JPH0449398A - シールド掘進機 - Google Patents
シールド掘進機Info
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- JPH0449398A JPH0449398A JP15861890A JP15861890A JPH0449398A JP H0449398 A JPH0449398 A JP H0449398A JP 15861890 A JP15861890 A JP 15861890A JP 15861890 A JP15861890 A JP 15861890A JP H0449398 A JPH0449398 A JP H0449398A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21D—SHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
- E21D9/00—Tunnels or galleries, with or without linings; Methods or apparatus for making thereof; Layout of tunnels or galleries
- E21D9/06—Making by using a driving shield, i.e. advanced by pushing means bearing against the already placed lining
- E21D9/0635—Tail sealing means, e.g. used as end shuttering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
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- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Geology (AREA)
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は曲線路線のトンネル施工に使用される中折れ式
シールド掘進機に係り、特にシールド本体の中折れ部の
すきまから機内への土砂、地下水の侵入を防止するため
のシールド機構に関する。
シールド掘進機に係り、特にシールド本体の中折れ部の
すきまから機内への土砂、地下水の侵入を防止するため
のシールド機構に関する。
[従来の技術]
中折れ式シールド掘進機に採用されている中折れ部シー
ル機構の一例として、第17〜第19図に示すように、
シールド本体1の前部シールドハル1Aの後端部内周面
とその内周面にはめ込まれた後部シールドハルIBの連
結部外殻9の外周面を円筒面同士の摺動面として、その
間に封止用のOリングシール8A、8Bを装備したもの
がある(実開昭58−172592号参照)。
ル機構の一例として、第17〜第19図に示すように、
シールド本体1の前部シールドハル1Aの後端部内周面
とその内周面にはめ込まれた後部シールドハルIBの連
結部外殻9の外周面を円筒面同士の摺動面として、その
間に封止用のOリングシール8A、8Bを装備したもの
がある(実開昭58−172592号参照)。
また、他の例として、第20図および第21図に示すよ
うに、シールド本体1の前部シールドハルIAの後端部
内周面にはめ込まれた後部シールドハルIBの連結部外
殻4の外周面をシールド軸線上の中折れ中心Oを中心と
する半径Rの球状摺動面4aに形成し、前部シールドハ
ルIAの後端部内周面にこの球状摺動面4aと接触する
シール材5を取り付けたものがある(実開昭60−14
192号参照)。
うに、シールド本体1の前部シールドハルIAの後端部
内周面にはめ込まれた後部シールドハルIBの連結部外
殻4の外周面をシールド軸線上の中折れ中心Oを中心と
する半径Rの球状摺動面4aに形成し、前部シールドハ
ルIAの後端部内周面にこの球状摺動面4aと接触する
シール材5を取り付けたものがある(実開昭60−14
192号参照)。
[発明が解決しようとする課題]
第17図〜第19図は従来のOリングシールに用いた中
折れ部の摺動面のすきまが変化する様子な示したもので
、第17図は直線掘進時の状態図、第18図および第1
9図は中折れ中心100の位置が異なる中折れ時の状態
図である。
折れ部の摺動面のすきまが変化する様子な示したもので
、第17図は直線掘進時の状態図、第18図および第1
9図は中折れ中心100の位置が異なる中折れ時の状態
図である。
これらの図に見られるように、シールド本体1の中折れ
部が円筒面同士のはめ合いとなっているため、直線掘進
時と中折れ時とで摺動面のすきまαの大きさが変化する
。さらに、この従来例では中折れ中心100が確定され
ていないため、中折れ時に地山から受ける外力によって
中折れ中心100がシールド軸方向に移動し、摺動面の
すきまの変化を一層大きくする。第18図は後部シール
ドハルIBの連結部外殻9に設けられた2個のOリング
シール溝10A、IOBの中間線上に中折れ中心100
がある場合、第19図は中折れ中心100がOリングシ
ール溝10A、IOBより切羽側にずれた位置にある場
合で、中折れ中心100がOリングシール溝10A、I
OBより切羽側にずれてくると、摺動面のすきまαが大
きく開くことが分かる。
部が円筒面同士のはめ合いとなっているため、直線掘進
時と中折れ時とで摺動面のすきまαの大きさが変化する
