JPH0448926Y2 - - Google Patents

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JPH0448926Y2
JPH0448926Y2 JP1985201192U JP20119285U JPH0448926Y2 JP H0448926 Y2 JPH0448926 Y2 JP H0448926Y2 JP 1985201192 U JP1985201192 U JP 1985201192U JP 20119285 U JP20119285 U JP 20119285U JP H0448926 Y2 JPH0448926 Y2 JP H0448926Y2
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grinding
measuring device
rollers
outer diameter
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はセンタレス研削盤の工作物測定装置
に関し、さらに詳細には、スルーフイード研削を
行うセンタレス研削盤において、研削後移動中の
工作物の外径寸法をレーザ光により連続的に測定
する工作物測定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、センタレス研削盤における工作物の外径
寸法測定には、2個の接触子を備えた自動定寸装
置が一般に使用され、スルーフイールド研削の場
合は、特公昭57−28623号公報の従来例に開示さ
れるように、研削直後に自動定寸装置の接触子を
工作物の外径寸法に直接、接触させて測定を行う
測定装置や、あるいは、第5図のように、研削後
の搬送中工作物W6′(または一旦ストツプさせた
工作物)を測定治具91およびシリンダ92等か
らなる引込み装置93により強制的に引き込み、
基台94に固着された自動定寸装置95で工作物
W6の外径寸法測定を行つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記いずれの測定装置において
も次のような問題があり、その改良が要望されて
いた。
すなわち、前者のように、研削直後に自動定寸
装置により測定する場合は、研削液、研削屑等が
付着したり、機械周囲の温度の影響を受けやすい
という欠点があり、また、工作物が小径短小のも
のであれば排出側で工作物が安定性を欠くため正
確な測定ができない。
また、後者のように、工作物を強制的に引き込
んで測定を行う場合は、設計上複雑なものとなる
ため測定装置としてかなりコストアツプとなり、
また、研削の通し速度が速い場合にはサイクルタ
イム的に合わなくなるといつた欠点がある。
本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、その目的とするところは、工作物
をスルーフイード研削した後、搬送中に工作物の
外径寸法をレーザ光によつて迅速かつ正確に測定
するセンタレス研削盤の工作物測定装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の工作物測定
装置は、研削後の工作物をその軸線方向へ搬送す
る搬送装置と、該駆動ローラコンベヤの入口近く
に設けられ、前記搬送される工作物の外径に乾い
たエアーを吹き付けて、研削液、ごみ、研削屑等
を除去するエアブロー装置と、該エアブロー装置
よりも搬送方向下流側に設けられ、前記搬送され
る工作物にその軸線と直交する方向からレーザ光
を照射して外径寸法を測定するレーザ測定器とを
備え、前記搬送装置は、工作物を搬送する複数個
のローラが等間隔をもつて回転可能に配列されて
なる駆動ローラコンベヤであつて、前記各ローラ
は単一の回転伝達部材を介してモータの駆動軸に
連係され、前記レーザ測定器からのレーザ光は、
前記ローラ間のスキマのほぼ中央を上下方向へス
キヤンして、移動中の工作物の外径を測定するよ
うにされていることを特徴とする。
〔作用〕
センタレス研削盤によるスルーフイード研削が
なされた工作物は、研削時の推力により搬送装置
である駆動ローラコンベヤへ送られた後、この駆
動ローラコンベヤのローラにより搬送される。
駆動ローラコンベヤにより搬送される工作物
は、駆動ローラコンベヤの入口近くにおいて、エ
アブロー装置により、その外径および両端面に乾
いたエアーが吹き付けられて、研削液、ごみ、研
削屑等が除去された後、レーザ測定器の位置を通
過する際に、このレーザ測定器により、その外径
