JPH0448948B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0448948B2 JPH0448948B2 JP57106592A JP10659282A JPH0448948B2 JP H0448948 B2 JPH0448948 B2 JP H0448948B2 JP 57106592 A JP57106592 A JP 57106592A JP 10659282 A JP10659282 A JP 10659282A JP H0448948 B2 JPH0448948 B2 JP H0448948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- pressure chamber
- piston
- spool
- variable pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 206010037660 Pyrexia Diseases 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/08—Regulating by delivery pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、傾転角を調整して当該可変ポンプ
の馬力を一定に保つ制御装置に関する。
の馬力を一定に保つ制御装置に関する。
第1図に示した従来の制御装置は、そのシリン
ダ1にピストン2を内装するとともに、このピス
トン内にはスプール3とロツド4とを配列に配設
している。
ダ1にピストン2を内装するとともに、このピス
トン内にはスプール3とロツド4とを配列に配設
している。
そして上記スプール3はピストン2との間に第
1スプリング5を介在させ、通常が当該スプール
内端が図示の状態に保持される関係にしている。
1スプリング5を介在させ、通常が当該スプール
内端が図示の状態に保持される関係にしている。
上記の状態において、補助ポンプ6から当該ス
プールの第1環状溝7に流入した油は、油通路8
を通つて圧力室9に流入し、当該ピストンを図面
右方向に移動させる。
プールの第1環状溝7に流入した油は、油通路8
を通つて圧力室9に流入し、当該ピストンを図面
右方向に移動させる。
上記のように圧力室の圧力に応じて移動するピ
ストン2は、その円筒部10をシリンダ1のスプ
リング室11内に臨ませるとともに、前記ロツド
4の先端をこの円筒部10から突出させている。
ストン2は、その円筒部10をシリンダ1のスプ
リング室11内に臨ませるとともに、前記ロツド
4の先端をこの円筒部10から突出させている。
上記スプリング室11には、スプリングホルダ
12との間に長短2本の第2,3スプリング1
3,14を備えている。
12との間に長短2本の第2,3スプリング1
3,14を備えている。
そして上記スプリングホルダ12にはプランジ
ヤ15を内装しているが、このプランジヤ15は
可変ポンプ16の圧力を感知して移動する関係に
している。
ヤ15を内装しているが、このプランジヤ15は
可変ポンプ16の圧力を感知して移動する関係に
している。
しかして可変ポンプ16を駆動させると同時に
補助ポンプ6を駆動させると、まず補助ポンプ6
の油が前記したように圧力室に流入してピストン
2を移動させる。このピストンの移動にともなつ
て可変ポンプの傾転角が変化し、その吐出量を最
小から最大に変化させる。このとき当該ピストン
2とともにストロークしたロツド4先端がスプリ
ングホルダ12に当ると、ロツド4とスプール3
とが停止し、それら両者とピストン2とが相対移
動する。
補助ポンプ6を駆動させると、まず補助ポンプ6
の油が前記したように圧力室に流入してピストン
2を移動させる。このピストンの移動にともなつ
て可変ポンプの傾転角が変化し、その吐出量を最
小から最大に変化させる。このとき当該ピストン
2とともにストロークしたロツド4先端がスプリ
ングホルダ12に当ると、ロツド4とスプール3
とが停止し、それら両者とピストン2とが相対移
動する。
上記のようにスプールとピストンとが相対移動
すると、補助ポンプ6と圧力室9との連通が遮断
され、ピストン2は当該位置で停止する。
すると、補助ポンプ6と圧力室9との連通が遮断
され、ピストン2は当該位置で停止する。
このとき可変ポンプ16の吐出圧が前記プラン
ジヤ15に作用するので、そのプランジヤ15と
ともにスプリングホルダ12を移動させ、第1〜
第3スプリングをたわませる。
ジヤ15に作用するので、そのプランジヤ15と
