JPH0447770A

JPH0447770A - カメラ一体型ｖｔｒの操作装置

Info

Publication number: JPH0447770A
Application number: JP2155304A
Authority: JP
Inventors: Hidemi Sasaki; 英美佐々木
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1990-06-15
Filing date: 1990-06-15
Publication date: 1992-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、カメラ一体型ＶＴＲの操作装置に関する。

〈従来の技術〉従来より、カメラ一体型ＶＴＲにはビューファインダー
として一般に小型のＣＲＴが使用されている。このＣＲ
Ｔには数キロボルトの高圧が使用されることから、安全
対策が必要であり、国によっても違うが、法律により厳
しい規制を設けている所もある。

この為、ＣＲＴを収納するビューファインダーの筐体は
、ＶＴＲ本体とは別体の筐体が用いられ、この筐体材料
としては、充分耐熱性、難燃性のあるものが使用されて
いる。

また、ビューファインダーであるＣＲＴが万一発火した
場合に、ＶＴＲ本体にまで延焼しないように、ビューフ
ァインダーとＶＴＲ本体との間の電気的な結線はできる
だけ少なくされている。

〈発明が解決しようとする課題〉近年、カメラ一体型ＶＴＲの小型化が要請され、電気系
統、機械的メカニズムの小型化が達成されている。

ところが、ビューファインダーは直接、人が覗き込んで
観察するものであるので、人の目の大きさ以下には小型
化できなかった。

また、ビューファインダーはカメラ一体型ＶＴＲの中心
的位置にあるにもかかわらず、他の用途、目的に利用さ
れておらず、言わばデッドスペースになっていた。

そこで、このビューファインダーにリモコン送信機を着
脱自在な構成とすることができれば、非常に便利となる
。つまり、リモコン送信機を使用しない場合は、リモコ
ン送信機をビューファインダーに装着できて携帯性が良
くなり、また、リモコン送信機をビューファインダーか
ら取り外せば、カメラ一体型ＶＴＲのリモコン受光部に
赤外光を送信して遠隔操作することができる。

また、このビューファインダーに操作スイッチを設けて
も、小型化、軽量化に寄与する利点がある。

しかし、ビューファインダーに操作スイッチを設けるた
場合に、その信号を伝達する為にビューファインダーと
ＶＴＲ本体との間で電気的な結線を設けると、ビューフ
ァインダーが万一発火した場合に、その電気的な結線を
介してＶＴＲ本体に延焼が広がる虞がある。また、ビュ
ーファインダーは観察方向を自由に変えられるように、
ＶＴＲ本体に回動自在に装着されているので、その回動
に伴い電気的な結線が疲労して損傷する虞がある。

また、リモコン送信機をビューファインダーに装着した
状態で、直接操作できるようにする為に、例えばビュー
ファインダーとＶＴＲ本体との間で電気的な結線を設け
る場合にも上記と同様な問題がある。

尚、ビューファインダーとして、ＣＲＴに代えて液晶を
使用することも考えられるが、液晶の高密度化が充分で
ない為に、ビューファインダーが大型化する問題がある
。

本発明は、上記従来技術に鑑みて成されたものであり、
ビューファインダーにリモコン送信機を着脱自在に装着
し、或いは操作スイッチを設けるた場合に常にワイヤレ
スで操作可能なカメラ一体型ＶＴＲの操作装置を提供す
ることを目的とする。

〈課題を解決するための手段〉斯かる目的を達成する本発明の第一の構成はＶＴＲ本体
に対してビューファインダーが回動自在に装着されたカ
メラ一体型ＶＴＲにおいて、前記ビューファインダーに
リモコン送信機が着脱自在に装着されると共に前記ＶＴ
Ｒ本体にはリモコン受光部が設けられ、該リモコン受光
部は前記ＶＴＲ本体に装着された状態の前記リモコン送
信機の発光部に対向して配置されることを特徴とする。