。さらに、この従来例では中折れ中心100が確定され
ていないため、中折れ時に地山から受ける外力によって
中折れ中心100がシールド軸方向に移動し、摺動面の
すきまの変化を一層大きくする。第18図は後部シール
ドハルIBの連結部外殻9に設けられた2個のOリング
シール溝10A、IOBの中間線上に中折れ中心100
がある場合、第19図は中折れ中心100がOリングシ
ール溝10A、IOBより切羽側にずれた位置にある場
合で、中折れ中心100がOリングシール溝10A、I
OBより切羽側にずれてくると、摺動面のすきまαが大
きく開くことが分かる。
第15図に示すように、Oリングシー・ル8は、土圧、
水圧などの外圧Pを受けると変形し、後部シールドハル
の連結部外殻9に設けられた0リングシール溝lOの内
面と前部シールドハルIAの後端部内周面に密着するこ
とによってシール機能を発揮する。したがって、摺動面
のすきまαが大きいと、外圧PによってOリングシール
8の一部がすきまαにはみ出し、そのはみ出した部分が
前部シールドハルIAの切羽側への摺動に伴いすきまα
に挾み込まれて切断され、これをくり返すうちにシール
機能を失ってしまう。中折れ部には、直接土砂に接する
第1段目のOリングシール8Aが破損した場合の予備シ
ールとして第2段目のOリングシール8Bが装備されて
いるが、第1段目のOリングシール8Aがはみ出し切断
されてシール機能を失った場合、中折れ郡全体のシール
寿命が短くなり、長距離掘進に対応できなくなる。
水圧などの外圧Pを受けると変形し、後部シールドハル
の連結部外殻9に設けられた0リングシール溝lOの内
面と前部シールドハルIAの後端部内周面に密着するこ
とによってシール機能を発揮する。したがって、摺動面
のすきまαが大きいと、外圧PによってOリングシール
8の一部がすきまαにはみ出し、そのはみ出した部分が
前部シールドハルIAの切羽側への摺動に伴いすきまα
に挾み込まれて切断され、これをくり返すうちにシール
機能を失ってしまう。中折れ部には、直接土砂に接する
第1段目のOリングシール8Aが破損した場合の予備シ
ールとして第2段目のOリングシール8Bが装備されて
いるが、第1段目のOリングシール8Aがはみ出し切断
されてシール機能を失った場合、中折れ郡全体のシール
寿命が短くなり、長距離掘進に対応できなくなる。
Oリングシールは、最も一般的なシール材であり、安価
で、取付部の加工費が安く、また、たわみ代(変形量)
を大きくとれるため、シールとしての信頼性が高いこと
で知られているが、中折れ部に使用した場合、上記のよ
うにすきまへのはみ出し、切断が生じやすいことから、
中折れ角度を大きくしたい場合には適さかなった。
で、取付部の加工費が安く、また、たわみ代(変形量)
を大きくとれるため、シールとしての信頼性が高いこと
で知られているが、中折れ部に使用した場合、上記のよ
うにすきまへのはみ出し、切断が生じやすいことから、
中折れ角度を大きくしたい場合には適さかなった。
一方、第20図および第21図に示す従来例は、前部シ
ールドハルIAの後端部内周面と、その内周面にはめ込
まれた後部シールドハルIBの連結部外殻4の球状摺動
面4aとのすきまを中折れ角度に関係なく一定に保つこ
とができるため、中折れ部のシール性はよいが、球状摺
動面4aの加工に多大な時間を要し、製作費が高くなる
という欠点がある。
ールドハルIAの後端部内周面と、その内周面にはめ込
まれた後部シールドハルIBの連結部外殻4の球状摺動
面4aとのすきまを中折れ角度に関係なく一定に保つこ
とができるため、中折れ部のシール性はよいが、球状摺
動面4aの加工に多大な時間を要し、製作費が高くなる
という欠点がある。
本発明の目的は、中折れ部のシール材としてOリングシ
ールを使用し、従来問題点となっていた0リングシール
のすきまへのはみ出し、切断を防止することにより、中
折れ角度が大きい場合にも適用できる、安価で信頼性の
高い中折れ部シールド機構を備えたシールド掘進機を提
供することにある。
ールを使用し、従来問題点となっていた0リングシール
のすきまへのはみ出し、切断を防止することにより、中
折れ角度が大きい場合にも適用できる、安価で信頼性の
高い中折れ部シールド機構を備えたシールド掘進機を提
供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために本発明は、相対的に屈折可能
な前部シールドハルと後部シールドハルとでシールド本
体を構成し、前部シールドハルの後端部内周面とその内
周面にはめ込まれた後部シールドハルの連結部外殻の外
周面とを円筒面同士の摺動面として、その間に封止用の
0リングシールを少なくとも2段装備したシールド掘進
機において、前部シールドハルと後部シールドハルとを
左右方向の中折れ中心となる上下2本のピンで連結し、
その中折れ中心のシールド軸方向の位置を後部シールド
ハルの連結部外殻に設けられた0リングシール溝に対し
2て、シールド本体のテール側から第1段目の0リング
シール溝と第2段目の0リングシール溝のそれぞれの中
心位置の間に設定したことを特徴とする。
な前部シールドハルと後部シールドハルとでシールド本
体を構成し、前部シールドハルの後端部内周面とその内
周面にはめ込まれた後部シールドハルの連結部外殻の外
周面とを円筒面同士の摺動面として、その間に封止用の
0リングシールを少なくとも2段装備したシールド掘進
機において、前部シールドハルと後部シールドハルとを
左右方向の中折れ中心となる上下2本のピンで連結し、
