JPH044863Y2 - - Google Patents
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- JPH044863Y2 JPH044863Y2 JP1986070472U JP7047286U JPH044863Y2 JP H044863 Y2 JPH044863 Y2 JP H044863Y2 JP 1986070472 U JP1986070472 U JP 1986070472U JP 7047286 U JP7047286 U JP 7047286U JP H044863 Y2 JPH044863 Y2 JP H044863Y2
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- JP
- Japan
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- rope
- cleaning device
- folding arm
- cleaning
- cleaning nozzle
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/08—Cleaning containers, e.g. tanks
- B08B9/093—Cleaning containers, e.g. tanks by the force of jets or sprays
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はタンク状容器の洗浄装置に関する。さ
らに詳しくは、反応器や貯槽、溶解槽、スクラバ
ーなどのタンク状容器の内部を洗浄するための装
置に関する。
らに詳しくは、反応器や貯槽、溶解槽、スクラバ
ーなどのタンク状容器の内部を洗浄するための装
置に関する。
[従来の技術]
従来のタンク状容器の洗浄装置としては、高圧
水を一方向に吹きつけるジエツトガンを用いるジ
エツトガン方式と、高圧水を二次元方向または三
次元方向に吹きつけうる多次元ノズルを用いるラ
ンス方式とが知られている。
水を一方向に吹きつけるジエツトガンを用いるジ
エツトガン方式と、高圧水を二次元方向または三
次元方向に吹きつけうる多次元ノズルを用いるラ
ンス方式とが知られている。
前記ジエツトガン方式は、作業員がジエツトガ
ンを手で持つて洗浄すべき箇所を狙い打ちする方
式で、低圧洗浄でよいばあいや、作業環境の良い
状態では簡便でありよく用いられる。
ンを手で持つて洗浄すべき箇所を狙い打ちする方
式で、低圧洗浄でよいばあいや、作業環境の良い
状態では簡便でありよく用いられる。
前記ランス方式は、ランスの長さが固定されて
いる固定ランス方式と、伸び縮み可能な伸縮ラン
ス方式とがあるが、いずれも多次元ノズルを用い
るので、自動洗浄に向いている。
いる固定ランス方式と、伸び縮み可能な伸縮ラン
ス方式とがあるが、いずれも多次元ノズルを用い
るので、自動洗浄に向いている。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが前記ジエツトガン方式はマニユアル作
業であるから、供給水圧を高くしたばあいはジエ
ツト水流の反動が大きくなり、ジエツトガンを支
えるのに大きな力を要する、また洗浄箇所が遠く
なると、ガンにランスを接続して、ガンを洗浄箇
所に近づけなければならないが、ガンやランスの
重量を支えるのが難しくなるので相当激しい重労
働となり、長時間作業はできないという欠点があ
る。さらに外部から容器内を洗浄する際は、洗浄
できるのは容器の上端開口部近傍に限られるの
と、直進水流を用いるので、とうしても死角部が
でき洗浄できない箇所が多いという問題がある。
また容器内に作業員が入つて洗浄するばあいは、
足場の確保が難しく、さらに浮遊する水滴で視界
が悪くなり洗浄箇所が確認しにくいこともあつ
て、完全な洗浄は事実上きわめて困難である。
業であるから、供給水圧を高くしたばあいはジエ
ツト水流の反動が大きくなり、ジエツトガンを支
えるのに大きな力を要する、また洗浄箇所が遠く
なると、ガンにランスを接続して、ガンを洗浄箇
所に近づけなければならないが、ガンやランスの
重量を支えるのが難しくなるので相当激しい重労
働となり、長時間作業はできないという欠点があ
る。さらに外部から容器内を洗浄する際は、洗浄
できるのは容器の上端開口部近傍に限られるの
と、直進水流を用いるので、とうしても死角部が
でき洗浄できない箇所が多いという問題がある。
また容器内に作業員が入つて洗浄するばあいは、
足場の確保が難しく、さらに浮遊する水滴で視界
が悪くなり洗浄箇所が確認しにくいこともあつ
て、完全な洗浄は事実上きわめて困難である。
前記ランス方式では、ランスがジエツト水流の
反動を受けるため、ランスが構造的に強固である
ことを要し重量も大きくなり、それを保持する装
置全体も大型大重量となる。またそのため大掛り
な台車などの運搬装置を必要とし、作業に広いス
ペースを要し、高価な装置となつている。さらに
このランス方式の最大の欠点は、固定ランス方式
であれ伸縮ランス方式であれ、ランスが直線的な
一方向に延びた構造であるので、洗浄ノズルの挿
入位置はランス挿入箇所から一直線上に延びた線
上以外には位置させられないという問題がある。
そのため洗浄箇所が遠く離れたり、また容器が少
しでも複雑な構造になれば、死角が生ずるので、
完全な洗浄はやはり難しいという問題がある。ま
た固定ランス方式では、洗浄できるのは容器の上
部すなわち開口部近傍に限られ、伸縮ランス方式
であつてもランスの長さから限界があるので、大
型容器については完全に洗浄はできないという問
題がある。
反動を受けるため、ランスが構造的に強固である
ことを要し重量も大きくなり、それを保持する装
置全体も大型大重量となる。またそのため大掛り
な台車などの運搬装置を必要とし、作業に広いス
ペースを要し、高価な装置となつている。さらに
このランス方式の最大の欠点は、固定ランス方式
であれ伸縮ランス方式であれ、ランスが直線的な
一方向に延びた構造であるので、洗浄ノズルの挿
入位置はランス挿入箇所から一直線上に延びた線