ともにスプリングホルダ12を移動させ、第1〜
第3スプリングをたわませる。
そして各スプリングの合力とプランジヤ15に
作用する圧力とが釣合う位置までスプールを押す
とともに、その釣合い位置までピストンをストロ
ークさせて、可変ポンプの吐出圧に応じてその吐
出量を制御する。つまり当該可変ポンプの馬力を
一定制御する。
作用する圧力とが釣合う位置までスプールを押す
とともに、その釣合い位置までピストンをストロ
ークさせて、可変ポンプの吐出圧に応じてその吐
出量を制御する。つまり当該可変ポンプの馬力を
一定制御する。
上記のようにした従来の制御装置では、補助ポ
ンプを必要とするだけでなく、ピイストンとプラ
ンジヤとを別々に設けなければならないので、そ
の構造が複雑になる欠点があつた。
ンプを必要とするだけでなく、ピイストンとプラ
ンジヤとを別々に設けなければならないので、そ
の構造が複雑になる欠点があつた。
構造が複雑の上に、当該ピストンは、シリンダ
に接する外径と、スプールに接する内径とを高精
度に仕上なければならず、それだけ製造コストが
上昇する欠点もあつた。
に接する外径と、スプールに接する内径とを高精
度に仕上なければならず、それだけ製造コストが
上昇する欠点もあつた。
さらにこの従来の装置では、その特性を示した
第2図からも明らかなように、当該ポンプの高圧
側でのカツトオフ制御ができないという欠点があ
る。
第2図からも明らかなように、当該ポンプの高圧
側でのカツトオフ制御ができないという欠点があ
る。
高圧側でのカツトオフ制御ができないので、そ
の高圧側においては、当該回路に設けたリリーフ
弁によつて圧力制御をしなければならず、そのた
めに当該回路圧が高温になり、エネルギーロスが
大きくなる欠点があつた。
の高圧側においては、当該回路に設けたリリーフ
弁によつて圧力制御をしなければならず、そのた
めに当該回路圧が高温になり、エネルギーロスが
大きくなる欠点があつた。
(発明の目的)
この発明は、補助ポンプを不要にしつつ、構造
を簡単にした制御装置の提供を目的にするととも
に、当該可変ポンプの高圧側におけるカツトオフ
制御をも可能にした制御装置の提供をも目的にす
る。
を簡単にした制御装置の提供を目的にするととも
に、当該可変ポンプの高圧側におけるカツトオフ
制御をも可能にした制御装置の提供をも目的にす
る。
(本発明の実施例)
第3図に示した第1実施例は、本体17にピス
トン18を往復動自在に内装するとともに、この
ピストン18の両側にはロツド部19,20を形
成している。
トン18を往復動自在に内装するとともに、この
ピストン18の両側にはロツド部19,20を形
成している。
そして上記ロツド部19,20は本体17に形
成の支持孔21,22に摺動自在に挿入される
が、一方のロツド部19は他方のロツド部20よ
りもその断面積を小さくしている。
成の支持孔21,22に摺動自在に挿入される
が、一方のロツド部19は他方のロツド部20よ
りもその断面積を小さくしている。
上記のようにした一方のロツド部19を挿入し
た支持孔21にはスプリングホルダ23を摺動自
在に内装しているが、このスプリングホルダ23
と上記ロツド部19端面との間に長短2本の第1
及び第2スプリング24,25を介在させてい
る。そしてこの第1スプリング24がロツド部1
9端面とスプリングホルダ23とに常時接触し、
第2スプリング25は上記第1スプリングよりも
短くしている。
た支持孔21にはスプリングホルダ23を摺動自
在に内装しているが、このスプリングホルダ23
と上記ロツド部19端面との間に長短2本の第1
及び第2スプリング24,25を介在させてい
る。そしてこの第1スプリング24がロツド部1
9端面とスプリングホルダ23とに常時接触し、
第2スプリング25は上記第1スプリングよりも
短くしている。
支持孔21に内装した上記スプリングホルダ2
3はその両側にスライド棒26,27を形成し、
一方のスライド棒26を前記本体17に形成の摺
動孔28に挿入している。また他方のスライド棒
27は上記支持孔21に臨ませたロツド部19の
摺動孔29に挿入している。
3はその両側にスライド棒26,27を形成し、
一方のスライド棒26を前記本体17に形成の摺
動孔28に挿入している。また他方のスライド棒
27は上記支持孔21に臨ませたロツド部19の
摺動孔29に挿入している。
上記のように本体側の摺動孔28に挿入したス
ライド棒26の端面には、スプール30の内端を
当接させているが、このスプール30は前記スプ
リングホルダ23が第1スプリングの作用で図示
の状態に保持されているときに、図示の中立位置
を保持する関係にしている。
