JPH04500085A - エラストマーのポリオレフィンゴム、ポリエチレンおよび/またはエチレンコポリマーおよび添加物からなる成形材料ならびに該成形材料から製造された弾性防湿シート - Google Patents

エラストマーのポリオレフィンゴム、ポリエチレンおよび/またはエチレンコポリマーおよび添加物からなる成形材料ならびに該成形材料から製造された弾性防湿シート

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エラストマーポリオレフィンゴム、ポリエチレンおよび/またはユチレンコポリ マーおよび添加物からなる成形材料ならびにその弾性防湿シートのための使用 技術的分野 本発明は請求項1の上部概念による成形材料ならびにその弾性防湿シートのため の使用に関する。
技術水準 地上、地下および技術建築において面のシーリングに対する防湿/−トないしフ ィルムは防水性および耐候性に関する与えられた要求を満足するためには一連の いろいろな特性をもたなければならない。これらの特性には室温でも約80℃ま での高温であっても高機械的強度と十分な伸び、長年の耐久性、大きいほろにフ ィルムシートのたがいに容易に結合可能性および対老化性ならびに生物学的抵抗 性がある。ところですでに熱可塑性合成樹脂またはエラストマーの加KL 化f  #るまたは加硫化された合成樹脂またはエラストマー特性を有する熱可塑性合 成樹脂をベースとするさまざまな組成の防湿シートが公知となっているが、それ でも有利な特性と共に常にまた欠陥を有している(例えば西ドイツ国特許出願公 告第1570352号、同第1595442号明細書、西ドイツ特許出願公開第 2219147号明細書、西ドイツ特許出願公告第2410572号、同第24 15850号、同第2510162号明細書、西ドイツ特許出願公告第2621 825号明細書、西ドイツ特許出願公告第2628741号明細書および西ドイ ツ特許出願公告第2657272号明細書)。
公知の熱可塑性の、例えば軟質ポリ塩化ビニル、ポリイソブチレン、アクリルポ リマーまたはビチューメンで改質されt;熱可塑性プラスチックをベースとする 防湿シートは確かに簡単にかつ申し分なく縫合せ場所で密に接合されるが、それ でもこれらは温度の影響に対して鋭敏である。これらの欠陥を紡織繊維またはガ ラス繊維からの布またはフリースの上張りないしは張り合わせによって防護しよ うと試みたが、このことはそれでもほんの部分的に成功したにすぎない。
例えばクロロプレンゴム、エチレンープロヒレンージエンターポリマー、クロロ スルホン化ポリエチレンゴムまI;はブチルゴムをベースとする加硫化できる合 成樹脂からなる公知の防湿シートはたしかに室温で機械的強度要求を満足し、耐 候性であるが、それでも加硫してないフィルム(例えばヨーロッパ特許出願公開 第0082490号明細書)は高温で機械的要求を満足せず加硫化された防湿シ ートは互いに接合され°ず、むしろ接着剤または接着テープ等を用いても永続的 に密に互いに結合できることは困難である(例えば西ドイツ特許出願公開第25 10162号明細書参照)という重大な欠陥を持っている。
さいきん、先に記載した、1種の物質から構成されI;一層の、場合により補強 中層で装備しt;合成樹脂防湿シートのかわりに、まt;多層の、加硫可能の物 質から防湿シートを製造することに移行している。その場合外側の層は少しもま たはほんの僅かに加硫化されているので、これらはさらに熱または溶剤または溶 液溶接剤により溶接することができ少なくとも1種の加硫化された層が装備され る。例えばオーストリア特許第290612号明細書および西ドイツ特許出願公 開第2628741号明細書参照。それでもここでの欠陥は使用した加硫促進剤 の種類および量ならびに完全加硫の時点への依存性である。
西ドイツ特許出願公開第2219147号明細書からEPDMのほかにポリエチ レン、ポリイソブチレンおよび充填材を含存し室温で破断伸び500〜600% を有するEPDMをベースとする防湿シートが公知である。この種のフィルムは 高温で非常に少ない極限引張強さおよび引裂点伸びを持つ。
西ドイツ特許出願公開第2410572号明細書からは80℃で高い破断伸び最 大2 ]、 0%を持つポリスチロールーポリブタジエンーブロックコポリマー をベースとする防湿ソートが公知である。ポリスチロール−ポリブタジエンーブ ロノクコポリマーをベースとするフィルムは不満足な光およびオゾン耐久性を持 っている。