上以外には位置させられないという問題がある。
そのため洗浄箇所が遠く離れたり、また容器が少
しでも複雑な構造になれば、死角が生ずるので、
完全な洗浄はやはり難しいという問題がある。ま
た固定ランス方式では、洗浄できるのは容器の上
部すなわち開口部近傍に限られ、伸縮ランス方式
であつてもランスの長さから限界があるので、大
型容器については完全に洗浄はできないという問
題がある。
以上の他にジエツトガン方式およびランス方式
のいずれにも共通する問題点として、洗浄ノズル
から洗浄すべき箇所が離れると、ジエツト水流の
打撃力が小さくなつて洗浄力が激減するという欠
点があげられる。
のいずれにも共通する問題点として、洗浄ノズル
から洗浄すべき箇所が離れると、ジエツト水流の
打撃力が小さくなつて洗浄力が激減するという欠
点があげられる。
本考案はかかる事情に鑑み、扱いが容易で、容
器の内周面を完全に洗浄しうる装置を提供するこ
とを目的とする。
器の内周面を完全に洗浄しうる装置を提供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案のタンク状容器の洗浄装置は、
(a) 洗浄されるべきタンク状容器の上端開口部に
固定しうる固定板に垂直方向下方に延びるよう
に設けられた支持アームと、 (b) 前記支持アームの下端部で、その基端部が回
転自在に枢支され、前記支持アームに沿つて折
り畳まれた格納状態と、前記支持アームの下端
からほぼ水平方向に張り出された使用状態とに
姿勢を変更しうる折畳みアームと、 (c) 前記折畳みアームの先端に設けられたガイド
シーブに掛け廻され、前記固定板に取りつけら
れたホイストによつて巻取り・巻戻し駆動され
るロープと、 (d) 前記ロープの下端に吊下げられた二次元方向
または三次元方向にジエツト水流を噴射しうる
洗浄ノズルとから構成されている。
固定しうる固定板に垂直方向下方に延びるよう
に設けられた支持アームと、 (b) 前記支持アームの下端部で、その基端部が回
転自在に枢支され、前記支持アームに沿つて折
り畳まれた格納状態と、前記支持アームの下端
からほぼ水平方向に張り出された使用状態とに
姿勢を変更しうる折畳みアームと、 (c) 前記折畳みアームの先端に設けられたガイド
シーブに掛け廻され、前記固定板に取りつけら
れたホイストによつて巻取り・巻戻し駆動され
るロープと、 (d) 前記ロープの下端に吊下げられた二次元方向
または三次元方向にジエツト水流を噴射しうる
洗浄ノズルとから構成されている。
[作用]
本考案では、折畳みアームを水平方向に張り出
すことによつて、該折畳みアームの先端から吊下
げされた洗浄ノズルが容器内壁面に近づくので、
洗浄ノズルと洗浄箇所との距離が小さくなり、水
圧の高い状態で洗浄することができるので洗浄力
が非常に高くなる。
すことによつて、該折畳みアームの先端から吊下
げされた洗浄ノズルが容器内壁面に近づくので、
洗浄ノズルと洗浄箇所との距離が小さくなり、水
圧の高い状態で洗浄することができるので洗浄力
が非常に高くなる。
また洗浄ノズルはロープによつて吊下げられ、
ホイストで該ロープを巻下げると容器内の下端ま
で洗浄ノズルを下ろすことができるので、洗浄可
能区域が容器の上端近傍に限られず下端部分に至
るまで広げることができる。
ホイストで該ロープを巻下げると容器内の下端ま
で洗浄ノズルを下ろすことができるので、洗浄可
能区域が容器の上端近傍に限られず下端部分に至
るまで広げることができる。
さらに洗浄ノズルは、二次元方向または三次元
方向にジエツト水流を噴出しうる多次元ノズルを
用いているので、容器内の攪拌機や邪魔板などに
よつても死角を生ずることがなく、洗浄不能箇所
が生じない。そのため容器内の全面を完全に洗浄
することができる。
方向にジエツト水流を噴出しうる多次元ノズルを
用いているので、容器内の攪拌機や邪魔板などに
よつても死角を生ずることがなく、洗浄不能箇所
が生じない。そのため容器内の全面を完全に洗浄
することができる。
また前記折り畳みアームは支持アームに沿つて
折り畳むことができるので、容器の上端開口部か
ら容易に内部に挿入・抜去することができる。そ
のため洗浄装置の取り扱いが容易である。
折り畳むことができるので、容器の上端開口部か
ら容易に内部に挿入・抜去することができる。そ
のため洗浄装置の取り扱いが容易である。
[実施例]
つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわる洗浄装置
の使用状態説明図、第2図は前記洗浄装置の上方
部分の構成説明図、第3図は前記洗浄装置の下方
部分の構成説明図、第4図は支持アームおよび折
畳みアームの斜視図である。
の使用状態説明図、第2図は前記洗浄装置の上方
部分の構成説明図、第3図は前記洗浄装置の下方
部分の構成説明図、第4図は支持アームおよび折
畳みアームの斜視図である。
第1図において、Aは洗浄装置、Bは洗浄され
るべき容器である反応器である。洗浄されるべき
容器としては反応器のほかに種々のタンク状容器
が対象となるが、本実施例では反応器Bを洗浄す
るばあいについて説明する。反応器Bは縦置に設
置された円筒状のタンク状の容器で、内部には攪
拌機b1や邪魔板b2などが設けられている。反応器
Bの上端開口部のフランジb3上には本実施例にか
かわる洗浄装置Aが取りつけられる。
るべき容器である反応器である。洗浄されるべき
容器としては反応器のほかに種々のタンク状容器
が対象となるが、本実施例では反応器Bを洗浄す
るばあいについて説明する。反応器Bは縦置に設
置された円筒状のタンク状の容器で、内部には攪
拌機b1や邪魔板b2などが設けられている。反応器
Bの上端開口部のフランジb3上には本実施例にか
かわる洗浄装置Aが取りつけられる。
かかる洗浄装置Aの詳細を第2〜3図に基づき
説明する。
説明する。
固定板1は、洗浄装置Aのベース部材であり、
反応器Bの上端開口部のフランジb3にて適宜の固
着手段で脱着自在に固定できるようになつてい
る。またその中心部には軸受部2が設けられてい
る。
反応器Bの上端開口部のフランジb3にて適宜の固
着手段で脱着自在に固定できるようになつてい
る。またその中心部には軸受部2が設けられてい
