JPH04500412A - 毛管電気泳動におけるバルク流体運動の熱的技術 - Google Patents

毛管電気泳動におけるバルク流体運動の熱的技術

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JPH04500412A JP2510138A JP51013890A JPH04500412A JP H04500412 A JPH04500412 A JP H04500412A JP 2510138 A JP2510138 A JP 2510138A JP 51013890 A JP51013890 A JP 51013890A JP H04500412 A JPH04500412 A JP H04500412A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 工1Li気11函に濤けL不ノぢ復りJ【体11■Φl印月支古本発明は、毛管 電気泳動、特にサンプル充填に主に重点をおいて毛管電気泳動カラムへ又はそれ を通る速いバルク流で流体を動かす方法に関する。
本発明の背景及び概要 毛管電気泳動は、生物学的混合物特に小さいペプチド、蛋白及び核酸の混合物の 分析にかなり興味のある技術である。それは、それが極めて少ないサンプルで用 いられ、そして高電圧の使用を許し、それにより高速で分離を達成するからであ る。
毛管電気泳動における問題の一つは、サンプルの充填即ち分離のための準備にお ける毛管の端の内側のその配置である。現在、これは、電気泳動的、電気浸透的 又は差圧的手法により通常達成される。
電気泳動的充填において、高い電圧が短い時間に用いられて、サンプルをサンプ ル貯槽から毛管に移す。目的は、少量のサンプル中の全ての種類(specie s)を毛管中に短い距離で動かすことにある。これが−皮丘われると、サンプル 貯槽は適切な緩衝溶液により置換されて、充填した種類の電気泳動的分離を行う ことが出来ることになる。
電気浸透的充填で実際に生ずることは、電気泳動及び電気浸透の組合せであり、 電気浸透が主要な効果を有する。
しかし、電気浸透は、実験毎に変化し、サンプルの容量の再現性に困難を生じさ せる。
電気浸透は、毛管の内側への適切なコーティングの適用により抑制されて、電気 泳動をサンプル注入のための唯一の駆動力として残す。しかし、電気泳動は、そ れ自体の不利益を有する。これらは、電位に対するそれらの反応によりサンプル 中の種々の種類の中に必ず存在する差から生ずる。これらの差は、種類が充填中 毛管に移動する距離に影響し、従って毛管に入るそれぞれの種類の量に影響する 。
遅く泳動する物質は、従って早く泳動する物質よりも管へより短い距離で泳動す るだろう。それ故、充填条件に応じて、適用されるサンプルの組成は、元のサン プルのそれとは、異なりうる。
電気泳動における他の変化量例えば電流の強さにおける変動もまた考慮に入れな ければならない。これらの変化量の大きさ及び重要さは、変化しうる。
液圧的充填において、サンプルの導入は、出口への不完全な真空の適用又は入り 口への正圧の適用の何れかにより毛管間の圧力差によって達成される。液圧的充 填の問題は、圧力差及びその持続時間(ともに導入されるサンプルの体積を支配 する二つの重要なパラメーター)をコントロールできる制限された度合いから生 ずる。
バルク液流が、管又は管と液体で連絡している閉じた容器の何れかの内容物にコ ントロールされた温度変化を課することにより、非常に精密且つ再現可能な程度 に電気泳動システムの毛管において達成出来ることが、見出された。
この発見は、サンプルの充填のような目的のための管への小体積の導入並びに管 を緩衝液によりフラッシュするような目的のための管へ又はそれを通る大体積の 移動に適用できる。
温度の変化は、温度の下降又は上昇であり、そしてコントロールされた熱的収縮 又は膨張をもたらす全ての最初及び最後の温度の間で生ずる。加熱された又は冷 却された媒体の相変化に含まず、従って連続的な体積の変化をもたらす温度が好 ましいだろう。温度変化が毛管それ自体に加えられる場合、温度は、最も好都合 に選択されて、最終の温度は分離が行われるべき温度である。
