JPH0450107Y2 - - Google Patents

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JPH0450107Y2
JPH0450107Y2 JP1986185086U JP18508686U JPH0450107Y2 JP H0450107 Y2 JPH0450107 Y2 JP H0450107Y2 JP 1986185086 U JP1986185086 U JP 1986185086U JP 18508686 U JP18508686 U JP 18508686U JP H0450107 Y2 JPH0450107 Y2 JP H0450107Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、把手付きの紙袋を製造する紙袋製造
機において、把手の有無を検知する把手検出装置
に関する。
「従来の技術」 商品を購入するときなどにその収納用に広く使
用されている把手付きの紙袋は、1個ずつ成形さ
れる前の連続した帯状紙の段階において、紙製把
手を一対ずつしかも長手方向に所定の間隔をもつ
て付着されている、そして、この帯状紙を、一対
の把手の間の中心線に沿つて二つ折にして、その
両側部の内面において、対をなす把手が互いに対
向する状態とし、このような二つ折状態のまま帯
状紙を移送しつつ、それを一袋分の一定長さごと
に把手付着部位の近傍で切断した後、所定の順序
で折り込み、また糊代部分を貼着して袋に成形さ
れている。
ところが、把手の付着ミスによつてそれが欠落
していることがよくあり、紙袋メーカーがそれを
見過ごして製品化して納入先に納入した場合、ロ
ツト単位で返却をしなければならないことから、
その付着ミスはとりわけ重大な欠陥であつた。
従来、把手の有無の検出は、上記のように帯状
紙を二つ折状態で移送するとき、その帯状紙に、
差動トランスに連結された検出用ローラを圧接さ
せ、把手の無い部分と有る部分との帯状紙の厚さ
の違いによつて検出用ローラを上下に変位させ、
その変位量を差動トランスによつて電気量として
検出することにより行つていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、このような方法では、概して検出用ロ
ーラ及び差動トランスの応答性が低いことから、
帯状紙の移送速度を速くすると誤動作が頻繁に生
じるため、その速度を遅くしないと有無の差が歴
然とする検出を行うことができず、その検出を行
うことで全体の作業能率が低下するという問題が
あつた。
本考案の目的は、帯状紙の移送速度を速くして
も把手の有無の検出を的確にかつ対をなす把手を
別々にしかも狭い空きスペースを利用して効率よ
く行える把手検出装置を提供することである。
「問題点を解決するための手段」 本考案による把手検出装置は、二つ折されその
両側部分の内面に対をなす多数の把手を長手方向
に所定の間隔をおいて付着した帯状紙から紙袋を
成形する紙袋製造機のためのものであつて、次の
ような構成にしたものである。
すなわち、上記帯状紙の両側部分に挟まれてこ
れを案内する上下の案内板1,2に窓孔1a,2
aを設け、該窓孔1a,2aの領域内でかつ上下
の案内板1,2の間に、上下面にそれぞれ受光素
子11,12を有する受光器9を設置するととも
に、これら受光素子11,12にそれぞれ対向し
て投光器14,15を配置し、また上記受光素子
11,12のそれぞれに、その出力電圧を増幅す
る増幅器24、該増幅器24で増幅された電圧を
高低の閾値と比較するための第1及び第2の比較
回路26,27を接続し、さらに各増幅器24
に、その増幅度を調整する感度調整用可変抵抗2
3を接続してなるものである。
「作用」 従つて、上下の投光器14,15からの光は、
案内板1,2によつて案内される帯状紙の両側部
をそれぞれ透過し、窓孔1a,2aを通じて上下
の受光素子11,12で受光され、帯状紙の両側
部の把手の有無が透過光量の大小によつて別々に
検出される。その有無は、受光素子11,12の
出力電圧を増幅し、その増幅された電圧を第1及
び第2の比較回路26,27により高低の閾値と
比較してその閾値の範囲内であるか否かにより決
定される。この場合、把手が無いときの出力電圧
が高低の閾値の間に入るように感度調整用可変抵
抗23で増幅器24の増幅度を予め調整すること
により、帯状紙の厚さや材質等が変わつてもまた
二つ折された帯状紙の両側部で光の透過度が違つ
ていても、把手の有無を的確に検出できる。
「実施例」 次ぎに、本考案の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
第1図は本考案の把手検出装置の機構図、第2
図はその斜視図で、上下2枚の案内板1,2が、
その後端から互いの間隔を徐々に狭くして前端縁
で合致するように相互に傾斜させて支持杆3で支
持され、これら案内板1,2間に、前端に向かつ
て徐々に狭くなる間隙4が形成されている。
多数個の紙袋となる帯状紙5は予め二つ折にさ
れて、その二つ折された上下両側部5a,5b
は、上下の案内板1,2で上下に分けて滑動案内
されながら前方へ移送され、またピンチローラ6
によつて上側の案内板1の前端部上に押し付けら
れる。
帯状紙5の両側部5a,5bの内面には、第4
図に示すように紙製把手7が、完成される紙袋1
個について一対ずつ予め貼着されている。すなわ
ち、把手7は、2個1組みにして帯状紙5の長手
