JPH0447876Y2 - - Google Patents

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JPH0447876Y2
JPH0447876Y2 JP13555085U JP13555085U JPH0447876Y2 JP H0447876 Y2 JPH0447876 Y2 JP H0447876Y2 JP 13555085 U JP13555085 U JP 13555085U JP 13555085 U JP13555085 U JP 13555085U JP H0447876 Y2 JPH0447876 Y2 JP H0447876Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ−1 産業上の利用分野 本考案はバツトコンタクトを備えた高圧負荷開
閉器あるいは遮断器に利用できる接点装置の改良
に係り、特に簡単な構成によつて大きな消弧能力
を得るようにした接点装置に関するものである。 イ−2 従来技術 密閉容器内にバツトコンタクト(接点)をそな
えると共にその容器内にすぐれた消弧性と高い絶
縁性とを有するSF6(六ふつか硫黄)ガスを圧入
した構造のガス開閉器はすでに提案されている。
このガス開閉器はSF6ガス中で早切機構により接
点に併設したアーキングコンタクトを急速に開放
しアーキングコンタクト間で発生するアークを引
き延ばしながら冷却して消弧するものであつて、
一般に並切と呼ばれる消弧方式である。 イ−3 本考案が解決しようとする問題点 ところで、上記消弧方式においては開閉(遮
断)性能を高めようとする場合、SF6ガスの圧力
を高めること、接点の開離スピードを上げること
等により消弧性能を高めることができるほか、 また、上記接点に加えパツフアによる吹付装置
や電磁力によるアーク駆動装置を備えることでも
その目的は達成できる。 しかしながら、これらの方法では依然として
SF6ガス等の消弧媒体を使用することと消弧装置
を備えることが必要なため、密閉容器のシール構
造が一段とむつかしいかつたり、開離スビードを
機械的高めるには限度があつたり、構造が複雑に
なつたり、形状が大形になつたり、著しいコスト
アツプを招いたりする等の問題を持つていた。本
考案はこれらの諸問題を解決するための新規な接
点装置に係るもので、可動接点が固定接点と離間
あるいは接触して電路の開閉を行うようにしたバ
ツトコンタクトにおいて、上記固定接点4と可動
接点7との間にはサイリスタの逆並列すらなる主
体16サイリスタの一方に接続した取付金具兼用
の端子15と、上記電路の開放に際して固定接点
4と可動接点7より開離より遅れて電路を開離す
るようにしたサイリスタの他方に接続する補助接
片13と、さらに可動接点7が固定接点7から離
間あるいは接触する際両接点4,7間で発生する
アークaを検出し而もこの検出したアークaによ
つて上記主体16のサイリスタを点弧させるよう
にした光フアイバー17とを備えた消弧装置12
を電気的に介在させたことを特徴とする高圧負荷
開閉器ないしは遮断器に利用できる接点装置を提
案するものである。 ロ−2 作用 バツト式接点に対し逆並列接続のサイリスタか
らなる消弧装置が電気的に並列に接続されてい
る。そのた電路開放時両接点間でアークが生じか
けてもそのアークを光フアイバーによつて検出
し、この検出した信号によつて直ちにサイリスタ
が導通し、接点間に流れた電流をサイリスタ側に
流すため両接点間は無電圧となつて無アークの状
態で電路は開放される。 ロ−3 実施例 以下、本考案の実施例について第1図乃至第6
図の図面に基づき具体的に説明する。 1はケース2に貫通状態で取り付けた磁器等よ
りなるブツシングであり、ケース内に位置した先
端には接点取付台3が固定されている。この接点
取付台3はブツシング1の中央を挿通するスタツ
ドボルト(特に図示しない)を介して電源側の電
線に接続されている。4は垂直の取付部4aと斜
状の接触部4bとからなるバツトコンタクトの固
定接点4であり、その取付部4aをボルト5によ
り接点取付台3の先端面3aに接続されている。
6は接触部の外周面を囲むようにして設けたコ字
形の鉄片、 また、7はバツトコンタクトの可動接点であ
り、上記の固定接点4の接触部4bと対抗する位
置には耐弧メタルからなる球面状の接触部7aと
その接触部7aの外周面わ囲むようにしてコ字形
の鉄片8とが設けられており、大電流投入時には
両接点に流れる電流によつて両接点4,7の鉄片
6,8が吸引し合つてチヤタリングを防止するよ
うにしている。 9は可動接点7が揺動できるようにネジ状の連
結ピン10とコイルスプリング11によつて連結
した可動導電バーであり、可動接点7とは電気的
に接続されまた、同バー9には可動接点7と固定
接点4とが投入状態にある時後述する消弧装置
2の補助接片13の上部13aに対しその上方よ
り弾力的に接触するステレンス板あるいはリン青
銅板からなる補助接点14を備えている。なお、
上記可動接点7は可動導電バー9を介して終局的
には図示外の負荷側の配電線に接続されている。 また、12は固定接点4に対し取付接続する消
弧装置でありL形の端子15を介して上記固定接
点4の取付部4aにボルト5により吊下状に取付
接続されている。 なお、消弧装置12は第5図に示すように逆並
列に接続したサイリスタ18,18′からなる主
体16と、主体16の一方に接続する上記取付金
具兼用の端子15と、主体一6の他方に接続する
バネ部材例えばステンレス、リン青銅等からなる
リング状の補助接片13と、さらに上記サイリス
タをトリガさせるための光フアイバー17とから
構成されており、上記主体16を固定接点4と可
動接点7との間に電気的に介在させると共に光フ
アイバーは離間時に両接点4,7間で発生するア
ークaを検出できるようにその検出部17aが両
接点間の近傍に位置して取付けられている。 以上の構成からなる接点装置について次に動作
