JPH0449373B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0449373B2
JPH0449373B2 JP1549687A JP1549687A JPH0449373B2 JP H0449373 B2 JPH0449373 B2 JP H0449373B2 JP 1549687 A JP1549687 A JP 1549687A JP 1549687 A JP1549687 A JP 1549687A JP H0449373 B2 JPH0449373 B2 JP H0449373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
exhaust port
lighting
plants
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1549687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63185317A (ja
Inventor
Takahisa Shimomura
Kunpei Yamashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1549687A priority Critical patent/JPS63185317A/ja
Publication of JPS63185317A publication Critical patent/JPS63185317A/ja
Publication of JPH0449373B2 publication Critical patent/JPH0449373B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、植物の組織培養や細胞培養の培養
棚等に適用される照明装置に関するものである。
〔背景技術〕
農業分野におけるバイオテクノロジーの部門で
は植物の組織培養や細胞培養を行うとき、植物の
成長や育成を促進するのに証明が有効であること
から、照明器具を取付けた培養棚が使用されてい
る。
第4図に従来例を示す。すなわち、この照明装
置は、下面に照明器具50を設けた複数の棚51
と、棚51を支持する支柱52を有する支持体5
2′とで構成され、各棚51に培養植物を納めた
組織培養フラスコ等のサンプルを載せ、照明器具
50により照明している。53は棚51と支柱5
2とを連結する取付けねじ、54は照明器具50
に接続された電源コード、55は支持体52′の
最下段の棚である。
ところが、この照明装置は、植物の成長度を目
視観察しその状況に応じて、照明器具の消灯、別
の照明器具の設置および手動による調光等により
その都度照度を設定する必要があつたため、非常
に労力がかかるとともに照明電力が浪費するとい
う欠点があつた。
また、照明器具50のランプや安定器より熱が
発生するが、培養植物は熱をきらうため成長が阻
害される。このため、培養棚を設置する培養室に
室温調整用の空調機を設け、室温をコントロール
する必要があるが、この空調機は培養室の全体を
空調するため、電力費が非常に高いという欠点が
ある。
〔発明の目的〕
この目的は、培養植物の成長度にあわせた照度
の設定が容易にできるとともに排熱が良好で電力
費を削滅することができる照明装置を提供するこ
とである。
〔発明の開示〕 この発明の照明装置は、支持体と、この支持体
に支持されて表面に透光板を有する箱形であつて
照明器具を内蔵した植物等の培養用の棚と、前記
照明器具の照度を植物等の成長度にあわせてあら
かじめ設定された値に制御する調光装置と、前記
棚内を排気する室気排気口および室外排気口を有
するとともに室内温度に応じて前記室内排気口お
よび室外排気口を切換える切換手段を有する排気
装置とを備えたものである。
この発明の構成によれば、調光装置により植物
等の成長度にあわせて自動的に照度が設定される
ため、照度調整が不要となり労力を著しく軽減で
ききる。また効率的に照明することができるため
照明電力を節減できる。さらに箱形の棚の内部に
照明器具を内蔵して棚内を排気装置で排熱するた
め、照明器具の熱を直接冷却することができ、冷
却効果が良好で電力費を削減できる。また室温に
応じて室内排気口と室外排気口とを切換手段で切
換えることにより熱の有効利用が可能になる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。すわなち、この照明装置は、支
持体5と、この支持体5に支持体されて表面に透
光板1を有する箱形であつて照明器具2を内蔵し
た植物等の培養用の棚3と、照明器具2の照度を
植物等の成長度にあわせてあらかじめ設定された
値に制御する調光装置36と、棚3内を排気する
室内排気口37および室外排気口38を有すると
ともに室内温度に応じて室内排気口37および室
外排気口38を切換える切換手段39を有する排
気装置6とを備えている。
以下具体的に説明すると、前記支持体5は、4
本の支柱4と、支柱4の下端部を連結する下段棚
7と、支柱4の上端部を連結する桟8とで枠状に
形成されている。また各支柱4の下端部にねじを
実施例とする高さ調整具9が設けられ、床面が傾
斜したり凹凸であつても高さ調整具9を回転する
ことにより高さ調整具9の出代を変えて棚3の水
平度を出すようにしている。
前記支柱4はそれぞれ角パイプを実施例とし、