方向に所定の間隔をおいて多数組み付着されてい
る。そして、対をなす把手7は、その中間の中心
線に沿つて帯状紙5が二つ折されていることによ
り、互いに上下に対向している。
上下の案内板1,2の前端部には、第3図に示
すようにその増員中間部に合同な凹形の窓孔1
a,2aが設けられ、その空所8内に受光器9が
配設されている。この受光器9は、そのブロツク
状本体10の上面と下面にそれぞれ上下の受光素
子11,12を埋設しており、上記支持杆3の前
端にネジ13によつて取り付けられている。
この受光器9の上方と下方に上下一対の投光器
14,15が図示しない支持手段によつて架設さ
れ、上側の投光器14からの光は、帯状紙5の上
側部5aを透過して上側の受光素子11に入光
し、下側の投光器15からの光は、帯状紙5の下
側部5bを透過して下側の受光素子12に入光す
る関係になつている。従つて、受光素子12の出
力は帯状紙5の透過光量に応じた値となる。
ピンチローラ6と上側の案内板1との間を通過
して上下の案内板1,2の前端を越えた帯状紙5
は、その上下両側部5a,5bを重合させて上下
の送りローラ16,17によつて前方へ移送さ
れ、カツタ18によつて紙袋1個分の所定長さず
つ切断される。このカツタ18の切断動作は、上
側の送りローラ16と同時に回転する同期検出回
転体(カム)19によつて同期検出スイツチ(例
えば近接スイツチ)20が例えばオンになつたと
き自動的に行われる。この同期検出スイツチ20
がオン・オフすることにより紙袋1分ごとの同期
信号が発生する。
次ぎに、電気的構成について第5図を参照に説
明する。
上記のように受光器9には上下の受光素子1
1,12が設けられ、帯状紙5の上側部5aの把
手7の有無は上側把手検出回路21で、また下側
部5bの把手7の有無は下側把手検出回路22に
よつて別々に検出されるものであるが、これら両
把手検出回路21,22は実質的に同じ構成にな
つている。今、上側把手検出回路21について述
べると、帯状紙5の透過光量に応じた受光素子1
1の出力は、感度調整用可変抵抗23によつて増
幅度を調整することができる増幅器24で増幅さ
れた後、AC−DC変換器25によつて直流電圧に
変換され、第1の比較回路26と第2の比較回路
27に入力される。
第1の比較回路26は、上記直流電圧に対して
低閾値V1を、また第2の比較回路27は高閾値
V2をそれぞれ設定するためのもので、第1の比
較回路26には閾値調整抵抗28及び補助抵抗2
9が、また第2の比較回路27には位置調整抵抗
30が接続されている。補助抵抗29には運転−
調整モード切換スイツチ31が接続され、このス
イツチ31をオフにして調整モードにしたとき
は、第1の比較回路26の閾値は上記V1になり、
またスイツチ31をオンにして運転モードにする
と、第1の比較回路26の閾値はV1よりΔVだけ
低い(V1−ΔV)に設定される。AC−DC変換器
25の出力が、第1及び第2の比較回路26,2
7にてそれぞれ設定した低閾値と高閾値の間にな
ると感度設定表示用発光体32が点灯する。
一方、上記同期検出スイツチ20は、帯状紙5
の把手付着部分が投光器14,15の照射位置に
臨んだときオンになる関係になつており、そのオ
ン・オフによる同期信号は増幅器33で増幅さ
れ、第2の比較回路27の出力とともに、ゲート
回路34に入力され、この同期信号に従いAC−
DC変換器25の出力が閾値を越えているか否か
判定される。
すなわち、増幅器33の出力がHIGHになつた
とき、第2の比較回路27の出力がHIGH、つま
りAC−DC変換器25の出力が、第1及び第2の
比較回路26,27による低閾値と高閾値との間
に入つていたときは(帯状紙5に把手7が無くそ
の透過光量が通常のとき)、ゲート回路34の出
力がHIGHになり、タイマ35が所定時間だけ動
作する。増幅器33の出力がLOWのとき、及び
それがHIGHでも第2の比較器27の出力が
LOWのときは(帯状紙5に把手7が有つてその
透過光量が少ないとき)、タイマ35は動作しな
い。
上側把手検出回路21のタイマ35の出力、及
び下側把手検出回路22のタイマ35の出力は、
OR回路36を介して外部のブザーや帯状紙5を
移送するモータ等に入力され、これらが制御され
る。
なお、上述した回路は定電圧回路37の一定の
駆動電圧によつて駆動され、またこれら回路は第
2図に示すように制御ボツクス38内に収めら
れ、この制御ボツクス38と上下の投光器14,
15とは、上下の案内板1,2の間隙4に配線し
たリード線39によつて接続されている。
次ぎに、第5図の回路による把手検出動作につ
いて説明する。
まず、事前に次ぎのように感度調整を行う。す
なわち、運転−調整モード切換スイツチ31をオ
フにして調整モードとし、帯状紙5の上側部5a
を上側の投光器14と上側の受光素子11との
間、また下側部5bを下側の投光器15と下側の
受光素子12との間に位置させ、上側把手検出回
路21及び下側把手検出回路22のそれぞれにお
いて、感度調整用可変抵抗23を調整して感度設
定表示用発光体32が点灯するところに感度を設
定、つまりAC−DC変換器25の出力が低閾値
V1と高閾値V2との間になるようにする。この後、
運転−調整モード切換スイツチ31をオンにして
運転モードとすると、第1の比較回路26の閾値
は上記のように(V1−ΔV)となる。
帯状紙5が前述のように移送されると、この把
手7を付着していない部分が投光器14,15の
照射位置を通過しているときは、AC−DC変換器
