JPH0448548Y2 - - Google Patents

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JPH0448548Y2
JPH0448548Y2 JP11578584U JP11578584U JPH0448548Y2 JP H0448548 Y2 JPH0448548 Y2 JP H0448548Y2 JP 11578584 U JP11578584 U JP 11578584U JP 11578584 U JP11578584 U JP 11578584U JP H0448548 Y2 JPH0448548 Y2 JP H0448548Y2
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JP
Japan
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spot
whole
camera
scanning
camera detector
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JP11578584U
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JPS6130882U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、シンチレーシヨンカメラに関す
る。
(ロ) 従来技術 従来より、シンチレーシヨンカメラの検出器を
被検者に対して相対的に移動させて全身スキヤニ
ングを行ない、全身像を撮影することが行なわれ
ている。この場合の全身像はカメラ検出器を移動
しながら撮影するため、分解能がスポツト撮影の
場合より劣化する。なお、スポツト撮影というの
は、カメラ検出器を被検者に対して固定して特定
の部位のみに限定して撮影することである。そこ
で、従来では、全身像を撮影した後、特に関心の
ある領域について改めてカメラ検出器を固定して
スポツト撮影を行なうようにしている。しかし、
これでは2度手間となり、少なくとも最初から関
心領域が分つている場合は、全身像の撮影中にス
ポツト撮影も同時に行なつた方が効率的である。
(ハ) 目的 この考案は、全身撮影の前にスポツト撮影すべ
き関心領域が定まつている場合に、全身像の撮影
中に関心領域のスポツト撮影を同時に行なつて、
撮影効率を向上させるようにしたシンチレーシヨ
ンカメラを提供することを目的とする。
(ニ) 構成 この考案によるシンチレーシヨンカメラでは、
全身用条件設定手段とスポツト用条件設定手段と
によりあらかじめ全身スキヤニングの条件とスポ
ツト撮影の条件とを設定しておき、これら設定さ
れた全身スキヤニングの条件とスポツト撮影の条
件とに基づきカメラ検出器の被検者に対する相対
移動を制御し、全身スキヤニングの途中でカメラ
検出器がスポツト撮影位置の近辺に到達したとき
スポツト撮影位置にカメラ検出器を固定してスポ
ツト撮影を行ない、その後再び全身スキヤニング
に戻るようにしている。
(ホ) 実施例 第1図において、カメラ検出器1が支持装置
(スタンド)2により支持され、この支持装置2
は駆動装置3により駆動されて移動するようにな
つている。こうして、カメラ検出器1がベツド4
上の被検者5に対してスキヤニングすることがで
きる。このスキヤニングは、スキヤニング制御装
置8により駆動装置3が制御されることによつ
て、制御される。全身用条件設定器6により全身
スキヤニングの条件が設定され、スポツト用条件
設定器7によりスポツト撮影のための条件(つま
りスポツト撮影位置等)が設定される。そして、
位置計算回路9において、カメラ検出器1から送
られるカメラ検出器1の撮影視野内での位置信号
x,yと、スキヤニング制御装置8から送られる
カメラ検出器1の位置つまり撮影視野自体の位置
X′,Y′との加算が行なわれて、カメラ検出器1
の位置をも加味した位置信号X,Yが得られ、こ
の位置信号X,Yにより記録装置10において画
像の記録が行なわれる。この記録装置10は、た
とえばCPUとメモリとから構成されるものや、
あるいはイメージヤと呼ばれるフイルム記録装置
により構成される。前者は、被検者5中の放射性
同位元素から発射された放射線がカメラ検出器1
に入射したときにその位置を示す位置信号に基づ
き、その位置に対応するアドレスに放射線入射事
象毎に1カウントするようにして画像を記録して
いくものである。また、後者では、位置信号に基
づきフイルム上の対応する位置に入射事象毎に1
ドツトを印画してこれらのドツトの集合により画
像を記録する。
このように構成されたシンチレーシヨンカメラ
において、全身撮影の前にスポツト撮影すべき関
心領域が定まつている場合に、設定器6,7であ
らかじめ全身スキヤニングの条件とスポツト撮影
の条件とを設定しておく。そして、これら設定さ
れた全身スキヤニングの条件とスポツト撮影の条
件とに基づきスキヤニング制御装置8によりカメ
ラ検出器1の被検者5に対する相対移動を制御
し、まず全身スキヤニングを開始する。つぎに、
全身スキヤニングの途中で、カメラ検出器1がス
ポツト撮影位置の近辺に到達したときスポツト撮
影位置にカメラ検出器1を固定してスポツト撮影
を行ない、その後再び全身スキヤニングに戻るよ
うに、スキヤニング制御装置8による制御が行な
われる。
たとえば、丸型のカメラ検出器1を使用して2
パスで全身スキヤニングを行なう場合は第2図の
ようにカメラ検出器1の撮影視野が移動するよう
制御される。丸型のカメラ検出器1では撮影視野
