JPH044786B2 - - Google Patents
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- JPH044786B2 JPH044786B2 JP60213812A JP21381285A JPH044786B2 JP H044786 B2 JPH044786 B2 JP H044786B2 JP 60213812 A JP60213812 A JP 60213812A JP 21381285 A JP21381285 A JP 21381285A JP H044786 B2 JPH044786 B2 JP H044786B2
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- JP
- Japan
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- transmission
- frame
- communication device
- section
- time
- Prior art date
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 58
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 57
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 101100172132 Mus musculus Eif3a gene Proteins 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/407—Bus networks with decentralised control
- H04L12/413—Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection [CSMA-CD]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/40143—Bus networks involving priority mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、小規模な計算機ネツトワークによる
通信方法およびそれに用いる通信装置に関するも
ので、特に通信データ(以下フレームと呼ぶ)を
同時に複数個蓄積することができ、これを順次ネ
ツトワークに送信する時にフレームの送信間隔を
随時変更することにより特定通信局のみがネツト
ワークを占有することが無いようにしたものであ
る。
通信方法およびそれに用いる通信装置に関するも
ので、特に通信データ(以下フレームと呼ぶ)を
同時に複数個蓄積することができ、これを順次ネ
ツトワークに送信する時にフレームの送信間隔を
随時変更することにより特定通信局のみがネツト
ワークを占有することが無いようにしたものであ
る。
小規模な計算機ネツトワークであるLANを構
築する一つの通信方式としてCSMA/CD
(Carrier Sense Multiple Accers with
Collision Dctection)方式がある。この方式は
1本の同軸ケーブルを伝送媒体として使用し、全
通信装置がこの媒体に並列に接続され、媒体上に
他の通信装置による送信信号があるか否かを判断
し送信信号が無い時のみ送信ができ、かつ自局以
外の他の通信装置がほぼ同時に送信を行なつてい
ることを認識した場合には送信を中断し上記送信
信号の有無の判断を再度行なうというものであ
る。
築する一つの通信方式としてCSMA/CD
(Carrier Sense Multiple Accers with
Collision Dctection)方式がある。この方式は
1本の同軸ケーブルを伝送媒体として使用し、全
通信装置がこの媒体に並列に接続され、媒体上に
他の通信装置による送信信号があるか否かを判断
し送信信号が無い時のみ送信ができ、かつ自局以
外の他の通信装置がほぼ同時に送信を行なつてい
ることを認識した場合には送信を中断し上記送信
信号の有無の判断を再度行なうというものであ
る。
この通信方式を実現するための通信装置がLSI
で実装される傾向にある。このLSIの特徴とし
て、複数の送信すべきフレームに関するデータを
あらかじめLSIの制御データとして入力しておく
ことにより連続してフレームを送り出す機能を持
つていることが挙げられる。
で実装される傾向にある。このLSIの特徴とし