25の出力は、第1の比較器26による低閾値
(V1−ΔV)と第2の比較器27による高閾値V2
との間の値をとり、第2の比較器32の出力は
HIGHになるが、同期検出スイツチ20がオフで
増幅器33の出力がLOWになつているため、ゲ
ート回路34の出力はLOWで、タイマ35は動
作しない。
帯状紙5の把手付着部分が投光器14,15の
照射位置に臨んだとき、上記のように同期検出ス
イツチ20はオンとなり、増幅器33の出力は
HIGHになる。このとき、帯状紙5の上下両側部
5a,5bとも把手7が有る場合には、上側把手
検出回路21及び下側把手検出回路22の双方と
も、そのAC−DC変換器25の出力が第1の比較
回路26による低閾値(V1−ΔV)以下になるた
め、第2の比較回路27の出力はLOWとなり、
ゲート回路34の出力はLOWで、タイマ35は
動作しない。ところが、帯状紙5の両側部5a,
5bのいずれか一方でも把手7が無いときには、
その無い側の把手検出回路21または22におい
て、第2の比較回路27の出力がHIGHになるた
め、ゲート回路34の出力がHIGHになり、タイ
マ35が動作してブザーが作動されあるいはさら
にモータが停止される。
「考案の効果」 以上述べた通り本考案によれば次のような効果
がある。
二つ折された帯状紙の両側部を上下の案内板
で案内しながら、その両側部に付着された把手
の有無を別々に検出できる。
上下面に受光素子を有する受光器を、上下の
案内板の窓孔の領域内でかつ上下の案内板の間
に設けたので、設置スペースを小さくできる。
上下の受光素子の出力をそれぞれ別個に増幅
器で増幅するとともに、それぞれ比較回路で高
低の閾値と比較し、またそれぞれの増幅器の増
幅度を別々に調整できるようにしたので、把手
が無いときの出力電圧が高低の閾値の間に入る
ように感度調整用可変抵抗で増幅器の増幅度を
予め調整することにより、帯状紙の厚さや材質
等が変わつてもまた二つ折された帯状紙の両側
部で光の透過度が違つていても、把手の有無を
的確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は概要
説明図、第2図は斜視図、第3図は受光部分の斜
視図、第4図は帯状紙の把手付着部分の斜視図、
第5図は電気的構成のブロツク図である。 1,2……案内板、1a,2a……窓孔、5…
…帯状紙、5a,5b……帯状紙の両側部、1
1,12……受光素子、14,15……投光器、
23……感度調整用可変抵抗、24……増幅器、
26……第1の比較器、27……第2の比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つ折されその両側部分の内面に対をなす多数
    の把手を長手方向に所定の間隔をおいて付着した
    帯状紙から紙袋を成形する紙袋製造機において、
    上記帯状紙の両側部分に挟まれてこれを案内する
    上下の案内板1,2に窓孔1a,2aを設け、該
    窓孔1a,2aの領域内でかつ上下の案内板1,
    2の間に、上下面にそれぞれ受光素子11,12
    を有する受光器9を設置するとともに、これら受
    光素子11,12にそれぞれ対向して投光器1
    4,15を配置し、また上記受光素子11,12
    のそれぞれに、その出力電圧を増幅する増幅器2
    4、該増幅器24で増幅された電圧を高低の閾値
    と比較するための第1及び第2の比較回路26,
    27を接続し、さらに各増幅器24に、その増幅
    度を調整する感度調整用可変抵抗23を接続して
    なることを特徴とする紙袋製造機の把手検出装
    置。
JP1986185086U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH0450107Y2 (ja)

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JP1986185086U JPH0450107Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JPS6393123U JPS6393123U (ja) 1988-06-16
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795444A (en) * 1980-12-06 1982-06-14 Tokyo Patsuku Seiki Kk Method of detecting breaking of handle in automatic bag manufacturing machine with handle

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795444A (en) * 1980-12-06 1982-06-14 Tokyo Patsuku Seiki Kk Method of detecting breaking of handle in automatic bag manufacturing machine with handle

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JPS6393123U (ja) 1988-06-16

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