JPH04501734A - アルキルグリコシドおよびアニオン性界面活性剤の界面活性剤混合物を含有する洗浄および清浄剤 - Google Patents

アルキルグリコシドおよびアニオン性界面活性剤の界面活性剤混合物を含有する洗浄および清浄剤

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JPH04501734A
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ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルキルグリコンドおよびアニオン性界面活性剤の界面活性剤混合物を含有する 洗浄および清浄剤 本発明は、アルキルグリコシドおよび合成アニオン性界面活性剤から成る洗浄お よび清浄剤に関する。
糖および少なくとも8個の炭素原子を有する脂肪アルコールのアセタールである 界面活性アルキルグリコシドは、専ら再生し得る原料、すなわち、一方では脂肪 、および他方では糖またはデンプンから製造し得る。アルキルオリゴグリコシド 、アルキルポリグリコンド、アルキルオリゴ糖およびアルキル多糖なる用語は、 1個を越えるグリコース単位当たり、すなわち多糖またはオリゴ糖単位1個当た り、アセタール様の形態で結合したアルキル基を1側頭するアルキル化グリコー スを意味する。これらの用語は、相互に同じものであるとみなされる。従って、 アルキルモノグリコシドは、単糖のアセタールを示す。糖およびアルコールの反 応生成物は通例混合物であるので、構造の相異が特に重要でなければ、アルキル グリコンドなる用語は、アルキルモノグリコシドおよびアルキルポリ(オリゴ) グリコシドの両方を包含する。
実質的にCrt−+8アルキルまたはアルケニル基を有し、ノニオン性界面活性 剤の群に属する界面活性アルキルグリコシドは、洗剤原料として50年以上も前 から知られている。すなわち、オーストリア特許第135333号には、ラウリ ルグルコシドおよびセチルグルコシドを、アセトブロモグルコースおよび対応す る脂肪アルコールから、塩基の存在下に製造することが記載されている。しかし 、酸性触媒として塩化水素を用いて、グルコースおよびラウリルアルコールから 直接合成することも記載されている。西独特許第611055号の教示によると 、無水塩化亜鉛の存在下に、ペンタアセチルグルコースおよび脂肪アルコールか らアルキルグルコシドを製造する。西独特許第593422号により、炭素原子 数が8を越える脂肪族アルコールのマルトシドおよびラクトシト、並びに乳化剤 、清浄剤および湿潤剤としてのそれらの用途が知られている。例えば、当時洗剤 の主成分であった通常の石鹸にセチルマルトシドを添加することにより、石鹸の 洗浄効果が改良されるが、これは、石灰石鹸分散剤としてのセチルマルトンドの 作用によるものであると説明される。1960年代および1970年代には、通 例グルコースの形態のグリコースと、過剰の脂肪アルコールおよび触媒としての 酸とを直接反応させること(直接合成)によるか、または低級アルコールもしく はグリコールを溶媒および反応物質として使用すること(アセタール交換)によ るアルキルグリコシドの改良された製法が数多く提案された。米国特許第354 7828号[マンスフイールド(Mansfield)ら]には、ブタノールと のアセタール交換による、アルキルオリゴグルコシド、アルキルモノグルコシド および対応するC 11−32アルカノールの3成分混合物の製法が記載されて いる。まず、グルコースを、ブタノールおよび酸性触媒(例えば硫酸)と反応さ せてブチルゲルコンドを生成し、反応水は還流温度で除去する。
グルコース1モル当たり、ブタノール2〜6モルを使用する。次いで、グルコー ス1モル当たり0.5〜4モルの量の脂肪アルコールを加え、過剰のブタノール およびアセタール交換反応によって生じたブタノールを留去する。ブチルゲルコ ツトの一部が反応混合物中に残留するように、アセタール交換反応を任意に停止 する。このような方法により、低粘度の生成物を製造することが可能である。次 いで、酸性触媒を、水酸化ナトリウム溶液の添加により中和する。
次いで、過剰の脂肪アルコールの大部分を、減圧下に所望の程度まで除去する。