る。
前記軸受部2の内部には支持アーム3の上部コ
ラム3aが回転自在に挿入されている。かかる上
部コラム3aの下部には下部コラム3bがフラン
ジ部3cで結合されており、上部コラム3aと下
部アーム3bとで支持アーム3が構成されてい
る。前記上部コラム3aの上端には台4が設けら
れ、ロープ7を巻上げ・巻下げ駆動するための電
動ホイスト5が取りつけられている。またその台
4には作業員が手で持つて支持アーム3を回転さ
せるためのハンドル6が取りつけられている。な
おこのハンドル6の取付方向は後述する折畳みア
ーム10の方向と同一にしておくことが好まし
い。上部コラム3aは中空に形成されており、そ
の内部を前記ロープ7が通されるようになつてい
る。8は台4上に設けられたガイドシーブ、9は
固定板1と上部コラム3aとの間に設けた、上部
コラム3aの回転を固定するためのネジ式の固定
具である。
ラム3aが回転自在に挿入されている。かかる上
部コラム3aの下部には下部コラム3bがフラン
ジ部3cで結合されており、上部コラム3aと下
部アーム3bとで支持アーム3が構成されてい
る。前記上部コラム3aの上端には台4が設けら
れ、ロープ7を巻上げ・巻下げ駆動するための電
動ホイスト5が取りつけられている。またその台
4には作業員が手で持つて支持アーム3を回転さ
せるためのハンドル6が取りつけられている。な
おこのハンドル6の取付方向は後述する折畳みア
ーム10の方向と同一にしておくことが好まし
い。上部コラム3aは中空に形成されており、そ
の内部を前記ロープ7が通されるようになつてい
る。8は台4上に設けられたガイドシーブ、9は
固定板1と上部コラム3aとの間に設けた、上部
コラム3aの回転を固定するためのネジ式の固定
具である。
支持アーム3および折畳みアーム10を第4図
を併せ参照しながら説明する。
を併せ参照しながら説明する。
前記下部コラム3bは2枚の板状部材を結合し
て構成されたコ形の柱状部材であり、開口面側の
上部にはロープ7を案内するためのガイドシーブ
11が取りつけられ、その少し下方には後述する
自動停止機構用のリミツトスイツチ19が取りつ
けられている。またその下端部には支点ピン12
とストツパ13とが取りつけられている。折畳み
アーム10はその基端部が前記支点ピン12で支
持され、回転自在に取りつけられている。またそ
の長さは下部コラム3bよりやや短かくされてい
る。
て構成されたコ形の柱状部材であり、開口面側の
上部にはロープ7を案内するためのガイドシーブ
11が取りつけられ、その少し下方には後述する
自動停止機構用のリミツトスイツチ19が取りつ
けられている。またその下端部には支点ピン12
とストツパ13とが取りつけられている。折畳み
アーム10はその基端部が前記支点ピン12で支
持され、回転自在に取りつけられている。またそ
の長さは下部コラム3bよりやや短かくされてい
る。
したがつて折畳みアーム10は支持アーム3に
沿つて折り畳まれた格納状態(第2図中に鎖線図
示されている)とすることもでき、ほぼ水平方向
に向つて張り出された使用状態とすることもでき
る。なお格納状態に折り畳まれたとき、前記リミ
ツトスイツチ19が折畳みアーム10に押され
て、ONされるようになつている。また使用状態
におけるほぼ水平方向に張り出された姿勢は、前
記ストツパ13によつて保持される。
沿つて折り畳まれた格納状態(第2図中に鎖線図
示されている)とすることもでき、ほぼ水平方向
に向つて張り出された使用状態とすることもでき
る。なお格納状態に折り畳まれたとき、前記リミ
ツトスイツチ19が折畳みアーム10に押され
て、ONされるようになつている。また使用状態
におけるほぼ水平方向に張り出された姿勢は、前
記ストツパ13によつて保持される。
ストツパ13で保持されたときの折畳みアーム
10と支持アーム3との開き角度(θ)(第2図
参照)は90度よりも若干大きくするのが好まし
い。そうすることにより、たとえはずみによつて
も折畳みアーム10が閉じようとする動作を防止
することができる。
10と支持アーム3との開き角度(θ)(第2図
参照)は90度よりも若干大きくするのが好まし
い。そうすることにより、たとえはずみによつて
も折畳みアーム10が閉じようとする動作を防止
することができる。
折畳みアーム10は2枚の板状部材を結合して
構成されたものであり、その先端部にはロープ7
を案内するためのガイドシーブ14が取りつけら
れている。なおこのガイドシーブ14と前記下部
コラム3b上のガイドシーブ11にはロープ7が
外れるのを防止するための、外れ止め金具15が
取りつけられている。
構成されたものであり、その先端部にはロープ7
を案内するためのガイドシーブ14が取りつけら
れている。なおこのガイドシーブ14と前記下部
コラム3b上のガイドシーブ11にはロープ7が
外れるのを防止するための、外れ止め金具15が
取りつけられている。
また折畳みアーム10の先端部下面には、係合
部16が形成されている。その係合部16は、先
端部分の2枚の板に湾曲した形状の切欠き部16
aが形成されたもので、ロープ7に取りつけられ
た当接部材17を上部突起部16bと下部突起部
16cとで挟持しうるようになつている。前記当
接部材17は、上端頭部17aに径大部を有する
断面I字状の棒部材で、ロープ7をその内部に通
すようにして取りつけられている。したがつて当
接部材17の上端頭部17aが前記切欠き部16
aに嵌り合つたとき、該当接部材17が係合部1
6で挟持される。その当接部材17と切欠き部1
6aとの係合は、折畳みアーム10と支持アーム
3との開き角度(θ)がバランス角(約63度)よ
りも小さいとき係合し、それ以上の角度(θ)に
なつたとき自然に外れるようになつている。なお
前記バランス角とは、折畳みアーム10が、開く
方向と閉じる方向にちようど釣合う角度のことで
本実施例ではほぼ63度である。
部16が形成されている。その係合部16は、先
端部分の2枚の板に湾曲した形状の切欠き部16
aが形成されたもので、ロープ7に取りつけられ
た当接部材17を上部突起部16bと下部突起部
16cとで挟持しうるようになつている。前記当
接部材17は、上端頭部17aに径大部を有する