寸法が移動中に測定される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案に係る工作物測定
装置を示し、該工作物測定装置はスルー研削を行
うセンタレス研削盤1に付設されるもので、搬送
装置である駆動ローラコンベヤ2および工作物W
の外径寸法を測定するためのレーザ測定器3を主
要部として備える。
駆動ローラコンベヤ2は、図2に示すように、
工作物Wを搬送する複数個のローラ4,4,…が
等間隔をもつて回転可能に配列されてなり、これ
ら各ローラ4は、第3図に示すように、その外周
に工作物W搬送用のV溝が形成されるとともに、
スプロケツト5が一体的に取付けられている。
各ローラ4,4間のピツチPは、工作物Wが安
定して送られるように工作物の長さmの1/2以下
に設定されている。
これらローラ4,4,…のスプロケツト5,
5,…は、チエーン7を介してモータ6の駆動軸
に取付けられたスプロケツト8に連結されてい
る。9,10,11は上記チエーン7を案内する
スプロケツト、12にはチエーン7の張力を調節
するテンシヨンスプロケツトをそれぞれ示してい
る。
モータ6の回転駆動により、チエーン7を介し
て、各スプロケツト5に回転が伝達され、これと
一体とされたローラ4が回転駆動される。第1図
および第2図の実線矢印は工作物Wの移動方向を
示す。
レーザ測定器3は、投光部18、受光部19お
よび制御部19′を備え、これらが駆動ローラコ
ンベヤ2の基台2′に取り付けらている。
投光部18からのレーザ光は、工作物Wの送り
方向に対し直角になるように発せられるととも
に、図4に示すように、ローラ4とローラ4との
スキマのほぼ中央を上下方向へスキヤンして、移
動中の工作物Wの外径寸法を測定する。第4図の
破線矢印はレーザ測定器のスキヤニングの方向を
示す。
17は駆動ローラコンベヤ2の入口近くに設け
られたエアブロー装置で、このエアブロー装置1
7から、工作物Wの外径および両端面に乾いたエ
アーが吹き付けられて、研削液、ごみ、研削屑等
が除去されるようになされている。
しかして、供給装置13により、センタレス研
削盤1のといし車14、調整車15間へ送られた
工作物Wは、研削時の推力で出口ガイド板16,
16′へ送られ、さらに後続の工作物Wにより、
駆動ローラコンベヤ2の最初のローラ4′へ送ら
れて、順次後方のローラ4へ送られる。
この場合、チエーン7はすべてのローラ4のス
プロケツト5に掛けられているので、一定した速
度で工作物Wを送ることができる。また、駆動ロ
ーラコンベヤ2の速度(工作物Wの送られる速
度)は、研削の通し速度より少し速くしてあるの
で、駆動ローラコンベヤ2に乗り移つた時、工作
物Wの送られる速度は速くなり、後続の工作物W
とは分離され駆動ローラコンベヤ2上を移動する
ことになる。
駆動ローラコンベヤ2により搬送される工作物
Wは、該駆動ローラコンベヤ2の入口近くにおい
て、エアブロー装置17により、その外径および
両端面に乾いたエアーが吹き付けられて、研削
液、ごみ、研削屑等が除去され、工作物Wの外径
寸法測定のための準備がなされる。
エアブロー装置17により測定準備が整つた工
作物Wは、レーザ測定器3の位置を通過する際
に、このレーザ測定器3により、その外径寸法が
移動中に測定される(第4図参照)。
そして、工作物Wの外径寸法測定値が補正域に
入つた場合は、制御部19′から補正指令が出さ
れて、制御装置22により、補正装置23を作動
させて加工寸法の修正を行う。一方、上記測定値
が補正域から外れてNG(寸法不良)になつた場
合は、制御部19′からの信号で制御装置22に
より、NG排出装置20を作動させて、工作物W
をNG排出シユート21より排出する。
〔考案の効果〕
本考案により以下に列挙するような顕著な効果
を奏する。
(1) スルーフイード研削後、速い速度で搬送され
る工作物においても、サイクルタイム的に合わ
なくなることなく、レーザ測定器により連続的
に工作物の外径寸法測定ができるので、従来技
術に比べて大幅な時間短縮が図れる。
(2) また、測定結果に機械周囲の温度の影響が及
ぶことがなく、工作物の型番変更に際しても、
測定用治具が不要であり、そのための段取り替
えや調整時間が不要である。
(3) 従来、工作物の外径寸法測定に必要であつた
設計上複雑な工作物引込み装置が不要となり、
構造上のコンパクト化されるとともに、コスト
の低減化が図れる。
(4) レーザ光により非接触で工作物の外径寸法を
測定できるので、硬度の低い工作物においても
工作物の外周面に損傷を与えない。