このような種類の3成分アルキルグリコシド混合物は既に、他の既知のアニオン 性またはノニオン性界面活性剤と組み合わせて用いられている。
すなわち、欧州特許出願第75995号には、アルキル多糖および他のノニオン 性界面活性剤の混合物が記載されている。欧州特許出願第105556号は、ア ルキル多糖、他のノニオン性界面活性剤、並びにグリセリルエーテルスルホネー ト、エトキシ化アルキルフェノールエーテルスルフェート、アルキルスルフェー トおよびアルキルベンゼンスルホネートから成る群から選択するアニオン性界面 活性剤を含有する洗剤に関する。欧州特許出願第70074号によると、アルキ ルグリコシド混合物を、アニオン性界面活性剤並びに要すれば他の通常の洗剤成 分と組み合わせる。好ましいアニオン性界面活性剤は、α位がヒドロキシル化ま たはスルホン化されていることがある飽和または不飽和の石鹸、およびとりわけ アルキルベンゼンスルホネートである。用いられるアルキルポリ(オリゴ)グリ コシドは、1分子当たり約1.5〜10個のグリコース単位を有する。この値は 平均値であり、アルキルモノグリコシドが相応な割合で存在することも考慮され る。しかし、オリゴマー化度が2または ′それ以上のアルキルグルコシドが特 に適当であると強調されている。
経済的に最も重要であり、最も一般的に用いられ、3成分アルキルグリコンド混 合物と組み合わせることもあるアニオン性界面活性剤は、アルキルベンゼンスル ホネートの界面活性剤群に属する。しかし、アルキルベンゼンスルホネートは石 油化学原料から製造されるという事実は、不都合と見なさなければならない。
本発明の課題は、専ら天然の、すなわち再生し得る脂肪化学原料カラ得うレる、 ノニオン性界面活性剤並びにスルフェートおよびスルホネートの群から選択する アニオン性界面活性剤の組み合わせを含有する洗浄および清浄剤を提供すること であった。更に、この組み合わせは、アニオン性界面活性剤が石油化学の、すな わち再生し得ない原料から専ら得られるもの、例えばアルキルベンゼンスルホネ ートの群から選択する界面活性剤であるような界面活性剤混合物に取って代わる ものである。特に興味深いのは、低ホスフエート洗浄および清浄剤における置き 換えである。本発明において、「低ホスフェート」洗剤とは、ホスフェートを、 アルカリトリポリホスフェート換算で30重量%まで、好ましくは20重量%よ りも少なく含有し、とりわけホスフェート不含有の洗浄および清浄剤である。
従って、本発明は、 (A)アルキルグリコシドおよび (B)アニオン性界面活性剤 の界面活性剤混合物 並びに固体または液体の洗浄および清浄剤の他の成分を含有する洗浄および清浄 剤であって、アルキルグリコシド(A)は、一般式(1) RO−(G)x (I) [式中、Rはc、t、、好ましくはC1O−Illの1級または2級脂肪族基で あり、Gは還元糖から誘導されるC3またはC,のグリコース単位を表わす記号 であり、オリゴマー化度Xは1−10である。コで示され、アニオン性界面活性 剤(B)は、全部または大部分が、(a)RI 0305M (II) (C) CH3(CH2)y CHCH(CHりZ COR4(1’V)0HS O3M 503M または (e)式(n)〜(V)で示される化合物の混合物[式中、Mは水素、アルカリ 、アルカリ土類またはアンモニウムカチオンであり、R,は直鎖状の脂肪族C5 −t6脂肪アルキルまたは脂OsM 酸の誘導体であり、R3およびR4はそれぞれ、水素または直鎖もしくは分枝状 のC+−sアルキル基を表わし、yは0または1−17の数であり、Zは1−1 8の数であり、(y+z)の合計は4〜18の数であり得、R6は直鎖または分 枝状の脂肪族飽和Cl−18アルキル基であり、R6は直鎖状の脂肪族飽和Cs  −leアルキル基であり、R6およびR6は合わせて7〜28個の炭素原子を 有し、pは1〜3oの数であり得、nは2〜4の数であり得る。]から成る少な くとも1種のスルフェートまたはスルホネートであり、(A):(B)の重量比 はl:9〜9:11好ましくはl:5〜5:1であることを特徴とする剤に関す る。
本発明の洗浄および清浄剤は、アルキルベンゼンスルホネートを含有する洗剤よ りも著しく良好な生分解性を示し、更に、皮膚適合性も明らかにより高い。