また、前記リモコン受光部は、手動により受光方向を変
えることができることができれば、−層好適である。

また、上記目的を達成する本発明の第二の構成はＶＴＲ
本体に対してビューファインダーが回動自在に装着され
たカメラ一体型ＶＴＲにおいて、前記ビューファインダ
ーに操作スイッチを配列すると共に前記ＶＴＲ本体とビ
ューファインダーが回動自在に装着された回動中心部の
内部において、前記操作スイッチからの信号を無接触で
信号を送信する送信機と、該送信機からの信号を受信す
る受信機を対向して配置することを特徴とする。

〈作用〉ビューファインダーにリモコン送信機を着脱自在に装着
し、且つリモコン受光部を、ＶＴＲ本体に装着された状
態の前記リモコン送信機の発光部に対向して配置すると
、リモコン送信機とリモコン受光部に対して常にワイヤ
レスで信号を送信することができ、ビューファインダー
とＶＴＲ本体との間の電気的な結線が不要となる。

また、ビューファインダーに操作スイッチを設け、且つ
のＶＴＲ本体とビューファインダが回動自在に装着され
た回動中心部の内部において、前記操作スイッチからの
信号を無接触で信号を送信する送信機と、該送信機から
の信号を受信する受信機を対向して配置すれば、送信機
から常にワイヤレスで信号を送信するとこができ、ビュ
ーファインダーとＶＴＲ本体との間の電気的な結線が不
要となる。

〈実施例〉以下、本発明について、図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。

第１図に、本発明の第１の実施例を示す。同図に示すよ
うに、カメラ一体型ＶＴＲにおいては、ＶＴＲ本体１に
ズームレンズ２、各種素ボタン３が設けられるほか、円
筒状のビューファインダー４が回動自在に取り付けられ
ている。

ここで、ビューファインダー４としては高電圧のＣＲＴ
等が使用されるので、安全対策上、その筐体としては耐
熱性、難燃性の材料が使用されている。

このビューファインダー４の上面には、リモコン送信機
５が着脱自在に装着されている。このリモコン送信機５
には、各種の操作スイッチ５ａ、発光部５ｂ及び操作ス
イッチ５ａの操作により発光部５ｂを作動させる為の電
気回路（図示省略）が設けられている。操作スイッチ５
ａとしては、例えば録画スイッチ、早送り、巻き戻し、
再生等のスイッチである。また、発光部５ｂは、前方、
即ち、ビューファインダ５の接眼レンズに対して反対方
向に取り付けられている。

一方、ＶＴＲ本体１には、リモコン受光部６がビューフ
ァインダー４に装着されたリモコン送信機５の発光部５
ａに対向する位置に配置されている。つまり、リモコン
受光部６の受光面６ａは発光部５ｂに向かい合うように
、後ろ向きとなっている。従って、リモコン送信機５を
ビューファインダー４に装着した状態で、リモコン送信
機５の操作スイッチ５ａを操作すると、その発光部５ｂ
から出射した赤外光がリモコン受光部６の受光面６ａに
入射することとなる。

この為、リモコン送信機５をビューファインダ４に装着
した状態でも、ワイヤレスで操作さぜることか可能であ
り、その為にＶＴＲ本体本体ビューファインダー４との
間では、電気的な結線は不要となる。

また、第２図に示すようにビューファインダー４を上向
きに回動させても、リモコン受光部６は発光部５ｂの射
程距離内であるので、上記と同様に操作できる。

尚、第３図に示すようにリモコン送信機５をビューファ
インダー４から取り外すせば、遠隔操作することができ
る。この場合には、リモコン受光部６を手動で回動自在
な構成としておき、リモコン受光部６の受光面６ａを前
方に向けて受光方向を変えるようにすると良い。

上記実施例では、ビューファインダー４にリモコン送信
機５を着脱自在に装着していたが、本発明は、これに限
るものではなく、第４図に示すように、ビューファイン
ダーに操作スイッチを一体に設けるようにしてもよい。

即ち、第４図にビューファインダー１１がＶＴＲ本体１
２に回動自在に装着した回動中心部を示すように、ビュ
ーファインダー１１の基端部に設けられた環状突起１１
ａがＶＴＲ本体１２の孔１２ａに回動自在に嵌合され、
その環状突起１１ａの先端部には位置決めリング１３が
螺着されている。環状突起１１ａの中心部は赤外光を透
過する透明部材１４が設けられている。