て、複数の送信すべきフレームに関するデータを
あらかじめLSIの制御データとして入力しておく
ことにより連続してフレームを送り出す機能を持
つていることが挙げられる。
しかし、このような機能があるとその通信装置
は最小の時間間隔でフレームを送信するように動
作する。したがつてネツトワーク媒体上に最小フ
レーム間時間(以下IFS(Inter Frame Spacing)
時間と呼ぶ)でフレームが相次いで送られている
ことになる。
は最小の時間間隔でフレームを送信するように動
作する。したがつてネツトワーク媒体上に最小フ
レーム間時間(以下IFS(Inter Frame Spacing)
時間と呼ぶ)でフレームが相次いで送られている
ことになる。
一方、ネツトワーク上の他の通信装置において
送信すべきフレームがあると、この通信装置もネ
ツトワークからフレームが消えてからIFS時間で
自分のフレームを送信し始める。この時、2つの
通信装置がほぼ同時にフレームを送信することに
なるので、これらのフレームは衝突し内容が破壊
されてしまい、再度キヤリアセンスからやり直さ
なければならない。このためネツトワークの使用
効率がきわめて低くなつてしまうという問題があ
つた。
送信すべきフレームがあると、この通信装置もネ
ツトワークからフレームが消えてからIFS時間で
自分のフレームを送信し始める。この時、2つの
通信装置がほぼ同時にフレームを送信することに
なるので、これらのフレームは衝突し内容が破壊
されてしまい、再度キヤリアセンスからやり直さ
なければならない。このためネツトワークの使用
効率がきわめて低くなつてしまうという問題があ
つた。
この発明の目的は、複数のフレームを連続して
送り出す機能を有する通信装置において、フレー
ムを送り終つた後次のフレームを送り出すまでの
時間間隔を随時変化させることにより、他の通信
装置が送り出したフレームを破壊することを防
ぎ、ネツトワーク使用効率の低下を防ぐことにあ
る。
送り出す機能を有する通信装置において、フレー
ムを送り終つた後次のフレームを送り出すまでの
時間間隔を随時変化させることにより、他の通信
装置が送り出したフレームを破壊することを防
ぎ、ネツトワーク使用効率の低下を防ぐことにあ
る。
本発明の通信方法は、各通信装置において、フ
レームの送信終了後に、送信延期指示の発生を開
始し、前記送信終了から所定時間が経過したこ
と、または他の通信装置からのフレームを受信終
了したことのいずれか一方の条件が満たされたと
き前記送信延期指示の発生を終了し、前記送信延
期指示の発生が終了したことを条件として次のフ
レームの送信を開始することを特徴とするもので
ある。
レームの送信終了後に、送信延期指示の発生を開
始し、前記送信終了から所定時間が経過したこ
と、または他の通信装置からのフレームを受信終
了したことのいずれか一方の条件が満たされたと
き前記送信延期指示の発生を終了し、前記送信延
期指示の発生が終了したことを条件として次のフ
レームの送信を開始することを特徴とするもので
ある。
本発明の通信装置は、フレームの送信終了後、
外部から与えられた所定時間を計るタイマー部
と、他の通信装置が送信したフレームを受信して
いることを検出するキヤリア検出部と、フレーム
を送信する送信部に対し送信延期を指示する送信
延期フラグ部とを具備し、前記送信延期指示は、
フレームの送信終了時に発生が開始され、タイマ
ー部が前記所定時間を計り終つたこと又はキヤリ
ア検出部におい他の通信装置が送出したフレーム
を受信しているとの検出がなされたことのいずれ
か早い方によつて終了し、送信部においては送信
開始に先立つて該送信延期指示がないことを確認
してからフレームの送信を開始することを特徴と
するものである。
外部から与えられた所定時間を計るタイマー部
と、他の通信装置が送信したフレームを受信して
いることを検出するキヤリア検出部と、フレーム
を送信する送信部に対し送信延期を指示する送信
延期フラグ部とを具備し、前記送信延期指示は、
フレームの送信終了時に発生が開始され、タイマ
ー部が前記所定時間を計り終つたこと又はキヤリ
ア検出部におい他の通信装置が送出したフレーム
を受信しているとの検出がなされたことのいずれ
か早い方によつて終了し、送信部においては送信
開始に先立つて該送信延期指示がないことを確認
してからフレームの送信を開始することを特徴と
するものである。
本発明の実施例を第1図を参照して説明する。
同図で、1はフレームの送信を管理実行する送信
部、2はフレームの送信が終了した後一定時間を
計測するタイマー、3は他の通信装置がフレーム