断面I字状の棒部材で、ロープ7をその内部に通
すようにして取りつけられている。したがつて当
接部材17の上端頭部17aが前記切欠き部16
aに嵌り合つたとき、該当接部材17が係合部1
6で挟持される。その当接部材17と切欠き部1
6aとの係合は、折畳みアーム10と支持アーム
3との開き角度(θ)がバランス角(約63度)よ
りも小さいとき係合し、それ以上の角度(θ)に
なつたとき自然に外れるようになつている。なお
前記バランス角とは、折畳みアーム10が、開く
方向と閉じる方向にちようど釣合う角度のことで
本実施例ではほぼ63度である。
第3図に示されるごとく、ロープ7の下端には
フツク18が取りつけられている。該フツク18
には、洗浄ノズル21および重錘22が吊り下げ
られている。洗浄ノズル21はジエツト水流を二
次元方向または三次元方向に噴射しうる多次元ノ
ズルが用いられる。本実施例の洗浄ノズル21
は、旋回(矢印X方向)と回転(矢印Y方向)が
できるものであり、ノズル23は対称的に2個設
けられていて、ジエツト水流Jがたがいに反対向
きの二方向に噴出するようになつている。
フツク18が取りつけられている。該フツク18
には、洗浄ノズル21および重錘22が吊り下げ
られている。洗浄ノズル21はジエツト水流を二
次元方向または三次元方向に噴射しうる多次元ノ
ズルが用いられる。本実施例の洗浄ノズル21
は、旋回(矢印X方向)と回転(矢印Y方向)が
できるものであり、ノズル23は対称的に2個設
けられていて、ジエツト水流Jがたがいに反対向
きの二方向に噴出するようになつている。
このようなジエツト水流Jがたがいに反対向き
に噴出する無反動型の洗浄ノズルではジエツト水
流Jの反動がたがいに打ち消し合うので、宙吊り
の状態で使用しても揺れが少なく好ましい。なお
ジエツト水流Jの噴出方向は上下方向のほか水平
方向でもよく、さらにこれに限らず種々のタイプ
の洗浄ノズルを用いることができる。なお該洗浄
ノズル21には本体やノズル23を保護するため
のプロテクタ24を取りつけておくのが好まし
い。
に噴出する無反動型の洗浄ノズルではジエツト水
流Jの反動がたがいに打ち消し合うので、宙吊り
の状態で使用しても揺れが少なく好ましい。なお
ジエツト水流Jの噴出方向は上下方向のほか水平
方向でもよく、さらにこれに限らず種々のタイプ
の洗浄ノズルを用いることができる。なお該洗浄
ノズル21には本体やノズル23を保護するため
のプロテクタ24を取りつけておくのが好まし
い。
重錘22は宙吊り状態にある洗浄ノズル21が
ジエツト水流を噴射するときに生ずる揺れを極力
なくするとともに、折畳みアーム10を張り出す
ための操作力を生ぜしめるために設けられてい
る。したがつてその重量は前記目的を達成するに
必要な範囲で適宜に設定される。なお前記洗浄ノ
ズル21は重錘22の下部に取りつけ、重錘22
をフツク18に直接吊下げるようにすると、洗浄
ノズル21に重錘22の重量が作用しないので好
ましい。さらに必要に応じてストレーナ(図示さ
れていない)を一体化して取りつけるのが好まし
い。またこの重錘22にもプロテクタ24を取り
つけておくと、たとえ供給水圧の異常変動などで
反応器Bの内部構造物と接触してもそれを損傷さ
せないので好ましい。
ジエツト水流を噴射するときに生ずる揺れを極力
なくするとともに、折畳みアーム10を張り出す
ための操作力を生ぜしめるために設けられてい
る。したがつてその重量は前記目的を達成するに
必要な範囲で適宜に設定される。なお前記洗浄ノ
ズル21は重錘22の下部に取りつけ、重錘22
をフツク18に直接吊下げるようにすると、洗浄
ノズル21に重錘22の重量が作用しないので好
ましい。さらに必要に応じてストレーナ(図示さ
れていない)を一体化して取りつけるのが好まし
い。またこの重錘22にもプロテクタ24を取り
つけておくと、たとえ供給水圧の異常変動などで
反応器Bの内部構造物と接触してもそれを損傷さ
せないので好ましい。
第2〜3図において、25は洗浄ノズル21に
高圧水を供給するためのホースであり、適当な場
所に設定されたホースリール26に一端が巻き取
られ、先端が前記重錘22の接続口29に接続さ
れている。そして高圧水は重錘22の内部通路
(図示されていない)を通つて、洗浄ノズル21
に供給される。なおホース25を案内するために
支持アーム3と折畳みアーム10のそれぞれの適
所には、ホースガイド27が取りつけられ、その
中をホース25が通されている。またホースリー
ル26はホース25を常に巻取り方向に軽い張力
をかけるテンシヨン付加機構つきのものが好まし
い。またこのホースリール26には高圧水を供給
するためのポンプなどの高圧水供給源が接続され
る。
高圧水を供給するためのホースであり、適当な場
所に設定されたホースリール26に一端が巻き取
られ、先端が前記重錘22の接続口29に接続さ
れている。そして高圧水は重錘22の内部通路
(図示されていない)を通つて、洗浄ノズル21
に供給される。なおホース25を案内するために
支持アーム3と折畳みアーム10のそれぞれの適
所には、ホースガイド27が取りつけられ、その
中をホース25が通されている。またホースリー
ル26はホース25を常に巻取り方向に軽い張力
をかけるテンシヨン付加機構つきのものが好まし
い。またこのホースリール26には高圧水を供給
するためのポンプなどの高圧水供給源が接続され
る。
以上の構成により電動ホイスト5を巻下げ駆動
すれば、ロープ7が繰り出されて洗浄ノズル21
が下降し、電動ホイスト5を巻上げ駆動すれば、
ロープ7が巻き上げられて洗浄ノズル21が上昇
する。その昇降ストロークはロープ7の長さしだ
いで自由に長くすることも短かくすることもでき
る。さらに第2図に示されるように、当接部材1
7を係合部16に当接させた状態で、電動ホイス
ト5を巻上げ駆動し、ロープ7を巻き上げると、
当接部材17の上端頭部17aが係合部16の切
欠き部16aに嵌りながら折畳みアーム10の先
端を押し上げ、折畳みアーム10を鎖線で示され
た格納姿勢に実線で示された使用姿勢から折り畳
むことができる。またその状態から電動ホイスト
5を巻下げ駆動すると、重錘22の重量余により