その中折れ中心のシールド軸方向の位置を後部シールド
ハルの連結部外殻に設けられた0リングシール溝に対し
2て、シールド本体のテール側から第1段目の0リング
シール溝と第2段目の0リングシール溝のそれぞれの中
心位置の間に設定したことを特徴とする。
中折れ中心とOリングシール溝の位置関係は、中折れ中
心のシールド軸方向の位置と第1段目のOリングシール
溝の切羽側端面位置とをほぼ一致させるとか、第1段目
および第2段目のOリングシール溝のそれぞれの切羽側
端面位置と中折れ中心とのシールド軸方向の距離をほぼ
同一にするとか、第1段目および第2段目のOリングシ
ール溝を中折れ中心のシールド軸方向の位置に対してほ
ぼ対称の位置に設けるなど、前記範囲内で種々選択する
ことができる。
心のシールド軸方向の位置と第1段目のOリングシール
溝の切羽側端面位置とをほぼ一致させるとか、第1段目
および第2段目のOリングシール溝のそれぞれの切羽側
端面位置と中折れ中心とのシールド軸方向の距離をほぼ
同一にするとか、第1段目および第2段目のOリングシ
ール溝を中折れ中心のシールド軸方向の位置に対してほ
ぼ対称の位置に設けるなど、前記範囲内で種々選択する
ことができる。
摺動面の錆付によるシール機能の低下を防止するため、
第1段目のOリングシールよりさらにテール側に、直線
掘進時、摺動面のすきまを封止する第3のシールを設け
、各段のOリングシール間および第1段目のOリングシ
ールと第3のシールとの間の摺動面の隙間にそれぞれグ
リースを注入する給脂手段を設けるとよい。
第1段目のOリングシールよりさらにテール側に、直線
掘進時、摺動面のすきまを封止する第3のシールを設け
、各段のOリングシール間および第1段目のOリングシ
ールと第3のシールとの間の摺動面の隙間にそれぞれグ
リースを注入する給脂手段を設けるとよい。
また、各段のOリングシール間の摺動面のすきまにグリ
ースを注入する給脂手段を設けた場合、その給脂圧力が
過大にならないように注入されたグリースを逃がす圧力
調整手段を設けるとよい。
ースを注入する給脂手段を設けた場合、その給脂圧力が
過大にならないように注入されたグリースを逃がす圧力
調整手段を設けるとよい。
[作用]
前部シールドハルと後部シールドハルとを連結する上下
2本のピンはシールド本体の左右方向の中折れ中心とな
り、シールド軸線上の中折れ中心位置を確定する。した
がって、この中折れ中心と後部シールドハルの連結部外
殻に設けられたOリングシール溝の位置関係を前記範囲
内に設定することにより、第19図のように中折れ中心
のシールド軸方向の位置がOリングシール溝より切羽側
にずれて、Oリングシールを装着した摺動面のすきまが
大きく開くことがなくなる。
2本のピンはシールド本体の左右方向の中折れ中心とな
り、シールド軸線上の中折れ中心位置を確定する。した
がって、この中折れ中心と後部シールドハルの連結部外
殻に設けられたOリングシール溝の位置関係を前記範囲
内に設定することにより、第19図のように中折れ中心
のシールド軸方向の位置がOリングシール溝より切羽側
にずれて、Oリングシールを装着した摺動面のすきまが
大きく開くことがなくなる。
後述するように、中折れ中心とOリングシールのシール
ド軸方向の位置関係を種々選択することによって、第1
段目の0リングシール溝の切羽側断面位置における摺動
面のすきまを最小にしたり、第1段目および第2段目の
Oリングシール溝のそれぞれの切羽側端面位置における
摺動面のすきまの大きさをほぼ同一にしたり、第1段目
と第2段目のOリングシール間にある空間の体積変化を
小さくしたりすることができる。
ド軸方向の位置関係を種々選択することによって、第1
段目の0リングシール溝の切羽側断面位置における摺動
面のすきまを最小にしたり、第1段目および第2段目の
Oリングシール溝のそれぞれの切羽側端面位置における
摺動面のすきまの大きさをほぼ同一にしたり、第1段目
と第2段目のOリングシール間にある空間の体積変化を
小さくしたりすることができる。
第1段目のOリングシールよりテール側に設けられた第
3のシールは、直線掘進時、摺動面のすきまに土砂が侵
入することを防ぎ、給脂手段により注入されたグリース
をすきま内に保持するように働く。
3のシールは、直線掘進時、摺動面のすきまに土砂が侵
入することを防ぎ、給脂手段により注入されたグリース
をすきま内に保持するように働く。
また、圧力調整手段は、各段のOリングシールの間の給
脂圧力が過大となり、その圧力でOリングシールが摺動
面のすきまに押し出されることを防止する。
脂圧力が過大となり、その圧力でOリングシールが摺動
面のすきまに押し出されることを防止する。
[実施例]
以下、本発明の実施例を第1図〜第16図により説明す
る。
る。
まず、本発明によるシールド掘進機の全体構成を第12
図〜第14図により説明すると、シールド本体1を構成
する前部シールドハルIAと後部シールドハルIBとは
、相対的に屈折可能なように複数本の中折れジヤツキ2
を介して連結されている。
図〜第14図により説明すると、シールド本体1を構成
する前部シールドハルIAと後部シールドハルIBとは
、相対的に屈折可能なように複数本の中折れジヤツキ2
を介して連結されている。
第13図に示すように、各中折れジヤツキ2は、シール
ド本体1の内周に沿って円周方向に間隔をおいて配置さ
れた複数本のシールドジヤツキ3の間に配置されており
、第14図に示すように各中折れジヤツキ2の基端側は
前部シールドハルIAの連結部にピン6により結合され
