール(14)に対して前記プ レス手段(16)を移動させるために作用する更なる圧力(P)に対してマシン 方向(WD)に沿って前記ブランケット(18)にかかる圧力を選択的に変化さ せる手段(20)を有する;形成ウェブ(W)から水分を押し出す加熱式伸長ニ ッププレス装置(10)。
  2. 2.前記支持ロール(14)のすぐ近くに配置され、前記支持ロール(14)を 加熱し、それによって、ウェブ(W)が前記伸長ニップ(N)を通過する間、形 成ウェブ(W)から除去される水分量を増加させる誘導ヒーター(22)をさら に有する請求の範囲1に記載の加熱式伸長ニッププレス装置(10)。
  3. 3.前記プレス手段(16)はさらに;液圧源(28)に接続される穴(26) を形成するプレス部材(24);前記穴(26)が前記液圧源(28)に選択的 に接続される時、前記支持ロール(14)に対して相対的に移動するように前記 穴(26)と密封状に、かつ、揺動可能に共働するピストン(30); 及び前記ブランケット(18)と摺動可能に共働するように前記ピストン(30 )に接続されたシュー(32); を有する請求の範囲1に記載の加熱式伸長ニッププレス装置(10)。
  4. 4.前記シュー(32)は前記ピストン(30)に枢著された流体動力学的シュ ーである請求の範囲3に記載の加熱式伸長ニッププレス装置(10)。
  5. 5.前記シュー(32)は複数のクロスマシン方向の窪部(36,37,38, 39,40)を有し、前記窪部(36〜40)は、前記シュー(32)が前記ピ ストン(30)のまわりで回動ずるように前記ピストン(30)と選択的に共働 し、前記シュー(32)は、前記ウェブ特性を最適にし、かつ、プレスされたウ ェブ(W)の薄片裂を防止するため、前記ピストン(30)に対してマシン方向 (MD)へ選択的に位置づけられる請求の範囲4に記載の加熱式伸長ニッププレ ス装置(10)。
  6. 6.前記プレス手段(16)は、さらに、前記ピストン(30)にしっかりと取 付られ前記ピストン(30)と前記シュー(32)との間に配置されるロッド( 42)を有し、同ロッド(42)は、クロスマシン方向へ伸長して前記ロッド( 42)が前記複数の窪部(36〜40)の1つを回動可能に支持し、かつ、同ロ ッドはそれらの窪部の1つ内に選択的に配置される請求の範囲5に記載の加熱式 伸長ニッププレス装置(10)。
  7. 7.前記シューは、前記ピストンにしっかりと取付られると共にマシン方向に配 置された複数のポケットを有し、前記端ポケットは、前記ブランケットが前記シ ューによって流体静力学的に支持されると共に、最適のウェブ特性が得られ、か つ、プレスされたウェブの薄片裂が防止されるように前記液圧源に選択的に接続 される請求の範囲3に記載の加熱式伸長ニッププレス装置(10)。
  8. 8.前記シューはクロスマシン方向の枢軸のまわりに、前記ピストンに対して回 動可能に取付られ、前記シューはマシン方向へ互いに間隔をおいて位置する複数 のポケットを有し、前記各ポケットは前記ブランケットにマシン方向へ種々の流 体静力学的圧力を選択的にかけるように前記液圧源に選択的に接続され、その結 果、前記最適のウェブ特性が得られ、かつ、プレスされたウェブの薄片裂が防が れるようになっている請求の範囲3に記載の加熱式伸長ニッププレス装置(10 )。
  9. 9.ウェブ(W)がブランケット(18)と支持ロール(14)との間に配置さ れるように、支持ロール(14)と同支持ロール(14)に対して相対的に移動 可能なプレス手段(16)との間に形成された伸長型ニップ(N)を通って無端 のループ状ブランケット(18)に隣接しながらウェブ(W)を移動させ;最適 のウェブ特性が得られ、かつ、プレスされたウェブ(W)の薄片裂を防ぐように 、支持ロール(14)に対してプレス装置を移動させるために作用する更なる圧 力に対してマシン方向(MD)に沿ってブランケット(18)にかかる圧力を選 択的に変化させる; 工程で成る加熱式伸長ニッププレス装置(10)において形成されたウェブ(W )から水を押し出す方法。
JP2508711A 1989-06-23 1990-04-19 加熱式広幅ニッププレス装置 Expired - Lifetime JPH0663195B2 (ja)

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US370,933 1989-06-23
PCT/US1990/002147 WO1991000389A1 (en) 1989-06-23 1990-04-19 A heated extended nip press apparatus

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US (1) US4973384A (ja)
EP (1) EP0478607B1 (ja)
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