JPH0447612Y2 - - Google Patents

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JPH0447612Y2
JPH0447612Y2 JP1982153933U JP15393382U JPH0447612Y2 JP H0447612 Y2 JPH0447612 Y2 JP H0447612Y2 JP 1982153933 U JP1982153933 U JP 1982153933U JP 15393382 U JP15393382 U JP 15393382U JP H0447612 Y2 JPH0447612 Y2 JP H0447612Y2
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JP
Japan
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test
load shedding
data
program
hydroelectric power
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JP1982153933U
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JPS5958319U (ja
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水力発電所用試験装置に関する。
一般に、水力発電所においては、水車・発電機
用設備の安全を確認するために負荷遮断試験を行
なつている。
すなわち、負荷遮断試験及び効率測定に必要な
データを測定するための測定器を各所に配置し、
その測定器ごとに測定者を配備し、各試験ごとに
データを集計し、その試験の正確性を確保するよ
うにしている。
しかし、上記従来の試験方法にあつては、試験
手順が煩雑であるとともに試験結果の信頼性が低
いという問題がある。すなわち、水力発電所内の
データ測定場所が互に離散しており、同時にデー
タ取りしなければならないので、通常10人程度の
測定人員を必要とする。また同時にデータ取りを
する必要から電話、ベル等の合図用装置が必要と
なる。またデータ取りに際しては、オシログラム
を用い、これに現われるピーク値を瞬間的に読取
らなければならないので、測定者として非常に熟
練が要求される。この場合、オシログラムの表示
を定規等で測定者が測るのであるから、熟練者と
いえどもある程度の測定誤差を生じ、まして経験
の浅い測定者が測定した場合にはその測定誤差は
無視し得ないものとなり、試験結果の信頼性が低
くなる。
この他、試験前にオシログラムを1つづつ較正
しなければならないので、この較正作業が煩雑で
あり、また各試験ごとにデータ集計することも煩
雑さの原因となつている。
本考案は、上記従来の問題点を着目してなされ
たもので、水力発電所用試験において、その試験
を容易に実行することができるとともに、試験結
果の信頼性を向上することができる試験装置を提
供することを目的とするものである。
本考案は、水力発電所における各種データを検
出する各種センサと、上記水力発電所の負荷遮断
用プログラムおよび上記水力発電所の効率測定用
プログラムを記憶する外部記憶装置と、上記各種
センサからのデータに基づいて、上記負荷遮断用
プログラムおよび上記効率測定用プログラムを実
行する演算装置と、上記演算装置による負荷遮断
試験および効率試験の試験結果を表または特性図
によつて表示する表示装置と、上記外部記憶装
置、上記演算装置および上記表示装置を制御する
とともに、負荷遮断試験の開始から所定時間後に
遮断装置に遮断指令を送る制御装置とを有するこ
とを特徴とするものである。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本考案
を詳述する。第1図は本考案の一実施例を示すブ
ロツク図、第2図は上記実施例をより具体的に示
したブロツク図である。
図中、各種センサ10は、水力発電所における
各種データを検出するものであり、この各種セン
サ10としては、発電機の電圧、電流、回転をそ
れぞれ検出する電流検出センサ11、電圧検出セ
ンサ12、回転検出センサ13、調速機の開度を
検出する開度検出センサ14、水槽水位センサ1
5、放水庭水位センサ16、鉄管水圧センサ1
7、流量センサ18が含まれる。外部記憶装置2
0は、負荷遮断用プログラム及び効率測定用プロ
グラムを記憶するものであり、制御装置50から
の信号を演算装置30を介して受けて、それらの
ブログラムを演算装置30に送るものである。ま
た、外部記憶装置20は、試験が終了したときに
得られたデータをも記憶することができるもので
ある。
演算装置30は、前記のように、各種センサ1
0からのデータに基づいて外部記憶装置20から
のプログラムを実行するものである。表示装置4
0は、タイプライタ41及びX・Yプロツタ42
等から構成されるもので、演算結果を表または特
性図によつて表示するものである。
制御装置50は、外部記憶装置20と演算装置
30と表示装置40とを制御するものである。こ
の演算装置30と制御装置50とが一般にいうコ
ンピユータを構成するものである。
各種センサ10には、電流検出センサ11と電
圧検出センサ12のようにアナログ信号としてデ
ータを取るものと、デジタル信号としてデータを
取るものがある。アナログ信号データを取つたも
のは、最終的には、デジタル信号に交換される。
すなわち、電力変換器71、電流信号変換器7
2、電圧信号変換器73を介してまずアナログマ
ルチプレクサ74にその信号を送り、その後に
A/D変換器75によつて、デジタル信号を変換
されるようになつている。電流検出センサ11か
らの信号が零になつたときは遮断されているので
あるから、これを検出するために遮断検出器76
が設けられ、この出力信号が演算装置30に、デ
ジタル割込み入力として印加されるようになつて
いる。
センサ13〜18のようにデジタル信号として
データを取るセンサの出力信号は、デジタルマル
チプレクサ77を介して演算装置30に供給され
る。この演算装置30には、半導体の内部メモリ
31が内蔵されている。
また、制御装置50は、外部機器駆動回路61
を介して、ベル62及び遮断装置60を作動する
ようになつている。なお、遮断装置60は、水力
発電機の負荷を遮断するものであり、外部機器駆
動回路61を介して制御装置50から受けた遮断
指令に応じて、水力発電機の負荷を遮断するもの
である。
次に上記実施例の動作について説明する。尚、
第3図は上記実施例のフローチヤートを示す図で
ある。まず、図示しない起動スイツチを作動する
と、演算装置30が外部記憶装置20から負荷遮
断用プログラム及び効率測定用プログラムをロー
