JPH044920B2 - - Google Patents
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- JPH044920B2 JPH044920B2 JP62257815A JP25781587A JPH044920B2 JP H044920 B2 JPH044920 B2 JP H044920B2 JP 62257815 A JP62257815 A JP 62257815A JP 25781587 A JP25781587 A JP 25781587A JP H044920 B2 JPH044920 B2 JP H044920B2
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- drain valve
- cam
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- rotating shaft
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- Expired - Lifetime
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術
従来よりよく知られている洗濯機の構造を第8
図及び第9図に基づいて説明する。
図及び第9図に基づいて説明する。
洗濯兼脱水槽51(以下洗濯槽と称す)を内設
する外槽52の底部に、断面〓状の取付台53が
螺着され、この取付台53の外槽52より突出し
た両端部には、吊棒54の半球面状の受座55,
55が一体に形成されている。又、外槽52の側
壁下部にも、前記受座55,55を結ぶ線に対し
直角方向に同様の受座56,56が一体成形さ
れ、これら受座55,56と吊棒54の下端面に
半球面体57や圧縮スプリング58を介在させ、
外槽52を吊棒54にて弾性的に機枠(図示せ
ず)内に吊下支持している。前記取付台53の反
長手方向の両端部には、フランジ部59,59が
折曲成形され、取付台53の中心部には、前記洗
濯槽51の駆動軸60を軸支する上側ベアリング
61のケース62が一体に成形されている。前記
駆動軸60の下側ベアリング63のケース64
は、前記フランジ部59,59に螺着されてい
る。前記フランジ部59,59には、更にモータ
65、排水弁66及び該排水弁66を連結杆67
を介して開閉するソレノイド68が螺着されてい
る。69は回転翼で、その翼軸70は前記駆動軸
60内を貫通し、下端にプーリー71が固定さ
れ、このプーリー71とモータ軸72に固定した
プーリー73とがベルト74を介して連結されて
いる。75は前記駆動軸60への動力の伝達を制
御するクラツチである。
する外槽52の底部に、断面〓状の取付台53が
螺着され、この取付台53の外槽52より突出し
た両端部には、吊棒54の半球面状の受座55,
55が一体に形成されている。又、外槽52の側
壁下部にも、前記受座55,55を結ぶ線に対し
直角方向に同様の受座56,56が一体成形さ
れ、これら受座55,56と吊棒54の下端面に
半球面体57や圧縮スプリング58を介在させ、
外槽52を吊棒54にて弾性的に機枠(図示せ
ず)内に吊下支持している。前記取付台53の反
長手方向の両端部には、フランジ部59,59が
折曲成形され、取付台53の中心部には、前記洗
濯槽51の駆動軸60を軸支する上側ベアリング
61のケース62が一体に成形されている。前記
駆動軸60の下側ベアリング63のケース64
は、前記フランジ部59,59に螺着されてい
る。前記フランジ部59,59には、更にモータ
65、排水弁66及び該排水弁66を連結杆67
を介して開閉するソレノイド68が螺着されてい
る。69は回転翼で、その翼軸70は前記駆動軸
60内を貫通し、下端にプーリー71が固定さ
れ、このプーリー71とモータ軸72に固定した
プーリー73とがベルト74を介して連結されて
いる。75は前記駆動軸60への動力の伝達を制
御するクラツチである。
而して、排水時に、ソレノイド68が励磁され
て、排水弁66が開放する。
て、排水弁66が開放する。
然しながら、このようにソレノイドの吸引力を
利用して排水弁を開放するものは、プランジヤ
(連結杆)が吸引される際に大きな音が発生し、