西ドイツ特許出馴公開第2621825号がら同様に添加物クロロスルホン化さ れたポリエチレンを有するポリスチロール−ポリブタジェン−ブロックコポリ− y−ヲ/(−スとする防湿フィルムは80℃で660%までの非常に高い引裂点 伸びで公知である。それでも充填材の添加で引裂点伸びの価は300%より下の 価に減少する。さらにこれらの刊行物からクロロスルホン化のPHのかわりにポ リエチレンの添加によって80℃でただ僅かの引裂伸びに達するにすぎないとい う示唆が読みとれる。
西ドイツ特許出願公開第2657272号明細書から、高温で良好な強度を達成 するために、EPDMI00重量部のほかにMF +(] 90/2.16)0 .2〜50 [9/10分]を有するポリエチレン50〜1501r量部ならび にカーボンブラック30〜150部および場合によりビチューメン、鉱油、白亜 およびスリップ剤を含有するシーリングフィルムの製造用熱可田性材料が公知で ある。これらのフィルムは引裂強さ4.7 [N / mm2] までおよび引 裂点伸び70℃で420%までに達する。
これらの機械的値は多くの実朋に対してあまりに僅少で、その上回ドイツ特許出 願公開第2657272号明細書によるシートは非常に高いポリエチレン成分で も300%より多い引裂点伸びにすぎない。
高いPE成分を有する種類の成形材料からの防湿シートは非常に剛性であるから 、これらは屋根防湿シートとしての使用に対しては不適当である。
本発明の課題 当該発明の課題は防湿シートの製造に適し、その際それから押出されたまたはカ レンダーリングされた7−トは80℃でも良好な引裂点伸びを有する成形材料を 關発することである。特に該シートは80℃で良好な極限引張強さで80℃で引 裂点伸び600%以上ならびにできるだけ僅少の剛性を有すべきである。
本発明の構成 前記課題は本発明により、 ポリオレフィンゴム 100重量部に対し、DIN53735によるMF I( 190/2.16)<0.1 [9/10分]を有するポリエチレンおよび/ま t;はエチレンコポリマー 25〜150重量部鉱 油 16〜28 重量部 を含有する成形材料により解決される。
そのほか該成形材料はさらに成分、特番;無機充填材、カーボンブラック、滑剤 および/または安定剤を含有することができる。
その際本発明の重要なことは、一方でDIN53735により非常に僅少なメル トインデックスMFI(190/2.16)<0.1 [9/l O分]、特に MFI(19015)<0.1 [9/10分]および有利にはMFI (19 0/21.6)<5 [g/10分1を有する独特のポリエチレンおよび他方に おいて鉱油をポリオレフィンゴム100重量部当り16〜28重量部の成分で使 用することである。
本発明により選び出されたPEタイプはその有利な特性、80°Cで引裂点伸び の改良を十分な程度に鉱油の一定の量の存在でのみ展開することが意外にも判明 しtこ。
有利にはポリエチレン成分をポリオレフィンゴム100重量部当り25〜50重 量部使用する。ポリエチレン成分がポリオレフィンゴム100重量部当り〈25 重量部の際には80°Cで少なすぎる極限引張強さおよび引裂点伸びが生じ、一 方ポリオレフインゴム100重量部当りポリエチレン成分〉50重量部の際は該 剛性は多くの用途、例えば屋根防湿シートに対して高すぎる。
それでもこれをそこなうことなく本発明によるポリエチレンの量にそのほかのさ らにより高いMFIを有するポリエチレンの成分を、80°Cでの引裂点伸びに 関しての有利の特性像を悪化させることなく加えることができる。
本発明による防湿シートは、エラストマーの加硫できる、t;だし未加硫のポリ オレフィンゴムを使用することにより熱溶接性、対候および対老化性のような有 利な特性を持ちその高い強度および引裂点伸びのために何ら強化中層を必要とし ない。加硫促進剤は使用されていないから、未敷設の防湿シートに対して、非所 望の遅い加硫が発生し得るという種類の保存問題も発生しない。また後になって 場合によって機械的に損なわれた場所の必要な修理も熱ガスを使用して新しいシ ートを溶接することで行うことができる。