ライド棒26の端面には、スプール30の内端を
当接させているが、このスプール30は前記スプ
リングホルダ23が第1スプリングの作用で図示
の状態に保持されているときに、図示の中立位置
を保持する関係にしている。
上記のようにスプール30の内端をスライド棒
26の端面に当接させることによつて、ピストン
18、スプリング24,25及びスプール30の
それぞれが直列に配置されることになる。
26の端面に当接させることによつて、ピストン
18、スプリング24,25及びスプール30の
それぞれが直列に配置されることになる。
スプール30が上記中立位置に保持されている
ときには、そのランド31がパイロツト通路32
とくい違い、そのパイロツト通路32をタンク通
路33に連通させる関係にしている。
ときには、そのランド31がパイロツト通路32
とくい違い、そのパイロツト通路32をタンク通
路33に連通させる関係にしている。
そしてこのスプール30が図示の状態から図面
右側に少し移動すると、上記ランド31がパイロ
ツト通路32と完全に一致し、そのパイロツト通
路32を閉じる一方、さらに図面右方向に移動し
たとき、ランド31がパイロツト通路位置を通過
し、可変ポンプ34と連通する圧力導入通路35
をパイロツト通路32と連通させる関係にしてい
る。
右側に少し移動すると、上記ランド31がパイロ
ツト通路32と完全に一致し、そのパイロツト通
路32を閉じる一方、さらに図面右方向に移動し
たとき、ランド31がパイロツト通路位置を通過
し、可変ポンプ34と連通する圧力導入通路35
をパイロツト通路32と連通させる関係にしてい
る。
上記のようにしたパイロツト通路32は前記他
方のロツド部20の端面側に形成したパイロツト
圧室36に連通させている。また圧力導入通路3
5は、前記支持孔21内であつて、前記一方のロ
ツド部19とスプリングホルダ23との間に形成
した圧力室37に連通させている。
方のロツド部20の端面側に形成したパイロツト
圧室36に連通させている。また圧力導入通路3
5は、前記支持孔21内であつて、前記一方のロ
ツド部19とスプリングホルダ23との間に形成
した圧力室37に連通させている。
なお図中符号38は、タンク通路33に接続し
たタンクである。
たタンクである。
しかしていま可変ポンプ34を駆動させると、
当該可変ポンプの油は、圧力導入通路35に流入
し、スプール30の端面に作用するとともに、前
記圧力室37にも流入する。
当該可変ポンプの油は、圧力導入通路35に流入
し、スプール30の端面に作用するとともに、前
記圧力室37にも流入する。
そしてポンプ圧が設定圧以上になると、スプー
ル30がスプリングホルダ23とともに第1スプ
リング24に抗して移動し、圧力導入通路35と
パイロツト通路32とを連通させる。
ル30がスプリングホルダ23とともに第1スプ
リング24に抗して移動し、圧力導入通路35と
パイロツト通路32とを連通させる。
両通路35,32が連通すれば、可変ポンプ3
4の圧油がパイロツト圧室36にも流入するが、
このとき一方のロツド部19に対して他方のロツ
ド部22の受圧面積が大きいので、ピストン18
は両スプリングをたわませつつ当該可変ポンプ3
4の吐出量を減少させる矢印方向に移動する。
4の圧油がパイロツト圧室36にも流入するが、
このとき一方のロツド部19に対して他方のロツ
ド部22の受圧面積が大きいので、ピストン18
は両スプリングをたわませつつ当該可変ポンプ3
4の吐出量を減少させる矢印方向に移動する。
上記のようにピストンが移動して第1、第2ス
プリングをたわませるので、そのスプリング力が
上昇する。そのためにスプール30が図面左方向
に移動し、そのランド31によつてパイロツト通
路32がふさがれ、パイロツト圧室36に圧油が
供給されなくなる。パイロツト圧室36に圧油が
供給されないので、ピストン18は当該位置で停
止する。つまり可変ポンプ34は当該停止位置に
おける吐出量を維持する。
プリングをたわませるので、そのスプリング力が
上昇する。そのためにスプール30が図面左方向
に移動し、そのランド31によつてパイロツト通
路32がふさがれ、パイロツト圧室36に圧油が
供給されなくなる。パイロツト圧室36に圧油が
供給されないので、ピストン18は当該位置で停
止する。つまり可変ポンプ34は当該停止位置に
おける吐出量を維持する。
上記の状態から当該可変ポンプの吐出圧がさら
に上昇すると、スプール30が再び図面右方向に
移動してパイロツト通路32を開き、その上昇し
たポンプ圧をパイロツト圧室36に導くので、ピ
ストン18はさらに矢印方向に移動し、当該可変
ポンプ34の吐出量を減少させる。