(5) レーザ測定器による測定に先立ち、エアブロ
ー装置により、工作物の外径に付着した研削
液、ごみ、研削屑等が除去されるため、これら
が測定結果に悪影響を与えることがなく、正確
な測定値が得られる。
(6) 搬送装置は、工作物を搬送する複数個のロー
ラが等間隔をもつて回転可能に配列されてなる
駆動ローラコンベヤであつて、各ローラが単一
の回転伝達部材を介してモータの駆動軸に連結
されているから、すべてのローラが強制的に回
転駆動されて、一定した速度で工作物を送るこ
とができる。
この場合、上記各ローラ間のピツチが工作物
の長さの1/2以下に設定されるとともに、各ロ
ーラの外周に、工作物搬送用の搬送溝が形成さ
れていれば、工作物の移動中におけるレーザ光
による外径測定をより高い精度で安定して行う
ことができる。
(7) しかも、駆動ローラコンベヤの搬送速度を研
削の通し速度との関係で適宜調節できるので、
最適な搬送速度を確保することができる。
例えば、搬送速度を研削の通し速度より少し
速くすることにより、搬送される工作物間に適
度の間隔をあけることができ、レーザ測定器に
よる迅速な測定とも相まつて、連続する工作物
の外径寸法を確実に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るセンタレス研
削盤における工作物測定装置を示す概略平面図、
第2図は同工作物測定装置における駆動ローラコ
ンベヤを一部を切欠いて示す機構図、第3図は同
駆動ローラコンベヤの第2図のA−A線に沿つた
断面図、第4図は同工作物測定装置におけるレー
ザ測定器の第1図のB−Bに沿つた断面図、第5
図は従来の工作物測定装置を示す概略図である。 1……センタレス研削盤、2……駆動ローラコ
ンベヤ(搬送装置)、3……レーザ測定器、4…
…ローラ、6……モータ、7……チエーン(回転
伝達部材)、13……供給装置、17……エアブ
ロー装置、20……NG排出装置、22……制御
装置、23……補正装置、m……工作物の長さ、
P……ローラ間のピツチ、W……工作物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スルーフイード研削で工作物を研削するセン
    タレス研削盤において、 研削後の工作物をその軸線方向へ搬送する搬
    送装置と、 該駆動ローラコンベヤの入口近くに設けら
    れ、前記搬送される工作物の外径に乾いたエア
    ーを吹き付けて、研削液、ごみ、研削屑等を除
    去するエアブロー装置と、 該エアブロー装置よりも搬送方向下流側に設
    けられ、前記搬送される工作物にその軸線と直
    交する方向からレーザ光を照射して外径寸法を
    測定するレーザ測定器とを備え、 前記搬送装置は、工作物を搬送する複数個の
    ローラが等間隔をもつて回転可能に配列されて
    なる駆動ローラコンベヤであつて、 前記各ローラは単一の回転伝達部材を介して
    モータの駆動軸に連係され、 前記レーザ測定器からのレーザ光は、前記ロ
    ーラ間のスキマのほぼ中央を上下方向へスキヤ
    ンして、移動中の工作物の外径を測定するよう
    にされている ことを特徴とするセンタレス研削盤の工作物測
    定装置。 (2) 前記各ローラ間のピツチは、前記工作物の長
    さの1/2以下に設定されている実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載のセンタレス研削盤の工作
    物測定装置。 (3) 前記各ローラの外周に、工作物搬送用の搬送
    溝が形成されている実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載のセンタレス研削盤の工作物測定装
    置。 (4) 前記駆動ローラコンベヤの搬送速度は、研削
    の通し速度より少し速く設定されている実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載のセンタレス研削
    盤の工作物測定装置。
JP1985201192U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0448926Y2 (ja)

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JPS62110857U JPS62110857U (ja) 1987-07-15
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