ロープ7が下降するので、当接部材17の上端頭
部17aが係合部の16の下部突起部16bに引
つ掛つた状態で折畳みアーム10を下方向きに回
転させ、折畳みアーム10を格納状態から使用状
態に張り出すことができる。そのようにして折畳
みアーム10は、電動ホイスト5によるロープ7
の巻上げ・巻下げ駆動により自動的に折り畳み動
作と張出し動作が行なわれる。またそのようにし
て折畳みアーム10を張り出したときは洗浄ノズ
ル21を反応器Bの内壁面に近づけることができ
る。さらにハンドル6を作業員が手で持つて旋回
させれば支持アーム3が軸受部2内で回転するの
で、洗浄ノズル21の旋回位置を自由に変えるこ
とができる。また旋回させないときは、固定具9
で支持アーム3が動かないように固定すると同じ
箇所を洗浄するばあいに作業がやりやすくなる。
なおハンドル6の取付方向が折畳みアーム10と
同じ取付方向であるばあいはハンドル6の向きに
より洗浄ノズル21の円周方向の位置を反応器1
3の内部を見なくても判別することができるので
便利である。
すれば、ロープ7が繰り出されて洗浄ノズル21
が下降し、電動ホイスト5を巻上げ駆動すれば、
ロープ7が巻き上げられて洗浄ノズル21が上昇
する。その昇降ストロークはロープ7の長さしだ
いで自由に長くすることも短かくすることもでき
る。さらに第2図に示されるように、当接部材1
7を係合部16に当接させた状態で、電動ホイス
ト5を巻上げ駆動し、ロープ7を巻き上げると、
当接部材17の上端頭部17aが係合部16の切
欠き部16aに嵌りながら折畳みアーム10の先
端を押し上げ、折畳みアーム10を鎖線で示され
た格納姿勢に実線で示された使用姿勢から折り畳
むことができる。またその状態から電動ホイスト
5を巻下げ駆動すると、重錘22の重量余により
ロープ7が下降するので、当接部材17の上端頭
部17aが係合部の16の下部突起部16bに引
つ掛つた状態で折畳みアーム10を下方向きに回
転させ、折畳みアーム10を格納状態から使用状
態に張り出すことができる。そのようにして折畳
みアーム10は、電動ホイスト5によるロープ7
の巻上げ・巻下げ駆動により自動的に折り畳み動
作と張出し動作が行なわれる。またそのようにし
て折畳みアーム10を張り出したときは洗浄ノズ
ル21を反応器Bの内壁面に近づけることができ
る。さらにハンドル6を作業員が手で持つて旋回
させれば支持アーム3が軸受部2内で回転するの
で、洗浄ノズル21の旋回位置を自由に変えるこ
とができる。また旋回させないときは、固定具9
で支持アーム3が動かないように固定すると同じ
箇所を洗浄するばあいに作業がやりやすくなる。
なおハンドル6の取付方向が折畳みアーム10と
同じ取付方向であるばあいはハンドル6の向きに
より洗浄ノズル21の円周方向の位置を反応器1
3の内部を見なくても判別することができるので
便利である。
前記電動ホイスト5には、巻下げ限界に達した
ときと巻上げ限界に達したときに自動的に回転を
停止させるための自動停止機構を備えるのが好ま
しい。かかる自動停止機構としては、電動ホイス
ト5の巻下げ方向の回転数を加算し、巻上げ方向
の回転数を減算する回転数カウンタや、下部コラ
ム3b上の前記リミツトスイツチ19などを用い
てたとえばつぎのごとく構成される。すなわち巻
下げ限界を設定するばあいは、巻下げ時の限界値
となるべき回転数を比較器に設定しておき、実際
の回転数を回転数カウンタで検出して、比較器に
入力し、実際の回転数が限界値に達したとき巻下
停止スイツチが作動するようにすればよい。また
巻上げ時の限界は、折畳みアーム10が支持アー
ム3に沿つて折畳まれたことを前記リミツトスイ
ツチ19で検出し、その検出信号によつて巻上げ
停止スイツチが作動するようにするとよい。なお
前記リミツトスイツチ19の検知信号が入力した
ときはそのつど回転数カウンタをゼロリセツトす
るようにするのが好ましい。
ときと巻上げ限界に達したときに自動的に回転を
停止させるための自動停止機構を備えるのが好ま
しい。かかる自動停止機構としては、電動ホイス
ト5の巻下げ方向の回転数を加算し、巻上げ方向
の回転数を減算する回転数カウンタや、下部コラ
ム3b上の前記リミツトスイツチ19などを用い
てたとえばつぎのごとく構成される。すなわち巻
下げ限界を設定するばあいは、巻下げ時の限界値
となるべき回転数を比較器に設定しておき、実際
の回転数を回転数カウンタで検出して、比較器に
入力し、実際の回転数が限界値に達したとき巻下
停止スイツチが作動するようにすればよい。また
巻上げ時の限界は、折畳みアーム10が支持アー
ム3に沿つて折畳まれたことを前記リミツトスイ
ツチ19で検出し、その検出信号によつて巻上げ
停止スイツチが作動するようにするとよい。なお
前記リミツトスイツチ19の検知信号が入力した
ときはそのつど回転数カウンタをゼロリセツトす
るようにするのが好ましい。
さらにそのような回転数カウンタを用いるばあ
いは、その表示回転数を換算して、反応器B内で
の洗浄ノズル21の昇降位置を表示することがで
きる。またそのようにして、洗浄ノズル21の昇
降位置を表示しうるばあいは、前記回転数に加え
て折畳みアーム10の円周面内での向きを回転角
で指示することにより、洗浄時間を組み合せた多
点設定の自動洗浄が可能となる。
いは、その表示回転数を換算して、反応器B内で
の洗浄ノズル21の昇降位置を表示することがで
きる。またそのようにして、洗浄ノズル21の昇
降位置を表示しうるばあいは、前記回転数に加え
て折畳みアーム10の円周面内での向きを回転角
で指示することにより、洗浄時間を組み合せた多
点設定の自動洗浄が可能となる。
つぎに第1図を併せ参照しながら、洗浄装置A
の作用を説明する。
の作用を説明する。
第1図において、31は工場内の天井附近など
の高い場所に設置したレール、32は走行ホイス
ト、33が吊下げ用チエーンである。洗浄装置A
は走行ホイスト32で吊下げて、反応器Bの上方
に移動させたのち、前記ホイスト32を巻下げ駆
動して、反応器B内にその上端開口部から挿入す
る。このとき折畳みアーム10は支持アーム3に
沿つて折り畳んだ状態にしておけば、どのような
狭い開口部からも楽に挿入することができる。挿
