JPH0447656Y2 - - Google Patents

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JPH0447656Y2
JPH0447656Y2 JP8250486U JP8250486U JPH0447656Y2 JP H0447656 Y2 JPH0447656 Y2 JP H0447656Y2 JP 8250486 U JP8250486 U JP 8250486U JP 8250486 U JP8250486 U JP 8250486U JP H0447656 Y2 JPH0447656 Y2 JP H0447656Y2
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JP
Japan
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waterproof cover
gas
hole
water
float
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JP8250486U
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JPS62195754U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、雨水等によりガス検知器が設置し
てある個所の水面が上昇してもガス検知器が浸水
するのを防止したガス検知器用防水装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、地下ピツト、マンホール、トンネル等の
中で発生したメタンガス等のガスの発生を検知し
たり、酸素の欠乏を検知したりするためにガス検
知器を設置しているが、大雨等があるとガス検知
器の設置場所の水位が零であつたものが急上昇し
たりして、ガス検知器が水没し使用不能になり、
その都度交換しなければならず、多額の費用と手
数を要するという欠点があつた。
これを解決するものとして第2図に示すような
防水装置を先に提案した。
第2図において、1はガス検知器、2はこのガ
ス検知器1の取付具、3は電線管、4はフレキシ
ブルフイツテング、5は防水カバーで、上端側が
閉そく5aされ、下端部が開口部5bとなつてお
り、ガス検知器1に被冠されている。6はカバー
取付金具、7,8は取付ボルト、9は床面であ
る。
この構成によれば、たとえ水位が上つてW1
なつても防水カバー5内の空気が水Wに圧縮さ
れ、このために水Wは防水カバー5内に入ること
ができず、ガス検知器1は浸水することはない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第2図の従来のガス検知器用防水装置
では、防水カバー5の上端側が閉そく5aされて
いるので、メタン等のガスが発生して防水カバー
5内に入ると、ガス検知器1が作動するが、一旦
防水カバー5内に入つたガスは防水カバー5の内
部で溜つたまま抜けず、周囲のガス濃度が低くな
つても、警報状態が長時間接続するという問題点
があつた。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、出水等による水位の上昇に伴うガス
検知器の浸入を防止するのみでなく、ガス等を迅
速に防水カバーから抜くことができるようにした
ガス検知器用防水装置を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるガス検知器用防水装置は、上
端側が閉そくされ下端側が開口された防水カバー
をガス検知器に被冠して固定するとともに、防水
カバーの上端側に透孔を形成し、防水カバーの下
端側の開口部から浸入する水によつて浮上する浮
きを設け、さらにこの浮きの上昇に連動して透孔
を密閉する弁を設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、水のない通常の状態では
浮きが下つて弁が開き、防水カバーの透孔は密閉
されないので、防水カバー内に入つたガスはその
ガスがメタン等のように比重の軽いガスであつて
も透孔から上昇して抜け残留しない。また水が出
て防水カバー内に入ろうとすると浮きが上昇し、
これに連動して弁が透孔を密閉するので、防水カ
バー内の空気の圧力によつて水が浸入できず、ガ
ス検知器が浸水することはない。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す一部破断側
面図で、第2図と同一符号は同一部分を示す。
この図で、10は透孔で、防水カバー5の上端
側に設けられる。11は前記透孔10を開閉する
弁で、その下方には回転自在の水平のレバー12
が取り付けられ、このレバー12には鉛直に上下
動するレバー13が回動自在に取り付けられ、さ
らにその下端部には浮き14が取り付けられてい
る。またレバー12はカバー取付金具6と一体に
形成された支持金具15に回動自在に設けられて
いる。
上記のように構成されたこの考案の実施例にお
いて、通常は水Wがなく浮き14は実線のように
下方へ下がつているので、空気やメタンガス等の
ガスGが開口部5bから入つて防水カバー5内を
上昇し、透孔10から上方へ抜ける。その途中で
ガス検知器1がガスGを検知する。したがつて防
水カバー5内にガスGが残留することがない。
一方、水Wが出て防水カバー5の開口部5bか
ら入ろうとすると、その水位W2になるまでは浮
き14は次第に上昇し、水位W2になるとレバー
13を介してレバー12が反時計方向に回動する
ので弁11が二点鎖線で示す位置に上昇し、透孔
10を密閉する。そして防水カバー5の外側の水
位がW1になつても内部の水位W2はわずかに上昇
するだけである。これは弁11によつて透孔10
が密閉されたためであり、以後は第2図の先に提
案した防水カバー5と同じ作用となる。したがつ
て、ガス検知器1への浸水が防止される。
その後、水Wが流れ去れば、浮き14も実線の
位置に下降し、レバー13を介してレバー12が
時計方向に回動して弁11を実線の位置に下降さ
せ、密閉状態を解除するので、再びガスGは透孔
10から抜けることができるようになる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、上端側が閉そ
くされ下端側が開口された防水カバーをガス検知
器に被冠して固定するとともに、防水カバーの上
端側に透孔を形成し、防水カバーの下端側の開口
部から浸入する水によつて浮上する浮きを設け、
さらにこの浮きの上昇に連動して透孔を密閉する
弁を設けたので、水が出ない通常のときは、空気
やガスが防水カバー内を抜けることができ、たと
えガスが防水カバー内に入つても残留することが
なく、警報状態が長時間続くという心配がない。
そのためガスを吹きかけて点検を行つても後の処
理を何ら必要としない。また水が出て水位が上昇
したときは浮きにより弁が連動して透孔を密閉す
るので、防水カバー内に水が浸入することがな
く、ガス検知器の浸水を防止することができる等
の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部破断側
面図、第2図は先に提案した防水カバーを説明す
るための一部破断側面図である。 図中、1はガス検知器、2は取付具、5は防水
カバー、10は透孔、11は弁、12,13はレ
バー、14は浮き、Wは水、Gはガスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端側が閉そくされ下端側が開口された防水カ
    バーをガス検知器に被冠して固定するとともに、
    前記防水カバーの上端側に透孔を形成し、前記防
    水カバーの下端側の開口部から浸入する水によつ
    て浮上する浮きを設け、さらにこの浮きの上昇に
    連動して前記透孔を密閉する弁を設けたことを特
    徴とするガス検知器用防水装置。
JP8250486U 1986-06-02 1986-06-02 Expired JPH0447656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8250486U JPH0447656Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8250486U JPH0447656Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62195754U JPS62195754U (ja) 1987-12-12
JPH0447656Y2 true JPH0447656Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=30935224

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JP8250486U Expired JPH0447656Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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JPS62195754U (ja) 1987-12-12

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