支柱4の側面の一方向の対向面の高さ方向に多数
の長孔状の取付孔10を一定間隔で列設し、一対
の隣合う支柱4間にブラケツト11が架設され
る。このブラケツト11は両端部に取付孔10に
着脱自在に係止する固定爪(図示せず)を突出
し、固定爪を取付孔10に差込み下側へ押し下げ
て係止固定する。さらに第1図に示すように支持
体5の支柱4の一つに高さ方向に沿つて線状コン
セント15が取付けられ、下端部にコード16を
引出しその先端を調光装置36に接続している。
前記棚3は、複数個すなわちこの実施例では4
個有し、前記ブラケツト11に支持され、上面に
培養植物を納めた組織培養フラスコ等のサンプル
(図示せず)が載置される。各棚3は第2図に示
すように、側板19および上板18からなる箱形
に形成して下面に開口を形成するとともに、一端
部に係止枠3aを形成している。側板19の係止
枠3aと反対側に流入口20を形成しその内側に
フイルタ21を張りつけて流入口20を閉じ、ま
た側板19の係止枠3a側に排気口を形成するフ
ランジ22を設けている。また側板19の開口側
に内向き片23を折曲し、内向き片23に透光板
1を載せて開口を閉塞している。また棚3内をフ
ランジ22および流入口20を除き密閉するた
め、透光板1の内向き片23の接触部および側板
19のうち上板18と一体に形成されていないも
のとの接触部にそれぞれゴム等のパツキン24を
設けている。
照明器具2のランプソケツト25、安定器29
その他の電気部品は上板18の下面に取付けら
れ、ランプソケツト25に直管蛍光ランプ26が
装着されている。また照明器具2の電源コード2
7を棚3から引出して先端のプラグ28を線状コ
ンセント15に接続する。
前記排気装置6は支持体5の上端部に取付けら
れている。排気装置6は箱形のケース30の内部
にフアン31を設けるとともに、ケース30の上
面に排気口(図示せず)に排気管32を接続し、
ダンパを実施例とする切換手段39を介して室内
排気口37を有する室内排気管40および室外排
気口38を有する室外排気管41を接続してい
る。切換手段39はまた室温を感知する室温感知
手段42と、室温感知手段42の動作により切換
手段39を切換え駆動する電磁石装置等で形成さ
れた駆動部43とを有している。たとえば夏期の
ように温度が高い場合は室外排気管41側に連絡
するように切り換えて室外へ排気して室温の上昇
を押え、冬期のように室温の低い場合は室内排気
管40側に連絡するように切り換えて室温の低下
を押える。またケース30の下面に棚数に等しい
数の吸入口(図示せず)を形成し、吸入口とフラ
ンジ22とをフレキシブルな排気ダクト33を接
続している。
前記調光装置36は、培養する植物の種類ごと
に設定された植物の成長パターンにあつた照度を
プログラムした記録媒体35を有し、プログラム
で調光装置36を制御して照明器具2を調光す
る。プログラムはあらかじめ得られた第3図に示
すような培養植物の成長度に対する照度の関係に
したがつて作成されている。
この照明装置は、調光装置36を介して電源に
接続し、線状コンセント15を介して各棚3の照
明器具2に給電され、照明器具2の直管蛍光ラン
プ26が点灯する。直管蛍光ランプ26の点灯に
より棚3の透光板1より光が出て下側の棚3の上
面に載置されたサンプルを照明する。この場合、
植物の成長度に応じて自動的に照明器具2の照度
が設定される。
また排気装置6に給電することによりフアン3
1が回転し、フアン31の回転により各棚3の流
入口20より風を吸込み、棚3内を第2図の矢印
のように流れてフランジ22、排気ダクト33を
通して排気装置6のケース30内に流入し、排気
管32より排気され、このとき棚3内に発生した
直管蛍光ランプ26や安定器29の熱が排熱さ
れ、棚3は常に冷却される。この場合、室温が高
いと切換手段39が室外排気口38側に切り換え
て室外排気し、室温が低いと室内排気口37に切
り換えられて室内排気することにより室内の暖房
に寄与する。
この実施例によれば、調光装置36により植物
等の成長度にあわせて自動的に照度が設定される
ため、照度調整が不要となり労力を著しく軽減で
きる。また効率力に照明することができるため照
明電力を節減できる。
また箱形の棚3の内部に照明器具2を内蔵して
棚3内を排気装置6で排熱するため、照明器具2
の熱を直接冷却することができ、冷却効果が良好
で電力費を消滅できる。また室温に応じて室内排
気口37と室外排気口38とを切換手段39で切
換えることにより熱の有効利用が可能となる。す
なわち、照明から発生する熱による培養食物の成
長の阻害がなくなり食物の成長が確保できるとと
もに、照明熱を抑えるのに必要な従来の空調機の
電力費用が約40%程度削減できる。
〔発明の効果〕
この発明の照明装置によれば、調光装置により
植物等の成長度にあわせて自動的に設定されるた
め、照度調整が不要となり労力を著しく軽減でき
る。また効率的に照明することができるため照明
電力を節減できる。さらに箱形の棚の内部に照明
器具を内蔵して棚内を排気装置で排熱するため、
照明器具の熱を直接冷却することができ、冷却効
果が良好で電力費を消滅できる。また室温に応じ
て室内排気口と室外排気口とを切換手段で切換え
ることにより熱の有効利用が可能になるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図
はその要部断面図、第3図は培養植物の成長度に
対する照度の関係図、第4図は従来例の斜視図で