を送信中であることを検出するキヤリア検出部、
4は送信部1から出力されたフレームをネツトワ
ーク媒体14に送出しまたネツトワーク媒体14
からの信号を受信するためのネツトワークアダプ
ター、5はタイマー2およびキヤリア検出部3の
信号により送信延期信号(以下DELAY信号とい
う)8を発生する送信延期フラグ部である。
同図で、1はフレームの送信を管理実行する送信
部、2はフレームの送信が終了した後一定時間を
計測するタイマー、3は他の通信装置がフレーム
を送信中であることを検出するキヤリア検出部、
4は送信部1から出力されたフレームをネツトワ
ーク媒体14に送出しまたネツトワーク媒体14
からの信号を受信するためのネツトワークアダプ
ター、5はタイマー2およびキヤリア検出部3の
信号により送信延期信号(以下DELAY信号とい
う)8を発生する送信延期フラグ部である。
送信部1においてフレームを送信する時には、
送信に先立つてDELAY信号8を検査し、0であ
れば送信可能と判断し、さらに最小フレーム間時
間経過の条件が満たされているならばフレーム送
信を開始する。一方、DELAY信号8が1であれ
ば0になるまで送信を延期する。またフレームの
送信中は送信中信号(以下TXON信号という)
11を1にし、送信していない期間は0に設定
し、フレームの終了時にTXDONE信号15の線
に〓1”のパルスを出力する。キヤリア検出部3
は、TXON信号11と受信データ信号10が入
力され、TXON信号11が0でありかつ受信デ
ータ信号10にデータが現われてる時に他の通信
装置によるフレームがネツトワーク媒体14に存
在していると判断し、キヤリア検出信号13を出
力する。タイマー2はTXON信号11が入力さ
れ、この信号が1から0に遷移した時、すなわち
フレームの送信が終了した時にタイマーが起動さ
れ、図示しない他の設定手段により設定された時
間(T1時間と呼ぶ)経過後にタイマ信号12の
線に〓1”のパルス信号を出力する。
送信に先立つてDELAY信号8を検査し、0であ
れば送信可能と判断し、さらに最小フレーム間時
間経過の条件が満たされているならばフレーム送
信を開始する。一方、DELAY信号8が1であれ
ば0になるまで送信を延期する。またフレームの
送信中は送信中信号(以下TXON信号という)
11を1にし、送信していない期間は0に設定
し、フレームの終了時にTXDONE信号15の線
に〓1”のパルスを出力する。キヤリア検出部3
は、TXON信号11と受信データ信号10が入
力され、TXON信号11が0でありかつ受信デ
ータ信号10にデータが現われてる時に他の通信
装置によるフレームがネツトワーク媒体14に存
在していると判断し、キヤリア検出信号13を出
力する。タイマー2はTXON信号11が入力さ
れ、この信号が1から0に遷移した時、すなわち
フレームの送信が終了した時にタイマーが起動さ
れ、図示しない他の設定手段により設定された時
間(T1時間と呼ぶ)経過後にタイマ信号12の
線に〓1”のパルス信号を出力する。
送信延期フラグ部にはTXDONE信号15、タ
イマー信号12、キヤリア検出信号13が入力さ
れており、TXDONE信号15はRS形フリツプ
フロツプ(F/F)6のセット入力に接続され、
フレームの送信終了時にDELAY信号8が〓1”
にセットされる。他方、タイマー信号12とキヤ
リア検出信号13はOR回路7で論理和がとら
れ、その出力はRSF/F6のリセツト入力に接
続され、タイマー信号12又はキヤリア検出信号
13のいずれか一方が〓1”の時にDELAY信号
8が〓0”にクリアされる。
イマー信号12、キヤリア検出信号13が入力さ
れており、TXDONE信号15はRS形フリツプ
フロツプ(F/F)6のセット入力に接続され、
フレームの送信終了時にDELAY信号8が〓1”
にセットされる。他方、タイマー信号12とキヤ
リア検出信号13はOR回路7で論理和がとら
れ、その出力はRSF/F6のリセツト入力に接
続され、タイマー信号12又はキヤリア検出信号
13のいずれか一方が〓1”の時にDELAY信号
8が〓0”にクリアされる。
全体の信号の流れを第2図を参照して説明す
る。通信装置が4つのフレーム(A,B,C,
D)を連続して送るものとする。
る。通信装置が4つのフレーム(A,B,C,
D)を連続して送るものとする。
時刻t1においては、DELAY信号8が〓0”で
るので、この通信装置は第1フレームAを送信し
始める。受信データ信号10には送信中のフレー
ムAが表われているが、TXON信号が〓1”で
あるのでキヤリア検出信号13は〓0”のままで
ある。
るので、この通信装置は第1フレームAを送信し