騒音の原因となつていた。
利用して排水弁を開放するものは、プランジヤ
(連結杆)が吸引される際に大きな音が発生し、
騒音の原因となつていた。
そこで、排水弁を小型のトルクモータで開放す
るようにして、騒音を抑制するものが特公昭62−
32959号公報(D06F 39/08)に示されている。
るようにして、騒音を抑制するものが特公昭62−
32959号公報(D06F 39/08)に示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
前記従来例にあつては、トルクモータの回転軸
に取着したカムに、排水弁の連結杆を係止させる
構造であるため、連結杆の形状や連結杆のガイド
機構を工夫する必要があり、これではソレノイド
方式からの変更の際に、排水弁をも交換すること
になり、その分コスト高となつていた。
に取着したカムに、排水弁の連結杆を係止させる
構造であるため、連結杆の形状や連結杆のガイド
機構を工夫する必要があり、これではソレノイド
方式からの変更の際に、排水弁をも交換すること
になり、その分コスト高となつていた。
本発明は、斯かる従来の問題点に鑑み、洗濯機
に於いて、排水弁の開放時の騒音を抑制すると共
に、従来のソレノイド方式からの変更作業に費や
すコストの低減を図り、更に、排水弁の開放動作
を円滑に行なわんとするものである。
に於いて、排水弁の開放時の騒音を抑制すると共
に、従来のソレノイド方式からの変更作業に費や
すコストの低減を図り、更に、排水弁の開放動作
を円滑に行なわんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、洗濯槽の排水経路中に設けられた排
水弁の連結杆に、連結線を介してモータを連結
し、前記排水弁を、前記モータの回転力で前記連
結線を巻き取つて、前記連結杆を引張ることによ
り開放し、閉塞時は、前記排水弁に内蔵するスプ
リングの付勢力により復帰させる洗濯機であつ
て、前記モータの回転軸に、前記連結線を巻き取
るためのカムを、偏芯させて取着し、前記連結線
を、前記カムの前記回転軸から遠い位置に接続し
たものである。
水弁の連結杆に、連結線を介してモータを連結
し、前記排水弁を、前記モータの回転力で前記連
結線を巻き取つて、前記連結杆を引張ることによ
り開放し、閉塞時は、前記排水弁に内蔵するスプ
リングの付勢力により復帰させる洗濯機であつ
て、前記モータの回転軸に、前記連結線を巻き取
るためのカムを、偏芯させて取着し、前記連結線
を、前記カムの前記回転軸から遠い位置に接続し
たものである。
(ホ) 作用
即ち、モータのトルクは一定であるにも拘ら
ず、スプリングの付勢力のために、連結線を引く
につれて大きな引張り力を要する。大きな引張り
力を得るには、カムの径を小さくすればよいが、
それでは巻き取り時間が長くなる。
ず、スプリングの付勢力のために、連結線を引く
につれて大きな引張り力を要する。大きな引張り
力を得るには、カムの径を小さくすればよいが、
それでは巻き取り時間が長くなる。
従つて、カムを、回転軸に偏心させて取着し、
連結線を、カムの回転軸から遠い位置に接続する
ことにより、巻き始めから巻き終わりにかけて、
実質的なカムの径を変化させ、引張り力が除々に
強くなるようにする。
連結線を、カムの回転軸から遠い位置に接続する
ことにより、巻き始めから巻き終わりにかけて、
実質的なカムの径を変化させ、引張り力が除々に
強くなるようにする。
(ヘ) 実施例
本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
但し、従来例と同様の箇所には、同符号を用い説
明を省略する。
但し、従来例と同様の箇所には、同符号を用い説
明を省略する。
第1図に於いて、前記排水弁66は、排水管1
に一体形成された弁ケース2と、該弁ケース2の
弁座2aを開閉するための蛇腹状の弁体3と、該
弁体3に連結され、弁体3を引張るための連結杆
4と、該連結杆4を弁体3と共に常時閉塞方向に
付勢するスプリング5とから構成される。
に一体形成された弁ケース2と、該弁ケース2の
弁座2aを開閉するための蛇腹状の弁体3と、該
弁体3に連結され、弁体3を引張るための連結杆
4と、該連結杆4を弁体3と共に常時閉塞方向に
付勢するスプリング5とから構成される。
6は前記ソレノイド68に代えて、前記排水弁