、ジヤツキロッド2aの先端部は後部シールドハルIB
の連結部にピン7により結合されている。後部シールド
ハルIBの前端部には縮径された連結部外殻9が一体に
設けら九でおり、前部シールドハルIAの後端部内周面
とその内周面にはめ込まれた後部シールドハルIBの連
結部外殻9の外周面は円筒面同士の摺動面を形成してい
る。摺動面のすきまを封止するため、2段のOリングシ
ール8A、8Bがそれぞれ後部シールドハルの連結部外
殻9に設けられたOリングシール溝10A、IOBに装
置され、前部シールドハルIAの後端部内周面に当接し
ている。
ド本体1の内周に沿って円周方向に間隔をおいて配置さ
れた複数本のシールドジヤツキ3の間に配置されており
、第14図に示すように各中折れジヤツキ2の基端側は
前部シールドハルIAの連結部にピン6により結合され
、ジヤツキロッド2aの先端部は後部シールドハルIB
の連結部にピン7により結合されている。後部シールド
ハルIBの前端部には縮径された連結部外殻9が一体に
設けら九でおり、前部シールドハルIAの後端部内周面
とその内周面にはめ込まれた後部シールドハルIBの連
結部外殻9の外周面は円筒面同士の摺動面を形成してい
る。摺動面のすきまを封止するため、2段のOリングシ
ール8A、8Bがそれぞれ後部シールドハルの連結部外
殻9に設けられたOリングシール溝10A、IOBに装
置され、前部シールドハルIAの後端部内周面に当接し
ている。
これらのOリングシール8A、8Bは中実または中空の
いずれの形態であってもよい。また、前部シールドハル
IAと後部シールドハルIBとは、左右方向の中折れ中
心となる上下2本のピン11で連結されており、このピ
ン11によってシールド軸線上の中折れ中心位置を確定
している。シールド本体1の前面にはカンタヘッド12
が装備され1回転しながら地山を掘削する。掘削された
土砂はスクリュコンベア等の排土装置F(図示せず)に
より後方に搬出される。
いずれの形態であってもよい。また、前部シールドハル
IAと後部シールドハルIBとは、左右方向の中折れ中
心となる上下2本のピン11で連結されており、このピ
ン11によってシールド軸線上の中折れ中心位置を確定
している。シールド本体1の前面にはカンタヘッド12
が装備され1回転しながら地山を掘削する。掘削された
土砂はスクリュコンベア等の排土装置F(図示せず)に
より後方に搬出される。
このようなシールド掘進機により曲線路線のトンネル施
工を行う場合には、シールド本体1の右半分と左半分の
中折れジヤツキ2のストロ−クシ変えて、第16図に示
すように、確定された中折れ中心100を中心として前
部シールドハルIAと後部シールドハルIBを相対的に
屈折させ、この状態で片側のシールドジヤツキ3を伸ば
してシールド本体1を推進することにより、少ない余掘
量で急曲線施工ができる。
工を行う場合には、シールド本体1の右半分と左半分の
中折れジヤツキ2のストロ−クシ変えて、第16図に示
すように、確定された中折れ中心100を中心として前
部シールドハルIAと後部シールドハルIBを相対的に
屈折させ、この状態で片側のシールドジヤツキ3を伸ば
してシールド本体1を推進することにより、少ない余掘
量で急曲線施工ができる。
次に、本発明によるシールド掘進機の中折れ部シール機
構についてさらに詳しく説明する。
構についてさらに詳しく説明する。
第1図〜第3図は請求項2に対応する実施例の要部切断
平面図で、第1図は直線掘進時の状態、第2図は中折れ
時の状態、第3図は逆方向に中折れした時の状態をそれ
ぞれ示している0本実施例では、前記ピン11によって
確定された中折れ中心100のシールド軸方向の位置と
シールド本体1のテール側から第1段目のOリングシー
ル溝10Aの切羽側端面位置とをほぼ一致させである。
平面図で、第1図は直線掘進時の状態、第2図は中折れ
時の状態、第3図は逆方向に中折れした時の状態をそれ
ぞれ示している0本実施例では、前記ピン11によって
確定された中折れ中心100のシールド軸方向の位置と
シールド本体1のテール側から第1段目のOリングシー
ル溝10Aの切羽側端面位置とをほぼ一致させである。
このような位置関係とすることにより、第2図、第3図
に示す左右いずれの方向の中折れ時にも、第1段目のO
リングシール溝10Aの切羽側端面位置における摺動面
のすきまαを最小、すなわち第1図に示す直線掘進時の
初期隙間α。とほぼ同一に保つことができる0本実施例
によれば、中折れ時にすきまαが大きくならないため、
第1段目のOリングシール8Aが土砂の圧力を受けて変
形しても、すきまαに挾み込まれて切断されることを防
止でき、直接土砂に接する第1段目の0リングシール8
Aのシール機能の維持を重要視する場合に有効である。
に示す左右いずれの方向の中折れ時にも、第1段目のO
リングシール溝10Aの切羽側端面位置における摺動面
のすきまαを最小、すなわち第1図に示す直線掘進時の
初期隙間α。とほぼ同一に保つことができる0本実施例
によれば、中折れ時にすきまαが大きくならないため、
第1段目のOリングシール8Aが土砂の圧力を受けて変
形しても、すきまαに挾み込まれて切断されることを防
止でき、直接土砂に接する第1段目の0リングシール8
Aのシール機能の維持を重要視する場合に有効である。
第4図〜第6図は請求項3に対応する実施例の要部切断
平面図で、第4図は直線掘進時の状態、第5図は中折れ
時の状態、第6図は逆方向に中折れした時の状態をそれ
ぞれ示している。第1図〜第3図の実施例では、第1段
目のOリングシール溝10Aの切羽側端面位置における