に上昇すると、スプール30が再び図面右方向に
移動してパイロツト通路32を開き、その上昇し
たポンプ圧をパイロツト圧室36に導くので、ピ
ストン18はさらに矢印方向に移動し、当該可変
ポンプ34の吐出量を減少させる。
また反対に当該可変ポンプの吐出圧が下ると、
スプール32がスプリング24,25の作用を受
けるので、そのランド31がパイロツト通路位置
とくい違う図示の位置まで移動する。スプールの
ランドが図示の位置に達すれば、パイロツト圧室
36がタンク38に連通することになるので、パ
イロツト圧室36の圧力が下る。パイロツト圧室
の圧力が下れば、ピストン18はスプリング2
4,25の作用で前記矢印とは反対方向すなわち
当該可変ポンプ34の吐出量を増加させる方向に
移動する。
スプール32がスプリング24,25の作用を受
けるので、そのランド31がパイロツト通路位置
とくい違う図示の位置まで移動する。スプールの
ランドが図示の位置に達すれば、パイロツト圧室
36がタンク38に連通することになるので、パ
イロツト圧室36の圧力が下る。パイロツト圧室
の圧力が下れば、ピストン18はスプリング2
4,25の作用で前記矢印とは反対方向すなわち
当該可変ポンプ34の吐出量を増加させる方向に
移動する。
上記のようにして当該可変ポンプの吐出量と吐
出圧との相対関係を一定に保ち、その馬力を一定
制御する。
出圧との相対関係を一定に保ち、その馬力を一定
制御する。
第4図、第5図に示した第2実施例は、当該可
変ポンプの吐出圧が高圧になつたときにカツトオ
フ制御をする制御機構を設けた点が第1実施例と
相違するだけで、その他の構成は前記第1実施例
と同様である。
変ポンプの吐出圧が高圧になつたときにカツトオ
フ制御をする制御機構を設けた点が第1実施例と
相違するだけで、その他の構成は前記第1実施例
と同様である。
そこで第1実施例と共通の構成要素について
は、同一符号を用いて説明する。
は、同一符号を用いて説明する。
この第2実施例の本体17には、カツトオフ制
御機構aを設けているが、このカツトオフ制御機
構は、スプール39とスプリングホルダ40と第
3スプリング41とを主要素としてなる。
御機構aを設けているが、このカツトオフ制御機
構は、スプール39とスプリングホルダ40と第
3スプリング41とを主要素としてなる。
すなわち上記本体17には、プラグ42でふさ
いだスプリング室43を形成するとともに、この
スプリング室43にはスプリングホルダ40を内
装し、このスプリングホルダ40と上記プラグ4
2との間に上記第3スプリング41を介在させて
いる。
いだスプリング室43を形成するとともに、この
スプリング室43にはスプリングホルダ40を内
装し、このスプリングホルダ40と上記プラグ4
2との間に上記第3スプリング41を介在させて
いる。
そして上記スプリングホルダ40に内端を連結
したスプール39は、その外端を前記圧力導入通
路35に臨ませている。
したスプール39は、その外端を前記圧力導入通
路35に臨ませている。
このようにしたスプール39は、図示の中立位
置にあるとき、そのスプールのランド44がパイ
ロツト通路45の開口端とくい違い、当該パイロ
ツト通路45を中継通路46と連通させる関係に
している。上記パイロツト通路45は、第1実施
例のパイロツト通路32と実質的に同様であり、
他端を前記パイロツト圧室36に連通させてい
る。また上記中継通路46は、第1実施例で説明
したスプール30の移動位置に応じてタンク通路
33に連通したり、その連通を遮断されたりする
関係にしている。
置にあるとき、そのスプールのランド44がパイ
ロツト通路45の開口端とくい違い、当該パイロ
ツト通路45を中継通路46と連通させる関係に
している。上記パイロツト通路45は、第1実施
例のパイロツト通路32と実質的に同様であり、
他端を前記パイロツト圧室36に連通させてい
る。また上記中継通路46は、第1実施例で説明
したスプール30の移動位置に応じてタンク通路
33に連通したり、その連通を遮断されたりする
関係にしている。
しかして可変ポンプ34が駆動すると、前記第
1実施例と同様にしてピストン18が移動し、当
該ポンプの馬力を一定に制御する。
1実施例と同様にしてピストン18が移動し、当
該ポンプの馬力を一定に制御する。
ただしこの第2実施例では、前記スプール30
が図面右方向に移動して圧力導入通路35と連通
したとき、パイロツト通路45に圧油が流れるこ
とになる。
が図面右方向に移動して圧力導入通路35と連通
したとき、パイロツト通路45に圧油が流れるこ
とになる。
そして当該可変ポンプの吐出圧が第3スプリン