ドする。そして設定処理として、日時、気温、各
機器の定格を図示しないキーボードから入力す
る。この後に試験合図としてベル62を鳴らす。
この次に、各種センサ10から順次データを取込
み、そのデータを内部メモリ31としての半導体
メモリに格納しておく。
このときから所定時間後に、外部機器駆動回路
61から遮断指令が送られて、水力発電機の負荷
が切り離される。そして、遮断後の各データが取
込まれ、これに引続いて各種演算が実行される。
すなわち、各データについての最大値、変動値、
変動率等が計算される。その他、ガイドベーン不
動時間、ガイドベーンの閉鎖時間、停止時静水圧
も計算される。尚、上記計算は、JEC(電気規格
調査会標準規格)157及びJEC151の計算式によつ
て行なつている。
これらの計算が終了すると、まずタイプライタ
41によつて試験結果の速報が印字され、X・Y
プロツタ42によつて表、特性図が描かれる。こ
のように、上記実施例によれば、水力発電所の一
連の試験が自動的になされるので、その試験が極
めて容易なものとなる。また、各演算処理をデジ
タル的に行なつているので、試験結果が正確であ
る。
さらに上記試験結果のデータが、デジタル的に
外部記憶装置20に記憶されるので、この記憶デ
ータを容易に利用することができ、後日作表、作
図が極めて容易となる。
第4図は、上記実施例を使用して負荷遮断を行
なつた場合の特性図を一例として示したものであ
る。
本考案によれば、まず、各種センサからのデー
タに基づいて、負荷遮断用プログラム、効率測定
用プログラムを実行し、この実行した負荷遮断試
験、上記効率の試験結果を表または特性図によつ
て表示するので、上記各試験が自動的に行なわ
れ、試験合図、データ取り、作図等に人員を要せ
ず、上記負荷遮断試験、効率試験を容易に行なう
ことができるという効果を奏し、また、データ取
りの不慣れ等による試験効果の信頼性低下を心配
することがないので、試験結果の信頼性が高いと
いう効果を奏する。また、上記負荷遮断試験の開
始から所定時間後に、遮断装置に遮断指令を送
り、遮断装置を自動的に遮断するので、この点か
らも負荷遮断試験の省力化を実現できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は上記実施例をより具体的に示したブロツ
ク図、第3図は上記実施例のフローチヤート、第
4図は上記実施例を使用して負荷遮断を行なつた
場合の一例を特性図で示したものである。 10……各種センサ、20……外部記憶装置、
30……演算装置、40……表示装置、50……
制御装置、60……遮断装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水力発電所における各種データを検出する各種
    センサと、 上記水力発電所の負荷遮断用プログラムおよび
    上記水力発電所の効率測定用プログラムを記憶す
    る外部記憶装置と、 上記各種センサからのデータに基づいて、上記
    負荷遮断用プログラムおよび上記効率測定用プロ
    グラムを実行する演算装置と、 上記演算装置による負荷遮断試験および効率試
    験の試験結果を表または特性図によつて表示する
    表示装置と、 上記外部記憶装置、上記演算装置および上記表
    示装置を制御するとともに、負荷遮断試験の開始
    から所定時間後に遮断装置に遮断指令を送る制御
    装置と、 を有することを特徴とする水力発電所用試験装
    置。
JP15393382U 1982-10-08 1982-10-08 水力発電所用試験装置 Granted JPS5958319U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15393382U JPS5958319U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 水力発電所用試験装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15393382U JPS5958319U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 水力発電所用試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5958319U JPS5958319U (ja) 1984-04-16
JPH0447612Y2 true JPH0447612Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=30340416

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JP15393382U Granted JPS5958319U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 水力発電所用試験装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027585A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Hitachi Ltd 回転体の振動監視方法及びその装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529367A (en) * 1978-08-24 1980-03-01 Danrei Co Ltd Washing tool that utilize hydraulic power
JPS5667711A (en) * 1979-11-07 1981-06-08 Hitachi Ltd Controlling method for experimetal parameter setting guidance

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5529367A (en) * 1978-08-24 1980-03-01 Danrei Co Ltd Washing tool that utilize hydraulic power
JPS5667711A (en) * 1979-11-07 1981-06-08 Hitachi Ltd Controlling method for experimetal parameter setting guidance

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JPS5958319U (ja) 1984-04-16

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