JPH0447786Y2 - - Google Patents

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JPH0447786Y2
JPH0447786Y2 JP11630386U JP11630386U JPH0447786Y2 JP H0447786 Y2 JPH0447786 Y2 JP H0447786Y2 JP 11630386 U JP11630386 U JP 11630386U JP 11630386 U JP11630386 U JP 11630386U JP H0447786 Y2 JPH0447786 Y2 JP H0447786Y2
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tape
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reel
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はテープ移送装置に関し、特にカートリ
ツジ内に収納されたテープをリーダーブロツクを
用いて装置側の巻取リールまで案内することによ
り、テープ移送が可能となるテープ移送装置に関
する。
《従来の技術》 第3図は従来の磁気テープ移送装置の概略図、
第4図は第3図に示す巻取リール7のC−C線に
おける断面図を夫々示す。
1は通称IBM3480の磁気テープカートリツジ
と呼ばれるカートリツジであり、そのリーダーブ
ロツク4の左側面には切欠け部9が設けられ、こ
の切欠け部9にカートリツジ1のハブ2に巻回さ
れたテープ3の端部が円柱状の係止ピン10で係
止されることにより、リーダーブロツク4がテー
プ3の先端に設けられる。
また、リーダーブロツク4の先端部には係合溝
11が設けられているが、この係合溝11はテー
プ3の幅方向において幅の狭い第1の部分111
と幅の広い第2の部分112とで形成されている。
一方、装置側において、所要の駆動機構(図示
せず)に連結されたテープ引出しピン12は係合
溝11の形状に対応するよう、先端部が他に比べ
て太い円柱形状からなり、係合溝11に係合して
リーダーブロツク4をカートリツジ1から引出
し、第1のガイドピン51、磁気ヘツド6、第2
のガイドピン52を経由して巻取リール7のハブ
1の凹部8に装着する。
ここで、凹部8の長さはリーダーブロツク4の
長さと略等しく形成されている。
この装着された状態において、テープ引出しピ
ン12は巻取リール7の回転中心となるため、巻
取リール7の回転の際にテープ引出しピン12を
取り外す必要はない。
また、リーダーブロツク4の後端面41はハブ
1と同一の曲率を有するものであり、凹部8に
装着された状態でハブ71の周面と略連続した巻
取面を形成する。
リーダーブロツク4が巻取リール7に装着され
ると、テープ3はリーダーブロツク4と凹部8と
の間の空〓14から外に引き出される格好とな
る。そして、この状態から例えば磁気ヘツド6に
よる記録再生を行うべく、巻取リール7は反時計
方向である矢印A方向に回転駆動されテープ移送
を開始するが、このときテープ3は先ずハブ71
の周面に巻き付いて略1回転した後にリーダーブ
ロツク4の後端面41上に巻き付くことになる。
ところで、かかるテープ移送の開始において、
テープ3がリーダーブロツク4の後端面41に巻
き付く前に、リーダーブロツク4はテープ3の張
設により巻取リール7の凹部8から引き出されよ
うとする力を受けるため、リーダーブロツク4の
後端面41がハブ71の周面から突出しないよう
に、巻取リール7のフランジ72の面とリーダー
ブロツク4が装着される面との間に段差13が設
けられている。
この段差13は、リーダーブロツク4の高さが
テープ3の幅よりも大きく形成されているので、
リーダーブロツク4が凹部8に装着された状態で
フランジ72がテープ3の下面に当接して巻取り
の際にガイド機能を果たすよう、その高さが設定
される。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、かかる段差13を設けると、リ
ーダーブロツク4を凹部8に装着する場合、この
段差13の高さだけテープ引出しピン12を下方
向に移動させる機構が必要となり、構造上複雑に
なる欠点がある。また、上述したごとくリーダー
ブロツク4が引き出されようとするため、凹部8
とリーダーブロツク4間の長さ方向のガタにより
リーダーブロツク4の係合溝11がテープ引出し
ピン12と接触して、巻取リール7の円滑な回転
に支障をきたす欠点がある。
《問題点を解決するための手段》 リーダーブロツクは、リーダーブロツクを巻取