更に、本発明の低ホスフエート洗剤は、アルキルベンゼンスルホネートを含有す る市販の低ホスフエート洗剤よりも良好な洗浄性能を示す。
洗浄活性物質含量が60%の場合、本発明の生成物は液体のままであるが、アル キルベンゼンスルホネートを含有する生成物は沈澱を生成し、もはやポンプ輸送 不可能である。
本発明の目的のために適当なアルキルグリコシドは、例えば米国特許第3547 828号および第3839318号に記載されている。特に好ましいアルキルグ リコシドは、西独特許出願P3723826号およびP3833780.0号に 記載の生成物であり、そのアルキルモノグリコンド含量は(アルキルモノグリコ シドおよびアルキルオリゴグリコシドの全量に対して)70重量%を越え、平均 オリゴマー化度Xは1.5未満、好ましくは1.1−1.4である。
個々の化合物においてXは常に整数、とりわけ1〜6の整数であるが、アルキル グリコシド生成物のXは、分析学的に測定した計算上の値であり、通例分数であ る。
糖成分は、通常のアルドースまたはケトース、例えばグルコース、フルクトース 、マンノース、ガラクトース、クロース、グロース、アロース、アルドロース、 イドース、アラビノース、キシロース、リキソースおよびリボースに由来する。
還元糖、すなわちアルドースは、より良好な反応性の故に好ましく使用される。
アルドースのうち、大量の入手が容易なことから、グルコースが特に適当である 。
従って、本発明の目的のために特に好ましいアルキルグリコシドは、アルキルグ ルコシドである。アルキルグリコシドの「アルキル」とは、最も広義には、任意 の鎖長の脂肪族アルコール、好ましくは炭素原子数8〜22の1級脂肪族アルコ ール、とりわけ天然脂肪から得られるC1゜−1,脂肪アルコールの残基を包含 し、従って「アルキル」とは、飽和および不飽和の残基並びにその混合物(異な る鎖長のものの混合物を含む)を包含する。
通常のアルキルグリコンドは、アルキルが、オクチル、ノニル、デシル、ウンデ シル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘ プタデシル、オクタデシルおよびそれらの混合物であるものである。特に適当な アルキルグリコシドは、ヤシ油脂肪アルキル基、すなわちデシル、ドデシルおよ びテトラデンル基を有する。
本発明の目的のために、アルキル基が、合成1級アルコール、とりわけ、2−メ チル基を有する分枝異性体をある割合(通例20〜40%)で含有するいわゆる オキソアルコールから誘導されたものであるアルキルグルコシドを使用すること もできるが、そのような界面活性剤は、好ましさは劣り、重要なのはやはり、疎 水性部分が天然原料由来の界面活性剤の使用である。
アルキルグリコンドが式RO(G )xで示される場合、脂肪アルコール成分は 重要ではない。反応により生じる過剰の脂肪アルコールを、全部で5%未満の残 量になるまで、生成物から留去し得る。
特に好ましいアルキルグリコンドは、アルキルモノグリコシドおよびアルキルオ リゴグリコンドの全量に対して、アルキルモノグリコシドを70重量%以上、と りわけ75〜90重量%含有する。実質的に、アルキルグリコシド混合物は、ア ルキルモノグリコンド30〜90重量%、好ましくは50〜90重量%、アルキ ルオリゴグリコシド2〜40重量%、好ましくは3〜25重量%、残留脂肪アル コール0.5〜5重量%、好ましくは1〜4重量%、およびポリグリコース3〜 25重量%、好ましくは5〜15重量%から成る。
ポリグリコースは、アルキル化反応の副反応として、グリコース分子相互の縮合 によって生じる。ポリグリコースの平均分子量は、2000〜10000の範囲 である。驚くべきことに、通常の説とは逆に、そのようなポリグリコースの存在 は生成物の安定性を損うことはなく、しかもアルキルグリコシドの界面活性性に 正の影響を及ぼすことがわかった。