グ41で定めた設定圧以上になると、スプール3
9がその第3スプリング41に抗して移動する。
スプールがこのように移動すれば、そのランド4
5がパイロツト通路45位置を通過し、圧力導入
通路35とパイロツト通路45とを直接連通させ
る。
グ41で定めた設定圧以上になると、スプール3
9がその第3スプリング41に抗して移動する。
スプールがこのように移動すれば、そのランド4
5がパイロツト通路45位置を通過し、圧力導入
通路35とパイロツト通路45とを直接連通させ
る。
したがつてパイロツト圧室36には当該ポンプ
からの高圧油が流入し、ピストン18を図面左方
向に移動させ、可変ポンプの吐出量を最少にす
る。つまり第5図に示す馬力線図からも明らかな
ように、当該ポンプの吐出圧が第3スプリング4
1で定めた設定圧以上になると、その可変ポンプ
の吐出量をどんどん少なくして、カツトオフ制御
をすることになる。
からの高圧油が流入し、ピストン18を図面左方
向に移動させ、可変ポンプの吐出量を最少にす
る。つまり第5図に示す馬力線図からも明らかな
ように、当該ポンプの吐出圧が第3スプリング4
1で定めた設定圧以上になると、その可変ポンプ
の吐出量をどんどん少なくして、カツトオフ制御
をすることになる。
(本発明の構成及び効果)
特許請求の範囲第1項記載の制御装置は、可変
ポンプの傾転角を調整するピストンの一端を圧力
室に臨ませ、他端をパイロツト圧室に臨ませると
ともに、圧力室に臨ませたピストン一端の受圧面
積を、パイロツト圧室に臨ませた他端の受圧面積
よりも小さくし、さらに上記圧力室にはスプリン
グホルダを内装し、このスプリングホルダと上記
ピストン一端との間にスプリングを介在させる一
方、当該スプリングホルダのスライド棒の一端す
なわち上記圧力室とは反対端をスプールに当接さ
せてなり、このスプールは当該可変ポンプの吐出
圧に応じて、その可変ポンプと連通する圧力導入
通路を上記パイロツト圧室に連通したり、その連
通を遮断したりする構成にしている。
ポンプの傾転角を調整するピストンの一端を圧力
室に臨ませ、他端をパイロツト圧室に臨ませると
ともに、圧力室に臨ませたピストン一端の受圧面
積を、パイロツト圧室に臨ませた他端の受圧面積
よりも小さくし、さらに上記圧力室にはスプリン
グホルダを内装し、このスプリングホルダと上記
ピストン一端との間にスプリングを介在させる一
方、当該スプリングホルダのスライド棒の一端す
なわち上記圧力室とは反対端をスプールに当接さ
せてなり、このスプールは当該可変ポンプの吐出
圧に応じて、その可変ポンプと連通する圧力導入
通路を上記パイロツト圧室に連通したり、その連
通を遮断したりする構成にしている。
上記の構成においては、従来のような補助ポン
プを一切必要としない。補助ポンプを必要としな
いので、それだけエネルギー効率が向上する。
プを一切必要としない。補助ポンプを必要としな
いので、それだけエネルギー効率が向上する。
またこの発明では、スプールをピストン外に設
けたので、ピストンにスプールを内装した従来の
ように、その内径を高精度に仕上る必要もなくな
り、その加工も容易になる。
けたので、ピストンにスプールを内装した従来の
ように、その内径を高精度に仕上る必要もなくな
り、その加工も容易になる。
また、ピストン、スプリング及びスプールのそ
れぞれを直列に配置したので、それぞれの力が正
確に伝達され、それだけ応答性もよくなる。
れぞれを直列に配置したので、それぞれの力が正
確に伝達され、それだけ応答性もよくなる。
特許請求の範囲第2項記載の制御装置は、当該
可変ポンプの傾転角を調整するピストンの一端を
圧力室に臨ませ、他端をパイロツト圧室に臨ませ
るとともに、圧力室に臨ませたピストン一端の受
圧面積を、パイロツト圧室に臨ませた他端の受圧
面積よりも小さくし、さらに上記圧力室にはスプ
リングホルダを内装し、このスプリングホルダと
上記ピストン一端との間にスプリングを介在させ
る一方、当該スプリングホルダのスライド棒の一
端すなわち上記圧力室とは反対端をスプールに当
接させてなり、このスプールは当該可変ポンプの
吐出圧に応じて、その可変ポンプと連通する圧力
導入通路を上記パイロツト圧室に連通したり、そ
の連通を遮断したりする構成にするとともに、上
記圧力導入通路にはカツトオフ制御機構のスプー
ルを臨ませ、当該カツトオフ制御機構は、可変ポ
ンプの最高圧力が設定圧以上になつたとき、その
圧力を上記パイロツト圧室に導く構成にしてい
る。
可変ポンプの傾転角を調整するピストンの一端を
圧力室に臨ませ、他端をパイロツト圧室に臨ませ
るとともに、圧力室に臨ませたピストン一端の受
圧面積を、パイロツト圧室に臨ませた他端の受圧