従って、本発明のある態様は、毛管それ自体の温度変化を課することを含む。こ れらの態様は、サンプルを毛管に充填するのに極めて有用である。これらの態様 において、毛管は分離媒体により満たされ、満たされた毛管の温度は、必要に応 じ調節されて、選択された体積の収縮を達成するように計算された大きさの温度 低下を準備する。温度低下の大きさは、もちろん温度低下が適用される毛管の長 さに関して決められ、そしてこの長さは、全毛管又はその全長の選択された部分 の何れかである。
一度宅管の温度が最初の温度で平衡すると、サンプルが導入されるべき毛管の末 端は、サンプルを含む貯槽中に沈められる。毛管又はその温度をコントロールす る部分の温度は、次に最終の温度に低下され、サンプルの一部を毛管の端に引き 入れる。最終の温度を、次に貯槽が電極緩衝液により置換されるとき保持し2、 そして電気泳動を行なう。
温度変化を行なっている毛管の長さ及び温度変化の大きさの両方の適切且つ正確 な選択は、サンプル成分が毛管に入るときそれらの割合を変化させることなく、 サンプルのサイズの正確且つ非常に再現性のあるコントロールを行なわせる。
本発明の他の態様乙こおいて、温度変化は、液体で満たされしかも毛管の内容物 と完全に液体で連絡した毛管の一端に結合した球又は他の外部の容器になされる 。これは、毛管それ自体に温度変化を何ら行なうことなくバルク流体運動を生じ させる。その位置に応じて、球は、毛管を通して液体を押すか又は引き、そして それを直接又は介在する貯槽を通して行なう。温度の変化は、従って上昇又は下 降の何れかである。球の使用は、それが毛管の大きさに制限されないため、広い 範囲の体積流をもたらす。球の体積が、毛管の体積に比べて大きいとき、サンプ ルの充填は、温度の非常に小さい変化により達成できる。しかし、球は、緩衝液 により全毛管をフラッシュするのに特に有用である。
これらの方法の何れかによるバルク流体運動は、それがサンプルの充填であって も又は全毛管のフラッシュであっても、温度計と同じ程度の正確さで行なうこと ができる。
本発明の他の利益、特徴及び態様は、下記の記述から明らかであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、8温度の変化が毛管それ自体に適用させる本発明への一般的なアプロ ーチの図である。
第2図は、一部を切り開いた、第1図の原理を利用した本発明の特別な態様の説 明図である。
第3図は、温度変化が毛管の分離した部分に外在している球へ適用される本発明 によるシステムの図である。
第4図は、又温度をコントロールした球を利用する本発明による自動化システム の図である。
本発]迎湛1食裁朋及で尻l支と■様 本発明は、広い種類の電気泳動分離媒体と機能できる。
毛管の内側に置かれ、さらに特別な態様に応じて、温度変化により収縮又は膨張 できるか、又は管に結合している容器内で収縮又は膨張する媒体により管を通る 距離を引き出される任意の媒体が用いられる。可能性は、ゲル及び一般に水溶液 である溶液の両者に及び、溶液は、高粘度の重合体溶液及び単純な緩衝溶液を含 む。水性の緩衝溶液が好ましい。
下記の記述は、温度変化が毛管それ自体に課せられる態様で始まり、次いで温度 変化が毛管の外にあるがしかし毛管の内部と流体で連絡している球に課せられる 態様が続く。
毛管の温度が変化する態様では、直径及び長さの両方の毛管のサイズは、厳密を 要せず、広く変化できる。多くの場合、約10〜約200ミクロンの内径の毛管 が用いられ、好ましくは約20〜約100ミクロンのものが用いられる。
全毛管は、温度がコントロールされて、移動を達成する。
しかし、多くの場合、毛管の端における液密の接続の必要のために、毛管の一部 のみに温度変化を課するのが、さらに好都合であろう。オン・ラインの検出が用 いられる毛管では、検出点は、毛管の温度コントロール部分又は温度コントロー ル部分の下方の何れかである。
温度コントロール部分の長さは、所望の部分サンプルのサイズ及び温度差の好ま しい範囲並びに分離媒体の熱的膨張の係数に応じて、広く変化できる。多くの場 合、最良の結果は、約50〜約20008好ましくは約lOO〜約11000a の温度コントロール長さにより達成されるだろう。
広い範囲の体積サンプルが、この手法により充填できる。
