JPH044913B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH044913B2
JPH044913B2 JP12660486A JP12660486A JPH044913B2 JP H044913 B2 JPH044913 B2 JP H044913B2 JP 12660486 A JP12660486 A JP 12660486A JP 12660486 A JP12660486 A JP 12660486A JP H044913 B2 JPH044913 B2 JP H044913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toy
keyboard
tail
mouth
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12660486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62284681A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12660486A priority Critical patent/JPS62284681A/ja
Publication of JPS62284681A publication Critical patent/JPS62284681A/ja
Publication of JPH044913B2 publication Critical patent/JPH044913B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [この発明の技術分野] この発明は、犬や猫等の動物の形状を有し、把
持部の鍵盤を押すことにより口や尾などの体の一
部を動かすと同時に音を発生する動物玩具に関す
るものである。
[従来技術とその欠点] 従来のこの種の玩具は、一定の音量、一定の音
程でのみ音を発生し、口や尾などは音の発生タイ
ミングに関係なく行なわれるため、単純でリアル
感がなく、すぐに飽きが生じ、放置されているの
が現状である。
[この発明の目的] この発明は、上記の点に鑑み、とくに音程など
の音声属性を自由に選択できるようにし、かつ、
音の発生タイミングに同期して口や尾を動作させ
ることによつて音楽的趣向が高くリアル感のあ
る、飽きの生じない動物玩具を提供することを目
的とする。
[目的達成手段] 上記目的を達成するため、この発明は、鍵盤を
有する把持部と、動物の形状を有し、内部に口や
尾などの体の一部を動作させるモータ及び音声を
出力するスピーカとを備えた玩具本体とで構成
し、前記把持部又は前記玩具本体に、鍵盤からの
入力によりプログラムを実行し、鍵盤の各キーに
対応する合成音声信号を記憶部から読み出して増
幅器を介して前記スピーカに出力し、かつ、前記
モータに駆動信号を出力するCPUを設けたもの
である。
[作用] 上記構成により、鍵盤の任意のキーを押下する
と、そのキーに対応する音程の音声が発生すると
同時に、玩具本体の口や尾が動き、また、キーの
組み合せにより動物が各種のメロデイーを歌いな
がら体の一部を動かす動作をする。
[この発明の実施例] 次に、この発明の一実施例を図面に基いて説明
する。
Aは把持部であつて、動物を引くハンドルの形
状に実現されており、一例として12個のキーk1
k12を有する鍵盤K、電源スイツチ1、及び音量
調節ツマミ2からなる操作部3と、操作部3の下
部に設けられたCPU4と、円形の箱状に形成さ
れ、前記CPU4を被覆するカバー5とからなつ
ている。
カバー5は二つの部材5a,5bからなり、そ
れぞれ周縁において突合せて、一方の部材に設け
たねじ穴に外部からねじを貫通し、他方の部材の
内部に設けたねじ受け筒にねじ込むことにより形
成されている。表側の部材5aには多数の孔Kh,
1h,2hが設けられて、そこから前記操作部3
が外部に突出するようになつている。また、把持
部Aは、カバー5の一部に設けた略半円形の穴6
を介して、手で把持できるようになつている。
把持部Aは、引き紐を兼ね、かつ、CPU4の
出力信号を玩具本体Bに与える導線7により、玩
具本体Bに結合されている。
第3図に示すように鍵盤Kの各キーはCPU4
の入力部を構成し、各接点s1〜s12を介して、
CPU4の制御部4aに接続されている。
CPU4は、鍵盤Kの任意のキーkoを押して接
点soを閉じることによつて生じる割り込み信号w
により起動され、記憶部4bから所定のプログラ
ムを読み出して実行する。プログラムは実行とと
もに鍵盤Kのキー入力状態を記憶部4bのバツフ
アエリアに格納後、その内容をコードに変換し、
そのコードに対応する合成音を記憶部4bから読