入したのちは、固定板1を反応器Bのフランジb3
に固定する。
の高い場所に設置したレール、32は走行ホイス
ト、33が吊下げ用チエーンである。洗浄装置A
は走行ホイスト32で吊下げて、反応器Bの上方
に移動させたのち、前記ホイスト32を巻下げ駆
動して、反応器B内にその上端開口部から挿入す
る。このとき折畳みアーム10は支持アーム3に
沿つて折り畳んだ状態にしておけば、どのような
狭い開口部からも楽に挿入することができる。挿
入したのちは、固定板1を反応器Bのフランジb3
に固定する。
そののち電動ホイスト5を巻下げ駆動すると、
ロープ7が繰り出され、折畳みアーム10はその
係合部16に当接部材17が係合した状態で、重
錘22の重量により引き倒されて、ほぼ水平方向
に向いて自動的に張り出される。このようにした
ときロープ7下端の洗浄ノズル21は反応器Bの
内壁面に近づけられる。そののち高圧水を洗浄ノ
ズル21に供給すれば、洗浄ノズル21からジエ
ツト水流Jが噴射されて反応器Bの内壁面が洗浄
される。また洗浄ノズル21の旋回(X方向の回
転)と回転(Y方向の回転)を組み合せれば、ジ
エツト水流Jを三次元方向に噴射しうるので攪拌
機b1や邪魔板b2などがある部分も隅々まで洗浄す
ることができる。さらに電動ホイスト5を巻下げ
駆動すれば、洗浄ノズル21を反応器B内で底部
まで下降させることができ、そうすることにより
内壁面の全面を洗浄しうる。本実施例ではこのよ
うにして洗浄ノズル21を壁面に近づけ、しかも
三次元的に自由に動かすことができるので、強い
洗浄力であらゆる部分を残すことなく洗浄するこ
とができる。
ロープ7が繰り出され、折畳みアーム10はその
係合部16に当接部材17が係合した状態で、重
錘22の重量により引き倒されて、ほぼ水平方向
に向いて自動的に張り出される。このようにした
ときロープ7下端の洗浄ノズル21は反応器Bの
内壁面に近づけられる。そののち高圧水を洗浄ノ
ズル21に供給すれば、洗浄ノズル21からジエ
ツト水流Jが噴射されて反応器Bの内壁面が洗浄
される。また洗浄ノズル21の旋回(X方向の回
転)と回転(Y方向の回転)を組み合せれば、ジ
エツト水流Jを三次元方向に噴射しうるので攪拌
機b1や邪魔板b2などがある部分も隅々まで洗浄す
ることができる。さらに電動ホイスト5を巻下げ
駆動すれば、洗浄ノズル21を反応器B内で底部
まで下降させることができ、そうすることにより
内壁面の全面を洗浄しうる。本実施例ではこのよ
うにして洗浄ノズル21を壁面に近づけ、しかも
三次元的に自由に動かすことができるので、強い
洗浄力であらゆる部分を残すことなく洗浄するこ
とができる。
しかもロープで吊下げられた洗浄ノズル21に
は重錘22が取りつけられているので、洗浄ノズ
ル21がジエツト水流Jを噴出するときにも洗浄
ノズル21が大きく揺れ動くことなく、安定して
いる。そのため洗浄ノズル21の容器B内での位
置を自由に制御して狙つた箇所を正確に洗浄する
ことができる。
は重錘22が取りつけられているので、洗浄ノズ
ル21がジエツト水流Jを噴出するときにも洗浄
ノズル21が大きく揺れ動くことなく、安定して
いる。そのため洗浄ノズル21の容器B内での位
置を自由に制御して狙つた箇所を正確に洗浄する
ことができる。
洗浄を終えた後は、電動ホイスト5を巻上げ駆
動すれば、洗浄ノズル21を上方に引き上げ、さ
らに当接部材17を係合部16に当接させて折畳
みアーム10を持ち上げ、それを支持アーム3に
沿つて折畳んだ状態に自動的に格納することがで
きる。そのうえで固定板1の反応器Bのフランジ
b3に対する固定を外し、走行ホイスト32を巻き
上げ駆動すれば、洗浄装置Aを反応器Bから取り
出すことができる。
動すれば、洗浄ノズル21を上方に引き上げ、さ
らに当接部材17を係合部16に当接させて折畳
みアーム10を持ち上げ、それを支持アーム3に
沿つて折畳んだ状態に自動的に格納することがで
きる。そのうえで固定板1の反応器Bのフランジ
b3に対する固定を外し、走行ホイスト32を巻き
上げ駆動すれば、洗浄装置Aを反応器Bから取り
出すことができる。
以上に本考案のもつとも好ましい実施例を説明
したが、本考案はその要旨を逸脱しない範囲で
種々の変更例を採用することができる。
したが、本考案はその要旨を逸脱しない範囲で
種々の変更例を採用することができる。
[考案の効果]
本考案の洗浄装置では、洗浄ノズルを洗浄箇所
に近づけうるので洗浄力が高い、洗浄可能区域が
洗浄されるべき容器の上部のみに限られず下部に
至るまで洗浄できる、容器内に死角を生ずること
なく全面を洗浄できる、容器内への挿入・抜去が
容易であるなどの種々の実用的効果を奏しうる。
に近づけうるので洗浄力が高い、洗浄可能区域が
洗浄されるべき容器の上部のみに限られず下部に
至るまで洗浄できる、容器内に死角を生ずること
なく全面を洗浄できる、容器内への挿入・抜去が
容易であるなどの種々の実用的効果を奏しうる。
第1図は本考案の一実施例にかかわる洗浄装置
の使用状態説明図、第2図は前記洗浄装置の上方
部分の構成説明図、第3図は前記洗浄装置の下方
部分の構成説明図、第4図は支持アームおよび折
畳みアームの斜視図である。 図面の主要符号、A……洗浄装置、B……反応
器、1……固定板、3……支持アーム、5……電
動ホイスト、7……ロープ、10……折畳みアー
ム、16……係合部、17……当接部材、21…
…洗浄ノズル、22……重錘、25……ホース、
26……ホースリール。
の使用状態説明図、第2図は前記洗浄装置の上方
部分の構成説明図、第3図は前記洗浄装置の下方
部分の構成説明図、第4図は支持アームおよび折
畳みアームの斜視図である。 図面の主要符号、A……洗浄装置、B……反応
器、1……固定板、3……支持アーム、5……電
動ホイスト、7……ロープ、10……折畳みアー
ム、16……係合部、17……当接部材、21…
…洗浄ノズル、22……重錘、25……ホース、
26……ホースリール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 (a) 洗浄されるべきタンク状容器の上端開口
部に固定しうる固定板に垂直方向下方に延び