すきまαは小さくできるが、第3図に示す逆方向の中折
れ時に第2段目の○リングシール溝10Bの切羽側端面
位置におけるすきまβが大きくなってしまう6また。
平面図で、第4図は直線掘進時の状態、第5図は中折れ
時の状態、第6図は逆方向に中折れした時の状態をそれ
ぞれ示している。第1図〜第3図の実施例では、第1段
目のOリングシール溝10Aの切羽側端面位置における
すきまαは小さくできるが、第3図に示す逆方向の中折
れ時に第2段目の○リングシール溝10Bの切羽側端面
位置におけるすきまβが大きくなってしまう6また。
中折れ時の摺動面同士の干渉を避けるため、第1段目お
よび第2段目の○リングシール溝10A、10Bのそれ
ぞれの切羽側端面位置における初期すきまα。、β。(
第1図)がα。くβ。となる場合がある。第2段目のO
リングシール8Bは第1段目のOリングシール8Aが破
損した場合の予備シールとして設けられたものであるが
、中折れ時のすきまβおよび初期すきまβ。が大きいた
め、第1段目のOリングシール8Aが破損すると、第2
段目のOリングシール8Bもすぐに土砂の圧力によって
すきまβまたはβ。に押し出され破損してしまう可能性
が大きい。
よび第2段目の○リングシール溝10A、10Bのそれ
ぞれの切羽側端面位置における初期すきまα。、β。(
第1図)がα。くβ。となる場合がある。第2段目のO
リングシール8Bは第1段目のOリングシール8Aが破
損した場合の予備シールとして設けられたものであるが
、中折れ時のすきまβおよび初期すきまβ。が大きいた
め、第1段目のOリングシール8Aが破損すると、第2
段目のOリングシール8Bもすぐに土砂の圧力によって
すきまβまたはβ。に押し出され破損してしまう可能性
が大きい。
そこで、第4図〜第6図の実施例では、第1段目および
第2段目の0リングシール溝10A、 IOBのそれぞ
れの切羽側端面位置と中折れ中心100とのシールド軸
方向の距離Q1をほぼ同一とすることにより、第5図に
示す第1段目の0リングシール溝10Aの切羽側端面位
置での隙間αと第6図に示す第2段目の○リングシール
溝10Bの切羽側端面位置でのすきまβとがほぼ同じ大
きさになるようにしている。また、第1図〜第3図の実
施例に比べ中折れ角度を大きくした場合でも、第4図に
示す初期すきまα。とβ。をほぼ同じ大きさとすること
ができる。したがって、たとえ第1段目のOリングシー
ル8Aが破損しても、第2段目のOリングシール8Bが
予備シールとしての機能を発揮し、すぐに破損してしま
うようなことがない。
第2段目の0リングシール溝10A、 IOBのそれぞ
れの切羽側端面位置と中折れ中心100とのシールド軸
方向の距離Q1をほぼ同一とすることにより、第5図に
示す第1段目の0リングシール溝10Aの切羽側端面位
置での隙間αと第6図に示す第2段目の○リングシール
溝10Bの切羽側端面位置でのすきまβとがほぼ同じ大
きさになるようにしている。また、第1図〜第3図の実
施例に比べ中折れ角度を大きくした場合でも、第4図に
示す初期すきまα。とβ。をほぼ同じ大きさとすること
ができる。したがって、たとえ第1段目のOリングシー
ル8Aが破損しても、第2段目のOリングシール8Bが
予備シールとしての機能を発揮し、すぐに破損してしま
うようなことがない。
第7図〜第9図は請求項4に対応する実施例の要部の切
断平面図で、第7図は直線掘進時の状態、第8図は中折
れ時の状態、第9図は逆方向に中折れした時の状態をそ
れぞれ示している。本実施例は、中折れ時に第1段目の
Oリングシール8Aと第2段目のOリングシール8Bの
間にある空間(影線を付した部分)15の体積変化が最
小となるように、中折れ中心100のシールド軸方向の
位置に対してほぼ対称の位置に第1段目および第2段目
の○リングシール溝10A、IOBを設け、○リングシ
ール溝10A、IOBのそれぞれの中心位置と中折れ中
心100とのシールド軸方向の距離Q、をほぼ同一とし
たものである。
断平面図で、第7図は直線掘進時の状態、第8図は中折
れ時の状態、第9図は逆方向に中折れした時の状態をそ
れぞれ示している。本実施例は、中折れ時に第1段目の
Oリングシール8Aと第2段目のOリングシール8Bの
間にある空間(影線を付した部分)15の体積変化が最
小となるように、中折れ中心100のシールド軸方向の
位置に対してほぼ対称の位置に第1段目および第2段目
の○リングシール溝10A、IOBを設け、○リングシ
ール溝10A、IOBのそれぞれの中心位置と中折れ中
心100とのシールド軸方向の距離Q、をほぼ同一とし
たものである。
空間15の体積は、シールド本体1が直進状態から中折
れ状態になる時には増加し、逆の場合には減少する。こ
の体積変化に伴う空間15の圧力変化により、直進状態
から中折れ状態になる時には第1段目のOリングシール
8Aが摺動面のすきまに挟み込まれやすく、その逆の場
合には第2段目のOリングシール8Bが摺動面のすきま
に挟み込まれやすい。摺動面の錆止めのため、給脂ボー
ト13゜14から摺動面に給脂を行う場合には、空間1
5に注入されたグリースが充満しているため、空間15
の体積変化によってOリングシール8A、8Bがすきま
に挾み込まれる可能性はさらに大きくなる。
れ状態になる時には増加し、逆の場合には減少する。こ
の体積変化に伴う空間15の圧力変化により、直進状態
から中折れ状態になる時には第1段目のOリングシール
8Aが摺動面のすきまに挟み込まれやすく、その逆の場
合には第2段目のOリングシール8Bが摺動面のすきま