み出して合成音声信号g(出力幅が一例として1
秒)として出力部4cから増幅器8に出力し、増
幅器から導線7を介して後記玩具本体Bのスピー
カ9に出力する。この実施例では、犬の泣声に似
せた合成音声をさらに音階ごとに合成し、その合
成音声情報を記憶部にコート順に記憶させてい
る。従つて、キーk1を押すと「ラ」の音階の犬の
泣声が合成されてスピーカから出力されるように
なつている。さらに、順次他のキーを押していく
と「シ、ド、レ、ミ、フア、ソ、ラ、シ、ド、
レ、ミ」の順(キーの上面に書かれた音階の順)
で各音階の犬の泣声が合成されて出力されるよう
になつている。
また、CPU4は、接点sからの前記割り込み
信号wに基いて例えば出力幅1秒のリレー出力信
号roの出力部4cから出力し、導線7を介して後
記玩具本体Bの動作部に入力するようになつてい
る。
前記玩具本体Bは、小犬の形状を有するカバー
10と、カバーとは別の部材で形成された口1
1、尾12、足13とを有する。
カバー10は、前記把持部Aのカバー5と同様
に、二つの部材10a,10bをその周縁14
a,14bにおいて突き合せ、一方の部材10a
に設けたねじ穴15に外部からねじ16を貫通
し、他方の部材10bの内部に設けたねじ受け筒
17にねじ込むことにより形成されている。
カバー10の内部には、前記増幅器8より入力
し合成音声信号Gを音響に変換して出力する前記
スピーカ9と、前記音声出力と同時に口11、尾
12を動作させる第1動作部18と、音声出力と
同時に足13を動かし、かつ、車輪19を回転し
て玩具本体Bを前進させる第2動作部20とを有
する。
口11は、二つの部材11a,11bで略くの
字状に形成され、その屈曲部11cの左右に設け
た突起21を開口22の穴23に嵌合することに
より回転自在とされている。また、屈曲部11c
の後端には、アーム24が回転自在に取付けられ
ている。
アーム24は、第6図に示すように上部で屈曲
した略L字状の第1アーム部材24aと略扇形に
形成された第2アーム部材24bとからなり、軸
25を中心に回転自在となつている。また、アー
ム24は、軸25とカバー10の底部との間に取
付けた引張りバネ26により常時、斜め下方に引
張られている。そのため、口11の上部材11a
は、バネ26とアーム24により常時ストツパー
27側に付勢され、口11は自然状態では、開口
22に対して閉状態となる。
以上の構成であるから、第2アーム部材24b
の下端を前方に押すとアーム24全体が持上が
り、口11は屈曲部11cを中心に回転し、開口
22に対して開状態となる。逆に第2アーム部材
24bへの押圧を開放すると、バネ26により復
帰して口11は開口22に対して閉状態となる。
尾12は、付け根の左右に設けた突起ぬふaを
カバー10の穴28に嵌合することにより上下に
揺動自在とされている。
第1動作部18は、前記CPU4からのリレー
出力信号roの入力に基いてモータ29を回転する
モータ駆動回路30と、モータ29の回転力を後
記スライド機構31と第2動作部20に伝達する
歯車、ピニオンなどからなる減速機構32と、軸
承板33a,33bの間に存し、前記モータ29
の回転により前後に摺動する前記スライド機構3
1とからなる。
モータ駆動回路30は、前記把持部AのCPU
4からのリレー出力信号roに基いてその主力幅だ
けリレーを閉じてモータ29に通電し、例えば1
秒間だけモータ29を回転させる。
スライド機構31は、第5図に示すように軸3
4に固着した偏心カム35と、二つの軸承板33
a,33bの間に載置された後部に長孔36を有
する隆起部37を備えたスライド板38(第6図
参照)とからなり、前記偏心カム35は前記長孔
36に嵌合されている。そのため、カム35が回
転することにより、スライド板38が軸承板33
間を前後に摺動するようになつている。スライド
板38の先端には、前記口11に設けられたアー
ム24の第2アーム部材24bの下端が接触して
いる。また、隆起部37の後端には突起39が設
けられており、スライド板38が定位置にあると
き、突起39が尾12の後端の下部に接触するよ
うになつている。
従つて、前述したようにスライド板38が前方
に移動したとき、スライド板38が第2アーム部
材24bを押すため、口11が開状態となるとと
もに、尾12から突起39が離れるため、尾12
が自重で垂れる。反対にスライド板38が後方に
移動したときは、スライド板38の先端が第2ア
ーム部材24bから離れるため、口11が閉状態
となるとともに、突起39が尾12の後端を押す
ため、尾12が立つ。
第2動作部20は前記モータ29と、図示され
ない減速機構と、外側に偏心突起40を備えた前
記車軸19と、内側に縦スライド溝41を有し、
軸42に回転自在に取付けられた足13とからな
つている。前記偏心突起40は前記スライド溝4