66を開放するためのトルクモータ機構であり、
以下第3図及び第4図に基づいて説明する。
66を開放するためのトルクモータ機構であり、
以下第3図及び第4図に基づいて説明する。
7は固定子8巻線及び回転子9等を内設する樹
脂製の下ケースであり、該下ケース7の上面に、
各種軸受部を有するスペーサ10を介して、樹脂
製の上ケース11が固定される。
脂製の下ケースであり、該下ケース7の上面に、
各種軸受部を有するスペーサ10を介して、樹脂
製の上ケース11が固定される。
前記回転子9には、小ギヤ12が形設されてあ
り、ギヤ13が噛み合わされている。前記ギヤ1
3の上面には、同心的に凹凸部14が形成され、
一方、該凹凸部14に噛み合う凹凸部15を有す
るクラツチギヤ16が前記ギヤ13と同軸的に上
下動自在に軸支持されている。17は前記クラツ
チギヤ16を上方へ付勢するばねであり、これに
より前記凹凸部14,15同志の係合が解除され
る。18は前記クラツチギヤ16の上端に載置さ
れたプランジヤ、19はソレノイドであり、前記
プランジヤ18を吸引して下動させる。20は前
記ソレノイド19に直流を印加するための整流子
である。
り、ギヤ13が噛み合わされている。前記ギヤ1
3の上面には、同心的に凹凸部14が形成され、
一方、該凹凸部14に噛み合う凹凸部15を有す
るクラツチギヤ16が前記ギヤ13と同軸的に上
下動自在に軸支持されている。17は前記クラツ
チギヤ16を上方へ付勢するばねであり、これに
より前記凹凸部14,15同志の係合が解除され
る。18は前記クラツチギヤ16の上端に載置さ
れたプランジヤ、19はソレノイドであり、前記
プランジヤ18を吸引して下動させる。20は前
記ソレノイド19に直流を印加するための整流子
である。
21は該トルクモータ機構の回転軸であり、上
部を前記上ケース11から突出させ、下部には、
駆動ギヤ22及びスイツチ作動カム23が取着さ
れている。そして、前記クラツチギヤ16と前記
駆動ギヤ22とが、減速ギヤ24,25,26を
介して連結されている。
部を前記上ケース11から突出させ、下部には、
駆動ギヤ22及びスイツチ作動カム23が取着さ
れている。そして、前記クラツチギヤ16と前記
駆動ギヤ22とが、減速ギヤ24,25,26を
介して連結されている。
27,28は前記固定子8への通電を入切する
ための接点27a,28aを有する電極板であ
り、前記スイツチ作動カム23が所定角度回転す
ると、前記電極板27,28の一方28が前記ス
イツチ作動カム23の凹所29に嵌まり込んで、
接点27a,28aが離間し、前記固定子8への
通電が遮断される。
ための接点27a,28aを有する電極板であ
り、前記スイツチ作動カム23が所定角度回転す
ると、前記電極板27,28の一方28が前記ス
イツチ作動カム23の凹所29に嵌まり込んで、
接点27a,28aが離間し、前記固定子8への
通電が遮断される。
さて、前記上ケース11の上面には、前記回転
軸21を囲んで、環状壁30が一体に形設されて
おり、この環状壁30の上面を蓋体31を超音波
熔着することにより液密的に覆蓋して、ダンパー
室32を構成している。33,34はシール部材
である。
軸21を囲んで、環状壁30が一体に形設されて
おり、この環状壁30の上面を蓋体31を超音波
熔着することにより液密的に覆蓋して、ダンパー
室32を構成している。33,34はシール部材
である。
前記ダンパー室32内に於いて、35は前記環
状壁30から一体に、回転軸21に向けて突出形
成された板状の規制体であり、該規制体35に
は、ほぼ中央部に透孔36が開設されている。そ
して、該透孔36は逆止弁37により閉塞され
て、一方向のみの通過が許されている。38は前
記回転軸21に取着された抵抗体であり、前記規
制体35の突出方向と同じ方向及び左右に約50度
ずれた方向に、夫々前記環状壁30に向けて突出
する3枚の抵抗板39,40,41を有してい
る。また、前記ダンパー室32内には、グリスや
シリコーン系のオイルが充填されている。
状壁30から一体に、回転軸21に向けて突出形
成された板状の規制体であり、該規制体35に
は、ほぼ中央部に透孔36が開設されている。そ
して、該透孔36は逆止弁37により閉塞され
て、一方向のみの通過が許されている。38は前
記回転軸21に取着された抵抗体であり、前記規
