JPH0448486A - 磁気記録装置の着脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパーソナルコンビ二一夕等の電子機器装置に組
込まれる磁気記録装置の着脱装置に関する。

従来の技術 近年、パーソナルコンピュータ等の電子機器装置に組込
まれる磁気記録装置等はユーザーが取替えを行うことが
できるように、着脱作業の容易性が求められている。

以下に従来の磁気記録装置の着脱装置について説明する
。第８図および第９図は磁気記録装置としてハードディ
スク装置（以下ＨＤＤと記す）を組込む場合の従来の構
成の一例を側面図および正面図として示している。図示
のようにＨＤＤ９はホルダー８に取付けられ、ホルダー
８は両側を本体シャーシ１１側に設けられたガイドレー
ル１゜に嵌め合わせてスライド自在に保持されている。

そしてホルダー８はその下面に設けた固定用爪８ａを本
体シャーシ１１側の切り欠き部１１ａに係合することに
より固定化されている。ＨＤＤ９を取外す場合にはホル
ダー８に設けられている固定用爪８ａを第８図の矢印Ｃ
方向に変移させることにより本体シャーシ１１側の切り
欠き部１１ａとの係合を解除し、さらにＨＤＤ９を矢印
ｄの方向に力を加え移動させることによりコネクター１
２との結合を解除させＨＤＤ９を本体シャーシ１１側よ
り取外すことが可能となる構成である。

発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような磁気記録装置の着脱装置では、
ＨＤＤ９の取外しを行う場合においては、ＨＤＤ９と本
体シャーシ１１側との間を電気的に接続しているコネク
ター１２の結合を解除するための機能が考慮されていな
いので、取外しの作業が困難であるという問題点があっ
た。

本発明はこのような従来の問題点を解決するものであり
、ＨＤＤの着脱が容易な着脱装置を提供することを目的
とするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の磁気記録装置の着脱
装置は、弾性変位可能で、かつ下面に固定用爪を有する
板状のホルダーにレバーを枢結し、前記レバーには本体
シャーシに接してホルダーの固定用爪を持ち上げるカム
と、本体シャーシの切欠に当接してホルダーをスライド
させる押出用突片を設けた構成としたものである。

作用 この構成ではホルダーが有する固定用爪が本体シャーシ
側の切り欠き部に係合することにより磁気記録装置等を
確実に保持する。そしてホルダーに枢着したレバーを回
動することにより、カムが本体シャーシよりホルダーを
持ち上げるように機能させ、前記固定用爪を本体シャー
シ側の切り欠き部よりはずしてホルダーがスライド自在
な状態にし、さらにハンドルを回すと、押出用突片が本
体シャーシ側の切り欠き部に当接し、かつ梃の作用でホ
ルダーをスライドさせる。そしてホルダーのスライドに
よって、ホルダーの後部に設けられたコネクターは接続
を解くこととなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図〜第７図を参照
して説明する。

図において１は本体シャーシであり、前端部とこれに近
い位置に切り欠き部１ｂ、ｌａを有し、後端の上部には
前方に接続口が向いたコネクター７を設けている。さら
に本体シャーシ１の両側の上部には開口が内側に向いた
、かつコ字状に折曲したガイドレール２を設けている。

ＨＤＤ６を上部に取付けたホルダー３は弾性を有する板
体よりなり、両側を本体シャーシ１の前記ガイドレール
２に嵌め合わせて前後にスライド自在に本体シャーシｌ
に保持されている。このホルダー３は下面に固定用爪３
ａを有し、この固定用爪３ａが本体シャーシ１の切り欠
き部１ａに係合することにより固定化されるようになっ
ている。また、ホルダー３の後部には前記コネクター７
にはまり合う接続ビンを有している。

さらにホルダー３の前部には立ち上げた取付片３ｂを設
けてあり、レバー４を軸５によって枢着している。前記
レバー４には前記軸５による軸支部のまわりにカム４ａ
と、押出用突片４ｂを一体に設けている。

上記構成において、まず第３図のようにレバー４を軸５
を支点として矢印Ａ方向に回転させる。

次に第４図における回転範囲ａにおいてレバー４と一体
化しているカム４ａが本体シャーシ１の上面に当たり、
ホルダー３の前部を本体シャーシ１より浮き上がらせ、
固定用爪３ａが本体シャーシ１の切り欠き部１ａよりは
ずれ、すなわち係合が解除される。さらに矢印Ｂ方向に
レバー４を回転させると、第５図における回転範囲すに
おいてレバー４の押出用突片４ｂが本体シャーシ１の切
り欠き部１ｂに入り込み、その内側部を押すことになり
、本体シャーシ１のガイドレール２に沿ってホルダー３
が矢印方向へスライドする、これにともなってＨＤＤ６
もスライドし本体シャーシ１とのコネクター７の結合が
解除される。以上のようにレバー４を回転させるという
一連の動作によりＨＤＤ　６の取外しを容易に行うこと
ができる。

なおこの構成は一例であり、レバー等の形状および位置
は適宜変更可能である。

また、実施例におけるカム、レバーの形状および位置を
適宜変更することにより、第４図、第５図における回転
範囲ａ、ｂの調整および、ホルダー３のスライド量の調
整も可能である。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明の磁気記
録装置の着脱装置はカム、押出用突片をもつレバーをホ
ルダーに枢着するという極めて簡単な構成で磁気記録装
置の取付け、取外しの作業能率の向上を図ることができ
、レバーにより取扱いも容易となるので実用上極めて有
利なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例の磁気記録装置
の着脱装置の側面図と正面図、第３図。 第４図および第５図は同取外しの過程を示す側面図、第
６図は同斜視図、第７図は同分解斜視図、第８図および
第９図は従来の磁気記録装置の着脱装置の側面図と正面
図である。 １・・・・・・本体、ｌ　ａ”ｒ・・・・・切り欠き部
、１ｂ・・・・・・切り欠き部、２・・・・・・ガイド
レール、３・・・・・・ホルダー３ａ・・・・・・固定
用爪、４・・・・・・レバー　４ａ・・・・・・カム、
４ｂ・・・・・・押出用突片、５・・・・・・軸、６・
・・・・・磁気記録装置（ＨＤＤ）　、７・・・・・・
コネクター代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名
第 図 第３図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 両側にガイドレールをもち、後端にコネクターを設け、
   前部およびその後方にそれぞれ切り欠き部を有する本体
   シャーシと、弾性を有する板状体よりなり、上部に磁気
   記録装置を取りつけ、後部にはコネクターへの接続体を
   もち、下面には前記後方の切り欠き部に係合し合う固定
   用爪を有し、両側を前記ガイドレールに嵌め合わせて前
   後にスライド自在なホルダーを備え、前記ホルダーの前
   部にレバーを枢結し、前記レバーの枢欠部周辺に本体シ
   ャーシに当接してホルダーを本体シャーシより浮き上が
   らせるカムと、本体シャーシの前方の切り欠き部に嵌ま
   り、かつホルダーを前方にスライドさせる押出用突片を
   設けてなる磁気記録装置の着脱装置。