本発明が通用される多くの分離は、体積で約0.0003〜約0.03μ2好ま しくは約0.0005〜約0. OO5μlに及ぶサンプルを含むことが考えら れる。内径0.05m5+を有するし管では、これらの範囲内の部分サンプルは 、約0.15〜約15+m++好ましくは0.25〜約2.5111i1の距離 に毛管中に延長されるだろう。
必要な温度変化は、温度コントロール部分の長さ、部分サンプルのサイズ及び分 離媒体の熱膨張係数から容易に計算される。多くの場合、少なくとも5°C好ま しくは少なくとも10°Cさらに好ましくは約10〜約70°Cそしてさらに好 ましくは約20〜約40℃の温度差が、用いられよう。
これらの態様により本発明を行なう好ましい方法は、温度の降下により毛管の唯 一つの端から内方に分離媒体を引き入れることである。このやり方で、サンプル の部分は、分離媒体の収縮から生ずる全体積の差を満たすだろう。これは、温度 を決める計算を行ない、サンプルの体積のコントロールを増大させる。これは、 毛管の反対の端で液体の流れを妨げる又は阻止するための当業者に容易に明らか な任意の技術により達成できる。この技術の一つは、サンプル溶液好ましくはサ ンプル溶液及び分離媒体の両者よりも高い粘度を有する液体中に反対の端を沈め 、それによりサンプル充填の端よりその端で流れにより大きな抵抗をもたらすこ とである。重合体例えばメチルセルロースの溶液は、高粘度液体として有効に働 くだろう。一方、管の端は、透析膜又はゲル・プラグにより閉じることができる だろう。
温度の低下は、任意の従来の手段により達成でき、種々の可能性が当業者に容易 に明らかであろう、適切な温度の冷却液体中に毛管を沈める又はそれによりその 外部を洗うことは、この結果を達成する最も好都合な方法である。これは、常に 毛管中の温度コントロールの他の利点をもたらす。
電気泳動速度が温度の1℃毎の変化で約2.5%変化できることに注目して、温 度の精密なコントロールは、実験の再現性を顕著に増大できる。毛管の連続的な 冷却は、又高電圧を使用でき、それにより実験時間を短くさせることができ、毛 管電気泳動の最も魅力的な特徴の一つである。
一度サンプルの部分が毛管カラム上に充填されると、サンプルの貯槽を取出し、 電気泳動のための適切な緩衝溶液と置換する。この交換中毛管からの部分サンプ ルの損失を防ぐための注意を払わなければならない、これは、分離媒体の膨張又 は収縮が生じないように充填に用いられる温度に毛管の温度を保つことにより達 成できる。システムのコンポーネントは、又切り替えがどのパーツの接続も外す ことなくできるように、異なる流体貯槽間の適切なチャンネル及び球装置により デザインできる。
第1図に関すると、やや基本的なシステムのスケッチが、本発明の一般的な概念 を説明するために示される。融解シリカ11の毛管は、温度をコントロールされ た伝熱液体を満たしたトレイ13の内部の支持棒12の回りに捲かれる。
を管の二つの端14.15は、トレイ13の外側に延びて外部の貯槽16.17 に入る。
サンプルの充填のため、毛管11は、その全長にわたって分離媒体により満たさ れ、出口側の貯槽17は、緩衝溶液好ましくは粘度上昇溶質例えばメチルセルロ ースを含むものにより満たされ、入り口側の貯槽16は、サンプル溶液により満 たされる。毛管の露出した端18.19は、対応する溶液中に沈められる。トレ イ中の伝熱媒体及び2個の貯槽のそれぞれ中の溶液を含む全ての媒体は、出発温 度にある。このように適所にある媒体により、サンプルの充填は、トレイ中の伝 熱液体をより冷たい伝熱媒体により置換することにより達成され、温度差は、ト レイ内の毛管の長さ、毛管の直径及びも管内の分離媒体の熱膨張係数に基づいて 選ばれて、分離媒体の所望の体積収縮を達成し、入り口側の貯槽から同じ体積の サンプルを引き入れる。
一度システムが平衡すると、入り口側の貯槽のサンプル溶液を緩衝液と置換し、 電気泳動が、冷伝熱媒体がトレイ13の内側に保持されたまま進む。この態様に おける検出は、サンプル注入端と反対の側の冷却トレイ13の外側の点で毛管を 通りすぎる紫外線ビー1.20により達成される。
蛍光のような検出の他の従来の方法も又用いることができる。