本発明の目的のために式(II)のアニオン性界面活性剤として使用するアルキ ルスルフェートは、天然の脂肪酸または脂肪酸混合物から得られる脂肪アルコー ルから誘導することが好ましい。それらは、アルカリ、アルカリ土類またはアン モニウム塩の形態で存在し、アンモニウム塩は、有機アンモニウム塩基の塩をも 包含すると理解される。適当なアルキルスルフェートは、炭素原子数6〜26、 好ましくは10〜22の直鎖状アルキルまたはアルケニル基R1を有する。炭素 原子数16〜22のアルキルまたはアルケニル基が特に好ましく、すなわち、脂 肪アルキル基が例えばヤシ油、獣脂、ラウリル、ミリスチル、パルミチル、ステ アリルおよびオレイル基並びにそれらの混合物から成るスルフェートが好ましい 。特に好ましいスルフェートは、c、、0〜3重量%、C345〜14重量%、 C+a25〜35重量%、C,,17〜27重量%、C2゜10〜20重量%お よびCttlO〜20重量%のC鎖分布を有し、ヒドロキシル価が21 ′0〜 220およびヨウ素価がI 0未満の、天然直鎖状脂肪アルコールから誘導され る脂肪アルコール混合物のスルフェートである。
式(III)で示されるアニオン性界面活性剤は、飽和脂肪酸(やはり主に天然 原料に由来)および脂肪酸エステルをSO3と反応させ、次いでアルカリ金属、 アルカリ土類金属またはアンモニウム塩に変換することによって得られる。適当 なα−スルホエステルおよびスルホ酸二塩は、C,、、、好まj2りはC! 2 −18の脂肪酸から誘導される。
エステルの場合は、R3は、炭素原子数1〜6、好ましくは1〜4の直鎖または 分枝状のアルキル鎖から成る。特に好ましい態様はメチルエステル、例えば水素 化ヤシ油、パーム核油または獣脂脂肪酸のα−スルホン化メチルエステルである 。アルカリ水酸化物との反応およびスルホネートの生成には、部分的に二基を形 成するケン化が伴い得る。二基は、そのような混合物中に、10〜50%の割合 で存在し得る。その存在は、α−スルホエステルの洗浄活性性に悪影響を及ぼさ ない。
本発明の界面活性剤組み合わせの少なくとも1種において式(IV)のアニオン 性界面活性剤成分として存在する2級スルホヒドロキシエステルは、yがOまた は1−17の数であり、2が1〜18の数であり、(y+z)の合計が4〜18 の数であり得る不飽和脂肪酸から誘導される。好ましい2級スルホヒドロキシエ ステルは、(y+z)の合計が8〜18、好ましくは8〜14の数であり、R4 がC5−6、好ましくはC+−4の直鎖または分枝状のアルキル基である脂肪酸 をスルホン化に使用した場合に得られる。従って、適当な脂肪酸は、例えば、ラ ウロレイン酸、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、ガドレイン 酸およびエルカ酸、およびそれらの混合物、並びに獣脂から得られる種々のオレ エートフラクションである。特に好ましい態様は、yおよびZが7で、R4が炭 素原子数4の分枝状アルキル基である本発明のエステル、すなわち例えば、オレ イン酸イソブチルエステルから得られる2級スルホヒドロキシエステルである。
2級スルホヒドロキシエステルの製法は、先の出願P3828892.3号にお いて、オレイン酸低級アルキルエステルスルホネートに関する例示により詳細に 記載されている。用いるオレエートフラクションのスルホン化は、通常のスルホ ン化反応器、とりわけ落下フィルム型の反応器内で、好ましくは15〜30℃の 範囲の温度で、気体状の三酸化イオウにより行ない得る。
式(V)で示される2級ジアルキルエーテルスルフェートは、一般H で示される2級ヒドロキシジアルキルエーテルと気体状二酸化イオウとを反応さ せ、次いで水性アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物または水酸化 アンモニウムで中和することによって容易に得られる。式(VI)中、R5はC 、−、a、好ましくはC1−6、より好ましくはCa−eの直鎖または分枝状の 脂肪族飽和アルキル基であり、R6は、Cm−+a、好ましくはC8−14、よ り好ましくはC7゜□、の直鎖状脂肪族飽和アルキル基であり、R6およびR8 は合わせて、少なくとも7個で28個まで、好ましくは14〜18個の炭素原子 を有する。pは1〜30、好ましくは1〜IOの数であり得、nは2〜4の整数 、好ましくは2であり得る。