も通常円形であるが、全身スキヤニングのときは
この円形視野が矩形の視野に制限される。通常の
2パススキヤニングでは、A点からスキヤニング
が開始し、まず1パス目で矩形視野が矢印に示す
ようにB点まで被検者5の体軸に平行に直線移動
し、つぎにB点からC点に移動した後、2パス目
でC点からD点への直線移動が行なわれるが、こ
こでは、スポツト撮影の条件が設定されているた
め、1パス目の行程でスポツト撮影位置として設
定されたF点に近い位置E点に到達したとき全身
スキヤニングが一旦中止され、E点からF点への
移動が行なわれ、このF点で一旦停止することに
よりスポツト撮影が行なわれ、このスポツト撮影
が終了したとき再びE点への移動が行なわれて、
E点に戻つたとき再び全身スキヤニングが再開さ
れる(2パス目のC点からD点への行程ではスポ
ツト撮影は行なわれない)。なお、スポツト撮影
時には全視野(円形視野)が使用される。こうし
て、たとえば第5図で示すようにフイルム11に
全身像と、関心領域のみのスポツト撮影像とを記
録することができる。
丸型のカメラ検出器1による1パススキヤニン
グでは、第3図のように、通常はA点からB点ま
での1行程で被検者5に対する全身スキヤニング
を終了するが、その行程の途中でスポツト撮影位
置Fに到達したときその位置で停止することによ
り全身スキヤニングが一旦中止し、スポツト撮影
が行なわれ、このスポツト撮影が終了したとき再
び全身スキヤニングが行なわれる。
角型のカメラ検出器1の場合は、第4図に示す
ようにA点からB点への全身スキヤニング時およ
びF点でのスポツト撮影時とも角型の撮影視野が
用いられ、撮影視野は特に変更されない。
このように、丸型視野あるいは角型視野であつ
ても、1パスであつても2パスであつても、全身
スキヤニングの途中で、あらかじめ定めた位置に
おいてスポツト撮影を行なうことができ、1回の
移動で全身像と、分解能の優れた関心領域のみの
画像とを同時に得ることができる。
なお、上記では、スポツト撮影を1回行ない1
箇所の関心領域について撮影したが、複数回のス
ポツト撮影を行なつて複数箇所の関心領域につい
てそれぞれスポツト撮影することもできることは
勿論である。また、上記ではカメラ検出器1を被
検者5に対して移動させているが、反対にカメラ
検出器1を固定しベツド4を移動させることによ
り被検者5をカメラ検出器1に対して移動させる
ようにするタイプでも同様に適用できる。
(ヘ) 効果 この考案によれば、全身スキヤニング中に分解
能の優れたスポツト撮影を実行できるので、全身
撮影とスポツト撮影とを2回に分けて行なう必要
が無くなり、検査効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のブロツク図、第
2図、第3図、第4図は被検者に対する撮影視野
の移動を説明するための模式図、第5図は全身像
とスポツト像とが記録されたフイルムを表わす図
である。 1……カメラ検出器、2……支持装置、3……
駆動装置、4……ベツド、5……被検者、6……
全身用条件設定器、7……スポツト用条件設定
器、8……スキヤニング制御装置、9……位置計
算回路、10……記録装置、11……フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カメラ検出器を被検者に対して相対的に移動さ
    せて全身スキヤニングを行なうようにしたシンチ
    レーシヨンカメラにおいて、全身用条件設定手段
    と、スポツト用条件設定手段と、これらにより設
    定された全身スキヤニングの条件とスポツト撮影
    の条件とに基づきカメラ検出器の被検者に対する
    移動を制御する制御手段とを有し、全身スキヤニ
    ングの途中でカメラ検出器がスポツト撮影位置の
    近辺に到達したときスポツト撮影位置にカメラ検
    出器を固定してスポツト撮影を行ない、その後再
    び全身スキヤニングに戻るようにしたことを特徴
    とするシンチレーシヨンカメラ。
JP11578584U 1984-07-27 1984-07-27 シンチレ−シヨンカメラ Granted JPS6130882U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11578584U JPS6130882U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 シンチレ−シヨンカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11578584U JPS6130882U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 シンチレ−シヨンカメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130882U JPS6130882U (ja) 1986-02-24
JPH0448548Y2 true JPH0448548Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=30674740

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JP11578584U Granted JPS6130882U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 シンチレ−シヨンカメラ

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