第2図に示す態様は、毛管31を収容し、伝熱流体の通過のためのジャケット又 は囲いとして働くカートリッジ30を含む。伝熱流体のための入り口及び出口3 2.33は、毛管の外部の回りに流体を連続的に循環させる。内部のバッフル3 4は、流体の流れを導く。毛管の端は、円錐形の入り口及び出口35.36にシ ールされ、それらは、毛管の内部とカートリッジの外側とを連絡する。これらの 円錐形の口は、パーツが適切な支持ブロック中で組み合わされるとき、圧力シー ルのため流体貯槽ブロックにおける同様な形の接合部37.38.39と一致す る。
サンプル溶液及びサンプル溶液を置換する緩衝溶液は、図に示されるように異な るブロック40.41にあるか、又は手動又は自動に操作される球によりコント ロールされる接合部を有する別々のコンパートメント中の単一のブロックに組み 合わされる。一方、サンプル溶液と電極緩衝液との間の選択は、一定時刻毎に発 生するように仕組んだフラッシュ機構によりコントロールできる。出口のブロッ ク42は、毛管の出口で用いられる緩衝溶液を含む。電極の接合部43.44は 、各ブロックに示される。検出は、出口38の近くの点で毛管と一直線に並んで いる窓46を通る紫外線ビームにより達成される。
温度差が毛管の球の下方に適用されるこれらの態様において、一般化された例が 、第3図に示される。この配置において電気泳動のサンプルの分離は、球52の 右側に示される毛管の部分51で生ずる。サンプルは、毛管の右端53で導入さ れ、サンプル成分は、矢54により指示された方向に電気泳動中左に泳動する。
分離したサンプル成分は、紫外線のビームのような検出ビーム56により、それ らが検出点55を通過するとき、検出される。球52は、伝熱流体の連続流を行 なわせる入り口及び出口部分58.59を有するジャケット又は冷却容器57中 に閉じ込められるか又は沈められる。電極62.63を備えた緩衝液貯槽60. 61は、サンプル充填用のサンプル貯槽64と同じく含まれ、サンプル貯槽は、 一度サンプルが充填されるならば緩衝液貯槽61の一つと交換可能である。図に おいて、パーツは、サンプル充填のために配置される。示された配置の代わりの 一つとして、左の電極62は、別の貯槽よりむしろ球52の内側に置いても良い 。
この態様において、球に適用される温度差により毛管中に引き込まれる液体の量 を支配するパラメーターは、球の体積、温度差、球の内容物の熱膨張係数である 。球の内容物は、毛管の分離部分51中に存在する同じ媒体でも、又は二つは異 なっても良い。毛管中のと同じ分離媒体により満たした球を用いるのが、最も好 都合である。示された配置において、液体は、球の両方の側から引き込まれる。
しかし、前述の態様において、システムは、毛管を通って右側のみに液体を引き 込むように適合される。前記の例は、ここでは同様に適用され、即ち左の緩衝液 貯槽60中の高粘度液体の使用、又は球の左側の透析膜又はゲル・プラグの使用 がある。何れにせよ、球は、熱的に収縮可能な媒体により満たされねばならない 。
これらの考察に注意すると、球の体積的容量は、厳密を要せず、広く変化できる 。多くの応用において、球の体積は、約1. al〜約100m1に及ぶだろう 。
温度の変化は、球を囲むジャケット57を通って流れる伝熱流体の温度を変える ことにより生ずる。変化の量は、もちろん毛管の分離部分51中に又はそれを通 って引き込まれることをめた液体の量に従って選択されよう、従って、小さい温 度の変化は、を管中にサンプルを充填するのに十分であり、一方大きな温度変化 は、緩衝溶液により毛管の全分離部分をフラッシュするのに用いられる。
本発明の他の態様において、温度コントロール球及び温度コントロール毛管の両 者が、同時に用いられ、次の種々の手順に柔軟性を与え、そして何時も毛管の有 効な温度コントールを与える。
球の態様に具現された原則は、種々のシステムに通用できる。連続して行なわれ る一連の分離のためにデザインされた自動化、ノステノ4は、特に本発明から有 利である。
このシステムの一つの例は、第4図に概略的に示される。
第3図に記載されたシステムにおけるよ・うに、電気透析分離は、毛管70で生 じ、毛管の内側のバルクの運動は、ジャケット付き球71によりコントロールさ れる。