すぐれたゴム弾性タッチ、すなわち少ない剛性を有する屋根防湿シートとしての 該配合剤は有利にはポリオレフィンゴム100重量部当り選定したポリエチレン タイプの25〜50重量%を含有する。シートの高い剛性が、例えば塵埃−また は油集積場防湿としてのような加工の際に妨げにならないときは、より多いポリ エチレン成分を有する処方を使用する。というのはこれらは特に80℃において もなお高い引裂点伸び値と結合している非常に高い極限引張強さを有するからで ある。
機械的特性、特に耐寒性、また高温での耐穿孔性、収縮僅少、極限引張強さ、引 伸性および寸法安定性に関する防湿シートに課せられる要求を保証するためには エラストマー合成樹脂として特に半結晶性のエチレン−プロピレン−ターポリマ ーまたは半結晶性のエチレン−プロピレン−コポリマーまt;はこれらの混合物 を使用する。
本発明の枠内において本発明による熱可塑性素材のペースを構成するポリオレフ ィンゴムとは有利に+−1エチレン、炭素原子3〜8個を有する1種以上の、− オレフィン、好ましくはプロピレン、および場合により1また多数のポリオレフ ィンから、付加的になお活性化剤および改質剤を含有し得るいわゆるチグラーナ ンタ触媒を用いて温度−30〜+100°Cで溶液または懸濁体中で、例えば西 ドイツ特許出願公告第1570352号、同第1595442号、同第1720 450号明細書または西ドイツ特許出願公開第2427343号明細書による方 法に従って製造することができるポリマーと解する。
これには、エチレン15〜901量%、有利には30〜75重量%およびプロピ レン85〜10重量%、有利j二は70〜25重量%および/まj:はブテン− (J)からなる飽和ポリオレフィンゴムおよびエチレンおよびプロピレンまたは ブテン(1)からのほかに多成分系共重合−オレフィンからなる不飽和ポリオレ フィンゴムからなりしかも、ゴム中0.5〜3o二重結合/1000炭素厚子を 含有するような量のものが該当する。特に有利な多成分系共重合オレフィンはン スおよびトランス−ヘキサジエン(1,4)、シンクロペンタジェン、5−メチ レン−15−エチルイデンーおよび5〜インプロピレン−2−ノルボルネンであ る。
有利にはエチレン含有率65重量%より大きくプロピレン含有率35重量%より 少ないEPMないしはエチレン含有率65重量%より大きくおよびプロピレン含 有率30重量%より小さくかつジエン成分最大8を量%、有利にはジエン成分5 重量%より少ないEPDMを使用する。ジエン成分としては例えばエチルイデン ノルポル不ンが考えられる。使用するEPDM−および/またはEPN−タイプ の半結晶度はDSC法に従い差動走査熱量計で測定した溶融曲線で決定される。
DSC曲線により温度TSとして℃で測定される、融解ピークの最大を発熱ピー クとして表わす。これは非常にせまいかまた大きな範囲を包含し得る。エチレン −プロピレン−ターポリマーでは該温度TSは50℃付近にある。融解に必要な 熱量、これはいわゆる融解熱H50で同様にDSC−熱により測定されるがこの ときエチレン−プロピレン−ターポリマーないしはエチレン−プロピレン−コポ リマー中に存在する結晶性ブロックについての解明を与える。少なくともlO[ J/9]の融解熱を有するこのような半結晶質のEPDM−ないしはEPM−タ イプは本発明により有利に使用される。
また適当なエラストマー合成樹脂、特にEPDM−およびEPM−タイプの選択 に対してこれらのものの強度も重要であり、その際本発明により極限引張強さD IN53455により測定して少なくとも5[N/Ill+n2] を有するよ うなEPDM−およびEPM−タイプを使用する。
本発明による素材に加えるポリオレフィンとしては先ずもって密度0.905〜 0.975 [9/CJ3]およびメルトイ・ンデッシス(190/2.16) <0.1[g/l 0分1を有するポリエチレンの結晶および半結晶質の改質品 が適している。しかしまたこれらの仕様限界内でコモノマー0.5〜30重量% を含有する他のσ−オレフィンを有すエチレンの半結晶性のコポリマーも使用す ることができる。
適当な鉱油は動的粘度20℃で50 X 10−6[m2/sl (50cst )−sxlO−3[m2/s] (5,000cst)、有利には20℃で20 0XIO−6[m2/s] (200cst) −3X 10−3[+++2/ sl (3,000cst)および密度0.84〜O−98[g/CI3] を 有するようなものである。該層は脂肪族もまたナフテン系または芳香族に結合し た炭素原子を含有することができる。