制体35の突出方向と同じ方向及び左右に約50度
ずれた方向に、夫々前記環状壁30に向けて突出
する3枚の抵抗板39,40,41を有してい
る。また、前記ダンパー室32内には、グリスや
シリコーン系のオイルが充填されている。
42は円形のカムであり、前記回転軸21の上
端に偏芯して取着されており、このカム42の前
記回転軸21中心から遠い外周に、連結線43を
接続するための接続部44が設けられていると共
に、軸周りに、前記連結線43を巻き取るための
ボス45が突設されている。
端に偏芯して取着されており、このカム42の前
記回転軸21中心から遠い外周に、連結線43を
接続するための接続部44が設けられていると共
に、軸周りに、前記連結線43を巻き取るための
ボス45が突設されている。
前記連結線43は、ワイヤー線からなり、一端
43aが前記接続部44に接続され、他端43b
は前記連結杆4の作動方向と一直線上に延びて該
連結杆4に接続される。
43aが前記接続部44に接続され、他端43b
は前記連結杆4の作動方向と一直線上に延びて該
連結杆4に接続される。
斯かる構成に基づいて、動作を説明する。
前記整流子20によつて直流化された電圧が、
前記ソレノイド19に印加されると、前記プラン
ジヤ18が吸引されて下動し、前記クラツチギヤ
16と前記ギヤ13の凹凸部14,15同志が係
合する。一方、前記固定子8へは、前記接点27
a,28aを通じて交流電圧が印加され、前記回
転子9が回転する。この回転力は、前記小ギヤ1
2、ギヤ13、クラツチギヤ16及び減速ギヤ2
4,25,26を介して前記駆動ギヤ22に伝達
され、これにより前記回転軸21が反時計方向に
回転する。
前記ソレノイド19に印加されると、前記プラン
ジヤ18が吸引されて下動し、前記クラツチギヤ
16と前記ギヤ13の凹凸部14,15同志が係
合する。一方、前記固定子8へは、前記接点27
a,28aを通じて交流電圧が印加され、前記回
転子9が回転する。この回転力は、前記小ギヤ1
2、ギヤ13、クラツチギヤ16及び減速ギヤ2
4,25,26を介して前記駆動ギヤ22に伝達
され、これにより前記回転軸21が反時計方向に
回転する。
前記回転軸21が回転すると、前記カム42も
回転するので、前記連結線43が前記ボス45の
周りに巻き取られ、前記連結杆4が引張られて、
前記排水弁66がスプリング5の付勢力に抗して
開放する。この時、第1図及び第2図の通り、前
記カム42を偏芯位置に取着し、巻き終りの回転
トルクが巻き始めの回転トルクよりも大きくなる
ようにしたので(第2図中A>B)、スプリング
5の付勢力が強くなる巻き終り時に於いて、大き
な回転トルクを得ることができ、その分、巻き取
り時間が短かくなる(これは第7図の通り、負荷
特性(主にスプリング5による)に対し、引張り
力の特性の傾きが緩やかであることから判り、そ
れだけ所望のストロークを得る時間が短かい)。
回転するので、前記連結線43が前記ボス45の
周りに巻き取られ、前記連結杆4が引張られて、
前記排水弁66がスプリング5の付勢力に抗して
開放する。この時、第1図及び第2図の通り、前
記カム42を偏芯位置に取着し、巻き終りの回転
トルクが巻き始めの回転トルクよりも大きくなる
ようにしたので(第2図中A>B)、スプリング
5の付勢力が強くなる巻き終り時に於いて、大き
な回転トルクを得ることができ、その分、巻き取
り時間が短かくなる(これは第7図の通り、負荷
特性(主にスプリング5による)に対し、引張り
力の特性の傾きが緩やかであることから判り、そ
れだけ所望のストロークを得る時間が短かい)。
また、この排水弁66の開放時、前記回転軸2
1が回転すると、前記ダンパー室32内で前記抵
抗体38が回転するが、オイルの流動方向は、前
記逆止弁37を開く方向であるので、オイルは前
記規制体35の透孔36内を通過する。従つて、
オイルによる緩衝効果は小さいものであり、必然
的にモータに加わる負荷が小さくなる。
1が回転すると、前記ダンパー室32内で前記抵
抗体38が回転するが、オイルの流動方向は、前
記逆止弁37を開く方向であるので、オイルは前
記規制体35の透孔36内を通過する。従つて、
オイルによる緩衝効果は小さいものであり、必然
的にモータに加わる負荷が小さくなる。
さて、前記カム42、抵抗体38及びスイツチ