説明する。 第1図は接点の閉路状態を示すもので、電流は
固定接点4と可動接点7との間に流れている。該
状態(第6図のイの状態)より電路を開放すべく
可動接点7を時計方向に動かす。すると両接点
4,7が離間して両者の間にはアークaが発生
し、始める(第3図および第6図のロの状態)。
そのアークaは光フアイバー17の先端の検出部
17aで捕らえられ同フアイバーを通してサイリ
スタ18または18′に伝えられる。ただし、こ
の場合消弧装置12側の補助接片13と可動接点
側の補助接点14とは補助接片()の弾性でもつ
て依然として接続状態にあるため、消弧装置12
への電路が継続して形成されている。すると、上
記検出信号によりサイリスタ18または18′は
導通し、固定接点4−端子15−サイリスタ18
または18′−補助接片13−−補助接点14−
可動接点7・導電バー9の経路で通電がなされ
る。 その結果、固定接点4と可動接点7間は無電圧
となり上記アークaが消滅する。そして電源の位
相が0°または180°となるとサイリスタ18または
18′はオフとなる。そしてさらにこの状態で可
動接点7が継続して動くため今度は可動接点側の
補助接点14が消弧装置12側の補助接片13か
ら離れるが(第6図のハの状態)その時はすでに
無電圧になつているため補助接点14が補助接片
13から離間しても両接点間でアークを発生させ
るようなことはない。 また、電路を閉路する場合においては、可動接
点7は反時計方向に動かす。すると可動接点7の
補助接点14と消弧装置側の補助接片13とが接
触する。この場合、サイリスタ18,18′はオ
フとなつているため不導通にある。そしてさらに
動いて可動接点7が固定接点4に極めて接近する
と両者間において先行放電が発生する。このアー
クは光フアイバー17によつて検出され同フアイ
バーを通つてサイリスタに与えられサイリスタが
オン状態となる。その結果、サイリスタは電流を
分担する。その結果アークは消滅する。そして可
動接点7がさらに動いて固定接点4に完全に接触
すると極間電圧つまりサイリスタの両端に加わる
電圧が0となりサイリスタはオフ状態となる。こ
の状態において、電流は両接点で構成する主回路
に流れる状態となる。 なお、本考案において図示するサイリスタは
6KV級の高圧配電線路に使用できる耐圧を有す
るとともに12.5KAの遮断が行えるようにしたも
ので、負荷開閉器用としてはもう少し口径の小さ
いものを使用する。 ハ 考案の効果 本考案は以上の構成からなり、サイリスタ1
8,18′の逆並列からなる主体16と、そのサ
イリスタの一方に接続する取付金具兼用の端子1
5と、電路開放(両接点離間)時に可動接点7が
離間しても若干の間のサイリスタへの通電回路が
形成されるようにしたサイリスタの他方に接続す
る補助接片13と、両接点4,7間で離間時発生
するアークを検出し、この検出したアークによつ
て主体のサイリスタを点弧するようにした光フア
イバー17とからなる消弧装置12を固定接点4
と可動接点7との間に電気的に介在するようにし
たため、電路の開放つまり両接点の開離に際して
は両接点4,7間でアークが生じかけても予め上
記のごとく介在させておいた消弧装置12のサイ
リスタをそのアークによつて導通させて両接点間
とを無電圧にして上記アークを消弧するため電路
遮断が安全かつ確実に行える。つまり、従来のガ
ス開閉器(遮断器)の場合のように密閉容器内に
消弧性ガスを圧入したりさらにはパツフア吹付装
置やアーク駆動装置等の大形で而も複雑な消弧装
置を使用しなくても安全かつ確実に遮断できる。
また、上記のごとく介在させて使用する消弧装置
は開放の際、両接点間で生ずるアークによつてサ
イリスタを導通させるからアークの発生に対して
サイリスタの導通による消弧作用の遂行をぴつた
り同期させることができ消弧の確実性を高めるこ
とができる。 また、消弧装置は比較的簡単な構造からなり軽
量でもあるためこれにより遮断器(開閉器)全体
の小形軽量化がはかれる等の特長をもつもので実
用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
閉路状態における遮断器の接点装置の正面図、第
2図は第1図において可動接点を除いた状態の右
側面図、第3図は両接点が離間した瞬間の接点装
置の正面図、第4図は両接点の先端における側面
図、第5図は消弧装置の概略回路構成図、第6図
は動作情況の説明図。 4……固定接点、7……可動接点、12……消
弧装置、13……保持切片、14……補助接点、
15……端子、16……主体、17……光フアイ
バー、18,18′……サイリスタ、a……アー
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動接点が固定接点と離間あるいは接触して電
    路の開閉を行うようにしたバツトコンタクトにお
    いて、上記固定接点4と可動接点7との間には、
    サイリスタの逆並列からなる主体16と、サイリ
    スタの一方に接続した取付金具兼用の端子15
    と、上記電路の開放に際して固定接点4と可動接
    点7との開離より遅れて電路を開離するようにし
    たサイリスタの他方に接続する補助接片13と、
    さらに可動接点7が固定接点4から離間あるいは
    接触する際両接点4,7間で発生するアークaを
    検出し而もこの検出したアークaによつて上記主
    体16のサイリスタを点弧させるようにした光フ
    アイバー17とを備えた消弧装置12を電気的に
    介在させたことを特徴とする高圧負荷開閉器ない
    しは遮断器に利用できる接点装置。
JP13555085U 1985-09-04 1985-09-04 Expired JPH0447876Y2 (ja)

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