毛管70の反対の端に、サンプル及び緩衝液用のくぼみ73を含む円形コンベヤ ー72がある。図に含まれた円形コンベヤーの止面図において、くぼみは、緩衝 液用の大きなくぼみ74及びサンプル用の小さいくぼみ75が交互に存在する。
円形コンベヤーの表面は、テフロンのようなぬらすことの出来ない材料であって 、くぼみがあふれんばかりに満たすとき、サンプル及び緩衝液をして円形コンベ ヤーの表面にビードを形成させる。非常に少量のサンプルが用いられるとき、円 形コンベヤーは、実験室のフード又は他のチェンバーに置かれて、蒸発によるビ ードのサイズの減少を防くために水蒸気により飽和された雰囲気を保つ。
毛管及び円形コンベヤーは、毛管の開口端76が、うまくすべての特定の点で毛 管と一致しているビードに延在するように互いに位置するや電極77.78は、 適切に位置し、その一つ77は、緩衝液貯槽と組み合わさっているが、必ずしも 直接接触していなくてもよい。この配置の電気泳動中のサンプルの泳動の方向は 、矢79により指示されるように右に向かい、検出は、適切なビーム80により オン・ラインで行なわれる。同一の機能を果たすこれらの要素の他の配置は、当 業者には容易に分かるである・う。
操作について準備するために、毛管70及び球71は、従来の手段例えば注射器 を用いて緩衝液を十分に満たし、円形コンベヤーのくぼみは、円形コンベヤー表 面上にビードを形成するのに十分な量でサンプル及び緩衝液を交互に満たず。円 形コンベヤーを次に毛管をサンプルのビードを接触させる位置に回転し、球の反 対側の止めバルブ81を閉じると、小さい温度の降下が球に適用され、小さいサ ンプルの体積を毛管の開口端76に引き込ませる。それが低下した温度で球を保 ちつつ、円形コンベヤーを回転して、毛管の端と接触している大きな緩衝液74 のくぼみの一つの上に緩衝溶液のビードを置き、電位を電極間にかけて電気泳動 を行なう。
一度電気泳動が完了すると、毛管は、再び球71の温度を低下させることにより 次のサンプルについて準備し、このとき毛管を十分にフラッシュするのに毛管を 通って十分な緩衝液を引き込む量の温度である。円形コンベヤーを次に次のサン プルのくぼみに回転し、全工程を繰り返す。球の温度は、内側の止めバルブ82 を閉じている間流体の放出を行なう外側の止めバルブ81を開けることにより、 毛管の内容物を乱すことなく何時でも上げることが出来る。
容易に分かるように、毛管のフラッシュは、球の温度を上げて緩衝溶液を毛管を 通って反対の方向に押すことにより達成できる。
本発明は、毛管で行なわれる広範囲のタイプの電気泳動分離に応用できる。この タイプの例は、単純電気泳動、不連続電気泳動、置換電気泳動及び等電点電気泳 動である。
下記の実施例は、説明のために提供され、そして決して本発明を規定又は制限す ることを目的とするものではない。
実施例 装置をほぼ第1図に従って組み立てた。毛管は、全長210胴及び冷却長140 閣の融解シリカの管であった。管の内径は、0.05mmであった。0. I  M Fリス酢酸(pH8゜6)よりなる緩衝溶液を用いた。サンプルは、1■の 3゜4−ジメトキシ安息香酸をldの緩衝液に溶解し、水により1:10に希釈 することにより製造した3、4−ジメトキシ安息香酸の溶液であった。
毛管を緩衝溶液により満たし、トレイを室温(20’C)で水で満たし、右の電 極の容器をさらに0.1%のメチルセルロースを含む緩衝溶液により満たした。
左の電極の容器をサンプル溶液により満たした。トレイの水を次に氷水(0°C )と置換し、サンプルが急速に長さ0.5++nで管に引き込まれた。これは、 計算された長さ0.5 ttmと一致した。
左の電極のサンプル溶液を次に緩衝液により置換し、電気泳動を開始した。
前述の管及び溶液により、所定の温度の低下のための充填したサンプルのゾーン の計算された長さ及び毛管の冷却された部分の長さは、次の通りである。
適用したサンプルのゾーンの計算された長さ200 20 0、72 200 30 1、1 200 40 1.4 300 20 1、1 300 30 1、6 300 40 2、2 400 20 、 1.44 400 30 1、62 400 40 2.8B 500 20 1.80 500 30 2.70 500 40 3、60 f411述は、説明のために主として掃供された。多くの変化、変更及び置換が 、本発明の趣旨及び範囲がら離れることなく本明細書に開示された材料及び方法 で出来ることは、当業者にとり容易に明らかであろう。