に挟み込まれやすい。摺動面の錆止めのため、給脂ボー
ト13゜14から摺動面に給脂を行う場合には、空間1
5に注入されたグリースが充満しているため、空間15
の体積変化によってOリングシール8A、8Bがすきま
に挾み込まれる可能性はさらに大きくなる。
空間15の体積変化を小さくするように中折れ中心10
0と0リングシール溝10A、IOBの位置関係を選定
することにより、上記のような空間15の体積変化によ
る0リングシール8A、8Bの挾み込み、切断を防止す
ることができる。
0と0リングシール溝10A、IOBの位置関係を選定
することにより、上記のような空間15の体積変化によ
る0リングシール8A、8Bの挾み込み、切断を防止す
ることができる。
第10図は請求項5に対応する実施例の要部切断平面図
で、直線掘進時の状態を示す。
で、直線掘進時の状態を示す。
中折れ部の摺動面に錆が生じると、中折れ時にOリング
シール8A、8Bのシール機能が阻害される。その対策
として、第1図〜第9図に示すように、給脂ボート13
.14を設けて摺動面の給脂を行っても、第1段目のO
リングシール8Aよりテール側のすきまには土砂が入り
込むため、給脂ボート14から注入したグリースをすき
ま内に保持することができず、錆止め効果が得にくい。
シール8A、8Bのシール機能が阻害される。その対策
として、第1図〜第9図に示すように、給脂ボート13
.14を設けて摺動面の給脂を行っても、第1段目のO
リングシール8Aよりテール側のすきまには土砂が入り
込むため、給脂ボート14から注入したグリースをすき
ま内に保持することができず、錆止め効果が得にくい。
そこで、第10図の実施例では、第1段目のOリングシ
ール8Aよりさらにテール側に、直線掘進時、摺動面の
すきまを封止する第3のシール16を設けている。
ール8Aよりさらにテール側に、直線掘進時、摺動面の
すきまを封止する第3のシール16を設けている。
第3のシール16は後部シールドハルIBの連結部外殻
9に取り付けた板状のシールで、直線掘進時に前部シー
ルドハルIAの後端部に当接し、摺動面のすきまを封止
できるものであればよい。この第3のシール16により
、掘進初期の直進時に第1段目のOリングシール8Aよ
りテール側のすきま(影線を付した部分)17への土砂
の侵入を防止し、給脂ボート14から注入したグリース
をすきま17内に保持することができるため、摺動面の
錆止めができる。−度中折れ動作を行うと、すきま17
内に土砂が入る場合もあるが、直進状態に戻ったときに
は、再び第10図に示すようにすきま17が閉じられ、
内部に充満したグリースによって摺動面の錆止めが行わ
れる。
9に取り付けた板状のシールで、直線掘進時に前部シー
ルドハルIAの後端部に当接し、摺動面のすきまを封止
できるものであればよい。この第3のシール16により
、掘進初期の直進時に第1段目のOリングシール8Aよ
りテール側のすきま(影線を付した部分)17への土砂
の侵入を防止し、給脂ボート14から注入したグリース
をすきま17内に保持することができるため、摺動面の
錆止めができる。−度中折れ動作を行うと、すきま17
内に土砂が入る場合もあるが、直進状態に戻ったときに
は、再び第10図に示すようにすきま17が閉じられ、
内部に充満したグリースによって摺動面の錆止めが行わ
れる。
第11図は請求項6に対応する実施例の要部切断平面図
で、直線掘進時の状態を示す。
で、直線掘進時の状態を示す。
0リングシール8A、8B間に給脂を行う場合、給脂圧
力を上げてゆくと、その圧力でOリングシール8A、8
Bが摺動面のすきまに押し出されてしまう。また、掘進
中に第1段目のOリングシール8Aが土砂の圧力を受け
て第15図のように変形すると、その圧力がシール間に
充満したグリースを介してそのまま第2段目の0リング
シール8Bに伝ばんされるため、第3図のようにすきま
βがすきまαより大きい場合には、予備シールである第
2段目のOリングシール8Bが先にすきまβにはみ出し
、切断されてしまう可能性がある。そこで、第11図の
実施例では、Oリングシール8A。
力を上げてゆくと、その圧力でOリングシール8A、8
Bが摺動面のすきまに押し出されてしまう。また、掘進
中に第1段目のOリングシール8Aが土砂の圧力を受け
て第15図のように変形すると、その圧力がシール間に
充満したグリースを介してそのまま第2段目の0リング
シール8Bに伝ばんされるため、第3図のようにすきま
βがすきまαより大きい場合には、予備シールである第
2段目のOリングシール8Bが先にすきまβにはみ出し
、切断されてしまう可能性がある。そこで、第11図の
実施例では、Oリングシール8A。
8B間の空間(影線を付した部分) 15に連通ずるリ
リーフ弁18を後部シールドハルIBの連結部外殻9に
取り付け、空間15の給脂圧力が過大にならないように
、給脂ポート(図示せず)から注入されたグリースを逃
がす圧力調整手段としている。
リーフ弁18を後部シールドハルIBの連結部外殻9に
取り付け、空間15の給脂圧力が過大にならないように
、給脂ポート(図示せず)から注入されたグリースを逃
がす圧力調整手段としている。
リリーフ弁18のクランキング圧は、グリースをシール
間に保持できる程度の微小な値(例えば0.1kgf/
ci)でよい。このような圧力調整用リリーフ弁18を
空間15の圧力変化に対応できるように複数箇所に設け
ておくことにより、過大な給脂圧力によるOリングシー
ル8A、8Bのはみ出し、切断を防止できる。
間に保持できる程度の微小な値(例えば0.1kgf/