一般式(■)で示されるエポキシドおよび一般式(■)で示されるアルコールア ルコキンレートからの、式(Vl)で示される2級ヒドロキシジアルキルエーテ ルの製法が、先の出願P3723323.8号に詳細に記載されている: Re−CH−CHt (■) R6−0−(IcnH2no)p−H(■)一般式(■)で示される化合物と一 般式(■)で示される化合物との反応は、触媒の存在下に、不活性ガス雰囲気中 、高温で起こる。
本発明において、液体または固体の洗浄および清浄製剤の他の適当な成分は、例 えば、ビルダー、漂白剤、泡安定剤、錯化剤、蛍光増白剤、増粘剤、汚れ懸濁剤 、再汚染防止剤、色素、香油、酵素、抗菌剤、抗真菌剤などである。
適当な有機および無機のビルダーは、弱酸性、中性またはアルカリ性反応を示す 塩、とりわけカルシウムイオンを沈殿または錯化し得るアルカリ金属塩である。
無機塩としては、水溶性アルカリ金属メタホスフェートまたはアルカリ金属ポリ ホスフェート、とりわけ三すン酸五ナトリウム、並びにアルカリ金属オルトホス フェートおよびアルカリ金属ピロホスフェートが特に重要である。このようなホ スフェートの全部または一部を、カルシウムイオン用の有機錯化剤で置き換える ことができる。
適当なリン含有有機錯化剤は、アルカンホスホン酸、アミノアルカンおよびヒド ロキシアルカンホスホン酸並びにホスホノポリカルボン酸、例えばメタンジホス ホン酸、ジメチルアミノメタン−I。
l−ジホスホン酸、アミノトリメチレントリホスホン酸、l−ヒドロキシエタン −1,1−1ホスホン酸、1−ボスボッエタン−1,2−ジカルボン酸、2−ボ スホップタン−1,2,4−トリカルボン酸の水溶性塩である。
有機ビルグーのうち、カルシウムイオンと錯塩を形成する、窒素不含有およびリ ンネ含有のポリカルボン酸、例えばカルボキシル官能性ポリマーが特に重要であ る。例えばクエン酸および酒石酸が適当である。エーテル基を含有するポリカル ボン酸、例えば2,2″〜ヒドロキシジコハク酸、およびグリコール酸により部 分的に、もしくは完全にエーテル化されている多官能性アルコールまたはヒドロ キシカルボン酸、例えばビスカルボキシメチルエチレングリコール、カルボキン メチルヒドロキシコハク酸、カルボキンメチルタルトロン酸、並びにカルボキシ メチル化または酸化した多糖も適当である。
水溶性塩の形態の、分子量が少なくとも350のカルボン酸ポリマーも適当であ る。特に好ましいポリカルボキシレートポリマーは、500〜175000の範 囲、特に10000〜100000の範囲の分子量を存する。このような化合物 には、例えば、ポリアクリル酸、ポリヒドロキシアクリル酸、ポリマレイン酸、 並びに対応するカルボン酸モノマーどうし、またはそれとビニルメチルエーテル のようなエチレン性不飽和化合物とのコポリマーが包含される。ポリグリオキシ ル酸の水溶性塩も適当である。
適当な水不溶性無機ビルダーは、例えば、西独公開特許第2412837号に洗 浄および清浄製剤用のホスフェート代用物として詳細に記載されている、結合水 を含有する、ゼオライトA型の微細な合成アルミノケイ酸ナトリウムである。こ の陽イオン交換性アルミノケイ酸ナトリウムは、通常の水和した微結晶の形態で 使用する。
それらは実質的に、30μmよりも大きい粒子を含まない。好ましい態様におい ては、陽イオン交換性アルミノケイ酸ナトリウムの少なくとも80%は10μm よりも小さいサイズの粒子である。西独公開特許第2412837号に従って測 定したそれらのカルシウム結合力は、100〜200ocao/gの範囲にある 。ゼオライトNaA、並びにゼオライトNaXおよびNaAとNaXの混合物が 特に適当である。
適当な無機の非錯化塩は、「洗浄アルカリ」としても知られる、アルカリ金属の 炭酸水素塩、炭酸塩、ホウ酸塩、硫酸塩およびケイ酸塩である。アルカリシリケ ートとしては、N at O: S iOtの比が1:1〜1:3.5であるケ イ酸ナトリウムが特に有用である。
本発明の洗剤は、漂白剤および漂白活性剤を更に含有し得る。漂白剤として用い る、水中でHlo、を生成する化合物のうち、過ホウ酸ナトリウム4水和物(N aBOt・Hoot” 3HtO)およびl水和物(N a B Ot・l−I 20.)が特に重要である。しかし、他のH2O,生成ホウ酸塩、例えば過ホウ 砂N a t B 407・4H,O!も使用し得る。このような化合物は、他 の活性酸素キャリヤー、とりわけパーオキシピロホスフエート、シトレート過水 和物、尿素/H!O,またはメラミン/ Ht o を化合物およびH2O,生 成過酸塩、例えばカロエート(KHS Os)、パーベンゾエートもしくはパー オキシフタレートで部分的または完全に置き換えることができる。