面積よりも小さくし、さらに上記圧力室にはスプ
リングホルダを内装し、このスプリングホルダと
上記ピストン一端との間にスプリングを介在させ
る一方、当該スプリングホルダのスライド棒の一
端すなわち上記圧力室とは反対端をスプールに当
接させてなり、このスプールは当該可変ポンプの
吐出圧に応じて、その可変ポンプと連通する圧力
導入通路を上記パイロツト圧室に連通したり、そ
の連通を遮断したりする構成にするとともに、上
記圧力導入通路にはカツトオフ制御機構のスプー
ルを臨ませ、当該カツトオフ制御機構は、可変ポ
ンプの最高圧力が設定圧以上になつたとき、その
圧力を上記パイロツト圧室に導く構成にしてい
る。
したがつて当該可変ポンプの吐出圧が、カツト
オフ制御機構で定めた設定圧以上になると、当該
カツトオフ制御機構が作用して上記可変ポンプの
吐出量を自動的に減少させるので、リリーフ弁に
よる回路の発熱を防止できる。
オフ制御機構で定めた設定圧以上になると、当該
カツトオフ制御機構が作用して上記可変ポンプの
吐出量を自動的に減少させるので、リリーフ弁に
よる回路の発熱を防止できる。
回路の発熱を防止できるということは、それだ
けエネルギー損失が少なくなる。
けエネルギー損失が少なくなる。
図面第1図は従来の断面図、第2図は同じく従
来の制御特性を示すグラフ、第3図はこの発明の
第1実施例の断面図、第4,5図はこの発明の第
2実施例を示すもので、第4図は断面図、第5図
はその制御特性を示すグラフである。 18……ピストン、23,40……スプリング
ホルダ、24,25……スプリング、26……ス
ライド棒、30,39……スプール、34……可
変ポンプ、35……圧力導入通路、36……パイ
ロツト通路、37……圧力室。
来の制御特性を示すグラフ、第3図はこの発明の
第1実施例の断面図、第4,5図はこの発明の第
2実施例を示すもので、第4図は断面図、第5図
はその制御特性を示すグラフである。 18……ピストン、23,40……スプリング
ホルダ、24,25……スプリング、26……ス
ライド棒、30,39……スプール、34……可
変ポンプ、35……圧力導入通路、36……パイ
ロツト通路、37……圧力室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 可変ポンプの傾転角を調整するピストンの一
端を圧力室に臨ませ、他端をパイロツト圧室に臨
ませるとともに、圧力室に臨ませたピストン一端
の受圧面積を、パイロツト圧室に臨ませた他端の
受圧面積よりも小さくし、さらに上記圧力室には
スプリングホルダを内装し、このスプリングホル
ダと上記ピストン一端との間にスプリングを介在
させる一方、このスプリングホルダのスライド棒
の一端すなわち上記圧力室とは反対端をスプール
に当接させ、かつ、上記ピストン、スプリング及
びスプールを直列に配置してなり、上記スプール
は当該可変ポンプの吐出圧に応じて、その可変ポ
ンプと連通する圧力導入通路を上記パイロツト圧
室に連通したり、その連通を遮断したりする構成
にした可変ポンプの馬力一定制御装置。 2 可変ポンプの傾転角を調整するピストンの一
端を圧力室に臨ませ、他端をパイロツト圧室に臨
ませるとともに、圧力室に臨ませたピストン一端
の受圧面積を、パイロツト圧室に臨ませた他端の
受圧面積よりも小さくし、さらに上記圧力室には
スプリングホルダを内装し、このスプリングホル
ダと上記ピストン一端との間にスプリングを介在
させる一方、このスプリングホルダのスライド棒
の一端すなわち上記圧力室とは反対端をスプール
に当接させ、かつ、上記ピストン、スプリング及
びスプールを直列に配置してなり、上記スプール
は当該可変ポンプの吐出圧に応じて、その可変ポ
ンプと連通する圧力導入通路を上記パイロツト圧
室に連通したり、その連通を遮断したりする構成
にするとともに、上記圧力導入通路にはカツトオ
フ制御機構のスプールを臨ませ、当該カツトオフ
機構は、可変ポンプの最高圧力が設定圧以上にな
つたとき、その圧力を上記パイロツト圧室に導く
構成にした可変ポンプの馬力一定制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57106592A JPS58222991A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 可変ポンプの馬力一定制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57106592A JPS58222991A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 可変ポンプの馬力一定制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58222991A JPS58222991A (ja) | 1983-12-24 |