るように設けられた支持アームと、 (b) 前記支持アームの下端部で、その基端部が
回転自在に枢支され、前記支持アームに沿つ
て折り畳まれた格納状態と、前記支持アーム
の下端からほぼ水平方向に張り出された使用
状態とに姿勢を変更しうる折畳みアームと、 (c) 前記折畳みアームの先端に設けられたガイ
ドシーブに掛け廻され、前記固定板に取りつ
けられたホイストによつて巻取り・巻戻し駆
動されるロープと、 (d) 前記ロープの下端に吊下げられた二次元方
向または三次元方向にジエツト水流を噴射し
うる洗浄ノズル とからなるタンク状容器の洗浄装置。 2 前記ロープの下端に、洗浄ノズルと重錘が一
体化して取りつけられてなる実用新案登録請求
の範囲第1項記載の洗浄装置。 3 前記ロープの下端部近傍に当接部材が取りつ
けられ、かつ前記折畳みアームの先端に前記当
接部材が係合しうる係合部が形成されてなり、
前記ロープの巻上げ駆動時に前記当接部材が折
畳みアームの係合部に当接して折畳みアームを
使用状態から格納状態に姿勢変更させるととも
に、前記ロープの巻下げ駆動時に前記当接部材
が折畳みアームの係合部に当接して折畳みアー
ムを使用状態から格納状態に姿勢変更させるよ
うにしてなる実用新案登録請求の範囲第2項記
載の洗浄装置。 4 折畳みアームの先端に取りつけられた前記ガ
イドシーブにロープが外れるのを防止するため
の外れ止め金具を備えてなる実用新案登録請求
の範囲第1項記載の洗浄装置。 5 前記洗浄ノズルと前記重錘がプロテクタを有
してなる実用新案登録請求の範囲第2項記載の
洗浄装置。 6 前記ホイストが、予め設定したロープの巻下
げ限界値までロープを巻き下げたとき回転を停
止する自動停止機構を有してなる実用新案登録
請求の範囲第1項記載の洗浄装置。 7 前記ホイストが、折畳みアームの折り畳みが
完了したとき回転を停止する自動停止機構を有
してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
洗浄装置。 8 前記支持アームを回転するためのハンドルが
設けられており、該ハンドルの向きが洗浄ノズ
ルの水平面内での向きを示すように取りつけら
れてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
洗浄装置。 9 前記ホイストの回転数に基づき、洗浄ノズル
の昇降位置が示されるようにしてなる実用新案
登録請求の範囲第1項記載の洗浄装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986070472U JPH044863Y2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 | |
US07/046,366 US4805650A (en) | 1986-05-10 | 1987-05-06 | Apparatus for cleaning a tank-like vessel |
BE8700498A BE1001315A3 (fr) | 1986-05-10 | 1987-05-08 | Appareil pour nettoyer une enceinte du genre d'un reservoir. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986070472U JPH044863Y2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62183593U JPS62183593U (ja) | 1987-11-21 |
JPH044863Y2 true JPH044863Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=13432499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986070472U Expired JPH044863Y2 (ja) | 1986-05-10 | 1986-05-10 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4805650A (ja) |
JP (1) | JPH044863Y2 (ja) |
BE (1) | BE1001315A3 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5080720A (en) * | 1990-06-11 | 1992-01-14 | Titmas And Associates Incorporated | Method and apparatus for cleaning the annulus formed by concentric pipes |
US5095929A (en) * | 1990-08-30 | 1992-03-17 | Weatherford U.S., Inc. | Rail tank car cleaning system |
US5107879A (en) * | 1990-08-30 | 1992-04-28 | Butterworth Jetting System, Inc. | Rail tank car cleaning system |
BE1006611A3 (fr) * | 1993-01-12 | 1994-11-03 | Solvay | Dispositif pour le nettoyage de la paroi d'un silo. |
USRE36465E (en) * | 1994-03-02 | 1999-12-28 | C.H. Heist Corp. | Furnace cleaning apparatus |
US5526989A (en) * | 1994-08-08 | 1996-06-18 | Staples; Wesley A. | Method of operation of positive guidance system for a tank-cleaning device |