適当な充填材の選出は、相乗作用的に作用し防湿シートの特性、特にその機械的 特性を改良する合成樹脂層および添加剤に対し決定的重要性がある。この際生活 性又は活性なカーボンブラック、いわゆる強化カーボンブラックは重要な成分を 構成し、その際該層はポリオレフィンゴム100tfi当りカーボンブラック1 0〜50重量部、有利lこは20〜451i量部を含有する。例えばファーネス 法Iこより製造されるカーボンブラックが考えられるが、これは平均粒度30〜 60pmを有しBET表面積は30−60 [m2/ g] を示す。
強化用充填材としておよび同時に製品の価格引下げのためには有利にはシリカ例 えば無水ケイ酸とカオリナイトとの混合物を使用するが、その際粒子の大きさは 20μmより小さく混合物の少なくとも40%の成分は2μ鶏より小さい粒子大 きさを有している。けれどもまた、シリカ成分の2/3までは他の、同様に微粉 の、白亜、カオリン、タルク、重晶石、ガラス繊維またはそれらの混合物で置換 えることも可能である。
そのほかに防湿シートの層は、特に立体障害によるフェノール系酸化防止剤、フ ェノール系ホスフィツト、脂肪酸カルボン酸のチオエステルおよび類似のものを ベースとする安定剤および老化防止剤を含有する。
加工用滑剤としては特に金属石けん、例えばカルシウム石けん、ステアリン酸カ ルシウム、ステアリン酸亜鉛および加工助剤としては特にモンタン酸エステルお よび/まt;は水素化炭化水素が使用される。
本発明による防湿シートの特性は建築に8ける要求に適合している。室温におけ る機能性とならんで一60℃までの低温でもまた約80℃までの高温でも該機能 性がある。耐候性および生物対抗性も同様にある。
しかしそれ以上に簡単で建築に導入されて実証された熱風溶接により防湿の縫合 結合の加工容易化および製造が可能である。
該成形材料は連続的にスクリューニーダ−中でまたは例えば断続的にインターナ ルニーダ−で、例えばスタンピングニーダ−で混合される。混合物を混合機中の 温度130〜200℃で溶融状態にもt;らず。混合機からは柔らかい、塑性の 、なお完全には均一化されてない素材を得るが、これをそれからさらに混合する ため予備圧延工場に送りここで温度170〜185℃でさらに加工する。引き続 いて該素材を例えばストレーナ−に導入しここで引き続いて均一にし濾過する。
ストレーナ−より出る際に該素材は温度約200°Cである。こうして調整され た素材を今度は本来のカレンダーに供給することができるが、この際し一カレン ダーもまたはF−カレンダーも使用することができる。
カレンダーのニップに供給の際該素材はそのとき約185〜190℃の温度を持 っているが最終のカレンダーロールを出る際にはなお温度約180℃である。
記載した実施例は均一な無気泡の生成品を得るためには有利で防湿/−トの製造 のために使用する混合物および成形材料に特に適している。使用した材料および 選定したフィルム厚さに対して引き出し速度、すなわちカレンダーでの生産速度 はlO〜20[m/分]が可能である。
しかしまたカレンダー用のように加工されI;素材を顆粒用に変形し防湿機能を 有するシートまたは部材のための押出または射出成形法における顆粒として成形 することができる。
本発明の実施方法 次の本発明による例および比較例は本発明を説明するため利用する。
例1〜7 スタンピングニーダ−、タイプベルナーアンドプフライダー(Werner &  Pfleiderer)に次に挙げた混合物を60℃で装入し素材温度185 ℃で混練した。
エチレン−プロピレン−シュン−ゴム(EPDMI)10(LO重量部 ポリエチレン 30.0重量部 エキステンダー油H90(主要部はパラフィンをベースとする鉱油、ESSOA G社) 22.0重量部シリカンリンチンZ 82 (Si02−カオリン−混 合物、Hoffman & 5ahne社) 45.0重量部カーポンブラック コランシス(Corax) N550FEF(生活性強化カーボンブラック、D egussa社)38.0重量部 滑剤および安定剤 1.8重量部 EPDMIとしてはエチレン66重量%、プロピレン27重量%およびポリマー 全強度12[N/IIIII+2]および溶融熱26 [J/9] を有するエ チルイデンノルポルネン重量%からなるゴムを使用した。