洗浄および清浄剤は、繊維から離れた汚れを液中に@濁させ、再汚染を防止する 汚れ@濁剤をも含有し得る。適当な汚れ懸濁剤は、水溶性の通例有機のコロイド 、例えばカルボン酸ポリマーの水溶性塩、糊、ゼラチン、デンプンもしくはセル ロースのエーテルカルボン酸またはエーテルスルホン酸の塩、またはセルロース もしくはデンプンの酸性硫酸エステルの塩である。水溶性の酸基含有ポリアミド も、この目的のために適当である。可溶性デンプン製剤および前記以外のデンプ ン生成物、例えばデンプン分解物、アルデヒドデンプンなども使用し得る。ポリ ビニルピロリドンも適当である。
本発明の洗浄および清浄製剤の正の作用に悪影響を汝ぼさない限り、他の界面活 性剤を混合物に加えることらできる。
実施例 以下の実施例1〜8は、本発明の洗浄および清浄製剤の洗浄ツノを示すために、 家庭用洗1M機[タイプ ミーレ(M 1ele)W 760 ]において以下 の条件で行った試験を説明するものである:洗濯プログラム=30分間/30℃ の1回洗濯プログラム用量:86g洗剤粉末/洗濯機 水の硬度: 16°d 布サンプル:清潔な洗濯物3kg 測定・3回 測定条件・ 人工汚れ: RFC3/24(465nm)天然汚れ:ランデ(L ange) 装置(Yフィルター)P不含有比較製剤v1の組成は次の通りであった・13. 5重量% ドデンルベンゼンスルホン酸ナトリウム1.5重量% エチレンオキ シド5〜10モルを有するC1B−Is脂肪アルコール 15重量% 石鹸(Cat−+s脂肪酸)25重量% 水ガラス 20.0重量% ゼオライトNaA 3.5重量% ツカラン(Sokalan)CP 5 (アクリル酸/マレイン 酸コポリマー、Na塩) 残部:無機塩、水および他の添加物 実施例1〜8において、P不含有比較製剤vl中の、ドデシルベンゼンスルホン 酸ナトリウム13,5重量%および01@−1m脂肪アルコール+エチレンオキ シド5〜lOモル1.5重量%から成る合計15.0重量%の部分を、アニオン 性界面活性剤:ノニオン性界面活性剤の種々の記載の比の界面活性剤組み合わせ でそれぞれ置き換えた。実施例において、組成(a)の混合物は、ドデシルベン ゼンスルホネートおよびCI8□、脂肪アルコール+エチレンオキシド5〜10 モルを含有する。試験(b)の混合物は、式(n)〜(V)で示されるアニオン 性界面活性剤およびアルキルグリコシド(I)の試験する界面活性剤混合物を含 有する。アルキルグリコノドとして、ヤシ油アルキルゲルコンド(C,!−,, )を使用した。
組成(GC分析):モノグルコシド62.8重量%、ジグルコシド15.4重量 %、トリグルコシド5.8重量%、残留脂肪アルコール3重量%、ポリグルコー ス5重量%、オリゴマー化度x=1.3脂肪アルコールエトキンレート12.5 重量%とドデシルベンゼンスルホネート2.5重里%との界面活性剤混合物(a )、(I)12゜5重量%と、C鎖分布Cl22重量%、C,,10重量%、C 5831重量%、c+s2t!量%、C1゜19重量%およびC□17重里%の C1ffi42アルキルスルフ工−ト混合物から成るアルキルスルフェート(n )2.5重量%との界面活性剤混合物(b)。脂肪−顔料汚れの場合には、標準 汚れを使用した。
下記汚れに対する%規約反射率: Vl 51.4 45.7 36.3 1g、6 61.2 49.0(a)  56.4 44.0 26.8 11,7 41.0 52.8(b) 55, 2 49.2 38,6 24.9 65.8 51.5規約反射率値は、光度 的に測定した[ツァイス(Zeiss)反射率計、口紅およびメークアップ用の Yフィルター]。2%およびそれ以上の規約反射率差は有意である。
第2の実施例・ ドデシルベンゼンスルホネート12.5重量%と脂肪アルコールエトキシレート 2.5重量%との界面活性剤混合物(a)、α−スルホ猷脂脂肪酸メヂルエステ ルのナトリウム塩の混合物から成る飽和α−スルホエステル(111)12.5 重量%と(1)2.5重量%との界面活性剤混合物(b)。