作動カム23が夫々所定角度(約100度)回転す
ると、前記スイツチ作動カム23の凹所29に、
前記電極板の一方28が嵌まり込んで、前記接点
27a,28aが離間する。従つて、前記固定子
8への通電が遮断され、前記回転子9の回転が停
止し、且つ逆転防止機構により回転子9はこの状
態で保持される。依つて、前記排水弁66が開放
状態で保持される。
作動カム23が夫々所定角度(約100度)回転す
ると、前記スイツチ作動カム23の凹所29に、
前記電極板の一方28が嵌まり込んで、前記接点
27a,28aが離間する。従つて、前記固定子
8への通電が遮断され、前記回転子9の回転が停
止し、且つ逆転防止機構により回転子9はこの状
態で保持される。依つて、前記排水弁66が開放
状態で保持される。
前記排水弁66を閉じるには、前記ソレノイド
19の励磁を断ち、前記ばね17の付勢力によ
り、前記クラツチギヤ16とギヤ13の係合状態
を解除する(第3図の状態)。すると、前記回転
軸21は、自由に回転しうるようになるから、前
記スプリング5の付勢力により、前記弁体3、連
結杆4及び連結線43は、閉塞方向に復帰する。
19の励磁を断ち、前記ばね17の付勢力によ
り、前記クラツチギヤ16とギヤ13の係合状態
を解除する(第3図の状態)。すると、前記回転
軸21は、自由に回転しうるようになるから、前
記スプリング5の付勢力により、前記弁体3、連
結杆4及び連結線43は、閉塞方向に復帰する。
この時、連結線43が引き伸ばされて、前記カ
ム42が時計方向に回転するので、前記回転軸2
1と共に前記抵抗体38も時計方向に回動し、オ
イルによる緩衝効果で、前記弁体3の復帰力に急
激な減衰力を与え、弁の閉塞時の衝撃音を極めて
小さくする。そして、この時には、オイルは前記
逆止弁37を閉塞する方向に流動するので、前記
透孔36を通過することなく緩衝効果は低下しな
い。
ム42が時計方向に回転するので、前記回転軸2
1と共に前記抵抗体38も時計方向に回動し、オ
イルによる緩衝効果で、前記弁体3の復帰力に急
激な減衰力を与え、弁の閉塞時の衝撃音を極めて
小さくする。そして、この時には、オイルは前記
逆止弁37を閉塞する方向に流動するので、前記
透孔36を通過することなく緩衝効果は低下しな
い。
尚、前記透孔36及び逆止弁37は、前記抵抗
体38に設けてもよい。
体38に設けてもよい。
(ト) 発明の効果
本発明は、洗濯機に於いて、ソレノイドに代え
てモータで排水弁を開放するようにしたので、ソ
レノイドの吸着音のような衝撃音が発生しない。
しかも、排水弁として従来のソレノイド方式のも
のを使用できるので、変更作業に費やすコストを
低減できる。
てモータで排水弁を開放するようにしたので、ソ
レノイドの吸着音のような衝撃音が発生しない。
しかも、排水弁として従来のソレノイド方式のも
のを使用できるので、変更作業に費やすコストを
低減できる。
また、偏芯カムの採用により、排水弁の開放動
作時間を短縮できる。
作時間を短縮できる。
従つて、商品的価値の高い洗濯機を提供でき
る。
る。
第1図は本発明の洗濯機に於ける排水弁開閉機
構図、第2図イ,ロは連結線巻き取り用カムの動
作説明図、第3図はトルクモータ機構の側断面
図、第4図は第3図中減速ギヤ部の断面図、第5
図はスイツチ作動カムの動作機構図、第6図は第
3図中ダンパー室の断面図、第7図は排水弁開放
時の負荷特性及び引張り力特性図、第8図は従来
の洗濯機の要部断面図、第9図は同底面図であ
る。 4……連結杆、5……スプリング、6……トル
クモータ機構(モータ)、21……回転軸、42
……カム、43……連結線、51……洗濯兼脱水
槽(洗濯槽)、66……排水弁。
構図、第2図イ,ロは連結線巻き取り用カムの動
作説明図、第3図はトルクモータ機構の側断面
図、第4図は第3図中減速ギヤ部の断面図、第5
図はスイツチ作動カムの動作機構図、第6図は第
3図中ダンパー室の断面図、第7図は排水弁開放
時の負荷特性及び引張り力特性図、第8図は従来
の洗濯機の要部断面図、第9図は同底面図であ
る。 4……連結杆、5……スプリング、6……トル
クモータ機構(モータ)、21……回転軸、42
……カム、43……連結線、51……洗濯兼脱水
槽(洗濯槽)、66……排水弁。
Claims (1)
- 1 洗濯槽の排水経路中に設けられた排水弁の連