1に挿入されている。従つて、前記モータ29が
回転するとその回転力が図示されない減速機構を
介して車輪19に伝わり、車輪19の回転によつ
て玩具本体Bが前進するとともに偏心突起40が
回転しながらスライド溝41内を摺動するため、
足13は軸42を中心に前後に小さく揺動し、い
かにも犬が歩いているように見える。
なお、43は、この玩具の駆動電源となる電池
を収納する収納ボツクスである。
以上の構成により、把持部Aの電源スイツチ1
をONにして音量調節ツマミ2で所定の音量にセ
ツトし鍵盤Kの任意のキーkoを押すとキーの上面
に書かれた音階の犬の泣声の合成音が1秒間、玩
具本体Bから聞こえると同時に、閉じていた口1
1が開き、尾12が立ち、足13を揺動させなが
ら前進する。再度、鍵盤の任意のキーを押すと前
回と同様にキーの上面に書かれた音階の犬の泣声
の合成音が本体から聞こえるとともに、今度は、
開いていた口を閉じ、尾を垂らし、前進する。こ
のように、いくつかの鍵盤のキーを押すことによ
つて犬が口を開きながら発声し、尾を振り、さら
に周辺を歩くため、看者は見ていて楽しい。
そして、適当な音階のキーを押すことにより、
希望のメロデイーに沿つて発声させ、犬が歌を歌
いながら歩く動作をさせることができる。
上記実施例は、鍵盤のキーを押すことによつて
各キーの音階の犬の泣声の合成音声を本体のスピ
ーカから出力するとともに、本体の口、尾、足を
動作させたが、各キーに対応して一つのメロデイ
ーを記憶部に記憶させておくことにより、一つの
キーの押下によつて自動演奏をさせることもでき
る。
自動演奏は、キーの数分の楽曲(例えば、16小
節で一つの曲を構成したもの)を記憶させた
ROM44をCPU4に付加し、操作部3に音声・
楽曲選択ボタン45を設置し、後述する楽曲用プ
ログラムを記憶部4bに登録すれば解決する。す
なわち、音声・楽曲選択ボタン45で音声を選択
した場合は、すでに述べたので省略するが、楽曲
を選択した場合は、記憶部4bから楽曲用プログ
ラムを読み出して実行する。このプログラムは、
鍵盤Kのキーを論理上、オルタネイト・キーして
設定し、任意のキーkoを一回押したとき、押され
たキーの情報をコードに変換し、そのコードに対
応する楽曲をROMから読み出してその楽曲音声
信号g′を増幅器8、導線7を介して本体Bのスピ
ーカ9に出力するとともに、各動作部18,20
へリレー出力信号ro′を出力する。そして、もう
一度、同じキーを押したとき、前記楽曲信号g′及
びリレー出力信号ro′の出力を停止する。楽曲は
前記犬の泣声と音階との合成音又は他の既製のデ
イジタル音で童謡などのなじみのメロデイーを演
奏したものでもよいし、任意である。
このような自動演奏機能を付加すれば、複数台
のこの発明に係る動物玩具を用意して演奏会や合
唱会などが実現でき、一台でもカラオケがわりに
一緒に歌つたりでき、応用範囲の広い動物玩具が
提供できる。
また、上記実施例では、把持部の形状を円形の
箱形にし、玩具本体を犬の形状にしたが、この発
明は上記の形状に限定されるものではなく、例え
ば、把持部を電子楽器のキーボードの形状にした
り、玩具本体を猫、うさぎなどの任意の動物の形
状にすることができる。
また、上記実施例では、CPUを把持部の方に
設けたがこの発明はこれに限らず動物玩具の方に
設けてもよいことはいうまでもない。
[この発明の効果] 以上のように、この発明は、鍵盤を有する把持
部と、動物の形状を有し、内部に口や尾などの体
の一部を動作させるモータ及び音声を出力するス
ピーカとを備えた玩具本体とで構成し、前記把持
部又は前記玩具本体に、鍵盤からの入力によりプ
ログラムを実行し、鍵盤の各キーに対応する合成
音声信号を記憶部から読み出して増幅器を介して
前記スピーカに出力し、かつ、前記モータに駆動
信号を出力するCPUを設けたから、動物玩具の
発する音声の属性(音程など)を自由に選択でき
るとともに、音の発生タイミングに同期して口や
尾を動作することができるため、音楽的趣向が高
く、リアル感のある、飽きの生じない動物玩具を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第
2図は把持部の一例の外観を示す斜視図、第3図
は把持部の内部構成の一例を示すブロツク図、第
4図は玩具本体の側面図、第5図は玩具本体の分
解斜視図、第6図は口と尾の動作を示す説明図、
第7図は玩具本体の底面図、第8図は足の構成を
示す分解斜視図である。 A……把持部、B……玩具本体、1……電源ス
イツチ、2……音量調節ツマミ、3……操作部、
K……鍵盤、4……CPU、5……カバー、s…
…接点、8……増幅器、9……スピーカ、10…
…カバー、11……口、12……尾、13……
足、18……第1動作部、19……車輪、20…
…第2動作部、24……アーム、30……モータ