US5913320A (en) * | 1995-04-11 | 1999-06-22 | Foster-Miller, Inc. | Sludge removal system |
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US6105593A (en) * | 1998-05-22 | 2000-08-22 | Jet, Inc. | Fixed film media cleaner apparatus and method |
US6213134B1 (en) | 1999-02-26 | 2001-04-10 | Econo Clean, Incorporated | Interior tank car cleaning apparatus |
FR2793719B1 (fr) * | 1999-05-18 | 2001-06-29 | Cogema | Bras articule a descendre sous une dalle |
GB0327879D0 (en) * | 2003-12-02 | 2004-01-07 | Total Reclaim Systems Ltd | Circulation assembly for fluid storage tank |
FR2901158B1 (fr) * | 2006-05-19 | 2008-08-15 | Otv Sa | Dispositif de traitement d'eau comprenant un reacteur et des moyens d'injection dans le reacteur d'un reactif montes sur des moyens supports mobiles |
EP2082814B1 (en) * | 2008-01-25 | 2011-04-27 | Mitsubishi Materials Corporation | Reactor cleaning apparatus |
JP4823323B2 (ja) * | 2009-02-18 | 2011-11-24 | 株式会社東芝 | 清掃装置 |
GB201008504D0 (en) * | 2010-05-21 | 2010-07-07 | Bioflame Ltd | Boiler cleaning apparatus and method |
US10179353B2 (en) * | 2015-08-19 | 2019-01-15 | Richard Lee Garrison | Spraying apparatus for cleaning carboys and associated methods thereof |
CN105964639B (zh) * | 2016-06-06 | 2019-03-05 | 无锡市中合科技有限公司 | 一种自动化清洗系统 |
CN106944442A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-14 | 成都亨通兆业精密机械有限公司 | 盐浴炉的高效快速清洗装置 |
EP3718650A1 (en) * | 2019-04-01 | 2020-10-07 | MUR Shipping Holdings B. V. | A cleaning system for cleaning a chamber |
US11633766B2 (en) * | 2019-07-18 | 2023-04-25 | Groninger Cleaning Systems, Inc. | Cleaning apparatus, system and method |
CN114453306A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-05-10 | 韦伯电梯有限公司 | 带有高压喷淋冲洗装置的电梯轿厢及使用方法 |
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US1345881A (en) * | 1919-07-23 | 1920-07-06 | Morris Ltd Herbert | Portable jib-crane |
US1624865A (en) * | 1922-05-02 | 1927-04-12 | Francis E Freel | Tank-car-cleaning device |
US1877171A (en) * | 1932-02-11 | 1932-09-13 | Gifford Wood Co | Switch control mechanisms |
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CH454746A (de) * | 1966-04-06 | 1968-04-15 | Inst Nahrungsmittel Genussmitt | Verfahren und Vorrichtung zum Reinigen von Silozellen |
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-
1986
- 1986-05-10 JP JP1986070472U patent/JPH044863Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-05-06 US US07/046,366 patent/US4805650A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-08 BE BE8700498A patent/BE1001315A3/fr active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62183593U (ja) | 1987-11-21 |
US4805650A (en) | 1989-02-21 |
BE1001315A3 (fr) | 1989-09-26 |
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