ci)でよい。このような圧力調整用リリーフ弁18を
空間15の圧力変化に対応できるように複数箇所に設け
ておくことにより、過大な給脂圧力によるOリングシー
ル8A、8Bのはみ出し、切断を防止できる。
[発明の効果]
請求項1記載の発明によれば、シールド本体を中折れさ
せた際、中折れ中心が中折れ部のOリングシール溝より
切羽側にずれて、中折れ部の摺動面のすきまが大きく開
くことがないので、そのすきまにOリングシールが挟み
込まれて切断されることを防止でき、安価で信頼性の高
い中折れ部シール機構を備えたシールド掘進機を提供す
ることができる。
せた際、中折れ中心が中折れ部のOリングシール溝より
切羽側にずれて、中折れ部の摺動面のすきまが大きく開
くことがないので、そのすきまにOリングシールが挟み
込まれて切断されることを防止でき、安価で信頼性の高
い中折れ部シール機構を備えたシールド掘進機を提供す
ることができる。
請求項2記載の発明によれば、第1段目のOリングシー
ル溝の切羽側端面位置における摺動面のすきまを最小と
することができるので、直接土砂に接する第1段目のO
リングシールのはみ出し、切断を防止するのに有効であ
る。
ル溝の切羽側端面位置における摺動面のすきまを最小と
することができるので、直接土砂に接する第1段目のO
リングシールのはみ出し、切断を防止するのに有効であ
る。
請求項3記載の発明によれば、第2段目のOリングシー
ル溝の切羽側端面位置における摺動面のすきまが第1段
目のOリングシール溝の切羽側端面位置における摺動面
のすきまより大きくならないので、たとえ第1段目のO
リングシールが破損しても、第2段目のOリングシール
の予備シールとしての機能を充分発揮させることができ
る9請求項4記載の発明によれば、第1段目と第2段目
のOリングシール間にある空間の体積変化を最小とする
ことができ、その体積変化に伴う空間の圧力変化によっ
てOリングシールが摺動面のすきまにはみ出し、切断さ
れることを防止できる。
ル溝の切羽側端面位置における摺動面のすきまが第1段
目のOリングシール溝の切羽側端面位置における摺動面
のすきまより大きくならないので、たとえ第1段目のO
リングシールが破損しても、第2段目のOリングシール
の予備シールとしての機能を充分発揮させることができ
る9請求項4記載の発明によれば、第1段目と第2段目
のOリングシール間にある空間の体積変化を最小とする
ことができ、その体積変化に伴う空間の圧力変化によっ
てOリングシールが摺動面のすきまにはみ出し、切断さ
れることを防止できる。
請求項5記載の発明によれば、第1段目のOリングシー
ルよりテール側にある摺動面のすきまにも常にグリース
を滞留させて、シール機能を阻害する摺動面の錆付を防
止できる。
ルよりテール側にある摺動面のすきまにも常にグリース
を滞留させて、シール機能を阻害する摺動面の錆付を防
止できる。
請求項6記載の発明によれば、摺動面の錆止めのため各
段のOリングシール間に給脂を行う場合、過大な給脂圧
力によって0リングシールが摺動面のすきまにはみ出し
、切断されることも防止できる。
段のOリングシール間に給脂を行う場合、過大な給脂圧
力によって0リングシールが摺動面のすきまにはみ出し
、切断されることも防止できる。
第1図〜第3図は請求項2に対応する実施例の要部切断
平面図、第4図〜第6図は請求項3に対応する実施例の
要部切断平面図、第7図〜第9図は請求項4に対応する
実施例の要部切断平面図、第10図は請求項5に対応す
る実施例の要部切断平面図、第11図は請求項6に対応
する実施例の要部切断平面図、第12図は本発明による
中折れ式シールド掘進機の一部切断した側面図、第13
図は第12図のA−A断面図、第14図は第13図のB
−B断面図、第15図はOリングシールが土砂の圧力を
受けて変形した状態を示す断面図、第16図はシールド
本体の中折れ状態を示す概念図、第17図〜第19図は
従来のOリングシールを装備した中折九部の切断平面図
、第20図および第21図は中折れ部シール機構の他の
従来例を示す切断平面図である。 1・・・シールド本体、IA・・・前部シールドハル、
IB・・・後部シールドハル、8A、8B・・・Oリン
グシール、9・・・連結部外殻、IOA、IOB・・・
Oリングシール溝、11・・・連結ピン、13.14・
・・給脂ボート、16・・・第3のシール、18・・・
圧力調整用リリーフ弁、100・・・中折れ中心。
平面図、第4図〜第6図は請求項3に対応する実施例の
要部切断平面図、第7図〜第9図は請求項4に対応する
実施例の要部切断平面図、第10図は請求項5に対応す
る実施例の要部切断平面図、第11図は請求項6に対応
する実施例の要部切断平面図、第12図は本発明による
中折れ式シールド掘進機の一部切断した側面図、第13
図は第12図のA−A断面図、第14図は第13図のB
−B断面図、第15図はOリングシールが土砂の圧力を
受けて変形した状態を示す断面図、第16図はシールド
本体の中折れ状態を示す概念図、第17図〜第19図は
従来のOリングシールを装備した中折九部の切断平面図
、第20図および第21図は中折れ部シール機構の他の
従来例を示す切断平面図である。 1・・・シールド本体、IA・・・前部シールドハル、
IB・・・後部シールドハル、8A、8B・・・Oリン
グシール、9・・・連結部外殻、IOA、IOB・・・
Oリングシール溝、11・・・連結ピン、13.14・
・・給脂ボート、16・・・第3のシール、18・・・