駆動回路、31……スライド機構、44……
ROM。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 鍵盤を有する把持部と、動物の形状を有
    し、内部に口や尾などの体の一部を動作させる
    モータ及び後記音声を出力するスピーカを備え
    た玩具本体とで構成され、 (ロ) 前記把持部又は前記玩具本体に、前記鍵盤か
    らの入力によりプログラムを実行し、前記鍵盤
    の各キーに対応する合成音声信号を記憶部から
    読み出して増幅器を介して前記スピーカに出力
    し、かつ、前記モータに駆動信号を出力する
    CPUを備えていること、 を特徴とする動物玩具。
JP12660486A 1986-05-31 1986-05-31 動物玩具 Granted JPS62284681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12660486A JPS62284681A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 動物玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12660486A JPS62284681A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 動物玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62284681A JPS62284681A (ja) 1987-12-10
JPH044913B2 true JPH044913B2 (ja) 1992-01-29

Family

ID=14939305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12660486A Granted JPS62284681A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 動物玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62284681A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62284681A (ja) 1987-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6652351B1 (en) Dancing figure
EP1022039B1 (en) Variable performance toys
US20080026669A1 (en) Interactive response system for a figure
US6203395B1 (en) Electronic activity center
US8157612B2 (en) System to direct movement of a dancing figure
US5446236A (en) Musical toy
US7252510B1 (en) Entertainment device and method of using the same
US6315631B1 (en) Method of generating dual track sounds for an electronic toy
US5957747A (en) Musical religious doll and singing bible nightlight
US6524156B1 (en) Talking stick horse
US6224455B1 (en) Toy figure simulating musical instrument play
JPH044913B2 (ja)
JPH0453838Y2 (ja)
JP3129881U (ja) メロディーハンドパペット
WO2022145116A1 (ja) 奏鳴玩具
JP3000626U (ja) 発音操り人形
WO1995022386A1 (fr) Ornement dote d'un corps de personnage mobile et corps de personnage
JP3118193B2 (ja) 玩具装置
JP2935898B2 (ja) 可動象形体
JP3110260U (ja) 鍵盤玩具
JP2000342863A (ja) キャンディ保持具
JP3101182U (ja) 獅子舞を模した踊る玩具
CN207950639U (zh) 一种玩具音乐手提包
JP3099686U (ja) 動物玩具
KR0135929Y1 (ko) 장난감 바이올린