下記汚れに対する%規約反射率 V 1 49.5 44.9 42J (a) 55.0 48.0 45.0(b) 60.0 48.9 47.4 ドデノルベンゼンスルホネート7.5重量%とアルコールエトキル−ドア、5重 量%との界面活性剤混合物(a)、等量のα−スルホエステル(III)とアル キルグリコシド(1)との界面活性剤混合物(b)。
第3表 下記汚れに対する%規約反射率: V 1 44.4 33.8 43.5(a) 49,5 37.5 42.3 (b) 59.0 3g、1 50J 実施例1のものと同様の界面活性剤混合物(a)、α−スルホエステル(I[I )2.5重量%とアルキルグリコシド(1)12.5重量%との界面活性剤混合 物(b)。
第4表 下記汚れに対する%規約反射率: Vl 51.4 45.7 364 18.6 61,2 49.0(a) 5 6,4 44,0 26.8 11,7 41,0 52.8(b) 58.1  49.9 41.8 28,5 60.0 51.8程度の異なる最初の汚れ に対して複数の洗濯を行う場合、基本的に同じ汚れおよび同じアニオン性界面活 性剤/ノニオン性界面活性剤比であっても規約反射率値が異なる。しかし、同じ 表中の値は、互いに直接比較できる。
第5の実施例 実施例1のものと同様の界面活性剤混合物(a)、(1)12.5重量%とナト リウム塩の形態のオレイン酸イソブチルエステルの2級ヒドロキシスルホネート (IV)2.5重量%との界面活性剤混合物(b)。
第5表 下記汚れに対する%規約反射率・ V I 45.7 36.3 18,6 49.0(a) 44,0 26.8  11.7 52.8(b) 48.1 39.6 28.5 49.9実施例 2のものと同様の界面活性剤混合物(a)、(I)2.5重量%と、 (b) R5”08HI7 (C) R5=CH3R6=CIOH2I R8− Cl0H1であるNa塩の形態の2級ジアルキルエーテルスルフェート(■)1 2.5重量%との界面活性剤混合物(b)および(c)。
第6表 下記汚れに対する%規約反射率: Vl 49.5 21.8 63.2 42.3(a) 55.0 29.6  64.4 45.0(b) 54.6 44.7 (c) 38,0 67.2 − (a)および(b)における混合比を7.5重量%ニア、5重量%として、実施 例6を繰り返した。
下記汚れに対する規約反射率。
V 1 44.4 33.8 43.5(a) 53.5 37,5 48.6 (b) 55.7 40.7 48.6(a)および(b)の混合比を、ノニオ ン性界面活性剤12,5重量%およびアニオン性界面活性剤2.5重量%として 、実施例7を繰り返した。
第8表 下記汚れに対する規約反射率。
Vl 51.4 45.7 36.3 18.6 49.0(a) 56,4  44,0 26.8 11,7 52.8(b) 56,2 48,8 41, 6 29.2 50.2程度の異なる最初の汚れに対して複数の洗濯を行う場合 、基本的に同じ汚れおよび同じアニオン性界面活性剤/ノニオン性界面活性剤比 であっても規約反射率が異なる。しかし、同じ表中の値は、互いに直接比較でき る。
第9の実施例 (I)および2級ジアルキルエーテルスルフェート(V)の界面活性剤混合物の 食器洗浄力 洗浄性能を試験するために、水と撹拌したタンパク質、脂肪および炭水化物から 成る混合汚れ2gを食器に付着した。水道水(16°d)8I2および軟水(3 °d) 8 QCいずれも温度45℃)をボールに入れた。
汚した食器の洗浄のために、式(V)で示されるアニオン性界面活性剤(DAE S)および/または式(1)で示されるC I!−+4アルキルグルコシド(A PG)から成る洗剤1.2gを加え、溶液の発泡が無くなるまで食器を洗った。
混合比は第9表に示すように変化させた。
DAES自体は低い洗浄力しか示さず、APG自体は平均的な洗浄力しか示さな いが、両方の成分の混合物は、C11−14アルキルグルコンドを単独で使用し た場合に対して最高100%の効果の上昇を達成し、標準であるドデシルベンゼ ンスルホン酸ナトリウム(ABS)のレベルに達した。