圧力調整用リリーフ弁、100・・・中折れ中心。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、相対的に屈折可能な前部シールドハルと後部シール
ドハルとでシールド本体を構成し、前部シールドハルの
後端部内周面とその内周面にはめ込まれた後部シールド
ハルの連結部外殻の外周面とを円筒面同士の摺動面とし
て、その間に封止用のOリングシールを少なくとも2段
装備したシールド掘進機において、前部シールドハルと
後部シールドハルとを左右方向の中折れ中心となる上下
2本のピンで連結し、その中折れ中心のシールド軸方向
の位置を後部シールドハルの連結部外殻に設けられたO
リングシール溝に対して、シールド本体のテール側から
第1段目のOリングシール溝と第2段目のOリングシー
ル溝のそれぞれの中心位置の間に設定したことを特徴と
するシールド掘進機。 2、中折れ中心のシールド軸方向の位置と第1段目のO
リングシール溝の切羽側端面位置とをほぼ一致させたこ
とを特徴とする請求項1記載のシールド掘進機。 3、第1段目および第2段目のOリングシール溝のそれ
ぞれの切羽側端面位置と中折れ中心とのシールド軸方向
の距離をほぼ同一としたことを特徴とする請求項1記載
のシールド掘進機。 4、第1段目および第2段目のOリングシール溝を中折
れ中心のシールド軸方向の位置に対してほぼ対称の位置
に設けたことを特徴とする請求項1記載のシールド掘進
機。 5、第1段目のOリングシールよりさらにテール側に、
直線掘進時、前記摺動面のすきまを封止する第3のシー
ルを設け、各段のOリングシール間および第1段目のO
リングシールと第3のシールとの間の摺動面のすきまに
それぞれグリースを注入する給脂手段を設けたことを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシールド掘進
機。 6、各段のOリングシール間の摺動面のすきまにグリー
スを注入する給脂手段を設けるとともに、その給脂圧力
が過大にならないように注入されたグリースを逃がす圧
力調整手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載のシールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2158618A JPH07100998B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2158618A JPH07100998B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | シールド掘進機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449398A true JPH0449398A (ja) | 1992-02-18 |
JPH07100998B2 JPH07100998B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=15675649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2158618A Expired - Fee Related JPH07100998B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | シールド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100998B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58172592U (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-18 | 日立建機株式会社 | シ−ルド掘進機 |
JPS5916639A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-01-27 | Hitachi Ltd | クロスフインチユ−ブ式熱交換器フインの製造用金型 |
JPS6133118U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-28 | カシオ計算機株式会社 | 電源制御装置 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP2158618A patent/JPH07100998B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58172592U (ja) * | 1982-05-10 | 1983-11-18 | 日立建機株式会社 | シ−ルド掘進機 |
JPS5916639A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-01-27 | Hitachi Ltd | クロスフインチユ−ブ式熱交換器フインの製造用金型 |
JPS6133118U (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-28 | カシオ計算機株式会社 | 電源制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07100998B2 (ja) | 1995-11-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |