JPH0448918Y2 - - Google Patents

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JPH0448918Y2
JPH0448918Y2 JP5376086U JP5376086U JPH0448918Y2 JP H0448918 Y2 JPH0448918 Y2 JP H0448918Y2 JP 5376086 U JP5376086 U JP 5376086U JP 5376086 U JP5376086 U JP 5376086U JP H0448918 Y2 JPH0448918 Y2 JP H0448918Y2
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JP
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roll
polished
pressing
hard disk
pressing force
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JP5376086U
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンピユータのハードデイスク等を
研摩する際に用いられる押付けロールに関する。
〔従来の技術〕
コンピユータのハードデイスクは、一般にAl
基板にNi,P等をメツキし、この面にFe,Cr,
Co等をスパツタリングまたはメツキしてつくら
れるが、その際、スパツタリングまたはメツキし
た金属を強固に固定し、磁気特性をよくするた
め、Ni,P等をメツキした面を研摩して面に微
細な傷痕(テクスチヤー)をつける必要がある。
従来、上記メツキ面を研摩するには、第5図に
示すように、ハードデイスク1を100〜400rpmの
速度で回転し、研摩テープロール2より研摩テー
プ3を引出し、巻取ロール4に巻取るとともに、
その間において、研摩テープ3を押付けロール5
によつて被研摩面1aに押付けて研摩を行なう。
この場合、研摩テープ3の被研摩面1aとの接触
面が常に優れた研摩能力を保持するように、研摩
テープ3き巻取ロール4に徐々に巻取られ、研摩
する部分を更新する。また、押付けロール5の支
持部5a,5aには、センサが取付けられ、押圧
力を自由に調整出来るようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記押付けロール5は、第6図に示
すように、鉄製ロール6の周囲に弾性のゴム層7
を取付けた構成となつている。また、被研摩面1
aは、環状となつているため内側Aと外側Bでは
周速度が異なり、線速度は外側Bがはるかに早
く、内側Aより外側Bの方がよく研摩され面は細
目となる。しかし、ハードデイスクの場合、テス
クチヤーガ、Ra=0.03〜0.001μmの範囲となるよ
うに研摩されるが、例えば、内側Aが0.002μm、
外側Bが0.005μmなど、Fe,Cr,Co等をスパツ
タリングまたはメツキした後のハードデイスクに
要求される性能などから、外側Bが内側Aに比し
て粗面であることが望ましい。
そのため、被研摩面1aの外側Bを押圧する押
付けロールアウター8側の押圧力を、内側Aを押
圧する押付けロールインナー9側の押圧力よりも
大きくして、外側Bの面を内側Aに比して粗くす
ることを試みたが、第7図に示すように押圧力を
高めたことによつてゴム層7が変形し、扁平形1
0となり、接触面積が増加するのみで、単位面積
当りの押圧力は増加せず、被研摩面の外側Bを内
側Aに比して粗くすることは出来なかつた。
本考案者は上記の問題点を解決すべく鋭意研究
を行なつた結果、押付けロールに同じ押圧力を付
与しても、弾性体層の厚さを変えると、研摩面の
粗さの程度が変化することを知見した。
本考案は、上記の知見に基づいてなされたもの
で、ハードデイスクの内側から外側に向つて連続
して、次第に粗くなるように研摩することが出来
る押付けロールを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するためになされ
たもので、その要旨は、所定の幅の研摩テープ
を、研摩テープの幅方向と中心軸線の方向とを同
じにして、高速で駆動される被研摩体の研摩面に
押圧する押付けロールであつて、截頭円錐形の心
材と、この心材の周囲に取付けられ、これを円柱
状とするゴム状弾性体とよりなることを押付けロ
ールにある。
〔考案の具体的構成および作用〕
第1図ないし第4図は、本考案に係る押付けロ
ール5′の一実施例を示すもので、図中符号11
は、截頭円錐形の心材である。心材11は、鉄、
アルミニウム、SUS等の金属、或はプラスチツ
クによつてつくられる。
上記心材11の周囲には、ゴム、合成ゴム等の
弾性材料による弾性体層12が設けられ、全体と
して円柱状の押付けロール5′が形成されている。
すなわち、第2図に示すように、弾性体層12
は、ハードデイスク1の外側Bを押圧するアウタ
ー8から、ハードデイスク1の内側Aを押圧する
インナー9に向つて、連続して厚みが厚くなつて
いる。
上記のように構成された押付けロール5′を用
いて研摩を行なうには第3図、および第4図に示
すように、ハードデイスク1を回転駆動するとと
もに、押付けロール5′のアウター8を被研摩面
1aの外側B上に位置させ、押付けロール5′の
軸線が上記被研摩面に平行かつ支持部5a,5a
に均等な押圧力をかけて押圧する。この場合、押
圧ロール5′のインナー9は、弾性体層12の厚
さが厚いので、単位当りの押付圧力は弱く、一方
アウター8の押圧力は強くなり、この間、弾性体
層12の厚さは連続して変化しているので単位面
積の押圧力は弾性体層12の厚さに逆比例して連
続して変化する。
しかし、被研摩面1aの粗さは、単位面積当り
の押圧力のみでなく、周速度の影響も受けるが、
押圧力によつてカバーされ、内側Aから外側Bに
向つて次第に粗くなる研摩が可能となる。
上記A−B間の粗さの変化は、上記弾性体層1
2のアウター8側の肉厚、テーパーの大小、弾性
体層の材質、押付けロールの押圧力を種々変える
ことにより、テクスチヤーの大きさ、分布を適宜
選択することが出来る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案に係る押付けロール
は、アウターからインナー方向に次第に厚くなる
弾性体層が設けられているので、被研摩面は、粗
面から細面に連続して変化して研摩され、この面
にFe,Cr,Co等をスパツタリングまたはメツキ
することにより、優れた性能のハードデイスクが
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本考案に係る押付ロー
ルの説明図で、第1図は押付けロールの斜視図、
第2図は第1図の−線矢視断面図、第3図は
第1図のロールによつてハードデイスクを研摩し
ている状態を示す平面図、第4図は第3図の−
線矢視断面図、第5図はハードデイスクを研摩
している状態を示す斜視図、第6図は従来の押付
けロールの縦断面図、第7図は押付けロールのア
ウター側の押圧力を高くした場合のロールの変形
を示す、第5図の−線矢視図である。 1……ハードデイスク、1a……被研摩面、2
……研摩テープロール、3……研摩テープ、4…
…巻取ロール、5,5′……押付けロール、5a
……支持部、6……鉄製ロール、7……ゴム層、
8……押付けロールアウター、9……押付けロー
ルインナー、10……扁平形、11……心材、1
2……弾性体の層、A……ハードデイスクの被研
摩面の内側、B……ハードデイスクの被研摩面の
外側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の幅の研摩テープを、研摩テープの幅方向
    と中心軸線の方向とを同じにして、高速で駆動さ
    れる被研摩体の研摩面に押圧する押付けロールで
    あつて、截頭円錐形の心材と、この心材の周囲に
    取付けられ、これを円柱状とするゴム状弾性体と
    よりなることを特徴とする押付けロール。
JP5376086U 1986-04-10 1986-04-10 Expired JPH0448918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5376086U JPH0448918Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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JP5376086U JPH0448918Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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JPS62165844U JPS62165844U (ja) 1987-10-21
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JP5376086U Expired JPH0448918Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2634461B2 (ja) * 1989-06-05 1997-07-23 キヤノン株式会社 帯電ローラー表面の粗面化方法及び粗面化装置

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JPS62165844U (ja) 1987-10-21

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