使用したポリエチレンタイプのメルト70−インデソクスMF +(190/2 .16)は、次のように約0−05[g/10分]〜8[g/10分]に変化せ しめjこ。
例I MFI(190/2.16)=0.05[g/10分]例2 MFI(1 90/2.16)−0,1[g/10分j例3 MFI(190/2.16)− 0,5[g/10分]例4 MFl(190/2.16)= 1 [9/ 10 分]例5 MFI(190/2.16) −2[g/ 10分]例6 MFI( 190/ 2.16) −5[g/ 10分]例7 MFl(190/2.16 )−8[g/I 091図1で23°Cでの引裂点伸び(RD23)および80 ℃での引裂点伸び(RD80)をそれぞれDIN53455により測定し例1〜 7のMFIについて行った。図は、23℃での引裂点伸びは減少するメルトイン デックスと共に僅かに上昇するが一方80°Cでの引裂点伸びはMF I 0. 1 [g/I O分]より下がると十分な値をとることをはっきり示している。
80℃での引裂点伸びのMFIによるこの極端な依存性は全く意スタンピングニ ーダ−、タイプWerner & Pfleidererで次に挙げる混合物を 60℃で装入し素材温度180℃に混練した。
エチレン−プロピレン−ジエン−ゴム(EPDMI)100 重量部 ポリエチレン 27.0重量部 エキステンダー油 H9022,0重量部シリカシリシチン 282 45.0 重量部カーボンプラノクコラックスN550FEF 38.0重量部滑剤および 安定剤 1.8重量部 EPDMIとしてはエチレン66重量%、プロピレン27重量%およびポリマー 概略強K l 2 [N/++I+2]および溶融熱26 [J/9] を有す るエチルイデンノルボル不ン7重量%からなるゴムを使用した。
例7〜lOに使用しt;ポリエチレンはそれらのMFl (190/2.16)  、それらの密度およびそれらの重合体タイプを表1に記載しておいた。この場 合法のように表わしt;。
LD 低密度ポリエチレン LLD 線形低密度ポリエチレン HD 高密度ポリエチレン 上述のように混練した素材を190℃の予備圧延にもたらし引続いて圧延温度1 80〜200℃でカレンダーに供給しフィルム厚さl mtaにカレンダーリン グした。このフィルムで測定した23℃での極限引張強さくRF23)および8 0℃での極限引張強さくRF80)および23℃での引裂点伸び(RD23)お よび80℃での伸び(RD80)は同様に表1にまとめた。
例11〜14 例11〜14は西ドイツ特許出願公開号第2657272号明細書から引用した 比較例である(ここでは例1.2.4および5参照)。極限引張強さおよび引裂 点伸びは例7〜10に反して80 ’Cでなくむしろ70°Cで測定した。従っ て表1の測定値は括弧内に掲げた。量的組成は同様に表1に示した。
例15〜17 表1に掲げた量および品質を例7によって調整しフィルムにカレンダーリングし た。このようにして製造したフィルムで測定した極限引張強さおよび伸びの値を 表1に示した。
ペ 七 表1の例かられかるように、比較例を8〜17の23℃での引裂点伸びは異なる 処方にかかわらず非常に高い値を有している。それでも80℃ないしは70℃の 高温では該引裂点伸びの値は激しく後退し、非常に高い分子量−低MFIを有す るPEを用いた本発明による例7までに戻った。従って23℃のにおける引裂点 伸びの値からだんだんに、例えば80℃におけるような高温における該物質の挙 動を推定することができ、本発明による特殊なポリエチレンタイプによって記述 された特性改良を達成することができることはそれだけで驚くべきことである。
例18〜32 それでも表2に示した量および種類を例7に記載したように、エチレン含有率6 7重量%、プロピレン含有率30重量%およびジエン含有率3重量%を有するエ チレン−プロピレン−ジエン−ゴム(EPDM2)でポリマー概略強度13−5  [N/am21および融解熱30 [J/9] を有するエチルイデンノルポ ルネンを調製しフィルムに加工して測定した。
ポリエチレンに対するMFI値が本発明の外部にある比較例19.20,21. 23および24では80℃での引裂点伸びに対してはただ低い値が達成されたに すぎない。使用したポリエチレンのMFI値が本発明の限界領域にある例22に おいてだけは、高い引裂点伸び値を達成したが有利な範囲〉600%に達するこ とはなかつt;。