JPH0448948B2 true JPH0448948B2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=14437444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57106592A Granted JPS58222991A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 可変ポンプの馬力一定制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58222991A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633772B2 (ja) * | 1983-12-29 | 1994-05-02 | カヤバ工業株式会社 | 可変容量ポンプの制御装置 |
JP4917938B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-04-18 | カヤバ工業株式会社 | 馬力制御レギュレータ、馬力制御装置、及びピストンポンプ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5265305U (ja) * | 1975-11-10 | 1977-05-14 |
-
1982
- 1982-06-21 JP JP57106592A patent/JPS58222991A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58222991A (ja) | 1983-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0229841B1 (en) | Reducing valve | |
US5567123A (en) | Pump displacement control for a variable displacement pump | |
JPS6149544B2 (ja) | ||
RU97110059A (ru) | Управляемый сервораспределитель | |
JPS6215786B2 (ja) | ||
JPS6157475B2 (ja) | ||
JPH0448948B2 (ja) | ||
US3586082A (en) | Pressure-relief valve | |
US5562424A (en) | Pump displacement control for a variable displacement pump | |
US2778314A (en) | Sharp response spring loaded pressure motor for controlling regulated devices | |
JPH05189057A (ja) | 直接制御される圧力調節弁 | |
US4471940A (en) | Dashpot assembly | |
EP0024826A1 (en) | Input torque control system for a variable displacement pump | |
JPH0758081B2 (ja) | 油圧駆動システム | |
JPH0735122Y2 (ja) | ショックレスバルブ | |
US4049232A (en) | Pressure compensating fluid control valve | |
JPS59113379A (ja) | カウンタ−バランス弁 | |
JPS5947579A (ja) | 可変圧力制御弁 | |
US3605562A (en) | Hydraulic relay | |
JPH0776561B2 (ja) | 比例追従スプール弁装置 | |
JPH05280653A (ja) | バランスピストン形リリーフ弁 | |
JPS5999081A (ja) | 可変ポンプの馬力一定制御装置 | |
JPH0320563Y2 (ja) | ||
JPS5928148Y2 (ja) | 可変ポンプのレギユレ−タ | |
JPH0721907Y2 (ja) | 可変容量形液圧ポンプ |