始める。受信データ信号10には送信中のフレー
ムAが表われているが、TXON信号が〓1”で
あるのでキヤリア検出信号13は〓0”のままで
ある。
時刻t2では、フレームの送信が終了したので
TXDONE信号15の線に〓1”のパルスが出力
され、DELAY信号8が〓1”になるとともに、
TXON信号11が〓0”になるのでタイマーが
起動される。DELAY信号8が〓1”になつたの
で、次のフレームBは送信することができない。
TXDONE信号15の線に〓1”のパルスが出力
され、DELAY信号8が〓1”になるとともに、
TXON信号11が〓0”になるのでタイマーが
起動される。DELAY信号8が〓1”になつたの
で、次のフレームBは送信することができない。
時刻t3では、フレームAの送信終了後T1時間が
経過したのでタイマー信号12の線に〓1”のパ
ルスが出力され、DELAY信号8は〓0”にな
る。
経過したのでタイマー信号12の線に〓1”のパ
ルスが出力され、DELAY信号8は〓0”にな
る。
時刻t4では、DELAY信号8が〓0”であり、
かつフレームAの終りからIFS時間経過している
ので次のフレームBを送信し始める。この時の動
作は時刻t1と同じである。
かつフレームAの終りからIFS時間経過している
ので次のフレームBを送信し始める。この時の動
作は時刻t1と同じである。
時刻t5では、フレームBの送信が終了したの
で、タイマー2を起動する。
で、タイマー2を起動する。
時刻t6では、他の通信装置が送出したフレーム
Xを受信しはじめた。この時TXON信号11は
〓0”であるのでキヤリア検出信号13が〓1”
になる。このためDELAY信号8は直ちに〓0”
になる。
Xを受信しはじめた。この時TXON信号11は
〓0”であるのでキヤリア検出信号13が〓1”
になる。このためDELAY信号8は直ちに〓0”
になる。
時刻t7では、フレームXの受信が終了した。こ
のとき、DELAY信号8が〓0”であるので、フ
レームXの終了後IFS時間経過した時刻t8にお
いて第3のフレームCの送信を開始することがで
きる。
のとき、DELAY信号8が〓0”であるので、フ
レームXの終了後IFS時間経過した時刻t8にお
いて第3のフレームCの送信を開始することがで
きる。
時刻t9〜t11の動作は時刻t2〜t4の動作と同じで
ある。
ある。
この時、フレームXの長さがT1時間より短い
場合であつてもフレームXの受信開始時刻t6にお
いてDELAY信号8が〓0”にされているため、
フレームCはフレームBの送信終了からT1時間
が経過する前に送出することが可能である。この
場合、タイマー2の計時終了前にTXON信号が
〓1”となるため、t8〜t9の間で出力されるべき
タイマー信号12は実際には出力されない。
場合であつてもフレームXの受信開始時刻t6にお
いてDELAY信号8が〓0”にされているため、
フレームCはフレームBの送信終了からT1時間
が経過する前に送出することが可能である。この
場合、タイマー2の計時終了前にTXON信号が
〓1”となるため、t8〜t9の間で出力されるべき
タイマー信号12は実際には出力されない。
次に設定すべきT1時間の値について述べる。
第3図はLANにおける信号の伝搬時間と位置
について示しており、横軸方向が距離を示し、縦
軸方向が時間の経過を表わしている。通信装置S
とTはこのLANにおいて最も相互間の距離が離
れているものとする。また、時刻を表わすt4〜
t9,t4′〜t9′は第2図のt4〜t9に対応する。
について示しており、横軸方向が距離を示し、縦
軸方向が時間の経過を表わしている。通信装置S
とTはこのLANにおいて最も相互間の距離が離
れているものとする。また、時刻を表わすt4〜
t9,t4′〜t9′は第2図のt4〜t9に対応する。
まず時刻taにおいて通信装置Sから送信された
フレームB(第2図のフレームBに対応する)は
ネツトワーク媒体内を有限の速度で伝わり通信装
置Tにおいては時刻t4′で受信される。この
(t4′−t4)の時間を最大伝搬遅延時間τと呼ぶ。
したがつて通信装置SにおけるフレームBの送信
の終了(t5)を通信装置Tが検出する時刻t5′は
(t5+τ)になる。
フレームB(第2図のフレームBに対応する)は
ネツトワーク媒体内を有限の速度で伝わり通信装
置Tにおいては時刻t4′で受信される。この
(t4′−t4)の時間を最大伝搬遅延時間τと呼ぶ。
したがつて通信装置SにおけるフレームBの送信
の終了(t5)を通信装置Tが検出する時刻t5′は
(t5+τ)になる。
通信装置TにおいてはIFS時間経過した時刻