結杆に、連結線を介してモータを連結し、前記排
水弁を、前記モータの回転力で前記連結線を巻き
取つて、前記連結杆を引張ることにより開放し、
閉塞時は、前記排水弁に内蔵するスプリングの付
勢力により復帰させるものであつて、前記モータ
の回転軸に、前記連結線を巻き取るためのカム
を、偏芯させて取着し、前記連結線を、前記カム
の前記回転軸から遠い位置に接続したことを特徴
とする洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25781587A JPH0199599A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25781587A JPH0199599A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0199599A JPH0199599A (ja) | 1989-04-18 |
JPH044920B2 true JPH044920B2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=17311506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25781587A Granted JPH0199599A (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0199599A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5452096B2 (ja) | 2009-06-26 | 2014-03-26 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | ロータリダイカッタの打抜き屑除去装置及び刃物取付台 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5422183U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-14 | ||
JPS55155698A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Washing machine doubling as hydroextracting |
JPS58141194A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-22 | 松下電器産業株式会社 | 洗濯機用排水コツクの駆動装置 |
JPS59145509A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機 |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP25781587A patent/JPH0199599A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5422183U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-14 | ||
JPS55155698A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-04 | Tokyo Shibaura Electric Co | Washing machine doubling as hydroextracting |
JPS58141194A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-22 | 松下電器産業株式会社 | 洗濯機用排水コツクの駆動装置 |
JPS59145509A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 洗濯機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0199599A (ja) | 1989-04-18 |
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