例29.31および32は、鉱油の少なすぎる量の際には80°Cでの十分高い 引裂点伸びに達せず、本発明によるポリエチレンタイプの高い成分によってもま た達しないことを示した。
責 ω■ローへの寸0■トω口0−へ 累−−e’J C’J (%、l (N。、。。。、。。。
例33 エチレン−プロピレン−ジエン−ゴム(EPDM2)100.0重量部 ポリエチレンMFI(19015)< 0.1 [g/10分]25.0重量部 ポリエチレンMFI(190/2.16) −1[g/10分]25.0重量部 エキステンダー油1(9022,0重量部シリカシリチン 282 45.0重 量部カーポンブラックフランシスN550FEF 38.0重量部滑剤および安 定剤 1.8重量部 からなる混合物を例7に記載したように調製しlll1mのフィルムにカレンダ ーリングした。測定した特性はRF23℃ 19.5N/am2RO23℃ 1 060%RF80℃ 1.2N/r+a2RO80°C800%であった。
測定値が示すように、、本発明によるポリエチレンの量に高いMFIを有するポ リエチレンの量を80℃での要求される高い引裂点伸びを劣化させることなくさ らに加えることができる。
国際tl査餠失 国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エラストマーポリオレフィンゴム、ポリエチレンおよび/またはエチレンコ ポリマー、鉱油および添加物からなる成形材料において、 a)ポリオレフィンゴム100重量部に対して、b)DIN53735によりM FI(190/2.16)<0.1[g/10分] を有するポリエチレンおよび/またはエチレンコポリマー25〜150重量部 c)鉱油16〜28重量部 を含有することを特徴とする成形材料。
  2. 2.該成形材料がポリオレフィンゴム100重量部に対してそれに加えて、 d)無機充填物、 e)カーボンブラック、 f)滑剤および/または安定剤、 g)さらに成分、特にMFI(190/2.16)<0.1[g/10分]を有 するポリエチレンおよび/またはエチレンコポリマーを含有する請求項1記載の 成形材料。
  3. 3.該成形材料がポリオレフィンゴム100重量部に対してそれに加えて、 d)無機充填材20〜80重量部 e)カーボンブラック10〜50重量部f)スリップ剤および安定剤0.5〜5 重量部を有する請求項1記載の成形材料。
  4. 4.使用されるポリエチレンないしはエチレンコポリマーがb)DIN5373 5によりMFI(190/5)<0.1[g/10分〕ならびにMFI(190 /21.6)<5[g/10分]を有する請求項1から3までのいずれか1項記 載の成形材料。
  5. 5.a)で使用したゴムがいわゆる半結晶質のシークエンスゴムでありポリマー 概略強度少なくとも5[N/mm2]を有する請求項1から4までのいずれか1 項記載の成形材料。
  6. 6.使用されたポリエチレンまたはエチレンコポリマーが25〜50重量部の量 で含有されている請求項1から5までのいずれか1項記載の成形材料。
  7. 7.使用したエチレンコポリマーがC3〜C8オレフイン0.5〜20重量%を コモノマーとして含有する請求項1から6までのいずれか1項記載の成形材料。
  8. 8.充填材としてシリカ、カオリン、タルク、重晶石および/またはガラス繊維 のような無機充填材40〜60重量部をシリカとの混合物でまたはただシリカの みを含有する請求項1から7までのいずれか1項記載の成形材料。
  9. 9.強化または半強化カーボンブラックをポリオレフインゴム100重量部に対 して20〜40重量部の量で使用する請求項1から8までのいずれか1項記載の 成形材料。
  10. 10.請求項1から9までのいずれか1項記載の成形材料をカレンダーリングま たは押出しにより弾性防湿シートを製造するための使用。
  11. 11.DlN53455による極限引張強さが80℃で>0.8[N/mm2] で有利には>1[N/mm2]である請求項10による使用。
  12. 12.DIN53455による引裂点伸びが、DIN53455による極限引張 強さ80℃で>0.7[N/mm2]の際に80℃で>600%である請求項1 0または11記載の使用。
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