国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.毛管電気泳動システムにおいて毛管に特定の体積の液体を導入する方法にお いて、該毛管は電気泳動分離媒体を満たし、該方法が、 (a)該毛管の一端が該液体の本体中に開くように該毛管を配置し;そして (b)そのように配置された該毛管を用い、予め選択された温度差により該毛管 と流体で連絡している流体媒体で満たした容器の温度を変化させ、該流体媒体は 温度に体積が対応しそれにより該液体の一部を該毛管中に移動させ、該温度差の 大きさ及び該容器の体積はそのように移動された液体の量が前記の特定の体積に 等しい ことよりなる方法。
  2. 2.該容器が該毛管の一部であり、該流体媒体が該毛管の該部分の該電気泳動分 離媒体の部分である請求項1の方法。
  3. 3.該容器が該毛管の一部であり、工程(b)が約10〜約70℃該温度を低下 させることよりなる請求項1の方法。
  4. 4.該容器が、長さ約50〜約2000mmに及ぶ該毛管の一部であり、該毛管 が、約20〜約100ミクロンの内径を有する請求項1の方法。
  5. 5.該容器が、該毛管の一部であり、該温度差及び該毛管の該部分の長さが、前 記の特定の体積が約0.0005〜約0.005μlであるように選ばれる請求 項1の方法。
  6. 6.該容器が、該毛管の一部であり、工程(a)で該液体への該毛管の開口の端 が、入り口と規定され、該毛管の反対の端が、出口と規定され、工程(b)の持 続時間の間該出口の端が、該分離媒体より十分に高い粘度の外部の液体媒体に沈 められて、前記の温度の低下による該出口において該毛管へ前記の外部の液体媒 体を引き込む全ての傾向を抑制する請求項1の方法。
  7. 7.該電気泳動分離媒体が液体である請求項1の方法。
  8. 8.電気泳動分離の目的のために、入り口及び出口の端並びに約20〜約100 ミクロンの内径を有する毛管の入り口の端の内側に特定の体積の液体サンプルを 置く方法において、該毛管は分離媒体を満たし、該方法は、(a)該入り口の端 を該液体サンプルの本体に沈め、該出口の端を該液体サンプル及び該分離媒体の 両者よりも実質的に高い粘度の外部の液体媒体に沈め、そして(b)該入り口及 び出口の端をそのように沈めつつ、液体熱交換媒体を約100〜約1000mm の長さがある該毛管の中心部分の外部に通過させて、予め選択された温度の下降 により該中心部の温度を低下させ、それにより該液体分離媒体を収縮させ、該液 体サンプルの一部を該入り口の端で該毛管中に引き込ませ、前記の予め選択され た温度の下降及び該毛管の該中心部分の長さが、このように該毛管中に引き込ま れた液体サンプルの量が前記の特定の体積に等しいように選ばれる ことよりなる方法。
  9. 9.該容器が、該毛管に結合した球であり、該球の体積及び該温度差の大きさが 、前記の特定の体積が該毛管の体積に少なくとも等しいように選ばれる請求項1 の方法。
  10. 10.入り口及び出口の端を有しさらに出発温度で分離媒体を満たした毛管中で 液体溶液中の化合物の混合物を成分に分離する方法において、該方法が (a)該液体溶液の本体中に該毛管の該入り口の端を沈め、(b)該入り口の端 をそのように沈めつつ、予め選択された温度差により該出発濃度より低く該毛管 の少なくとも一部の温度を低下させて、該分離媒体を収縮させ、それにより該毛 管の該入り口の端中に該液体溶液の一部を引き込み、(c)該液体溶液の該本体 から該毛管の該入り口の端を取出し、そして (d)該毛管間に電位をかけて、該入り口の端にこのようにして引き込まれた液 体溶液の部分の電気泳動を行なうことよりなる方法。
JP2510138A 1989-06-22 1990-06-21 毛管電気泳動におけるバルク流体運動の熱的技術 Expired - Lifetime JPH087186B2 (ja)

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