リールのハブに形成された凹部に持ち来すためそ
の先端部に引出しピンが係合される係合溝を備
え、また後端面から先端部に向かつて左側面側に
テープを取り付ける係止部を備え、またその後端
面がハブと略同一曲率を有することにより、リー
ダーブロツクがハブに装着された状態において、
引出しピンが巻取リールの回転中心となり、また
後端面がハブの周面と略連続した巻取面を形成
し、更に巻取リールは、リーダーブロツクとハブ
の係合の後、先ずリーダーブロツクの後端面がテ
ープで覆われるように時計方向に回転駆動され
る。
《作用》 巻取開始時にリーダーブロツクはテープにより
凹部内方向への力を受ける。
《実施例》 第1図は本考案を適用した巻取リールの平面
図、第2図は第1図に示す巻取リールのD−D線
における断面図を夫々示す。
リーダーブロツク4はテープ引出しピン12に
案内されて扇形に形成されたフランジ721の上面
を摺接しながら凹部8に装着される。このフラン
ジ721はリーダーブロツク4が装着される凹部8
の底面と同一の高さに形成してあるため、テープ
3のエツジが当接すべくその高さが設定されてい
るフランジ722に比較して高さが低くなり、フラ
ンジ721とフランジ722間に形成される段差1
5,15はリーダーブロツク4が装着される際の
ガイドとして機能する。
また、巻取リール7はテープ3を巻取るべく時
計方向である矢印B方向に回転駆動される。従つ
て、テープ3はリーダーブロツク4の後端面41
に先ず巻回され、その後にハブ71の周面に巻回
されるので、リーダーブロツク4はテープ3の後
端面41への巻回により巻取リール7の凹部8に
入りこむよう付勢される。
《考案の効果》 本考案によれば、巻取リールのテープ巻取開始
時に、リーダーブロツクはテープによりハブに形
成された凹部方向への力を受けるため、リーダー
ブロツクの突出を防止する段差が不要となる。従
つてテープ引出しピンを下方向に移動させる機構
を設ける必要がなく、構造が簡単化され、また係
合溝がテープ引出しピンと接触することがないた
め、巻取リールの円滑な回転を実現できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した巻取リールの平面
図、第2図は第1図に示す巻取リールのD−D線
における断面図、第3図は従来のテープ移送装置
の概略図、第4図は第3図に示す巻取リールのC
−C線における断面図を夫々示す。 1……カートリツジ、3……テープ、4……リ
ーダーブロツク、41……後端面、6……磁気ヘ
ツド、7……巻取リール、71……ハブ、72,7
21,722……フランジ、8……凹部、11……係
合溝、12……テープ引出しピン、13,15…
…段差、14……空〓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープ先端に設けられたリーダーブロツクを、
    巻取リールのハブの周面から回転中心に向けて形
    成された凹部に係合した後、該巻取リールを駆動
    することによりテープを巻取移送するテープ移送
    装置であり、 前記リーダーブロツクは、前記リーダーブロツ
    クを前記凹部に持ち来たすためその先端部に引出
    しピンが係合される係合溝を備え、また後端面か
    ら先端部に向かつて左側面側に前記テープを取り
    付ける係止部を備え、またその後端面が前記ハブ
    と略同一曲率を有することにより、前記リーダー
    ブロツクが前記ハブに装着された状態において、
    前記引出しピンが前記巻取リールの回転中心とな
    り、また前記後端面が前記ハブの周面と略連続し
    た巻取面を形成するものであり、 前記巻取リールは、前記リーダーブロツクとハ
    ブの係合の後、先ず前記リーダーブロツクの後端
    面が前記テープで覆われるように時計方向に回転
    駆動されることを特徴とするテープ移送装置。
JP11630386U 1986-07-29 1986-07-29 Expired JPH0447786Y2 (ja)

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JP11630386U JPH0447786Y2 (ja) 1986-07-29 1986-07-29

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Publication Number Publication Date
JPS6324783U JPS6324783U (ja) 1988-02-18
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