t6′においてフレームXの送信を開始し、このフ
レームXはt時間経過した時刻t6に通信装置Sに
おいて受信されることになる。
t6′においてフレームXの送信を開始し、このフ
レームXはt時間経過した時刻t6に通信装置Sに
おいて受信されることになる。
以上のことから
t5=t5+τ
t6′=t5′+IFS=t5+τ+IFS
t6=t6′+τ=t5+2τ+IFS
であるから通信装置Sにおいては、フレームを送
出し終つた後、(2τ+IFS)時間経過しないと最
も離れた通信装置の送り出したフレームを受信す
ることはできないことを意味する。
出し終つた後、(2τ+IFS)時間経過しないと最
も離れた通信装置の送り出したフレームを受信す
ることはできないことを意味する。
したがつてこのフレームXを正常に受信するた
めのT1時間は、T1>(2τ+IFS)を満たすことが
必要である。
めのT1時間は、T1>(2τ+IFS)を満たすことが
必要である。
さらにT1を互いに異なる値にすることにより、
各通信装置のネツトワークの使用に関する優先順
位を変えることができる。一般に、T1を長くす
る程優先順位は低くなる。
各通信装置のネツトワークの使用に関する優先順
位を変えることができる。一般に、T1を長くす
る程優先順位は低くなる。
以上の様に構成したので、たとえば通信装置S
において自らのフレーム送信終了後、T1時間以
内には次のフレームを送出することはできない。
たとえば、第2図においてフレームAのあとフレ
ームBは直ちには送れない。したがつて、フレー
ムの終了を待つて他の通信装置Tから直ちに送り
出されるフレームがこのT1時間以内に通信装置
Sに到着するならば、通信装置Tのフレームが優
先され、このフレームが破壊されることがない。
たとえば第2図においてフレームBのあとに通信
装置TからのフレームXが正常に送られることに
なる。
において自らのフレーム送信終了後、T1時間以
内には次のフレームを送出することはできない。
たとえば、第2図においてフレームAのあとフレ
ームBは直ちには送れない。したがつて、フレー
ムの終了を待つて他の通信装置Tから直ちに送り
出されるフレームがこのT1時間以内に通信装置
Sに到着するならば、通信装置Tのフレームが優
先され、このフレームが破壊されることがない。
たとえば第2図においてフレームBのあとに通信
装置TからのフレームXが正常に送られることに
なる。
従来の例では通信装置SにおいてフレームBを
送り終るとIFS時間だけの遅れでフレームCが送
り出され、ほぼ同時刻に通信装置Tからもフレー
ムXが送り出されていたので二つのフレームは衝
突し、両フレームとも破壊され、衝突のための後
処理時間が必要であつたが、これに対し本発明で
は、衝突が回避され無駄な時間を必要としない。
さらに衝突が起きることによりネツトワーク媒体
が無駄に使用されることがないので、効率よいデ
ータ通信をすることができる。
送り終るとIFS時間だけの遅れでフレームCが送
り出され、ほぼ同時刻に通信装置Tからもフレー
ムXが送り出されていたので二つのフレームは衝
突し、両フレームとも破壊され、衝突のための後
処理時間が必要であつたが、これに対し本発明で
は、衝突が回避され無駄な時間を必要としない。
さらに衝突が起きることによりネツトワーク媒体
が無駄に使用されることがないので、効率よいデ
ータ通信をすることができる。
さらに他の通信装置からのフレームを受信した
後はIFS時間が経過すれば直ちに送り出せるの
で、さらに効率の良いデータ通信をすることがで
きる、等の効果がある。
後はIFS時間が経過すれば直ちに送り出せるの
で、さらに効率の良いデータ通信をすることがで
きる、等の効果がある。
第1図は本発明の通信装置を示すブロツク図、
第2図は本発明を用いた通信装置の動作タイミン
グ図、第3図はネツトワーク上のフレームの伝搬
を示す図である。 1……送信部、2……タイマー部、3……キヤ
リア検出部、4……ネツトワークアダプタ、5…
…送信延期フラグ部。
第2図は本発明を用いた通信装置の動作タイミン
グ図、第3図はネツトワーク上のフレームの伝搬
を示す図である。 1……送信部、2……タイマー部、3……キヤ
リア検出部、4……ネツトワークアダプタ、5…
…送信延期フラグ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 CSMA/CD方式のLANによる通信方法にお
いて、各通信装置において、フレームの送信終了
後に、送信延期指示の発生を開始し、前記送信終
了から所定時間が経過したこと、または他の通信
装置がフレームの送信を終了したことのいずれか