この透明部材１４を３本の電気的結線が貫通しているが
、これはＣＲＴの電源用が２本、信号用が１本である。

また、ビューファインダー１１には再生スイッチ、録画
スイッチ等の操作スイッチ１５が設けられると共に環状
突起１１ａの透明部材１４に対向する赤外発光ダイオー
ド１６が設けられ、更に、前記操作スイッチ１５の操作
により、この赤外発光ダイオード１６を発光させる為の
電気回路１７が設けられている。

一方、ＶＴＲ本体１２には前記透明部材Ｉ４を介して前
記赤外発光ダイオード１６に対向する受光センサ１８が
設けられている。

従って、前記赤外発光ダイオードから出射された赤外光
は透明部材１４を透過して、受光センサ１８に受光され
ることになる。

本実施例では、上記実施例と異なり、遠隔操作はできな
いが、操作スイッチ１５をビューファインダー１１に設
けたので、小型化に寄与するだけでなく、操作スイッチ
１５のレイアウトに柔軟性を持たせることができる。ま
た、赤外発光ダイオード１６．受光センサ１８により非
接触、つまりワイヤレスで操作スイッチ１５がらの信号
をＶＴＲ本体１２側に送ることができするので、電気的結線が不要となり、信頼性、安全性が高
まる。

尚、上記赤外発光ダイオード１６としては、外部に光が
漏れないので、微弱光を発光できれば良い。

また、透明部材１４は安全性に鑑みて、高電圧に耐える
難燃材であるとこが望ましい。

〈発明の効果〉以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本発
明では、ビューファインダーにリモコン送信機を装着し
、或いは操作スイッチを設けたので、携帯性、操作性、
小型化を一層向上させることができる。また、ビューフ
ァインダーとＶＴＲ本体との間での電気的な結線が不要
なため、ビューファインダーを回動させても、その電気
的な結線が疲労により破損することはない。更に、ビュ
ーファインダーとして使用されるＣＲＴ等が万一発火し
た場合でも、ＶＴＲ本体に延焼する虞が少なく、安全対
策上有利である。

■

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の第一の実施例にかかるカメラ一体型Ｖ
ＴＲの操作装置の斜視図、第２図はビューファインダー
を上向きに回動させた状態を示すカメラ一体型ＶＴＲの
操作装置の斜視図、第３図はリモコン送信機により遠隔
操作されるカメラ一体型ＶＴＲの操作装置の斜視図、第
４図は本発明の第二の実施例にかかるカメラ一体型ＶＴ
Ｒの操作装置の断面図である。図面中、１．１２はＶＴＲ本体、２はズームレンズ、３は操作ボタン、４．１１はビューファインダー５はリモコン送信機、５ａ、１５は操作スイッチ、５ｂは発光部、６はリモコン受光部、６ａは受光面、１１ａ環状突起、３は位置決めリング、４は透明部材、６は赤外発光ダイオード、７は電気回路、８は受光センサである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ＶＴＲ本体に対してビューファインダーが回動自
在に装着されたカメラ一体型ＶＴＲにおいて、前記ビュ
ーファインダーにリモコン送信機が着脱自在に装着され
ると共に前記ＶＴＲ本体にはリモコン受光部が設けられ
、該リモコン受光部は前記ＶＴＲ本体に装着された状態
の前記リモコン送信機の発光部に対向して配置されるこ
とを特徴とするカメラ一体型ＶＴＲの操作装置。
（２）前記リモコン受光部は、手動により受光方向を変
えることができることを特徴とする請求項（１）記載の
カメラ一体型ＶＴＲの操作装置。
（３）ＶＴＲ本体に対してビューファインダーが回動自
在に装着されたカメラ一体型ＶＴＲにおいて、前記ビュ
ーファインダーに操作スイッチを配列すると共に前記Ｖ
ＴＲ本体とビューファインダーが回動自在に装着された
回動中心部の内部において、前記操作スイッチからの信
号を無接触で信号を送信する送信機と、該送信機からの
信号を受信する受信機を対向して配置することを特徴と
するカメラ一体型ＶＴＲの操作装置。