ある。 1……透光板、2……照明器具、3……棚、5
……支持体、6……排気装置、36……調光装
置、37……室内排気口、38……室外排気口、
39は切換手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支持体と、この支持体に支持されて表面に透
    光板を有する箱形であつて照明器具を内蔵した植
    物等の培養用の棚と、前記照明器具の照度を植物
    等の成長度にあわせてあらかじめ設定された値に
    制御する調光装置と、前記棚内を排気する室内排
    気口および室外排気口を有するとともに室内温度
    に応じて前記室内排気口および室外排気口を切換
    える切換手段を有する排気装置とを備えた照明装
    置。
JP1549687A 1987-01-26 1987-01-26 照明装置 Granted JPS63185317A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1549687A JPS63185317A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1549687A JPS63185317A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63185317A JPS63185317A (ja) 1988-07-30
JPH0449373B2 true JPH0449373B2 (ja) 1992-08-11

Family

ID=11890419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1549687A Granted JPS63185317A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63185317A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1859673A4 (en) 2005-03-14 2009-01-21 Tokuju Kogyo Co Ltd LIGHTING DEVICE AND PLANT CULTURE DEVICE EQUIPPED WITH LIGHTING DEVICE
JP4704241B2 (ja) * 2005-03-14 2011-06-15 徳寿工業株式会社 植物育成装置
JP5415908B2 (ja) * 2009-11-06 2014-02-12 シャープ株式会社 冷却装置、該冷却装置を用いた照明装置、該照明装置を用いた植物育成装置及び冷却方法
JP2014014285A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 植物工場

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125821A (ja) * 1982-12-14 1984-07-20 森 敬 植物栽培装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63185317A (ja) 1988-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5646979B2 (ja) 植物栽培照明・空調ユニットおよび植物栽培設備
US6076944A (en) Horticulture illumination system with integrated air flow cooling
WO2014192331A1 (ja) 多段棚式植物育成装置及び植物育成システム
WO2017047186A1 (ja) 栽培装置および栽培方法
JP2003052253A (ja) 多段式育苗装置
US4768140A (en) Indoor light fixture for high intensity lamp
JP2004121074A (ja) 植物育成装置
JPH0449373B2 (ja)
JP2001352838A (ja) 蛍光灯を用いた植物栽培装置
JP5952476B2 (ja) 植物栽培設備
JPH0889084A (ja) 植物育成装置
KR101981240B1 (ko) 조명일체 천정형 공기청정기
JP5830263B2 (ja) 植物栽培設備
KR101221803B1 (ko) 다단 적층 타입의 식물 재배 베드를 구비한 수경 재배 시스템에 사용되는 조명장치용 냉각장치 및 이를 구비한 조명 시스템
US10667473B2 (en) Grow light system
JPH0340446B2 (ja)
JPH0427310Y2 (ja)
CN217608596U (zh) 一种微型植物工厂的温度调节装置
JPH0672344U (ja) 苗育成装置
JPH0626149Y2 (ja) 植物組織培養棚
JPH0718320Y2 (ja) 照明器具付培養棚
CN217523392U (zh) 一种具有调节光照角度的光照培养箱
JPH04304819A (ja) 植物栽培方法
Stoskopf et al. Glasshouse replacement rooms for growing plants
JP3942265B2 (ja) 植物育成装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term