一方の条件が満たされたとき前記送信延期指示の
発生を終了し、前記送信延期指示の発生が終了し
たことを条件として次のフレームの送信を開始す
ることを特徴とする通信方法。 2 CSMA/CD方式のLANを構成する通信装置
において、フレームの送信終了後、外部から与え
られた所定時間を計るタイマー部と、他の通信装
置が送信したフレームを受信していることを検出
するキヤリア検出部と、フレーム送信の制御を行
なう送信部と、該送信部に対し送信延期を指示す
る送信延期部とを具備し、前記送信延期の指示は
フレームの送信終了時に発生が開始され、タイマ
ー部が前記所定時間を計り終つたこと又はキヤリ
ア検出部が検出信号を出したことのいずれか早い
方によつて終了し、送信部においては、最小フレ
ーム間時間を経過しかつ送信延期指示が出力され
ていない時のみフレーム送信を開始することを特
徴とする通信装置。 3 前記所定時間をネツトワーク上で最も離れた
通信装置間を信号が伝わる時間の2倍に最小フレ
ーム間時間を加えた値以上に設定したことを特徴
とする特許請求の範囲第2項記載の通信装置。 4 前記送信延期部は、前記タイマー部が前記所
定時間の計時を終了したときに発生される信号お
よび他の通信装置が送信したフレームを受信して
いることを前記キヤリア検出部が検出していると
きに発生される信号を入力とする論理和回路と、
前記送信部による各フレームの送信の終了時にセ
ツトされ前記論理和回路の出力によりリセツトさ
れるフリツプフロツプとを備えたことを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の通信装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213812A JPS6276341A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 通信方法および装置 |
DE8686113186T DE3667122D1 (en) | 1985-09-27 | 1986-09-25 | Communication method and equipment therefor |
EP86113186A EP0216379B1 (en) | 1985-09-27 | 1986-09-25 | Communication method and equipment therefor |
US07/265,294 US4901311A (en) | 1985-09-27 | 1988-10-26 | Communication method and equipment therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60213812A JPS6276341A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 通信方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276341A JPS6276341A (ja) | 1987-04-08 |
JPH044786B2 true JPH044786B2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=16645439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60213812A Granted JPS6276341A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 通信方法および装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4901311A (ja) |
EP (1) | EP0216379B1 (ja) |
JP (1) | JPS6276341A (ja) |
DE (1) | DE3667122D1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3941476A1 (de) * | 1989-12-15 | 1991-06-20 | Melitta Haushaltsprodukte | Durchlauferhitzer, insbesondere fuer maschinen zur herstellung von bruehgetraenken |
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