温度−45℃ 活性物質:0.15g/ρ 水の硬度:3′dまたは16°d *−9! : D A E S / A P G混合物a)の食器洗浄力10:  90 10 7 0:100 5 7 ABS、100% 99 a) DAES = CaHs−0−(CtHaO)+o−CHt−CH−C+ tHtsOS O、Na APG = C,、、、アルキルグルコシド(天然物由来)ABS = ドデシ ルベンゼンスルホン酸ナトリウム国際調査報告 PCT/EP 89101334 111+−1−軒一相一ヌー開jls、 p(〒/Pp QQ/n111A国際 調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(A)アルキルグリコシドおよび (B)アニオン性界面活性剤 の界面活性剤混合物 並びに固体または液体の洗浄および清浄剤の他の成分を含有する洗浄および清浄 剤であって、アルキルグリコシド(A)は、一般式(I) RO−(G)x(I) [式中、RはC8−22、好ましくはC10−18の1級または2級脂肪族基で あり、Gは還元糖から誘導されるC5またはC6のグリコース単位を表わす記号 であり、オリゴマー化度xは1〜10である。]で示され、アニオン性界面活性 剤(B)は、全部または大部分が、(a)R1−OSO3M(II) (b)▲数式、化学式、表等があります▼(III)(c)▲数式、化学式、表 等があります▼(IV)(d)▲数式、化学式、表等があります▼(V)または (e)式(II)〜(V)で示される化合物の混合物[式中、Mは水素、アルカ リ、アルカリ土類またはアンモニウムカチオンであり、R1は直鎖状の脂肪族C 8−28脂肪アルキルまたは脂肪アルケニル基であり、▲数式、化学式、表等が あります▼は、飽和C8−22脂肪酸の誘導体であり、R3およびR4はそれぞ れ、水素または直鎖もしくは分枝状のC1−8アルキル基を表わし、yは0また は1〜17の数であり、zは1〜18の数であり、(y+z)の合計は4〜18 の数であり得、R5は直鎖または分枝状の脂肪族飽和C1−18アルキル基であ り、R8は直鎖状の脂肪族飽和C8−18アルキル基であり、R5およびR8は 合わせて7〜28個の炭素原子を有し、pは1〜30の数であり得、nは2〜4 の数であり得る。]から成る少なくとも1種のスルフェートまたはスルホネート であり、(A):(B)の重量比は1:9〜9:1であることを特徴とする剤。
  2. 2.(A):(B)の混合比が1:5〜5:1であることを特徴とする請求項1 記載の剤。
  3. 3.式(I)で示されるノニオン性界面活性剤において、アルキルモノグリコシ ドの量は、アルキルモノグリコシドおよびアルキルオリゴグリコシドの全量に対 して70重量%を越え、xは1.5未満、好ましくは1.1〜1.4であること を特徴とする請求項1または2記載の剤。
  4. 4.アルキルグリコシドは、グルコースから誘導したものであることを特徴とす る請求項1、2または3記載の剤。
  5. 5.式(II)で示されるアルキルスルフェートは、C120〜3重量%、C1 45〜14重量%、C1825〜35重量%、C1817〜27重量%、C20 10〜20重量%およびC2210〜20重量%のC鎖分布を有し、ヒドロキシ ル価が210〜220であり、ヨウ素価が1.0未満であることを特徴とする請 求項1〜4の1またはそれ以上の項に記載の剤。
  6. 6.式(IV)で示される2級スルホヒドロキシエステルは、直鎖状C18脂肪 酸から誘導したものであり、R4は直鎖または分枝状のC4アルキル基であるこ とを特徴とする請求項1〜4の1またはそれ以上の項に記載の剤。
  7. 7.R5は1〜8、好ましくは4〜8個の炭素原子を有し、R8は6〜14、好 ましくは10〜12個の炭素原子を有し、R5およびR8は合わせて14〜18 個の炭素原子を有し、pは1〜10の数であり、nは2の数である式(V)で示 される2級ジアルキルエーテルスルフェートを含有することを特徴とする請求項 1〜4の1またはそれ以上の項に記載の剤。
  8. 8.アルキル基R2が10〜16個の炭素原子を有する式(III)で示される α−スルホメチルエステルを含有することを特徴とする請求項1〜4の1または それ以上の項に記載の剤。
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